JP2006336769A - 同期装置のスリーブスプライン構造 - Google Patents

同期装置のスリーブスプライン構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006336769A
JP2006336769A JP2005162675A JP2005162675A JP2006336769A JP 2006336769 A JP2006336769 A JP 2006336769A JP 2005162675 A JP2005162675 A JP 2005162675A JP 2005162675 A JP2005162675 A JP 2005162675A JP 2006336769 A JP2006336769 A JP 2006336769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
inclined surface
tooth portion
sleeve
synchronizer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2005162675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006336769A5 (ja
Inventor
Manabu Hashimoto
橋本  学
Shinji Ogawa
真治 小川
Koji Naito
浩二 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005162675A priority Critical patent/JP2006336769A/ja
Priority to PCT/JP2006/311163 priority patent/WO2006129830A1/en
Priority to CNA2006800195554A priority patent/CN101189443A/zh
Priority to EP06747143A priority patent/EP1886039B1/en
Priority to KR1020077030724A priority patent/KR100941908B1/ko
Priority to DE602006017539T priority patent/DE602006017539D1/de
Priority to US11/444,485 priority patent/US7533592B2/en
Publication of JP2006336769A publication Critical patent/JP2006336769A/ja
Publication of JP2006336769A5 publication Critical patent/JP2006336769A5/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
    • F16D2023/0656Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
    • F16D2023/0668Details relating to tooth end or tip geometry
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19284Meshing assisters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

【課題】 同期作用時の面圧の低下を図ることができる同期装置のスリーブスプライン構造を提供する。
【解決手段】 同期装置200のスリーブスプライン構造は、加速時の同期用の第一歯部161と、減速時の同期用の第二歯部261と、ギアピースの歯部間に挿入されやすい形状の第三歯部361とを有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、同期装置のスリーブスプライン構造に関し、より特定的には、手動変速機で用いられる同期装置のスリーブスプライン構造に関するものである。
従来、同期装置のスリーブスプライン構造は、たとえば特開平8−42596号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平8−42596号公報
特許文献1では、同期装置のスリーブスプラインにおいて、大きなチャンファ角の同期専用歯と、小さなチャンファ角のギアピース押分け専用歯とを有する構造が開示されている。
しかしながら、従来技術では噛合い長さを確保するためにスプライン歯の厚みを小さくした場合、スプラインチャンファ接触面積も小さくなり、同期作動時の面圧が高くなるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、同期作用時の面圧の低減が可能な同期装置のスリーブスプライン構造を提供することを目的とする。
この発明に従った同期装置のスリーブスプライン構造は、ハブスリーブとギアピースとの間にシンクロナイザリングを介在させる同期装置のハブスリーブに設けられるスリーブスプライン構造であって、シフトアップ時の同期用の第一歯部と、シフトダウン時の同期用の第二歯部と、ギアピースの歯部間に挿入されやすい形状の第三歯部とを有する。
このように構成された同期装置のスリーブスプライン構造では、シフトアップ時の同期用の第一歯部と、シフトダウン時の同期用の第二歯部と、ギアピースの歯部間に挿入されやすい第三歯部とに分けることにより、スプライン歯圧を小さくした場合であっても、スプラインチャンファの接触面積の確保が可能であり、同期作用時の面圧を低減することができる。
好ましくは、第一歯部は、シンクロナイザリングがハブスリーブに対して第一の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第一長傾斜面と、第一の長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第一短傾斜面とを含む。
好ましくは、第二歯部は、シンクロナイザリングがハブスリーブに対して第二の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第二長傾斜面と、第二長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第二短傾斜面とを含む。
好ましくは、第三歯部は、第一および第二歯部の先端よりも小さな角をなし、かつ、第一および第二歯部の先端よりもギアピースに近い先端を有する。
好ましくは、第一および第二歯部は、互いに隣接して配置される。
この発明に従ったスリーブスプライン構造は、ハブスリーブとギアピースとの間にシンクロナイザリングを介在させる同期装置のハブスリーブに設けられるスリーブスプライン構造であって、第一歯部から第三歯部を有する。第一歯部は、シンクロナイザリングがハブスリーブに対して第一の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第一長傾斜面と、第一の長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第一短傾斜面とを含み、第二歯部は、シンクロナイザリングがハブスリーブに対して第二の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第二長傾斜面と、第二長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第二短傾斜面とを含み、第三歯部は、第一および第二歯部の先端よりも小さな角をなし、かつ、第一および第二歯部の先端よりもギアピースに近い先端を有する。
この発明に従えば、同期作用時の面圧を低減することが可能な同期装置のスリーブスプライン構造を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
図1は、この発明に従った同期装置を有する手動変速機の断面図である。図1を参照して、手動変速機100は、自動車の走行状態に応じてエンジンの回転速度および回転トルクを変換して駆動輪に伝える動力伝達装置である。手動変速機100として、車両の運転者が操作するシフトレバーと手動変速機100とが離れており、その間をケーブルおよびリンクなどで連結する、いわゆるリモートコントロール型の手動変速機100だけでなく、手動変速機100に直接シフトレバーを取付けた、いわゆるダイレクトコントロール方式の手動変速機であってもよい。
また、リモートコントロール方式において、シフトレバーの位置に関しては特に限定されず、ステアリングコラム部にシフトレバーが取付けられたコラムシフト式、シフトレバーがフロアに取付けられたフロアシフト式などを採用することが可能である。
図1では、常時噛合い式の手動変速機を示している。また、手動変速機として、アクチュエータなどによりセレクトレバーを移動させて変速を行なう、半自動変速機や全自動変速機にも本発明を適用することが可能である。
手動変速機100は、回転シャフト10を有する。回転シャフト10は回転軸13を中心として回転することが可能であり、エンジンからの回転力が回転シャフト10に伝えられる。
回転シャフト10内には、潤滑油を供給するための潤滑油通路11が設けられている。潤滑油通路11は、回転軸13に沿って一方向に延び、かつその一部分が枝分かれして外周側へ向かって延びている。潤滑油通路11内を矢印12で示す方向に潤滑油(オイル)が供給される。
回転シャフト10には、ギア70が接続されており、ギア70と回転シャフト10とが一体となって回転する。回転シャフト10には、クラッチハブ50が取付けられている。クラッチハブ50は回転シャフト10と共に回転するように、回転シャフト10にスプライン嵌合している。なお、回転シャフト10に対するクラッチハブ50の固定方法としては、スプライン嵌合に限られず、その他の通常の方法を用いてもよい。
図1では、回転軸13を中心として対称形状に各構成部材が配置されている。回転シャフト10には、非動ギアとしてのギア21,22が嵌め合わせられており、ギア21,22は回転シャフト10に対して相対回転することが可能である。すなわち、図1で示す状態では、回転シャフト10の回転力がギア21,22には伝達されず、ギア21,22は空転する。ギア21,22の内周面側が回転シャフト10と向かい合い、回転シャフト10に対して摺動する。この摺動時の摩擦を低減させるために、潤滑油通路11から矢印12で示すように、回転シャフト10とギア21との間の摩擦面に潤滑油が供給される。
ギア21,22には、ギアピース31,32がスプライン嵌合される。ギアピース31.32は同期装置200を構成する部材であり、ギア21,22と共に回転する。ギアピース31,32は図1で示す状態ではクラッチハブ50に固定されていない。そのため、クラッチハブ50に対して自由に回転することが可能である。
ギアピース31,32は、回転軸13に対して傾斜したテーパ面であるコーン部33,34を有する。コーン部33,34上にシンクロナイザリング41,42が嵌め合わせられる。シンクロナイザリング41,42は、ギアピース31,32とクラッチハブ50との回転を同期させるための装置であり、テーパ面であるコーン部43,44を有する。シンクロナイザリング41,42のコーン部43,44はギアピース31,32のコーン部33,34と接触しており、摩擦摺動する。
クラッチハブ50の外周歯51にはハブスリーブ60が嵌合している。ハブスリーブ60は回転軸13の延びる方向に摺動(スライド)可能である。ハブスリーブ60の内周歯61はクラッチハブ50の外周歯51と噛合っており、クラッチハブ50はハブスリーブ60をスライド可能に保持する。ハブスリーブ60はギア21側へスライドすることが可能であり、これとは反対に、ギア22側へもスライドすることが可能である。
ギアピース31,32と、シンクロナイザリング41,42とは互いにコーン部33,34,43,44で接触しているため、ギアピース31,32の回転はシンクロナイザリング41,42へ伝達されている。ハブスリーブ60には、シフトフォークと嵌合する溝62が設けられており、溝62は、ハブスリーブ60の端面65,66間に位置する。
図2は、図1中の矢印IIで示す方向から見た同期装置の平面図である。図2を参照して、同期装置200は、ギアピースに用いられる外周歯36と、ハブスリーブ60に設けられる内周歯61と、シンクロナイザリングの外周歯46とを有する。ギアピースの外周歯36は1列に並ぶように配置されており、それぞれが一定の間隔を有する。外周歯36は相手側のスリーブの内周歯と嵌まり合うことが可能なように、先端部が細く形成されている。
シンクロナイザリングの外周歯46はギアピースの外周歯36とハブスリーブの内周歯61との間に設けられ、ギアピースの外周歯36と一定の間隔を隔てた位置に配置される。外周歯46は先端部46cと、第一傾斜面46aおよび第二傾斜面46bとを有する。第一傾斜面46aと第二傾斜面46bとの交わった峰部分が先端部46cである。第一傾斜面46aおよび第二傾斜面46bは軸方向(外周歯36および内周歯61が延びる方向)に対してほぼ等しい傾斜角度を有する。なお、図2では示していないが、複数の外周歯46が設けられ、これらは互いに距離を隔てて配置されている。
ハブスリーブの内周歯61は第一歯部161と第二歯部261と第三歯部361とを有する。第一歯部161は加速時の変速同期時(シフトアップ時)に用いられる内周歯である。第一歯部161は第一長傾斜面161bと、第一短傾斜面161aと、第一長傾斜面161bおよび第一短傾斜面161aの交わる峰部分である先端部161cとを有する。先端部161cの角度はθ1である。第一歯部161は二点鎖線で示す大きさの外周歯の一部を削り取って構成される。
第二歯部261は第二長傾斜面261bと、第二短傾斜面261aと、第二長傾斜面261bおよび第二短傾斜面261aの交わる峰部分である先端部261cとを有する。第二歯部261の先端部は第一歯部161の先端部に対して左右対称形状であり、第二短傾斜面261aは第一短傾斜面161aとほぼ同一の傾斜を有し、第二長傾斜面261bは第一長傾斜面161bとほぼ同一の傾斜を有する。
さらに、第一短傾斜面161aと第二短傾斜面261aとの長さがほぼ等しく、また、第一長傾斜面161bと第二長傾斜面261bの長さもほぼ等しい。
先端部261cは角度θ2を有し、この角度は第一歯部161の先端部161cの角度θ1とほぼ等しい。第二歯部261は減速時の変速同期時(シフトダウン時)に用いられる。
第二歯部261に隣接するように第三歯部361が設けられる。第三歯部361は傾斜のほぼ等しい2つの傾斜面361a,361bと、2つの傾斜面361aおよび361bの交わる峰部分である先端部361cとを有する。先端部361cの角度はθ3であり、上述の角度θ1およびθ2よりも小さい。先端部361cは、第一および第二歯部161,261の先端部161c,261cよりもギアピース側に位置している。すなわち、第三歯部361は第一および第二歯部161,261よりも長く構成される。
すなわち、この発明に従った同期装置200のスリーブスプライン構造は、シフトアップ時(加速時)の同期用の第一歯部161と、シフトダウン時(減速時)の同期用の第二歯部261と、ギアピースの歯部間に挿入されやすい形状の第三歯部361とを有する。
なお、ここでのスリーブスプライン構造はギア22への変速時に用いられるものであるが、ギア22への変速としては、より低速側のギヤからの変速であるシフトアップと、より高速側のギヤからの変速であるシフトダウンとがある。
第一歯部161はシンクロナイザリング42がハブスリーブ60に対して矢印201で示す第一の方向に回転するときにシンクロナイザリング42の外周歯46に面接触する第一長傾斜面161bと、第一長傾斜面161bよりも円周方向に沿った長さが短い第一短傾斜面161aとを含む。第二歯部261は、シンクロナイザリング42がハブスリーブ60に対して矢印202で示す第二の方向に回転するときにシンクロナイザリング42の外周歯46に面接触する第二長傾斜面261bと、第二長傾斜面261bよりも円周方向に沿った長さが短い第二短傾斜面261aとを含む。第三歯部361は、第一および第二歯部161,261の先端よりも小さな角θ3をなし、かつ第一および第二歯部161,261の先端よりもギアピースに近い先端部361cを有する。第一および第二歯部161,261は、互いに隣接して配置される。
次に、同期の動作について説明する。
同期前には、図1および図2で示すように、ハブスリーブ60は中立位置にあり、ギア22およびギアピース32はハブスリーブ60に対して空転している。
図3は、シフトアップ時(加速同期時)の同期装置の平面図であり、図4は、シフトダウン時(減速同期時)の同期装置の平面図である。ハブスリーブ60とギア22との回転を同期させる場合には、図1で示す状態からハブスリーブ60をギア22に近づく方向に移動させる。これによりシンクロナイザリング42の外周歯46とハブスリーブ60の内周歯61とが接触する。具体的には、シフトアップ時(加速同期時)には、図3で示すように、内周歯61のうち、第一歯部161の第一長傾斜面161bがシンクロナイザリング42の外周歯46の第一傾斜面46aと面接触する。第一長傾斜面161bと第一傾斜面46aの傾斜角度がほぼ等しく、かつ第一長傾斜面161bは他の傾斜面に比べて長さが長いため、外周歯46の第一傾斜面46aと広い面積で密着する。また、加速時には、ギアピースの外周歯36およびシンクロナイザリングの外周歯46は矢印201で示す方向に移動する。そのため第一歯部161はシンクロナイザリングの外周歯46から力を受け、シンクロナイザリング42とハブスリーブ60の内周歯61との回転が同期する。
シフトダウン時(減速同期時)には、図4で示すように、ギアピースの外周歯36およびシンクロナイザリングの外周歯46はハブスリーブ60の内周歯61に対して矢印202で示す方向に移動する。これにより第二歯部261の第一長傾斜面261bがシンクロナイザリング42の外周歯46に設けられた第二傾斜面46bと接着する。第二傾斜面46bは第二長傾斜面261bとほぼ同一の傾きを有する。また、第二長傾斜面261bは他の傾斜面に比べて長さが長いため、第二長傾斜面261bは第二傾斜面46bと広い面積で密着する。これにより、ハブスリーブ60の内周歯61とシンクロナイザリング42の外周歯46の回転が同期する。
図5は、押分け後の同期装置の平面図である。図5を参照して、さらに同期動作を進めると、ハブスリーブ60がギア22側へ移動する。これにより、図3および図4で示す位置から内周歯61が外周歯36側へ移動する。このときにシンクロナイザリング42の外周歯46は複数の歯部の間に落とし込まれる。図3および図4のいずれで示す状態からさらに同期を進めた場合であっても、図5で示すように、第一歯部161および第二歯部261の間にシンクロナイザリング42の外周歯46が入り込む。
図6は、シフト完了後の同期装置の断面図である。図7は図6中の矢印VIIで示す方向から見た同期装置の平面図である。図6および図7を参照して、図5で示す位置からさらにハブスリーブ60をギア22へ近づく方向へ押込むと図6および図7で示すようにハブスリーブ60の内周歯61がギアピース32の外周歯36の間へ入り込む。この状態では、ハブスリーブ60の内周歯61とギアピース32の外周歯36とは一体となって回転しており、ハブスリーブ60からギアピース32へ動力が伝達される。これによりシフト動作が完了する。
図8は、シンクロナイザリングの外周歯の配置を示す平面図である。図8を参照して、この発明に従った同期装置におけるシンクロナイザリング42の外周歯46の数は、相手方の歯部よりも数が少なく、間引かれた形状とされる。図8中の点線で書かれた外周歯46は欠歯となっている。
図8で示す点線位置に仮に外周歯が存在したとすると、その外周歯は第一および第二短傾斜面に接触するため好ましくない。
以上のように構成された、この発明に従った同期装置では、シフトアップ時(加速時)の同期用の歯と、シフトダウン時(減速時)の同期用の歯が設けられているため、モジュール(歯の厚み)を小さくした場合でも、同期時の1つの歯当りのチャンファ接触面積の確保が容易であり、面圧を下げることができる。具体的には、同期および押分け歯を分離することにより、同期作用時の低減や2段入り力の低減を目的としてハブスリーブ60の内周歯61のスプラインチャンファ角の狭角化が行なわれるが、シフト後のギアピース32、および内周歯61の噛合い長さを確保するため、言い換えれば、トランスミッションの全長短縮とシフトストロークの短縮のために、モジュール(スプライン歯厚)を小さくすることを併せて行なうことが多い。これにより、スプラインチャンファ接触面積も小さくなり、同期作用時の面圧が高くなる傾向があるが、本発明では広い傾斜面で内周歯61と外周歯46とが接触するため面圧を下げることができる。
さらに、押分け専用歯としての第三歯部361の先端の角度θ3を小さくすることで、2段入り力を低減することができる。
また、シフト完了後は図7で示すように、すべてのスプラインでトルクを伝達することが可能である。
さらに、本発明ではダウンチャンファ当りをなくすことが可能となる。ここで、ダウンチャンファ当りについて説明する。図3および図4を参照して、同期開始時には、ハブスリーブ60の第一または第二歯部161,261とシンクロナイザリング42の外周歯46とが接触しており、ハブスリーブ60はシンクロナイザリング42に対して相対的に回転しようとするため、第一および第二歯部161,261は外周歯46から力を受ける。これにより同期開始時には、安定した接触が確保される。しかしながら、図3または図4で示す状態で同期が完了するとシンクロナイザリング42の外周歯46がハブスリーブの内周歯61と同じ回転をし、上述の押付け力がなくなる。これによりハブスリーブ60がシンクロナイザリング42に対して相対的に移動する。具体的には、回転と軸方向の移動が起こる。それにより隣り合う歯で再度同期が発生しシフトの操作特性として引っかかり感を感じる。
図9は、ダウンチャンファ当りを説明するための操作力のグラフである。一旦操作力が最大となり同期が発生してもダウンチャンファ当りが発生すると図中の再同期が生ずる。これにより操作の違和感が発生する。
しかしながら、本発明では第一および第二長傾斜面161b,261bは広い面積でシンクロナイザリング42の外周歯46の第一および第二傾斜面46a,46bと接触する。その結果、押付け力がなくなったとしても、第一および第二長傾斜面161b,261bは外周歯46の第一および第二傾斜面46a,46bと安定して接触し、ダウンチャンファ当りの発生を防止することができる。
図10は、同期装置における第一から第三歯部の構成を示す平面図である。図10を参照して、第一歯部161と第二歯部261と第三歯部361とが順に並べられている。図10では、第一、第二、第一、第二、第三歯部の順に配列されるが、これに限られるものではない。基本は第一と第二歯部161,261が交互に配置され、所々に第三歯部361が周期的に配置される。また、外周歯46は、一歯飛び構造となっているが、単純に一歯飛びとすると第三歯部361と接触するため、第三歯部361の存在にあわせて外周歯46が欠歯構造とされている。
以上の実施の形態では、第三歯部361を設ける構造を示したが、押分けがしやすい形状の第一および第二歯部161,261であれば、第三歯部361を設けなくてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば車両に搭載される手動変速機の分野において適用することが可能である。
この発明に従った同期装置を有する手動変速機の断面図である。 図1中の矢印IIで示す方向から見た同期装置の平面図である。 シフトアップ時(加速同期時)の同期装置の平面図である。 シフトダウン時(減速同期時)の同期装置の平面図である。 押分け後の同期装置の平面図である。 シフト完了後の手動変速機の断面図である。 図6中の矢印VIIで示す方向から見た同期装置の平面図である。 シンクロナイザリングの外周歯の配置を示す平面図である。 ダウンチャンファ当りを説明するための操作力のグラフである。 同期装置における第一から第三歯部の構成を示す平面図である。
符号の説明
10 回転シャフト、11 潤滑油通路、13 回転軸、21,22 ギア、23,24 スラスト端面、31,32 ギアピース、33,34 コーン部、35,36 外周歯、41,42 シンクロナイザリング、43,44 コーン部、50 クラッチハブ、60 ハブスリーブ、100 手動変速機、161 第一歯部、161a 第一短傾斜面、161b 第一長傾斜面、161c,261c,361c 先端部、261 第二歯部、261a 第二短傾斜面、261b 第二長傾斜面、361 第三歯部。

Claims (6)

  1. ハブスリーブとギアピースとの間にシンクロナイザリングを介在させる同期装置のハブスリーブに設けられるスリーブスプライン構造であって、
    シフトアップ時の同期用の第一歯部と、シフトダウン時の同期用の第二歯部と、ギアピースの歯部間に挿入されやすい形状の第三歯部とを有する、同期装置のスリーブスプライン構造。
  2. 前記第一歯部は、前記シンクロナイザリングが前記ハブスリーブに対して第一の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第一長傾斜面と、前記第一の長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第一短傾斜面とを含む、請求項1に記載の同期装置のスリーブスプライン構造。
  3. 前記第二歯部は、前記シンクロナイザリングが前記ハブスリーブに対して第二の方向に回転するときに前記シンクロナイザリングの歯部に面接触する第二長傾斜面と、前記第二長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第二短傾斜面とを含む、請求項1または2に記載の同期装置のスリーブスプライン構造。
  4. 前記第三歯部は、前記第一および第二歯部の先端よりも小さな角をなし、かつ、前記第一および第二歯部の先端よりもギアピースに近い先端を有する、請求項1から3のいずれかに記載の同期装置のスリーブスプライン構造。
  5. 前記第一および第二歯部は、互いに隣接して配置される、請求項1から4のいずれか1項に記載の同期装置のスリーブスプライン構造。
  6. ハブスリーブとギアピースとの間にシンクロナイザリングを介在させる同期装置のハブスリーブに設けられるスリーブスプライン構造であって、
    第一歯部から第三歯部を有し、
    前記第一歯部は、前記シンクロナイザリングが前記ハブスリーブに対して第一の方向に回転するときにシンクロナイザリングの歯部に面接触する第一長傾斜面と、前記第一の長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第一短傾斜面とを含み、
    前記第二歯部は、前記シンクロナイザリングが前記ハブスリーブに対して第二の方向に回転するときに前記シンクロナイザリングの歯部に面接触する第二長傾斜面と、前記第二長傾斜面よりも円周方向に沿った長さが短い第二短傾斜面とを含み、
    前記第三歯部は、前記第一および第二歯部の先端よりも小さな角をなし、かつ、前記第一および第二歯部の先端よりもギアピースに近い先端を有する、同期装置のスリーブスプライン構造。
JP2005162675A 2005-06-02 2005-06-02 同期装置のスリーブスプライン構造 Abandoned JP2006336769A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005162675A JP2006336769A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 同期装置のスリーブスプライン構造
PCT/JP2006/311163 WO2006129830A1 (en) 2005-06-02 2006-05-29 Sleeve spline structure of synchronizer
CNA2006800195554A CN101189443A (zh) 2005-06-02 2006-05-29 同步器的套筒花键结构
EP06747143A EP1886039B1 (en) 2005-06-02 2006-05-29 Sleeve spline structure of synchronizer
KR1020077030724A KR100941908B1 (ko) 2005-06-02 2006-05-29 동기화 장치의 슬리브 스플라인 구조
DE602006017539T DE602006017539D1 (de) 2005-06-02 2006-05-29 Buchsenprofilstruktur eines synchronisators
US11/444,485 US7533592B2 (en) 2005-06-02 2006-06-01 Sleeve spline structure of synchronizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005162675A JP2006336769A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 同期装置のスリーブスプライン構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006336769A true JP2006336769A (ja) 2006-12-14
JP2006336769A5 JP2006336769A5 (ja) 2008-02-28

Family

ID=36676021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005162675A Abandoned JP2006336769A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 同期装置のスリーブスプライン構造

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7533592B2 (ja)
EP (1) EP1886039B1 (ja)
JP (1) JP2006336769A (ja)
KR (1) KR100941908B1 (ja)
CN (1) CN101189443A (ja)
DE (1) DE602006017539D1 (ja)
WO (1) WO2006129830A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133517A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Honda Motor Co Ltd 変速機のシンクロ機構

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5100502B2 (ja) * 2008-05-20 2012-12-19 アイシン・エーアイ株式会社 変速機の同期装置
JP5384376B2 (ja) * 2010-01-14 2014-01-08 アイシン・エーアイ株式会社 デュアルクラッチ式自動変速機
DE102010035362B4 (de) * 2010-08-25 2024-04-25 Hoerbiger Antriebstechnik Holding Gmbh Schaltmuffe für eine Sperrsynchronisationseinheit eines Schaltgetriebes sowie Verfahren zur Herstellung einer solchen Schaltmuffe
DE102010048344A1 (de) * 2010-10-13 2012-04-19 Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Schaltmuffe für eine Schaltkupplung und Schaltkupplung
CN101975265A (zh) * 2010-10-19 2011-02-16 泰州市海博汽车科技有限公司 一种汽车同步器的接合齿轮
JP6154116B2 (ja) * 2012-10-19 2017-06-28 アイシン・エーアイ株式会社 変速機の同期装置
DE102014107371A1 (de) * 2014-05-26 2015-11-26 Hoerbiger Antriebstechnik Holding Gmbh Synchronisiervorrichtung und Synchronisationsverfahren
JP6558572B2 (ja) * 2015-07-08 2019-08-14 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
CN112005023B (zh) * 2018-03-29 2022-05-17 欧瑞康摩擦系统(德国)有限责任公司 空间优化的同步器设计

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1225049A (fr) * 1959-02-12 1960-06-28 Anciens Etablissements Panhard Perfectionnements apportés aux dispositifs synchroniseurs positifs pour la mise en prise d'éléments tournants coaxiaux
JPS4916671A (ja) * 1972-04-07 1974-02-14

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2736411A (en) * 1951-01-11 1956-02-28 Porsche Kg Synchronizing mechanisms for change speed gears
SE8405095D0 (sv) * 1984-10-11 1984-10-11 Volvo Ab Vexelladssynkronisering
DE3728903C1 (de) * 1987-08-29 1988-11-24 Daimler Benz Ag Kupplungsverzahnung einer sperrsynchronisierten Schaltkupplung insbesondere eines Gangwechselgetriebes mit von ihrer Welle abschaltbaren Zahnraedern
JPH04277324A (ja) * 1991-02-28 1992-10-02 Toyota Motor Corp 同期装置
JPH07190092A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Mazda Motor Corp 歯車変速機の噛合装置
JPH0842596A (ja) 1994-07-30 1996-02-13 Suzuki Motor Corp 変速機の同期装置
DE19626194A1 (de) * 1996-06-29 1998-01-02 Zahnradfabrik Friedrichshafen Synchronisiereinrichtung für Schaltgetriebe
DE19646850C1 (de) * 1996-11-13 1997-11-20 Daimler Benz Ag Synchronisiereinrichtung eines Zahnräderwechselgetriebes
DE19711971A1 (de) * 1997-03-21 1998-09-24 Blw Praezisionsschmiede Gmbh Morphologie-Matrix einer Kurzverzahnung
US6467598B2 (en) * 1999-12-08 2002-10-22 Eaton Corporation Synchronizer
DE10113948A1 (de) * 2001-03-22 2002-09-26 Daimler Chrysler Ag Synchronisiereinrichtung
JP2005291490A (ja) 2004-03-09 2005-10-20 Nissan Motor Co Ltd 変速機の同期装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1225049A (fr) * 1959-02-12 1960-06-28 Anciens Etablissements Panhard Perfectionnements apportés aux dispositifs synchroniseurs positifs pour la mise en prise d'éléments tournants coaxiaux
JPS4916671A (ja) * 1972-04-07 1974-02-14

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133517A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Honda Motor Co Ltd 変速機のシンクロ機構

Also Published As

Publication number Publication date
EP1886039A1 (en) 2008-02-13
DE602006017539D1 (de) 2010-11-25
WO2006129830A1 (en) 2006-12-07
US20060272437A1 (en) 2006-12-07
EP1886039B1 (en) 2010-10-13
US7533592B2 (en) 2009-05-19
KR100941908B1 (ko) 2010-02-16
KR20080014093A (ko) 2008-02-13
CN101189443A (zh) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006336769A (ja) 同期装置のスリーブスプライン構造
JP5506766B2 (ja) 変速機の同期装置
EP2682643A1 (en) Reverse synchronizing device for manual transmission
JP6069268B2 (ja) 変速機の同期装置
JP2005291490A (ja) 変速機の同期装置
JP2007292151A (ja) 変速機のシンクロメッシュ機構
JP2009180249A (ja) 変速操作装置および変速機
JPH07190092A (ja) 歯車変速機の噛合装置
JP2010242886A (ja) 同期装置
JP2007071219A (ja) 変速機の同期装置
JP2007327548A (ja) 同期装置およびそれを備えた変速機
JP2009236180A (ja) 同期装置
JP2019190563A (ja) 変速機の同期装置及び変速機
JP2724742B2 (ja) 変速機の同期噛合装置
JP2005155672A (ja) 変速機のシンクロ機構
JPH06173971A (ja) 手動変速機のシフト装置
JP4421447B2 (ja) トランスミッションの同期結合装置
KR101014467B1 (ko) 수동변속기의 동기장치
JP2627752B2 (ja) 変速機の同期噛合装置
JPH09273571A (ja) 変速機の同期装置
JP2007327547A (ja) 同期装置およびそれを備えた変速機
RU35396U1 (ru) Синхронизатор коробки передач (варианты)
KR101014487B1 (ko) 수동변속기의 동기장치
KR100384316B1 (ko) 차량의 수동변속기 동기장치
KR200155258Y1 (ko) 수동변속기용 동기장치의 싱크로나이저 허브의 스플라인 결합구조

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110819

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110824

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111021

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20120125