JPH07190092A - 歯車変速機の噛合装置 - Google Patents
歯車変速機の噛合装置Info
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- JPH07190092A JPH07190092A JP33328793A JP33328793A JPH07190092A JP H07190092 A JPH07190092 A JP H07190092A JP 33328793 A JP33328793 A JP 33328793A JP 33328793 A JP33328793 A JP 33328793A JP H07190092 A JPH07190092 A JP H07190092A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2023/0656—Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2023/0675—Details relating to special undercut geometry
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2段モーションによるシフトフィーリングの
悪化を防止すると共にギヤ抜けをも同時に防止する。 【構成】 円周方向に複数列配置されたスリーブスプラ
インとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する歯車
変速機の噛合装置において、スリーブスプラインとギヤ
スプラインの少なくとも一方をそのシフトアップ係合面
の側の先端面取部を長くシフトダウン係合面の側の先端
面取部を短く設定して非対称形の先端面取部を有するも
のを形成し、さらに、この先端面取部が非対称形のもの
と対称形のものとを円周方向に混在するように配置した
ことを特徴とする。
悪化を防止すると共にギヤ抜けをも同時に防止する。 【構成】 円周方向に複数列配置されたスリーブスプラ
インとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する歯車
変速機の噛合装置において、スリーブスプラインとギヤ
スプラインの少なくとも一方をそのシフトアップ係合面
の側の先端面取部を長くシフトダウン係合面の側の先端
面取部を短く設定して非対称形の先端面取部を有するも
のを形成し、さらに、この先端面取部が非対称形のもの
と対称形のものとを円周方向に混在するように配置した
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯車変速機の噛合装置
に係わり、特に円周方向に複数列配置されたスリーブス
プラインとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する
歯車変速機の噛合装置に関する。
に係わり、特に円周方向に複数列配置されたスリーブス
プラインとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する
歯車変速機の噛合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期装置を有する歯車変速機は、
図4に示すように、ギヤスプライン20とスリーブスプ
ライン21とが、円周方向に複数列配置されており、ギ
ヤスプライン20は、その先端部に面取部(チャンフ
ァ)22を有し、この先端面取部22は、円周方向対称
形に形成されている。ここで、Aは、ギヤスプライン2
0とスリーブスプライン21の回転方向を示し、Fは、
ドライバーによる操作力を示している。このような装置
において、同期完了後スリーブとギヤとのスプラインの
相対位置は、全くランダムになるので、ギヤスプライン
とスリーブスプラインとが係合するときはほとんどの場
合に、ギヤスプラインとスリーブスプラインとの先端面
取部(チャンファ)によってスリーブスプラインがギヤ
スプラインを滑らせてから噛み合うことになる。
図4に示すように、ギヤスプライン20とスリーブスプ
ライン21とが、円周方向に複数列配置されており、ギ
ヤスプライン20は、その先端部に面取部(チャンフ
ァ)22を有し、この先端面取部22は、円周方向対称
形に形成されている。ここで、Aは、ギヤスプライン2
0とスリーブスプライン21の回転方向を示し、Fは、
ドライバーによる操作力を示している。このような装置
において、同期完了後スリーブとギヤとのスプラインの
相対位置は、全くランダムになるので、ギヤスプライン
とスリーブスプラインとが係合するときはほとんどの場
合に、ギヤスプラインとスリーブスプラインとの先端面
取部(チャンファ)によってスリーブスプラインがギヤ
スプラインを滑らせてから噛み合うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この両者の噛合の際、
スリーブスプライン21がL3の範囲に位置していると
きは、スリーブスプライン21はギヤスプライン20と
スムーズに係合するが、スリーブスプライン21がL4
の範囲に位置しているときは、ギヤスプラインとスリー
ブスプラインとが噛み合う際、いわゆる2段モーション
を発生する。この2段モーションを、図5により説明す
る。スリーブスプライン21がリング(図示せず)と係
合した後、スリーブスプライン21の面取部がギヤスプ
ライン20の面取部を滑べらす際、捩じり振動によりス
リーブスプライン21が回転方向に加速され、力の均衡
状態が保たれ、その結果、スリーブスプライン21が前
進できなくなる状態、即ち、2段モーションが発生す
る。。この2段モーション状態でのドライバーによる操
作力Fは、図5中Cで示されたように変化する。この2
段モーションの発生により、ドライバーにひっかかり感
や入りが悪い等の不快感を与え、シフトフィーリングを
悪くするという問題が生じる。実開昭50−12273
2号公報には、上記の2段モーションによるシフトフィ
ーリングの悪化を防止するための技術が開示されてい
る。この公報に記載のものは、図6に示すように、ギヤ
スプライン21の面取部22を円周方向に非対称形、即
ち、回転方向Aと同一方向の面取部22aを長くすると
共に反対方向の面取部22bを短く(ギヤスプライン2
2の先端をスプライン中心に対して回転方向の逆側にず
らす)している。
スリーブスプライン21がL3の範囲に位置していると
きは、スリーブスプライン21はギヤスプライン20と
スムーズに係合するが、スリーブスプライン21がL4
の範囲に位置しているときは、ギヤスプラインとスリー
ブスプラインとが噛み合う際、いわゆる2段モーション
を発生する。この2段モーションを、図5により説明す
る。スリーブスプライン21がリング(図示せず)と係
合した後、スリーブスプライン21の面取部がギヤスプ
ライン20の面取部を滑べらす際、捩じり振動によりス
リーブスプライン21が回転方向に加速され、力の均衡
状態が保たれ、その結果、スリーブスプライン21が前
進できなくなる状態、即ち、2段モーションが発生す
る。。この2段モーション状態でのドライバーによる操
作力Fは、図5中Cで示されたように変化する。この2
段モーションの発生により、ドライバーにひっかかり感
や入りが悪い等の不快感を与え、シフトフィーリングを
悪くするという問題が生じる。実開昭50−12273
2号公報には、上記の2段モーションによるシフトフィ
ーリングの悪化を防止するための技術が開示されてい
る。この公報に記載のものは、図6に示すように、ギヤ
スプライン21の面取部22を円周方向に非対称形、即
ち、回転方向Aと同一方向の面取部22aを長くすると
共に反対方向の面取部22bを短く(ギヤスプライン2
2の先端をスプライン中心に対して回転方向の逆側にず
らす)している。
【0004】しかしながら、この公報に記載のものは、
シフトフィーリングの悪化を防止するためには有効であ
るが、図6に示すように、シフトアップ操作時に、ギヤ
スプライン20のスリーブスプライン21に係合する面
の長さが、L5からL6に減少し、その分、係合面積
(即ち係合力)が減少し、いわゆるギヤ抜けが発生し易
くなるという問題がある。そこで、本発明は、従来の技
術の問題を解決するためになされたものであり、2段モ
ーションによるシフトフィーリングの悪化を防止すると
共にギヤ抜けをも同時に防止するようにした歯車変速機
の噛合装置を提供することを目的としている。
シフトフィーリングの悪化を防止するためには有効であ
るが、図6に示すように、シフトアップ操作時に、ギヤ
スプライン20のスリーブスプライン21に係合する面
の長さが、L5からL6に減少し、その分、係合面積
(即ち係合力)が減少し、いわゆるギヤ抜けが発生し易
くなるという問題がある。そこで、本発明は、従来の技
術の問題を解決するためになされたものであり、2段モ
ーションによるシフトフィーリングの悪化を防止すると
共にギヤ抜けをも同時に防止するようにした歯車変速機
の噛合装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、円周方向に複数列配置されたスリーブス
プラインとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する
歯車変速機の噛合装置において、スリーブスプラインと
ギヤスプラインの少なくとも一方をそのシフトアップ係
合面の側の先端面取部を長くシフトダウン係合面の側の
先端面取部を短く設定して非対称形の先端面取部を有す
るものを形成し、さらに、この先端面取部が非対称形の
ものと対称形のものとを円周方向に混在するように配置
したことを特徴としている。このように構成された本発
明においては、スリーブスプラインとギヤスプラインの
少なくとも一方をそのシフトアップ係合面の側の先端面
取部を長くシフトダウン係合面の側の先端面取部を短く
設定して非対称形の先端面取部を有するものを形成して
いる。このため、例えば、ギヤスプラインが非対称形と
対称形に形成された場合では、シフトアップ操作の際、
スリーブスプラインは、非対称形のギヤスプラインの短
い方の先端面取部と接触するため、スムーズに係合して
2段モーションが発生することがない。また、スリーブ
スプラインとギヤスプラインとが係合後は、スリーブス
プラインと対称形のギヤスプラインとが長い係合面によ
り強固に係合し、ギヤ抜けが生じることがない。
めに本発明は、円周方向に複数列配置されたスリーブス
プラインとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する
歯車変速機の噛合装置において、スリーブスプラインと
ギヤスプラインの少なくとも一方をそのシフトアップ係
合面の側の先端面取部を長くシフトダウン係合面の側の
先端面取部を短く設定して非対称形の先端面取部を有す
るものを形成し、さらに、この先端面取部が非対称形の
ものと対称形のものとを円周方向に混在するように配置
したことを特徴としている。このように構成された本発
明においては、スリーブスプラインとギヤスプラインの
少なくとも一方をそのシフトアップ係合面の側の先端面
取部を長くシフトダウン係合面の側の先端面取部を短く
設定して非対称形の先端面取部を有するものを形成して
いる。このため、例えば、ギヤスプラインが非対称形と
対称形に形成された場合では、シフトアップ操作の際、
スリーブスプラインは、非対称形のギヤスプラインの短
い方の先端面取部と接触するため、スムーズに係合して
2段モーションが発生することがない。また、スリーブ
スプラインとギヤスプラインとが係合後は、スリーブス
プラインと対称形のギヤスプラインとが長い係合面によ
り強固に係合し、ギヤ抜けが生じることがない。
【0006】また、本発明は、上記対称形のものの先端
面取部を非対称形のものの先端面取部より軸方向所定距
離だけ下げて配置している。このため、例えば、ギヤス
プラインが非対称形と対称形に形成された場合では、シ
フトアップ操作の際に、スリーブスプラインが先ず非対
称形のギヤスプラインの先端面取部に接触し、その後、
対称形のギヤスプラインの先端面取部に接触する。この
ため、スリーブスプラインがギヤスプラインとスムーズ
に係合する。さらに、本発明においては、上記非対称形
のものと対称形のものとを交互に配置することが好まし
い。
面取部を非対称形のものの先端面取部より軸方向所定距
離だけ下げて配置している。このため、例えば、ギヤス
プラインが非対称形と対称形に形成された場合では、シ
フトアップ操作の際に、スリーブスプラインが先ず非対
称形のギヤスプラインの先端面取部に接触し、その後、
対称形のギヤスプラインの先端面取部に接触する。この
ため、スリーブスプラインがギヤスプラインとスムーズ
に係合する。さらに、本発明においては、上記非対称形
のものと対称形のものとを交互に配置することが好まし
い。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1及び図2
を参照して説明する。図1は、本発明が適用される歯車
変速機の一例を示す断面図である。図1において、符号
1は、出力軸であり、この出力軸1には、一体的にクラ
ッチハブ2が結合されている。このクラッチバフ2の外
スプラインには、スリーブ4のスリーブスプライン(内
スプライン)3が噛み合うように配置され、このスリー
ブ4は、シフトフォーク(図示せず)によって軸方向に
移動される。また、クラッチハブ2の外周上には、シフ
ティングキー5が設けられている。クラッチハブ2の両
側方には、シンクロナイザリング8,9が設けられ、こ
のシンクロナイザリング8,9は、上記スリーブスプラ
イン3と噛み合う外スプライン6,7を有し、シフティ
ングキー5により、その相対位置が規制される。シンク
ロナイザリング8,9の両側方には、クラッチギヤ1
2,13が配置され、このクラッチギヤ12,13は、
スリーブスプライン3と噛み合うギヤスプライン10,
11を有している。これらのクラッチギヤ12,13
は、スプラインピース14,15と一体的に結合されて
いる。
を参照して説明する。図1は、本発明が適用される歯車
変速機の一例を示す断面図である。図1において、符号
1は、出力軸であり、この出力軸1には、一体的にクラ
ッチハブ2が結合されている。このクラッチバフ2の外
スプラインには、スリーブ4のスリーブスプライン(内
スプライン)3が噛み合うように配置され、このスリー
ブ4は、シフトフォーク(図示せず)によって軸方向に
移動される。また、クラッチハブ2の外周上には、シフ
ティングキー5が設けられている。クラッチハブ2の両
側方には、シンクロナイザリング8,9が設けられ、こ
のシンクロナイザリング8,9は、上記スリーブスプラ
イン3と噛み合う外スプライン6,7を有し、シフティ
ングキー5により、その相対位置が規制される。シンク
ロナイザリング8,9の両側方には、クラッチギヤ1
2,13が配置され、このクラッチギヤ12,13は、
スリーブスプライン3と噛み合うギヤスプライン10,
11を有している。これらのクラッチギヤ12,13
は、スプラインピース14,15と一体的に結合されて
いる。
【0008】図2は、本発明の歯車変速機の噛合装置の
一実施例を示す平面図である。この図2において、ギヤ
スプライン10は、その先端面取部が非対称形である非
対称形ギヤスプライン30と、その先端面取部が対称形
である対称形ギヤスプライン31とが、円周方向に交互
に配置されている。また、こららの非対称ギヤスプライ
ン30と対称形ギヤスプライン31とに係合するスリー
ブスプライン3が軸方向に対向するように配置されてお
り、リングスプライン7と係合している。ここで、符号
Aは、ギヤスプライン10とスリーブスプライン3との
回転方向を示している。シフトアップ操作時には、ギヤ
スプライン10のほうがスリーブスプライン3より高速
で回転しているため、スリーブスプライン3は、各ギヤ
スプライン10の図2中左側の面であるシフトアップ係
合面32と係合し、一方、シフトダウン操作時には、ス
リーブスプライン3のほうがギヤスプライン10より高
速で回転しているため、スリーブスプライン3は、各ギ
ヤスプライン10の図2中右側の面であるシフトダウン
係合面33と係合する。ここで、非対称ギヤスプライン
30のシフトアップ係合面32と軸線との角度θ1は、
好ましくは、7°≦θ1≦9°であり、8°が最も好ま
しい。また、非対称ギヤスプライン30のシフトダウン
係合面33と軸線との角度θ2は、好ましくは、3.3
°≦θ1≦4.3°であり、4°が最も好ましい。ま
た、θ1>θ2の関係が存在する。
一実施例を示す平面図である。この図2において、ギヤ
スプライン10は、その先端面取部が非対称形である非
対称形ギヤスプライン30と、その先端面取部が対称形
である対称形ギヤスプライン31とが、円周方向に交互
に配置されている。また、こららの非対称ギヤスプライ
ン30と対称形ギヤスプライン31とに係合するスリー
ブスプライン3が軸方向に対向するように配置されてお
り、リングスプライン7と係合している。ここで、符号
Aは、ギヤスプライン10とスリーブスプライン3との
回転方向を示している。シフトアップ操作時には、ギヤ
スプライン10のほうがスリーブスプライン3より高速
で回転しているため、スリーブスプライン3は、各ギヤ
スプライン10の図2中左側の面であるシフトアップ係
合面32と係合し、一方、シフトダウン操作時には、ス
リーブスプライン3のほうがギヤスプライン10より高
速で回転しているため、スリーブスプライン3は、各ギ
ヤスプライン10の図2中右側の面であるシフトダウン
係合面33と係合する。ここで、非対称ギヤスプライン
30のシフトアップ係合面32と軸線との角度θ1は、
好ましくは、7°≦θ1≦9°であり、8°が最も好ま
しい。また、非対称ギヤスプライン30のシフトダウン
係合面33と軸線との角度θ2は、好ましくは、3.3
°≦θ1≦4.3°であり、4°が最も好ましい。ま
た、θ1>θ2の関係が存在する。
【0009】また、非対称ギヤスプライン30の先端面
取部は、シフトアップ係合面32の側の長い面取部34
とシフトダウン係合面33の側の短い面取部35とから
構成されている。この結果、非対称ギヤスプライン30
のシフトアップ係合面32の長さL1は、対称形ギヤス
プライン31のシフトアップ係合面32の長さL2より
短くなっている。さらに、対称形ギヤスプライン31の
先端36は、非対称ギヤスプライン30の面取部35よ
り突出しないように所定距離Bだけ後方に下げて配置さ
れている(図2参照)。次に上記実施例の作用を説明す
る。シフトアップ操作の際には、図2に示すように、先
ず、スリーブスプライン3がリングスプライン7と係合
して同期する。この同期完了後、スリーブスプライン3
は、対称形ギヤスプライン31の面取部と接触すること
なく、先ず、非対称ギヤスプライン30の面取部35と
接触してギヤスプライン10と係合する。このとき、非
対称ギヤスプライン30の面取部35が短く設定されて
いるため、スムーズに非対称ギヤスプライン30の面取
部35が滑り、スリーブスプライン3がギヤスプライン
10と係合する。この結果、従来の装置で問題であった
2段モーションを発生することなく、それにより、シフ
トフィーリングの悪化を防止している。
取部は、シフトアップ係合面32の側の長い面取部34
とシフトダウン係合面33の側の短い面取部35とから
構成されている。この結果、非対称ギヤスプライン30
のシフトアップ係合面32の長さL1は、対称形ギヤス
プライン31のシフトアップ係合面32の長さL2より
短くなっている。さらに、対称形ギヤスプライン31の
先端36は、非対称ギヤスプライン30の面取部35よ
り突出しないように所定距離Bだけ後方に下げて配置さ
れている(図2参照)。次に上記実施例の作用を説明す
る。シフトアップ操作の際には、図2に示すように、先
ず、スリーブスプライン3がリングスプライン7と係合
して同期する。この同期完了後、スリーブスプライン3
は、対称形ギヤスプライン31の面取部と接触すること
なく、先ず、非対称ギヤスプライン30の面取部35と
接触してギヤスプライン10と係合する。このとき、非
対称ギヤスプライン30の面取部35が短く設定されて
いるため、スムーズに非対称ギヤスプライン30の面取
部35が滑り、スリーブスプライン3がギヤスプライン
10と係合する。この結果、従来の装置で問題であった
2段モーションを発生することなく、それにより、シフ
トフィーリングの悪化を防止している。
【0010】このとき、スリーブスプライン3は、非対
称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合32と係合
しいる。そのため、非対称形ギヤスプライン31のみを
見れば、係合部分の長さがL1と短くなっているため、
ギヤ抜けが発生し易い状態となっている。しかしなが
ら、本実施例においては、同時に、スリーブスプライン
3は、対称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合面
32とも係合している。このとき、係合部分の長さがL
2と長くなっており、ギヤ抜けを確実に防止できる。ま
た、対称形ギヤスプライン31の先端36は、非対称ギ
ヤスプライン30の面取部35より突出しないように後
方に下げて配置されているため、スリーブスプライン3
は、ギヤスプライン10と係合する初期の段階で、非対
称ギヤスプライン30の面取部35のみと接触して、こ
の面取部35が滑る。この後、スリーブスプライン3
は、非対称ギヤスプライン30の面取部35を離れた後
に対称形ギヤスプライン31の面取部と接触する。この
ため、スリーブスプライン3に接触する対称形ギヤスプ
ライン31の面取部の長さは、非常に短い部分となる。
この結果、対称形ギヤスプライン31の面取部の影響を
受けることなく、スリーブスプライン3は、スムーズに
対称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合面32と
係合する。
称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合32と係合
しいる。そのため、非対称形ギヤスプライン31のみを
見れば、係合部分の長さがL1と短くなっているため、
ギヤ抜けが発生し易い状態となっている。しかしなが
ら、本実施例においては、同時に、スリーブスプライン
3は、対称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合面
32とも係合している。このとき、係合部分の長さがL
2と長くなっており、ギヤ抜けを確実に防止できる。ま
た、対称形ギヤスプライン31の先端36は、非対称ギ
ヤスプライン30の面取部35より突出しないように後
方に下げて配置されているため、スリーブスプライン3
は、ギヤスプライン10と係合する初期の段階で、非対
称ギヤスプライン30の面取部35のみと接触して、こ
の面取部35が滑る。この後、スリーブスプライン3
は、非対称ギヤスプライン30の面取部35を離れた後
に対称形ギヤスプライン31の面取部と接触する。この
ため、スリーブスプライン3に接触する対称形ギヤスプ
ライン31の面取部の長さは、非常に短い部分となる。
この結果、対称形ギヤスプライン31の面取部の影響を
受けることなく、スリーブスプライン3は、スムーズに
対称形ギヤスプライン31のシフトアップ係合面32と
係合する。
【0011】また、シフトダウン操作の際は、ギャスプ
ライン10とスリーブスプライン3の回転速度が、シフ
トアップ操作時より比較的に低速であるため、上記のよ
うな構成を採用しても、問題が生じることがない。次に
図3を参照して本発明の他の実施例について説明する。
図3は、本発明の歯車変速機の噛合装置の他の実施例を
示す平面図である。この実施例においては、すべてのギ
ヤスプライン10の先端面取部は、対称形に形成されて
いる。また、ギヤスプイライン10は、シフトアップ係
合面32とシフトダウン係合面33を有し、このシフト
アップ係合面32と軸線との角度θ1は、好ましくは、
7°≦θ1≦9°であり、8°が最も好ましい。また、
シフトダウン係合面33と軸線との角度θ2は、好まし
くは、3.3°≦θ1≦4.3°であり、4°が最も好
ましい。また、θ1>θ2の関係が存在する。一方、ス
リーブスプライン3は、その先端面取部が非対称形であ
る非対称形スリープスプライン40と、その先端面取部
が対称形である対称形スリープスプライン41とが、円
周方向に交互に配置されている。スリーブスプライン4
0,41のシフトアップ係合面42と軸線との角度θ3
とシフトダウン係合面43と軸線との角度θ4は、所定
の角度であり且つ等しくなるように設定されている。
ライン10とスリーブスプライン3の回転速度が、シフ
トアップ操作時より比較的に低速であるため、上記のよ
うな構成を採用しても、問題が生じることがない。次に
図3を参照して本発明の他の実施例について説明する。
図3は、本発明の歯車変速機の噛合装置の他の実施例を
示す平面図である。この実施例においては、すべてのギ
ヤスプライン10の先端面取部は、対称形に形成されて
いる。また、ギヤスプイライン10は、シフトアップ係
合面32とシフトダウン係合面33を有し、このシフト
アップ係合面32と軸線との角度θ1は、好ましくは、
7°≦θ1≦9°であり、8°が最も好ましい。また、
シフトダウン係合面33と軸線との角度θ2は、好まし
くは、3.3°≦θ1≦4.3°であり、4°が最も好
ましい。また、θ1>θ2の関係が存在する。一方、ス
リーブスプライン3は、その先端面取部が非対称形であ
る非対称形スリープスプライン40と、その先端面取部
が対称形である対称形スリープスプライン41とが、円
周方向に交互に配置されている。スリーブスプライン4
0,41のシフトアップ係合面42と軸線との角度θ3
とシフトダウン係合面43と軸線との角度θ4は、所定
の角度であり且つ等しくなるように設定されている。
【0012】また、非対称形スリープスプライン40の
先端面取部は、シフトアップ係合面42の側の長い面取
部44とシフトダウン係合面43の側の短い面取部45
とから構成されている。さらに、対称形スリーブスプラ
イン41の面取部の先端部46は、非対称スリーブスプ
ライン40の面取部の先端部47より突出しないように
所定距離Bだけ後方に下げて配置されている。この実施
例においても、上記図2に示す実施例と同様に、2段モ
ーションを発生することなく、それにより、シフトフィ
ーリングの悪化を防止できる。また、図3に示す実施例
では、θ1>θ2且つθ3=θ4の関係が存在するが、
θ1=θ2且つθ3>θ4でも良く、さらに、θ1>θ
2且つθ3>θ4でも良い。
先端面取部は、シフトアップ係合面42の側の長い面取
部44とシフトダウン係合面43の側の短い面取部45
とから構成されている。さらに、対称形スリーブスプラ
イン41の面取部の先端部46は、非対称スリーブスプ
ライン40の面取部の先端部47より突出しないように
所定距離Bだけ後方に下げて配置されている。この実施
例においても、上記図2に示す実施例と同様に、2段モ
ーションを発生することなく、それにより、シフトフィ
ーリングの悪化を防止できる。また、図3に示す実施例
では、θ1>θ2且つθ3=θ4の関係が存在するが、
θ1=θ2且つθ3>θ4でも良く、さらに、θ1>θ
2且つθ3>θ4でも良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の歯車変速
機の噛合装置によれば、2段モーションによるシフトフ
ィーリングの悪化を防止すると共にギヤ抜けをも同時に
防止することができる。
機の噛合装置によれば、2段モーションによるシフトフ
ィーリングの悪化を防止すると共にギヤ抜けをも同時に
防止することができる。
【図1】本発明が適用される歯車変速機の一例を示す断
面図
面図
【図2】本発明の歯車変速機の噛合装置の一実施例を示
す平面図
す平面図
【図3】本発明の歯車変速機の噛合装置の他の実施例を
示す平面図
示す平面図
【図4】従来の歯車変速機のギヤスプラインとスリーブ
スプラインを示す部分平面図
スプラインを示す部分平面図
【図5】従来の歯車変速機における2段モーションの発
生状態を示す線図
生状態を示す線図
【図6】従来の歯車変速機のギヤスプラインとスリーブ
スプラインを示す部分平面図
スプラインを示す部分平面図
3 スリーブスプライン 7 リングスプライン 10 ギヤスプライン 30 非対称形ギヤスプライン 31 対称形ギヤスプライン 32 ギヤスプラインのシフトアップ係合面 33 ギヤスプラインのシフトダウン係合面 34 非対称形ギヤスプラインの長い面取部 35 非対称形ギヤスプラインの短い面取部 36 対称形ギヤスプラインの先端部 40 非対称形スリーブスプライン 41 対称形スリーブスプライン 42 スリーブスプラインのシフトアップ係合面 43 スリーブスプラインのシフトダウン係合面 44 非対称形スリーブスプラインの長い面取部 45 非対称形スリーブスプラインの短い面取部 46 対称形スリーブスプラインの先端部 47 非対称形スリーブスプラインの先端部
Claims (3)
- 【請求項1】 円周方向に複数列配置されたスリーブス
プラインとギヤスプラインとが係合して動力を伝達する
歯車変速機の噛合装置において、 スリーブスプラインとギヤスプラインの少なくとも一方
をそのシフトアップ係合面の側の先端面取部を長くシフ
トダウン係合面の側の先端面取部を短く設定して非対称
形の先端面取部を有するものを形成し、さらに、この先
端面取部が非対称形のものと対称形のものとを円周方向
に混在するように配置したことを特徴とする歯車変速機
の噛合装置。 - 【請求項2】 上記対称形のものの先端面取部を非対称
形のものの先端面取部より軸方向所定距離だけ下げて配
置した請求項1記載の歯車変速機の噛合装置。 - 【請求項3】 上記非対称形のものと対称形のものとを
交互に配置した請求項1記載の歯車変速機の噛合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33328793A JPH07190092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 歯車変速機の噛合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33328793A JPH07190092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 歯車変速機の噛合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190092A true JPH07190092A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18264414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33328793A Pending JPH07190092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 歯車変速機の噛合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07190092A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102010035362B4 (de) | 2010-08-25 | 2024-04-25 | Hoerbiger Antriebstechnik Holding Gmbh | Schaltmuffe für eine Sperrsynchronisationseinheit eines Schaltgetriebes sowie Verfahren zur Herstellung einer solchen Schaltmuffe |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33328793A patent/JPH07190092A/ja active Pending
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