JP2006335150A - 車載電子制御システム及びその故障診断方法、並びに車載電子制御装置 - Google Patents

車載電子制御システム及びその故障診断方法、並びに車載電子制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のECU間でデータを送受信して協調動作を行う際に、1つのECUの異常によって連鎖的に他のECUが異常を検出する場合であっても、複雑な判定ロジックを用いることなく、容易且つ適切に故障原因を特定できるようにする。
【解決手段】複数のECUがそれぞれ自己診断して得られた異常診断結果を記憶し、この異常診断結果を読み出すための異常診断結果読み出しコマンドを外部から受信したときに、異常診断結果に他のECUからの入力異常が含まれているか否かを確認する。そして、記憶している異常診断結果に他のECUからの入力異常を示す情報が含まれている場合には、当該他のECUが記憶している異常診断結果を読み出すための異常診断結果読み出しコマンドを当該他のECUに対して送信し、当該他のECUから得た診断結果を、異常診断結果読み出しコマンドの応答として、当該異常診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の車載電子制御装置間でデータを送受信して協調動作を行う車載電子制御システム及びその故障診断方法、並びに車載電子制御装置に関する。
車両に搭載される各種電装品は、各種センサによって検出される車両の状態やドライバからの操作入力等に応じて、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれる電子制御装置によって電気的に動作制御されている。各種電装品の動作を制御するECUは、一般に、自己の状態を監視する機能(自己診断機能)を有しており、何らかの異常を検出した場合には、その異常を表すコードデータなどを異常診断結果として記憶している。そして、その異常が車両の故障として現れると、整備士が所定の診断機をECUに接続して当該ECUが記憶している異常診断結果を読み出し、故障の原因を解析するようにしている。
ところで、近年では、複数のECUを多重通信ネットワークに接続し、ECU間で互いに情報を交換しあい且つ互いに協調して1つの機能を実現する分散型・協調型の車載電子制御システムが構築されている。このような分散型・協調型の車載電子制御システムにおいては、あるECUの潜在的問題により、他のECUまでもが異常状態に至ることがある。
具体的な例として、例えば、車輪速センサの検出値を読み込む第1のECUと、第1のECUから車輪速データを受信して、受信した車輪速データに基づいて車速データを算出する第2のECUと、第2のECUから車速データを受信して、受信した車速データに基づいて所定の処理を行う第3のECUとによる協調動作について考える。この場合、車輪速センサに故障が発生して車輪速センサの検出値が異常な値となると、第1のECUが当該車輪速センサの異常を示す異常診断結果を記憶し、第2のECUが車輪速データの異常を示す異常診断結果を記憶し、第3のECUが車速データの異常を示す異常診断結果を記憶することになる。このように、分散型・協調型の車載電子制御システムにおいては、異常を検出した各ECUが当該ECUに直接的に関連する異常診断結果のみを記憶することになる。
このように、従来の一般的な車載電子制御システムでは、異常を検出した各ECUが当該ECUに直接的に関連する異常診断結果のみを記憶するようにしているため、複数のECUによる協調動作に異常が生じたときに、異常を検出したECUの異常診断結果を読み出しても、他のECUに潜在している真の原因を見つけだすことが困難な場合が多く、熟練した整備士であっても、最終的に故障原因を特定するまでに多大な時間を要し、負担が大きいという問題がある。
このような整備士の負担を軽減し、故障解析の作業性を向上させるために、例えば特許文献1に記載された技術が提案されている。この特許文献1には、複数のECUの協調動作によって1つの機能を実現している車載電子制御システムの故障診断に使用する診断機として、当該車載電子制御システム全体の機能連鎖や故障検出に至る因果関係に関する情報を予め記憶しているものを用い、所定の判定ロジックにしたがって、各ECUから読み出した異常診断結果に基づいて自動的に故障原因を特定する技術が開示されている。
特開平3−32967号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、ある機能を実現するための各ECUによる協調動作について全て把握した上で診断機の判定ロジックを作成する必要があり、判定ロジックの作成が極めて困難であるという問題があった。特に、この特許文献1に記載された技術においては、システム構成が異なる車両毎に判定ロジックを作成する必要があることから、情報量が膨大となり、判定ロジック自体に欠陥が発生しやすくなるという問題があった。また、この特許文献1に記載された技術においては、同一車両であっても機能が追加される度に、機能連鎖の順序や組み合わせが変化することから、これに対応して判定ロジックを修正する必要があり、効率の悪化を招来するという問題があった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、複数のECU間でデータを送受信して協調動作を行う際に、1つのECUの異常によって連鎖的に他のECUが異常を検出する場合であっても、複雑な判定ロジックを用いることなく、容易且つ適切に故障原因を特定することができる車載電子制御システム及びその故障診断方法、並びに車載電子制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、協調動作を行う複数の車載電子制御装置に、以下のような処理を実行させることにより、上述した課題を解決する。すなわち、本発明では、複数の車載電子制御装置のそれぞれが、自己診断の結果として得られた異常診断結果を記憶し、当該異常診断結果を読み出すための第1の診断結果読み出しコマンドを外部から受信したときに、当該異常診断結果に他の車載電子制御装置からの入力異常が含まれていれば、当該他の車載電子制御装置が記憶している異常診断結果を読み出すための第2の診断結果読み出しコマンドを当該他の車載電子制御装置に対して送信する。そして、当該他の車載電子制御装置から前記第2の診断結果読み出しコマンドの応答として得た異常診断結果を、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信する。これにより、本発明においては、複数の車載電子制御装置で互いに関連性のある異常診断結果について、故障の原因となっている異常を示す異常診断結果まで辿って、その異常診断結果が診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信されることになる。
本発明によれば、1つの車載電子制御装置の異常によって連鎖的に他の車載電子制御装置が異常を検出する場合であっても、複雑な判定ロジックを用いることなく、容易且つ適切に故障原因を特定することができる。
以下、本発明を適用した車載電子制御システムの具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
この車載電子制御システムは、図1に示すように、車載電子制御装置としての複数のECUが所定のネットワークバス100で相互に接続され、これらECU間でネットワークバス100を介してデータを送受信して協調動作を行うことが可能なネットワーク型の制御システムとして構成される。なお、本実施形態では、簡単のために3つのECU10A,10B,10Cがネットワークバス100に接続され、これら3つのECU10A,10B,10Cの間で協調動作を行う場合を例に挙げて説明するが、当然のことながらECUの数はこの例に限定されるものではない。
また、この車載電子制御システムでは、各ECU10A,10B,10Cのそれぞれに対して、当該車載電子制御システムの故障診断を行うための診断機210が、専用ハーネス200を介して接続可能とされている。診断機210は、ECU10A,10B,10Cに対して、後述する異常診断結果を読み出すための診断結果読み出しコマンドを送信し、その応答として得られる異常診断結果を表示するものであり、例えば車両整備工場における整備士によって操作されるものである。なお、本実施形態では、この診断機210を専用ハーネス200を介して各ECU10A,10B,10Cに接続するようにしているが、診断機210をネットワークバス100を介して各ECU10A,10B,10Cに接続することも可能であり、この場合、専用ハーネス200を不要とすることもできる。
車載電子制御システムを構成する各ECU10A,10B,10Cは、それぞれ、各ECUに求められる制御機能を実行する機能実行部20A,20B,20Cと、機能実行部20A,20B,20Cでの制御状態についての自己診断を行う診断制御部30A,30B,30Cとを備える。ここで、自己診断とは、自己の制御状態を監視して、異常があればそれを検出する動作をいう。
各ECU10A,10B,10Cの機能実行部20A,20B,20Cは、それぞれ、各機能毎の機能制御部21A,22A,・・・23A,21B,22B,・・・23B,21C,22C,・・・23Cを有する。これら機能制御部21A,22A,・・・23A,21B,22B,・・・23B,21C,22C,・・・23Cは、外部からの入力以外に演算に必要なパラメータなどを予め記憶しており、これら外部入力や記憶したパラメータなどを用いて所定の演算処理を行って、各機能を実現する。本実施形態では、ECU10Aの機能制御部22Aにセンサ41が接続され、ECU10Aの機能制御部23Aにセンサ42及びアクチュエータ43が接続され、ECU10Cの機能制御部23Cにセンサ44が接続されているものとして説明する。なお、これらの各機能制御部21A,22A,・・・23A,21B,22B,・・・23B,21C,22C,・・・23Cは、ハードウェア又はソフトウェアのいずれによっても構成可能である。
各ECU10A,10B,10Cの診断制御部30A,30B,30C(以下、これらを特に区別しないときは診断制御部30と総称する。)は、それぞれ、図2に示すように、各ECUの状態を監視する異常監視部31と、異常監視部31によって異常が検出されたときにその異常を表すコードデータ(以下、異常コードという。)を異常診断結果として記憶する不揮発性メモリからなる異常診断結果記憶部32と、外部の通信アプリケーションプログラムとの間での異常診断結果の送受信を制御する診断通信制御部33と、異常診断結果の内容に対応した処理内容が記載された不揮発性メモリからなる動作指示テーブル34と、自己診断に関連する処理を統括的に制御する制御ロジック部35とを有する。
以上のような本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、ECU10Aに接続されたアクチュエータ43の動作制御は、例えば以下のように行われる。
まず、ECU10Cにおける機能制御部23Cが、図3に示すように、センサ44の出力信号D1を入力すると、ネットワークバス100を介して、そのセンサ値を示す出力信号D2をECU10Bに供給する。このとき、ECU10Cは、診断制御部30Cにおける異常監視部31によって信号の入出力の状態を監視し、異常を検出した場合には、対応する異常コードを異常診断結果記憶部32に記憶する。
続いて、ECU10Bにおける機能制御部23Bは、ネットワークバス100を介して出力信号D2を入力すると、当該機能制御部23Bが内部に記憶しているパラメータを用いて当該出力信号D2に対して所定のセンサ値補正演算を行い、演算結果である補正センサ値を示す出力信号D3を、ネットワークバス100を介してECU10Aに供給する。このとき、ECU10Bは、診断制御部30Bにおける異常監視部31によって信号の入出力の状態を監視し、異常を検出した場合には、対応する異常コードを異常診断結果記憶部32に記憶する。
また、ECU10Aにおける機能制御部22Aは、センサ41の出力信号D4を入力して所定の演算を行うとともに、機能制御部23Aに当該出力信号D4を出力信号D5として供給する。機能制御部23Aは、ネットワークバス100を介して出力信号D3を入力し、センサ42の出力信号D6及び機能制御部22Aから供給された出力信号D5に基づいて、アクチュエータ43の制御パラメータを演算し、出力信号D7として当該アクチュエータ43に供給することにより、当該アクチュエータ43の動作を制御する。また、機能制御部23Aは、アクチュエータ43の出力信号D8を入力する。このとき、ECU10Aは、診断制御部30Aにおける異常監視部31によって信号の入出力の状態を監視し、異常を検出した場合には、対応する異常コードを異常診断結果記憶部32に記憶する。
このように、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、ECU10A,10B,10Cに跨った協調動作を行うことにより、アクチュエータ43を動作制御する。
ここで、センサ44に何らかの故障が発生して、センサ44からの出力信号D1として異常値が出力された場合には、ECU10Cにおける機能制御部23Cは、出力信号D2として異常値を出力することになる。この場合、ECU10Cは、異常監視部31によりセンサ44の出力信号D1の異常を検出し、当該センサ44の異常を示す異常コードを異常診断結果記憶部32に記憶する。
また、ECU10Bにおける機能制御部23Bは、ECU10Cから異常値である出力信号D2が入力されることに応じて、センサ値補正演算によって異常値を算出し、出力信号D3として異常値を出力することになる。この場合、ECU10Bは、異常監視部31により出力信号D2の入力異常とセンサ値補正演算異常とを検出し、これら出力信号D2の入力異常を示す異常コードとセンサ値補正演算異常を示す異常コードとを異常診断結果記憶部32に記憶する。
また、ECU10Aにおける機能制御部23Aは、ECU10Bから異常値である出力信号D3(D5)が入力されることに応じて、アクチュエータ43の制御パラメータとして異常値を算出し、出力信号D7として異常値を出力して、アクチュエータ43を異常制御することになる。この場合、ECU10Aは、異常監視部31により出力信号D3の入力異常とアクチュエータ43の制御パラメータ演算異常と当該アクチュエータ43の制御異常とを検出し、これら出力信号D3の入力異常を示す異常コードと、アクチュエータ43の制御パラメータ演算異常を示す異常コードと、当該アクチュエータ43の制御異常を示す異常コードとを異常診断結果記憶部32に記憶する。
ECU10Aからの出力信号D7の異常によりアクチュエータ43の動作に異常が生じると、このアクチュエータ43の異常動作が車両挙動の異常として現れ、ユーザが故障の発生を認識することになる。そして、故障の発生を認識したユーザが車両を車両整備工場に持ち込むと、車両整備工場の整備士が、診断機210を車載電子制御システムに接続して、故障診断を行う。すなわち、車両整備工場の整備士は、診断機210を車両電子制御システムに接続して異常診断結果の読み出し操作を行うことにより、専用ハーネス200上に、異常診断結果を読み出すための診断結果読み出しコマンドと読み出し対象のECUを識別するコードとを付加したデータを送信する。そして、この診断結果読み出しコマンドへの応答として、読み出し対象のECUから診断機210へと異常診断結果が送信されると、診断機210の診断結果表示画面にその異常診断結果の内容を表示して、故障発生箇所の解析を行う。
ここで、従来の一般的な車載電子制御システムにおいては、各ECUが記憶する異常診断結果は当該ECUに直接的に関連する異常コードのみであり、各ECUは、診断機210からの診断結果読み出しコマンドを受信したときに、当該ECUに直接的に関連する異常コードのみを診断機210に送信していた。すなわち、上述した例で説明すると、整備士が診断機210を操作して、ECU10Aを読み出し対象として診断結果読み出しコマンドを送信すると、ECU10Aがその診断結果読み出しコマンドへの応答として、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常診断結果、具体的には、例えば出力信号D3の入力異常を示す異常コードと、アクチュエータ43の制御パラメータ演算異常を示す異常コードと、当該アクチュエータ43の制御異常を示す異常コードとを診断機210に送信する。その結果、診断機210の診断結果表示画面には、ECU10Aに直接的に関連する異常のみが表示されることになる。
このため、診断機210の診断結果表示画面に表示された情報を参照しても、故障発生箇所を即座に特定することが困難な場合が多く、整備士は、故障の原因を予測しながら他のECUからの異常診断結果の読み出し操作などを繰り返し行って、診断機210に次々と表示される情報を総合的に判断して故障の真の原因を見つけ出す必要があり、最終的に故障原因を特定するまでに多大な時間を要し、整備士の負担が大きくなるという問題があった。
これに対して、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、各ECUに以下のような処理を実行させることで、故障原因の特定を容易且つ適切に行えるようにして、上述した従来の一般的な車載電子制御システムにおける問題点を解消するようにしている。なお、以下ではECU10Aでの処理を例に挙げて説明するが、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、他のECU10B,10Cにおいても同様の処理が行われる。
本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、ECU10Aは、図4に示すように、診断制御部30Aにおける異常監視部31により、当該ECU10Aに対する入力、機能制御部21A,22A,・・・23Aの内部演算結果、及びアクチュエータ43の制御状態を監視しており、これら監視対象のうちいずれかの異常を検出した場合には、異常診断結果として、対応する異常コードを異常診断結果記憶部32に記憶する。
また、診断通信制御部33は、診断機210や他のECUから診断結果読み出しコマンドC1を受信すると、この診断結果読み出しコマンドC1を制御ロジック部35に通知する。これに応じて、制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に異常診断結果として何らかの異常コードが記憶されているか否かの照会を行い、異常コードが記憶されていない場合には、診断通信制御部33に「異常なし」を示す結果送信コマンドを発行する。そして、診断通信制御部33は、異常診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、「異常なし」を示す診断結果情報を送信する。一方、制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に異常診断結果として何らかの異常コードが記憶されている場合には、動作指示テーブル34を参照し、この異常コードの内容に対応する処理内容として動作指示テーブル34に記載されている内容に応じて、処理を切り替える。
すなわち、制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードが、ECU10Bから供給された出力信号D3の異常を示す異常コードである場合には、ECU10Bの異常診断結果を取得すべく、ECU10Bに対して診断結果読み出しコマンドC2を発行するように診断通信制御部33に要求する。これに応じて、診断通信制御部33は、ECU10Bに対して診断結果読み出しコマンドC2を発行し、この異常診断結果読み出しコマンドC2に対するECU10Bからの応答を待つ。そして、異常診断結果読み出しコマンドC2に対する応答として、ECU10Bから当該ECU10Bが記憶している異常コードが送信された場合には、診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、ECU10Bから送信された異常コードを診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。また、診断通信制御部33は、診断結果読み出しコマンドC2に対するECU10Bからの応答がない場合には、診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、ECU10Bからの入力異常を示す異常コードを診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。
また、制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードが当該ECU10Aの異常に対応するものである場合には、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードを診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに送信するように診断通信制御部33に要求する。これに応じて、診断通信制御部33は、診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードを診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。
図5は、本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、診断結果読み出しコマンドを受信した際に各ECUで実行される一連の処理の流れを示すフローチャートである。
本発明を適用した車載電子制御システムの各ECUは、まず、ステップS1において、診断機210や他のECUから診断結果読み出しコマンドC1を受信すると、ステップS2において、異常診断結果記憶部32に異常診断結果として記憶されている異常コードを読み出す処理を行う。ここで、ECUは、ステップS3において、異常診断結果記憶部32に異常診断結果としての異常コードが記憶されていないと判断した場合には、ステップS4において、ステップS1で受信した診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、「異常なし」を示す診断結果情報を、診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。一方、ECUは、異常診断結果記憶部32に何らかの異常コードが記憶されていると判断した場合には、ステップS5において、動作指示テーブル34を参照して、その異常コードの内容を判断する。
ここで、ECUは、ステップS6において、異常コードの内容が他のECUからの入力異常を示すものでないと判断した場合、すなわち、異常コードの内容が自己の異常を示すものであると判断した場合には、ステップS7において、ステップS1で受信した診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、この異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードを、診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。一方、ECUは、異常コードの内容が他のECUからの入力異常を示すものであると判断した場合には、ステップS8において、当該他のECUに対して診断結果読み出しコマンドC2を送信する。
そして、ECUは、ステップS9において、診断結果読み出しコマンドC2に対する応答として、当該他のECUから当該他のECUが記憶している異常コードの送信があったか否かを判断し、当該他のECUから異常コードの送信があれば、ステップS10において、ステップS1で受信した診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、当該他のECUから受信した異常コードを、診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。一方、所定時間経過しても診断結果読み出しコマンドC2に対する応答がない場合(ステップS11で否定判定の場合)には、ECUは、他のECUからのデータを入力する入力部に故障が発生していると判断し、ステップS12において、ステップS1で受信した診断結果読み出しコマンドC1に対する応答として、入力部の故障を示す異常コードを、診断結果読み出しコマンドC1の送信元である診断機210や他のECUに対して送信する。
本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、当該車載電子制御システムを構成する各ECU10A,10B,10Cにおいて以上のような処理が実行されることによって、これらECU10A,10B,10Cに跨った協調動作によって実現される機能に何らかの故障が発生したときに、その故障原因を容易且つ適切に特定することが可能となる。
すなわち、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、例えば図6に示すように、ECU10Cに接続されたセンサ44の故障によってECU10Aに接続されたアクチュエータ43の動作に異常が生じたときに、ECU10Aに診断機210が接続されて、診断機210からECU10Aに対して診断結果読み出しコマンドを送信すると、ECU10Aの診断制御部30Aが、当該ECU10Aの異常診断結果としてECU10Bからの出力信号D3の異常を示す異常コードが記憶されていることを受けて、ECU10Bに対して診断結果読み出しコマンドを送信する。
ECU10AからECU10Bに対して診断結果読み出しコマンドが送信されると、ECU10Bの診断制御部30Bが、当該ECU10Bの異常診断結果としてECU10Cからの出力信号D2の異常を示す異常コードが記憶されていることを受けて、ECU10Cに対して診断結果読み出しコマンドを送信する。
ECU10BからECU10Cに対して診断結果読み出しコマンドが送信されると、ECU10Cの診断制御部30Cが、当該ECU10Cの異常診断結果としてセンサ44の故障を示す異常コードが記憶されていることを受けて、ECU10Bからの診断結果読み出しコマンドに対する応答として、センサ44の故障を示す異常コードをECU10Bに送信する。
ECU10CからECU10Bに対してセンサ44の故障を示す異常コードが送信されると、ECU10Bの診断制御部30Bが、ECU10Aからの診断結果読み出しコマンドに対する応答として、このECU10Cから受信したセンサ44の故障を示す異常コードをECU10Aに送信する。
ECU10BからECU10Aに対してセンサ44の故障を示す異常コードが送信されると、ECU10Aの診断制御部30Aが、診断機210からの診断結果読み出しコマンドに対する応答として、このECU10Bから受信したセンサ44の故障を示す異常コードを診断機210に送信する。これにより、診断機210は、ECU10Cに接続されているセンサ44の故障を検出することでき、診断結果表示画面にその旨を表示することができる。
このように、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、複数のECUによる協調動作を行うときに、上流側に位置するECUの異常に起因して、下流側に位置する全てのECUに異常が検出される場合には、下流側に位置するECUから順次、自己よりも一段上流側に位置するECUに対して診断結果読み出しコマンドを送信して異常の原因を問い合わせ、最終的な異常原因が生じているECUから順次、自己よりも一段下流側に位置するECUに対して応答していくことにより、診断機210に異常原因を知らせることができる。したがって、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、最下流側に位置するECUに診断機210を接続して診断結果読み出しコマンドを送信するのみで、真の故障原因となっている上流側に位置するECUの異常を把握することが可能となる。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、複数のECU10A,10B,10Cのそれぞれが、自己診断して得られた異常診断結果を異常診断結果記憶部32に記憶し、この異常診断結果を読み出すための診断結果読み出しコマンドを外部から受信したときに、異常診断結果記憶部32に記憶している異常診断結果に他のECUからの入力異常を示す情報が含まれているか否かを確認するようにしている。そして、異常診断結果記憶部32に記憶している異常診断結果に他のECUからの入力異常を示す情報が含まれている場合には、当該他のECUが記憶している異常診断結果を読み出すための異常診断結果読み出しコマンドを当該他のECUに対して送信し、当該他のECUから得た診断結果を、異常診断結果読み出しコマンドの応答として、当該異常診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するようにしている。
これにより、本発明を適用した車載電子制御システムによれば、複数のECUで互いに関連性のある異常診断結果について、故障の原因となっている異常を示す異常診断結果まで辿って、その異常診断結果を診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信することができ、1つのECUの異常によって連鎖的に他のECUが異常を検出する場合であっても、複雑な判定ロジックを用いることなく、容易且つ適切に故障原因を特定することができる。
また、この車載電子制御システムにおいては、複数のECU10A,10B,10Cにおける制御ロジック部35が、診断通信制御部33によって診断結果読み出しコマンドが受信されたときに、異常診断結果としての異常コードの内容とそれに対応した処理内容が記載された動作指示テーブル34を参照して、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードの内容に応じて処理を切り替えるようにしている。
具体的には、各ECU10A,10B,10Cの制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードが他のECUからの入力異常を示す異常コードである場合には、当該他のECUに対して異常診断結果読み出しコマンドを発行するように診断通信制御部33に要求する。また、制御ロジック部35は、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードが当該ECUの異常に対応するものである場合には、当該異常コードを異常診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するように、診断通信制御部33に要求する。
このように、本発明を適用した車載電子制御システムにおいては、異常診断結果記憶部32に記憶されている異常コードの内容に応じて処理を切り替えるという極めて単純な判定ロジックで、各ECU10A,10B,10Cにおける制御ロジック部35を構成すればよく、車載電子制御システム全体の複雑な判定ロジックを用いることなく、故障原因を容易且つ適切に特定することができる。
なお、以上説明した車載電子制御システムは本発明の一適用例であり、本発明が以上の例に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、具体的なハードウェア構成や各ECUでの処理の細部などにおいて種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述した車載電子制御システムにおいては、各ECU10A,10B,10Cを1つのネットワークバス100で接続し、各ECU10A,10B,10C間のデータ送受信をこのネットワークバス100を介して行うようにしているが、各ECU10A,10B,10C間をそれぞれ個別の専用ハーネスで接続し、各ECU10A,10B,10C間のデータ送受信をこれら専用ハーネスを用いて行うようにしてもよい。また、上述した車載電子制御システムにおいては、各ECU10A,10B,10Cが診断結果読み出しコマンドに対する応答として、異常コードそのものを診断結果読み出しコマンドの送信元に送信するようにしているが、異常コードに対応した具体的な異常の内容を診断結果読み出しコマンドに対する応答として送信するようにしてもよい。
本発明を適用した車載電子制御システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車載電子制御システムにおける各ECUの診断制御部の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、アクチュエータの動作制御時に流れる信号について説明するための図である。 本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、ECU10Aの診断制御部が実行する処理について説明するための図である。 本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、各ECUが診断結果読み出しコマンドを受信した際に実行する一連の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明を適用した車載電子制御システムにおいて、複数のECUに跨った協調動作によって実現される機能の故障原因を特定する様子を説明するための図である。
符号の説明
10A,10B,10C ECU
20A,20B,20C 機能実行部
30A,30B,30C 診断制御部
31 異常監視部
32 異常診断結果記憶部
33 診断通信制御部
34 動作指示テーブル
35 制御ロジック部
41,42,44 センサ
43 アクチュエータ
100 ネットワークバス
200 専用ハーネス
210 診断機

Claims (8)

  1. 複数の車載電子制御装置間でデータを送受信して協調動作を行う車載電子制御システムにおいて、
    前記複数の車載電子制御装置が、それぞれ、自己診断の結果として得られた異常診断結果を記憶し、当該異常診断結果を読み出すための第1の診断結果読み出しコマンドを外部から受信したときに、当該異常診断結果に他の車載電子制御装置からの入力異常が含まれている場合には、当該他の車載電子制御装置が記憶している異常診断結果を読み出すための第2の診断結果読み出しコマンドを当該他の車載電子制御装置に対して送信し、当該他の車載電子制御装置から前記第2の診断結果読み出しコマンドの応答として得た異常診断結果を、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信することを特徴とする車載電子制御システム。
  2. 前記複数の車載電子制御装置は、それぞれ、
    自己診断の結果として得られた異常診断結果を記憶する異常診断結果記憶手段と、
    前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果の送受信を制御する診断通信制御手段と、
    前記異常診断結果の内容に対応した処理内容が記載されたテーブル手段と、
    前記自己診断に関連する処理を統括的に制御する制御ロジック手段とを備え、
    前記制御ロジック手段は、前記診断通信制御手段によって前記第1の診断結果読み出しコマンドが受信されたときに、前記テーブル手段を参照し、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果の内容に応じて処理を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車載電子制御システム。
  3. 前記制御ロジック手段は、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果に他の車載電子制御装置からの入力異常が含まれている場合には、当該他の車載電子制御装置に対して前記第2の異常診断結果読み出しコマンドを発行するように前記診断通信制御手段に要求し、前記診断通信制御手段によって前記第2の診断結果読み出しコマンドの応答として前記他の車載電子制御装置から送信された異常診断結果が受診されたときに、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該他の車載電子制御装置から送信された異常診断結果を、前記第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するように前記診断通信制御手段に要求することを特徴とする請求項2に記載の車載電子制御システム。
  4. 前記制御ロジック手段は、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果が当該車載電子制御装置の異常に対応するもののみである場合には、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該異常診断結果を前記第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するように前記診断通信制御手段に要求することを特徴とする請求項2に記載の車載電子制御システム。
  5. 複数の車載電子制御装置間でデータを送受信して協調動作を行う車載電子制御システムの故障診断方法において、
    前記複数の車載電子制御装置がそれぞれ自己診断して得られた異常診断結果を記憶する工程と、
    前記複数の車載電子制御装置のうち一の車載電子制御装置が、前記異常診断結果を読み出すための第1の診断結果読み出しコマンドを外部から受信する工程と、
    前記一の車載電子制御装置が記憶している異常診断結果に他の車載電子制御装置からの入力異常を示す情報が含まれている場合に、当該他の車載電子制御装置が記憶している異常診断結果を読み出すための第2の診断結果読み出しコマンドを当該一の車載電子制御装置から当該他の車載電子制御装置に対して送信する工程と、
    前記一の車載電子制御装置が、前記他の車載電子制御装置から前記第2の診断結果読み出しコマンドの応答として得た診断結果を、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信する工程とを有することを特徴とする車載電子制御システムの故障診断方法。
  6. 他の車載電子制御装置との間でデータを送受信して協調動作を行う車載電子制御装置において、
    自己診断の結果として得られた異常診断結果を記憶する異常診断結果記憶手段と、
    前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果の送受信を制御する診断通信制御手段と、
    前記異常診断結果の内容に対応した処理内容が記載されたテーブル手段と、
    前記自己診断に関連する処理を統括的に制御する制御ロジック手段とを備え、
    前記制御ロジック手段は、前記診断通信制御手段によって、前記異常診断結果記憶手段に記憶された異常診断結果を読み出すための外部からの第1の診断結果読み出しコマンドが受信されたときに、前記テーブル手段を参照し、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果の内容に応じて処理を切り替えることを特徴とする車載電子制御装置。
  7. 前記制御ロジック手段は、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果に他の車載電子制御装置からの入力異常が含まれている場合には、当該他の車載電子制御装置に対して当該他の車載電子制御装置が記憶している異常診断結果を読み出すための第2の異常診断結果読み出しコマンドを発行するように前記診断通信制御手段に要求し、前記診断通信制御手段によって前記第2の診断結果読み出しコマンドの応答として前記他の車載電子制御装置から送信された異常診断結果が受診されたときに、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該他の車載電子制御装置から送信された異常診断結果を、前記第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するように前記診断通信制御手段に要求することを特徴とする請求項6に記載の車載電子制御装置。
  8. 前記制御ロジック手段は、前記異常診断結果記憶手段に記憶されている異常診断結果が当該車載電子制御装置の異常に対応するもののみである場合には、前記第1の診断結果読み出しコマンドの応答として、当該異常診断結果を前記第1の診断結果読み出しコマンドの送信元へと送信するように前記診断通信制御手段に要求することを特徴とする請求項6に記載の車載電子制御装置。
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