JPH07123482A - 車両用lanシステム - Google Patents

車両用lanシステム

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Publication number
JPH07123482A
JPH07123482A JP5263777A JP26377793A JPH07123482A JP H07123482 A JPH07123482 A JP H07123482A JP 5263777 A JP5263777 A JP 5263777A JP 26377793 A JP26377793 A JP 26377793A JP H07123482 A JPH07123482 A JP H07123482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
memory
vehicle
control
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5263777A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Asai
智之 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP5263777A priority Critical patent/JPH07123482A/ja
Publication of JPH07123482A publication Critical patent/JPH07123482A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用LANシステムの車検時等における故
障診断を容易に、かつ短時間に行うことができる。 【構成】 パラメータ検出手段、制御機器が選択的に接
続された複数の局が多重通信ラインによって結合されて
なる車両用LANシステムにおいて、前記複数の局のう
ち少なくても1つの局に前記パラメータ検出手段を集中
して接続したことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車載のセン
サ、スイッチ等からのパラメータを入力して、各種制御
機器を制御する各種制御装置(局)等の間の通信を行う
車両用LANシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用LANシステムを
図2及び図3に基づいて説明する。同図において、1は
車両に搭載された複数の機器で、車両の運転状態を好適
に制御・維持する装置のことで、例えば車両の駆動力を
出力する内燃機関や変速比の切り換えを行う変速器や複
数のメータを収納する計器ユニットなどのことである。
【0003】2はパラメータ検出手段で、車両、エンジ
ン等に関するパラメータを検出するものであり、例えば
車速を検出する車速センサ、吸入空気量を検出するスロ
ットル開度センサ、エンジンの回転数を検出するエンジ
ン回転数センサ、ドアの開閉によってオン・オフされる
ドアスイッチ等のことである。
【0004】3は通信制御手段(または通信用集積回路
ともいう)で、前記パラメータ検出手段2により検出さ
れた所定のパラメータや、後述の制御装置4内部で生成
される各種データを通信ライン5に対して出力する。こ
のとき、その出力する通信制御手段3に固有のアドレス
と、伝送したい通信データとを一組のシリアルデータと
して出力し、また反対に他の制御装置4から前記通信ラ
イン5を介して供給されるアドレス信号と通信データと
からなるシリアルデータをパラレルデータに変換して制
御装置4に取り込む。
【0005】4はそれぞれマイクロコンピュータを内蔵
する複数の制御装置で、前記パラメータ検出手段2によ
り検出されたパラメータを入力して、内蔵されたマイク
ロコンピュータによって制御信号を作成して各制御装置
4に接続された特定の機器1を制御する。すなわち、複
数の制御装置4のうち、例えば電子制御噴射装置は、そ
の制御装置に接続されたセンサ等のパラメータ検出手段
2によって検出されたパラメータとしての車速信号、ス
ロットルバルブ開度信号、ブレーキ信号、酸素量信号等
を入力し、内蔵マイクロコンピュータによって制御信号
を作成して燃料噴射弁の開度を制御する。
【0006】また、検出したパラメータを通信制御手段
3から通信ライン5に出力して、他の制御装置4に供給
する。なお、他の制御装置4としては、例えばエアバッ
グ装置、車高制御装置、ドアロック制御装置、防盗装置
等があり、これらも図3に示した構成と同様な構成を有
するので、構成の説明は省略する。
【0007】6は前記複数の制御装置4のそれぞれに内
蔵されたメモリで、それぞれの制御装置4に接続された
機器1、パラメータ検出手段2、及びその制御装置4に
内蔵された機器駆動回路を、各制御装置4に内蔵された
固有のプログラムで定期的に行われる故障診断の結果を
記憶せしめる。
【0008】次に、制御装置3の詳細構成を図3に示す
エンジン制御装置3を例にとつて説明するが、他の制御
装置3も基本構成は類似するのでその詳細説明は省略す
る。すなわち、図3に示す制御装置3は、一例としてエ
ンジン制御装置を示すもので、これは周知のマイクロコ
ンピュータ11、ROM12、RAM13、等を中心
に、これらと外部入力回路14、外部出力回路15及び
他の制御装置4との間の多重通信を行うための通信制御
手段3等から構成されている。上記マイクロコンピュー
タ11、ROM12,RAM13はバス16によって相
互に接続され、外部入力回路14は入力ライン17を介
して接続されている。また外部出力回路15は出力ライ
ン18を介してマイクロコンピュータ11に接続されて
いる。
【0009】このような構成を基に、外部入力回路14
には車速センサ、ステアリングセンサ、ブレーキペダル
スイッチ、ニュートラルスイッチ、モードセレクトスイ
ッチ等のセンサからのパラメータが複数の入力端子A1
〜Anから外部入力回路14、入力ライン17を介して
マイクロコンピュータ11に読み込まれ、マイクロコン
ピュータによって各種の制御信号が作成される。
【0010】また外部出力回路15の出力端子B1〜B
nは、燃料噴射弁、燃料メータ等の機器1に接続されて
いる。これらは、各々、出力ライン18、外部出力回路
15を介してマイクロコンピュータ11によって作成さ
れた各種制御信号により駆動制御される。
【0011】また一方で、マイクロコンピュータ11
は、自己の固有の診断プログラムによって各々の制御装
置4内の回路要素、外部接続されたセンサ、スイッチ、
機器等の故障診断を必要に応じて行っており、その診断
結果に異常が発見された場合には、内蔵されたメモリ6
に記憶せしめる。
【0012】また上記構成において、それぞれの複数の
制御装置4は、内蔵された固有のマイクロコンピュータ
11からの指示に基づいて、それぞれに設けられた通信
手段3を介して他の制御装置4に対して、アドレス信号
によって相手先の制御装置4を指定した上でパラメータ
等の通信データを通信制御手段3を介して送出する。ま
た、他の制御装置4から通信ライン5を介して伝送され
た通信データを通信制御手段3が受信した場合には、そ
の読み取ったパラメータ等の通信データに基づいて制御
装置4の内蔵マイクロコンピュータは制御信号を作成し
て自己の制御装置4に接続された機器1を制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き車両用LANシステムにあつては、それぞれの制御
装置4に故障診断の結果を記憶するメモリ6を有してい
るので、車検時のデイーラー等における車両全体のチェ
ックのために、それぞれの制御装置3に内蔵されたメモ
リの記憶内容を読み取り、その読み取った記憶データに
基づいて故障しているか否かをチェックする場合、それ
ぞれのメモリ6を一つ一つ当たらなくては故障している
のか否かチェックできず、多くの工数を要し、管理には
不向きであるという問題点があった。
【0014】この発明は、1つの制御装置に全体の制御
装置の診断結果を記憶させるメモリを設け、その1つの
メモリの記憶内容をチェックすることによって全ての制
御装置の故障診断の結果をチェックできるようにして管
理の効率化を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用L
ANシステムは、パラメータ検出手段、制御機器が選択
的に接続された複数の局が多重通信ラインによって結合
されてなる車両用LANシステムにおいて、前記複数の
局のうち少なくても1つの局に前記パラメータ検出手段
を集中して接続したことである。
【0016】
【作用】上記構成によれば、1つのメモリに他の全ての
制御装置の故障診断の結果が記憶されているので、故障
診断のチェックを効率的に行える。
【0017】
【実施例】この発明による実施例を図1に基づいて詳細
に説明する。図1において、図2において説明した構成
のものと同一のもの、または均等なものには同一符号を
付してその詳細説明を省略し、異なる構成についてのみ
説明する。すなわち、図1において、各制御装置4の故
障診断結果の記憶用のメモリ21が1つの特定の制御装
置20に設けられている点である。
【0018】そのために、各制御装置4でのそれぞれの
診断結果は、各制御装置4から順次特定の制御装置20
に伝送されて、その送られてきた故障診断結果は、所定
の手順に沿ってメモリ21に記憶されるので、車検時等
においては特定の制御装置20に内蔵されたメモリ21
をチェックすれば全ての制御装置4の故障診断の内容チ
ェックを行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
車検時等における故障診断を容易に、かつ短時間に行う
ことができるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の回路説明図である。
【図2】従来例の回路説明図である。
【図3】図1及び図2における制御装置の内部回路説明
図である。
【符号の説明】
1 機器 2 パラメータ検出手段 3 通信制御手段 4、20 制御装置 5 通信ライン 6、21 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラメータ検出手段(2)、制御機器
    (1)が選択的に接続された複数の局(4)が多重通信
    ライン(5)によって結合されてなる車両用LANシス
    テムにおいて、前記複数の局(4)のうち少なくても1
    つの局(20)に前記パラメータ検出手段(2)を集中
    して接続したことをを特徴とする車両用LANシステ
    ム。
JP5263777A 1993-10-21 1993-10-21 車両用lanシステム Pending JPH07123482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5263777A JPH07123482A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 車両用lanシステム

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JP5263777A JPH07123482A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 車両用lanシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123482A true JPH07123482A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17394140

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5263777A Pending JPH07123482A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 車両用lanシステム

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JP (1) JPH07123482A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293101A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Pacific Ind Co Ltd 光lan装置
JP2006335150A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Nissan Motor Co Ltd 車載電子制御システム及びその故障診断方法、並びに車載電子制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293101A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Pacific Ind Co Ltd 光lan装置
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