JP2005293101A - 光lan装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ファイバケーブルによって相互に接続されたマスタノードと複数のスレーブノードとを備える光LAN装置において、各スレーブノードに備えられた負荷装置の状態をマスタノードにて好適に監視すること。
【解決手段】 リング型光LAN装置は、光ファイバケーブル3によって相互に接続されたマスタノード1と複数のスレーブノード2とを備えている。マスタノード1は、スレーブノード2の各々に対応する指令信号を、ネットワーク上に送出する。各スレーブノード2は、対応する指令信号をネットワークから受け取ったとき、対応する負荷装置22を流れる電流の値に基づく検出結果情報を前記指令信号に付加して、同指令信号を返信信号としてネットワーク上に送出する。マスタノード1は、ネットワークから受け取った返信信号中の検出結果情報に基づき、スレーブノード2における負荷装置22の状態を把握する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを形成するように光ファイバケーブルによって相互に接続されたマスタノードと複数のスレーブノードとを備える光LAN装置に関し、特には各スレーブノードに備えられた負荷装置の状態を監視するための技術にする。
近年、車両の電子化が進み、車両に搭載されるモータ等の電気負荷装置(電装品)の数は増大する一方である。一般的な車両では、多数の負荷装置が制御装置に対して、比較的重量の大きい金属製の電線によって接続されている。しかし、車両に搭載される負荷装置の増大に伴い、使用される電線の総量も増大し、同電線の総重量が無視できないものとなってきている。また、車両の電子化が進むに従い、電線中を通過する制御信号に混入する電磁ノイズの問題が増大しているとともに、負荷装置の高速な制御処理の実現のためには電線の使用では限界があった。
そこで、近年では、金属製の電線に代えて光ファイバケーブルで制御装置と複数の負荷装置とを相互に接続して、車載光LAN装置を構築することが提案されている。この場合、スレーブノードとして機能する各負荷装置が適正に動作しているか否かを、マスタノードとして機能する制御装置にて監視するようにすることが好ましい。但し、車両への光ファイバケーブルの適用は未だ始まったばかりであり、そのような監視技術について開示した文献は多くはない。
例えば、特許文献1には、マスタノードと複数のスレーブノードとを備える光LAN装置が開示されている。この特許文献1では、光LAN装置としてリング型光LAN装置が適用され、複数のスレーブノードのうちの一部が故障した場合にも、ネットワーク全体をダウンさせないようにする技術が開示されている。
しかし、上記特許文献1は、単に一般的な光LAN装置を開示するものであり、車両に搭載される各種の負荷装置を制御するのに適した光LAN装置を開示するものではない。
一方、特許文献2には、車両の電動パワーステアリング装置において、モータ及びコントロールユニットの温度を検出することによって、モータ及びコントロールユニットの過熱保護を図るようにした技術が開示されている。また、この特許文献2には、電動パワーステアリング装置におけるモータを流れる電流の値を検出して、検出された電流値に基づきモータを流れる電流を制限することも記載されている。
しかし、上記特許文献2は、単に電動パワーステアリング装置のモータをコントロールユニットで制御する技術を開示するものであり、車載LAN装置を開示するものではなく、また光ファイバケーブルを利用した光LAN装置を開示するものでもない。
特開平11−313098号公報 特開平11−286278号公報
本発明の目的は、ネットワークを形成するように光ファイバケーブルによって相互に接続されたマスタノードと複数のスレーブノードとを備える光LAN装置において、各スレーブノードに備えられた負荷装置の状態をマスタノードにて好適に監視することにある。
上記の目的を達成するために、本願発明は、ネットワークを形成するように光ファイバケーブルによって相互に接続されたマスタノードと複数のスレーブノードとを備え、各スレーブノードは負荷装置を有し、各スレーブノードがマスタノードからの指令に応じて対応する負荷装置を駆動する光LAN装置を提供する。前記マスタノードは、前記スレーブノードの各々に対応する指令信号を前記ネットワーク上に送出するマスタコントローラを備える。前記各スレーブノードは、対応する負荷装置の状態を検出する状態検出部と、対応する指令信号を前記ネットワークから受け取ったとき、前記状態検出部にて検出された状態に基づく検出結果情報を前記指令信号に付加して、同指令信号を前記マスタノードに対する返信信号として前記ネットワーク上に送出するスレーブコントローラとを備える。前記マスタコントローラは、前記ネットワークから受け取った前記返信信号中の検出結果情報に基づき、同返信信号に対応するスレーブノードにおける負荷装置の状態を把握する。
好適な例では、前記負荷装置は電気によって駆動される電気負荷装置であり、前記状態検出部は電気負荷装置を流れる電流の値を検出する電流検出部である。
この場合、好ましくは、前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値に基づき、対応する電気負荷装置が過電流、断線及び正常のうちの何れの状態であるかを判定し、そして判定された状態を示す情報を前記検出結果情報として前記指令信号に付加する。
前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値を所定の閾値と比較することによって、対応する電気負荷装置の状態を判定するようにしてもよい。
好適な例では、前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値が前記閾値以上である場合には、対応する電気負荷装置への電流供給を遮断する。
前記指令信号は前記閾値を示す情報を含むのが好ましい。この場合、前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値を前記指令信号に含まれる閾値と比較する。
本発明によれば、マスタノードは、各スレーブノードに備えられた負荷装置の状態を好適に監視することができる。
以下に、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態の光LAN装置はリング型光LAN装置であり、車両に対して好適に適用することができる。このリング型光LAN装置は、マスタノード1と、第1〜第nスレーブノード2-1〜2-nを含む複数のスレーブノード2とを備えている。マスタノード1及びスレーブノード2は、リング型ネットワークを形成するように、光ファイバケーブル3によって相互に接続されている。
前記マスタノード1は、例えば車両のインスツルメントパネル(図示せず)内に配置されている。マスタノード1は、マイクロコンピュータ等よりなるコントローラ(マスタコントローラ)11を備えている。マスタコントローラ11は、例えば、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいる。マスタコントローラ11には報知器としてのディスプレイ12が接続され、このディスプレイ12は車両の運転者に視認可能なようにインスツルメントパネル上に露出している。マスタコントローラ11は、スレーブノード2の各々の状態を、必要に応じてディスプレイ12上に文字や記号等で表示させる。なお、ディスプレイ12に代えて、スレーブノード2の数に対応する数の表示ランプを報知器として設けてもよい。この場合、マスタコントローラ11は、これら表示ランプを点灯或いは点滅させることにより、対応するスレーブノード2の状態を運転者に報知する。
前記マスタコントローラ11には、E/O変換器(電気/光変換器)13及びO/E変換器(光/電気変換器)14が電線を介して接続されている。E/O変換器13は、マスタコントローラ11から出力される電気信号を電線を通じて受け取るとともに、受け取った電気信号を光信号に変換して、その光信号を同E/O変換器13に接続された光ファイバケーブル3上に送出する。O/E変換器14は、同O/E変換器14に接続された光ファイバケーブル3から受け取った光信号を電気信号に変換して、その電気信号を電線を通じてマスタコントローラ11に送出する。
前記スレーブノード2は車両の各部に配置され、それぞれ電気によって駆動される負荷装置22、すなわち電気負荷装置(車載電装品)を備えている。負荷装置22は、モータやランプ等を始めとする各種の電気アクチュエータである。各スレーブノード2は、前記マスタノード1からの指令に応じて、対応する負荷装置22を駆動する。各スレーブノード2には、予め固有のアドレスが割り当てられている。
各スレーブノード2は、マイクロコンピュータ等よりなるコントローラ(スレーブコントローラ)21を備えている。スレーブコントローラ21は、例えば、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいる。スレーブコントローラ21には、E/O変換器(電気/光変換器)23及びO/E変換器(光/電気変換器)24が電線を介して接続されている。E/O変換器23は、スレーブコントローラ21から出力される電気信号を電線を通じて受け取るとともに、受け取った電気信号を光信号に変換して、その光信号を同E/O変換器23に接続された光ファイバケーブル3上に送出する。O/E変換器24は、同O/E変換器24に接続された光ファイバケーブル3から受け取った光信号を電気信号に変換して、その電気信号を電線を通じてスレーブコントローラ21に送出する。
前記負荷装置22は、ドライバ(駆動回路)25を介して対応するスレーブコントローラ21に接続されている。スレーブコントローラ21は、ドライバ25を制御することにより、対応する負荷装置22を駆動する。電流検出部としての電流センサ26は、ドライバ25から負荷装置22に供給される電流の値、すなわち負荷装置22を流れる電流の値を検出して、検出された電流値を示す信号を対応するスレーブコントローラ21に出力する。電流センサ26としては公知のものを使用することができ、例えばシャント抵抗及び信号増幅器を含んで構成されたものを好適に使用することができる。
上記光LAN装置においては、アクセス制御方式としてトークンパッシング方式が採用されている。マスタノード1は、信号の受け取り先となるべきスレーブノード2のアドレス情報と各種の指令情報とを含むトークン信号を、指令信号としてネットワーク上に、すなわち光ファイバケーブル3によって構成される光伝送路上に送出する。マスタノード1から光伝送路上に送出された指令信号は、先ず第1スレーブノード2-1で受け取られる。第1スレーブノード2-1は、指令信号中に含まれるアドレスが自身に割り当てられたアドレスと一致する場合には、同指令信号中に含まれる指令情報に従った動作を行う。また、第1スレーブノード2-1は、前記電流センサ26にて検出された電流値に基づき、対応する負荷装置22の作動状態を示す検出結果情報を得るとともに、その検出結果情報を前記指令信号に付加して、同指令信号を前記マスタノード1に対する返信信号としてネットワーク上に送出する。一方、第1スレーブノード2-1は、指令信号中に含まれるアドレスが自身に割り当てられたアドレスと異なる場合には、同指令信号をそのままネットワーク上に送出する。
第1スレーブノード2-1からネットワーク上に送出されたトークン信号(返信信号又は指令信号)は、次に第2スレーブノード2-2で受け取られる。第2スレーブノード2-2は、受け取ったトークン信号に従い前述した第1スレーブノード2-1と同様な動作を行い、トークン信号を次のスレーブノード2に引き渡す。このようにして、マスタノード1から指令信号として送出されたトークン信号が、第1スレーブノード2-1から第nスレーブノード2-nにまで順次引き渡されていく。そして、最終段の第nスレーブノード2-nからネットワーク上に送出されたトークン信号が、マスタノード1にて返信信号として受け取られる。マスタノード1は、ネットワークから受け取った返信信号中の検出結果情報に基づき、同返信信号に対応するスレーブノード2における負荷装置22の作動状態を把握する。
図2は、マスタノード1及び複数のスレーブノード2を含むネットワーク上を巡回する前記トークン信号を例示するものである。トークン信号は、アドレスデータと、制御データと、検出結果データとを含む。前記アドレスデータは、トークン信号の受け取り先となるスレーブノード2のアドレスを示す情報である。前記制御データは、スレーブノード2に対する指令内容を示す情報であり、作動指令データ及び閾値データを含む。前記作動指令データは、負荷装置22の作動に関する指令内容を示す情報であり、例えば駆動指令又は停止指令を示す情報、並びに出力上昇指令又は出力低下指令を示す情報を含む。前記閾値データは、負荷装置22を流れる電流に関する閾値を示す情報である。各スレーブノード2は、電流センサ26によって検出された電流値をこの閾値と比較することによって、対応する負荷装置22の負荷状態を判定する。
前記検出結果データは、スレーブノード2で得られる前記検出結果情報、すなわち前記電流センサ26による検出結果を示す情報である。本実施形態において、この検出結果データは、負荷装置22の状態として、過電流状態、断線状態及び正常状態のうちの何れかの状態を示す。
マスタノード1は、前記アドレスデータと前記制御データとを含むトークン信号を、前記指令信号としてネットワーク上に送出する。各スレーブノード2は、指令信号中に含まれるアドレスが自身に割り当てられたアドレスと一致する場合に、前記検出結果データを前記指令信号に付加して、同指令信号を前記マスタノード1に対する返信信号としてネットワーク上に送出する。
前記アドレスデータ、制御データ及び検出結果データは、何れも複数ビットの2値コード信号よりなり、光ファイバケーブル3上においてはE/O変換器13,23にて生成される光信号のオン/オフによるビット列として表される。本実施形態においては、図2に示すように、“0”のビットコードは、1周期分の対称方形波信号、すなわちオン信号とオフ信号との組み合わせによって構成される。“1”のビットコードは、前記対称方形波信号の1周期分の期間に相当するオン信号又はオフ信号によって構成される。
図2の例では、アドレスデータが4ビットデータとして示され、制御データ中の作動指令データが2ビットデータとして示され、制御データ中の閾値データが4ビットデータとして示され、検出結果データが2ビットデータとして示されている。よって、アドレスデータは最大16個のアドレスを表すことができ、作動指令データは最大4つの指令内容を表すことができ、閾値データは最大16個の閾値を表すことができ、検出結果データは最大4つの検出結果を表すことができる。勿論、必要に応じて各データのビット数を変更しても構わない。
なお、アドレスデータと制御データと検出結果データとを明確に区別できるよう、アドレスデータの末尾及び制御データの末尾には、所定のオフ期間(休止期間)が与えられている。
次に、前記マスタノード1の動作について、図3のフローチャートに従って説明する。
ステップS101において、マスタコントローラ11は、指令信号をE/O変換器13を介してネットワーク上に送出する。この指令信号は、同指令信号の受け取り先となるべきスレーブノード2のアドレスを示すアドレスデータと、当該スレーブノード2に対する指令内容を示す制御データとを含む。
ステップS102において、マスタコントローラ11は、送出された指令信号に対応する返信信号が、ネットワークからO/E変換器14を介して受信されるのを待つ。返信信号が受信された場合、マスタコントローラ11はステップS103に進んで、返信信号中に含まれる検出結果データに応じた処理を実行し、処理を一旦終了する。すなわち、マスタコントローラ11は、返信信号中に含まれる検出結果データに基づき、同返信信号に対応するスレーブノード2における負荷装置22が、断線状態、過電流状態及び正常状態の何れであるのかを把握する。そして、マスタコントローラ11は、その負荷装置22が過電流状態或いは断線状態である場合には、その旨を示す情報をディスプレイ12上に表示させる。
マスタコントローラ11は、上記の処理を、複数のスレーブノード2について順次実行する。なお、マスタコントローラ11は、同じスレーブノード2宛てに次の指令信号を送出する際には、前回の返信信号から把握される負荷装置22の状態に基づき、或いはそれ以外の要因に基づき、指令信号中における作動指令データによって、負荷装置22の出力低下或いは出力上昇を指令してもよい。
次に、前記各スレーブノード2の動作について、図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS201において、スレーブコントローラ21は、ネットワークからO/E変換器24を介して指令信号が受信されるのを待つ。指令信号が受信された場合、スレーブコントローラ21はステップS202に進んで、指令信号中のアドレスデータによって示されるアドレスが、自身に割り当てられたアドレスと一致するか否かを判定する。両アドレスが一致しない場合、スレーブコントローラ21はステップS203に進んで、受信された指令信号に検出結果データを付加することなく、同指令信号をそのままE/O変換器23を介してネットワーク上に送出し、処理を一旦終了する。一方、両アドレスが一致する場合、スレーブコントローラ21は、ステップS204に進む。
ステップS204において、スレーブコントローラ21は、指令信号中の作動指令データによって示される指令内容が、負荷装置22の駆動指令であるか否かを判定する。指令内容が駆動指令でない場合、すなわち負荷装置22の停止指令である場合、スレーブコントローラ21はステップS205に進んで、対応する負荷装置22を停止させるようにドライバ25を制御する。続くステップS206において、スレーブコントローラ21は、返信信号をE/O変換器23を介してネットワーク上に送出し、処理を一旦終了する。この際、負荷装置22の停止を示す情報を検出結果データとして前記指令信号に付加し、検出結果データが付加された指令信号を返信信号として送出するようにしてもよい。
一方、前記ステップS204において指令内容が駆動指令である場合、スレーブコントローラ21はステップS207に進んで、対応する負荷装置22を駆動させるようにドライバ25を制御する。続くステップS208において、スレーブコントローラ21は、指令信号中の作動指令データによって示される指令内容に、負荷装置22の出力変更指令(出力上昇指令又は出力低下指令)が含まれているか否かを判定する。指令内容に出力変更指令が含まれている場合には、スレーブコントローラ21はステップS209に進んで、対応する負荷装置22の出力を変更(上昇又は低下)させるようにドライバ25を制御し、ステップステップS210に進む。一方、指令内容に出力変更指令が含まれていない場合には、スレーブコントローラ21は、ステップS209の処理を行うことなくステップS210に進む。
ステップS210では、スレーブコントローラ21は、電流センサ26を通じて、対応する負荷装置22を流れる電流の値Eを検出する。続くステップS211において、スレーブコントローラ21は、検出された電流値Eがゼロであるか否かを判定する。電流値Eがゼロである場合、すなわち負荷装置22に電流が流れていない場合には、スレーブコントローラ21は、負荷装置22が断線状態であると判定して、ステップS212に進む。ステップS212では、スレーブコントローラ21は、断線を示す情報を検出結果データとして前記指令信号に付加し、その後ステップS217に進む。
一方、検出された電流値Eがゼロでない場合には、スレーブコントローラ21はステップS213に進んで、電流値Eが、指令信号中の閾値データによって示される閾値Et以上であるか否かを判定する。電流値Eが閾値Et以上である場合には、スレーブコントローラ21は、負荷装置22が過電流状態であると判定して、すなわち負荷装置22が過負荷状態であると判定して、ステップS214に進む。ステップS214では、スレーブコントローラ21は、過電流を示す情報を検出結果データとして前記指令信号に付加する。続くステップS215では、スレーブコントローラ21は、負荷装置22を停止させるように、すなわち負荷装置22に対する電流供給を遮断するようにドライバ25を制御し、その後ステップS217に進む。
一方、検出された電流値Eが閾値Etよりも小さい場合、スレーブコントローラ21は、負荷装置22が正常に動作していると判定して、ステップS216に進む。ステップS216では、スレーブコントローラ21は、正常を示す情報を検出結果データとして前記指令信号に付加し、その後ステップS217に進む。
ステップS217では、スレーブコントローラ21は、検出結果データが付加された指令信号を、マスタノード1に対する返信信号として、E/O変換器23を介してネットワーク上に送出し、処理を一旦終了する。
以上詳述した本実施形態は、下記の利点を有する。
(1)各スレーブノード2は、対応する負荷装置22を流れる電流の値を検出する。そして、各スレーブノード2は、自身宛の指令信号をネットワークを通じてマスタノード1から受け取ったときには、検出された電流値に基づく検出結果データを前記指令信号に付加して、同指令信号をマスタノード1に対する返信信号としてネットワーク上に送出する。そして、マスタノード1は、ネットワークから受け取った前記返信信号中の検出結果データに基づき、同返信信号に対応するスレーブノード2における負荷装置22の状態を把握する。よって、マスタノード1は、各スレーブノード2に備えられた負荷装置の状態を常に好適に監視することができ、各スレーブノード2で発生した異常を早期に確実に把握することができる。
(2)スレーブノード2は、検出された電流値に基づき、対応する負荷装置22が過電流、断線及び正常の3つの状態の何れであるかを判定し、そして判定された状態を示す情報を検出結果データとして指令信号に付加する。よって、検出結果データとしては、3つの状態を表すことのできる2ビット分のデータで済み、ネットワーク上を伝送されるデータの長さを極力削減できる。これは、安定した確実なネットワーク通信を行う上で有用である。
(3)スレーブノード2は、検出された電流値を所定の閾値と比較することによって、対応する負荷装置22の状態を判定する。よって、負荷装置22の状態を簡便に判定することができる。
(4)スレーブノード2は、検出された電流値が閾値以上である場合には、対応する負荷装置22への電流供給を遮断する。よって、異常動作している負荷装置22を早期に停止することができ、負荷装置22が故障するのを抑制することができる。
(5)スレーブノード2は、マスタノード1からの指令信号中に含まれる閾値データに従って前記閾値を設定する。よって、スレーブノード2は、閾値に関するデータを自身で保有しておく必要がない。また、マスタノード1は、4ビットデータよりなる閾値データによって、スレーブノード2の各々に対して、それぞれ適した閾値を設定することができるとともに、1つのスレーブノード2に対する閾値も自在に変更することが可能である。よって、装置の使用条件等に応じて、常に最適な閾値をスレーブノード2の各々に対して可変設定することができ、スレーブノード2の状態を一層好適に監視することができる。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
状態検出部として、前記電流センサ26に代えて或いは加えて、負荷装置22の温度を検出する温度センサを設けてもよい。そして、温度センサによって検出された負荷装置22の温度に基づき、負荷装置22の状態を判定するようにしてもよい。
本発明の光LAN装置を、車両以外に適用することも可能である。
本発明の光LAN装置は、リング型光LAN装置に限らず、バス型光LAN装置等、各種の形態の光LAN装置に適用することも可能である。
上記実施形態から把握される技術的思想について、以下に記載する。
(1)前記マスタコントローラは、把握された負荷装置の状態を報知する報知器を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の光LAN装置。
本発明の一実施形態における光LAN装置を示す概略構成図。 ネットワーク上を巡回するトークン信号を例示する説明図。 マスタノードの動作を説明するためのフローチャート。 スレーブノードの動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…マスタノード、2…スレーブノード、3…光ファイバケーブル、11…マスタコントローラ、21…スレーブコントローラ、22…負荷装置、26…電流センサ。

Claims (6)

  1. ネットワークを形成するように光ファイバケーブルによって相互に接続されたマスタノードと複数のスレーブノードとを備え、各スレーブノードは負荷装置を有し、各スレーブノードがマスタノードからの指令に応じて対応する負荷装置を駆動する光LAN装置において、
    前記マスタノードは、前記スレーブノードの各々に対応する指令信号を前記ネットワーク上に送出するマスタコントローラを備え、
    前記各スレーブノードは、対応する負荷装置の状態を検出する状態検出部と、対応する指令信号を前記ネットワークから受け取ったとき、前記状態検出部にて検出された状態に基づく検出結果情報を前記指令信号に付加して、同指令信号を前記マスタノードに対する返信信号として前記ネットワーク上に送出するスレーブコントローラとを備え、
    前記マスタコントローラは、前記ネットワークから受け取った前記返信信号中の検出結果情報に基づき、同返信信号に対応するスレーブノードにおける負荷装置の状態を把握することを特徴とする光LAN装置。
  2. 前記負荷装置は電気によって駆動される電気負荷装置であり、前記状態検出部は電気負荷装置を流れる電流の値を検出する電流検出部であることを特徴とする請求項1に記載の光LAN装置。
  3. 前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値に基づき、対応する電気負荷装置が過電流、断線及び正常のうちの何れの状態であるかを判定し、そして判定された状態を示す情報を前記検出結果情報として前記指令信号に付加することを特徴とする請求項2に記載の光LAN装置。
  4. 前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値を所定の閾値と比較することによって、対応する電気負荷装置の状態を判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の光LAN装置。
  5. 前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値が前記閾値以上である場合には、対応する電気負荷装置への電流供給を遮断することを特徴とする請求項4に記載の光LAN装置。
  6. 前記指令信号は前記閾値を示す情報を含み、前記スレーブコントローラは、前記電流検出部にて検出された電流値を前記指令信号に含まれる閾値と比較することを特徴とする請求項4又は5に記載の光LAN装置。
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