JP2000339018A - 車両の自己診断装置 - Google Patents

車両の自己診断装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 習熟を要することなく走行パターンに従った
走行を実現して、容易且つ確実にECUに自己診断を実
行させることができる車両の自己診断装置を提供する。 【解決手段】 所定の走行パターンに従った車両の走行
中に、車両状態検出手段1,2の検出に基づいて自己診
断を実行する情報処理手段1と、情報処理手段1に対し
て電気的に接続可能であり、該情報処理手段1から情報
を入力して走行パターンに従った走行指示を表示する走
行指示表示手段5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
機器の故障を診断する自己診断装置に関するものであ
る。
【0002】
【関連する背景技術】近年、車両へのエミッションに関
する規制は益々厳しくなっており、例えば北米等で実施
されている車検制度では、車両に備えられたエミッショ
ン防止用の機器の検査、例えば燃料蒸発ガスのパージ装
置に対するリーク検査や触媒に対する浄化能力検査等が
義務付けられている。これらの検査は、対象となる機器
が正常に機能し得る運転状態において実施する必要があ
るため、上記した北米の場合には、車両に搭載されたE
CU(電子制御ユニット)に自己診断プログラムを付加
し、検査対象の機器に対応して設定された走行パターン
で車両が走行しているときに自動的に診断を実行して、
その診断結果を記憶するように構成している。
【0003】このように設定された各走行パターンは、
ユーザによる普段の走行時に偶発的に行われるときがあ
り、その場合にはECUは逐次診断を実行して診断結果
を記憶する。車検の時点でディーラ等の整備者はECU
から診断結果を読み出し、正常判定が得られなかった機
器については、対応する走行パターンに従った走行を意
図的に行ってECUに診断させ、診断結果が不合格のと
きには修理等で対処する。尚、修理後の機器に対する検
査も、上記と同様に走行パターンに従って走行すること
でECUに実行させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自己診断装置では、走行パターンの実行中にECUによ
る自己診断が開始されたか否か、或いは自己診断が終了
したか否かを整備者は全く把握できないため、走行を行
う際の開始や終了のタイミングを推測により判断するし
かなかった。又、走行パターンを実行するには、車速や
スロットル開度等を時間経過に従って的確に調整する必
要があるため、整備者は、例えば整備マニュアルに記載
された走行パターンとストップウォッチとを見比べなが
ら運転操作を行うことになり非常に習熟を要した。以上
の要因により実際の走行が走行パターンから外れてしま
い、自己診断に失敗してやり直しとなるケースが多く効
率的でなかった。
【0005】本発明の目的は、習熟を要することなく走
行パターンに従った走行を実現して、容易且つ確実にE
CUに自己診断を実行させることができる車両の自己診
断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、車両状態検出手段と、所定の
走行パターンに従った車両の走行中に、車両状態検出手
段にて検出された車両状態に基づいて自己診断を実行す
る情報処理手段と、情報処理手段に対して電気的に接続
し、該情報処理手段から情報が入力されて自己診断の実
行条件の成立を表示する診断実行表示手段とを備えた。
よって、走行パターンに従った車両の走行が行われて情
報処理手段により自己診断が実行されたときには、診断
実行表示手段により自己診断の実行条件の成立が表示さ
れるため、情報処理手段が自己診断中か否かを把握可能
となる。
【0007】又、請求項2の発明では、車両状態検出手
段と、所定の走行パターンに従った車両の走行中に、車
両状態検出手段にて検出された車両状態に基づいて自己
診断を実行する情報処理手段と、情報処理手段に対して
電気的に接続し、該情報処理手段から情報が入力されて
走行パターンに従った走行指示を表示する走行指示表示
手段とを備えた。よって、情報処理手段からの情報に基
づいて診断実行表示手段により走行指示が表示されるた
め、車両を走行パターンに従って容易に走行可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した車両の
自己診断装置の一実施形態を説明する。図1は本実施形
態に係る車両の自己診断装置を示す全体構成図であり、
図中の1は、車両に搭載されたエンジンや変速機の総合
的な制御を実行するECU(電子制御ユニット)であ
る。このECU1は、図示しない入出力装置、制御プロ
グラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(RO
M,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CP
U)、タイマカウンタ等を備え、車室内に設置されてい
る。ECU1の入力側には各種センサ2やスイッチ3が
接続され、出力側には各種モータやアクチュエータ(図
示なし)が接続され、ECU1は、これらのセンサ2及
びスイッチ3等からの情報に基づいてモータやアクチュ
エータを駆動制御し、上記エンジンの燃料噴射制御や点
火時期制御、或いは変速機の変速制御等を実行する。
【0009】そして、本実施形態では、ECU1が情報
処理手段として機能し、センサ2及びスイッチ3が車両
状態検出手段として機能する。又、ECU1は、例えば
燃料蒸発ガスのパージ装置や触媒等の車両に搭載された
エミッション防止用の機器の自己診断プログラムを備え
ており、以下に詳述するように、各機器毎に設定された
走行パターンに従って車両が走行したときに自動的に自
己診断を実行すると共に、その自己診断に関する情報、
例えば各機器についての診断状況(診断実行の有無、診
断結果の合否等の診断に関する履歴)や走行パターンの
情報を出力するようになっている。
【0010】ECU1にはダイアグノシス用のコネクタ
4が設けられ、このコネクタ4には自己診断用テスタ5
を接続可能となっている。自己診断用テスタ5には、車
両の機器を検査する際に指令を入力するための多数のス
イッチからなる入力部6が備えられると共に、車両状
態、検査対象の機器の診断状況、走行パターンに従った
走行指示等を表示する表示部7が備えられている。図2
は表示部7の表示例を示し、この図ではEGR(排ガス
再循環装置)に関する診断状況等を表示している。
【0011】次に、上記のように構成された車両の自己
診断装置を用いて車検時等に機器の検査を行う場合を説
明する。まず、車検に至る以前のユーザによる普段の走
行時において、何れかの機器の走行パターンが偶発的に
行われた場合、ECU1はその走行パターンに対応する
機器の診断を実行して診断状況、具体的には診断実行
有、及び合格又は不合格の情報を記憶する。車検の時点
でディーラ等の整備者はECU1から診断状況を読み出
して、未診断の機器について対応する走行パターンに従
った走行を意図的に行ってECU1に診断させる。
【0012】この診断操作は自己診断用テスタ5を用い
て行なわれる。整備者にてECU1のダイアグノシス用
のコネクタ4に自己診断用テスタ5が接続され、各機器
を診断すべく入力部6が操作されると、自己診断用テス
タ5は図3及び図4に示す自己診断ルーチンに従って処
理を開始する。まず、ステップS2でECU1から各機
器の診断状況を取り込んで、診断実行の有無や診断結果
の合否等を表示部7に表示すると共に、未診断の機器に
ついて最適な診断順序を決定して表示部7に表示する。
即ち、各機器を診断するには対応する走行パターンを実
行する必要があるが、それぞれの走行パターンが効率よ
く行われるように診断順序が決定される。例えば、特定
の走行パターン中に別の走行パターンが全て含まれる場
合には、特定走行パターンの実行中に、その特定走行パ
ターンに対応する機器にのみならず別の走行パターンに
対応する機器も診断するように、診断順序を決定する。
【0013】次いで、ステップS4で最初の機器の診断
開始条件が満たされているか否かを判定する。診断開始
条件としては、例えばエンジンの冷却水温、吸気温、エ
アコン(エアコンディショナ)の作動状況等が走行パタ
ーンと共に各機器毎に設定されており、この条件が満た
されているときに、走行パターンを実行して診断可能と
見なされる。ステップS4の判定がNO(否定)のとき
には、ステップS6で診断開始条件を満たすための操
作、例えばエアコンのスイッチを切る旨を表示し、その
結果、診断開始条件が満たされるとステップS4でYE
S(肯定)の判定を下し、ステップS8に移行する。
【0014】ステップS8では整備者にて診断開始の指
示が入力されたか否かを判定し、判定がYESになる
と、ステップS10以降で診断のために走行パターンの
実行を指示する。図5は燃料蒸発ガスのパージ装置のリ
ーク検査を行う場合の走行パターン(具体的には、車速
及びスロットル開度)を示している。この図に従って走
行パターンの概略を説明すると、走行パターンとしては
エンジン始動から走行を経てエンジン停止までが設定さ
れており、その走行中において、パージ装置を診断可能
な状態とするための準備期間P、及び実際に診断を行う
診断期間M(ハッチングで示す)が設定されている。図
では、準備期間Pでは、車両を加速させた後、スロット
ル開度を所定範囲に保持した状態で車速89〜97km/h
をT’時間(例えば、T’=200sec)以上維持する
ことが要求され、診断期間Mでは、継続して車速89〜
97km/hをT時間(例えば、T=150sec)以上維持
すると共にスロットル開度をより狭い範囲に保持するこ
とが要求されている。尚、この走行パターンは手動式変
速機を前提としたものであり、時間T’及び時間Tでは
変速段として5速が指定されている。
【0015】まず、ステップS10ではECU1から入
力した走行パターンの情報に基づいて、エンジン始動か
ら準備期間Pの終了までの走行指示を表示部7に順次表
示し、続くステップS11で現在の車両状態が準備期間
Pの走行状態と一致しているか否かを判定する。YES
の判定を下したときにはステップS12で以上の一連の
走行パターンが全て完了したか否かを判定する。又、ス
テップS11の判定がNOのときには、ステップS1
1’で車両状態が準備期間Pの走行パターンと一致する
ように復旧指示が出される。尚、車両状態と準備期間P
の走行パターンとのずれが大きいときには、準備期間P
を最初から行うように復旧指示が出される。
【0016】ステップS12の判定がNOの間はステッ
プS10の処理を繰り返し、その走行指示に従って整備
者により実際の走行が行われる。例えば図5の例では、
走行開始の当初に加速の指示が出され、指示に応答して
加速が行われて車速89〜97km/hに達すると、次いで
車速維持の指示が出され、実際の走行も定速走行に移行
する。つまり、ステップS10、ステップS11、ステ
ップS11’の処理では、表示された指示内容が実行さ
れたことを確認した上で次のステップの走行指示を表示
するようにしており、これにより確実に走行パターンが
実行されるように配慮している。
【0017】ステップS12の判定がYESになるとス
テップS14に移行し、診断期間Mの走行指示を表示
し、続くステップS15で現在の車両状態が診断機関M
の走行パターンと一致しているか否かを判定して、YE
SのときにはステップS16に移行する。又、ステップ
S15の判定がNOのときには、ステップS15’で車
両状態が診断期間Mの走行パターンと一致するように復
旧指示が出される。この場合、機器の診断に対応したそ
れぞれの走行パターン(図5に示すパージ装置、或いは
触媒やEGR装置等の走行パターン)と診断期間Mの走
行パターンとのずれに応じて、診断期間Mの最初や準備
期間Pに戻される。
【0018】ステップS16では、ECU1から入力し
た診断状況の情報に基づいて診断が実行されたか否かを
判定する。判定がNOのときには前記ステップS10に
戻り、走行パターンを最初から実行し直す。尚、このよ
うに走行パターンを再実行する場合、機器の種類によっ
ては診断期間Mのみを実行し直すだけで的確な診断結果
が得られる場合もあり、このような機器については、ス
テップS16からステップS14に戻るようにしてもよ
い。このステップS14、ステップS15、ステップS
15’の走行指示も、前記したステップS10、ステッ
プS11、ステップS11’と同様に指示内容の実行を
確認した上で次の走行指示を表示している。そして、ス
テップS14での走行指示に従って走行パターンが忠実
に再現された場合、診断期間M中にECU1により機器
の診断、例えばパージ装置であれば燃料蒸発ガスのリー
クの有無が診断される。
【0019】ステップS16の判定がYESになるとス
テップS18で停車指示を表示し、ステップS22に移
行して診断の結果を表示し、続くステップS24で、前
記ステップS2で決定した診断順序に従って未診断の全
ての機器について診断が終了したか否かを判定する。未
だ診断していない機器がある場合には、前記ステップS
4に戻って上記と同様の処理を繰り返し、全ての機器の
診断が終了すると、ステップS24でYESの判定を下
してルーチンを終了する。
【0020】そして、本実施形態では、ステップS14
の処理を実行するときの自己診断用テスタ5が診断実行
表示手段として機能し、ステップS10及びステップS
14の処理を実行するときの自己診断用テスタ5が走行
指示表示手段として機能する。以上のように本実施形態
では、自己診断用テスタ5の表示部7に走行指示を表示
するようにしたため(ステップS10、ステップS1
4)、車検時等にECU1に診断処理を実行させる際
に、整備者は表示された走行指示を参照して習熟を要す
ることなく走行パターンに従った走行を実現することが
できる。又、走行中において、整備者は表示された走行
指示に基づいて診断期間Mの開始や終了(ECU1の診
断の開始や終了)のタイミングを容易に把握でき、例え
ば図5中のスロットル開度のように、準備期間P等に比
較して診断期間Mでより厳しい条件が要求される場合で
あっても、整備者は診断期間Mの開始や終了を認識した
上で要求を満たした走行を確実に実現することができ
る。
【0021】そして、このように適切な走行を行うこと
により容易且つ確実にECU1に診断を実行させること
ができ、診断の失敗による再走行を未然に防止して、効
率よく機器の検査を行うことができる。しかも、仮に診
断を失敗したとしても適切な復旧指示が出されるので
(ステップS11’、ステップS15’)、整備者はそ
の指示に従うだけで円滑に再走行を実行することができ
る。
【0022】又、走行パターンの実行時においては、表
示部7に表示した指示内容の実行を確認した上で次の走
行指示を表示するため(ステップS10、ステップS1
4)、走行パターンに従った走行をより一層確実なもの
とすることができる。更に、未診断の機器が複数ある場
合には、それぞれの走行パターンが効率よく行われるよ
うに診断順序を決定するため(ステップS2)、検査に
要する全体の作業時間を短縮化して、上記した検査の効
率化をより一層促進することができる。
【0023】加えて、指示通りの走行が行われずにEC
U1の診断が実行されかったときには、走行パターンを
最初から実行し直すことになるが(ステップS20)、
この場合であっても、診断開始条件の判定処理(ステッ
プS4)については重複して行うことがないため、無駄
な処理の実行を防止して検査の効率化を図ることができ
る。
【0024】一方、本実施形態のECU1及び自己診断
用テスタ5の構成を従来のものと比較すると、ECU1
については、自己診断に関する情報を出力する機能を付
加しただけであり、自己診断用テスタ5については、E
CU1からの情報に基づいて走行指示等を表示する機能
を付加しただけであり、何れも制御プログラム上の変更
で対処できる。又、情報の伝達に既存のダイアグノシス
用コネクタ4を利用していることから、新たな通信ライ
ンを設ける必要もない。よって、最小限の仕様変更によ
り上記した種々の作用・効果を得ることができ、製造コ
ストの高騰を未然に防止することができる。
【0025】以上で実施例の説明を終えるが、本発明の
態様はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
上記実施例ではエミッション防止用の機器を対象とした
自己診断装置に具体化したが、診断時に所定の走行パタ
ーンに従って走行する必要があるものであればエミッシ
ョン防止用に限ることはなく、エンジンの燃料噴射噴射
や点火時期制御、変速機の変速制御、ABS(アンチロ
ックブレーキシステム)制御等を対象とした自己診断装
置に具体化してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の車
両の自己診断装置によれば、診断実行表示手段により自
己診断の実行条件の成立を表示するようにしたため、走
行パターンに従った走行を行う際の診断の開始や終了の
タイミングを把握でき、その結果、習熟を要することな
く走行パターンに従った走行を実現して、容易且つ確実
に情報処理手段に自己診断を実行させることができる。
【0027】又、請求項2の発明の車両の自己診断装置
によれば、診断実行表示手段により走行パターンに従っ
た走行を達成するための指示を表示するようにしたた
め、習熟を要することなく走行パターンに従った走行を
実現して、容易且つ確実に情報処理手段に自己診断を実
行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る車両の自己診断装置を示す全
体構成図である。
【図2】自己診断用テスタの表示部の表示例を示す説明
図である。
【図3】自己診断用テスタが実行する自己診断ルーチン
を示すフローチャートである。
【図4】自己診断用テスタが実行する自己診断ルーチン
を示すフローチャートである。
【図5】燃料蒸発ガスのパージ装置の走行パターンを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ECU(情報処理手段) 2 センサ(車両状態検出手段) 3 スイッチ(車両状態検出手段) 5 自己診断用テスタ(診断実行表示手段、走行指示
表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両状態を検出する車両状態検出手段
    と、 車両に搭載され、所定の走行パターンに従った車両の走
    行中に、前記車両状態検出手段にて検出された車両状態
    に基づいて自己診断を実行する情報処理手段と、 前記情報処理手段に対して電気的に接続し、該情報処理
    手段から情報が入力されて前記走行パターンに基づく自
    己診断の実行条件が成立したことを表示する診断実行表
    示手段とを備えたことを特徴とする車両の自己診断装
    置。
  2. 【請求項2】 車両状態を検出する車両状態検出手段
    と、 車両に搭載され、所定の走行パターンに従った車両の走
    行中に、前記車両状態検出手段にて検出された車両状態
    に基づいて自己診断を実行する情報処理手段と、 前記情報処理手段に対して電気的に接続し、該情報処理
    手段から情報が入力されて前記自己診断を実行するため
    の前記走行パターンに従った走行指示を表示する走行指
    示表示手段とを備えたことを特徴とする車両の自己診断
    装置。
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