JP2004349961A - 中継装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】相互に接続される端末装置の構成を簡素にし、更に、実行すべき処理の負荷も軽減する。
【解決手段】制御部13は、受信バッファにフレームが格納されていれば、電圧検出部15から検出結果を取得する(S10及びS20)。続いて、検出結果からバッテリ電圧が低電圧状態である否かを判定し、その判定結果に応じた内容テーブルを参照して、伝送制御の内容を取得する(S30〜S50)。そして、予め設定された伝送実行処理に移行し(S60)、内容テーブル131,133に設定された伝送制御の内容として、通信I/F部11のポート番号が設定されていれば、該当するポートにフレームを転送する。一方、伝送制御の内容として、「破棄」が設定されている場合には、そのフレームを直ちに破棄する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の端末装置を相互に接続する中継装置と、これに関わる技術とに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両には、多数の電子制御装置(ECU)が搭載されているだけでなく、これらECUに各種制御を連係して行わせるために、ECUを相互に接続してなる通信ネットワーク(例えば、CAN(Controller Area Network))が構築されている。
【0003】
ところで、通信ネットワークに接続されたECUや、そのECUの動作に関わる他の装置などに異常が生じた場合、その異常が通信ネットワークに接続された他のECUの制御にも影響を与え、車両の走行に支障を来すことが考えられる。
そこで、これらECUには、例えば、ECUを構成する回路やECUに供給される電源電圧、通信ネットワークを構成する伝送路などの状態や、ECUを取り巻く環境を検出するための各種検出回路が具備されている。そして、これら検出回路から供給される検出結果が異常を示している場合には、その旨を他のECUに通知することで、他のECUへの影響を最小限に抑えるようにされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−261780号公報(段落[0009]〜[0089]、第2,4,6,9図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような検出回路を具備した従来のECUでは、装置規模が大きくなり、又、構成も複雑になるだけでなく、そのECUが本来果たすべき機能を実現するための処理以外に、検出回路からの検出結果に基づく処理も実行しなければならず、処理の負荷が大きかった。
【0006】
そこで、本発明は、相互に接続される端末装置の構成を簡素にし、更に、実行すべき処理の負荷も軽減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の中継装置では、伝送制御手段が、端末装置により構成される通信ネットワークの状態、もしくは端末装置により制御される制御対象物の状態のうちの少なくとも一方を検出する検出装置から供給される検出結果に応じて、端末装置間におけるデータの伝送制御を変更する。
【0008】
つまり、端末装置が、通信ネットワークの状態や、端末装置により制御される制御対象物の状態の検出を個々に行うのではなく、中継装置の伝送制御手段がこれらを一括して行う。そして、その検出結果に応じて、伝送制御を適宜変更することにより、例えば、不適切なデータの伝送や、不適切な端末装置へのデータの伝送、不適切な順序でのデータの伝送などを防止する。
【0009】
即ち、この中継装置によれば、端末装置に検出装置を具備する必要がないため、その分だけ端末装置の構成を簡素にできる。又、端末装置が検出装置の検出結果に応じて伝送制御を変更する必要がないため、その分だけ端末装置が実行すべき処理を軽減できる。
【0010】
尚、検出装置は、例えば、請求項2記載のように、データの伝送先の端末装置に供給される電源電圧を検出対象としても良いし、請求項3記載のように、データの伝送先である端末装置の状態を検出対象としても良い。又、例えば、請求項4記載のように、データの伝送先である端末装置への伝送路の状態を検出対象としても良い。
【0011】
そして、中継装置の伝送制御手段は、検出結果が予め指定された内容である場合に、例えば、請求項5記載のように、データを破棄するように設定されていても良いし、請求項6記載のように、データの伝送先を変更するように設定されていても良い。又、例えば、請求項7記載のように、データの伝送順序を変更するように設定されていても良い。
【0012】
即ち、データを破棄する場合には、例えば、故障や電源電圧の低下などによって正常な動作ができないと判断される端末装置に対してデータを伝送したり、そのような端末装置からのデータが他の端末装置へ伝送されることを防止できる。
又、データの伝送先を変更する場合には、例えば、伝送先の端末装置と他の端末装置とが共通の処理を行うことが可能であれば、伝送先の端末装置が正常に動作できないときに、その処理を他の端末装置に代理させることができる。
【0013】
又、データの伝送順序を変更する場合には、例えば、状況に応じて優先的に伝送すべきデータがある場合に、そのデータを効率良く伝送先の端末装置へ伝送できる。
そして、上述した中継装置の伝送制御手段はいずれも、請求項8記載のように、伝送制御の内容を設定された内容テーブルを複数備え、検出結果に応じて、使用する内容テーブルを切り替え、該内容テーブルに基づいて伝送制御を行っても良い。
【0014】
即ち、このように伝送制御手段を構成することで、伝送制御を容易に変更できる。
ここで、端末装置は、請求項9記載のように、同一の通信ネットワークに接続されていても良い。
【0015】
この場合、上述した中継装置を、例えば、請求項10記載のように、ハブとして用いれば良い。
又、請求項11記載のように、端末装置は、互いに異なる通信ネットワークに接続され、中継装置は、この通信ネットワークを介して端末装置を相互に接続していても良い。
【0016】
この場合、上述した中継装置を、例えば、請求項12記載のように、ルーターとして用いたり、請求項13記載のように、ゲートウェイとして用いれば良い。
ところで、車両に搭載されたECUなどの端末装置は、高い信頼性を求められているため、本来果たすべき機能を実現するための処理以外にも様々な処理を行わなければならず、処理の負荷が大きい。このため、上述した中継装置はいずれも、請求項14記載のように、車両に搭載された端末装置に好適である。
【0017】
ここで、請求項15記載の発明は、コンピュータを請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置における伝送制御手段として機能させるためのプログラムである。
即ち、このプログラムを実行するコンピュータは、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置における伝送制御手段として機能する。つまり、中継装置は、このプログラムを実行するコンピュータを伝送制御手段とすることで、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置と同様の効果を得ることができる。
【0018】
又、請求項16記載の発明は、コンピュータを請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置として機能させるためのプログラムである。
即ち、このプログラムを実行するコンピュータは、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置として機能するため、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置と同様の効果を得ることができる。
【0019】
尚、これらプログラムは、例えば、フレキシブルディスク(FD)や光ディスク(MO)、DVD、CD−ROM、ハードディスク、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、これら記録媒体からコンピュータにロードされて用いられても良い。又、この他、コンピュータに組み込まれるROMやバックアップRAMに記録され、これらROMやバックアップRAMからコンピュータにロードされて用いられても良いし、通信ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図3は、本発明に係るゲートウェイ1を備えた車載通信システム10の概要図である。
【0021】
図3に示すように、車載通信システム10は、運転者に情報を提供する複数のECUが接続された情報系LAN3や、車体に搭載された各種装備品を制御する複数のECUが接続されたボデー系LAN5などの複数の通信ネットワークと、これら通信ネットワークを相互に接続するゲートウェイ1とから構成されている。
【0022】
尚、情報系LAN3には、運転席に設置されたタッチパネル(図示せず)を介して入力された指令を受け、この指令を該当するECUへ送信すると共に、車両の各部から収集した情報をタッチパネルに表示するパネルECU31などが接続されている。又、ボデー系LAN5には、エアコンを制御するためのエアコンECU51や、ドアロック機構を制御するドアロックECU53などが接続されている。
【0023】
ところで、車載通信システム10では、各通信ネットワークはそれぞれ、通信速度が互いに異なるだけで、通信プロトコルなどは同一に設定されている。
又、各ECUには、ID(識別番号)が割り当てられており、各ECUは、他のECUにデータを伝送する際、伝送先のECUのIDなどを含んだヘッダをデータに付加してフレームを作成し、通信ネットワーク上にブロードキャストする。そして、通信ネットワーク上にブロードキャストされたフレームのうち、自らに割り当てられたIDを含むフレームを取り込み、データを抽出する。
【0024】
但し、各ECUは、必要な場合にのみフレームを伝送する(つまり、定期的なフレームの伝送は行わない。)。
ここで、図1は、ゲートウェイ1の機能ブロック図である。
図1に示すように、ゲートウェイ1は、当該ゲートウェイ1に接続された各通信ネットワークとフレームの送受信を行う通信インターフェイス部(以下、「通信I/F部」と記す。)11と、通信I/F部11にて受信されたフレームの伝送制御などを行う制御部13と、車両の電源ライン9に接続され、車両に搭載されたバッテリの電圧(以下、「バッテリ電圧」という。)を検出する電圧検出部15とを備えている。但し、ゲートウェイ1は、CPUやRAM、ROM、各種ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などから構成され、これらによって上述の各構成要素が実現されている。
【0025】
尚、通信I/F部11は、各通信ネットワークに接続されている各ポート(A〜D)毎に、各通信ネットワーク上にブロードキャストされたフレームを取り込むと共に、フレームを取り込んだことを示す取得信号を制御部13へ出力する。
又、制御部13は、通信I/F部11から取得信号を受けると、該当するポート内のフレームのヘッダを参照し、そのポートが、異なる通信ネットワーク上のECUのIDを含むフレームを取り込んでいることを確認した場合には、そのフレームを取り込んで、当該制御部13内に設けられた受信バッファに格納する。一方、該当するポートが、同一の通信ネットワーク上のECUのIDを含むフレームを取り込んでいること確認した場合には、そのフレームを破棄するように通信I/F部11に指令する。
【0026】
ここで、制御部13には、各通信ネットワーク上の各種フレームに含まれるIDと、制御部13が実行すべき伝送制御の内容とを対応づけた内容テーブル131,133が記憶されており(図6参照)、制御部13は、後述の伝送制御処理の際にこれらを参照して、フレームの伝送制御を行う。
【0027】
尚、本実施形態において、内容テーブル131は、バッテリ電圧が正常な状態(つまり、バッテリ電圧が予め指定された閾値以上)である場合を想定して伝送制御の内容が設定されている。具体的には、実行すべき伝送制御の内容として、ルーティング情報(ここでは、フレームを送出すべき通信I/F部11のポート番号)が設定されている。
【0028】
一方、内容テーブル133は、バッテリ電圧が低電圧状態(つまり、バッテリ電圧が予め指定された閾値未満)である場合を想定して設定されている。具体的には、内容テーブル131と同様に、伝送制御の内容としてポート番号が設定されているが、低電圧時に安定した動作が困難となるECU(例えば、エアコンECU51やドアロックECU53など)のIDに対しては、ポート番号に代えて「破棄」というコマンドが設定されている。
【0029】
以下、図2に示すフローチャートに沿って、制御部13が実行する伝送制御処理について説明する。尚、制御部13は、この伝送制御処理をほぼ一定の周期にて繰り返し実行する。
図2に示すように、本処理が起動されると、制御部13は、まず、当該制御部13の受信バッファにフレームが格納されているか否かを確認する(S10)。ここで、フレームが格納されていない場合には、直ちに本処理を終了する。
【0030】
一方、S10にて、フレームが格納されている場合には、電圧検出部15から検出結果を取得し(S20)、バッテリ電圧が低電圧状態であるか否かを判定する(S30)。ここで、バッテリ電圧が低電圧状態でない場合には、内容テーブル131を参照して、受信バッファ内のフレームに含まれているIDに対応する伝送制御の内容を取得したのち(S40)、予め設定された伝送実行処理を実行して(S60)、本処理を終了する。
【0031】
一方、S30にて、バッテリ電圧が低電圧状態である場合には、内容テーブル133を参照して、受信バッファ内のフレームに含まれているIDに対応する伝送制御の内容を取得したのち(S50)、S60を経て本処理を終了する。
尚、S60の伝送実行処理では、内容テーブル131,133に設定された伝送制御の内容として、通信I/F部11のポート番号が設定されていれば、制御部13は、通信I/F部11の該当するポートにフレームを転送する(図6参照)。これにより、通信I/F部11の該当するポートから該当する通信ネットワーク上にフレームがブロードキャストされる。
【0032】
一方、伝送制御の内容として、「破棄」が設定されている場合には、制御部13は、そのフレームを直ちに破棄する(図7参照)。
尚、図6,7に記載された「処理部」は、制御部13において上述の伝送制御処理を行う実体である。
【0033】
以上のように構成されたゲートウェイ1では、例えば、バッテリ電圧が正常な状態であり、エアコンECU51が正常に作動する場合には、ゲートウェイ1は、パネルECU31からエアコンECU51へのフレームをエアコンECU51へ伝送する(図4参照)。一方、バッテリ電圧が低電圧状態であり、エアコンECU51が安定して作動することが困難な場合には、ゲートウェイ1は、パネルECU31からエアコンECU51へのフレームを受けても、エアコンECU51へは伝送せずにそのまま破棄する(図5参照)。
【0034】
つまり、各ECUが、バッテリ電圧の検出を個々に行うのではなく、ゲートウェイ1がこれを一括して行う。そして、その検出結果に応じて、正常に動作ができないと判断されるECUへのフレームを破棄する。尚、これにより、正常に動作できないと判断されるECUがフレームを受けて、作動することがない。
【0035】
以上から、本実施形態のゲートウェイ1によれば、各ECUにバッテリ電圧を検出するための検出回路を設ける必要がないため、その分だけ各ECUの構成を簡素にできる。又、バッテリ電圧の低下により、正常な動作ができないと判断されるECUへのフレームを破棄するため、各ECUにバッテリ電圧の低下に対するフェールセーフ処理を設けずとも、このECUの作動を防止できる。即ち、各ECUが実行すべき処理の負荷を軽減できる。
【0036】
尚、本実施形態では、制御部13が行う伝送制御処理のS30、S40、S50、S60と内容テーブル131,133が本発明の伝送制御手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
【0037】
例えば、上記実施形態では、各ECUは、必要な場合にのみフレームの伝送を行っていたが、定期的にフレームの伝送を行うように設定されていれば、各ECUにバッテリ電圧を検出する電圧検出回路などを設けなくとも、低電圧時にフレームが定期的に受信できないことに起因してフェールセーフ処理に移行できる。
【0038】
又、上記実施形態では、ゲートウェイ1は、バッテリ電圧を検出し、その検出結果に応じて伝送制御を変更していたが、伝送先のECUの作動状態(例えば、故障しているか否か、もしくは電源がONされているか否かなど)や伝送先のECUへの伝送路の状態を検出し、その検出結果に応じて伝送制御を変更しても良い。この場合、具体的には、伝送先のECUの作動状態や伝送路の状態に応じて伝送元からのフレームを破棄しても良いし、他のECUが同一の処理を行うことが可能であれば、他のECUをフレームの伝送先に変更しても良い。
【0039】
又、ゲートウェイ1は、車両や各ECUの制御対象物の状態を検出し、その検出結果に応じて、伝送制御を変更しても良い。
この場合、具体的には、フレームの伝送順序を変更すれば良い。これにより、検出結果に応じて、優先的に伝送すべきフレームがある場合に、そのフレームを効率良く伝送先のECUへ伝送できる。尚、これを実現するには、受信バッファの領域をフレームに含まれるID毎に分割し、検出結果に応じて、参照する領域の順序を変更するように制御部13を設定すれば良い。
【0040】
又、上記実施形態では、本発明を車両に搭載された通信ネットワークに適用したが、他の通信ネットワークに適用しても良い。
又、上記実施形態では、本発明をゲートウェイに適用したが、ルーターやハブに適用しても良い。
【0041】
又、上記実施形態では、ゲートウェイ1は、同一プロトコルの通信ネットワークを相互に接続するように設定されていたが、異なるプロトコルの通信ネットワークを接続するように設定されていても良い。この場合、制御部13が受信バッファから通信I/F部11のポートへフレームを転送する際に、フレームのフォーマットを伝送先の通信ネットワークの通信プロトコルに応じたフォーマットに変換するように制御部13を設定すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲートウェイ1の構成ブロック図である。
【図2】制御部13が実行する伝送制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明に係るゲートウェイ1を備えた車載通信システム10の概要図である。
【図4】バッテリ電圧が正常な状態の場合における車載通信システム10のフレームの流れを示す説明図である。
【図5】バッテリ電圧が低電圧状態の場合における車載通信システム10のフレームの流れを示す説明図である。
【図6】バッテリ電圧が正常な状態の場合において制御部13が実行する伝送制御処理の概要を示す説明図である。
【図7】バッテリ電圧が低電圧状態である場合において制御部13が実行する伝送制御処理の概要を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ゲートウェイ、3…情報系LAN、5…ボデー系LAN、9…電源ライン、10…車載通信システム、11…通信I/F部、13…制御部、15…電圧検出部、31…パネルECU、51…エアコンECU、53…ドアロックECU、131,133…内容テーブル。

Claims (16)

  1. 複数の端末装置を相互に接続する中継装置であって、
    前記端末装置により構成される通信ネットワークの状態、もしくは前記端末装置により制御される制御対象物の状態のうちの少なくとも一方を検出する検出装置から供給される検出結果に応じて、前記端末装置間におけるデータの伝送制御を変更する伝送制御手段を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 前記検出装置は、前記データの伝送先の端末装置に供給される電源電圧を検出対象とすることを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 前記検出装置は、前記データの伝送先である端末装置の状態を検出対象とすることを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  4. 前記検出装置は、前記データの伝送先である端末装置への伝送路の状態を検出対象とすることを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  5. 前記伝送制御手段は、前記検出結果が予め指定された内容である場合に、前記データを破棄することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の中継装置。
  6. 前記伝送制御手段は、前記検出結果が予め指定された内容である場合に、前記データの伝送先を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の中継装置。
  7. 前記伝送制御手段は、前記検出結果が予め指定された内容である場合に、前記データの伝送順序を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の中継装置。
  8. 前記伝送制御手段は、
    前記伝送制御の内容を設定された内容テーブルを複数備え、前記検出結果に応じて、使用する前記内容テーブルを切り替え、該内容テーブルに基づいて前記伝送制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれか記載の中継装置。
  9. 前記端末装置は、同一の通信ネットワークに接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8いずれか記載の中継装置。
  10. 当該中継装置は、ハブからなることを特徴とする請求項9記載の中継装置。
  11. 前記端末装置は、互いに異なる通信ネットワークに接続され、
    当該中継装置は、前記通信ネットワークを介して前記端末装置を相互に接続していることを特徴とする請求項1乃至請求項8いずれか記載の中継装置。
  12. 当該中継装置は、ルーターからなることを特徴とする請求項11記載の中継装置。
  13. 当該中継装置は、ゲートウェイからなることを特徴とする請求項11記載の中継装置。
  14. 前記端末装置は、車両に搭載されていることを特徴とする請求項1乃至請求項13いずれか記載の中継装置。
  15. コンピュータを、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置における伝送制御手段として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、請求項1乃至請求項14いずれか記載の中継装置として機能させるためのプログラム。
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