JP2006332574A - 回路基板ケース - Google Patents

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Abstract


【課題】ケースの底壁の少なくとも一部を覆うように保護カバーを取り付ける際に、保護カバーの係合孔に係合するケース側の爪のみが変形して、ケースの側壁が変形しない回路基板ケースを提供する。
【解決手段】収納ケース2と保護カバーとからなる回路基板ケースでは、収納ケース2の左右両側壁(5c,5d)の各凹部23には、所定の隙間を隔てて係合爪18を外側に支持する支持片15が各々連結して設けられている。これにより、保護カバーの係合孔に係合爪18が係合しても、収納ケース2の左右側壁(5c,5d)を変形させずに、支持片15のみを凹部23内で変形させることができる。そして、収納ケース2の収納領域が変化せず、収納領域に充填された充填材に応力が係らないので、充填材に亀裂が生じるのを防止でき、収納ケース2内に収納される回路基板の充填材による保護能力を良好に確保できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板を収納して車両等の取付対象体に取り付けられる回路基板ケースに関するものである。
従来より、自動車などの排ガス中の特定ガス成分を検出するセンサ素子を備えたガスセンサが知られている。このガスセンサのセンサ素子は、特定のガス成分を検出して外部に出力する検出素子と、該検出素子の先端部に設けられたセンサ検出部を加熱して活性化するヒータ素子とを備え、これらの素子が積層されることによって1本のセンサ素子が構成されている。このようなガスセンサにおいて、センサ検出部によって特定ガス成分の濃度に応じて検出された電流信号は、ガスセンサの後端側から引き出されるリード線或いは中間ハーネスを介し、センサ検出部の制御を司るセンサ制御回路に入力される。
次いで、センサ制御回路では、入力された電流信号に基づいて、特定ガス成分の濃度信号に変換され、車両側に設けられたECU(電子制御ユニット)に入力される。そして、ECUでは、その特定ガス成分の濃度信号に基づいてガス濃度ないし空燃比が算出され、その算出されたガス濃度ないし空燃比や、他のセンサ群から入力されたエンジン回転数、吸気圧、水温等のエンジンに係る運転情報に基づいて、エンジンにおける燃料の噴射量や、点火装置による点火時期のタイミングの調整が行われる。一方、ヒータ素子は、該ヒータ素子の通電量を制御するヒータ制御回路に接続され、該ヒータ制御回路も、センサ制御回路と同様に、リード線を介してECUに接続されている。
そして、このようなセンサ制御回路及びヒータ制御回路等を備えた回路基板は、自動車の車両の床下といった取付対象体に取り付けられる回路基板ケースに収納されるのが一般的である。この回路基板ケースは、回路基板を収納するケースと、前記回路基板と外部(ガスセンサ、ECU)とを電気的に接続するためのコネクタと、前記収納ケースに覆設するとともに、回路基板ケースを取付対象体に取り付けるためのブラケットを備えた保護カバーとから構成されている。このような回路基板ケースでは、収納ケース内に回路基板がセットされ、その後に収納ケース内に充填材が充填される。これにより、収納ケース内にセットされた回路基板を水密に封止することができる。そして、回路基板が収納された収納ケースに、前記保護カバーを取り付け、保護カバーのブラケットを車両のフレーム上に取り付けるようになっている。
そこで、このような回路基板ケースにおける収納ケースと保護カバーとの固定方法は様々な方法が考えられるが、一般的なケースと蓋とを固定する方法では、例えば、蓋体部と本体部とで構成された樹脂ケースであって、蓋体部の側壁に設けられた嵌合孔とケース側の側壁に設けられた嵌合爪を嵌合させることにより、蓋体部、本体部を互いに結合させプリント基板を樹脂ケース内に収容する樹脂ケースの嵌合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−326567号公報
しかしながら、特許文献1に記載の樹脂ケースの嵌合構造に示された爪を、上述した保護カバーとケースとから構成される回路基板ケースの側壁の外側面に単に設け、前記爪が嵌合する孔を、回路基板ケースの保護カバーの側壁に設けた場合、孔に爪が係合すると、爪が内側に撓むだけでなく、ケースの側壁までも内側に撓むことにがあるため、ケース内の充填材に係合時の応力が直接かかり、充填材に亀裂が生ずる等の問題点があった。そして、充填材に亀裂が生じると、充填材による水密性、気密性が低下することになり、ケース内に水等の液体が浸入して、回路基板に短絡等の異常が生ずるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ケースの底壁を覆うように保護カバーを取り付ける際に、ケース側の爪のみが変形して、ケースの側壁が変形しない回路基板ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の回路基板ケースは、第1底壁と第1側壁に囲まれた凹状をなし、回路基板を収納するケースと、少なくとも前記ケースの内側面に接するように当該ケースの内側に充填されるとともに、前記回路基板を封止する充填材と、第2底壁と第2側壁に囲まれた凹状をなし、前記ケースの第1底壁の外側面の少なくとも一部を前記第2底壁で覆うように、当該ケース外側に取り付けられる保護カバーとからなる回路基板ケースであって、前記ケースは、前記第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てた状態で当該第1側壁に連結される支持部材と、当該支持部材に設けられ、外側に向かって突出する係合爪とを備え、前記保護カバーは、前記第2側壁に前記係合爪と係合して自身を前記ケースに固定する係合孔を備えている。
また、請求項2に係る発明の回路基板ケースは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記ケースの第1側壁の外側面の、前記支持部材が配置される部分には、前記ケースの内方に向かって凹んだ凹部が設けられ、当該凹部内に前記支持部材の前記係合爪を除く部位の少なくとも一部が収納されている。
また、請求項3に係る発明の回路基板ケースは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記支持部材は、前記第1側壁における前記ケースの第1底壁側の一端部とは反対の他端部に連結された連結支持部と、自身の一端が前記連結支持部と接続されるとともに、前記ケースの底壁側に曲折された曲折部と、当該曲折部の他端に接続されるとともに、前記第1側壁の前記外側面に当接する当接部とを有しており、前記係合爪は、前記曲折部に設けられ、当該曲折部は、前記保護カバーの第2側壁の内側面を弾性的に付勢している。
また、請求項4に係る発明の回路基板ケースは、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記支持部材の一部が、前記保護カバーの前記第2底壁に当接しており、前記係合爪の少なくとも前記連結支持部側に面する下側面が、前記係合孔の内周面に当接している。
また、請求項5に係る発明の回路基板ケースは、請求項3又は4に記載の発明の構成に加え、前記当接部は、前記曲折部の他端から前記連結支持部側に向かって屈曲して形成されている。
また、請求項6に係る発明の回路基板ケースは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成に加え、前記ケースは、樹脂により構成される一方、前記保護カバーは、金属により構成されている。
また、請求項7に係る発明の回路基板ケースは、第1底壁と第1側壁に囲まれた凹状をなし、回路基板を収納するケースと、第2底壁と第2側壁に囲まれた凹状をなし、前記ケースの第1底壁の外側面の少なくとも一部を前記第2底壁で覆うように、当該ケース外側に取り付けられる保護カバーとからなる回路基板ケースであって、前記ケースと前記保護カバーとは互いに異なる材料で形成され、前記ケースは、前記第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てた状態で当該第1側壁に連結される支持部材と、当該支持部材に設けられ、外側に向かって突出する係合爪とを備え、前記保護カバーは、前記第2側壁に前記係合爪と係合して自身を前記ケースに固定する係合孔を備え、前記支持部材には前記ケースと前記保護カバーとを解体するために外力を加えたときに折損する脆弱部が設けられている。
また、請求項8に係る発明の回路基板ケースは、請求項7に記載の発明の構成に加え、前記ケースの第1側壁の外側面の、前記支持部材が配置される部分には、前記ケースの内方に向かって凹んだ凹部が設けられ、当該凹部内に前記支持部材の前記係合爪を除く部位の少なくとも一部が収納されている。
請求項1に係る発明の回路基板ケースでは、係合爪が設けられた支持部材は、ケースの第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てて、第1側壁に連結されているので、保護カバー側の係合孔にケース側の係合爪が係合する際に、支持部材が上記隙間内で撓むことになるため、係合爪にかかる負荷が、ケース内部の充填材に直接及ぶのを防止できる。これにより、ケース内部の充填材に亀裂が生じるのを防止でき、回路基板に異常が生じるのを防止でき、充填材による回路基板の保護能力を良好に確保することができる。
また、請求項2に係る発明の回路基板ケースは、請求項1に記載の発明の効果に加え、支持部材の係合爪を除く部位の少なくとも一部は、凹部内に収納されているので、ケースの第1側壁との間に所定の隙間を隔てるようにして支持部材を設けるにあたって、ケースを大型化することなく設けることができる。これにより、コンパクトな回路基板ケースを得ることができる。
また、請求項3に係る発明の回路基板ケースは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、保護カバー側の係合孔にケース側の係合爪が係合して、ケースの外側に保護カバーが取り付けられた時に、連結支持部と、ケースの第1側壁の外側面に当接する当接部との2点によって支持部材を支持することができる。これにより、曲折部の弾性力によって、保護カバーの第2側壁の内側面を付勢することができるので、ケースと保護カバーとの取付方向にほぼ直交する方向におけるがたつきを有効に防止できる。
また、請求項4に係る発明の回路基板ケースは、請求項3に記載の発明の効果に加え、保護カバー側の係合孔にケース側の係合爪が係合して、ケースの外側に保護カバーが取り付けられる際に、支持部材の一部が、保護カバーの第2底壁に当接して、かつ係合爪の少なくとも連結支持部側に面する下側面が係合孔の内周面に当接する。これにより、支持部材の係合爪が係合孔の内周面に対して強固に接触することになるので、ケースと保護カバーとの取付方向におけるがたつきを有効に防止できる。
また、請求項5に係る発明の回路基板ケースは、請求項3又は4に記載の発明の効果に加え、当接部は、曲折部の他端から連結支持部側に向かって屈曲して形成されているので、当接部を、第1側壁の外側面と、ケースの第1側壁の外側面との両面に当接させることができる。
さらに、請求項6に係る発明の回路基板ケースは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、ケースが樹脂により構成され、且つ保護カバーが金属により構成されている。ケースを樹脂により構成することで、第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てた状態で当該第1側壁に連結される支持部材を有するケースを容易に、且つ製造効率良く形成することができ、また保護カバーを金属とすることで、樹脂製のケースの飛び石等の外部衝撃に対する保護能力を良好に確保することができる。
また、請求項7に係る発明の回路基板ケースは、ケースと保護カバーとは互いに異なる材料で形成されているので、リサイクル時に廃却する場合、ケースと保護カバーとにそれぞれ解体する必要がある。そこで、係合爪を有する支持部材に外力を加えることで、支持部材に設けられた脆弱部が折損されるので、ケースと保護カバーが速やかに分離される。したがって、回路基板ケースをケースと保護カバーとに容易に解体することができるので、解体作業を効率よく行うことができる。なお、支持部材に脆弱部を設けるにあたっては、上記外力を加えたときに支持部材の特定箇所に応力集中が生じて折損が生ずるように支持部材の形状(デザイン)を設計又は調整したり、支持部材の一部分の肉厚を薄くするないし強度を低下させたりして、その部分で折損が生ずるようにすれば良い。
さらに、請求項8に係る発明の回路基板ケースは、請求項7に記載の発明の効果に加え、支持部材の係合爪を除く部位の少なくとも一部は、凹部内に収納されているので、ケースの第1側壁との間に所定の隙間を隔てるようにして支持部材を設けるにあたって、ケースを大型化することなく設けることができる。これにより、コンパクトな回路基板ケースを得ることができる。また、ケースの第1側壁の外側面の支持部材が配置される部分には凹部が設けられているので、支持部材とケースの第1側壁の外側面との間に設けられた所定の隙間をより広く確保することができる。これにより、当該隙間に工具の先端を入れて支持部材に対して外力を直接掛けるのが容易となるため、解体作業をより効率的に行うことができる。さらに、この所定の隙間を広く確保できることから、支持部材の脆弱部を折損するための工具等を、支持部材とケースの第1側壁の外側面との間に容易に挿入することができる。
以下、本発明の回路基板ケースの第1の実施形態である回路基板ケース1について、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、第1の実施形態である回路基板ケース1の前側から見た斜視図であり、図2は、収納ケース2の前側から見た斜視図であり、図3は、収納ケース2の上側から見た斜視図であり、図4は、保護カバー3の前側から見た斜視図であり、図5は、図2に示す収納ケース2の係止部14近傍を示す部分拡大斜視図である。
なお、以下の説明において、図1の左側を回路基板ケース1の前方とし、右側を回路基板ケース1の後方、上側を回路基板ケース1の上方、下側を回路基板ケース1の下方、紙面手前側を回路基板ケース1の右側、紙面奥行き側を回路基板ケース1の左側とする。さらに、図2に示す収納ケース2と、図4に示す保護カバー3との向きは、図1の向きにならうものとする。
ここで、第1の実施形態の回路基板ケース1は、ガスセンサ(図示外)のコネクタに接続されたセンサ側リード線(図示外)と、自動車の制御を行う電子制御ユニット(以下、「ECU」とする。)側に接続されたECU側リード線(図示外)との間を電気的に接続するとともに、ガスセンサから特定成分のガス濃度に応じて出力される検出信号を、濃度信号に変換するセンサ制御回路を少なくとも搭載した回路基板(図示外)を収納して、車両の床下等の取付対象体に取り付けるものである。そして、収納ケース2の天壁5aを覆うようにして保護カバー3を取り付ける際に、収納ケース2側の係合爪18を支持する支持片15のみが変形して、収納ケース2の両側の側壁(右側壁5c,左側壁5d)が何れも変形しない点に特徴を有するものである。なお、ガスセンサとしては、排気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素センサや全領域空燃比センサ、或いは排気ガス中のNO濃度を検出するためのNOセンサが挙げられる。
はじめに、回路基板ケース1の構成について説明する。図1に示すように、回路基板ケース1は、底面が開口された略直方体状に形成され、上記回路基板(図示外)を内側に収納する樹脂製の収納ケース2と、該収納ケース2の上部(天壁5a側)に覆設され、収納ケース2を保護する金属製の保護カバー3とで構成されている。以下、回路基板ケース1の各構成部品について順に説明する。
まず、収納ケース2について説明する。図2、図3に示すように、収納ケース2は、底面が開口され、所定の高さを有する略直方体状のケース本体5と、該ケース本体5の天壁5aの外側面の略中央部に所定の高さで立設され、後述するコネクタ外装部7を支持する角筒状の支持部6と、該支持部6の前壁6aから支持部6の前方に向かって略水平に延設され、回路基板に接続されるとともに支持部6の前壁6aから突出する複数の金属端子80を包囲して保護する筒状のコネクタ外装部7とから構成されている。そして、このような構成からなる収納ケース2は樹脂によって一体形成され、ケース本体5、支持部6及びコネクタ外装部7は互いに連続する形状となっている。
次に、ケース本体5について詳細に説明する。図2,図3に示すように、ケース本体5は、天壁5a、前壁5b、右側壁5c、左側壁5d及び背壁5eから構成されている。そして、このケース本体5の内側には、回路基板(図示外)を設置して、樹脂の充填材が充填されるための収納領域(図示外)が設けられている。この充填材は、ケース本体5の天壁5a、前壁5b、右側壁5c、左側壁5d及び背壁5eの内側面に接するようにケース本体5の内側に充填されており、収納領域に設置された回路基板を水密ないし気密に封止するためのものである。なお、ケース本体5の天壁5aが、特許請求の範囲の「第1底壁」に相当し、前壁5b,右側壁5c、左側壁5d及び背壁5eが、「第1側壁」に相当する。
さらに、ケース本体5の右側壁5c及び左側壁5dの各外側面には、本発明の特徴である一対の係止部14,14が各々設けられている(図2では、ケース本体5の右側面に設けられた一対の係止部14,14のみを図示)。そして、これら一対の係止部14,14の後述する係合爪18,18が、後述する保護カバー3の右側壁50c及び左側壁50dに各々設けられた係合孔57,57(図1,図4参照)に各々係合することによって、保護カバー3の内側に収納ケース2が取り付けられる。なお、これら一対の係止部14,14については後述する。
次に、支持部6について説明する。図2,図3に示すように、支持部6は、前壁6a(図2参照)、右側壁6b、左側壁6c及び背壁6dから構成された角筒状に形成され、ケース本体5の天壁5aの外側面の略中央部に所定の高さで立設されている。そして、支持部6の内側には、穴部16が設けられている。さらに、図3に示すように、その穴部16の下部には、ガスセンサのコネクタに接続されたセンサ側リード線に接続された端子を挿入して、回路基板に接続させるための端子接続部20が設けられている。そして、その端子接続部20には、端子接続部20の上面及び下面に直交する方向に貫通し、ケース本体5に収納された回路基板(図示外)のスルーホール(図示外)に接続するための複数の接続穴21が各々設けられている。さらに、支持部6の左右の内側面と、端子接続部20の左右の外側面との間には、所定の隙間からなる差込穴35,35が各々設けられている。
また、図2に示すように、支持部6の穴部16には、略コの字型に形成された保護部70が差し込まれるようになっている。この保護部70は、略コの字型の自身の開口側を下方に向けた状態で、端子接続部20(図3参照)を上から覆って保護するものである。この保護部70は、略水平に延設され、保護部70の本体となる保護片71と、該保護片71の長手方向両端部から直角に折り返されて各々延設された脚部72,72とから構成されている。そして、保護部70の一対の脚部72,72を、支持部6の穴部16の差込穴35,35(図3参照)に各々差し込むことによって、端子接続部20の上側に保護部70を配置させることができる。
さらに、図3に示すように、支持部6の背壁6dの上端部には、端子接続部20から穴部16の外側に向かって引き出された複数のセンサ側リード線を、互いに絡まないようにして、支持部6の後方に向かって配索するための切込穴22が複数設けられている。
一方、図2に示すように、支持部6の前壁6aの略中央部には、ケース本体5に収納された回路基板のスルーホール(図示外)に接続された複数のL字型の金属端子80の各先端部が、支持部6の前壁6aを貫通して、支持部6の前方に向かって各々突出されている。そして、それら前壁6aの外側面から突出する複数の金属端子80は、後述するコネクタ外装部7によって囲まれて保護されている。
次に、コネクタ外装部7について説明する。図2,図3に示すように、筒状のコネクタ外装部7は、支持部6の前壁6aの上側寄りに設けられ、支持部6の前方に向かって略水平に延設されている。そして、コネクタ外装部7の先端側には、ECU側リード線に接続された端子(図示外)を挿入して、金属端子80の各々と接続させるための開口部7aが設けられている。
このコネクタ外装部7の下部と、ケース本体5の天壁5aの外側面との間には所定の隙間8が設けられている。これにより、例えば、複数のECU側リード線に接続された端子を包囲するECU側コネクタ外装部(図示外)を、コネクタ外装部7の先端側に被せるようにして嵌合させる。このときに、コネクタ外装部の外周縁の下部を隙間8に入り込ませることができる。したがって、ECU側リード線に接続される端子を、コネクタ外装部7の内側に位置する金属端子80に確実に接続することができる。つまり、コネクタ外装部7に対して、ECU側リード線(図示外)に電気的に接続された端子の径方向周囲を包囲する筒状のECU側コネクタ外装部(図示外)が嵌め込まれることによって、ECU側リード線とセンサ側リード線とが回路基板を介して電気的に接続されることになる。
次に、保護カバー3について説明する。図1又は図4に示す保護カバー3は、上記収納ケース2(図1,図2参照)の上部に覆設され、外部衝撃(例えば、石はね等)から収納ケース2を保護するためのものである。この保護カバー3は、底面及び天壁50aの一部が開口され、底の浅い略直方体状のカバー本体50と、該カバー本体50の天壁50aの開口部(図示外)に設けられ、前面及び底面が開口された箱状の屋根部51と、前記カバー本体50の背面及び屋根部51の背面から後方に延設され、収納ケース2側から引き出されたセンサ側リード線(図示外)を、保護カバー3の外側に引き出すための断面逆U字型の配線カバー53とから構成されている。
まず、カバー本体50について説明する。図4に示すように、カバー本体50は、天壁50a、前壁50b、右側壁50c、左側壁(図示外)及び背壁(図示外)から構成され、所定の高さを有する略直方体状に形成されている。また、カバー本体50の前壁50bの下端部の右側には、収納ケース2を取り付けた状態で、保護カバー3を車両の床下に取り付けるための平面視略矩形状のブラケット片31が、保護カバー3の前方に向かって略水平に延設され、該ブラケット片31の略中央には取付ネジを挿通するための取付穴32が穿設されている。なお、図示しないが、カバー本体50の背面下端部の左側(背壁50eに向かって右側)にも、取付穴(図示外)が穿設されたブラケット片(図示外)が設けられている。なお、図4に示す天壁50aが、特許請求の範囲の「第2底壁」に相当し、前壁50b、右側壁50c、左側壁50d及び背壁(図示外)が、「第2側壁」に相当する。
さらに、図4に示すように、カバー本体50の右側壁50c及び左側壁(図示外)には、2つの正面視矩形状の一対の係合孔57,57(図4では、右側壁50cに設けられた係合孔57,57のみ図示)が設けられている。この一対の係合孔57,57には、収納ケース2に保護カバー3が覆設する際に、上記した収納ケース2の一対の係止部14,14の係合爪18,18が各々係合するようになっている。
次に、配線カバー53について説明する。図4に示すように、屋根部51の背面及びカバー本体50の背壁50eを上下方向に縦断し、カバー本体50の下端部から上方に向かって切り込み状に設けられ、支持部6から引き出された複数のセンサ側リード線(図示外)を、保護カバー3の外側に引き出すための引き出し口(図示外)が設けられている。そして、この引き出し口の内周縁から、配線カバー53が、保護カバー3の後方に向かって略水平に延設されている。また、この配線カバー53の内側には、保護カバー3の外側に引き出された複数のセンサ側リード線(図示外)を挿通させ、該センサ側リード線を覆って保護するための挿通穴53aが設けられている。
次に、屋根部51について説明する。図4に示すように、この屋根部51は、収納ケース2に保護カバー3が覆設した際に、収納ケース2の支持部6(図2参照)を覆って保護するものである。そして、図4に示すように、屋根部51の前方には開口部52が設けられ、該開口部52には、収納ケース2のコネクタ外装部7に挿入して固定されたECU側コネクタ外装部(図示外)に繋がれた複数のECU側リード線(図示外)を配索させるようになっている。
以上の構成からなる収納ケース2と、保護カバー3とを互いに上下に配置させ、収納ケース2の上方から保護カバー3を被せるようにして、収納ケース2に保護カバー3を取り付けることよって、図1に示すような回路基板ケース1が構成される。そして、図1に示す回路基板ケース1の下側を、車両の床下側に対向させ、保護カバー3の2つのブラケット片31を車両の床下にボルト止めにて取り付けることによって、収納ケース2を保護カバー3にて保護した状態で、回路基板ケース1を車両側に取り付けることができる。
次に、本発明の特徴である係止部14について説明する。なお、ここでは、図2及び図5に示す右側壁5cの係止部14についてのみ説明する。図2,図5に示すように、係止部14は、ケース本体5の右側壁5cの外側面の上部から、収納ケース2の中段よりもやや下側まで下方に延設されたやや縦長の長方形の平板である支持片15と、該支持片15の先端側外側面に設けられ、ケース本体5の外側に向かって凸状に突出する係合爪18とから構成されている。そして、係合爪18の上部には、上方から下方に向かって、ケース本体の右側壁5cから離れる方向に斜めに傾斜する傾斜面18aが設けられている。さらに、その傾斜面18aの最下部から係合爪18の下部に向かって設けられ、右側壁5cに対して平行な平行面18bが設けられている。
さらに、その支持片15の裏面に対向するケース本体5の右側壁5cの部分には、ケース本体5の内側に向かって凹んだ凹部23が設けられ、該凹部23の外側面と、支持片15との間には所定の隙間が設けられている。そして、この所定の隙間は、係止部14の係合爪18が保護カバー3の係合孔57に係合する際に、係止部14の支持片15が内側に撓むことができる程度に調整されている。、なお、第1の実施形態のケース本体5においては、図3に示すように、凹部23の内側に支持片15が収納され、係合爪18は凹部23から外側に向かって突出している。
次に、保護カバー3の係合孔57に、収納ケース2の係止部14の係合爪18を係合する方法について説明する。なお、ここでは、収納ケース2の右側壁5c側の係止部14における係合方法について説明する。まず、収納ケース2(図2参照)に保護カバー3(図4参照)を取り付ける前段階において、図2に示す収納ケース2の収納領域(図示外)には、回路基板(図示外)が設置され、その後に樹脂の充填材(図示外)が充填される。これにより、収納ケース2内に設置された回路基板を封止することができる。その後に、その充填材が充填された収納ケース2に対して、保護カバー3を取り付ける。
次に、収納ケース2の天壁5aの外側面に対して、保護カバー3の開口する底面側を対向させる。そして、その天壁5aの一部を自身の天壁50aにて覆うようにして保護カバー3を取り付ける。まず、保護カバー3の内側に収納ケース2が徐々に挿入される。さらに、保護カバー3の右側壁50c及び左側壁50dの各下端部が、各係合爪18の傾斜面18aに当接する。すると、保護カバー3の右側壁50cの下端部の内側面は、傾斜面18aの傾斜面を摺動する。すると、各係止部14の係合爪18は、凹部23の内側に向かって付勢されて移動するので、その付勢に応じて支持片15が凹部23の内側に徐々に撓んで変形する。そして、支持片15は、右側壁5cと所定の隙間を空けて設けられているので、係止部14の支持片15のみが上記隙間内で撓んで変形する。
次いで、支持片15が凹部23の内側に向かって撓むにつれて、保護カバー3の右側壁50c及び左側壁50dの各下端部が、各係止爪18の傾斜面18a上を徐々に摺動し、収納ケース2が、保護カバー3の内側に徐々に挿入される。そして、係合爪18の平行面18bに、保護カバー3の係合孔57が対向すると、係合孔57に係合爪18が落ち込んで係合するとともに、支持片5が撓んだ状態から元の状態に戻り、収納ケース2に対して保護カバー3が取り付けられる。このようにして、保護カバー3の係合孔57に、収納ケース2の係止部14の係合爪18が係合し、収納ケース2に保護カバー3が取り付けられる。
次に、回路基板ケース1の解体方法について説明する。この第1の実施形態の回路基板ケース1において、例えば、収納ケース2が樹脂(例えば、PBT樹脂:ポリブチレンテレフタレート)で成型され、保護カバー3が金属(例えば、鉄)で成型されている場合、リサイクルのための廃却時には、回路基板ケース1を収納ケース2と保護カバー3とに分離して解体しなければならない。そこで、本実施形態の回路基板ケース1では、例えば、図5に示す係止部14の支持片15と、右側壁5c(左側壁5d)の外側面との間の隙間に、ドライバー等の工具の先端を挿入して、支持片15に直接外力をかけて折損させることができる。これにより、図1に示す保護カバー3の係合孔57から係合爪18が容易に外れるので、保護カバー3から収納ケース2を容易に外すことができ、回路基板ケース1を容易に解体することができる。
また、支持片15は、図5に示すように、 右側壁5c(左側壁5d)の外側面との間に所定の隙間を隔てて右側壁5c(左側壁5d)に連結されているので、支持片15に対し外力を掛けやすい構造となっている。さらに、支持片15に対向する右側壁5c(左側壁5d)の外側面には凹部23が設けられているので、支持片15と右側壁5c(左側壁5d)の外側面との間の所定の隙間をより広く確保することができる。これにより、ドライバー等の工具の先端をその所定の隙間に挿入し易くなるため、支持片15の折損作業をより効率よく行うことができる。
なお、この解体方法は、例えば、屋根部がなく、カバー本体の天壁に開口部を有する保護カバーが収納ケース2に取り付けられた回路基板ケースにも適用可能である。この場合、保護カバーが収納ケース2に取り付けられた状態では、保護カバーのカバー本体の開口部から収納ケース2の支持部6が外側に突出しているため、保護カバーを固定しつつ収納ケース2の支持部6を押し出すように押圧をかけることで、係止部14の支持片15に圧力がかかり、支持片15を容易かつ瞬時に折損することができる。これにより、回路基板ケースを容易に解体することができる。
以上説明したように、第1の実施形態の回路基板ケース1では、係合爪18を備えた支持片15と、収納ケース2の右側壁5c(左側壁5d)の外側面との間に所定の隙間を設けたことで、係合孔57に係合爪18が係合する際に、右側壁50c及び左側壁50dを変形させずに係止部14の支持片15のみを上記隙間内で撓んで変形させることができる。これにより、収納ケース2の収納領域(図示外)が変化せず、収納領域に充填された充填材に直接応力が係るのを防止できる。よって、充填材に亀裂が生じるのを防止でき、回路基板の保護能力が低下するのを防止できる。
また、回路基板ケース1の廃却時に、回路基板ケース1を収納ケース2と保護カバー3とに解体する場合において、例えば、係止部14の支持片15を工具で外力をかけて折損することにより、保護カバー3の係合孔57に係合していた係合爪18を係合孔57から容易に外すことができる。したがって、保護カバー3から収納ケース2を容易に外すことができるので、回路基板ケース1のリサイクル時の解体作業を効率よく行うことができる。
次に、第2の実施形態の回路基板ケース200について、図6乃至図13に基づいて説明する。図6は、第2の実施形態である回路基板ケース100の前側から見た斜視図であり、図7は、収納ケース200の前側から見た斜視図であり、図8は、収納ケース200の上側から見た斜視図であり、図9は、保護カバー300の前側から見た斜視図であり、図10は、図7に示す収納ケース200の係止部140近傍を示す部分拡大斜視図であり、図11は、ケース本体150の右側壁150cにおける係止部140近傍の部分縦断面であり、図12は、収納ケース200の上側から保護カバー300が取り付けられる状態を示す斜視図であり、図13は、保護カバー300側の係合孔570に、収納ケース200側の係止部140の係合爪145が係合した状態を示す係止部140近傍を示す部分縦断面図である。
また、以下の説明において、図6の左側を回路基板ケース100の前方とし、右側を回路基板ケース100の後方、上側を回路基板ケース100の上方、下側を回路基板ケース100の下方、紙面手前側を回路基板ケース100の右側、紙面手奥行き側を回路基板ケース100の左側とする。さらに、図7に示す収納ケース200及び図9に示す保護カバー300の向きは、図6の向きにならうものとする。
なお、第2の実施形態の回路基板ケース100は、第1の実施形態の回路基板ケース1の変形例であり、図5に示す収納ケース2の係止部14を変形させた係止部140を備えるものである。そして、この係止部140により、収納ケース200に充填された充填材に亀裂が生じるのを防止できる点に加え、収納ケース200と保護カバー300とのがたつきを効果的に抑制することができる点に特徴を有するものである。なお、この回路基板ケース100は、上述した第1の実施形態における回路基板ケース1の構造をベースにしているため、以下の説明では、第1の実施形態の回路基板ケース1と構成が共通する部分の説明については省略し、本発明の特徴である係止部140を中心に説明する。
はじめに、回路基板ケース100の構成について説明する。図6に示すように、回路基板ケース100は、底面が開口された略直方体状に形成され、上記回路基板(図示外)を内側に収納する樹脂製の収納ケース200と、該収納ケース200を天壁150a(図7参照)から覆うようにして、収納ケース200に取り付けられ、収納ケース200を保護する金属製の保護カバー300とで構成されている。以下、回路基板ケース100の各構成部品について順に説明する。
まず、収納ケース200について説明する。図7,図8に示すように、収納ケース200は、底面が開口され、一対の係止部140,140を両側壁(右側壁150cと左側壁150d)に備えた略直方体状のケース本体150と、該ケース本体150の天壁150aの外側面の略中央部に所定の高さで立設され、後述するコネクタ外装部700を自身の前方に支持する角筒状の支持部600と、該支持部600の前壁から支持部600の前方に向かって略水平に延設され、回路基板に接続されるとともに支持部600の前壁から突出する複数の金属端子80(図7参照)を包囲して保護する筒状のコネクタ外装部700とから構成されている。
次に、ケース本体150について説明する。図7,図8に示すように、ケース本体150は、天壁150a,前壁150b,右側壁150c、左側壁150d及び背壁150eから構成されている。そして、このケース本体150の内側には、回路基板(図示外)を収納するとともに、樹脂の充填材が充填される収納領域190(図12参照)が設けられている。なお、充填材は、ケース本体150の天壁150a、前壁150b、右側壁150c、左側壁150d及び背壁150eの内側面に接するようにケース本体150の内側に充填されている。さらに、右側壁150c及び左側壁150dの各外側面には、本発明の特徴である一対の係止部140,140が各々設けられている(図7では、ケース本体5の右側面に設けられた一対の係止部140,140のみを図示)。なお、この係止部140については後述する。
次に、保護カバー300について説明する。図9に示すように、保護カバー300は、底面及び天壁500aの一部が開口された略直方体状のカバー本体500と、該カバー本体500の天壁500aの開口部(図示外)に設けられ、前面及び底面が開口された箱状の屋根部250と、前記カバー本体500の背壁(図示外)及び屋根部250の背壁(図示外)から後方に延設され、収納ケース200側から引き出されたセンサ側リード線(図示外)を、保護カバー300の外側に引き出すための断面逆U字型の配線カバー530とから構成されている。また、屋根部250の前方には開口部255が設けられ、該開口部255には、収納ケース200のコネクタ外装部700に挿入して固定されたECU側コネクタ外装部(図示外)より引き出されるECU側リード線(図示外)を外側に配索させるようになっている。
次に、カバー本体500について説明する。図9に示すように、カバー本体500は、天壁500a、前壁500b、右側壁500c、左側壁500d及び背壁(図示外)から構成され、所定の高さを有する略直方体状に形成されている。また、カバー本体500の前壁500bの下端部の右側にはブラケット片310が、前壁500bの下端部から、保護カバー300の前方に向かって略水平に延設され、該ブラケット片310の略中央には取付ボルトを挿通させるための取付穴320が穿設されている。なお、図示しないが、カバー本体500の背壁(図示外)の下端部の左側(カバー本体500の背壁に向かって右側)にも取付穴が穿設されたブラケット片が設けられている。
さらに、カバー本体500の右側壁500c及び左側壁500dの略中段よりもやや上側には、一対の矩形状の係合孔570,570が各々設けられている(図9では、右側壁500cの係合孔570,570のみを図示)これら係合孔570,570には、上記した図7に示す収納ケース200の両側壁(右側壁150c及び左側壁150d)に設けられた一対の係止部140,140の係合爪145,145が各々係合するようになっている。
そして、上記構成からなる収納ケース200と、保護カバー300とを互いに上下に配置させ、収納ケース200の天壁150aの一部を天壁500aにて覆うようにして保護カバー300を被せて取り付けることによって、図6に示すような回路基板ケース100が構成される。
次に、本発明の特徴である係止部140,140について説明する。なお、ここでは、ケース本体150の右側壁150cに設けられた係止部140についてのみ説明する。図10,図11に示すように、係止部140は、ケース本体150の右側壁150cにおける後述する凹部230の外側面の下端部から各々延設され、かつその先端側が右側壁150cから離れるように斜め上方に折り返され、互いに所定幅離間する一対の細長の連結支持部141,141と、該一対の連結支持部141,141の各先端部に自身の一端部が連結され、ケース本体150の天壁150a側に向かってアーチ状に曲折されたアーチ部143と、該アーチ部143の一端部(下端部)とは反対の他端部(上端部)が、連結支持部141側に向かって屈曲して形成され、収納ケース200に保護カバー300が取り付けられた際に、右側壁150c及び保護カバー300の天壁500aの内側面に各々当接する当接部146と、アーチ部143の長手方向略中央の外側面に設けられ、右側壁510cとは反対側に向かって突出する側面視略台形状の係合爪145とから構成されている。
また、図11に示すように、アーチ部143は、右側壁150cから離れる方向に所定角度傾斜しているので、当接部146は保護カバー300が取り付けられる前の段階ではケース本体150の右側壁150cから離間している。なお、本実施形態では、アーチ部143の傾斜角度は約5°となっている。そして、収納ケース200に、保護カバー300が取り付けられる際には、一対の連結支持部141,141の折れ曲がり部分を支点として、アーチ部143が右側壁150c側に倒れ込み、当接部146が、ケース本体150の右側壁150cと、保護カバー300の天壁500aの内側面とに各々当接するようになっている。なお、図11に示すアーチ部143が、特許請求の範囲における「曲折部」に相当する。
また、図10,図11に示すように、係合爪145の上部には、上方から下方に向かって、ケース本体150の右側壁150cから離れる方向に斜めに傾斜する傾斜面145aが設けられている。さらに、該傾斜面145aの最下部から下方に向かって延びるフラットな平面145bが設けられ、係合爪145の下部には、アーチ部143の長手方向に対して略直交する方向に延設された下端面145cが設けられている。
さらに、当接部146において、アーチ部143の屈曲する屈曲点には、収納ケース200に保護カバー300が取り付けられた際に、図9に示す保護カバー300の天壁500aの内側面に当接する第1当接部146aが設けられ、該第1当接部146aから先端部には、同じく、収納ケース200に保護カバー300が取り付けられた際に、ケース本体150の右側壁150cの外側面に当接する第2当接部146bが設けられている。
一方、アーチ部143の裏面側に対向するケース本体150の右側壁150cの部分には、ケース本体150の内側に向かって凹んだ凹部230が設けられ、該凹部230の外側面と、アーチ部143の内側面との間には所定の隙間が設けられている。そして、この所定の隙間は、係止部140の係合爪145が、保護カバー300の係合孔570に係合する際に、凹部230の内側で係止部140のアーチ部143が撓むことができる程度に調整されている。
次に、保護カバー300の係合孔570に、収納ケース200の係止部140の係合爪145を係合させる方法について説明する。なお、ここでは、収納ケース200の右側壁150c側における係止部140と、保護カバー300の右側壁500cに設けられた係合孔570との係合方法について説明する。まず、図7に示す収納ケース200に図9に示す保護カバー300を取り付ける前段階において、収納ケース200の収納領域190(図12参照)には、回路基板(図示外)が設置され、その後に充填材(図示外)が充填される。これにより、収納領域190内に設置された回路基板を水密または気密に封止することができる。
次に、充填材が収納領域190に充填された収納ケース200に対して、保護カバー300を取り付ける。まず、図12に示すように、収納ケース200の上部に、保護カバー300の開口する底面側を配置させる。そして、収納ケース200の天壁150a(図8参照)の一部を天壁500aにて覆うようにして保護カバー300を取り付ける。このとき、保護カバー300の内側に収納ケース200が徐々に挿入される。さらに、保護カバー300の右側壁500cの下端部が、各係合爪145の傾斜面145aの傾斜面に当接する。すると、保護カバー300の右側壁500cの下端部の内側面は、係合爪145の傾斜面145a上を摺動する。このとき、係止部140のアーチ部143は、係合爪145を介して、右側壁150c側に向かって付勢される。そして、アーチ部143は徐々に撓みながら、右側壁150c側に向かって倒れ込む。そして、収納ケース200は、保護カバー300の内側にさらに挿入される。
次いで、図13に示すように、第1当接部146aが、保護カバー300の天壁500aの内側面に当接し、第2当接部146bが、右側壁150cにおける凹部230の外側面に当接する。そして、さらに、保護カバー300を収納ケース200側に向かってさらに押し込むと、アーチ部143が連結支持部141,141と第2当接部146bを支点として右側壁150c側に撓んでいき、係合爪145の平面145bに、保護カバー300の右側壁150c(左側壁150d)の係合孔570が対向する。こうして、収納ケース200側の係合爪145が、保護カバー300の係合孔570に落ち込んで係合するので、収納ケース200に保護カバー300を取り付けることができる。
以上のように、係止部140のアーチ部143は、右側壁150cと所定の隙間を空けて設けられ、係止部140のアーチ部143のみが撓んで変形する。したがって、収納ケース200の収納領域190の大きさが変わらず、収納領域190に充填された充填材に直接応力がかからないため、充填材に亀裂が生じるのを防止できる。
次に、収納ケース200に保護カバー300が覆設された状態における係止部140の作用及び効果について説明する。図13に示すように、収納ケース200に保護カバー300が取り付けれた状態において、当接部146の第1当接部146aは、保護カバー300の天壁500aの内側面に当接している。さらに、第2当接部146bの外側面は、ケース本体150の右側壁150cにおける凹部230の外側面に当接している。このとき、アーチ部143は、第1当接部146aと第2当接部146bとによる2点で支持された状態となり、アーチ部143の外側面の一部は、保護カバー300の右側壁500cの内側面(左側壁500dの内側面)に接触しつつ保護カバー300を外方に向かって弾性的に付勢することになる。これにより、収納ケース200と保護カバー300との取付方向にほぼ直交する方向におけるがたつきを防止することができる。
一方、図13に示すように、係合爪145の下端面145cが保護カバー300の係合孔570の一部に当接した状態で、第1当接部146aが、保護カバー300の天壁500aの内側面に当接しているので、アーチ部143は下方に向かっても撓んで変形している。したがって、収納ケース200と保護カバー300との取付方向に沿った方向におけるがたつきを防止することができる。
次に、回路基板ケース100の解体方法について説明する。この第2の実施形態の回路基板ケース100において、上記第1の実施形態と同様に、例えば、収納ケース200が樹脂(例えば、PBT樹脂:ポリブチレンテレフタレート)で成型され、保護カバー300が金属(例えば、鉄)で成型されている場合、リサイクルのための廃却時には、回路基板ケース100を収納ケース200と保護カバー300とに分離して解体しなければならない。そこで、本実施形態の回路基板ケース100では、図10に示すように、係止部140の一対の連結支持部141,141が細長に各々形成されているので、保護カバー300の係合時には、連結支持部141,141は撓み易い性質を持つ一方、解体時に大きな外力が加えられた時に折損される脆弱部としての性質を併せ持っている。
これにより、例えば、回路基板ケース100の解体時において、一対の連結支持片141,141の間の隙間に、ドライバー等の工具の先端を挿入して、これら連結支持片141,141に直接外力をかけて折損させることにより、図6に示す保護カバー300の係合孔570から係合爪145を外すことができる。また、これ以外にも、一対の連結支持片141,141と、凹部230との間に、ドライバー等の工具の先端を挿入して、連結支持片141,141に直接外力をかけて折損させてもよい。このような方法により、保護カバー300から収納ケース200を容易に外すことができ、回路基板ケース100を容易に解体することができる。
また、この解体方法は、例えば、屋根部がなく、カバー本体の天壁に開口部を有する保護カバーが収納ケース200に取り付けられた回路基板ケースの場合にも適用可能である。この場合、保護カバーのカバー本体の開口部から収納ケース200の支持部600が外側に突出しているため、保護カバーを固定しつつ収納ケース200の支持部600を押し出すように押圧をかけることで、係止部140の一対の連結支持部141,141に圧力がかかり、連結支持部141,141を容易かつ瞬時に折損することができる。これにより、回路基板ケースを容易に解体することができる。
以上説明したように、第2の実施形態の回路基板ケース100では、第1の実施形態の係止部14を変形した係止部140を備えている。そして、この係止部140では、収納ケース200に対して保護カバー300が取り付けられる際に、弧状に湾曲するアーチ部143が、保護カバー300の右側壁150cの内側面と、左側壁150dの内側面とに接触して外側に付勢するので、収納ケース200と保護カバー300との取付方向にほぼ直交する方向のがたつきを防ぐことができる。また、当接部146の第1当接部146aが、保護カバー300の天壁500aの内側面に当接し、係合爪145の下端面145cが、保護カバー300の係合孔570の一部に当接している。これにより、収納ケース200と保護カバー300との取付方向のがたつきについても防ぐことができる。
また、連結支持部141,141は、保護カバー300の係合時には、撓み易い一方、解体時に大きな外力が加えられた時に折損される脆弱部としての機能を併せ持っている。これにより、例えば、回路基板ケース100のリサイクルのための廃却時に、回路基板ケース100を収納ケース200と保護カバー300とに解体する場合において、係止部140の一対の連結支持部141,141に工具等で外力を加えたりすることにより、保護カバー300の係合孔570に係合していた係合爪145を容易に外すことができる。したがって、保護カバー300から収納ケース200を容易に外すことができるので、回路基板ケース100のリサイクル時の解体作業を効率よく行うことができる。
なお、本発明の回路基板ケースは、上記実施形態に限らず、各種変更が可能なことは言うまでもない。例えば、上記第1の実施形態の保護カバー3は屋根部51を備えているが、例えば、屋根部51を省いた保護カバーにおいても適用可能である。なお、このような屋根部のない保護カバーは、屋根部を除く天壁50aによってケース本体5の天壁5aの一部を覆いつつ、収納ケース2の車量側取り付けのためのブラケットとしての機能を有するものである。
さらに、第1の実施形態では、収納ケース2の両側面に一対の係止部14,14を設けたが、係止部の数は一対に限らず、1個でも3個以上でもよい。さらに、第1の実施形態では、係止部14の支持片15がケース本体5の内側に向かって凹んだ凹部23内に位置しつつ、係合爪18が凹部23から外側に向かって突出するものであったが、支持片15を下方に向かうに連れて外側に傾斜させ、支持片15の一部を凹部23内に位置させつつ、係合爪18と支持片15の残部を凹部23から外側に向かって突出させるようにして係止部14を形成してもよい。
また、第2の実施形態の係止部140のアーチ部143の傾斜角度は5°になっているが、これに限らず変更可能である。さらに、上記の実施形態では、ケース本体5(1500)に充填された充填材が外部に露出した状態であるが、充填材は外部に露出した状態に限られず、別途に準備した板状の蓋部を用いて充填材を覆うようにして当該蓋部をケース本体5(150)の天壁5a(150a)の反対側に位置する固着させてもよい。
本発明は、ガスセンサに限らず、グロープラグ、圧力センサ、温度センサ等の車載電装品を制御するために使用される各種回路基板ケースに適用可能である。
第1の実施形態である回路基板ケース1の前側から見た斜視図である。 収納ケース2の前側から見た斜視図である。 収納ケース2の上側から見た斜視図である。 保護カバー3の前側から見た斜視図である。 図2に示す収納ケース2の係止部14近傍を示す部分拡大斜視図である。 第2の実施形態である回路基板ケース100の前側から見た斜視図である。 収納ケース200の前側から見た斜視図である。 収納ケース200の上側から見た斜視図である。 保護カバー300の前側から見た斜視図である。 図7に示す収納ケース200の係止部140近傍を示す部分拡大斜視図である。 ケース本体150の右側壁150cにおける係止部140近傍の部分縦断面である。 収納ケース200の上側から保護カバー300が取り付けられる状態を示す斜視図である。 保護カバー300側の係合孔570に、収納ケース200側の係止部140の係合爪145が係合した状態を示す係止部140近傍を示す部分縦断面図である。
符号の説明
1 回路基板ケース
2 収納ケース
3 保護カバー
5a 天壁(底壁)
5b 前壁(側壁)
5c 右側壁(側壁)
5d 左側壁(側壁)
5e 背壁(側壁)
15 支持片(支持部)
18 係合爪
23 凹部
50a 天壁
50b 前壁
50c 右側壁
57 係合孔
100 回路基板ケース
141 連結支持部
143 アーチ部
145 係合爪
146 当接部
150a 天壁(底壁)
150b 前壁(側壁)
150c 右側壁(側壁)
150d 左側壁(側壁)
150e 背壁(側壁)
190 収納領域
200 収納ケース
230 凹部
300 保護カバー
500a 天壁
500b 前壁
500c 右側壁

Claims (8)

  1. 第1底壁と第1側壁に囲まれた凹状をなし、回路基板を収納するケースと、少なくとも前記ケースの内側面に接するように当該ケースの内側に充填されるとともに、前記回路基板を封止する充填材と、第2底壁と第2側壁に囲まれた凹状をなし、前記ケースの第1底壁の外側面の少なくとも一部を前記第2底壁で覆うように、当該ケース外側に取り付けられる保護カバーとからなる回路基板ケースであって、
    前記ケースは、
    前記第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てた状態で当該第1側壁に連結される支持部材と、
    当該支持部材に設けられ、外側に向かって突出する係合爪と
    を備え、
    前記保護カバーは、前記第2側壁に前記係合爪と係合して自身を前記ケースに固定する係合孔を備えることを特徴とする回路基板ケース。
  2. 前記ケースの第1側壁の外側面の、前記支持部材が配置される部分には、前記ケースの内方に向かって凹んだ凹部が設けられ、
    当該凹部内に前記支持部材の前記係合爪を除く部位の少なくとも一部が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の回路基板ケース。
  3. 前記支持部材は、前記第1側壁における前記ケースの第1底壁側の一端部とは反対の他端部に連結された連結支持部と、自身の一端が前記連結支持部と接続されるとともに、前記ケースの底壁側に曲折された曲折部と、当該曲折部の他端に接続されるとともに、前記第1側壁の前記外側面に当接する当接部とを有しており、
    前記係合爪は、前記曲折部に設けられ、当該曲折部は、前記保護カバーの第2側壁の内側面を弾性的に付勢していることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路基板ケース。
  4. 前記支持部材の一部が、前記保護カバーの前記第2底壁に当接しており、前記係合爪の少なくとも前記連結支持部側に面する下側面が、前記係合孔の内周面に当接していることを特徴とする請求項3に記載の回路基板ケース。
  5. 前記当接部は、前記曲折部の他端から前記連結支持部側に向かって屈曲して形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の回路基板ケース。
  6. 前記ケースは、樹脂により構成される一方、前記保護カバーは、金属により構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の回路基板ケース。
  7. 第1底壁と第1側壁に囲まれた凹状をなし、回路基板を収納するケースと、第2底壁と第2側壁に囲まれた凹状をなし、前記ケースの第1底壁の外側面の少なくとも一部を前記第2底壁で覆うように、当該ケース外側に取り付けられる保護カバーとからなる回路基板ケースであって、
    前記ケースと前記保護カバーとは互いに異なる材料で形成され、
    前記ケースは、
    前記第1側壁の外側面との間に所定の隙間を隔てた状態で当該第1側壁に連結される支持部材と、
    当該支持部材に設けられ、外側に向かって突出する係合爪と
    を備え、
    前記保護カバーは、前記第2側壁に前記係合爪と係合して自身を前記ケースに固定する係合孔を備え、
    前記支持部材には前記ケースと前記保護カバーとを解体するために外力を加えたときに折損する脆弱部が設けられていることを特徴とする回路基板ケース。
  8. 前記ケースの第1側壁の外側面の、前記支持部材が配置される部分には、前記ケースの内方に向かって凹んだ凹部が設けられ、
    当該凹部内に前記支持部材の前記係合爪を除く部位の少なくとも一部が収納されていることを特徴とする請求項7に記載の回路基板ケース。


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