JP2006332342A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は二つの半導体素子をスタックした構造を有する半導体装置に関し、低背化を図ることを課題とする。
【解決手段】 第1の半導体素子22と第2の半導体素子23を基板24上に積層した構造を有する半導体装置において、第1の半導体素子22を基板24上にフェイスアップで固定すると共に、この第1の半導体素子22に設けられた接続端子22Aと基板24とをワイヤー28した構成とする。かつ、第2の半導体素子23に設けられる接続端子23Aの端子特性が第1の半導体素子22の接続端子22Aの端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成し、この接続端子23Aをワイヤー接続された接続端子22A上にフリップチップ接合した構成とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1の半導体素子22と第2の半導体素子23を基板24上に積層した構造を有する半導体装置において、第1の半導体素子22を基板24上にフェイスアップで固定すると共に、この第1の半導体素子22に設けられた接続端子22Aと基板24とをワイヤー28した構成とする。かつ、第2の半導体素子23に設けられる接続端子23Aの端子特性が第1の半導体素子22の接続端子22Aの端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成し、この接続端子23Aをワイヤー接続された接続端子22A上にフリップチップ接合した構成とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は半導体装置に係り、特に二つの半導体素子をスタックした構造を有する半導体装置に関する。
近年、携帯機器、特に携帯電話市場における小型化の要求に伴い、搭載される半導体装置に対しても小型化の要求が求められている。この要求を満たすために、例えば特許文献1に開示されるように、複数の半導体素子を封止樹脂(パッケージ)内に積層したスタックタイプの半導体装置が開発されている。
図1及び図2は、従来のスタックタイプの半導体装置の代表的な構成を示している。各図に示す半導体装置1A,1Bは、いずれも基板4の上に第1の半導体素子2と第2の半導体素子3とを積層(スタック)した構成としている。
図1に示す半導体装置1Aは、第1の半導体素子2を基板4にバンプ6を用いてフリップチップ接合した構成としている。また、第2の半導体素子3はフェイスアップとし、第1の半導体素子2の背面上に固定した構成としている。
この第2の半導体素子3は、ワイヤー8を用いて基板4と接続されている。この際、ワイヤー8は、第2の半導体素子3に形成されている接続端子が1stボンディング部9となり、基板4に形成されているランドが2ndボンディング部10となるようボンディングされている。
封止樹脂5は、各半導体素子2,3及びワイヤー8を覆うように形成されている。これにより、各半導体素子2,3及びワイヤー8は、外部に対して保護される。
一方、図2に示す半導体装置1Bは、第1の半導体素子2及び第2の半導体素子3のいずれもがフェイスアップで基板4上に搭載されている。第1の半導体素子2は基板4上に接着剤11により固定されており、また第1の半導体素子2と基板4とはワイヤー8Bにより接続されている。
この第1の半導体素子2の上部には、スペーサチップ12が配設されており、第2の半導体素子3はこのスペーサチップ12上に固定されている。この第2の半導体素子3と基板4は、ワイヤー8Aにより接続されている。
上記のようにスペーサチップ12が配設されることにより、第1の半導体素子2と第2の半導体素子3との間には、スペーサチップ12の厚さ分の間隔が発生する。このスペーサチップ12の厚さは、所定のワイヤーループを形成するワイヤー8Bが、第2の半導体素子3の接触しないよう設定されている。また、ワイヤー8A,8Bは、各半導体素子2,3の接続端子に接合される側が1stボンディング部9A,10Aとされ、基板4のランドに接合される側が2ndボンディング部9B,10Bとされている。
封止樹脂5は、各半導体素子2,3及びワイヤー8A,8Bを覆うように形成されている。これにより、各半導体素子2,3及びワイヤー8A,8Bは外部に対して保護される。
特開2004−253693号公報
しかしながら、図1及び図2に示される従来の半導体装置1A,1Bでは、上部に位置する第2の半導体素子3がフェイスアップ構造とされており、必然的に第2の半導体素子3と基板4とはワイヤー8,8Aを用いて接続される構成とされていた。このため、ワイヤー8,8Aは、第1の半導体素子2の上部に位置する第2の半導体素子3の上面からワイヤーループを形成することとなり、また封止樹脂5はこのワイヤー8,8Aを覆うように配設される。
よって、従来の半導体装置1A,1Bでは、封止樹脂5の基板4からの高さ(図中矢印H1,H2で示す)が大きくなり、半導体装置1A,1Bの低背化を図ることができないという問題点があった。
また、図1に示す半導体装置1Aでは、バンプ6によりフリップチップ接合された第1の半導体素子2の上部に第2の半導体素子3を配設する必要があり、また3に対しては超音波溶接によりワイヤー8をボンディングする必要がある。このため、基板4上における各半導体素子2,3の接合強度が低下し、半導体装置1Aの信頼性が低下するおそれがある。
また、図2に示す半導体装置1Bでは、第1及び第2の半導体素子2,3に加えてスペーサチップ12が別個に必要となり、部品点数増加すると共に製造工程が複雑化してしまう。更に、スペーサチップ12を設けることにより、図1に示した半導体装置1Aよりも、更に基板4上の高さが高くなる(H1<H2)という問題点も生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、低背化を図りうる半導体装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、
第1の半導体素子と第2の半導体素子を基板上に積層した構造を有する半導体装置において、
前記第1の半導体素子を基板上にフェイスアップで固定すると共に、該第1の半導体素子に設けられた第1の接続端子と前記基板とをワイヤー接続し、
前記第2の半導体素子に設けられる第2の接続端子の端子特性が前記第1の接続端子の端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成し、前記第2の接続端子をワイヤー接続された前記第1の接続端子上に接合したことを特徴とするものである。
第1の半導体素子と第2の半導体素子を基板上に積層した構造を有する半導体装置において、
前記第1の半導体素子を基板上にフェイスアップで固定すると共に、該第1の半導体素子に設けられた第1の接続端子と前記基板とをワイヤー接続し、
前記第2の半導体素子に設けられる第2の接続端子の端子特性が前記第1の接続端子の端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成し、前記第2の接続端子をワイヤー接続された前記第1の接続端子上に接合したことを特徴とするものである。
上記発明によれば、第1の半導体素子が基板上にフェイスアップで固定されると共にワイヤー接続され、この第1の半導体素子のワイヤー接続された第1の接続端子上に第2の接続端子が接合されるよう第2の半導体素子を搭載したことにより、積層状態における第1及び第2の半導体素子の基板からの高さは低くなり、よって半導体装置の低背化を図ることができる。
また、第1及び第2の半導体素子の接続端子の端子特性は互いにミラー反転した特性とされているため、第1の半導体素子の上部に第2の半導体素子を搭載した場合、対向する接続端子の特性は同一特性となる。このため、第1の半導体素子の上部に第2の半導体素子を搭載しても、接続される端子間で端子特性の不適合が生じることはない。
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載の半導体装置において、
前記ワイヤーは、前記基板にファーストボンディングされ、前記第1の接続端子にセカンドボンディングされた構成であることを特徴とするものである。
請求項1記載の半導体装置において、
前記ワイヤーは、前記基板にファーストボンディングされ、前記第1の接続端子にセカンドボンディングされた構成であることを特徴とするものである。
上記発明によれば、ワイヤーはいわゆるリバース接合(逆ボンディング)されるため、ワイヤーループの低背化を図ることができ、更に半導体装置の低背化を図ることができる。
また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の半導体装置において、
少なくとも前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分を含む部位に、封止樹脂を配設したことを特徴とするものである。
請求項1または2記載の半導体装置において、
少なくとも前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分を含む部位に、封止樹脂を配設したことを特徴とするものである。
上記発明によれば、封止樹脂が第1の半導体素子と第2の半導体素子との離間部分にも介装されるため、第1及び第2の半導体素子間の接合強度を高めることができ、半導体装置の信頼性を高めることができる。
また、請求項4記載の発明は、
請求項1または2記載の半導体装置において、
前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分に、フラックス材を有した接着剤が配設されていることを特徴とするものである。
請求項1または2記載の半導体装置において、
前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分に、フラックス材を有した接着剤が配設されていることを特徴とするものである。
上記発明によれば、第1の半導体素子上に第2の半導体素子を接合する際、フラックス材を有した接着剤により第2の半導体素子を第1の半導体素子上に接着し、その後に接合処理を行うことができるため、接合処理の簡単化を図ることができると共に第1及び第2の半導体素子間の接合強度を高めることができる。
本発明によれば、積層状態における第1及び第2の半導体素子の基板からの高さは低くなり、よって半導体装置の低背化を図ることが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施例である半導体装置20Aを示している。図1は半導体装置20Aの断面図であり、図2は封止樹脂25Aを取り除いた状態の斜視図である。
半導体装置20Aは、大略すると第1の半導体素子22、第2の半導体素子23、基板24、及び封止樹脂25A等により構成されている。第1の半導体素子22及び第2の半導体素子23は例えばDRAMであり、図5に示すようにその回路形成面22B,23Bに複数の接続端子22A,22Bが形成された構成とされている。
基板24は例えばプリント配線基板であり、その表面には複数のランド34が形成されている(図4参照)。第1の半導体素子22は、フェイスアップの状態で基板24上に固定される。具体的には、基板24の上面に接着剤31を塗布し、この接着剤31を用いて第1の半導体素子22は基板24に固定される。
この第1の半導体素子22と基板24は、ワイヤー28により接続される。この際、ワイヤー28はランド34に対して1stボンディングが行われることにより1stボンディング部29が形成され、その後に第1の半導体素子22の接続端子22Aに対して2ndボンディングが行われることにより2ndボンディング部30が形成される。このワイヤーのボンディング方法はいわゆるリバース接合(逆ボンディング)であり、これによりワイヤー28のワイヤーループの低背化を図ることができる。
また、第1の半導体素子22の接続端子23Aにワイヤー28を接合する際、図4に示すように、所定の接続端子23Aに対してはワイヤー28を接合するのではなく、接続用バンプ33(スタッドバンプ)のみを形成することとしてもよい。この接続用バンプ33は、後述するように第2の半導体素子23との電気的接続にのみに用い、基板24との接続には用いないものとなる。
第2の半導体素子23は、予め回路形成面23Bに形成された接続端子23Aにバンプ26が設けられている。ここで図5を参照し、第2の半導体素子23に形成されている接続端子23Aと、第1の半導体素子22に形成されている接続端子22Aに注目する。
図5(A)は第1の半導体素子22の回路形成面22Bを示しており、図5(B)は第2の半導体素子23の回路形成面23Bを示している。同図に示すように、各回路形成面22B.23Bには複数の接続端子22A,23Aが形成されており、またその配設位置は第1の半導体素子22の上部に第2の半導体素子23を積層(スタック)した際に、それぞれ対応する接続端子22A,23Aが対向するよう形成位置が選定されている。
更に、第2の半導体素子23に設けられた接続端子23Aの端子特性は、第1の半導体素子22に設けられた接続端子22Aの端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成されている。具体的には、第1の半導体素子22において図中左上端に位置するAで示す接続端子22Aの端子特性が電源であった場合、第2の半導体素子23の図中右上端に位置する接続端子23Aの端子特性も電源となる。同様に、同図にA〜Lで示す端子特性は、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23でミラー反転した特性を示すよう構成されている。
第1の半導体素子22に対し、上記のようにミラー反転した端子特性を有した第2の半導体素子23は、第1の半導体素子22の上部に直接搭載される。即ち、第2の半導体素子23は、バンプ26を用いて第1の半導体素子22のワイヤー接続がされた接続端子22A上にフリップチップ接合される。
この際、上記のように接続端子23Aは接続端子22Aに対してミラー反転した端子特性とされているため、接合される端子同士は同一の端子特性となる。従って、第1の半導体素子22の回路形成面22Bと、第2の半導体素子23の回路形成面23Bが対向するよう積層(スタック)しても、問題なく両半導体素子22,23を積層できる。
封止樹脂25Aは、上記のように積層された各半導体素子22,23を覆うように形成される。この封止樹脂25Aはエポキシ系の樹脂であり、本実施例ではポッティングにより形成している。この封止樹脂25Aは、ワイヤー28を覆うようにも配設され、よって各半導体素子22,23及びワイヤー28は、封止樹脂25Aにより保護された状態となる。
上記構成とされた半導体装置20Aは、第1の半導体素子22上に第2の半導体素子23を積層する際、第2の半導体素子23のバンプ26は第1の半導体素子22のワイヤー接続がされた接続端子22A上にフリップチップ接合される。このため、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23との離間距離は、2ndボンディング部30の高さとバンプ26の高さを加算した高さ(図に矢印ΔHで示す)となる。この離間距離ΔHは約0.04mm程度であり、各半導体素子22,23間の間隙は微小な間隙となる。
従って、本実施例に係る半導体装置20Aでは、各半導体素子22,23を積層した状態における、基板24からの第2の半導体素子23の背面までの高さ(図中矢印H3で示す)は従来に比べて低くなり、よって図1及び図2に示した従来の半導体装置1A,1Bに比べて半導体装置20Aの低背化を図ることができる。
更に、本実施例では第2の半導体素子23がフリップチップ接合されるため、上部に位置する第2の半導体素子23にワイヤーを配設する必要がなくなる。このため、本実施例に係る半導体装置20Aでは封止樹脂25Aを形成する際、従来のようにワイヤー8,8A,8B(図1,2参照)を覆うことを考慮する必要はなく、第2の半導体素子23のみを覆うように形成すればよい。よって、第2の半導体素子23の上部に形成する封止樹脂25Aの厚さを従来に比べて薄くすることができ、これによっても半導体装置20Aの低背化を図ることができる。
また、封止樹脂25Aはポッティングにより形成しているため、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23との離間部分にも流入し、このため封止樹脂25Aは各半導体素子22,23の離間部分にも介装される。よって、各半導体素子22,23間の接合強度を高めることができ、半導体装置20Aの信頼性を高めることができる。
更に、図4に示したように、第1の半導体素子22に形成された接続端子22Aは、その全てにワイヤー28を配設する必要はなく、接続用バンプ33(スタッドバンプ)を形成することとしてもよい。この構成とした場合には、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23は、各バンプ26,33を介して接続された構成となる。
図6は、図3乃至図5を用いて説明した半導体装置20Aの変形例を示している。尚、図6において、図3乃至図5に示した構成と同一構成については同一符号を付して、その説明を省略するものとする。
図6に示す半導体装置20Bは、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23との離間部分に、フラックス含有接着剤35を配設してなることを特徴とするものである。
前記した半導体装置20Aでは、第2の半導体素子23を第1の半導体素子22上にフリップチップ接合する際、2ndボンディング部30の上部にフラックスを塗布し、その上でバンプ26を2ndボンディング部30上にはんだ付けする必要がある。また、第1の半導体素子22と第2の半導体素子23との接合強度を増大させるために、封止樹脂25Aを各半導体素子22,23の間に介装する構成としている。
これに対して本変形例では、第2の半導体素子23を第1の半導体素子22にフリップチップ接合する前に、第1の半導体素子22上にフラックス含有接着剤35を配設しておく構成とした。このフラックス含有接着剤35は、フラックスとしての機能と、接着剤としての機能を併せ持つものである。
このフラックス含有接着剤35用いた接合処理では、先ずフラックス含有接着剤35が配設された第1の半導体素子22上に第2の半導体素子23を接着して仮止めし、その後に加熱処理を行いバンプ26を2ndボンディング部30に接合すると共に、フラックス含有接着剤35を硬化させる。これにより、第1の半導体素子22に第2の半導体素子23を接合する処理の簡単化を図ることができると共に各半導体素子22,23間の接合強度を高めることが可能となる。
20A,20B 半導体装置
22 第1の半導体素子
23 第2の半導体素子
24 基板
25A,25B 封止樹脂
26 バンプ
28,28A,28B ワイヤー
29,29A,29B 1stボンディング部
3030A,30B 2ndボンディング部
33 接続用バンプ
35 フラックス含有接着剤
22 第1の半導体素子
23 第2の半導体素子
24 基板
25A,25B 封止樹脂
26 バンプ
28,28A,28B ワイヤー
29,29A,29B 1stボンディング部
3030A,30B 2ndボンディング部
33 接続用バンプ
35 フラックス含有接着剤
Claims (4)
- 第1の半導体素子と第2の半導体素子を基板上に積層した構造を有する半導体装置において、
前記第1の半導体素子を基板上にフェイスアップで固定すると共に、該第1の半導体素子に設けられた第1の接続端子と前記基板とをワイヤー接続し、
前記第2の半導体素子に設けられる第2の接続端子の端子特性が前記第1の接続端子の端子特性に対してミラー反転した特性を示すよう構成し、前記第2の接続端子をワイヤー接続された前記第1の接続端子上に接合したことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記ワイヤーは、前記基板にファーストボンディングされ、前記第1の接続端子にセカンドボンディングされた構成であることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1または2記載の半導体装置において、
少なくとも前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分を含む部位に、封止樹脂を配設したことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1または2記載の半導体装置において、
前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子との離間部分に、フラックス材を有した接着剤が配設されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005154039A JP2006332342A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 半導体装置 |
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