JP2006330324A - 一眼レフカメラの可動ミラー装置 - Google Patents

一眼レフカメラの可動ミラー装置 Download PDF

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直己 藤川
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Abstract

【課題】ばね部材のばね力量を大きくすれば、ばね力量に対応してばね部材の形状が大きくなるから、ばね部材の取付けスペースが増大して小型化の障害となる。
【解決手段】ばね部材、たとえば、ねじりばね26が可動ミラー22の両サイドで回動軸部24bに巻回されて、可動ミラーを観察方向に付勢している。ねじりばね26はデッドスペースも利用して両サイドに配置されるとともに、個々のねじりばねとして大きなばね力量のものを使用する必要がないため、ねじりばねの取付けスペースの増大を招かない。そして、2つのねじりばね26が用いられるため、個々のねじりばねとして大きなばね力量のものを使用することなく、トータルとして大きなばね力量が確保され、観察位置への復帰に要する時間が短縮される。
【選択図】図1

Description

本発明は、観察位置と撮影位置(撮像装置)との間を回動する可動ミラーを持つ一眼レフカメラの可動ミラー装置に関する。
一眼レフカメラにおいては、撮影光束の光路上で、撮影レンズとフィルム面や撮像素子(CCD)などの撮影面(撮像面)との間に可動ミラー(メインミラー)が配置されている。可動ミラーは、光路に対してほぼ45°傾斜して撮影光束をペンタプリズム方向に反射する観察位置と、観察位置から上方に回動し(跳ね上げられ)撮影光束から退避して、撮影光束を撮影面に入射させる撮影位置(撮像装置)との間を回動可能となっている。
可動ミラーは、通常、観察位置に位置し、撮影のための絞りの開閉に連動して瞬間的に上方に回動して(跳ね上げられて)撮影位置に至り、直ちに観察位置に復帰するように構成されている。
たとえば、可動ミラーはミラー枠に保持されて一体化され、ミラー枠の側壁に一対の回動軸部がそれぞれ固着され、回転軸部の自由端がミラーボックスの側板の取付け孔に軸支されることにより、可動ミラーはミラー枠とともにミラーボックスに回動可能に収納されている(たとえば、特開2002−372746号公報参照)。
ミラー枠はばね部材によって観察位置方向に付勢され、たとえば、ミラーボックス側板に設けたストッパにミラー枠が当接して、可動ミラーはミラー枠とともに観察位置に保持される。ばね部材として、たとえばねじりばねが左右の回動軸部のいずれか一方に巻装され、ねじりばねのそれぞれの端をミラーボックス側板およびミラー枠側壁に係止させてねじりばねを配置することにより、ミラー枠は観察位置方向に付勢される。
被駆動軸部がミラー枠側壁に設けられ、この被駆動軸部を介してミラー枠駆動装置からの駆動力がミラー枠に伝達されることにより、可動ミラーはミラー枠とともにばね部材の付勢力に抗して撮影位置方向に回動される。そして、ミラー枠への駆動力の伝達が断たれると、ばね部材の付勢力によって可動ミラーはミラー枠とともに撮影位置から観察位置に回動して初期位置(観察位置)に戻される。
特開2002−372746号公報
従来の可動ミラー装置においては、ばね部材のばね力量(付勢力)を大きくすれば、撮影位置から観察位置(初期位置)に迅速に戻され、観察位置への復帰に要する時間が短縮される。しかし、ばね部材のばね力量を大きくすれば、ばね力量に対応してばね部材の形状が大きくなるから、ばね部材の取付けスペースが増大して、一眼レフカメラの小型化の障害となる。
従って、本発明は、従来の可動ミラーの問題点に鑑み、可動ミラーに対するばね部材の配置の自由度を上げ、不必要に一眼レフカメラを大型化しない可動ミラー装置の提供を目的とする。
本発明の一眼レフカメラの可動ミラー装置は、観察位置と撮影位置との間を回動する可動ミラーを持つ一眼レフカメラの可動ミラー装置であって、上記可動ミラーを回動させるための軸であって、上記可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部と、上記一対の回動軸部近傍に配置されて上記可動ミラーを観察位置方向に付勢するばね部材と、を具備することを特徴としている。
また、本発明の一眼レフカメラの可動ミラー装置は、撮影光束を反射してファインダー光学系に導く撮影位置と該撮影光束を撮像素子へと導くために上記撮影光束上から退避した撮像位置との間を回動する可動ミラーと、上記回動のために上記可動ミラーの両サイドに突出した一対の回動軸部と、上記可動ミラーを上記撮影位置方向もしくは上記撮像位置方向に付勢するために上記一対の回動軸部近傍にそれぞれ設けられたばね部材と、を具備している。
さらに、本発明の一眼レフカメラの可動ミラー装置は、撮影光束を反射してファインダー光学系に導く撮影位置と該撮影光束を撮像素子へと導くために上記撮影光束から退避した撮像位置との間を回動する可動ミラーと、上記回動を行わせるために上記可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部と、上記可動ミラーを上記観察位置方向もしくは上記撮像位置方向に付勢するために上記一対の回動軸部のまわりにトルクを生じさせるためのばね部材と、を具備している。
本発明によれば、一眼レフカメラ内におけるスペースを有効に利用することができる。
本発明では、可動ミラーを回動させるための軸で可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部の近傍に、たとえばねじりばねのようなばね部材を配置して可動ミラーを観察位置方向に付勢している。
図1は本発明の一実施例に係る一眼レフカメラの可動ミラー装置の斜視図を、図2は一眼レフカメラの一部である前板ユニットの概略斜視図を、図3は一眼レフカメラの光軸に沿った概略断面図をそれぞれ示す。
まず一眼レフカメラ10の一部である前板ユニット12の構成を概略的に述べると、図2、図3に示すように、一眼レフカメラの一部である前板ユニット12は可動ミラー装置20を収納するミラーボックス30を備え、ミラーボックスはその前面(被写体側)、後面(撮影面側)、上面が開口され、側面の前面側に前板部32が設けられている。そして、ミラーボックス30の前面開口にボディマウント32aが配置され、このボディマウントを介してレンズユニット33が着脱可能に取付けられる。また、可動ミラー装置20の上方でミラーボックス30の上面開口に、焦点板34が位置し、焦点板の上方でミラーボックスの上面に、ペンタプリズム36aを収納した外装カバー36が配置されている。さらに、外装カバー36の背面(被写体側と逆側)には、接眼レンズ38aを収納する接眼レンズ枠38が配置され、接眼レンズはペンタプリズム36aとともにファインダー光学系を構成している。
可動ミラー装置20は、可動ミラー22と可動ミラーをその上面に保持したミラー枠24とを具備してミラーボックス30内に回動可能に収納され、可動ミラーはミラー枠と一体化されている。そして、可動ミラー22は、光路0に対してほぼ45°傾斜して位置し、撮影光束を反射してファインダー光学系に導く観察位置PAと、観察位置から上方に回動し(跳ね上げられ)撮影光束から退避して、撮像素子などの撮像面39に撮影光束を入射させる撮影位置(撮像位置)PBとの間を回動可能となっている。
図1に示すように、可動ミラー装置のミラー枠24は、その両側面側(両サイド)に側壁24aを備えて形成され、一対の回動軸部24bがミラー枠の左右側壁の上端部に設けられてミラー枠の側面側(可動ミラーの側面側)に突出し、ミラーボックスの左右の側板30aに形成された取付け孔に軸支されている。そして、ばね部材26が一対の回動軸部24bそれぞれに巻回されて配置され、可動ミラー22を観察位置PA方向に付勢している。ストッパ30bがミラーボックスの左右の側板30aからミラー枠方向に突出し、ストッパにミラー枠24が当接することによって、可動ミラー22はミラー枠とともにその撮影位置PBに保持される。たとえば、被駆動部24cが側面側に突出してミラー枠の左の側壁24aの中間部に設けられ、この被駆動部を介してミラー枠駆動装置(図示しない)からのミラー枠24に駆動力が伝達されることにより、可動ミラー22はばね部材26の付勢力に抗して、ミラー枠24とともに跳ね上げられて観察位置PAから撮影位置PBに回動する。
なお、実施例では、ミラー枠の側壁24aは2枚の板を重ねた構成となっている。また、図面の複雑化を避けるために、図3では、ミラーボックス30の一対の側板30aのうち、左の側板が省略されている。
たとえば、ばね部材26は回動軸部24bに巻装されたねじりばねとされ、ねじりばねの一端をミラーボックス側板30aに形成された係止孔30a1に、他端をミラー枠側壁の上縁24a1にそれぞれ係止させることにより、回動軸部のまわりにトルクを生じて、可動ミラー22をミラー枠24とともに観察位置方向に付勢している。
大きなばね力量のばね部材は必然的に大きな形状のものと考えられるから、大きなばね力量の1つのばね部材を一方のサイドに設ければ、大きな取付けスペースが必要となる。
しかし、両サイドにばね部材26をそれぞれ配置してばね部材の数が従来の1つから2つに増加しても、デッドスペースであったサイドを有効に利用することにすぎず、またスペースがなかったとしても不必要に大きなスペースをとることもない。もちろん、トータルとして大きなばね力量が確保されるため、両サイドに設ける個々のばね部材26そのものを大きなばね力量のばね部材(大きな形状のばね部材)とする必要はなく、それぞれの取付けスペースの増大を招かない。そのため、2つのばね部材26を配置しても一眼レフカメラの小型化の障害とならない。
そして、取付けスペースの増大を招かないにも拘わらず、2つのばね部材26からトータルとして大きなばね力量が確保され、観察位置への復帰に要する時間を短縮できる。
被駆動部24cを介したミラー枠24への駆動力が除かれると、ばね部材26の付勢力によって可動ミラー22は撮影位置から観察位置に復帰し、このとき、ミラー枠24がミラーボックス側板のストッパ30bに当接して、可動ミラー22はミラー枠とともに観察位置に保持される。
ばね部材26はねじりばねに限定されず、他のばね、たとえば、ミラー枠、ミラーボックス側板間に架設した引張ばねなどや、回動軸部24b近傍に巻回してミラー枠、ミラーボックス側板間に設けた渦巻きばねを使用してもよい。
また、観察方向でなく撮影位置方向に可動ミラー22を付勢するようにばね部材26を配置してもよく、この場合には、被駆動軸部24cへの駆動力は可動ミラー22を撮影位置から観察位置に回動させるように加えられる。
上記のように本発明によれば、可動ミラー22の両サイドにばね部材を設けることによってトータルとして大きなばね力量が得られて、たとえば観察位置への復帰に要する時間を短縮できるにも拘らず、一眼レフカメラ内のペースを有効に利用しているため、取付けスペースの増大が防止できる。
本発明は、観察位置と撮影位置との間を回動する可動ミラーをばね部材によってたとえば観察位置方向に付勢する一眼レフカメラに広範囲に応用できる。
本発明の一実施例に係る一眼レフカメラの可動ミラー装置の斜視図を示す。 図1に示す一眼レフカメラの一部である前板ユニットの概略斜視図を示す。 図1に示す一眼レフカメラの光軸に沿った概略断面図を示す。
符号の説明
10 一眼レフカメラ
12 前板ユニット
20 可動ミラー装置
22 可動ミラー
24 ミラー枠
24a ミラー枠の側壁
24b 回動軸部
24c 被駆動軸部
26 ばね部材(ねじりばね)
30 ミラーボックス
30a ミラーボックスの側板
30b ストッパ
39 撮像素子
PA 観察位置
PB 撮影位置(撮像位置)

Claims (3)

  1. 観察位置と撮影位置との間を回動する可動ミラーを持つ一眼レフカメラの可動ミラー装置において、
    上記可動ミラーを回動させるための軸であって、上記可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部と、
    上記一対の回動軸部近傍に配置されて上記可動ミラーを観察位置方向に付勢するばね部材と、
    を具備することを特徴とする一眼レフカメラの可動ミラー装置。
  2. 撮影光束を反射してファインダー光学系に導く観察位置と該撮影光束を撮像素子へと導くために上記撮影光束から退避した撮像位置との間を回動する可動ミラーと、
    上記回動のために上記可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部と、
    上記可動ミラーを上記撮影位置方向もしくは上記撮像位置方向に付勢するために上記一対の回動軸部近傍にそれぞれ設けられたばね部材と、
    を具備する一眼レフカメラの可動ミラー装置。
  3. 撮影光束を反射してファインダー光学系に導く撮影位置と該撮影光束を撮像素子へと導くために上記撮影光束から退避した撮像位置との間を回動する可動ミラーと、
    上記回動を行わせるために上記可動ミラーの両側面側に突出した一対の回動軸部と、
    上記可動ミラーを上記観察位置方向もしくは上記撮像位置方向に付勢するために上記一対の回動軸部のまわりにトルクを生じさせるためのばね部材と、
    を具備する一眼レフカメラの可動ミラー装置。

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