JP4973104B2 - カメラ用ミラー装置およびカメラ - Google Patents
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Description
このようなミラー装置では、主ミラーの露光退避位置への回動時に、サブミラーが主ミラー側に回動され、主ミラーとサブミラーとが略平行にたたまれた状態になる。そして、この時にサブミラーが主ミラーに衝突し、その衝撃により衝撃音が発生する。そこで、従来、サブミラーの回動中心から遠い先端側に衝撃吸収部材を設け衝撃音の発生を防止することが行われている。
図1および図2は、本実施形態のミラー装置が配置される一眼レフレックス型のカメラを示している。
このカメラ11は、撮影レンズ(不図示)が着脱自在に装着されるマウント13を有している。マウント13の開口部の中心軸に沿って、ミラー装置15、シャッタ(不図示)、撮像素子(不図示)が配置されている。なお、撮像素子の代わりにフィルム(不図示)を配置しても良い。ミラー装置15の上方にはファインダ光学系17が配置され、下方には測距モジュール19が配置されている。
主ミラー21は、回動軸25によりミラーボックス27に回動可能に軸支されており、観察位置(図1の位置)と露光退避位置(図2の位置)とを切り替え可能となっている。観察位置の主ミラー21は、主ミラー規制ピン29により回動を規制され、シャッタ(不図示)および撮像素子(不図示)の前方で傾斜配置される。この観察位置での主ミラー21は、マウント13の開口部を通過した被写界の光束を上方へ反射してファインダ光学系17に導く。
サブミラー23は、回動軸31(図2に示す)により主ミラー21に回動可能に軸支されており、測距位置と露光退避位置とを切り替え可能となっている。測距位置のサブミラー23は、図1に示すように、サブミラー規制ピン33により回動を規制され、主ミラー21の裏側に主ミラー21に対して略直角に配置される。この測距位置でのサブミラー23は、主ミラー21を通過した被写界の光束を測距モジュール19に導く。なお、測距モジュール19の構成については、種々の提案がなされており公知のため、詳細な説明を省略する。
主ミラー21は、第1のミラー43、第1の保持部材45を有している。
第1のミラー43は、矩形形状をしており、ハーフミラーからなる。主ミラー21が観察位置に位置している時には、マウント13の開口部を通過した被写界の光束の半部を、上方へ反射してファインダ光学系17に導く。また、残りの半部の光束をサブミラー23を介して測距モジュール19に導く。
第1の保持部材45の両側の側面部45aは、ファインダ光学系17側に突出されている。一方の側面部45aの先端側には、ゴム、モルト等からなる衝撃吸収部材47が配置されている。衝撃吸収部材47は、所定の肉厚を有する円形状をしている。衝撃吸収部材47の中心は、ピン部材49により第1の保持部材45の側面部45aに固定されている。このように、円形状の衝撃吸収部材47の中心をピン部材49により第1の保持部材45に固定することにより、衝撃吸収部材47のサブミラー23側の外周位置を高い精度で設定位置に位置させることが容易に可能になる。
第2のミラー51は、矩形形状の全反射ミラーからなる。そして、サブミラー23が測距位置に位置している時には、ハーフミラーからなる第1のミラー43を透過した光束を測距モジュール19に導く。
第2の保持部材53は、矩形環状をしており、内面に第2のミラー51を保持している。第2の保持部材53の回動方向の両側となる側面部53aの一方には、第1の保持部材45側に突出する突出部53bが形成されている。そして、この突出部53bが回動軸31により第1の保持部材45に回動可能に軸支されている。また、側面部53aは、第1の保持部材45側に突出されている。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上述した実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態でも良い。
(2)上述した実施形態では、衝撃吸収部材47をピン部材49により第1の保持部材45に固定した例について説明したが、例えば、接着剤等により固定しても良い。
(3)上述した実施形態では、衝撃吸収部材47をピン部材49により第1の保持部材45に単に固定した例について説明したが、例えば、偏心ピンを用いて衝撃吸収部材を第1の保持部材に固定し、偏心ピンの回動により衝撃吸収部材の位置を調整可能にしても良い。
Claims (4)
- 第1ミラーを保持する第1保持部材を有し、観察位置と退避位置との間を回動可能な主ミラーと、
前記第1ミラーの反射面と直交する第1方向に第1寸法を有する前記第1保持部材の側面上に配置され、前記第1方向に前記第1寸法より短い第2寸法を有する衝撃吸収部材と、
第2ミラーを保持する第2保持部材を有し、前記主ミラーに対して回動軸まわりに回動可能なサブミラーとを備え、
前記主ミラーが前記退避位置にあるときは、前記主ミラーが前記観察位置にあるときに比べて前記サブミラーの前記回転軸とは反対側の先端が前記主ミラーに接近した状態にあり、前記第1保持部材の前記側面の前記第1寸法及び前記衝撃吸収部材の前記第2寸法の差により生じる前記第1保持部材の前記側面の一部と、前記衝撃吸収部材における前記第1方向と直交する第2方向の厚さとにより形成される段差が、前記第2保持部材の側面部と当接すること
を特徴とするカメラ用ミラー装置。 - 請求項1に記載のカメラ用ミラー装置において、
前記主ミラーが前記退避位置にあるとき、前記第2保持部材の前記側面部における前記第2方向の厚さを形成する面が、前記段差に当接すること
を特徴とするカメラ用ミラー装置。 - 請求項1または請求項2に記載のカメラ用ミラー装置において、
前記衝撃吸収部材は、偏心ピンにより前記第1保持部材に固定されていること
を特徴とするカメラ用ミラー装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカメラ用ミラー装置を備えることを特徴とするカメラ。
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JP2006271161A JP4973104B2 (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | カメラ用ミラー装置およびカメラ |
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JP2006271161A JP4973104B2 (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | カメラ用ミラー装置およびカメラ |
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- 2006-10-02 JP JP2006271161A patent/JP4973104B2/ja active Active
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