JP7275710B2 - 撮像装置のミラー駆動機構及び撮像装置のミラー駆動制御方法 - Google Patents

撮像装置のミラー駆動機構及び撮像装置のミラー駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置のミラー駆動機構及び撮像装置のミラー駆動制御方法に関する。
一眼レフカメラの内部には、クイックリターンミラー機構が設けられている。クイックリターンミラー機構は、撮影光路上に挿入されて被写体光をファインダ光学系へ反射させる観察位置(ダウン位置)と、撮影光路から退避して被写体光をシャッタ側へ通過させる退避位置(アップ位置)に昇降回動可能な可動ミラーを有する。位相差式のAFセンサを用いて合焦状態を判別するタイプの一眼レフカメラでは、可動ミラーとして、ファインダへの導光用のメインミラーと、メインミラーに連動するサブミラーを備え、サブミラーを用いてAFセンサへ向けて被写体光の一部を反射させる。サブミラーはメインミラーに対して相対回動可能に支持されており、メインミラーが観察位置にあるときにはサブミラーが光路上に突出してAFセンサへの導光を可能にし、メインミラーが退避位置にあるときにはサブミラーも光路から退避するように動作する。
可動ミラーが回動時にその衝撃で振動(バウンド)すると、ミラーショックによる像振れが生じたり、連写速度向上の妨げになったりするため、振動を抑えることが求められる。例えば、メインミラーが観察位置へ回動したときにサブミラーに振動が生じると、サブミラーが静止するまで測距を行うことができないため、連写速度向上のためにはミラーダウン状態でサブミラーの振動を素早く収束させたいという要求がある。その対策として、特許文献1では、メインミラーが観察位置に回動したときに、サブミラーの保持部材に形成したU字形状の溝の内部に、ミラーボックス内に設けた突起状の規制部材を嵌合させて、サブミラーのバウンドの振幅を減らすミラーバウンド防止装置が記載されている。
特許第3900551号公報
特許文献1のミラーバウンド防止装置は、サブミラーの回転軸を中心とする半径方向に向けて溝が形成されている。溝の入り口側の端部には、U字形状の出口に向かって広がる斜面(とば口)が形成されており、溝の内部に規制部材を入りやすくしている。しかし、この斜面は、ミラーダウン状態へ動作して規制部材に接触するときに、サブミラーの進行方向に対して垂直に近い角度の面であり、接触時のエネルギーの多くがバウンド方向へ働いてしまうという問題があった。また、溝と規制部材の嵌合には、製造誤差を許容するためのクリアランスが必要であり、バウンド方向に大きなエネルギーが働いた場合に、クリアランス分の微小な振動が生じてしまうという問題がある。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、ミラーの振動抑制性能に優れる撮像装置のミラー駆動機構及び撮像装置のミラー駆動制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、被写体光をファインダ光学系に導く観察状態と被写体光を撮像用受光媒体に導く撮影状態のいずれか一方に対応する第1の位置と他方に対応する第2の位置とに可動ミラーを移動させる撮像装置のミラー駆動装置であって、撮像装置の内部に設けられ位置調整可能な位置決め部と、撮像装置の内部に設けた衝撃分散部と、可動ミラーを保持し、回動を行って可動ミラーの第1の位置と第2の位置に移動するミラー保持部材と、ミラー保持部材に設けられ、位置決め部に接触して可動ミラーの第1の位置を決める位置決め面と、ミラー保持部材に設けられ、可動ミラーが第2の位置から第1の位置に向けて移動するときに、位置決め部に対する位置決めの接触よりも前に、衝撃分散部に接触して衝撃を緩和する衝撃分散面と、を有し、ミラー保持部材の回動中心である支持軸に沿って見た場合に、位置決め面と衝撃分散面は支持軸を中心とする半径方向で互いに異なる位置に設けられており、ミラー保持部材は、可動ミラーを支持する支持面の両側に側壁を有し、両側の側壁のそれぞれの縁部に位置決め面と衝撃分散面を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、可動ミラーの位置決めを行う位置決め部及び位置決め面とは別に、振動抑制用の衝撃分散部及び衝撃分散面を備えることによって、可動ミラーの位置調整に影響を受けずにミラーの振動抑制性能に優れる撮像装置を得ることができる。
一眼レフカメラの光学系の概略を示す図である。 ミラーダウン状態でのミラー駆動装置の斜視図である。 ミラーアップ状態でのミラー駆動装置の側面図である。 ミラーアップ状態からミラーダウン状態への移行途中のミラー駆動装置の側面図である。 ミラーアップ状態からミラーダウン状態への移行途中のミラー駆動装置の側面図である。 ミラーダウン状態でのミラー駆動装置の側面図である。 サブミラー保持枠の衝撃分散面と衝撃分散ピンの関係を示す側面図である。 ミラーダウン状態でのサブミラーの位置調整を示すミラー駆動装置の側面図である。 ミラーダウン状態でのサブミラーの位置調整を示すミラー駆動装置の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施形態を説明する。図1は、撮像装置である一眼レフカメラ(以下、カメラ)10の光学系を概念的に示したものである。カメラ10の本体部分を構成するカメラボディ11の前面に、交換式のレンズ鏡筒12を着脱させるレンズマウント13を有し、レンズマウント13の後方のカメラボディ11内部にミラーボックス14が設けられている。
ミラーボックス14内には、クイックリターンミラーを構成するメインミラー15とサブミラー(可動ミラー)17が設けられる。メインミラー15はメインミラー保持枠16上に支持され、メインミラー保持枠16は、メインミラー支持軸16xを介してミラーボックス14の両側壁間に軸支されている。メインミラー保持枠16にはさらに、メインミラー支持軸16xと略平行なサブミラー支持軸18xを介してサブミラー保持枠(ミラー保持部材)18が軸支されている。サブミラー保持枠18はサブミラー17を保持している。
ミラーボックス14の後方にはフォーカルプレーンシャッタ(以下、シャッタ)19が設けられ、シャッタ19の後方には撮像用受光媒体としてイメージセンサ20が設けられている。なお、本実施形態のカメラ10は、撮像用受光媒体にイメージセンサ20を用いるデジタルカメラであるが、撮像用受光媒体として銀塩フィルムを用いるカメラに対しても本発明は適用が可能である。
メインミラー15(メインミラー保持枠16)は、メインミラー支持軸16xを中心として、レンズ鏡筒12内の撮影レンズ12aからイメージセンサ20に至る撮影光路上に約45度の角度で斜設される観察位置(図1の実線の位置、図2、図6)と、撮影光路から上方に退避した退避位置(図1の二点鎖線の位置、図3)との間で往復回動(揺動)される。ミラーボックス14の両側壁のうち少なくとも一方の内面から位置決めピン21(図2参照)が突出しており、この位置決めピン21に対してメインミラー保持枠16のストッパ部34を当接させることで、メインミラー15のダウン位置が定められる。位置決めピン21は回転調整可能な偏心ピンとして構成されており、位置決めピン21の回転角位置を変化させることによりストッパ部34との当接関係が変化し、メインミラー15の観察位置の角度調整を行うことができる。なお、位置決めピン21は、メインミラー保持枠16の幅方向(左右方向)の両側に設けてもよいし、片側にだけ設けてもよい。また、ミラーボックス14内には、メインミラー15を退避位置に回動させたときメインミラー保持枠16のストッパ部34が当接する緩衝材22が設けられている。さらにミラーボックス14の上方には、ペンタプリズムや接眼レンズなどにより構成されるファインダ光学系23が設けられている。
レンズマウント13にレンズ鏡筒12を装着した状態で、レンズ鏡筒12内の撮影レンズ12aを通してミラーボックス14内に入射する被写体光は、メインミラー15が観察位置にあるときには、メインミラー15により反射されてファインダ光学系23に入り、カメラボディ11後面側のファインダ窓23aを通して被写体像を観察することができる。この状態では、ファインダ光学系23を構成するペンタプリズムの後方に設けた測光ユニット24による測光が可能である。
また、メインミラー15の観察位置では、サブミラー17(サブミラー保持枠18)がメインミラー15に対して斜め下方に向けて突出する。ハーフミラーとして構成されたメインミラー15を透過した被写体光の一部がサブミラー17によって反射されて、ミラーボックス14の下方の測距ユニット25に導かれ、被写体距離を検出(合焦状態を検出)することができる。測距ユニット25は周知の位相差AFセンサである。この測距ユニット25への導光状態の位置をサブミラー17(サブミラー保持枠18)の突出位置(図2、図6)と呼ぶ。
サブミラー17の突出位置は、サブミラー保持枠18に設けた位置決め面46を、ミラーボックス14の内面に設けた位置決めピン(位置決め部)26に当接させることで定められる。本実施形態では、位置決めピン26と位置決め面46はそれぞれ、サブミラー保持枠18の幅方向(左右方向)の両側に1つずつ設けられている(図2参照)。各位置決めピン26は、ベース部26aと、ベース部26aに対して中心位置が偏心する先端部26bとを有する偏心ピンとして構成されている。位置決めピン26は、ベース部26aの軸を中心として回転させることによって、ベース部26aに対して偏心して設けた先端部26bの位置が変化する。この先端部26bの位置変化によって、サブミラー保持枠18の突出位置の角度調整を行うことができる。図8は、サブミラー保持枠18の突出位置を、最も格納位置に近い側(サブミラー支持軸18xを中心とする時計方向)に設定した場合の位置であり、図9は、サブミラー保持枠18の突出位置を、最も格納位置から離れる側(サブミラー支持軸18xを中心とする反時計方向)に設定した場合の位置である。
図3から図9に示すように、ミラーボックス14内には、位置決めピン26の近傍に、衝撃分散ピン(衝撃分散部)27が設けられている。位置決めピン26と同様に、衝撃分散ピン27は、サブミラー保持枠18の幅方向(左右方向)の両側に1つずつ設けられている。衝撃分散ピン27は、位置変更を行わない固定部分である。
メインミラー15が退避位置(図3)にあるときには、撮影レンズ12aを通してミラーボックス14内に入射する被写体光はメインミラー15で反射されずにシャッタ19側に進み、シャッタ19を開くことでイメージセンサ20の受光面上に光を入射させることができる。メインミラー15の退避位置では、サブミラー17はメインミラー保持枠16の背面側に格納され、光路上には突出しない。このサブミラー17(サブミラー保持枠18)の位置を格納位置(図3)と呼ぶ。
メインミラー15とサブミラー17の詳細な支持構造を説明する。図2に示すように、メインミラー保持枠16は、メインミラー15を支持するミラー支持面30の両側に一対の側壁31、32を有している。一対の側壁31、32の間には、サブミラー17側へ被写体光の一部を透過させるための透光開口部33が形成されている。各側壁31、32の後端付近に設けた軸孔に対して、ミラーボックス14内に設けたメインミラー支持軸16xが挿入される。メインミラー保持枠16の前端付近にストッパ部34が形成されている。側壁31のうちメインミラー支持軸16xの近傍に、側方へ突出するミラー駆動ボス35が設けられている。各側壁31、32の長手方向の途中に、メインミラー支持軸16xと平行な軸線のサブミラー支持軸18xが側方へ突設されている。
サブミラー保持枠18は、サブミラー17を支持するミラー支持面40の両側に一対の側壁41、42を有する。側壁41と側壁42はメインミラー保持枠16の側壁31と側壁32を挟むように位置しており、側壁41、42のそれぞれに、サブミラー支持軸18xを挿入させる軸孔が形成されている。片方の側壁42には、延長アーム43が一体に形成されている。延長アーム43は、サブミラー支持軸18xによる軸支位置を挟んで、側壁42の長手方向とは異なる方向へ延びている。延長アーム43にはカム孔44が形成されている。カム孔44に対して、サブミラー位置制御ピン36が挿入されている。サブミラー位置制御ピン36は、ミラーボックス14の内側に突出する固定部分である。
サブミラー保持枠18は、サブミラー支持軸18xを中心としてメインミラー保持枠16に対して回動可能である。メインミラー保持枠16が回動するとき、カム孔44とサブミラー位置制御ピン36によって、メインミラー保持枠16に対するサブミラー保持枠18の角度が制御される。
メインミラー保持枠16とサブミラー保持枠18に付勢バネ45が掛けられている。付勢バネ45はトーションバネであり、ミラー駆動ボス35を囲むコイル部と、コイル部から突出する一対のバネ端部を有している。付勢バネ45の一方のバネ端部が、メインミラー保持枠16のバネ掛け部16aに係合し、他方のバネ端部が、サブミラー保持枠18のバネ掛け部18aに係合している(図2参照)。付勢バネ45はメインミラー保持枠16に対してサブミラー保持枠18を回動付勢するものであり、メインミラー保持枠16の位置に応じて付勢方向が反転する。付勢バネ45によるサブミラー保持枠18の付勢方向については、後述のサブミラー保持枠18の動作説明において述べる。
ミラーボックス14の一側部には、メインミラー15の昇降回動を行わせるミラー駆動機構が設けられている。ミラー駆動機構は図示されておらず詳細な説明を省略するが、周知の機構を用いることができる。一例を述べると、メインミラー支持軸16xと平行な支持軸を介してミラーボックス14に軸支されたミラー駆動レバーを備え、モータの駆動力によってミラー駆動レバーが回動(揺動)される。ミラー駆動レバーは、メインミラー保持枠16の側部に設けたミラー駆動ボス35に力を伝えることが可能であり、ミラー駆動レバーがミラー駆動ボス35を下方に押圧することでメインミラー15を観察位置に向けて回動させ、ミラー駆動ボス35を上方に押圧することでメインミラー15を退避位置に向けて回動させる。
本実施形態のカメラ10は、退避位置から観察位置へのメインミラー15の回動に伴ってサブミラー17が格納位置から突出位置へ回動するときの、サブミラー17(サブミラー保持枠18)の振動抑制(衝撃吸収)を行う構造を備えている。ミラー振動抑制に関する以下の説明において、サブミラー17の移動方向を進行方向とし、特に、メインミラー15が退避位置から観察位置へ回動するときの、格納位置から突出位置へ向かうサブミラー17の移動方向を、進行方向前方とする。サブミラー17は、メインミラー支持軸16xを中心とする回転方向へのサブミラー支持軸18xの位置変化と、サブミラー支持軸18xを中心とするサブミラー保持枠18自身の回転とを合わせた軌跡で移動する。すなわち、サブミラー17の進行方向は、軸位置(サブミラー支持軸18x)を変化させながら回動する方向になる。図7に示す進行方向接線TLは、メインミラー15が観察位置へ向けて所定角度ごとに回動したときの、サブミラー保持枠18上の特定位置(後述する接触ポイントP)をそれぞれつないだ直線である。
サブミラー保持枠18の側壁41、42にはそれぞれ、位置決め面46と衝撃分散面47が設けられている。位置決め面46と衝撃分散面47は、各側壁41、42のうち、進行方向前方側の縁部に形成されている。
ミラーダウン状態で、サブミラー保持枠18が位置決めピン26に接触する点とサブミラー支持軸18xの中心とを結ぶ方向を、サブミラー保持枠18の回転半径とした場合、位置決め面46は、回転半径に近い角度の面である。衝撃分散面47は、サブミラー保持枠18の回転半径に対する交差角が、位置決め面46よりも大きい面である。より詳しくは、衝撃分散面47は、位置決め面46よりも進行方向前方に位置しており、進行方向前方(位置決め面46から離れる方向)に進むにつれてサブミラー保持枠18の回転半径の外側(外径側)への突出量を大きくする面である。進行方向接線TLに対する傾きは、衝撃分散面47の方が位置決め面46よりも小さい。
以上の構造からなるミラー駆動装置の動作を説明する。図3は、メインミラー15(メインミラー保持枠16)が退避位置にあり、サブミラー17(サブミラー保持枠18)が格納位置にあるミラーアップ状態(撮影状態)を示している。図6は、メインミラー15(メインミラー保持枠16)が観察位置にあり、サブミラー17(サブミラー保持枠18)が突出位置にあるミラーダウン状態(観察状態)を示している。図4及び図5は、ミラーアップ状態からミラーダウン状態へ移行する途中の状態を示している。
メインミラー保持枠16が図3の退避位置にあるとき、ストッパ部34が下方からミラーボックス14内の緩衝材22に接触している。このとき、付勢バネ45はサブミラー保持枠18を格納位置に向けて付勢しており、サブミラー保持枠18が格納位置に保持されている。
メインミラー保持枠16が退避位置から観察位置へ向けて回動すると、これに伴ってサブミラー保持枠18を軸支するサブミラー支持軸18xの位置が、メインミラー支持軸16xを中心とする円弧状の軌跡に沿って下方へ変化する。また、メインミラー保持枠16が退避位置から観察位置へ向けて回動すると、サブミラー位置制御ピン36がカム孔44の内面を押圧して、サブミラー保持枠18が、付勢バネ45の付勢力に抗して退避位置から突出位置に向けて(反時計方向に)回動する。
メインミラー保持枠16が観察位置へ向けて所定量回動して、メインミラー保持枠16に対するサブミラー保持枠18の開き角が所定以上になると、付勢バネ45によるサブミラー保持枠18の付勢方向が反転する。これ以降は、付勢バネ45は、サブミラー保持枠18を突出位置に向けて付勢するように作用する。
メインミラー保持枠16が観察位置への回動を続けてミラーダウン動作の終盤になると、図4のように、サブミラー保持枠18の各側壁41、42が衝撃分散ピン27に接近する。そして、図5のように、各側壁41、42に形成された衝撃分散面47が衝撃分散ピン27に接触する。このとき、位置決め面46は位置決めピン26(先端部26b)から離間している。
図7に実線で示すサブミラー保持枠18の位置が、衝撃分散ピン27に衝撃分散面47が接触を開始する瞬間の角度位置(接触開始位置)である。このとき衝撃分散ピン27に接触(点接触)する箇所を、衝撃分散面47上の接触ポイントPとする。図7に二点鎖線で示すサブミラー保持枠18の位置(18A~18D)は、接触開始位置に達する前のサブミラー保持枠18の角度位置を、接触開始位置を基準にして、メインミラー保持枠16の回動角1°ごとに示したものである。サブミラー保持枠18のそれぞれの角度位置18A~18Dにおける接触ポイントPの位置の推移をPA~PDで示した。例えば、接触ポイントPAと接触ポイントPを結ぶ直線が、サブミラー保持枠18が角度位置18Aから接触開始位置まで移動するときの進行方向接線TLとなる。
衝撃分散面47は、サブミラー保持枠18の進行方向接線TLに対する傾きが、位置決め面46よりも小さい面である。そのため、衝撃分散面47が衝撃分散ピン27に当たったときに、サブミラー保持枠18が衝撃で格納位置方向へ跳ね上がる力を抑制するように接触エネルギーを分散させ、サブミラー保持枠18のバウンドを効率的に抑えることができる。本実施形態では、進行方向接線TLと衝撃分散面47の間の角度V1(図7)を約25°に設定している。角度V1を小さくすると、衝撃分散効果が高くなる。一方、角度V1が小さくなるほど、必要な衝撃分散面47の長さが大きくなり、スペースが必要になる。角度V1の適正値は、このような諸条件を勘案して決められる。一例として、角度V1を45°以下に設定すると、省スペース性を確保しながら、衝撃分散ピン27に当たったときにサブミラー保持枠18のバウンドを抑制させる分力を発生させやすくなる。
メインミラー保持枠16が観察位置に達すると、図6に示すように、位置決めピン21に対してストッパ部34が接触して、メインミラー保持枠16が観察位置に位置決めされた状態で停止する。また、位置決めピン26に対して位置決め面46が接触して、サブミラー保持枠18が突出位置に位置決めされた状態で停止する。この状態で、衝撃分散面47が衝撃分散ピン27から離れ、さらにサブミラー位置制御ピン36とカム孔44の内面との間にクリアランスがあるため、サブミラー保持枠18の位置は位置決めピン26と位置決め面46の接触によって管理される。
位置決め面46は、サブミラー保持枠18の進行方向接線TLに対する傾きが、衝撃分散面47よりも大きく、サブミラー保持枠18の回転半径に近い角度で延びる面である。従って、位置決めピン26に対する位置決め面46の当接によって、サブミラー保持枠18の突出位置を確実に定めることができる。そして、サブミラー保持枠18は、付勢バネ45の付勢力により、位置決め面46を位置決めピン26に押し付けた状態で安定する。
上述したように、位置決めピン26は、ベース部26aを中心として回転させることによって、ベース部26aに対して偏心して設けた先端部26bの位置が変化し、サブミラー保持枠18の突出位置の角度調整を行うことができる(図8、図9参照)。サブミラー保持枠18の突出位置の角度調整を行った場合も、位置決めピン26に位置決めピン26が接触しているときには、衝撃分散面47は衝撃分散ピン27から離れた状態を維持する。
以上のように、本実施形態のカメラ10では、サブミラー保持枠18に位置決め面46と衝撃分散面47を設け、位置決め面46が位置決めピン26に接触することで、ミラーダウン状態でのサブミラー保持枠18の位置(突出位置)を定め、サブミラー保持枠18が突出位置に達する前に、衝撃分散面47が衝撃分散ピン27に接触することで、ミラーダウン時の振動抑制(衝撃吸収)を行っている。衝撃分散面47は、位置決め面46と比較して、ミラーダウン時のサブミラー保持枠18の進行方向(進行方向接線TL)に対する傾きが小さいため、衝撃分散面47が衝撃分散ピン27に接触したときのサブミラー保持枠18の振動抑制効果が高い。
衝撃分散面47と衝撃分散ピン27を用いて、ミラーダウン時にサブミラー保持枠18の振動を抑えて、迅速且つ確実に突出位置に静止させることで、測距ユニット25で測距を行うまでの時間を短縮でき、カメラ10の連続撮影(連射)性能が向上する。また、サブミラー保持枠18からメインミラー保持枠16に伝わる振動が早期に収束するため、ミラーダウン状態において、ファインダ光学系23で被写体像を観察できるタイミングや、測光ユニット24での測光が可能になるタイミングの遅れも防ぐことができる。
衝撃分散面47は、サブミラー保持枠18の側壁41、42の一部を背面側に突出させるだけのシンプルな構成によって形成されるため、部品点数を増加させずに容易に得ることができる。また、衝撃分散面47は、位置決め面46と共にサブミラー保持枠18と一体的に形成されているため、衝撃分散ピン27に対する接触の精度管理が容易である。また、両側の側壁41、42に衝撃分散面47を設けているため、衝撃分散面47が衝撃分散ピン27に接触したときに、サブミラー保持枠18にガタつきやねじれが生じにくく、サブミラー保持枠18の振動を確実に抑制できる。
また、ミラーボックス14内に位置決めピン26と衝撃分散ピン27を個別に設け、ミラーダウン時に、先に衝撃分散ピン27に衝撃分散面47を接触させて振動抑制(衝撃吸収)を行い、続いて位置決めピン26に位置決め面46を接触させてサブミラー17の位置決めを行う。そのため、位置決めピン26を回転させて先端部26bの位置を変化させる調整を行っても、衝撃分散ピン27と衝撃分散面47の接触関係には影響がなく、衝撃分散面47上の同じ位置で衝撃分散ピン27への接触が生じる。つまり、図7に示す接触ポイントPが一定の位置になる。これにより、サブミラー保持枠18の突出位置を、図6、図8、図9のように調整可能にしながら、振動抑制用の構造をコンパクトにすることができる、具体的には、衝撃分散面47の長さ(位置決め面46からの突出量)を短くできる。また、衝撃分散面47上の同じ位置で衝撃分散ピン27への接触が生じるので、カメラ10の個体ごとの振動抑制効果に違いが生じず、安定したミラー駆動性能を得ることができる。
以上、図示実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨内における変更や改良が可能である。
上記実施形態ではサブミラー17の振動抑制に適用したが、メインミラー15の振動抑制に本発明を適用することも可能である。この場合、メインミラー保持枠16は、ミラーボックス14に対して移動(回動)可能である別の支持部材を介して軸支され、ミラーアップ状態とミラーダウン状態に動作するときに、メインミラー支持軸16xの位置を変化させながら回動するようにする。また、衝撃分散面47に相当する衝撃分散面をメインミラー保持枠16に設けると共に、この衝撃分散面が接触する衝撃分散部(衝撃分散ピン27に相当)をミラーボックス14内に設ける。そして、ストッパ部34が位置決めピン21に接触する前に、メインミラー保持枠16の衝撃分散面が衝撃分散部に接触するように構成する。
上記実施形態ではミラーダウン時のミラー振動抑制に適用したが、ミラーアップ時のミラー振動抑制に適用することも可能である。具体的には、メインミラーが退避位置へ回動するときや、サブミラーが格納位置へ回動するときの振動抑制にも適用が可能である。
上記実施形態では、衝撃分散面47を直線状に延びる面としているが、衝撃分散面は湾曲した面であってもよい。
上記実施形態の衝撃分散ピン27は円柱形状であるが、衝撃分散面47に対して接触する部分が滑らかな形状であれば、衝撃分散ピン27を円柱以外の外形形状にすることも可能である。
上記実施形態では、サブミラー保持枠18の幅方向(左右方向)の両側に、位置決めピン26、衝撃分散ピン27、位置決め面46、衝撃分散面47を設けているが、これらの要素を、サブミラー保持枠18の幅方向(左右方向)の片側にだけ設けることも可能である。また、位置決めピン26と位置決め面46をサブミラー保持枠18の幅方向の一方の側に設け、衝撃分散ピン27と衝撃分散面47をサブミラー保持枠18の幅方向の他方の側に設けることも可能である。
上記実施形態では、メインミラー保持枠16がメインミラー支持軸16xによって軸支され、サブミラー保持枠18がサブミラー支持軸18xによって軸支され、メインミラー保持枠16とサブミラー保持枠18がそれぞれの軸回りに回動する。これとは異なる形態で可動ミラーを動作させる撮像装置にも適用が可能である。一例として、可動ミラーを保持するミラー保持部材を、ボイスコイルモータなどで任意の軌跡で動作させるような撮像装置であってもよい。すなわち、衝撃分散面による効果を得られるミラー駆動の形態であれば、広く適用が可能である。
10 :カメラ(撮像装置)
14 :ミラーボックス
15 :メインミラー
16 :メインミラー保持枠
16x :メインミラー支持軸
17 :サブミラー(可動ミラー)
18 :サブミラー保持枠(ミラー保持部材)
18x :サブミラー支持軸
20 :イメージセンサ(撮像用受光媒体)
21 :位置決めピン
23 :ファインダ光学系
24 :測光ユニット
25 :測距ユニット
26 :位置決めピン(位置決め部)
27 :衝撃分散ピン(衝撃分散部)
34 :ストッパ部
41 :側壁
42 :側壁
43 :延長アーム
44 :カム孔
45 :付勢バネ(付勢手段)
46 :位置決め面
47 :衝撃分散面
TL :進行方向接線

Claims (6)

  1. 被写体光をファインダ光学系に導く観察状態と被写体光を撮像用受光媒体に導く撮影状態のいずれか一方に対応する第1の位置と他方に対応する第2の位置とに可動ミラーを移動させる撮像装置のミラー駆動装置であって、
    前記撮像装置の内部に設けられ位置調整可能な位置決め部と、
    前記撮像装置の内部に設けた衝撃分散部と、
    前記可動ミラーを保持し、回動を行って前記可動ミラーの前記第1の位置と前記第2の位置に移動するミラー保持部材と、
    前記ミラー保持部材に設けられ、前記位置決め部に接触して前記可動ミラーの前記第1の位置を決める位置決め面と、
    前記ミラー保持部材に設けられ、前記可動ミラーが前記第2の位置から前記第1の位置に向けて移動するときに、前記位置決め部に対する前記位置決めの接触よりも前に、前記衝撃分散部に接触して衝撃を緩和する衝撃分散面と、を有し、
    前記ミラー保持部材の回動中心である支持軸に沿って見た場合に、前記位置決め面と前記衝撃分散面は前記支持軸を中心とする半径方向で互いに異なる位置に設けられており、
    前記ミラー保持部材は、前記可動ミラーを支持する支持面の両側に側壁を有し、前記両側の側壁のそれぞれの縁部に前記位置決め面と前記衝撃分散面を備えていることを特徴とする撮像装置のミラー駆動装置。
  2. 前記衝撃分散部は前記撮像装置内に固定されている、請求項1に記載の撮像装置のミラー駆動装置。
  3. 前記衝撃分散面は、前記第2の位置から前記第1の位置へ移動する前記可動ミラーの進行方向接線に対する傾きが前記位置決め面よりも小さく、且つ前記位置決め面よりも前記第1の位置へ向けての進行方向前方に位置する、請求項1又は請求項2に記載の撮像装置のミラー駆動装置。
  4. 前記可動ミラーが前記第1の位置にあるときに、前記位置決め面を前記位置決め部に押し付ける方向に前記ミラー保持部材を付勢する付勢手段を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置のミラー駆動装置。
  5. 撮影光路上に位置して被写体光をファインダ光学系に反射させる観察位置と、前記撮影光路から退避して被写体光を前記撮像用受光媒体側に通過させる退避位置との間で回動されるメインミラーと、
    前記メインミラーに対して相対回動可能に支持され、前記メインミラーが前記観察位置にあるとき被写体光の一部をファインダ光学系と異なる方向へ反射させる突出位置に位置し、前記メインミラーが前記退避位置にあるとき前記メインミラーと共に撮影光路から退避する格納位置に位置するサブミラーと、を有し、
    前記ミラー保持部材は、前記サブミラーを保持するサブミラー保持枠であり、前記サブミラー保持枠は前記メインミラーを保持するメインミラー保持枠に前記支持軸で軸支され、
    前記第1の位置は前記サブミラーの前記突出位置であり、前記第2の位置は前記サブミラーの前記格納位置である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置のミラー駆動装置。
  6. 被写体光をファインダ光学系に導く観察状態と被写体光を撮像用受光媒体に導く撮影状態のいずれか一方に対応する第1の位置と他方に対応する第2の位置とに可動ミラーを移動させる撮像装置のミラー駆動装置であって、
    前記撮像装置の内部に、位置調整可能な位置決め部と、衝撃分散部とを設け、
    前記可動ミラーを保持し、回動を行って前記可動ミラーの前記第1の位置と前記第2の位置に移動するミラー保持部材を設け、
    前記ミラー保持部材に、前記位置決め部に接触して前記可動ミラーの前記第1の位置を決める位置決め面と、前記衝撃分散部に接触して衝撃を緩和する衝撃分散面とを設け、
    前記ミラー保持部材の回動中心である支持軸に沿って見た場合に、前記支持軸を中心とする半径方向で前記位置決め面と前記衝撃分散面を互いに異なる位置に設け、
    前記ミラー保持部材において前記可動ミラーを支持する支持面の両側の側壁のそれぞれの縁部に前記位置決め面と前記衝撃分散面を設け、
    前記可動ミラーが前記第2の位置から前記第1の位置に向けて移動するときに、前記位置決め部に対する前記位置決めの接触よりも前に、前記衝撃分散部に前記衝撃分散面を接触させることを特徴とする撮像装置のミラー駆動制御方法。
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