JP2010002869A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成であって、クイックリターンミラーのバウンドを速やかに抑え、かつ、ミラー駆動装置のコンパクト化も可能であるデジタルカメラを提供する。
【解決手段】デジタルカメラである一眼レフカメラは、撮影レンズ3aの光路上に入り、その光束を測距センサユニット6に導く進入位置P1 と、撮影レンズ3aの光路上から退避し、撮影レンズ3aからの光束を撮像素子に入射させる退避位置P2 との間を往復するクイックリターンミラー16を保持したミラー枠15と、ミラー枠15が進入位置P1 に復帰するとき、該位置近傍で衝突し、その停止位置を規制し、かつ、ミラー枠15の進行方向を上記衝突前とは異なる方向に向かわせるスライド受ケ壁部4gおよびストッパ4aと、ミラー枠15が向かう方向に位置し、上記衝突後におけるミラー枠15の残振動を抑制する当接壁部4iとを具備している。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファインダ観察用(測距用を含む)のクイックリターンミラーを駆動する駆動機構を備えるデジタルカメラに関する。
従来、ファインダ観察用(測距用を含む)のクイックリターンミラーを備えるデジタルカメラ、例えば、一眼レフレックスデジタルカメラにおいて、測距用サブミラーを備えたクイックリターンミラーは、撮影光学系である撮影レンズを介して取り込まれる被写体光束の光路に進入し、ファインダ観察を行い、さらに、サブミラーにより被写体距離の測定(測距)を行うために上記被写体光束を測距センサに向けて反射する進入位置と、上記被写体光束の光路から退避し、被写体像の撮像信号を得るために撮像素子に入射可能にする退避位置とに回動駆動される。
図8は、上記従来の一眼レフカメラのクイックリターンミラーまわりの要部の構成を示す模式図であって、上記カメラにおいては、撮影レンズから取り込まれる光軸Oに沿った被写体光束は、光軸Oに沿ってカメラボディ100内に取り込まれる。上記光軸O上には、支持軸104に支持されたサブミラー102を備え、回動軸103に支持される回動可能なクイックリターンミラー101と、撮像素子を含む撮像ユニット107が配され、クイックリターンミラー101の上部には、スクリーン、ペンタプリズム、接眼レンズ等を有するファインダユニット108が配されている。
図8に示すようにクイックリターンミラー101は、ミラー駆動機構の駆動レバー(図示せず)を介してストッパ105に当接する進入位置P1 と、ストッパ106に当接する退避位置P2 とに回動駆動されるが、通常、進入位置P1 に向けてバネ付勢されており、退避位置P2 へはカムにより付勢バネをチャージする状態で回動駆動される。進入位置P1 へはカムの後退による上記付勢バネの付勢力により高速で回動駆動される。従って、進入位置P1 まで回動駆動され、ストッパ105に当接した際、回動方向のバウンドが生じる。上記バウンドの発生によってファインダ観察像が安定するまで時間を要する。また、サブミラーによる測距も上記バウンドの安定後に行う必要がある。
そこで、特許文献1に開示されたカメラのミラーバウンド防止装置は、ミラーのストッパに当て付ける面を設け、該当て付け面は、該ミラーの回動方向の円周に対して傾斜し、かつ、撮影レンズ光軸と垂直な面に沿って形成する。上記ミラーが上記ストッパに当て付いたとき、上記撮影レンズ光軸に対する傾斜が変化しないような状態で振動することで、上記振動によるファインダ観察像の揺らぎを抑えるように構成されている。
特許文献2乃至5に開示されたミラーバウンド防止装置は、ミラーがストッパに当接したとき、上記ミラーをストッパ側に強制的に押さえ込むためのバウンド防止部材を設けたものである。
特許文献6乃至9に開示されたミラーバウンド防止装置は、ミラーがストッパに当接するとき、ミラーを別途に設けられる可動の慣性体に当て付けることによってミラー回動時の運動エネルギルギを上記可動の慣性体に吸収させ、ミラー側のバウンドを無くすように構成したものである。
特開昭61−278831号公報 特開平10−206968号公報 特開平11−024163号公報 特開平11−038501号公報 特許第3900551号 特開平09−274249号 特許第3453799号 特開第3536131号 特開第3804109号
しかし、上述した特許文献1に開示されたミラーバウンド防止装置は、構成が簡単ではあるが、ミラーのバウンドをより速やかに収めることに対しては必ずしも有効ではない。
上述した特許文献2乃至5に開示されたものは、上記バウンド防止部材の構造が複雑化し、ミラー部の占有エリアが増大して、装置の小型化が困難になる。
特許文献6乃至9に開示されたミラーバウンド防止装置は、ミラーとは別体の可動の慣性体を配する必要があり、構造が複雑化するとともに、占有スペースが大きくなり、装置の重量も増えるなどの問題がある。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成であって、クイックリターンミラーのバウンドを速やかに抑え、かつ、ミラー駆動装置のコンパクト化も可能であるデジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のデジタルカメラは、撮像光学系の光路上に入り上記撮像光学系からの光束を焦点調節用素子に導く第一の位置と、上記撮像光学系の光路上から退避し、上記撮像光学系からの光束を光電変換素子に入射させる第二の位置と、の間を往復するクイックリターンミラー部と、上記クイックリターンミラー部が上記第二の位置から上記第一の位置に復帰するとき、上記第一の位置近傍で上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部と衝突し、上記クイックリターンミラー部の停止位置を規制し、かつ、上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部分の進行方向を上記衝突前とは異なる方向に向かわせるミラー停止位置規制手段と、上記衝突後の上記クイックリターンミラー部が向かう方向に位置し、上記クイックリターンミラー部の進行方向のエネルギーを吸収し、上記衝突後における上記クイックリターンミラー部の残振動を抑制する振動抑制手段と、
を具備する。
本発明の請求項2記載のデジタルカメラは、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、上記ミラー停止位置規制手段は、上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部分の進行方向を上記クイックリターンミラー部の側面方向に向かわせる。
本発明によれば、簡単な構成であって、クイックリターンミラーのバウンドを速やかに抑え、かつ、ミラー駆動装置のコンパクト化も可能であるデジタルカメラを提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態のデジタルカメラである一眼レフカメラの要部の構成を示す撮影レンズ光軸に沿った断面図である。図2は、上記一眼レフカメラのミラーボックス部を前方側からみた斜視図である。図3は、上記一眼レフカメラのミラーユニットを前方側からみた斜視図であって、ミラー進入位置状態を示す。図4は、上記ミラーユニットの斜視図であって、上記ミラーユニットのミラー枠が退避位置および進入位置近傍にある状態を示している。図5は、図4のA矢視図であって、上記ミラー枠が進入位置近傍に到達した後の振動抑制動作状態を示している。
本実施形態の一眼レフカメラ1は、図1に示すようにカメラボディ2と、カメラボディ2に着脱可能な交換式レンズ鏡筒3とからなる。
レンズ鏡筒3は、レンズ光軸を有する撮影レンズ3aを内蔵しており、カメラボディ2に対してボディマウント29により装着可能である。
カメラボディ2は、図1,2に示すようにカメラ本体部2a内部に配される構成部材として、前面部にボディマウント29が配され、かつ、内部にミラーユニット5および測距センサユニット6を内蔵するミラーボックス4と、ミラーボックス4の後方部に配されるシャッタユニット7、および、撮像ユニット8と、ミラーボックス4の上方部に配されるファインダユニット9と、さらに、カメラ制御部および各ユニット駆動部(図示せず)を具備している。
なお、レンズ鏡筒3がカメラボディ2に装着された状態でのレンズ光軸を図中、Oで示す。レンズ光軸O方向で被写体側をカメラボディ2の前方側とし、結像側を後方側とする。また、レンズ光軸Oに対する左右方向をx方向とする。また、ミラーユニット5のクイックリターンミラーを保持するミラー枠15(後述)がストッパ4a(後述)に当接した状態の進入位置P1 での先端面の回動軌跡の接線の方向をy方向とする。
カメラボディ2に内蔵されるファインダユニット9は、焦点板11と、ペンタプリズム12と、接眼レンズ13とからなりファインダ光学系を構成する。
ミラーボックス4にはその内壁部4fにミラー停止位置規制手段としてのストッパ4aおよびスライド受ケ壁部4gと、振動抑制手段としての当接壁部4iとが配されている。ストッパ4aは、ミラー枠15の進入位置P1 の回動方向の位置決めを行う。スライド受ケ壁部4gと当接壁部4iとは、内壁部4fの右左に対向して配されている。その詳細構造については、後で説明する。
ミラーユニット5は、ミラーボックス4の内部に配され、被写体光束を反射する反射面を有するクイックリターンミラー16が上面部に固着され、回動可能に支持するクイックリターンミラー部であるミラー枠15と、ミラー枠15に回動可能に支持されるサブミラー17とを具備している。
ミラー枠15は、図3に示すようにx方向に沿った回動軸18を介してミラーボックス4によって回動可能、かつ、x方向に所定量移動可能な状態で支持されており、ミラー付勢バネ19によって下方側に付勢され、同時に軸方向付勢バネ23によって右方向(+x方向)に付勢されている。
詳しくは、ミラー枠15の回動軸18の両端は、ミラーボックス4側の右軸受ケ部4haと左軸受ケ部4hbとで回動可能、かつ、左右方向(x方向)にスライド可能に支持されている。そして、左軸受ケ部4hbには、圧縮バネからなる軸方向付勢バネ23が挿入されており、ミラー枠15は、ミラー付勢バネ19の回動付勢に加えて、右方向(+x方向)に向けて付勢されている。
また、ミラー枠15の右側面には突起部21が設けられている。突起部21の下面側には傾斜面21aが形成されている。
そして、ミラー枠15は、ミラー駆動装置(図示せず)によりミラー駆動レバー(図示せず)が一方方向に回動駆動されると、被駆動ピン15aを介してミラー付勢バネ19の付勢力に抗して上方(ミラーアップ方向)に向けて回動駆動され、ミラーボックス4の内壁面のストッパ4bに当接して退避位置P2 (後述)に停止する。一方、上記ミラー駆動レバーが逆方向に回動駆動されるとミラー付勢バネ19の付勢力によって下方(ミラーダウン方向)に向けて回動駆動され、ミラーボックス4の内壁面4fに設けられたスライド受ケ壁部4gおよびストッパ4aに当接して進入位置P1 (後述)に停止する。そのとき、ミラー枠15の背面部に配されるサブミラー17も上記回動動作に連動して回動移動する。
ミラー枠15が下方の第一の位置である進入位置P1 に位置した状態では、クイックリターンミラー16がレンズ光軸O上の被写体光束の光路内に斜設状態で位置する(図1,2)。この状態では撮影レンズ3aを介して取り込まれた被写体光束は、クイックリターンミラー16によって上方のファインダユニット9に向けて反射され、ファインダ観察が可能となる。また、サブミラー17は、ミラー枠15が進入位置P1 にあるとき、ミラー枠15の後方部にて光軸O上に斜設状態で位置しており、クイックリターンミラー16の一部を透過した被写体光束の一部がサブミラー17によって焦点検出用素子を有する測距センサユニット6側に反射され、被写体距離の測定(測距)が可能となる。
ミラー枠15が上方の第二の位置である退避位置P2 に位置した状態では、クイックリターンミラー16、サブミラー17とともに被写体光束の光路外に退避した状態にあり、撮影レンズ3aを介して取り込まれた被写体光束は、開状態にあるシャッタユニット7を通過して撮像ユニット8の光電変換素子である撮像素子の光電変換面上に結像する。そして、上記撮像素子より出力される撮像信号が上記カメラ制御部により処理され、被写体画像信号が出力される。
上述したミラーボックス4に配されるスライド受ケ壁部4gには傾斜面4gaが設けられており、ミラー枠15に設けられた突起部21の傾斜面21aが進入位置P1 近傍に到達したときに当接し、ミラー枠15を−x方向にスライド駆動させる。
また、ミラーボックス4に配される当接壁部4iは、その当接面4iaが進入位置P1 に到達後に−x方向にスライド移動したミラー枠15の左側側面部15eに当接することにより、その当接摩擦力によってミラー枠15のバウンド、すなわち、残振動を抑える機能を有している。
図4,5を用いて上記ミラー振動抑制部によるミラー枠15のバウンド(振動)抑制動作の挙動を説明する。
ミラー枠15は、退避位置P2 にあるとき、軸方向付勢バネ23によって右方向に付勢され、右側に移動している。そこで、退避位置P2 から進入位置P1 に向けて回動、降下し、進入位置P1 近傍に到達してストッパ4aとミラー枠15との隙間がα0 となったとき(図5)、ミラー枠15側の傾斜突起部21の傾斜面21aとミラーボックス4側のスライド受ケ壁部4gの傾斜面4gaとが当接し、その後、軸方向付勢バネ23の付勢力に抗してミラー枠15は、傾斜面4gaを滑りながら左方向(−x方向)に移動しつつ、ストッパ4aに当接する。上記左方向の移動によりミラー枠15の左側面部15eが当接壁部4iの当接面4iaと当接する。
ミラー枠15は、ストッパ4aに当接したことによって上方向にバウンドしようとするが、ミラー枠15の左側面部15eが当接壁部4iと当接状態にあり、その当接による摩擦力によって上記ミラー枠15の上方向へのバウンドが抑えられる。従って、ミラー枠15は、速やかにストッパ4aに当接した静止状態になる。静止状態になったとき、ミラー枠15は、軸方向付勢バネ23の付勢力で僅かに右方向に移動しており、左側面部15eが当接壁部4iから離間する。この離間状態では、左側面部15eのx方向位置は、ミラー枠15の移動軌跡R0 の僅かに外側であるが、ミラー枠15の左側面部15eと当接壁部4iとは離間しており、ミラー枠15の退避位置P2 への移動が可能である。
上述したようにミラー枠15の進入位置P1 に到達したとき、ミラー枠15を左方向にもスライド移動させ、ミラーボックス4の当接壁部4iと当接したときの摩擦力でミラー枠15のバウンドを極めて少ない状態に抑えて、静定するまでの所要時間が減じることができる。
図6は、本実施形態のミラー振動抑制部を適用した場合とミラー振動抑制部を適用しない場合のミラー枠の先端部の変位をパーソナルコンピュータによるシミュレーションによって求めた線図であり、Z1(実線)が本実施形態のミラー振動抑制部を適用した場合の変位を示し、Z2(破線)がミラー振動抑制部を適用しなかった場合の変位を示している。
本実施形態のミラーユニット5を適用した一眼レフカメラ1によれば、ミラー枠15を左右方向に付勢された状態で所定量スライド移動可能に保持し、ミラー枠15が進入位置P1 に向けて回動し、進入位置P1 近傍に到達したとき、傾斜突起部28の傾斜面28aでミラー枠15を左方向に移動させて、ミラー枠15をストッパ4aに当接させるとともにミラー枠15の左側面部15eを当接壁部4iに当接させ、その摩擦力によってストッパ4aとの衝突によるクイックリターンミラーのバウンド(残振動)を速やかに抑えることができる。同時にミラー枠15に支持されるサブミラー17の振動も抑えることができる。従って、速やかにファインダ観察が行え、かつ、サブミラー17の反射光による位相差測距動作も、待ち時間の極めて少ない状態で実行され、露光開始の遅れが避けられる。さらに、ミラー枠15が進入位置P1 に静止した状態では、軸方向付勢バネ23の付勢力によって、ミラー枠15の移動軌跡R0 側に移動することから、退避位置P2 への移動が可能となる。
次に、上述した一実施形態のミラーユニット5に適用した軸付勢バネおよびミラー付勢バネに対する変形例について、図7を用いて説明する。
図7は、本変形例の付勢バネを適用したミラーユニットを前方側からみた斜視図であって、ミラー進入位置状態を示す。
本変形例の付勢バネ19Aは、コイル部を非密着巻き状態として圧縮バネ機能も有するトーションバネを適用する。この付勢バネ19Aをミラー枠15の回動軸18の挿入することによりミラー枠15を回動方向と軸方向に付勢する。従って、第一の実施形態で適用した2種類のミラー付勢バネ19と軸方向付勢バネ23に替えて単一の付勢バネ19Aのみを組み込み、同様のミラー枠回動動作およびミラー振動抑制機能を得ることができる。
なお、ミラー枠15は、上述した一実施形態の場合と同様にミラーボックス4の右軸受ケ部4haと左軸受ケ部4hbとで回動可能、かつ、左右方向(x方向)にスライド可能に支持されている。その他の構成も第一の実施形態の場合と同様とする。
本変形例の付勢バネ19Aを適用したミラーユニットでは、適用する付勢バネの点数が減ることから部品コスト上も有利であり、組み立て性も改善される。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
本発明によるデジタルカメラは、簡単な構成であって、クイックリターンミラーのバウンドを速やかに抑え、かつ、ミラー駆動装置のコンパクト化も可能なデジタルカメラとしての利用が可能である。
本発明の一実施形態のデジタルカメラである一眼レフカメラの要部の構成を示す撮影レンズ光軸に沿った断面図である。 図1の一眼レフカメラのミラーボックス部を前方側からみた斜視図である。 図1の一眼レフカメラのミラーユニットを前方側からみた斜視図であって、ミラー進入位置状態を示す。 図3のミラーユニットの斜視図であって、上記ミラーユニットのミラー枠が退避位置および進入位置近傍にある状態を示している。 図4のA矢視図であって、上記ミラー枠が進入位置近傍に到達した後の振動抑制動作状態を示している。 本実施形態のミラー振動抑制部を適用した場合とミラー振動抑制部を適用しない場合のミラー枠の先端部の変位をパーソナルコンピュータによるシミュレーションによって求めた線図である。 上記一実施形態におけるミラーユニットに適用した付勢バネに対する変形例を適用したミラーユニットを前方側からみた斜視図であって、ミラー進入位置状態を示す。 従来の一眼レフカメラのクイックリターンミラーまわりの要部の構成を示す模式図である。
符号の説明
3a…撮影レンズ(撮像光学系)
4a…ストッパ部(ミラー停止位置規制手段)
4g…スライド受ケ壁部(ミラー停止位置規制手段)
4i…当接壁部(振動抑制手段)
6 …測距センサユニット(焦点調整用素子)
15 …ミラー枠(クイックリターンミラー部)
P1 …進入位置(第一の位置)
P2 …退避位置(第二の位置)

Claims (2)

  1. 撮像光学系の光路上に入り上記撮像光学系からの光束を焦点調節用素子に導く第一の位置と、上記撮像光学系の光路上から退避し、上記撮像光学系からの光束を光電変換素子に入射させる第二の位置と、の間を往復するクイックリターンミラー部と、
    上記クイックリターンミラー部が上記第二の位置から上記第一の位置に復帰するとき、上記第一の位置近傍で上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部と衝突し、上記クイックリターンミラー部の停止位置を規制し、かつ、上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部分の進行方向を上記衝突前とは異なる方向に向かわせるミラー停止位置規制手段と、
    上記衝突後の上記クイックリターンミラー部が向かう方向に位置し、上記クイックリターンミラー部の進行方向のエネルギーを吸収し、上記衝突後における上記クイックリターンミラー部の残振動を抑制する振動抑制手段と、
    を具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 上記ミラー停止位置規制手段は、上記クイックリターンミラー部の少なくとも一部分の進行方向を上記クイックリターンミラー部の側面方向に向かわせることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011164392A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 撮像装置

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