JP2010181494A - カメラのミラー駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーのバウンドが少なく、ミラー駆動の高速化も可能であって、ミラー駆動位置精度のよいカメラのミラー駆動装置を提供すること。
【解決手段】一眼レフカメラに適用されるミラー駆動装置であるミラーボックスユニット1は、観察位置であるダウン位置P1と該ダウン位置から退避した退避位置であるアップ位置P2とに回動移動し、クイックリターンミラー5を備えたミラー枠4と、楕円振動を発生する圧電素子54を有する振動子21と、ミラー枠4に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動し、ミラー枠4をダウン位置P1、若しくは、アップ位置に駆動するスライダ13と、スライダ13の移動量を検出するホール素子29とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、観察位置と退避位置とに回動移動する反射ミラー手段を備えたカメラのミラー駆動装置に関する。
従来の一眼レフカメラにて反射ミラー手段であるクイックリターンミラーを備えたファインダ装置における上記ミラーの回動駆動は、モータ、ギヤ列、駆動レバーを介して付勢バネの付勢力を利用して行われていた。従って、上記ミラーの速度を所望の回動速度に駆動制御することが困難であり、上記ミラーが停止位置でバウンドする現象が生じ、例えば、高速連写等が困難であった。
そこで、特許文献1に開示されたカメラのミラー駆動装置が提案されている。このミラー駆動装置は、ミラー部材を撮影レンズからの被写体光束をファインダ側に反射する第一の位置とアパーチャに入射させる第二の位置に回動駆動するためのアクチュエータとして超音波モータを適用したものである。
しかし、特許文献1に開示されたカメラのミラー駆動装置においては、ミラーを駆動するためのレバーと超音波モータ可動子との間、また、上記レバーとミラー枠との間がピン結合になっているが、上記ピン係合部のガタ分やレバーの撓み分が避けられず、特にミラーを高速する場合、各位置での停止時のバウンドを減らすための速度制御が難しく、高速駆動が困難であった。また、十分な回動位置精度も得られなかった。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、ミラーのバウンドが少なく、ミラー駆動の高速化も可能であり、ミラー駆動位置精度のよいカメラのミラー駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のカメラのミラー駆動装置は、観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、楕円振動を発生する圧電素子と、上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動して上記反射ミラー手段を上記観察位置、若しくは、上記退避位置に駆動する移動部材と、上記移動部材の移動を検出する検出手段とを具備する。
本発明の請求項2に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項1に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記検出手段は、ホール素子と磁石からなる。
本発明の請求項3に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項1、または、2に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記移動部材の駆動は、非線形駆動動作により行われる。
本発明の請求項4に記載のカメラのミラー駆動装置は、観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、楕円振動を発生する圧電素子と、上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動し上記反射ミラーを上記観察位置と上記退避位置とに駆動する移動部材と、上記移動部材の移動を検出する検出手段とを具備する。
本発明の請求項5に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項4に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記検出手段は、ホール素子と磁石からなる。
本発明の請求項6に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項4、または、5に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記移動部材の駆動は、非線形駆動動作により行われる。
本発明の請求項7に記載のカメラのミラー駆動装置は、観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、楕円振動を発生する圧電素子と、上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動して上記反射ミラーを上記観察位置から上記退避位置へと駆動する、若しくは、上記退避位置から上記観察位置へと駆動する移動部材と、上記反射ミラーが上記観察位置、若しくは、上記退避位置へと上記圧電素子により駆動された後、上記反射ミラーを上記観察位置、若しくは、上記退避位置へと付勢駆動する付勢部材と、上記移動部材の移動を検出する検出手段とを具備している。
本発明の請求項8に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項7に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記検出手段は、ホール素子と磁石からなる。
本発明の請求項9に記載のカメラのミラー駆動装置は、請求項7、または、8に記載のカメラのミラー駆動装置において、上記圧電素子による上記駆動は、非線形駆動動作により行われる。
本発明によれば、ミラーのバウンドが少なく、ミラー駆動の高速化も可能であって、ミラー駆動位置精度のよいカメラのミラー駆動装置が得られる。
本発明の第一の実施形態としての一眼レフカメラのミラーボックスユニットの斜視図であって、ミラーダウン状態を示す。 図1のミラーボックスユニットの斜視図であって、ミラーアップ状態を示す。 図1のミラーボックスユニットの側面図である。 図1のミラーボックスユニットの前方側からみた分解斜視図である。 図1のミラーボックスユニットの後方側からみた分解斜視図である。 図1のミラーボックスユニットの振動子を駆動するための振動子駆動制御部のブロック構成図である。 図1のミラーボックスユニットを適用するカメラの撮影シーケンスのメインルーチンにおいて呼び出されるサブルーチン「ミラーダウン駆動処理」のフローチャートである。 図1のミラーボックスユニットを適用するカメラの撮影シーケンスのメインルーチンにおいて呼び出されるサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」のフローチャートである。 図7のダウン駆動処理に適用されるスライダ速度制御パターンを示す図である。 図7のダウン駆動処理におけるスライダの移動位置の変化を示す図である。 本発明の第二の実施形態のミラーボックスユニットの斜視図である。 図11のミラーボックスの側面図である。 図11のミラーボックスユニットの前方側から見た分解斜視図である。 本発明の第三の実施形態のミラーボックスユニットの側面図である。 図14のミラーボックスユニットにおける振動子駆動制御部のブロック構成図である。 図14のミラーボックスユニットを適用するカメラの撮影シーケンスのメインルーチンにおいて呼び出されるサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」のフローチャートである。 図14のミラーボックスユニットを適用するカメラの撮影シーケンスのメインルーチンにおいて呼び出されるサブルーチン「ミラーダウン駆動処理」のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1,2は、本発明の第一の実施形態としての一眼レフカメラのミラーボックスユニットの斜視図であって、そのうち、図1は、ミラーダウン状態を示し、図2は、ミラーアップ状態を示す。図3は、上記ミラーボックスユニットの側面図である。図4,5は、上記ミラーボックスユニットの分解斜視図であって、そのうち、図4は、前方側からみた斜視図であり、図5は、後方側からみた斜視図である。
なお、以下の説明において、後述するレンズ鏡筒が後述するカメラボディに装着された状態での撮影レンズ光軸を図中、光軸Oで示し、該光軸O方向の被写体側を上記カメラボディの前方側とし、結像側を後方側とする。また、光軸Oに対する左右方向をX方向とし、上下方向をY方向とする。なお、上記左右方向は、被写体側から見た方向とする。そして、ミラー枠の回動方向は、右側から見た時の回動方向で示す。
本実施形態のミラー駆動装置であるミラーボックスユニット1は、デジタル式一眼レフカメラ(以下、カメラと記載する)のカメラボディ側に内蔵され、ファインダ用可動ミラーを回動するためのユニットであり、図1,2に示すようにミラーボックス2と、ミラーユニット3と、ミラー駆動ユニット11とで構成される。
ミラーボックス2は、上記カメラボディ内に固定支持され、前面中央開口部に撮影レンズ鏡筒が着脱可能なボディマウント9が固着され、ミラーボックス2の中央開口部内にミラーユニット3が配され、また、右側面部にミラー駆動ユニット11が配される。さらに、ミラーボックス2の背面側にはシャッタユニット(図示せず)、撮像素子ユニット(図示せず)が配される。また、ミラーボックス2の上部に被写体像観察用光学ファインダユニット(図示せず)が配され、下部に測距ユニット(図示せず)が配されている。
ミラーユニット3は、図4,5に示すように反射ミラー手段として、ミラーボックス2の内部に回動可能に支持され、被写体光束をファインダユニット側に反射する観察用クイックリターンミラー5を備えるミラー枠4と、ミラー枠4の下面部に回動駆動可能に支持され、被写体光束を測距ユニット側に反射する測距用サブミラーを備えたサブミラー枠8とからなる。
ミラー枠4は、ミラーボックス2内にてX方向に沿った回動軸6を介して回動可能に支持されている。ミラー枠4にはミラー駆動ユニット11の後述するスライダ13に係合する駆動ピン7が右側面部に突出した状態で固着されている。なお、ミラー枠4には特に付勢バネ等による付勢力は作用していない状態で配されている。
ミラー枠4が駆動ピン7を介してミラー駆動ユニット11によって上方に向けて時計回りに回動駆動されると、ミラーボックス2の内壁面のストッパ2bに当接し、被写体光束の光路から退避した退避位置(上記撮像ユニットの露光が可能な位置)である上方のアップ位置P2に停止する。一方、下方に向けて回動駆動されると、ミラーボックス2の内壁面のストッパ2aに当接し、被写体光束の光路に進入した上記ファインダユニットによる観察が可能な観察位置であるダウン位置P1に停止する。そのとき、ミラー枠4の背面部に配されるサブミラー枠8も上記回動動作に連動して退避位置と上記測距ユニットによる測距可能な測距位置とに回動移動する。
ミラー駆動ユニット11は、図4,5に示すようにミラーボックス2の右側面部に固着される駆動ユニットフレーム12と、該フレーム12に固着され、従動体15をY方向に沿ってガイドする従動体ガイド14と、駆動ユニットフレーム12の開口部12aに挿入され、圧電素子からなるミラー回動用アクチュエータである振動子21と、振動子21によりY方向に沿って駆動される従動体15と、該従動体15が固着される移動部材であるスライダ13と、駆動ユニットフレーム12に固定支持され、スライダ13をX方向に押圧する板バネ19と振動子21をX方向に加圧するための押圧板25と、フレーム固着用支持体32とを具備している。
振動子21は、後述する積層圧電素子54(図6)からなり、X方向左端面中央部に振動子ホルダ22が固着され、X方向左端面に一対の駆動子23が固着されている。また、X方向右端面の一部に接続用フレキシブルプリント基板24が装着されている。
振動子21は、振動子ホルダ22を駆動ユニットフレーム12の光軸O方向に沿って対向するガイド溝12bに対してX方向に変位可能に、Y方向には規制されて嵌入させ、該振動子ホルダ22が押圧板25により左方向に押圧された状態で駆動ユニットフレーム12の開口部12a内に挿入される。
振動子21は、後述する振動子駆動制御部51(図6)のCPU52の制御のもとで圧電素子駆動回路53により接続用フレキシブルプリント基板24を介して駆動される。
従動体15は、振動子側(右面側)にセラミック材からなる摺動板16が固着され、従動体ガイド側(左面側)に縦方向V溝15aが設けられている。この従動体15は、V溝15aと従動体ガイド14の縦方向V溝14aとの間にリテーナ18で保持された一対のボール17を挟む状態で従動体ガイド14に対してY方向にスライド可能に支持されている。
従動体15の摺動板16には振動子21の駆動子23が圧接している。従って、後述するように振動子21に駆動電圧が印加され、駆動子23に楕円振動が励起されると、従動体15は駆動ユニットフレーム12に固着された従動体ガイド14によってガイドされながら、Y方向に駆動される。また、従動体15はスライダ13の従動体装着部13aに固着されているので、従動体15とともにスライダ13がY方向にスライド移動する。
スライダ13には上方部に光軸O方向に沿ったピンガイド穴13bが配されており、ピンガイド穴13bは、ミラー枠4の駆動ピン7がガタなく嵌入している。従って、従動体15の移動により駆動ピン7を介してミラー枠4がガタなく回動移動する。
なお、上記ピンガイド穴13bが駆動ピン7に対してガタのない状態とは、ミラー枠4の位置制御上、支障が生じない程度のガタの極めて少ない状態とする。
押圧板25は、駆動ユニットフレーム12に対して下端部の取り付け穴25aを該フレーム12に設けられたボス12cに嵌入させ、該ボス12cに挿入される圧縮バネ26を挟持しだ状態でビス27をボス12cに螺着し、さらに上端部のビス挿通穴25bに挿通させたビス28を駆動ユニットフレーム12のビスネジ穴12dに螺着した状態で取り付けられる。上述した取り付け状態では圧縮バネ26の付勢力が作用し、押圧板25の中央部にて振動子21の振動子ホルダ22の中央部突起を押圧することによって、振動子21を従動体15に対して適正な駆動押圧力で当接させることができる。
駆動ユニットフレーム12にはスライダ13の移動、すなわち、Y方向移動位置(移動量)を検出するための検出手段であるホール素子30がセンサ取り付け板29を介して装着されている。一方、スライダ13には、ホール素子30に対向する状態で検出手段である永久磁石31が固着されている。
ここで、上述した構成を有するミラー駆動ユニット11の振動子21を駆動制御するための振動子駆動制御部とミラー駆動動作について、図6の振動子駆動制御部のブロック構成図、および、図7,8のサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」、「ミラーダウン駆動処理」のフローチャートを用いて説明する。
振動子駆動制御部51は、図6に示すようにミラー駆動制御および他の制御を司るCPU52と、CPU52によって制御される圧電素子駆動回路53と、圧電素子駆動回路53により駆動され、振動子21を構成する圧電素子54と、スライダ13の装着されているホール素子30と、ホール素子30の出力を取り込みスライダ13の位置を検出する位置検出回路55と、カメラ側のレリーズスイッチ56とからなる。
上記カメラの撮影シーケンスにおけるメインルーチンにて、測距を含む観察状態と露光状態との切り換え時に図7,8に示すサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」、または、「ミラーダウン駆動処理」が呼び出され、振動子駆動制御部51によりCPU52の制御のもとで振動子21によりスライダ13を介してクイックリターンミラー5を保持するミラー枠4が後述する速度制御パターンに沿ってダウン位置P1(図1)からアップ位置P2(図2)、また、アップ位置P2からダウン位置P1、また、とに回動駆動される。
まず、観察状態にある上記カメラを露光状態に切り換える場合、図7に示すサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」が呼び出され、実行される。
ステップS1において、振動子21の圧電素子54に対して圧電素子駆動回路53を介してアップ方向への駆動電圧が印加される。上記駆動電圧印加により振動子21の駆動子23に時計回り(前方から見て)の楕円振動が励起され、スライダ13は、後述する速度制御パターンSA(加速制御)、続いて、速度制御パターンSB(定速制御)に沿った速度制御が開始される。ミラー枠4は、駆動ピン7を介して時計回り(右側から見て)にアップ位置P2に向けて回動駆動される。
ステップS2にてスライダ移動位置を示すホール素子30の出力信号によって、スライダ13がミラー枠4のアップ位置P2近傍の所定位置に対応する所定位置に到達したかをチェックし、到達した場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、スライダ13に対して後述する速度制御パターンSC1(減速制御)に沿った速度制御を実行する。
ステップS4でホール素子30の出力信号によりスライダ13がミラー枠4の終端位置、すなわち、アップ位置P2に対応するスライダアップ位置に到達したことが確認された場合、ステップS5に進み、振動子21の圧電素子54への駆動電圧を保持電圧に切り換えて振動子21の駆動を停止し、本サブルーチンを終了する。
一方、露光状態から観察状態への切り換え時には、図8に示すサブルーチン「ミラーダウン駆動処理」が呼び出され、実行される。
このミラーダウン駆動も上記ミラーアップ駆動と同様の制御がなされ、ステップS11において、振動子21の圧電素子54に対して圧電素子駆動回路53を介してダウン方向への駆動電圧が印加される。上記駆動電圧印加により振動子21の駆動子23に反時計回り(前方から見て)の楕円振動が励起され、スライダ13は、後述する速度制御パターンSA(加速制御)、続いて、速度制御パターンSB(定速制御)に沿った速度制御が開始される。ミラー枠4は、駆動ピン7を介して反時計回り(右側から見て)にダウン位置P1に向けて回動駆動される。
ステップS12にてスライダ移動位置を示すホール素子30の出力信号によって、スライダ13がミラー枠4のダウン位置P1近傍の所定位置に対応する所定位置PS0に到達したかをチェックし、到達した場合、ステップS13に進む。
ステップS13では、スライダ13に対して後述する速度制御パターンSC1(減速制御)と同様の速度制御がなされるように振動子21への駆動電圧を制御する。
ステップS14でホール素子30の出力信号によりスライダ13がミラー枠4の終端位置、すなわち、ダウン位置P1に対応するスライダダウン位置PS1に到達したことが確認された場合、ステップS15に進み、圧電素子54への駆動電圧を保持電圧に切り換えて振動子21の駆動を停止し、本サブルーチンを終了する。
上記ミラー枠のダウン駆動処理のための速度制御パターンについて、図9,10を用いて説明する。
図9は、上記ダウン駆動処理に適用されるスライダ速度制御パターンを示す図である。図10は、上記ダウン駆動処理におけるスライダの移動位置の変化を示す図である。
図9,10に示すように上記ミラー枠のダウン駆動処理においては、スライダ13は、ミラー枠のアップ位置P2に対応するスライダアップ位置PS2にある状態から経過時間t1(例えば、3msec)までの従来の機構より加速が速く、比較的に短い初期期間に速度制御パターンSAに沿って高速の速度V0まで加速駆動される。その後、スライダ13は、速度制御パターンSBに沿って定速度の速度V0で駆動される。
スライダ13がミラー枠のダウン位置P1近傍に対応するスライダダウン位置PS1近傍の所定位置PS0に到達した経過時間t2(例えば、29msec)以後、スライダ13は、速度制御パターンSC1に示される所定の傾斜の減速線に沿って減速される。スライダ13が経過時間t3でミラー枠のダウン位置P1に対応するスライダダウン位置PS1に到達した経過時間t3(例えば、50msec)で振動子21の圧電素子54への駆動電圧を定位置に保持する保持電圧に切り換え、スライダ13を停止させる。
上述したようにスライダ13の上述した下方、または、上方への各移動中、ミラー枠4は、スライダ13の位置に対応する各位置に回動移動し、ダウン位置P1、または、アップ位置P2に到達する。また、スライダ13の速度制御パターンSC1は、減速度が一定であり、ミラー枠4がストッパ2aに当接するダウン位置P1、または、ストッパ2bに当接するアップ位置P2に到達するときの速度が略0、または、極低速になるような速度制御パターンである。
従って、ミラー枠4がストッパ2a、または、2bの当接するときの衝撃は極めて少なく、バウンドの発生を抑えることができる。そして、上述のようにしてバウンドを抑えることでダウン位置P1近傍、または、アップ位置P2までの速度V0をより高速に設定することも可能になり、ミラー枠4のアップ位置P2とダウン位置P1との間の駆動時間を短縮することができる。従って、前述の速度制御パターンSAに沿ってミラー枠4が駆動されるのと相まってより高速な高速連写も可能になる。
また、上述したダウン位置P1近傍の速度制御パターンSC1に対して速度制御パターンSC2のような非線形の減速度特性を適用することによりバウンド防振、および、駆動時間の短縮にさらなる効果を奏することができる。すなわち、上記速度制御パターンSC2は、速度制御パターンSBの期間を僅かに延ばし、経過時間t2′後、図9に示すように減速度が徐々に変化する特性を有しており、ミラー枠のダウン位置P1に対応するスライダダウン位置PS1に到達する経過時間t3は変化しない。
上述する速度制御パターンSC2を適用した場合、停止するとき(ストッパ当接時)の速度を極めて低速にすることが可能であり、さらなるバウンド防止効果が期待できる。また、速度制御パターンSBにおける速度を上げ、停止時の速度を低速にすることによりバウンドの生じない状態でミラー枠のさらなる高速駆動が可能になる。
以上、説明したように本実施形態のミラー駆動装置であるミラーボックスユニット1によれば、振動子21によりスライダ13を介してミラー枠4を直接的に、かつ、所定の速度制御パターンを適用して駆動することによってミラー枠4のダウン位置P1、または、アップ位置P2近傍における移動速度を減じてバウンドを抑え、さらに、ミラー枠4のダウン位置P1、または、アップ位置P2近傍以外の期間における移動速度を上げることが可能であり、高速連写や素早いファインダ観測への切り換えが実現できる。また、スライダ13のピンガイド穴13bと駆動ピン7との間にガタがなく、スライダ13自体も駆動ピン7の移動に対する撓みのない形状を適用していることから、ミラー枠4の位置精度のよい駆動制御が得られる。
さらに、本実施形態のミラーボックスユニット1による効果として上述の高速連写に他にもレリーズタイムラグや像消失時間の短縮が実現可能になり、また、ライブビュー中に位相差AFを行う場合、一時的ミラーダウンの時間短縮が可能になる。また、ミラー停止の瞬間を緩やかにすることで軟着陸状態が得られ、衝突の衝撃力が減り、衝突音を減らしてカメラの静音化を図ることができ、ひいては、摺動部の摩耗が少なくなり、耐久性の向上にもつながる。
なお、上述した本実施形態のミラーボックスユニット1において、適用されているストッパ2a,2bは、必ずしも必要ではなく、それに換えてミラー枠4がダウン位置P1、または、アップ位置P2に到達したことを電気的に検出し、停止させるようにCPU52によって制御する方式を採用することも可能である。この場合、上記ストッパの機械的な微調整が不要になり、調整に要する工数が削減できる。そして、組み立て後、あるいは、販売後の状態にあっても電気的制御系の変更によって微調整することができ、さらに、経時変化や消耗劣化に対しても部品交換等を行うことなく対応することができるというメリットも得られる。
次に、本発明の第二の実施形態としての一眼レフカメラのミラー駆動装置であるミラーボックスユニットについて図11〜13を用いて説明する。
図11は、本実施形態のミラーボックスユニットの斜視図である。図12は、上記ミラーボックスの側面図である。図13は、上記ミラーボックスユニットの前方側から見た分解斜視図である。
本実施形態のミラーボックスユニット1Aは、第一の実施形態のミラーボックスユニット1に対してミラー枠4の駆動ピン7の係合駆動部の構造が異なるものである。その他の構成は、上述したミラーボックスユニット1と同様の構成を有している。従って、同一の構成部材に対して同一符号を付し、以下、異なる部分について説明する。
ミラーボックスユニット1Aにおいては、図11〜13に示すようにスライダ13Aに駆動ピン付勢バネ61Aが装着され、その付勢力によりミラー枠4の駆動ピン7をピンガイド穴13Abの下面部に加圧密着させるように構成されている。
詳しくは、駆動ピン付勢バネ61Aは、トーションバネからなりスライダ13Aに設けられたバネ取り付けピン13Acに巻回した状態で装着し、該付勢バネ61Aの一方のフック部をスライダ13Aに設けられたバネ係止ピン13Adに懸架させ、他方のフック部を駆動ピン7に懸架して装着される。
また、スライダ13Aに設けられるピンガイド穴13Abは、駆動ピン7に対してY方向にガタのある嵌入状態のガイド穴とする。
駆動ピン7は、スライダ13とともに移動する駆動ピン付勢バネ61Aの付勢力によって、スライダ13Aのピンガイド穴13Abの下面部に一定の押圧力で当接した状態で保持される。
上述した構成を有する本実施形態のミラーボックスユニット1Aにおけるミラー枠4の回動駆動制御は、前述したミラーボックスユニット1の場合と同様であって、CPU53の制御のもとで振動子21により上述した速度制御パターンに従ってミラー枠4が回動駆動される。
本実施形態の場合も第一の実施形態のミラーボックスユニット1と同様の効果を奏するが、特に上述したようにピンガイド穴13Abが駆動ピン7に対してガタのある状態で嵌入し、動作時には駆動ピン付勢バネ61Aの付勢力でガタのない状態に保持され、ピンガイド穴13Abの高精度の寸法が要求されない。また、駆動ピン付勢バネ61Aがスライダ13に支持されている。従って、ミラー枠4の回動位置の変化に対して駆動ピン7が一定の圧力で押圧された状態に保たれ、ミラー枠4の動きがスムーズであるなどの効果を奏する。
次に、本発明の第三の実施形態としての一眼レフカメラのミラー駆動装置であるミラーボックスユニットについて、図14〜17を用いて説明する。
図14は、本実施形態のミラーボックスユニットの側面図である。図15は、上記ミラーボックスユニットにおける振動子駆動制御部のブロック構成図である。
本実施形態のミラーボックスユニット1Bは、第一の実施形態のミラーボックスユニット1に対してミラー駆動方式、すなわち、振動子駆動制御部51Bによる駆動方式が異なり、さらに、ミラー枠4の駆動ピン7に対して付勢バネによる付勢力が下方向に作用する構成を適用することが異なっている。その他の構成は、上述したミラーボックスユニット1と同様の構成を有している。従って、同一の構成部材に対して同一符号を付し、以下、異なる部分について説明する。
本実施形態のミラーボックスユニット1Bにおいて、図14に示すように付勢部材である駆動ピン付勢バネ71Bがミラーボックス2Bに設けられたボス部2Baに巻回した状態で挿入され、該付勢バネ71Bの一方のフック部をミラーボックス2Bのバネ係止ピン2Bbに懸架し、他方のフック部を駆動ピン7に懸架して装着される。
また、スライダ13Bに設けられるピンガイド穴13Bbは、駆動ピン7に対してY方向にガタのない状態のガイド穴とするが、ガタのあるガイド穴でもよい。
駆動ピン7は、駆動ピン付勢バネ71Bによる回動軸6を中心とする反時計回りの付勢力、または、振動子21によるスライダ13の駆動力を受け、ミラー枠4をダウン位置P1方向、または、アップ位置P2方向に回動する。
本実施形態のミラーボックスユニット1Bの振動子駆動制御部51Bは、図15に示すようにミラー駆動制御および他のカメラの制御を司るCPU52Bと、CPU52Bによって制御される圧電素子駆動回路53Bにより駆動され、振動子21を構成する圧電素子54と、スライダ13の装着されているホール素子30と、ホール素子30の出力を取り込みスライダ13の位置を検出する位置検出回路55と、カメラ側のレリーズスイッチ56とからなる。
本実施形態のミラーボックスユニット1Bにおいては、ミラー枠4をアップ位置P2に向けて回動駆動する場合、CPU52Bの制御のもとで圧電素子54の駆動力により第一の実施形態の場合と同様にスライダ13を介して駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力に抗する状態でミラー枠4が回動軸6を中心とする時計回りに回動駆動される。また、ミラー枠4をダウン位置P1に向けて回動駆動する場合、振動子21の圧電素子54は、ミラー枠のダウン位置P1近傍まではCPU52Bの制御のもとで振動子空駆動状態に維持され、駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によってミラー枠4は回動移動する。また、ミラー枠のダウン位置P1近傍に到達した以後は、振動素子54によりスライダ13にブレーキが掛けられ、減速駆動される。
上記振動子21の空駆動状態とは、スライダ13が駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によってスライダダウン位置(下方)に向けてスライド移動しているとき、スライダ13に固着される従動体15と振動子21の駆動子23との間に摩擦力がないか、あるいは、極めて少なく、素早く移動する状態が得られる状態をいう。なお、振動子21は、従動体15に所定の圧力で当接しているので、振動子21が非駆動状態(電圧が印加されない状態)にあるときには、スライド移動時、当然ながら摩擦による抵抗力がある。
上記空駆動状態を得るために振動子21の圧電素子54へ印加する駆動電圧は、例えば、0°、または、180°の位相ずれのある電圧であって、縦振動のない屈曲定在波振動を駆動子23に励起させる。
本実施形態においては、一眼レフカメラの撮影シーケンスにおけるメインルーチンにて、測距を含む観察状態と露光状態との切り換え時に図16,17に示すサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」、または、「ミラーダウン駆動処理」が呼び出され、振動子駆動制御部51によりCPU52の制御のもとで振動子21の駆動力、または、駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によりクイックリターンミラー5を保持するミラー枠4が後述する速度制御パターンに沿ってダウン位置P1からアップ位置P2へ、また、アップ位置P2からダウン位置P1とに回動駆動される。
まず、観察状態から露光状態への切り換えを行うミラーアップ駆動においては、図16に示すサブルーチン「ミラーアップ駆動処理」が呼び出される。本処理では、駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力に抗してミラー枠4が駆動されるが制御動作自体は、前記第一実施形態のミラーアップ駆動動作と同様の制御がなされる。すなわち、ステップS21において、振動子21の圧電素子54に対して圧電素子駆動回路53Bを介してアップ方向への駆動電圧が印加される。上記駆動電圧印加により振動子21の駆動子23に時計回り(前方から見て)の楕円振動が励起され、スライダ13は、前記速度制御パターンSA(加速制御)、続いて、速度制御パターンSB(定速制御)と同様の速度制御が開始される。ミラー枠4は、駆動ピン7を介して時計回り(右側から見て)にアップ位置P2に向けて回動駆動される。
ステップS22にてスライダ移動位置を示すホール素子30の出力信号によって、スライダ13がミラー枠4のアップ位置P2近傍の所定位置に対応する所定位置に到達したかをチェックし、到達した場合、ステップS23に進む。
ステップS23では、スライダ13に対して前記速度制御パターンSC1(減速制御)と同様の速度制御が実行される。
ステップS24でホール素子30の出力信号によりスライダ13がミラー枠4の終端位置、すなわち、アップ位置P2に対応するスライダアップ位置に到達したことが確認された場合、ステップS25に進み、圧電素子54への駆動電圧を保持電圧に切り換えて振動子21の駆動を停止し、本サブルーチンを終了する。
次に露光状態から観察状態への切り換え時には、図17に示すサブルーチン「ミラーダウン駆動処理」が呼び出され、実行される。
ステップS31において、駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によるミラー枠4のダウン位置P1方向への駆動が開始されるが、そのとき、振動子21の圧電素子54に対して圧電素子駆動回路53Bを介して上述した空駆動のための駆動電圧が供給される。この振動子空駆動のため、従動体15は、振動子21の駆動子23に対して摩擦抵抗が無い状態、あるいは、極めて少ない状態になり、スライダ13による抵抗力が無いか、少ない状態で駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によるミラー枠4のダウン位置P1に向けての高速駆動が行われる。
ステップS32にてスライダ移動位置を示すホール素子30の出力信号によって、スライダ13がミラー枠4のダウン位置P1近傍の所定位置に対応する所定位置PS0に到達したかをチェックし、到達した場合、ステップS33に進む。
ステップS33では、振動子21に対してブレーキが作用するような駆動電圧を圧電素子駆動回路53Bを介して印加し、駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力も作用する状態のもとでスライダ13を前述した速度制御パターンSC1(減速制御)に沿った速度が得られるように駆動する。なお、上記速度制御パターンSC1に対して、前述した非線形的に変化する速度制御パターンSC2を適用することも可能である。
ステップS34でホール素子30の出力信号によりスライダ13がミラー枠4の終端位置、すなわち、ダウン位置P1に対応するスライダダウン位置PS1に到達したことが確認された場合、ステップS35に進み、振動子21の駆動を停止し、本サブルーチンを終了する。
なお、上述した第三の実施形態においては、駆動ピン付勢バネ71Bは、駆動ピン7を回動軸6を中心とする反時計回り(ミラー枠4をダウン位置P1に向けて)に付勢するバネとしたが、逆に駆動ピンを回動軸6を中心とする時計回り(ミラー枠4をアップ位置P2に向けて)に付勢するバネとすることも可能である。この場合、振動子21による駆動力は、上述した方向と逆の方向に作用する。
以上、説明したように本実施形態のミラーボックスユニット1Bによれば、前述した第一の実施形態のミラーボックスユニット1の効果に加えて、さらに、ミラー枠4の一方向であるダウン位置P1への駆動過程において、振動子21と従動体15との間に摩擦抵抗力を生じさせない空駆動状態の駆動電圧を印加した状態で駆動ピン付勢バネ71Bの付勢力によるスライダ13の降下駆動を行わせ、かつ、ダウン位置P1近傍にて第一実施形態の場合と同様の速度制御パターンに沿った減速駆動に切り換えることでさらなる高速化とバウンド抑制の効果が得られる。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
上述のように本発明によるカメラのミラー駆動装置は、ミラーのバウンドが少なく、ミラー駆動の高速化も可能であって、ミラー駆動位置精度のよいカメラのミラー駆動装置として利用することができる。
4 …ミラー枠(反射ミラー手段)
5 …クイックリターンミラー(反射ミラー手段)
54 …積層圧電素子(圧電素子)
13,13A…スライダ(移動部材)
29 …ホール素子(検出手段)
30 …磁石(検出手段)
特開平8−211492号公報

Claims (9)

  1. 観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、
    楕円振動を発生する圧電素子と、
    上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動して上記反射ミラー手段を上記観察位置、若しくは、上記退避位置に駆動する移動部材と、
    上記移動部材の移動を検出する検出手段と、
    を具備したことを特徴としたカメラのミラー駆動装置。
  2. 上記検出手段は、ホール素子と磁石からなることを特徴としたを請求項1に記載のカメラのミラー駆動装置。
  3. 上記移動部材の駆動は、非線形駆動動作により行われることを特徴とした上記請求項1、または、2に記載のカメラのミラー駆動装置。
  4. カメラのミラー駆動装置において、
    観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、
    楕円振動を発生する圧電素子と、
    上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動し上記反射ミラーを上記観察位置と上記退避位置とに駆動する移動部材と、
    上記移動部材の移動を検出する検出手段と、
    を具備したことを特徴としたカメラのミラー駆動装置。
  5. 上記検出手段は、ホール素子と磁石からなることを特徴としたを請求項4に記載のカメラのミラー駆動装置。
  6. 上記移動部材の駆動は、非線形駆動動作により行われることを特徴とした請求項4、または、5に記載のカメラのミラー駆動装置。
  7. カメラのミラー駆動装置において、
    観察位置と該観察位置から退避した退避位置とに回動移動する反射ミラー手段と、
    楕円振動を発生する圧電素子と、
    上記反射ミラー手段に直接に係合し、上記楕円振動を受けて移動して上記反射ミラーを上記観察位置から上記退避位置へと駆動する、若しくは、上記退避位置から上記観察位置へと駆動する移動部材と、
    上記反射ミラーが上記観察位置、若しくは、上記退避位置へと上記圧電素子により駆動された後、上記反射ミラーを上記観察位置、若しくは、上記退避位置へと付勢駆動する付勢部材と、
    上記移動部材の移動を検出する検出手段と、
    を具備したことを特徴としたカメラのミラー駆動装置。
  8. 上記検出手段は、ホール素子と磁石からなることを特徴としたを請求項7に記載のカメラのミラー駆動装置。
  9. 上記圧電素子による上記駆動は、非線形駆動動作により行われることを特徴とした請求項7、または、8に記載のカメラのミラー駆動装置。
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