JPH05323449A - 防振カメラ - Google Patents

防振カメラ

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JPH05323449A
JPH05323449A JP12380492A JP12380492A JPH05323449A JP H05323449 A JPH05323449 A JP H05323449A JP 12380492 A JP12380492 A JP 12380492A JP 12380492 A JP12380492 A JP 12380492A JP H05323449 A JPH05323449 A JP H05323449A
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JP
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film
receiving member
pressing
photographing
camera
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Application number
JP12380492A
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Inventor
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ブレ補正時にフィルムに傷等を付
けずに確実に、フィルムを保持,移動させることができ
るフィルム保持手段を有する防振カメラを提供する。 【構成】撮影光学系の光軸0と垂直に配置されたフィル
ム受部材24とフィルム受部材の撮影開口24aに展張
されたフィルム7を、ブレ補正時に該撮影開口24aの
外側を押圧することによって展張フィルムをフィルム受
部材に固定するフィルム押圧部材28とからなるフィル
ム保持手段と、ブレ検出手段の出力に基づいて撮影光学
系の光軸と垂直な平面内の像ブレを補正する位置に、上
記フィルム保持手段を移動させる移動手段9とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防振カメラ、詳しく
は撮影時の偶発的揺動により生じる像ブレを検知するブ
レ検出手段を有する防振カメラにおけるフィルム保持機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影時の偶発的揺動により生じる像ブレ
を検知し、その検知結果に基づいて像ブレを補正する防
振カメラは、従来種々のものが提案されてきた。例え
ば、撮影光学系の一部を偏心させたり、可変頂角プリズ
ムなどにより像点を移動させたりするもの、また、特開
昭64−78241号公報に開示されているように、像
ブレ検出手段からの検出信号に応じてフィルム保持部材
可動装置によってフィルム保持部材を光軸と直交する方
向に変位させて像ブレの補正を行うといったものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、撮影光学系
の一部を偏心させたり、可変頂角プリズムなどにより像
点を移動させる手段は、偏心収差の点で設計が困難であ
ったり、可動機構が簡素化できなかったりして未だ実用
化されず、また、ブレ検出手段に基づいてフィルム保持
部材を移動させる手段は、フィルムのパーフォレーショ
ンを利用しているために、保持部材の移動時に無理な力
がパーフォレーションにかかり、フィルムが切れたり、
フィルムに傷がついたりしてしまうという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記欠点を除去し、設計
が容易で可動機構が簡素化でき、かつ、ブレ補正時にフ
ィルムに傷などを付けずに確実にフィルムを保持,移動
させることができるフィルム保持機構を有する防振カメ
ラを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮影時の偶発
的揺動により生じる像ブレを検知するブレ検出手段を有
する防振カメラにおいて、撮影光学系の光軸と垂直に配
置されているフィルム受け部材とブレ補正時に上記フィ
ルム受け部材上のフィルムの撮影画面部の外側を押圧し
てフィルムを上記フィルム受け部材に固定するフィルム
押圧部材とからなるフィルム保持手段と、上記ブレ検出
手段に基づいて撮影光学系の光軸と垂直な平面内の像ブ
レを補正する位置に上記フィルム保持手段を移動させる
移動手段とを具備したことを特徴とし、また、上記フィ
ルム押圧部材によって上記フィルム受け部材に固定する
フィルムの押圧位置は、フィルム撮影画面部の対角線の
延長上付近の4ケ所であることを特徴とし、更に、フィ
ルムを固定するフィルム押圧部材とフィルム受け部材の
フィルム押圧部は、フィルム押圧時にフィルム乳剤面が
光軸に対して垂直になるようにフィルムの乳剤面のカー
リングに合わせた斜面を有していることを特徴とする。
そして、更に本発明の防振カメラは、撮影光学系を通過
した光束をファインダ光学系に導くミラーと、このミラ
ーを撮影光路から退避させるミラー駆動手段と、このミ
ラー駆動手段のミラー退避動作に連動して前記フィルム
押圧部材を光軸方向に移動させてフィルム受け部材にフ
ィルムを固定する押圧部材移動手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】撮影画面枠の対角線延長上付近の4ケ所でフィ
ルム押圧部材によって押圧保持されたフィルムを、ブレ
検出手段からの出力信号に基づいて撮影光学系の光軸と
垂直な平面内の像ブレを補正する位置に、フィルム保持
手段と共に移動させる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1,図2は、本発明の第1実施例を示す防振カメ
ラの概略断面図である。なお、この実施例は本発明を一
眼レフレックスカメラに適用したものである。図1,図
2において、レンズ鏡筒2内に保持された撮影光学系で
ある撮影レンズ1を透過した被写体からの光束は、平生
の観察時には、該撮影レンズ1の後方のカメラ本体3内
に、撮影光学系の光軸0上に斜設された可動反射ミラー
(クイックリターンミラー)4で上方のフォーカシング
スクリーン10に向けて反射されるようになっている。
そして、上記フォーカシングスクリーン10上に結像さ
れた被写体光像を、同スクリーン10の上位に配設され
たペンタプリズム11と接眼レンズ12からなるファイ
ンダ光学系によって観察するようになっている。上記可
動反射ミラー4は、その上端部を支軸によって回動自在
に保持されていて、平生は撮影光軸0上に45度の角度
でもって斜設されており、撮影時にはレリーズ釦(図示
されず)の押下に連動して支軸の周りに上方に向けて回
動し撮影光路外に退避し、撮影光路を開放するようにな
っている。
【0008】一方、上記可動反射ミラー4の後方の、カ
メラ本体壁に穿設された撮影画枠3aの前面側には、制
御手段14により駆動制御されるフォーカルプレーンシ
ャッタ5が配設されており、上記撮影画枠3aの後面側
には、後述するフィルム保持手段8を光軸0に対して直
角な面内の直交する2方向のみに案内し、光軸に対する
回転を規制するガイド部材6が配設されている。
【0009】上記フィルム保持手段8は、図3および図
4によって後で詳しく説明するように、上記ガイド部材
6の後面側に配設されるフィルム受け部材24と、この
フィルム受け部材24の後面側に配設された圧板25
と、この圧板25の後面側に配設されたフィルム押圧部
材28を含んで構成されていて、アクチュエータ9によ
って駆動されるようになっている。そして、上記フィル
ム受け部材24と上記圧板25間に撮影用のロールフィ
ルム7が展張される。
【0010】上記ロールフィルム7は、図2に示すよう
にフィルム供給室内に装着されたフィルムパトローネ2
0から引き出され、パトローネ20のフィルム引出部付
近とフィルム巻取用スプール21よりカメラ内方部付近
にそれぞれ配設された一対の第2のフィルムガイドロー
ラ18,19と、このガイドローラ18,19の内側の
前方寄りの位置であって、後述するフィルム受け部材2
4の後面のフィルムレールの両側に位置する第1のフィ
ルムガイドローラ16,17とによって撮影開口24a
に展張されるようになっている。即ち、フィルムパトロ
ーネ20から引き出されたフィルムは、一方の第2のフ
ィルムガイドローラ18により前方内側の一方の第1の
フィルムガイドローラ16に向けてガイドされたのち、
上記フィルム受け部材24(図3参照)の後面のフィル
ムレールに沿って光軸0上に位置する撮影開口24aに
展張され、次いで、他方の第1のフィルムガイドローラ
17により後方外側の他方の第2のフィルムガイドロー
ラ19に向けてガイドされたのち、フィルム巻取用スプ
ール21に巻き取られるようになっている。
【0011】上記第1のフィルムガイドローラ16、1
7は、図4に示す如く、上記フィルム押圧部材28の後
面側に接着により一体化されたローラ支持部材30に回
転自在に支持されており、上記第2のフィルムガイドロ
ーラ18、19は、図3に示す如く、前記撮影画枠3a
の穿設されたカメラ本体壁に回転自在に支持されてい
る。
【0012】また、図1に示すように、カメラの外装部
材を形成するカメラケーシング15内の後部の上方に
は、加速度センサ,角速度センサなどのカメラのブレ状
態を検出するセンサからなるブレ検出手段13が配設さ
れており、カメラケーシング15内の後部の下方には、
前記フォーカルプレーンシャッタ5の駆動制御手段14
が配設されている。
【0013】次に、図3および図4によって上記フィル
ム保持手段8を含むブレ補正機構の主要部の構造を説明
すると、上記カメラ本体壁に穿設された撮影画枠3aは
横長の長方形状に形成されており、同撮影画枠3aの4
隅の外側方近傍にはそれぞれ垂直方向のV溝からなる4
つのガイド溝3bが穿設されている。また、このガイド
溝3bと上記撮影画枠3aの設けられるカメラ本体壁
は、その厚みが一段と薄く、カメラを後方から見た状態
で横長の長方形状の凹部3cに形成されていて、この凹
部3c内に前記ガイド部材6および前記フィルム保持手
段8がそれぞれ縦方向および横方向に移動できるように
配置されるようになっいる。
【0014】そして、上記カメラ本体壁の上記凹部3c
の両側の肉厚部の後面には、上記第2のフィルムガイド
ローラ18,19をそれぞれ回転自在に支持する第2の
ローラ保持部材35,35が固定されている。このロー
ラ保持部材35,35は、短冊状の縦長の薄板の上下端
部を後方に向けて直角に折り曲げて形成されており、そ
の中程をビスなどの固定部材34によりカメラ本体壁に
一体に取り付けられていて、上下の折曲片に上記フィル
ムガイドローラ18,19の支持軸36がそれぞれ回転
自在に軸支されている。
【0015】上記カメラ本体壁の上記凹部3c内に配置
される上記ガイド部材6は、横長の長方形の額縁状の板
部材で形成されており、その中央部には横長の長方形の
撮影開口6aが設けられている。そして、上記凹部3c
に対向する前面側には上記ガイド溝3bにそれぞれ対向
する垂直方向のV溝からなる4つのガイド溝6bが穿設
されていて、後面側には上記撮影開口6aの上下縁部の
側近位置に同上下縁部に沿って左右方向に水平方向のV
溝からなる4つのガイド溝6cがそれぞれ穿設されてい
る。
【0016】このように形成されている上記ガイド部材
6は、図5に示すように、その各ガイド溝6bと上記各
ガイド溝3bとの間にそれぞれボール22を嵌合してカ
メラ本体壁の上記凹部3cに結合される。このように結
合されると、ガイド部材6は凹部3cに対して垂直V溝
方向には滑らかに動けるがV溝と直角方向(図3の左右
方向)には移動できない。
【0017】図3に戻り、上記ガイド部材6の裏面がわ
には上記フィルム受け部材24がガイド部材6に対して
横方向に移動可能に配設される。このフィルム受け部材
24は上記ガイド部材6と略同形同大の横長の長方形の
額縁状の板部材で形成されており、その中央部には横長
の長方形の撮影開口24aが設けられていて、前面側に
は上記ガイド溝6cにそれぞれ対向する水平方向のV溝
からなる4つのガイド溝24bが穿設されている。ま
た、後面側には上記撮影開口24aの上下縁部にそれぞ
れ水平方向の突条からなる一対のフィルムガイドレール
24c,24cが設けられており、このフィルムガイド
レール24c,24cの外側方の、フィルム受け部材2
4の上下縁部にはそれぞれ水平方向の突条からなる一対
の圧板圧接用レール24d,24dが設けられている。
この一対の圧板圧接用レール24d,24dは、その長
さが上記フィルムガイドレール24c,24cより短
く、撮影開口24aの横の長さに略対応するように撮影
開口24aの上下に対向するようにして設けられてい
る。
【0018】このように形成されているフィルム受け部
材24は、上記凹部3cに対するガイド部材6と同様
に、その各ガイド溝6cと上記各ガイド溝24bとの間
にそれぞれボール23を嵌合してガイド部材6に結合さ
れる。このように結合されると、フィルム受け部材24
はガイド部材6に対して水平V溝方向には滑らかに動け
るがV溝と直角方向(図の上下方向)には移動できな
い。このように上記ガイド部材6と上記フィルム受け部
材24とには、カメラ本体壁の上記凹部3cに対して2
軸案内機構が形成されている。
【0019】そして、このように形成された上記フィル
ム受け部材24の後面側には、上記圧板25が配設され
る。この圧板25は上記フィルム受け部材24と略同じ
大きさで、その4隅の角隅部が略直角に切り取られた切
欠部25aを有する板材で形成されており、裏面側には
圧板押圧用バネ26が一体に取り付けられている。この
圧板押圧用バネ26は、薄い縦長の弾性板の上部と下部
を後方に向けて傾斜させ、その縦断面形状が横八の字型
を呈するように折り曲げたものであって、中程をハトメ
27により圧板25の中央部に固定されている。
【0020】この圧板25の背面がわには、上記圧板押
圧用バネ26を介して上記フィルム押圧部材28が配設
される。このフィルム押圧部材28は、図4に示す如
く、弾性力を有するプラスチック等の材料で全体の形状
が後方側から見て、“工”の字型を呈するように作ら
れ、その上下の左右に延び出した腕部は前方に向けて若
干傾斜し、更に各端部は前方に向けて折り曲げられてフ
ィルム押圧用脚部28aを形成している。この4個のフ
ィルム押圧用脚部28aは、上記圧板25の各切欠部2
5aをそれぞれ介して上記フィルム受け部材24上にフ
ィルム7(図6参照)を押圧する役目をする。
【0021】即ち、この4個のフィルム押圧用脚部28
aは図6に示すように、上記フィルム受け部材24の撮
影開口24aに乳剤面を対向させてフィルムガイドレー
ル24c,24c上に張設されたフィルム7の、撮影開
口24aより外側の4隅、つまり上記一対の圧板圧接用
レール24d,24dの外側の斜線で示す位置にあるフ
ィルムをフィルム受け部材24上に押圧する。この押圧
状態ではフィルム押圧部材28,フィルム,フィルム受
け部材24は一体となって駆動される。
【0022】また、上記フィルム受け部材24の後面の
フィルムガイドレール24c,24cの外側の面は、図
7に示すようにフィルム7のカーリング状態に沿った斜
面24eに形成されており、これに対応して上記4個の
フィルム押圧用脚部28aの先端面も、上記斜面24e
に添う斜面28dに形成されている。
【0023】この斜面に形成した理由を、次にこの種、
従来のものに比較して説明すると、図15(A)は従来
のカメラの撮影開口部を断面で示したもので、図15
(B)はその要部の拡大図である。従来のカメラにおけ
るフィルム押圧機構は、カメラ本体80の撮影開口80
cの上下縁部に形成された一対の圧板レール面80aに
向けて圧板81が押圧されており、圧板レール面80a
の内側には一対のフィルムレール面80bが設けられて
いる。このフィルムレール面80bと圧板81との間隔
は、フィルム7の厚味より所定長さだけ広く設けられて
いて、その間にフィルム7が挿通される。
【0024】しかし、ロールフィルム7はパトローネか
ら引き出されると、その上下縁部は若干カーリングす
る。従って、従来のフィルム押圧機構では、このカーリ
ング力に逆らわずに、撮影開口80cに対向する部分で
はフィルム7が圧板81に略密着し平面状態になるよう
に、フィルムレール面80bと圧板81との間隔と、圧
板レール面80aとフィルムレール面80bとの間に設
けられたフィルム縁部の逃げ部80dとが設けられてい
る。
【0025】ところが、本発明のように展張フィルムの
4隅を押圧するように構成すると、これによってフィル
ムの平面性が不安定になる恐れがある。そこで本発明で
は撮影開口24a内のフィルムの平面性を確保するため
に、図7に示すように、フィルムガイドレール24c,
24cの外側にフィルムのカーリング状態に添った斜面
24eを設けると共に、上記4個のフィルム押圧用脚部
28aの先端面も、上記斜面24eに添う斜面28dに
形成してある。このようにすれば、フィルム押圧部材2
8がフィルム7をフィルム受け部材24上に押圧した状
態でも撮影開口24a内のフィルムの平面性は確保でき
る。
【0026】再び、図4に戻って上記フィルム押圧部材
28の中央の柱体部には、その中程に円形の有底穴28
bが穿設されており、同穴28bにはアクチュエータ受
け部材29の円板状頭部29bが嵌合している。
【0027】このアクチュエータ受け部材29は、摩耗
しにくい焼入鋼などの高硬度の材料で作られており、そ
の中心軸部から後方に向けて延び出した駆動用軸部29
aは、次に述べるローラ支持部材30の中央の嵌合孔3
0bに嵌入されている。そして、この駆動用軸部29a
の先端面は平面に形成されていて、後述するアクチュエ
ータ9の出力を受けるようになっている。
【0028】また、上記フィルム押圧部材28の中央の
柱体部の、上記有底穴28bの上下には、ガイド軸28
c,28cが後方に向けて植立されており、同ガイド軸
28c,28cはローラ支持部材30の上記嵌合孔30
bの上下に穿設された位置決め孔30c,30cにそれ
ぞれ嵌入されている。
【0029】上記ローラ支持部材30は、上記フィルム
押圧部材28の背面側に同背面に接着され、フィルム押
圧部材28と一体に動くように配設された、横長の長方
形の板部材で形成されていて、その中央には上記嵌合孔
30bが、同嵌合孔30bの上下には上記位置決め孔3
0c,30cがそれぞれ穿設されている。そして、同支
持部材30の左右両側縁部の中程には、後方外側に向け
て直角に折れ曲がった横断面L字型の支持片30a,3
0aが一体に形成されており、この支持片30a,30
aによって前記一対の第1のフィルムガイドローラ1
6、17が支持されている。
【0030】即ち、上記支持片30a,30aには、固
定軸31,31によって上記第1のフィルムガイドロー
ラ16,17をそれぞれ回転自在に支持する第1のロー
ラ保持部材32,32が固定されている。このローラ保
持部材32,32は、短冊状の縦長の薄板の上下端部を
前方に向けて直角に折り曲げて形成されており、その中
程を上記固定軸31,31によって上記支持片30a,
30aに一体に取り付けられていて、上下の折曲片に上
記フィルムガイドローラ16,17の支持軸33がそれ
ぞれ回転自在に軸支されている。
【0031】そして、このように構成された上記ローラ
支持部材30の背面側には、上記アクチュエータ受け部
材29を押動するアクチュエータ9が配設されている。
このアクチュエータ受け部材29は、その一例が図8
(A)(B)に示される如く、超音波振動子で構成され
ている。即ち、図8(A)(B)に示されるように、略
正立方体形状に形成された下台40と、平面形状が上記
下台40と同形状で比較的厚みのある上台41との間
に、上記上台41よりも厚みの薄い圧電積層部材43を
複数枚、積層して挾持すると共に、上記下台40の周面
の4側面にそれぞれ圧電セラミックス44a,44b,
45a,45bを貼着したものであって、その上面、即
ち、上記上台41の上面の中央部には半球状の押動用突
起部42が一体に設けられている。
【0032】このように構成されたアクチュエータ9
は、その押動用突起部42が上記アクチュエータ受け部
材29の駆動用軸部29aの先端平面部を押圧するよう
に、カメラの固定壁50(図9,10参照)に同アクチ
ュエータ9が光軸方向に自在に動けるように支持され
る。
【0033】そして、このように押動用突起部42を上
記アクチュエータ受け部材29の駆動用軸部29aに押
圧した状態で、前記制御手段14(図1参照)により上
記圧電積層部材43,圧電セラミックス44a,44
b,45a,45bに所定の周波数の交流電圧を印加す
ると、同アクチュエータ9が駆動されるので、上記アク
チュエータ受け部材29を2次元平面内の任意の方向に
移動させることができる。なお、このアクチュエータ9
を構成する超音波振動子の基本的な動作原理の詳細は、
本出願人の提案した特開平2−7875号に開示されて
いるので、その説明は省略する。
【0034】図9,図10は、前記可動反射ミラー4の
駆動機構と前記フィルム保持手段によるフィルムの保持
状態との関連を示したもので、図9はファインダの観察
状態であって、フィルムの巻上げ,巻戻しが可能な状
態、図10はフィルム移動によるブレ補正が可能なミラ
ーアップ状態をそれぞれ示している。
【0035】前記可動反射ミラー4は、図9に示すよう
に、その上端縁部を支軸4aに回転自在に支持され、平
生はファインダの観察位置、即ち撮影光学系の光軸0上
に45度の角度位置に斜設されるように、図示されない
バネによって付勢されて配置されていて、その上端部寄
りの一側面の背面側にはミラー枠に固定された駆動ピン
4bが設けられている。そして、この駆動ピン4bが位
置する垂直面内には、カメラの不動部材(図示されず)
に支点を支軸55aによって揺動自在に支持された
“く”の字状のミラー駆動レバー55が配設されてお
り、同レバー55の上方斜め後方に延び出した一腕の端
部前面55c側が上記駆動ピン4bに圧接し、同レバー
55の下方に延び出した他腕の端部の前面寄りには駆動
ピン55bが固植されている。
【0036】この駆動ピン55bは、ミラー駆動カム5
4aによって駆動されるカムフォロワを構成している。
上記ミラー駆動カム54aは前記制御手段14(図1参
照)により駆動されるモータ51によって回転駆動され
るミラー駆動ギヤー54の上面に一体に形成された板カ
ムで構成されている。
【0037】上記モータ51は、カメラ本体3の下部に
配設されていて、その出力軸51aにはピニオンギヤー
からなる出力ギヤー52が固定されており、この出力ギ
ヤー52に、アイドルギヤー53を介して上記ミラー駆
動ギヤー54が噛み合っている。また、上記出力ギヤー
52には別のアイドルギヤー56を介してフィルム押圧
ギヤー57が噛み合っている。
【0038】このフィルム押圧ギヤー57は、前記カメ
ラの固定壁50に並行して垂直に配設された支持軸58
の下部に固定されている。この支持軸58の上端部は前
記アクチュエータ9の後方に向けて延び出しており、そ
の上端部には前記アクチュエータ9の後端面を押動す
る、板カムからなるフィルム押圧用カム59が固定され
ている。上記アクチュエータ9は、カメラの上記固定壁
50に穿設されたガイド用孔50a内に同アクチュエー
タ9が光軸方向に移動し得るように配設される。そし
て、上記カメラの固定壁50と前記可動反射ミラー4の
後方の前記カメラ本体3の後壁との間に、前記ガイド部
材6およびフィルム受け部材24,圧板25,フィルム
押圧部材28からなる前記フィルム保持手段8と支持部
材30,アクチュエータ受け部材29,アクチュエータ
9等が配設される。
【0039】図9は、撮影レンズ1(図1参照)を通過
した被写体光束が可動反射ミラー4で上方に反射され
て、フォーカシングスクリーン10に導かれているファ
インダの観察状態であって、駆動ピン55bは上記ミラ
ー駆動カム54aの下死点に押圧されている。また、ア
クチュエータ9はフィルム押圧用カム59の下死点に圧
板押圧用バネ26の弾力で押圧されており、フィルム押
圧部材28の4個のフィルム押圧用脚部28aはフィル
ム7の押圧を解除していて、フィルムの巻上げ,巻戻し
が可能な状態となっている。
【0040】図10に示す撮影状態では、モータ51の
回転により駆動ピン55bが上記ミラー駆動カム54a
の上死点にまで押圧され、可動反射ミラー4が撮影光路
内から退避し、撮影レンズ1を透過した被写体光束はフ
ィルム7に導かれている。そして、シャッタ5(図1参
照)の作動によってフィルム7に露光される。また、ア
クチュエータ9はフィルム押圧用カム59の上死点まで
押圧され、4個のフィルム押圧用脚部28aがフィルム
7をフィルム受け部材24に押圧した状態となり、アク
チュエータ9を動作させることで、フィルム7を2次元
平面内の任意の方向に移動させることが可能となる。
【0041】図11,図12(A)(B)は、フィルム
移動によるブレ補正時のフィルムと各フィルムガイドロ
ーラの挙動を示したものである。図11は、カメラが左
右方向にブレた時に、そのブレを相殺する方向にフィル
ム7を動かし、フィルム7に対する結像状態を安定させ
る場合の動作を示している。即ち、アクチュエータ9の
動作によってフィルム7および1対の第1のフィルムガ
イドローラ16,17を、例えば左方向に移動させる
と、フィルム7は1対の第2のフィルムガイドローラ1
8,19を支点として図示のような平行リンク状の動き
を行い、ブレを補正する。
【0042】ここで、フィルム7は固有の曲げ弾性率を
有しているため、初期状態ではフィルムガイドローラ1
6と18間およびローラ17と19間に所定のたるみを
生じている。そのため、フィルム7を矢印方向に動かし
ても、上記たるみを減らすことで、常にフィルム7をフ
ィルム受け部材24に押圧し続けることができる。
【0043】また、図12(A)は初期状態を示し、図
12(B)はカメラが上下方向にブレた時にブレを相殺
する方向にフィルム7を動かし、フィルム7に対する結
像状態を安定させる場合の動作を示している。即ち、ア
クチュエータ9の動作によってフィルム7および第1の
ローラ保持部材32,32の支持軸33を上方向に動か
すと、4本の各フィルムガイドローラは各ローラ保持部
材の支持軸を中心に図示のように、八の字状に回転し、
フィルム7に無理なたるみを生じさせずに、ブレを補正
する。この場合にも左右方向の時と同様に、前記たるみ
を減らすことで、常にフィルム7をフィルム受け部材2
4に押圧し続けることが可能となる。◎実際には、カメ
ラのブレは一定方向では無いため、図11に示す左右方
向の補正と図12(A)(B)に示す上下方向の補正を
合成した形で補正を行うことになる。
【0044】次に、上述のように構成された防振カメラ
の動作を説明すると、先ず図示されないレリーズ釦が押
下される。すると、モータ51が回転し、ミラー駆動カ
ム54aによってミラー駆動レバー55が支軸55aの
周りに反時計方向(図10おいて)に回動し、可動反射
ミラー4が支軸の周りに時計方向(図10において)に
回動し、ファインダ観察位置の撮影光路内から退避す
る。これと共にフィルム押圧用カム59によってアクチ
ュエータ9がフィルム方向へ移動し、フィルム7はフィ
ルム押圧部材28の4個のフィルム押圧用脚部28aに
よりフィルム受け部材24に押圧される。
【0045】次いで、フォーカルプレーンシャッタ5が
動作し、フィルム7に露光を開始する。また、これとほ
ぼ同時にブレ検出手段13の出力に基づき、カメラのブ
レを相殺するようにアクチュエータ9がフィルム保持手
段8を動作させ、フィルム7上の結像状態を安定させ
る。そして、フォーカルプレーンシャッタ5が露光動作
を完了すると、アクチュエータ9もその動作を停止す
る。次に、モータ51の回転により可動反射ミラー4が
ファインダ観察位置へ復帰すると共に、アクチュエータ
9がカメラの後方側の初期位置に向けて移動し、これに
よってフィルム7はフィルム押圧部材28による押圧状
態を解除され、フィルムの巻上げが可能な状態になる。
【0046】図13は、本発明の第2実施例を示したも
のである。この第2実施例が上記第1実施例と相違して
いるところは、第1のフィルムガイドローラ16、17
と第2のフィルムガイドローラ18、19の配置が異な
る。即ち、第1のフィルムガイドローラ16A、17A
をフィルム受け部材24に設け、そして、第2のフィル
ムガイドローラ18A、19Aをカメラの裏蓋(図示さ
れず)に設けて、フィルムパトローネ20とフィルム巻
取用スプール21とをカメラ本体内の前方に向けて移動
させたものである。その他の構成およびブレ補正装置の
動作は上記第1実施例のものとほぼ同様である。
【0047】このように構成すると、フィルムの装填時
等に裏蓋を開けたとき、第2のフィルムガイドローラ1
8A、19Aが裏蓋と共に、フィルム装填路から退避す
るのでフィルムの装填が容易になるという利点がある。
【0048】また、図14は、本発明の第3実施例を示
したものである。この第3実施例は上記第1実施例にお
ける第1のフィルムガイドローラ16と第2のフィルム
ガイドローラ18間および第1のフィルムガイドローラ
17と第2のフィルムガイドローラ19間のフィルム経
路がフィルム走行路に対して直角方向にガイドされずに
斜め方向にガイドされるように、各ローラ16B,18
B,17B,19Bをほぼ一直線上に配置したものであ
る。その他の構成およびブレ補正装置の動作は上記第1
実施例のものとほぼ同様である。
【0049】このように構成すると、初期状態では前述
したように第1のフィルムガイドローラ16Bと第2の
フィルムガイドローラ18B間および第1のフィルムガ
イドローラ17Bと第2のフィルムガイドローラ19B
間で、フィルム7の所定量のたるみがあるため、それを
減らすことができ、フィルム7をフィルム受け部材24
に押圧した状態で微少量のブレ補正をするが可能とな
る。また、本実施例によれば、カメラの光軸方向の厚さ
を薄くすることができるという効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、防振
のための可動機構を簡素化することができるので、カメ
ラの設計が容易となる。また、ブレ検出手段に基づいて
フィルム保持手段を移動させるに当たり、フィルムに傷
等を付けずに確実にフィルムを保持,移動させることが
できる。更に一眼レフカメラに適用した場合には、可動
反射ミラーの退避動作に連動してフィルム押圧部材を光
軸方向に移動させ、フィルム受け部材にフィルムを固定
することができるので、フィルム巻上げおよび巻戻し時
のフィルムの移動がスムーズになるという顕著な効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す防振カメラの概略縦
断面図。
【図2】上記第1実施例の防振カメラの概略横断面図。
【図3】上記第1実施例の防振カメラにおけるフィルム
保持手段を含むブレ補正機構の分解斜視図。
【図4】上記第1実施例の防振カメラにおけるフィルム
保持手段を含むブレ補正機構の分解斜視図。
【図5】ガイド機構の要部拡大断面図。
【図6】フィルム受け部材に対するフィルム押圧部材に
よるフィルム押圧位置を示す背面図。
【図7】フィルム押圧用脚部によるフィルム押圧状態の
要部拡大断面図。
【図8】アクチュエータの斜視図と平面図。
【図9】可動反射ミラーとフィルム保持手段の駆動機構
を示す要部断面図。
【図10】可動反射ミラーとフィルム保持手段の作動状
態を示す要部断面図。
【図11】ブレ補正時のフィルムと各フィルムガイドロ
ーラの挙動を示す平面図。
【図12】ブレ補正時のフィルムと各ガイドローラの挙
動をそれぞれ示す斜視図。
【図13】本発明の第2実施例の要部を示す防振カメラ
の概略平面図。
【図14】本発明の第3実施例の要部を示す防振カメラ
の概略平面図。
【図15】従来のカメラにおけるフィルム展張状態を示
す要部断面図と要部拡大断面図。
【符号の説明】
4 …………ミラー 7 …………フィルム 8 …………フィルム保持手段 9 …………アクチュエータ(移動手段) 13…………ブレ検出手段 24…………フィルム受け部材 28…………フィルム押圧部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影時の偶発的揺動により生じる像ブ
    レを検知するブレ検出手段を有する防振カメラにおい
    て、 撮影光学系の光軸と垂直に配置されているフィルム受け
    部材とブレ補正時に上記フィルム受け部材上のフィルム
    の撮影画面部の外側を押圧してフィルムを上記フィルム
    受け部材に固定するフィルム押圧部材とからなるフィル
    ム保持手段と、 上記ブレ検出手段に基づいて撮影光学系の光軸と垂直な
    平面内の像ブレを補正する位置に上記フィルム保持手段
    を移動させる移動手段と、 を具備したことを特徴とする防振カメラ。
  2. 【請求項2】 上記フィルム押圧部材によって上記フ
    ィルム受け部材に固定するフィルムの押圧位置は、フィ
    ルム撮影画面部の対角線の延長上付近の4ケ所であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の防振カメラ。
  3. 【請求項3】 フィルムを固定するフィルム押圧部材
    とフィルム受け部材のフィルム押圧部は、フィルム押圧
    時にフィルム乳剤面が光軸に対して垂直になるようにフ
    ィルムの乳剤面のカーリングに合わせた斜面を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の防振カメラ。
  4. 【請求項4】 撮影光学系を通過した光束をファイン
    ダ光学系に導くミラーと、 このミラーを撮影光路から退避させるミラー駆動手段
    と、 このミラー駆動手段のミラー退避動作に連動して前記フ
    ィルム押圧部材を光軸方向に移動させてフィルム受け部
    材にフィルムを固定する押圧部材移動手段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項1から請求項3
    のうち何れか1つに記載の防振カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367418B1 (ko) * 1999-11-08 2003-01-14 닛본 덴기 가부시끼가이샤 컬러액정디스플레이를 위한 구동방법 및 구동회로
JP2008199469A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 防振装置

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