JP4804870B2 - ミラー角度調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位置調整可能な反射ミラーを有するミラー装置のミラー角度調整装置に関する。
一眼レフカメラに適用され、被写体像観察用メインミラーと該ミラーに対して回動可能に支持される測距用サブミラーとを有するミラー装置においては、上記メインミラーとサブミラーをカメラに組み込むに際して双方のミラーの傾斜角度を微調整する必要がある。特許文献1に開示されたカメラのミラー支持機構においては、メインミラーの位置(角度)とサブミラーの位置(角度)とを治具を介してミラーボックスに取り付けられる1つの調整板の位置調整を行うことにより微調整することができるものである。
特開2004−240281号公報である。
しかし、上述した特許文献1に開示されたミラー支持機構においては、上記調整板を上記ミラーボックスに対して位置を任意に変化させた場合、メインミラーとサブミラーとの角度が共に変化してしまう。従って、双方のミラーの傾きを同時に調整する必要があって、調整作業が困難となり、調整工数が増える。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、回動可能に支持される少なくとも2つの反射ミラーを有するミラー角度調整装置において、それぞれのミラーの角度調整が容易であり、必ずしも調整治具を必要としないミラー角度調整装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のミラー角度調整装置は、回動軸と、上記回動軸の一端を支持する固定部材と、上記回動軸の他端を移動可能に支持する調整部材と、上記回動軸を中心に第一の位置と、上記第一の位置とは異なる位置である第二の位置との間を回動移動する平面鏡である第一の反射ミラーと、上記第一の反射ミラーに回動可能に設けられた第二の反射ミラーと、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において上記第二の反射ミラーの角度を調整するため、上記調整部材を上記固定部材に対し上記第一の反射ミラーの平面方向に移動可能とするガイド手段とを有する。
本発明の請求項2に記載のミラー角度調整装置は、請求項1に記載のミラー角度調整装置において、上記第二の反射ミラーの回動軸は、上記第一の反射ミラーの上記回動軸と平行に設けられている。
本発明の請求項3に記載のミラー角度調整装置は、請求項1、または、2に記載のミラー角度調整装置において、一眼レフレックスカメラに用いられ、上記第一の反射ミラーは、ファインダ光学系の主反射ミラーであり、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置は、ファインダ観察状態位置であり、上記第二の反射ミラーは、測距用の副反射ミラーであり、該ファインダ観察状態位置で主反射ミラーに対する相対角度が調整される。
本発明の請求項4に記載のミラー角度調整装置は、請求項1乃至3に記載のミラー角度調整装置において、上記ガイド手段は、上記調整部材と上記固定部材との間に設けられた一対の長穴と、これら長穴それぞれに嵌合する一対のピン部とからなる。
本発明の請求項5に記載のミラー角度調整装置は、請求項1乃至4に記載のミラー角度調整装置において、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第二の反射ミラーを所定位置に位置させる第二の反射ミラー用当接部材を有し、該当接部材が上記調整部材に配置されている。
本発明の請求項6に記載のミラー角度調整装置は、請求項1乃至5に記載のミラー角度調整装置において、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第二の反射ミラーと上記第一の反射ミラーとの相対角度を調整する第二の反射ミラー用当接部材を有し、該当接部材が上記調整部材に対して移動可能に配置されている。
本発明の請求項7に記載のミラー角度調整装置は、請求項1乃至6に記載のミラー角度調整装置において、上記固定部材には、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第一の反射ミラーを角度調整するため、上記固定部材に移動可能に設けられた第一の反射ミラー用当接部材を有する。
本発明によれば、少なくとも2つの反射ミラーを有するミラー角度調整装置において、それぞれのミラーの角度調整が容易であるミラー角度調整装置を提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態のミラー角度調整装置を内蔵する一眼レフレックスカメラのためのミラー装置を左側前方から見た分解斜視図である。図2は、上記ミラー装置を前方側(マウント側)から見た斜視図である。図3は、上記ミラー装置を左側(ミラーチャージレバー側)から見た斜視図である。図4は、上記ミラー装置の左側面図である。図5は、上記ミラー装置を右側(ミラー調整板側)から見た斜視図である。図6は、上記ミラー装置のミラー調整板を外した状態を右側後方から見た分解斜視図である。図7は、上記ミラー装置のミラー調整板を外した状態を左側後方から見た分解斜視図である。図8は、上記ミラー装置のミラーユニットを右側から見た分解斜視図である。図9は、上記ミラーユニットを左側から見た分解斜視図である。図10は、上記ミラーユニットが観察位置にあるときの右側面図である。図11は、上記ミラー装置のミラー調整板を内側後方より見た斜視図である。図12は、上記ミラー装置のミラー調整板を内側前方より見た斜視図である。
本実施形態のミラー装置10は、一眼レフレックスカメラに適用され、ミラー角度調整装置を内蔵している。該ミラー装置10は、図1に示すように中央開口部1aを有する固定部材であるミラーボックス1と、該ミラーボックス1に組み込まれる部材として、該開口部1a内に配されるミラーユニット3と、該ミラーユニット3の位置調整を行うための調整部材としてのミラー調整板8と、ミラーユニットをチャージ駆動するためのミラーチャージレバー9と、該レバー9をカバーするミラーチャージレバー蓋11と、撮像素子であるCCDの露光制御を行うためのシャッタユニット32と、シャッタユニット32のシャッタチャージレバー34およびミラーチャージレバー9のチャージ駆動を行うためのチャージ駆動ユニット36と、被写体の測距を行うためのAFユニット38とを有している。
なお、上記ミラー角度調整装置は、ミラーボックス1に組み込まれており、主にミラーユニット3と、ミラー調整板8とからなる。
ミラーボックス1は、デジタル一眼レフカメラの外装を兼ねるカメラボディ(図示せず)内に固定支持され、このミラーボックス1の中央開口部1aを通り、ミラーボックス1の前面部に装着されるレンズ鏡筒の光軸と一致する撮影光軸O1 を有している。
なお、説明において、撮影光軸O1 に対して直交する軸と平行な左右方向をX方向とし、該左右方向は、レンズ鏡筒側から見た左右で示す。また、光軸O1 に対して直交する軸と平行な上下方向をY方向とする。光軸O1 方向のレンズ鏡筒側を前方とし、撮像素子であるCCD(後述)側を後方とする。また、光軸O1 に対して直交し、メインミラー5(後述)中心部から上方に向けた光軸を観察光軸O2 とする。さらに、光軸O1 と交差し、サブミラー7(後述)の中心部から下方に所定の角度で傾斜した光軸を測距光軸O3 とする(図17)。
ミラーボックス1の中央開口部1aの前面部には、レンズ鏡筒(図示せず)を装着するためのリング状のボディマウント2が固着されている。ミラーボックス1の上方部の観察光軸O2 上には、焦点板39が配される(図18)。また、ミラーボックス1の後方(ボディマウント2の反対側)のシャッタユニット32の背面側の光軸O1 上には、CCD40が位置決めして装着される(図18)。さらに、ミラーボックス1の下方開口部1bの下部には測距光軸O3 上にAFユニット38が配される。
シャッタユニット32は、ミラーボックス1の後方(背面側)に取り付けられるユニットであり、シャッタ羽根35と該シャッタ羽根35を開閉制御駆動するためのシャッタ制御部33とシャッタ制御部33のチャージを行うためのシャッタチャージレバー34と、シャッタユニット前面部に貼付して配され、開口部31aをもつシャッタマスク31とを有している。
チャージ駆動ユニット36は、駆動モータ37と、駆動力伝達ギヤ列(図示せず)と、駆動カム部(図示せず)を有しており、カメラの撮影タイミング合わせて駆動モータ37が駆動され、シャッタチャージレバー34およびミラーチャージレバー9を回動駆動し、シャッタユニット32およびミラーユニット3のチャージを行う。
AFユニット38は、ミラーボックス1の下方部に装着され、内部に測距光軸O3 を有する測距光学系(図示せず)および測距センサ38Aが内蔵されている(図18)。この測距センサ38Aは、被写体に対して複数の測距ポイントの測距が可能なセンサである。
ミラーユニット3は、第一の反射ミラーとしてのファインダ光学系の主反射ミラーであるメインミラー5と、第二の反射ミラーとしての測距用の副反射ミラーであるサブミラー7を有しており、メインミラー5はミラーボックス1に回動可能に支持されるメインミラー枠4に、また、サブミラー7はメインミラー枠4に相対的回動可能に支持されるサブミラー枠6にそれぞれ貼付して保持される。
メインミラー5は、撮影光路内にあって光軸O1 に沿った撮影光束を観察光軸O2 に沿って焦点板39側に反射する所定位置である第一の位置であって、ファインダ観察状態における観察位置(ミラーダウン位置)と、上記撮影光束の光路から退避した第二の位置の退避位置(ミラーアップ位置)とに回動駆動される。サブミラー7は、メインミラー5が観察位置にあるとき、メインミラー5を透過した撮影光束の一部を測距光束として測距光軸O3 に沿ってAFユニット38側に反射する測距位置と、メインミラー5とともに光軸O1 から退避した折りたたみ位置とに回動移動する。
メインミラー枠4には、図8,9に示すようにメインミラー5が貼付される凹部4iと、一対の軸端部であって左端部(一端)に突出する回動軸部(回動軸)4aおよび右端部(他端)に突出する回動軸部(回動軸)4bと、回動軸部4aの近傍位置に突出し、溝部4dをもつ突部4cと、凹部4i寄り側面に回動軸部4a,4bに対して平行な位置に突出する一対の回動軸部であって、第二の反射ミラーの回動軸心となるサブミラー支持軸部4e,4fとが設けられる。なお、回動軸部4a,4bの中心軸は、略メインミラー5の反射面に沿った面上に位置する。
メインミラー5の測距領域に対応する中央部は、ハ−フミラ−で形成されており、一部の撮影光束が測距用光束としてサブミラー7側に透過される。
サブミラー枠6には、図8,9に示すようにサブミラー7が貼付される凸部6gで囲まれる凹部6fと、一対の回動部となり、左右側面に設けられる軸穴部(軸受け部)6a,6bと、軸穴部6bの反サブミラー位置側に突出する突部6cとが設けられる。軸穴部6a,6bの中心は、サブミラー7の反射面の略延出面上に位置する。そして、サブミラー枠付勢用のU字状ばねであるサブミラーばね16がメインミラー枠4とサブミラー枠6との間に懸架されている。
サブミラー枠6は、メインミラー枠4の支持軸部4e,4fに軸穴部6a,6bをサブミラー枠6を弾性変形させて間隔を広げながら嵌入させて組み付けられ、メインミラー枠4に対して回動自在に支持される。
また、サブミラーばね16は、メインミラー枠4の右側面の支持軸部4fの外周部に挿入され、フック一端部がメインミラー枠4のばね穴4gに、フック他端部がサブミラー枠6のばね穴6dに係合して装着される。そして、サブミラーばね16の回動付勢力の作用方向は、サブミラー枠6の回動姿勢で切り換わる。すなわち、図10,18に示すようにミラーユニット3がファインダ観察状態(メインミラー5が撮影光路上の観察位置4Bにある)にあるときは、サブミラー枠6をメインミラー枠4に対して開く方向に付勢する(図10上で反時計回りに付勢する)。図18に示す撮影状態(メインミラー5が撮影光路から退避した退避位置4Aにある)にあるときは、サブミラー枠6をメインミラー枠4に対して折りたたまれる方向に付勢する(図10上で時計回りに付勢する)。
メインミラー枠4に設けられる支持軸部4e,4fは、円形断面の軸端部で形成されている。また、サブミラー枠6の左側面に設けられる軸穴部6aは、円形穴であり、支持軸部4eが回転可能な状態で嵌合する。さらに、サブミラー枠6の右側面に設けられる軸穴部6bは、V字形状部と円弧穴部とからなり、支持軸部4fがサブミラーばね16の付勢力を受けて上記V字形状部に当接して支持される。
図13は、支持軸部4fが軸穴部6bに嵌入し、V字形状部に当接した状態を示している。ミラーユニット3が観察状態にあるとき(図10,18)、サブミラーばね16の付勢力F3 が作用して支持軸部4fは、軸穴部6bのV字形状部の異なる2点6b1,6b2で確実に当接する。このように当接させることによりサブミラー枠6は、ガタなく、かつ、回動可能に支持され、メインミラー枠4に対して繰り返し精度のよい相対的傾斜姿勢で保持される。
ミラーチャージレバー9は、回動可能な部材であって、ミラーボックス1の左外壁面部に取り付けられる(図3,4)。このミラーチャージレバー9には軸穴部9aと、被駆動端部9bと、ミラーチャージ駆動面部9cと、ばね掛け部9d,9fと、突状ばね支持部9eとが設けられる。
ミラーチャージレバー9が装着されるミラーボックス1の左外壁面部には、中央部に軸穴部9aが回動可能に嵌入するボス部1cと、上方部にメインミラー枠4の回動軸部4aを支持する第二の軸受けである軸穴部1dと、軸穴部1dの近傍にメインミラー枠4の突部4cを壁外方に突出させるための開口部1gと、ばね掛け突部1eと、下方部にミラーチャージレバー9のチャージ位置を決めるストッパ1fとが設けられる。
ボス部1cにはミラーチャージレバー9の軸穴部9aが回動可能な状態で嵌入してビス41により取り付けされるが、該レバー9の軸穴部9aのボス部外周にはさらにミラーアップばね12のコイル部が巻回装着される。該ばね12の一端は、ばね掛け突部1eに、他端は、ばね掛け部9dにそれぞれ懸架されており、このミラーアップばね12によりミラーチャージレバー9は、時計回り(図4上)に付勢され、その付勢力を受けてメインミラー枠4がミラーアップ方向の反時計回り(図4上)に付勢される。
ミラーチャージレバー9のばね支持部9eには、第二のばねであるミラーダウンばね13のコイル部が巻回装着される。該ばね13の一端は、ばね掛け部9fに、他端は、メインミラー枠4の突部4cの内側に配される溝部4dにそれぞれ懸架され、ミラーダウンばね13は、メインミラー枠4をミラーダウン方向の時計回り(図4上)に付勢する。
なお、ミラーアップばね12のミラーチャージレバー9に対する付勢回転力は、ミラーダウンばね13により受ける付勢回転力より大きく、ミラーチャージレバー9のチャージ力が解放された状態では、ミラーユニット3のメインミラー枠4を観察位置から退避位置へのミラーアップ方向に回動駆動するに十分な付勢力である。
メインミラー枠4がミラーアップ位置にあるとき、ミラーチャージレバー9がチャージ駆動ユニット36の駆動カム部を介して押圧されると、反時計回り(図4上)に回動駆動され、ミラーダウンばね13の付勢力が作用してメインミラー枠4は、ミラーダウン位置に向けて時計回り(図4上)に回動駆動される。また、ミラーダウン位置にあるとき、上記駆動カム部が押圧位置から後退すると、ミラーアップばね12の付勢力によりミラーチャージレバー9が時計回り(図4上)に回動し、ミラーチャージ駆動面部9cがメインミラー枠4の突部4cを押圧してメインミラー枠4がミラーアップ位置に回動する。
ミラー調整板8は、板形状の部材であり、ミラーボックス1の右外壁面部に取り付けられる(図5,6)。ミラー調整板8には、中央部に固定用ビス挿通穴8aと、ガイド手段である2つの長穴状調整ガイド穴8b,8cと、2つの副固定用ビス挿通穴8g,8hと、ばね掛け部8fと、小開口穴8kとが設けられる。そして、ミラーボックス1の右外壁面側となる内面部には、第一の軸受けとなるV字状溝8dと、対向する2つの突部で形成されるサブミラー枠駆動用カム部8eと、ばね支持突起部8iと、ばね掛け部8jとが配されており、該内面部側に偏心ピン部が突出する第二の反射ミラー用当接部材としてのサブミラー調整ピン19が取り付けられている(図11,12)。
一方、ミラー調整板8が取り付けられるミラーボックス1の右外壁面部には、ビス挿通穴8aに対応するビス穴1hをもつボス部と、調整ガイド穴8b,8cにスライド可能に挿入するガイド手段としての2つのガイドピン1i,1jと、副固定用ビス挿通穴8g,8hに対応するビス穴1k,1nをもつボス部と、突起状ばね支持部1mと、ばね掛け部1pと、カム部8e挿入のための開口部1qと、サブミラー調整ピン19の逃げ用切り欠き部1rとが設けられ、さらに、ミラーボックス内面部に偏心ピン部が突出した状態で第一の反射ミラー用当接部材であるメインミラー調整ピン18が取り付けられている(図6)。
2つのガイドピン1i,1jは、メインミラー5の反射面に沿った方向、すなわち、光軸O1 に対して45°傾斜した方向(前下がり)に沿って配されている。そして、ミラー調整板8のV字状溝8dの軸受け中心位置は、略調整ガイド穴8b,8cの延長線上の後方上部に位置する。
V字状溝8dには、メインミラー枠4の円形断面の一方の回動軸部4bが挿入される。ばね支持突起部8iに挿入される第一のばねである軸押圧ばね15の一方のフック部がばね掛け部8jに懸架され、他方のフック部で回動軸部4bを後方に向けて押圧しており、回動軸部4bは、V字状溝8dに当接した状態で保持される。
なお、小開口穴8kは、V字状溝8dの前側に隣接して配されており、この小開口穴8kよりピン状の工具を挿入して軸押圧ばね15のフック部を回動軸部4bに確実に懸架させ、確認することができる。
図14は、回動軸部4bがV字状溝8dで支持された状態を示している。回動軸部4bは軸押圧ばね15の後方への付勢力F2 を受けて回動軸部4bの円周方向の2点がV字状溝8dのV字部分の2点8d1,8d2にて当接して支持される。従って、回動軸部4bは、ガタのない状態で、かつ、回動可能な状態に支持され、メインミラー枠4は、繰り返し精度のよい傾斜姿勢に支持できる。なお、一般的に円形断面、または、U字状の軸受け部に丸軸を回動可能な状態で嵌入させた状態では、上記軸受け部に対する上記丸軸の相対嵌合位置は、繰り返し動作時、上記丸軸に作用する力の大きさ、あるいは、力の作用方向の微妙な変化によって力の作用方向と直交する方向にガタ分、わずかに変化する可能性を有しており、上記相対嵌合位置の繰り返し精度は、必ずしもよいとはいえない。
メインミラー枠4の他方の回動軸部4aは、ミラーボックス1の左外壁面部の後方上部に配される軸穴部1dに挿入され、支持される(図3)。
図15は、回動軸部4aが軸穴部1dで支持された状態を示している。回動軸部4aは、円形断面を有しているが、軸穴部1dは、V字形状部と円弧穴部とからなる。回動軸部4aは、ミラーダウンばね13により突部4cを介した下方向の付勢力F1 を受け、回動軸部4aの円周方向の2点が上記V字形状部の異なる2点1d1,1d2に当接して支持される。従って、回動軸部4aは、ガタのない状態で、かつ、回動可能な状態に支持され、メインミラー枠4は、繰り返し精度のよい傾斜姿勢で支持される。
ミラーユニット3において、サブミラー枠6(サブミラー7)の左右の傾き、すなわち、測距光軸O3 の左右方向の傾斜成分を調整するには、上述したメインミラー枠4の回動軸部4a,4bに支持状態、すなわち、一方の回動軸部4a側がミラーボックス1に回動可能に支持され、他方の回動軸部4bが揺動して位置調整可能なミラー調整板8により支持された状態のもとで、ミラー調整板8を2つのガイドピン1i,1jに沿って移動させ、位置調整すると、回動軸部4b側がガイドピン1i,1jの方向(メインミラー反射面)に沿って移動するので、メインミラー5の反射面の光軸O1 に対する傾斜をほとんど変化させることなく、サブミラー枠6上のサブミラー7の反射面の傾斜の左右成分を調整することができる。この調整方法の詳細は、図17〜図19を用いて後で説明する。
なお、ばね支持部1mにビス44を螺着して装着された調整板付勢ばね14のフック部がミラー調整板8のばね掛け部8fに懸架されており、ミラー調整板8は、ミラーボックス1のガイドピン1i,1j線上から偏った位置で斜め下方前方に向けた付勢力を受けている。従って、回動軸部4bの位置調整を行う際、ミラー調整板8は、調整ガイド穴8b,8cがガイドピン1i,1jに対してガタつくことなく、該ばねの付勢力に抗して移動させながら調整を行うことができ、容易に精度よく位置調整することができる。
メインミラー調整ピン18の頭部18cは、図16の断面図に示すように軸部18bに対して偏心しており、偏心ピン部となる頭部18cをミラーボックス内部に突出した状態で軸部18bをミラーボックス1の右外壁面部に嵌入してかしめにより回動可能な状態で取り付られる。調整ピン18の軸部かしめ側には六角穴18aが設けられており、六角穴18aにより回動操作することにより該調整ピン18が回転する。そして、該調整ピン18の頭部18cの外周にはメインミラー枠4の背面当接部4h(図8)が当接する(図18)。従って、該調整ピン18の回転位置によってメインミラー枠4の傾きを調整することができる。
サブミラー調整ピン19もメインミラー調整ピン18と同様の偏心ピン構造を有しており、ミラー調整板8の内側に偏心ピン部となる頭部が突出した状態で軸部かしめにより回動可能に取り付けられる。また、軸部かしめ側には、六角穴部19aが設けられている(図5)。六角穴部19aにより回動することにより該調整ピン19が回転する。また、該調整ピン19の頭部外周にはサブミラー枠6の背面当接部6e(図8)が当接する(図18)。従って、該調整ピン19の回転位置によってサブミラー枠6の傾きを調整することができる。これらの調整ピン18,19によるミラー調整方法の詳細は後で説明する。
ミラー装置10におけるミラー角度切り換え動作およびミラー角度調整方法について、図17〜19を用いて説明する。
図17は、上記ミラー装置におけるミラーユニットの観察光軸O2 および測距光軸O3 の傾斜調整状態を示す模式図である。図18は、上記ミラー装置におけるメインミラーとサブミラーの角度切り換え状態を示す模式的側面図である。図19は、図18をA方向から見た図であって、上記ミラー装置において、メインミラー枠の回動軸部を位置調整したときの測距光軸O3 の変化状態を示す。
ミラー装置10におけるミラーユニット3は、観察状態にあるときは、チャージ駆動ユニット36によりミラーチャージレバー9の被駆動端部9bが押圧され、反時計回り(図1,4)に回動している(図4)。その状態では該レバー9のミラーチャージ駆動面部9cが下方位置に回動しており、メインミラー枠4の突部4cとミラーチャージ駆動面部9cとは離間している。メインミラー枠4とメインミラー5は、ミラーダウンばね13の付勢力で時計回り(図4上)に回動し、メインミラー枠4がメインミラー調整ピン18に当接して位置規制され、撮影光路中にミラー反射面が45°傾斜した観察位置(ミラーダウン位置)4Bにある。
一方、サブミラー枠6とサブミラー7は、メインミラー枠4とともに撮影光路中に移動するとき、ミラー調整板8のカム部8eにより突部6cが駆動され、メインミラー枠4に対して相対的に時計回り(図1上、なお、図10上では反時計回り)に回動し、開き位置(測距位置)に位置する(図18)。この開き状態では、サブミラー枠6は、サブミラーばね16の付勢力を受けてサブミラー調整ピン19に当接した状態で上記開き位置が位置決めされる。
上述したミラーユニット3の観察状態では、撮影レンズからの撮影光束は、観察光束としてメインミラー5により観察光軸O2 の方向に反射され、ミラーボックス1の上方に配される焦点板39上に結像する。撮影光束の一部は、測距光束としてメインミラー5のハ−フミラ−部を透過し、上記開き位置にあるサブミラー7により測距光軸O3 に沿って反射され、AFユニット38の受光部に入射する。
続いて、撮影のためCCDの露光が実行される場合、チャージ駆動ユニット36の駆動カム部の回転に伴い、ミラーチャージレバー9の被駆動端部9bが解放され、該レバー9がミラーアップばね12の付勢力により時計回り(図4上)に回動する。該レバー9の回動によりメインミラー枠4の突部4cがミラーチャージ駆動面部9cに押圧され、メインミラー枠4が回動軸部4a,4b中心にミラーアップ方向へ反時計回り(図4上)に回動し、撮影光路から退避した退避位置(ミラーアップ位置)4Aに移動する(図18)。メインミラー枠4の上記退避位置は、ミラーチャージレバー9がミラーボックス1のストッパ1fに当接して位置決めされる。
メインミラー枠4が退避位置へ回動するとき、サブミラー枠6の突部6cがミラー調整板8のカム部8eにより駆動され、サブミラー枠6が観察状態での開き位置から撮影光路から退避した折りたたみ位置6Aに回動する。この折りたたみ状態では、サブミラー枠6は、サブミラーばね16の反転回転付勢力を受けて上記折りたたみ位置に保持される。
次に、ミラーユニット3のミラー傾斜角度調整方法について説明する。まず、ミラーユニット3を観察状態にセット(メインミラー5を観察位置にセット)する。その状態では、ミラーダウンばね13の付勢力によりメインミラー枠4の背面当接部4h(図8)がメインミラー調整ピン18の頭部18cの外周に当接している(図18)。その当接状態で六角穴18aにより該調整ピン18を回転調整すると、メインミラー枠4(メインミラー5の反射面)がD1 方向に微少回動する。その回動により光軸O1 を含む平面内における傾斜角度、すなわち、観察光軸O2 の傾きO2 ′が光軸O1 に対して45°になるように調整する。
上記メインミラー調整および後述するサブミラー調整を行った後に軸部18bをミラーボックス1の壁部に接着し、メインミラー調整ピン18の位置を固定する。
上述したメインミラー枠4の傾斜調整を行った状態でミラー調整板8をミラーボックス1のガイドピン1i,1jに沿って微少移動させる。その移動によりメインミラー枠4の回動軸部4bがミラー調整板8とともにメインミラー5の反射面に沿って該反射面の傾斜を変化させることなくD3 方向に移動する。該回動軸部4bの移動によりメインミラー枠4に支持されているサブミラー枠6のサブミラー7が他方の回動軸部4aの端部を通り、かつ、メインミラー反射面に垂直な軸と平行な軸を中心に微少回動し、測距光軸O3 の方向の左右方向成分が変化して、その傾きO3 ″をAFユニット38の受光部左右中心に合致するように調整する(図19)。該サブミラー調整を行ったところでワッシャ43を介してビス42をビス穴1hに締め付け、ミラー調整板8を固定する。
なお、ビス42によるミラー調整板8の固定保持力が不足する場合は、ミラー調整板8のビス挿通穴8g,8hを挿通させた2本のビスをミラーボックス1のビス穴1k,1nに螺着固定することによりミラー調整板8の固定をさらに確実にすることもできる。
上述のミラーユニット3の観察状態ではサブミラー枠6は、サブミラーばね16の付勢力を受けてその背面当接部6e(図8)がミラー調整板8のサブミラー調整ピン19の外周に当接している(図18)。その当接状態で該調整ピン19を六角穴部19a(図5)により回転調整すると、光軸O1 に直交する水平軸まわりのメインミラー5に対するサブミラー枠6(サブミラー7の反射面)の相対的傾斜角度、すなわち、測距光軸O3 の前後方向の傾きO3 ′(図17,18)が変化する。その調整により該傾きO3 ′をAFユニット38の受光面前後方向中心に合致させる。その後、調整ピン19の軸部をミラー調整板8に接着し、該調整ピン19の位置を固定する。
上述した調整作業によりミラー装置10におけるミラーユニット3の観察光軸O2 および測距光軸O3 の角度調整を行うことができ、ミラーユニット3のファインダによる被写体像の観察とAFユニットによる被写体の測距が可能な状態と、CCD40による撮像の可能な状態との切り替えが可能な状態が得られる。
上述したように本実施形態のミラー装置10のミラー角度調整装置によると、ミラーユニット3が観察状態にあるとき、メインミラー5の光軸O1 に対する傾斜角度(観察光軸O2 の方向)は、メインミラー調整ピン18の回転位置調整によって調整することができ、また、サブミラー7の光軸O1 に対する傾斜角度(測距光軸O3 の方向)は、メインミラー5の角度調整とは別途にミラー調整板8の位置調整およびサブミラー調整ピン19の回転位置調整によってサブミラー7のメインミラー5に対する相対的な傾きを調整することができる。特にミラー調整板8の位置調整時、メインミラー枠4の一方の回動軸心をメインミラー5の反射面に沿った方向に移動することによりメインミラー5の光軸O1 に対する傾斜角度を変化させることなく、サブミラー7の左右の傾きのみを調整できる。したがって、調整作業が容易であり、精度のよい調整を行うことができる。また、調整に際して調整治具を必要しない。
そして、上述のようにサブミラー7の傾斜角度の調整精度がよいことから被写体に対してAF測距エリアをより正確に設定することができ、多点測距に対してもその測距領域に対して良好な精度で測距を行うことができる。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
本発明によるミラー角度調整装置は、少なくとも2つの反射ミラーを有するミラー角度調整装置であって、それぞれのミラーの角度調整が容易であり、必ずしも調整治具を必要としないミラー角度調整装置として利用することができる。
本発明の第一の実施形態のミラー角度調整装置を内蔵する一眼レフレックスカメラのためのミラー装置を左側前方から見た分解斜視図である。 図1のミラー装置を前方側(マウント側)から見た斜視図である。 図1のミラー装置を左側(ミラーチャージレバー側)から見た斜視図である。 図1のミラー装置の左側面図である。 図1のミラー装置を右側(ミラー調整板側)から見た斜視図である。 図1のミラー装置のミラー調整板を外した状態を右側後方から見た分解斜視図である。 図1のミラー装置のミラー調整板を外した状態を左側後方から見た分解斜視図である。 図1のミラー装置のミラーユニットを右側前方から見た分解斜視図である。 図8のミラーユニットを左側前方から見た分解斜視図である。 図8のミラーユニットが観察位置にあるときの右側面図である。 図1のミラー装置のミラー調整板を内側後方より見た斜視図である。 図1のミラー装置のミラー調整板を内側前方より見た斜視図である。 図8のミラーユニットのメインミラー枠の支持軸部がサブミラー枠の軸穴部に嵌入し、V字形状部に当接した状態を示す図である。 図8のミラーユニットのメインミラー枠の一方の回動軸部がミラー調整板のV字状溝で支持された状態を示す図である。 図8のミラーユニットのメインミラー枠の他方の回動軸部がミラーボックスの軸穴部で支持された状態を示す図である。 図1のミラー装置に適用されるメインミラー調整ピンの断面図である。 上記ミラー装置におけるミラーユニットの観察光軸および測距光軸の傾斜調整状態を示す模式図である。 上記ミラー装置におけるメインミラーとサブミラーの角度切り換え状態を示す模式的側面図である。 図18をA方向から見た図であって、上記ミラー装置において、メインミラー枠の回動軸部を位置調整したときの測距光軸の変化状態を示す。
符号の説明
1 …ミラーボックス(固定部材)
1i,1j
…ガイドピン(ガイド手段)
4a,4b
…回動軸部(回動軸)
4e,4f
…サブミラー支持軸部
(第二の反射ミラーの回動の軸心)
4B…観察位置(第一の位置)
4A…退避位置(第二の位置)
5 …メインミラー(第一の反射ミラー)
7 …サブミラー(第二の反射ミラー)
8 …ミラー調整板(調整部材)
8b,8c
…調整ガイド穴(ガイド手段)
1 …メインミラー調整ピン
(第一の反射ミラー用当接部材)
2 …サブミラー調整ピン
(第一の反射ミラー用当接部材)

Claims (7)

  1. 回動軸と、
    上記回動軸の一端を支持する固定部材と、
    上記回動軸の他端を移動可能に支持する調整部材と、
    上記回動軸を中心に第一の位置と、上記第一の位置とは異なる位置である第二の位置との間を回動移動する平面鏡である第一の反射ミラーと、
    上記第一の反射ミラーに回動可能に設けられた第二の反射ミラーと、
    上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において上記第二の反射ミラーの角度を調整するために、上記調整部材を上記固定部材に対し上記第一の反射ミラーの平面方向に移動可能とするガイド手段と、
    を有したことを特徴とするミラー角度調整装置。
  2. 上記第二の反射ミラーの回動の軸心は、上記第一の反射ミラーの上記回動軸の軸心と平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のミラー角度調整装置。
  3. 上記ミラー角度調整装置は、一眼レフレックスカメラに用いられ、上記第一の反射ミラーは、ファインダ光学系の主反射ミラーであり、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置は、ファインダ観察状態位置であり、上記第二の反射ミラーは、測距用の副反射ミラーであり、該ファインダ観察状態位置で主反射ミラーに対する相対角度が調整されることを特徴とする請求項1、または、2に記載のミラー角度調整装置。
  4. 上記ガイド手段は、上記調整部材と上記固定部材との間に設けられた一対の長穴と、これら長穴それぞれに嵌合する一対のピン部とからなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のミラー角度調整装置。
  5. 上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第二の反射ミラーを所定位置に位置させる第二の反射ミラー用当接部材を有し、該当接部材が上記調整部材に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載のミラー角度調整装置。
  6. 上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第二の反射ミラーと上記第一の反射ミラーとの相対角度を調整する第二の反射ミラー用当接部材を有し、該当接部材が上記調整部材に対し移動可能に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5に記載のミラー角度調整装置。
  7. 上記固定部材には、上記第一の反射ミラーの上記第一の位置において、上記第一の反射ミラーを角度調整するため、上記固定部材に移動可能に設けられた第一の反射ミラー用当接部材を有したことを特徴とする請求項1なし6に記載のミラー角度調整装置。
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