JP2006329703A - マルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置 - Google Patents

マルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 流路の切り換えによるリテンションタイムのずれのないマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置を提供する。
【解決手段】 第1カラムを通過した試料ガスを第1検出器又は第2カラムに択一的に供給するための流路切換え部において、スイッチングガス供給部から供給されたスイッチングガスGsを分岐部93において2方に分岐し、その一方を三方バルブ84に導入する。バルブ84をA方向に切り換えた場合には、スイッチングガスGsは分岐部92に直接供給されるが、バルブ84をB方向に切り換えた場合には、スイッチングガスGsが第1抵抗管81を通過することにより、分岐部92のガス圧が低下する。一方、分岐部93で分岐されたスイッチングガスGsの他方は、常に、第1抵抗管81よりも小さい抵抗値を有する第3抵抗管83を通過して分岐部91に供給されるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、分離特性の相違する複数のカラムを用いるマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置に関する。
環境分析、石油化学分析、香料分析などの分野では、多種類の微量成分が含まれる複雑な組成の試料中の各成分を分離して高い感度で定量分析する必要があるが、一般的なガスクロマトグラフ(GC)装置では複数の成分のピークを完全には分離できず、十分な分析ができない場合も多い。こうした場合に、分離特性の相違する複数のカラムを組み合わせたマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置(以下、適宜マルチディメンジョナルGCと呼ぶ)が非常に有用である。
例えば特許文献1に記載のマルチディメンジョナルGCでは、試料気化室内で気化させた試料ガスを第1カラムに流して試料成分を分離した後の流路を、第1検出器側と、第2カラム及び第2検出器側との2つに分岐し、通常は第1カラムから流出した試料ガスを第1検出器に導入して試料成分を検出し、第1カラムでは十分に分離できない成分が含まれる試料ガスが通過するタイミングで以て試料ガスを選択的に第2カラム側に導入し、第2カラムを通して分離特性を改善した後に第2検出器に導入して検出を行う。
こうしたマルチディメンジョナルGCでは、試料成分を含んだキャリアガス(試料ガス)の流路を2つ以上の分岐流路のいずれかに選択的に送り込むような流路切換え手段が必要となるが、三方バルブなどの可動部分が流路中に存在する手段の場合、デッドボリウムが大きくなる、可動性を良好にするためのグリースなどの物質が試料成分を吸着したり逆にこうした不所望の物質が試料ガスに混入してしまったりする、といった問題がある。そこで、従来より、上記のようなマルチディメンジョナルGCにおける試料ガスの流路切り換えには、ディーンズ(Deans)方式と呼ばれる構造の流路切換え手段が利用されている。
図3に従来のディーンズ方式による流路切換え手段の概略流路構成図を示す。このような流路切換え手段においては、第1カラムの出口側は、分岐部201、204を介して第1検出器に接続されるとともに、分岐部201、第2抵抗管102、分岐部202を介して第2カラムの入口側に接続されている。なお、この第2カラムの出口側は第2検出器に接続される。
また、該流路切換え手段に設けられた三方バルブ103の入口はスイッチングガス供給部に接続される。三方バルブ103の一方の出口(B側出口)は分岐部203、204を経て、流路切換え部の上流側にあたる分岐部201に接続され、三方バルブ103の他方の出口(A側出口)は分岐部205を経て、流路切換え部の下流側にあたる分岐部202に接続されている。また、分岐部205、203の間には第1抵抗管101が接続されている。
三方バルブ103は、例えばモータ等の駆動源により、A側、B側のいずれか一方の出口に接続された流路を選択的にスイッチングガス供給部に連通させる。通常、上記三方バルブ103はスイッチングガスGsをA側の流路に流すように設定されており、この場合、第2抵抗管102下流の分岐部202には、スイッチングガス供給部から送られたスイッチングガスGsが直接供給される。従って、このときスイッチングガスGsの供給圧をP0(kPa)、分岐部202におけるガス圧をP2とするとP2=P0となる。一方、このとき第2抵抗管102上流の分岐部201には、分岐部205を経て第1抵抗管101を通過したスイッチングガスGsが供給される。第1抵抗管101を流れたスイッチングガスGsは、抵抗管101によって発生する差圧によって、その圧力が低下する。従って、分岐部201における圧力をP1とするとP1<P0となる。以上より、P1<P2であり、第2抵抗管102の下流側の圧力が上流側の圧力よりも高くなるため、第1カラムから流出した試料ガスGcは、分岐部201、204を経て第1検出器へと導入される。
一方、第1カラムから流出した試料ガスGcを第2カラム及び第2検出器へ導入する場合には、三方バルブ103はスイッチングガスGsをB方向に流すように設定される。この場合、圧力P0で供給されたスイッチングガスGsは、分岐部203、204を経て第2抵抗管102の上流側に直接供給される。従って、このときP1=P0である。一方、第2抵抗管102の下流側には、分岐部203を経て第1抵抗管101を通過したスイッチングガスGsが供給される。第1抵抗管101を流れたスイッチングガスGsは、抵抗管101によって発生する差圧によって圧力が低下するため、P2<P0となる。以上より、P1>P2であり、第2抵抗管102の下流側のガス圧が上流側のガス圧よりも低くなるため、第1カラムから流出した試料ガスGcは分岐部201、第2抵抗管102、及び分岐部202を経て、第2カラム及び第2検出器へと導入される。
特開平11-248694号公報
通常、ガスクロマトグラフ装置においては、カラム温度は一定に保たれるか精密な昇温プログラムによって制御されており、なおかつカラムの入口圧力は一定となっている。そのため、上記のような流路切換え手段を備えたマルチディメンジョナルGCにおいては、検出器によって測定されるリテンションタイム(試料がカラムの入口から検出器に到達するまでの時間)は第1カラムの出口端が第1検出器側と第2カラム側とに分岐する点(図3では分岐部201)におけるガス圧(P1)のみに依存している。
しかし、上記従来のディーンズ方式による流路切換え手段を備えたマルチディメンジョナルGCでは、スイッチングガスを三方バルブのA方向に供給する場合とB方向に供給する場合とでは該分岐部におけるガス圧P1に多少の差が生じる(前者の場合はP1<P0となり、後者の場合はP1=P0となる)。通常、その差は0.1kPa程度であるが、非常に高速な分析ではピーク幅が0.1秒程度となるため、このようなP1の差に起因するリテンションタイムのずれが大きな問題となり得る。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、流路の切り換えによる第1カラムの出口端での圧力変動がなく、リテンションタイムのずれを生じるおそれのないマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係るマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置は、導入された試料中の成分を分離する第1カラムと、該第1カラムとは分離特性の相違する第2カラムと、前記第1カラムにより分離された試料を検出する第1検出器と、前記第2カラムにより分離された試料を検出する第2検出器と、前記第1カラムを通過した試料ガスを前記第1検出器又は前記第2カラムのいずれかに選択的に流すように流路を切り換える流路切換え部と、を具備するマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置において、
上記流路切換え部が、
a) スイッチングガス供給源から導入されたスイッチングガスを2方向に分岐させるスイッチングガス導入流路と、
b) 前記スイッチングガス導入流路によって2方に分岐されたスイッチングガスの一方を抵抗管を介して第1検出器及び流路切換え部の上流に供給する第1スイッチングガス分岐流路と、
c) 前記スイッチングガス導入流路によって2方に分岐されたスイッチングガスの他方を三方バルブに供給する第2スイッチングガス分岐流路と、
d) 前記三方バルブの2つの出口の一方に接続され、スイッチングガスを流路切換え部の下流側に直接供給する第3スイッチングガス分岐流路と、
e) 前記三方バルブの2つの出口の他方に接続され、スイッチングガスを、前記第1スイッチングガス分岐流路に設けられた抵抗管よりも大きな抵抗値を有する抵抗管を介して流路切換え部の下流に供給する第4スイッチングガス分岐流路と、
f) 第1カラムを通過した試料ガスを第1検出器に導入する場合にはスイッチングガスを第3スイッチングガス分岐流路側に流し、該試料ガスを第2カラムに導入する場合にはスイッチングガスを第4スイッチングガス分岐流路側に流すべく前記三方バルブの切り換えを行う制御手段と、
を有することを特徴とする。
なお、上記三方バルブとは、スイッチングガスを2方向の流路のいずれかに選択的に供給する機能を有するものであれば、どのような構造を有するものであってもよい。従って構造的には、一つのバルブから成るものの他に、複数のバルブによって構成されるものであってもよい。
上記のような構成を有する本発明のマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置においては、上記三方バルブの切り換え状態に関わらず、流路切換え部の上流には、常に上記第1スイッチングガス分岐流路を通過したスイッチングガスが供給される。そのため、第1カラムから流出した試料ガスを第1検出器又は第2カラムのいずれに導入する場合でも、第1カラムの出口端におけるガス圧は一定となる。従って、本発明のマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置によれば、流路の切り換えに起因するリテンションタイムのずれを防止し、正確な分析を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明する。
[実施例]
図1に本実施例のマルチディメンジョナルGCの概略構成を、図2に本実施例のマルチディメンジョナルGCにおける流路切換え部の概略流路構成を示す。
本実施例のマルチディメンジョナルGCは、試料成分を分離するカラムとして第1カラム20と、該第1カラムとは分離特性の異なる第2カラム30とを備え、試料成分を検出する検出器として第1検出器40と第2検出器50とを備え、三方バルブ84によってスイッチングガスGsの導入方向を切り換えることにより、第1カラム20から流出する試料ガスGcの導入方向を第1検出器40側と第2カラム30側との間で択一的に切り換えられる構成となっている。
液体試料を気化するための試料気化室10には第1カラム20の入口端が接続され、第1カラム20の出口端は分岐部91、94を介して第1検出器40に接続されるとともに、分岐部91、第2抵抗管82、分岐部92を介して第2カラム30の入口端に接続されている。更に、この第2カラム30の出口端は第2検出器50に接続されている。
スイッチングガス供給部70に接続された流路は、分岐部93によって2方に分岐され、一方は第3抵抗管83を挟んで分岐部94に接続され、他方は三方バルブ84に接続されている。三方バルブ84の一方の出口(A側出口)は、分岐部95を経て流路切換え部の下流にあたる分岐部92に接続され、三方バルブ84の他方の出口(B側出口)は第1抵抗管81を介して分岐部95に接続されている。ここで、第1抵抗管81としては、第3抵抗管83よりも大きな抵抗値を有するものを使用する。なお、スイッチングガス供給部70には圧力制御バルブ(図示略)が設けられており、該バルブを介してスイッチングガスGsが所定の供給圧で供給される。
第1検出器40、第2検出器50による検出信号はデータ処理部64に送られ、データ処理部64でクロマトグラムが作成されるとともに所定の定量分析、定性分析処理が実行される。三方バルブ84の切り換え、及び上記圧力制御バルブの開度を制御する分析制御部63やデータ処理部64は中央制御部60により統括的に制御され、中央制御部60には分析条件を始めとする各種の入力設定を行うための入力部61と分析条件や分析結果などを表示するための表示部62とが接続されている。中央制御部60、分析制御部63、データ処理部64は例えば汎用のパーソナルコンピュータに所定の制御・処理プログラムを搭載して動作させることで実現することができる。
上記のような構成を有するマルチディメンジョナルGCにおける典型的な分析時の動作の一例は次の通りである。まず、分析対象の試料について、第1カラム20及び第1検出器40の組み合わせでクロマトグラムを取得する。即ち、分析制御部63の制御の下に、三方バルブ84をA側に切り換えた状態で、スイッチングガスGsを所定の供給圧力P0で供給する。該スイッチングガスGsは、分岐部93において2方向に分割され、その一方が第3抵抗管83を通過する。その際に、抵抗管83の差圧によってガス圧が低下するため、分岐部91におけるガス圧をP1とすると、P1<P0となる。
また、分岐部93で分割されたスイッチングガスGsのもう一方は、三方バルブ84に送られ、三方バルブ84のA方向側の出口から分岐部95を経て、第2抵抗管82の下流側の分岐部92に供給される。このように、分岐部92へは、スイッチングガスGsが抵抗管を通過することなく直接供給されるため、分岐部92におけるガス圧はスイッチングガスGsの供給圧と等しくなる。従って、分岐部92におけるガス圧をP2とするとP2=P0となる。以上より、分岐部91におけるガス圧P1と分岐部92におけるガス圧P2の関係はP1<P2となり、第2抵抗管82の下流における圧力が上流における圧力よりも高くなるため、試料を含むキャリアガスGcは分岐部91、94を経て第1検出器40へと導入される。
少量の液体試料を試料気化室10へ注入すると、気化した試料はキャリアガスGcに乗って第1カラム20に導入され、第1カラム20を通過する間にその成分に応じて時間的に分離され、時間的な差がついた状態で第1検出器40に到達する。データ処理部64は第1検出器40による検出信号に基づいてクロマトグラムを作成し、中央制御部60はこのクロマトグラムを表示部62の画面上に表示する。
分析者が該クロマトグラムを見て、第1カラム20では十分に分離が行われず、複数のピークが重なりあっている期間があると判断した場合には、入力部61を用いて、第2カラム30でクロマトグラフ分析する期間として該期間Taを設定し、再度分析を行う。
当該分析においても、目的ピークの出現期間Ta以外の期間では、上記と同様に三方バルブ84がA出口側に設定され、第1カラム20及び第1検出器40による分析が行われる。その後、時間が経過して期間Taに達すると、分析制御部63の制御の下に、三方バルブ84がB出口側に切り換えられる。この場合も、流路切換え部上流の分岐部91には上記と同様に分岐部93で分割されたスイッチングガスGsが第3抵抗管83を通って供給される。一方、分岐部93で分割され、三方バルブ84に供給されたスイッチングガスGsは、B側出口から第1抵抗管81を通り、分岐部95を経て流路切換え部下流の分岐部92に供給される。第1抵抗管81又は第3抵抗管83を通過したスイッチングガスGsは、該抵抗管によって発生する差圧により圧力が低下する。ここで、第1抵抗管81は第3抵抗管83よりも大きな抵抗値を有しているため、P1>P2となる。従って、第2抵抗管82の下流側の圧力P2が上流側の圧力P1よりも低くなるため、試料を含んだキャリアガスGcは第2カラム30へと導入される。これにより、上記クロマトグラム上の期間Taにおける試料成分が、第2カラム30によって更に分離されて第2検出器で検出され、その際のクロマトグラムが作成される。
期間Taが経過すると、三方バルブ84はB出口側からA出口側に切り換えられ、第1カラム20から流出したキャリアガスGcは再び第1検出器40に導入されるようになる。
以上のように、本実施例のマルチディメンジョナルGCでは、三方バルブ84をA出口側、B出口側のいずれに切り換えた場合でも、分岐部91に供給されるスイッチングガスGsは同じ流路を通過するため、第1カラム20の出口側の圧力P1の値は常に一定となる。従って、本実施例のマルチディメンジョナルGCによれば、従来のディーンズ方式による流路切換え部を備えたマルチディメンジョナルGCのようなスイッチング時の圧力変化に起因するリテンションタイムの変動を防止することができ、非常に高速な分析を行う場合であっても、常に正確な分析を行うことが可能となる。
本発明の1実施例に係るマルチディメンジョナルGCの構成を示す概略図。 同実施例のマルチディメンジョナルGCの流路切換え部の構成を示す概略図。 従来のディーンズ方式による流路切換え部を示す概略図。
符号の説明
10…試料気化室
20…第1カラム
30…第2カラム
40…第1検出器
50…第2検出器
60…中央制御部
61…入力部
62…表示部
63…分析制御部
64…データ処理部
70…スイッチングガス供給部
81、101…第1抵抗管
82、102…第2抵抗管
83…第3抵抗管
84、103…三方バルブ
91〜95、201〜205…分岐部

Claims (1)

  1. 導入された試料中の成分を分離する第1カラムと、該第1カラムとは分離特性の相違する第2カラムと、前記第1カラムにより分離された試料を検出する第1検出器と、前記第2カラムにより分離された試料を検出する第2検出器と、前記第1カラムを通過した試料ガスを前記第1検出器又は前記第2カラムのいずれかに選択的に流すように流路を切り換える流路切換え部と、を具備するマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置において、
    上記流路切換え部が、
    a) スイッチングガス供給源から導入されたスイッチングガスを2方向に分岐させるスイッチングガス導入流路と、
    b) 前記スイッチングガス導入流路によって2方に分岐されたスイッチングガスの一方を抵抗管を介して第1検出器及び流路切換え部の上流に供給する第1スイッチングガス分岐流路と、
    c) 前記スイッチングガス導入流路によって2方に分岐されたスイッチングガスの他方を三方バルブに供給する第2スイッチングガス分岐流路と、
    d) 前記三方バルブの2つの出口の一方に接続され、スイッチングガスを流路切換え部の下流側に直接供給する第3スイッチングガス分岐流路と、
    e) 前記三方バルブの2つの出口の他方に接続され、スイッチングガスを、前記第1スイッチングガス分岐流路に設けられた抵抗管よりも大きな抵抗値を有する抵抗管を介して流路切換え部の下流に供給する第4スイッチングガス分岐流路と、
    f) 第1カラムを通過した試料ガスを第1検出器に導入する場合にはスイッチングガスを第3スイッチングガス分岐流路側に流し、該試料ガスを第2カラムに導入する場合にはスイッチングガスを第4スイッチングガス分岐流路側に流すべく前記三方バルブの切り換えを行う制御手段と、
    を有することを特徴とするマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置。
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