JP4179189B2 - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents

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本発明はガスクロマトグラフ装置に関し、更に詳しくは、充填カラムとキャピラリカラムとを取り替えて両カラムによるガスクロマトグラフ分析を選択的に行うことが可能であるガスクロマトグラフ装置に関する。
ガスクロマトグラフ装置(以下GC装置と略す)では、分析目的や試料の種類などに応じて様々な種類のカラムが用意されているが、よく使用されるのは、比較的太径で短い(内径が2〜数mm程度で長さが0.5〜3m程度の)ガラス管内に充填剤を詰めた充填カラム(パックドカラム)と、ごく細径で長い(内径が0.5mm以下で長さが20〜数十m程度の)ガラス管の内壁に吸着剤を塗布したキャピラリカラムとである。最近ではキャピラリカラム分析がかなり増加しているが、JIS規格の標準試験法などでは充填カラム分析を基準としているものが多く、1台の装置で両カラム分析を選択的に行いたいという要望も強く、そうした装置が市販されている(例えば非特許文献1など参照)。
充填カラム分析ではカラム内に流れるキャリアガス流量が大きいため、カラム入口に設けた試料気化室内で気化させた試料ガスの全量をカラムに導入して分析を行うのが一般的である。一方、キャピラリカラム分析ではカラムに流すことのできるガス流量が充填カラムに比べて遙かに小さいため、試料気化室内で気化させた試料ガスの全量をカラムに導入することが難しく、多くの場合、試料ガスのごく一部をカラムに導入し残りは廃棄するスプリット分析が行われる。こうした試料気化室の構造上の相違等のために、充填カラムとキャピラリカラムとを交換して分析を行える構成のGC装置では、充填カラムに対応した試料気化室とキャピラリカラムに対応した試料気化室とがそれぞれ独立に設けられている。
一方、GC装置の検出器としては、水素炎イオン化検出器(FID)、炎光光度検出器(FPD)など様々な検出器が存在するが、その殆どはカラムの種類に依らずに使用することができる。但し、上述したように充填カラムとキャピラリカラムとでカラムから出て来るガス流量が格段に異なっており、キャピラリカラム分析時にはガス流量が少なすぎてそのままでは適切な検出動作が行えない。そこで、通常、キャピラリカラム分析時にはカラムから出て来た試料ガスにメイクアップガスと呼ばれるガスを加え、全体の流量を充填カラムから出て来るガス流量と同程度になるように調節した上で検出器に導入するようにしている。
図3は、充填カラムとキャピラリカラムとの両方に対応し、且つ検出器として水素炎イオン化検出器(FID)を用いた場合のGC装置のガス流路を中心とする概略構成図である。カラムオーブン1には、充填カラム用の第1試料気化室2及びキャピラリカラム用の第2試料気化室4が取り付けられ、第1試料気化室2には電子制御式の第1流量制御部(AFC1)3で流量制御されたキャリアガス(He)が、第2試料気化室4には同じく電子制御式の第2流量制御部(AFC2)5で流量制御されたキャリアガスが供給される。第2流量制御部5は第2試料気化室4からセプタムパージガスを排出するためのパージ流路及びスプリット流路の開度も制御するようになっている。また、カラムオーブン1には、検出器としてFID6が取り付けられており、FID6には、手動式の流量調節器7、8、9を介して空気、水素ガス(H2)及びメイクアップガスがそれぞれ供給されるようになっている。
キャピラリカラム分析を行う際には、図3(a)に示すように第2試料気化室4とFID6との間にキャピラリカラム12を接続する。このときには、上述した理由によりメイクアップガスが必要となるので、空気及び水素ガスのみならず、流量調節器9を介して所定流量のメイクアップガスをFID6に供給する。そして、第2流量制御部5により一定量のキャリアガスを第2試料気化室4に供給し、所定のスプリット比(例えば1/100)で決まる、ごく一部のガスを第2試料気化室4からキャピラリカラム12へと流し、他の大部分のガスは排出する。
その状態で、図示しないマイクロシリンジにより第2試料気化室4中に試料液が注入されると、試料液は短時間で気化してキャリアガス流に乗ってキャピラリカラム12中に導入される。試料ガスがキャピラリカラム12を通過する間に該ガスに含まれる試料成分は時間方向に分離されてカラム12出口から出る。FID6では、この試料ガスにメイクアップガスと水素ガスとが混合されてノズル先端で燃焼される。また、ノズル先端に形成された水素炎フレームを取り囲むように空気が流される。水素炎フレーム中に特定の試料成分が混入するとイオンが発生するので、このイオンを電極で捕集してイオン電流を検出することによりその成分を検出する。燃焼した後のガスは空気と共に排気路を介して外部へ排出される。
一方、充填カラム分析を行う際には、図3(b)に示すように第1試料気化室2とFID6との間に充填カラム10を接続する。このときには、メイクアップガスは不要であるので流量調節器9でメイクアップガスの供給を停止するか、或いはそのガス供給源でガスの供給を停止する。そして、第1流量制御部3により一定量のキャリアガスを第1試料気化室2を介して充填カラム10へと流す。その状態で、上記キャピラリカラム分析時と同様に第1試料気化室2内に試料液を注入し、気化させた試料を充填カラム10に送り込んで分析を実行する。
上記GC装置において、試料気化室2、4に供給するキャリアガスの流量は重要な分析条件の1つであるため、分析条件の検討などのために比較的高い頻度で変更される場合が多く、そのために流量制御部3、5として電子制御式のフローコントローラを使用している。一方、検出器側のガス流量は変更が必要となる頻度が低いこともあって、電子制御式のフローコントローラよりも安価である手動式のフローコントローラを流量調節器7、8、9として使用している。しかしながら、そもそも、このように多数の流量制御手段を設置しなければならないことがコストアップの大きな要因の1つとなっている。また、メイクアップガスの流量は例えばキャリアガス流量やスプリット比などの分析条件に応じて変更することが望ましいが、手動式のフローコントローラではこうした流量の設定が面倒であり、本来ならば電子制御式のフローコントローラを使用したい。しかしながら、上述したように電子制御式のフローコントローラは高価であるために導入することが難しく、従来は、流量設定の容易さが犠牲となっている。
「これ1台でパックドカラム&キャピラリカラム測定が可能な万能GC GC-14B」,[Online],株式会社島津製作所,平成16年2月25日検索,インターネット<URL : http://www.shimadzu.co.jp/products/gc/gc14b.htm>
本発明はこのような課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、キャピラリカラム分析時に検出器で必要となるメイクアップガス専用の流量制御手段が不要になりコストダウンを図ることができるとともに、メイクアップガスの流量制御を容易に且つきめ細かく行うことが可能となるガスクロマトグラフ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明は、
充填カラム用の第1試料注入部と、該第1試料注入部に所定流量でキャリアガスを供給するための第1流量制御部と、キャピラリカラム用の第2試料注入部と、該第2試料注入部に所定流量でキャリアガスを供給するための第2流量制御部と、充填カラム及びキャピラリカラムを用いたいずれの分析時にも共用される検出部と、を具備し、充填カラムを第1試料注入部と検出部との間に装着する、或いはキャピラリカラムを第2試料注入部と検出部との間に装着することによって、充填カラム分析又はキャピラリカラム分析を選択的に行えるようにしたガスクロマトグラフ装置において、
a)キャピラリカラム分析時に、第1流量制御部で流量制御されたガスが前記検出部にメイクアップガスとして供給されるように、測定者によって、前記第1試料注入部と検出部との間に装着された充填カラムに替えて取り付けられる又はバルブの切替え動作により形成されるメイクアップガス供給流路と、
b)充填カラム分析時には第1の所定流量のキャリアガスが第1試料注入部を介して充填カラムに流れるように、一方、キャピラリカラム分析時には第2の所定流量のメイクアップガスが前記メイクアップガス供給流路を介して検出部に流れるように、第1流量制御部の制御を切り替える中央制御手段と、
を備えることを特徴としている。
本発明に係るガスクロマトグラフ装置では、キャピラリカラム分析時にキャリアガス供給用として使用しない第1流量制御部を、検出部に供給するメイクアップガスの流量を制御する手段として流用する。一般に、メイクアップガスはキャリアガスと同一のガス(例えばHe、N2など)とすればよいから、第1流量制御部のガス入口側の流路を変更する必要はない。但し、通常、充填カラムが取り外された状態では第1流量制御部で流量制御されたガスは検出部に流れないから、キャピラリカラム分析時に、第1流量制御部で流量制御されたガスが検出部にメイクアップガスとして供給されるようにメイクアップガス供給流路を設ける必要がある。予めバルブの切替え動作等によってメイクアップガス供給流路が形成されるようにしてもよいが、充填カラム分析時にはこうした流路は不要であるし、またバルブ等の可動部材を用いるとコストアップも大きくなる。そこで、メイクアップガス供給流路の一態様として、第1試料注入部と検出部との間に装着された充填カラムに替えて取り付けられる部材とすることが好ましい。
すなわち、この構成では、キャピラリカラム分析を行うときに、測定者は、第2試料注入部の試料ガス出口と検出部の試料ガス入口との間にキャピラリカラムを装着するとともに、第1試料注入部の試料ガス出口と検出部の試料ガス入口との間にメイクアップガス供給流路部材を装着する。検出部の試料ガス入口には、キャピラリカラムの出口端とメイクアップガス供給流路の出口端とを合流させて検出部の試料ガス入口に接続するようなアタッチメントを利用すればよい。第1流量制御部により流量制御されたメイクアップガスは第1試料注入部及びメイクアップガス供給流路を通って、キャピラリカラムから出た試料ガスと合流して検出部に流れ込む。充填カラム分析時とキャピラリカラム分析時とでは第1流量制御部の負荷となる流路抵抗が相違するから、いずれの分析を行うのかによって制御用パラメータを変更して第1流量制御部を制御することにより、キャリアガスとメイクアップガスとにそれぞれに適した流量で以て第1流量制御部からガスを流すことができる。
例えば一実施態様として、分析に使用する各部(例えば試料注入部やカラム)の組み合わせを測定者が指示する入力指示手段をさらに備え、中央制御手段は該入力指示手段の指示に応じて第1流量制御部の制御を切り替える構成とすることができる。この構成によれば、測定者が分析に先立って該分析に使用する各部の構成を指示しさえすれば、充填カラム分析とキャピラリカラム分析とにそれぞれ適したガス流量制御が自動的に選択されて実行される。
本発明に係るガスクロマトグラフ装置によれば、メイクアップガス専用の流量制御手段を設ける必要がなくなり、装置のコストダウンを図ることができる。また、充填カラム用の第1流量制御部として電子制御式のフローコントローラを使用した場合、キャピラリカラム分析時にメイクアップガスの流量制御を電子制御で以て行うことができるので、メイクアップガスの流量の設定が簡便であり、流量を頻繁に変更する必要がある場合であっても測定者の負荷が軽減できる。
以下、本発明に係るガスクロマトグラフ(GC)装置の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本実施例によるGC装置において充填カラム分析時の概略構成図、図2は同じGC装置においてキャピラリカラム分析時の概略構成図である。なお、既に説明した図3と同一の構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
本実施例のGC装置では、本発明における検出部である水素炎イオン化検出器(FID)6に供給されるメイクアップガスの流量を制御するための専用の手段(図3における流量調節器9)を具備しない。その代わりとして、キャピラリカラム分析時に、図2に示すように第2試料気化室4とFID6との間にキャピラリカラム12を装着する際に、本来は使用しない第1試料気化室2とFID6との間にメイクアップガス供給用管路14を装着する。FID6の試料ガス入口には、径の異なるカラムを接続するために径調整用のアタッチメントを取り付けた上でカラムを装着するが、そのアタッチメントとして、メイクアップガス供給用管路14の端部を側方から装着できるアタッチメント13を用意しておき、このアタッチメント13を介してキャピラリカラム12とメイクアップガス供給用管路14とを取り付けるようにする。
図2に示す流路構成において、第1流量制御部3により第1試料気化室2にキャリアガスと同一のメイクアップガス(He)を流すと、このメイクアップガスは第1試料気化室2を素通りしてメイクアップガス供給用管路14中を流れ、アタッチメント13においてキャピラリカラム12から出て来る試料ガスと合流してFID6に流れる。つまり、このときには、第1流量制御部3はFID6に流すメイクアップガスの流量を制御する手段として機能する。一方、図1に示すような充填カラム分析時には従来の図3(b)の流路構成と同じとなり、第1流量制御部3は充填カラム10に流すキャリアガスの流量を制御する手段として機能する。
但し、図1の構成のように充填カラム10中にキャリアガスとしてのHeガスを流す場合と、図2の構成のようにメイクアップガス供給用管路14にメイクアップガスとしてのHeガスを流す場合とでは、第1流量制御部3の負荷となる流路抵抗が大きく相違する。すなわち、充填カラム10は管内に充填剤が詰まっているために非常に流路抵抗が大きく、しかも流路抵抗の温度依存性が大きいのに対し、メイクアップガス供給用管路14は単なる中空管であって長さも短いので流路抵抗は小さく、流路抵抗の温度依存性も小さい。そのため、仮に同一流量のガスを流したい場合であっても、充填カラム分析時とキャピラリカラム分析時とではバルブの開度が全く相違する。そこで、本実施例のGC装置では、上記のような分析の切替えに際して、制御部20、メモリ21、及び入力部22を含む制御系回路は、次のような制御動作を実行する。
充填カラム分析を実行する場合、測定者は、図1に示すように通常のアタッチメント11を介してFID6と第1試料気化室2との間に充填カラム10を装着する。そして、測定者は、使用する試料気化室(第1試料気化室2)、カラム(充填カラム10)、検出器(FID6)等の組み合わせを入力部22から指示する。制御部20はこの指示を受けて、充填カラム分析であると判断すると、第1流量制御部3を制御するためのパラメータとしてキャリアガス供給時パラメータ21aをメモリ21から取得し、このパラメータに基づいて流量制御を実行する。このキャリアガス供給時パラメータ21aは充填カラム10を流路抵抗として想定したパラメータである。
この制御部20の制御の下に第1流量制御部3は、所定流量のキャリアガスを第1試料気化室2を介して充填カラム10に流す。その状態で、第1試料気化室2中に試料が注入されると、試料は短時間で気化してキャリアガス流に乗って充填カラム10に導入される。充填カラム10を通過する間に試料ガス中の各試料成分が分離され、カラム10から出た順番にFID6により検出される。このときには、十分なガス流量が得られるため、メイクアップガスは不要である。
充填カラム10に代えてキャピラリカラム12を用いた分析を実行しようとする際には、測定者は充填カラム10を取り外し、図2に示すようにアタッチメント13を介してFID6と第2試料気化室4との間にキャピラリカラム12を装着する。さらに、上述したように第1試料気化室2とFID6との間にメイクアップガス供給用管路14も取り付ける。その後に、測定者は、使用する試料気化室(第2試料気化室4)、カラム(キャピラリカラム12)、検出器(FID6)等の組み合わせを入力部22から指示する。制御部20はこの指示を受けて、キャピラリカラム分析であると判断すると、第1流量制御部3を制御するためのパラメータとしてメイクアップガス供給時パラメータ21bをメモリ21から取得し、このパラメータに基づいて第1流量制御部3の制御を実行する。このメイクアップガス供給時パラメータ21bはメイクアップガス供給用管路14を流路抵抗として想定したパラメータである。また、制御部20は第2流量制御部5を制御するためのパラメータとしてキャピラリカラム12を流路抵抗として想定したパラメータを取得して、このパラメータに基づいて第2流量制御部5の制御を実行する。
この制御部20の制御の下に第1流量制御部3は、所定流量のメイクアップガスを第1試料気化室2を介してメイクアップガス供給用管路14に流すとともに、第2流量制御部5は、所定流量のキャリアガスを第2試料気化室4を介してキャピラリカラム12に流す。なお、スプリット分析の場合にはキャピラリカラム12に流れるキャリアガス流量は第2試料気化室4に流れ込むガス流量のごく一部であり、スプリットレス分析の場合にはキャピラリカラム12に流れるキャリアガス流量は第2試料気化室4に流れ込むガス流量の全量である。いずれにしても、その状態で第2試料気化室4中に試料が注入されると、試料は短時間で気化してキャリアガス流に乗ってキャピラリカラム12に導入される。キャピラリカラム12を通過する間に試料ガス中の各試料成分は分離され、カラム12から出た後にメイクアップガスが加えられる。そして順番にFID6により検出される。メイクアップガスが加えられたことによってFID6での検出に十分なガス流量が確保でき、適正な検出動作が実行される。
以上のようにして、キャピラリカラム分析時には第1流量制御部3を流用して適切なメイクアップガスの流量制御が達成される。なお、第1流量制御部3は電子制御式のフローコントローラであるため、例えば流量の設定の変更等は入力部22のキー操作によって容易に行うことができ、たとえ分析条件の変更等によってメイクアップガス流量も変更する必要がある場合でも、簡単にその設定を変更することができる。
上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜修正、変更、追加等を行っても本願請求項に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例によるガスクロマトグラフ装置において充填カラム分析時の概略構成図。 本実施例によるガスクロマトグラフ装置においてキャピラリカラム分析時の概略構成図。 従来のガスクロマトグラフ装置においてキャピラリカラム分析時(a)及び充填カラム分析時(b)の流路構成図。
符号の説明
1…カラムオーブン
2…第1試料気化室
3…第1流量制御部
4…第2試料気化室
5…第2流量制御部
6…水素炎イオン化検出器(FID)
7、8…流量調節器
10…充填カラム
11、13…アタッチメント
12…キャピラリカラム
14…メイクアップガス供給用管路
20…制御部
21…メモリ
21a…キャリアガス供給時パラメータ
21b…メイクアップガス供給時パラメータ
22…入力部

Claims (2)

  1. 充填カラム用の第1試料注入部と、該第1試料注入部に所定流量でキャリアガスを供給するための第1流量制御部と、キャピラリカラム用の第2試料注入部と、該第2試料注入部に所定流量でキャリアガスを供給するための第2流量制御部と、充填カラム及びキャピラリカラムを用いたいずれの分析時にも共用される検出部と、を具備し、充填カラムを第1試料注入部と検出部との間に装着する、或いはキャピラリカラムを第2試料注入部と検出部との間に装着することによって、充填カラム分析又はキャピラリカラム分析を選択的に行えるようにしたガスクロマトグラフ装置において、
    a)キャピラリカラム分析時に、第1流量制御部で流量制御されたガスが前記検出部にメイクアップガスとして供給されるように、測定者によって、前記第1試料注入部と検出部との間に装着された充填カラムに替えて取り付けられる又はバルブの切替え動作により形成されるメイクアップガス供給流路と、
    b)充填カラム分析時には第1の所定流量のキャリアガスが第1試料注入部を介して充填カラムに流れるように、一方、キャピラリカラム分析時には第2の所定流量のメイクアップガスが前記メイクアップガス供給流路を介して検出部に流れるように、第1流量制御部の制御を切り替える中央制御手段と、
    を備えることを特徴とするガスクロマトグラフ装置。
  2. 分析に使用する各部の組み合わせを測定者が指示する入力指示手段をさらに備え、前記中央制御手段は該入力指示手段の指示に応じて第1流量制御部の制御を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ装置。
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