JP2006328294A - オレフィン類重合用固体触媒成分および触媒並びにこれを用いたオレフィン類重合体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マグネシウム、チタン、ハロゲン及び2種以上の電子供与体を含んでなるオレフィン類重合用固体触媒成分において、該固体触媒成分をトリエチルアルミニウムと接触させたとき、含有する電子供与体の少なくとも1種は20〜60モル%が抽出され、他の少なくとも1種は60モル%を超える量が抽出され、且つ20〜60モル%抽出されるものが電子供与体の30〜80重量%であるオレフィン類重合用固体触媒成分および触媒。
【選択図】 図1
Description
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Qは水素原子あるいはハロゲン原子を示し、pは0<p≦3の整数である。)で表される有機アルミニウム化合物、および(C)外部電子供与性化合物を含有することを特徴とするオレフィン類重合用触媒を提供するものである。また、本発明は、前記オレフィン類重合用触媒の存在下に行なうことを特徴とするオレフィン類重合体の製造方法を提供するものである。
(1)塩化マグネシウム(a)をテトラアルコキシチタンに溶解させた後、ポリシロキサンを接触させて固体生成物を得、該固体生成物と四塩化チタン(b)を反応させ、次いで成分(c)を接触反応させてオレフィン類重合用固体触媒成分(A)を調製する方法。なおこの際、オレフィン類重合用固体触媒成分(A)に対し、有機アルミニウム化合物、有機ケイ素化合物及びオレフィンで予備的に重合処理することもできる。
R2 qSi(OR3)4-q (2)
(式中、R2は炭素数1〜12のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、アラルキル基を示し、同一または異なっていてもよく、R3は炭素数1〜4のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、アラルキル基を示し、同一または異なっていてもよく、qは0≦q≦3の整数である。)で表される化合物が用いられる。このような有機ケイ素化合物としては、フェニルアルコキシシラン、アルキルアルコキシシラン、フェニルアルキルアルコキシシラン、シクロアルキルアルコキシシラン、シクロアルキルアルキルアルコキシシラン等を挙げることができる。
窒素ガスで十分に置換され、撹拌機を具備した容量500ミリリットルの丸底フラスコにジエトキシマグネシウム10グラムおよびトルエン80ミリリットルを装入して、懸濁状態とした。次いで該懸濁溶液に四塩化チタン20ミリリットルを加えて、昇温し、80℃に達した時点で電子供与体としてジイソブチルマロン酸ジエチル1.9グラム、フタル酸ジエチル0.15グラム、フタル酸ジブチル2.0グラムを加え、さらに昇温して110℃とした。その後110℃の温度を保持した状態で、1時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、90℃のトルエン100ミリリットルで3回洗浄し、新たに四塩化チタン20ミリリットルおよびトルエン80ミリリットルを加え、110℃に昇温し、1時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、40℃のヘプタン100ミリリットルで7回洗浄して、固体触媒成分を得た。この固体触媒成分中の固液を分離して、固体分中のチタン含有率を測定した。チタン含有率は3.5重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表3に示した。なお、固体触媒成分中の電子供与体含有量およびトリエチルアルミニウムによる電子供与体の抽出率は以下のように測定した。また、表3中、「低抽出性電子供与体」は、前記電子供与体中の低抽出性電子供与体の含有量(重量%)を示す。
窒素ガスで十分に置換された内容積200ミリリットルの丸底フラスコに、磁気撹拌子、固体触媒成分3グラムを入れ、これに4規定塩酸10ミリリットルとトルエン20ミリリットルを添加し懸濁物を得た。この懸濁物を良く振り混ぜた後、トルエン溶液部分を分離し、蒸留水10ミリリットルで3回洗浄した。得られたトルエン部分に含まれている電子供与体を、ガスクロマトグラフィーを用いて定量し、各電子供与体の同定と、それぞれの電子供与体の含有量(重量%)とした。
窒素ガスで完全に置換された内容積200ミリリットルのフラスコに、磁気撹拌子、ヘプタン100ミリリットル、固体触媒3グラム、トリエチルアルミニウム6.4グラムを添加し室温にて撹拌した。30分後にガラスフィルターを用いて固液を分離し、得られた固体を100ミリリットルのヘプタンで3回洗浄し、真空下にて乾燥した。この固体中の電子供与体の含有量を上記固体触媒成分中の電子供与体含有量の測定法に従って測定し、抽出後の電子供与体含有量(重量%)を測定した。このようにして求めた抽出後の電子供与体含有量(重量%)について、上記で求めた固体触媒成分中の電子供与体含有量(重量%)に対する割合(モル%)を計算しこれを抽出率(モル%)とした。
窒素ガスで完全に置換された内容積2.0リットルの撹拌機付オートクレーブに、トリエチルアルミニウム1.32mmol、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン0.13mmolおよび前記固体触媒成分をチタン原子として0.0026mmol装入し、重合用触媒を形成した。その後、水素ガス1.5リットル、液化プロピレン1.4リットルを装入し、20℃で5分間予備重合を行なった後に昇温し、70℃で1時間および2時間重合反応を行った。このときの固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
重合活性=生成重合体(g)/固体触媒成分(g)
また、生成重合体中の沸騰ヘプタン不溶分の割合(HI)は、この生成重合体を沸騰ヘプタンで6時間抽出したときのヘプタンに不溶解の重合体の割合(重量%)とした。
さらに、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)は、ASTM D 1238、JIS K 7210に準じて測定した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル2.3グラム、フタル酸ジエチル0.1グラム、フタル酸ジブチル1.6グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.6重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表3に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、2,3−ジイソプロピルコハク酸ジエチル1.1グラム、フタル酸ジエチル0.14グラム、フタル酸ジブチル1.8グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.5重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表3に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジエチルマレイン酸ジエチル1.4グラム、フタル酸ジエチル0.09グラム、フタル酸ジブチル1.5グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.1重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表4に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、メチルシクロペンチルマロン酸ジエチル1.6グラム、フタル酸ジエチル0.07グラム、フタル酸ジブチル1.4グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.4重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表4に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル2.3グラム、フタル酸ジエチル0.09グラム、フタル酸ジイソブチル1.6グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.5重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表4に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル1.3グラム、フタル酸ジエチル0.14グラム、2,3−ジイソプロピルコハク酸ジエチル0.49グラム、フタル酸ジブチル1.6グラムを用いた以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。得られた固体触媒成分中のチタン含有量は重量3.6%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表5に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
無水塩化マグネシウム8.3グラム、デカン50ミリリットルおよび2−エチルヘキシルアルコール40.8ミリリットルを混合し130℃で2時間反応させ、均一溶液とした。この溶液中に無水フタル酸1.9グラムを添加し、130℃で1時間撹拌し均一溶液を得た。この均一溶液を室温に冷却し、−20℃に冷却した四塩化チタン350ミリリットル中に1時間かけて加えた。その後、4時間かけて110℃に昇温した。110℃に達したときに電子供与体としてジイソブチルコハク酸ジエチル1.7グラム、フタル酸ジエチル0.07グラム、フタル酸ジイソブチル1.0グラムを添加し、110℃に保持したまま更に2時間撹拌した。反応後に固液を分離した。固体部に四塩化チタン350ミリリットルを加え、110℃で2時間反応させた。反応終了後、固液を分離し固体部を得た。この固体部を60℃のヘプタンで溶液中に遊離のチタン化合物が認められなくなるまで洗浄した。得られた固体触媒成分中のチタン含有量は3.6重量%であった。この固体触媒成分を用いて実施例7と同様の重合を行った。固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表5に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル1.6グラムおよびフタル酸ジイソブチル1.0グラムを使用したこと以外は、実施例8と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.5重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表5に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、フタル酸ジエチル0.18グラム、フタル酸ジイソブチル2.8グラムを使用した以外は実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.4重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表6に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル3.1グラム、フタル酸ジエチル0.18グラムを使用した以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.5重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表6に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、マロン酸ジエチル0.5グラム、フタル酸ジエチル0.14グラム、フタル酸ジブチル1.8グラムを使用した以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は2.9重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表6に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
電子供与体として、ジイソブチルマロン酸ジエチル1.0グラム、フタル酸ジエチル0.04グラム、フタル酸ジブチル2.2グラムを使用したこと以外は、実施例1と同様に固体成分を調製し、更に重合触媒の形成および重合を行った。チタン含有量は3.1重量%であった。また、固体触媒成分中の電子供与体およびその含有量並びにトリエトルアルミニウムによる抽出率を分析しその結果を表6に示した。また、固体触媒成分1g当たりの重合活性、生成重合体中の沸騰n−ヘプタン不溶分の割合(HI)、生成重合体(a)のメルトインデックスの値(MI)を表7に示した。
Claims (11)
- マグネシウム、チタン、ハロゲン及び2種以上の電子供与体を含んでなるオレフィン類重合用固体触媒成分において、該固体触媒成分をトリエチルアルミニウムと接触させたとき、含有する電子供与体の少なくとも1種は20〜60モル%が抽出され、他の少なくとも1種は60モル%を超える量が抽出され、且つ20〜60モル%抽出されるものが電子供与体の30〜80重量%であることを特徴とするオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記固体触媒成分が、マグネシウム化合物(a)、ハロゲン化チタン化合物(b)および電子供与体(c)を接触させることにより得られることを特徴とする請求項1に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記マグネシウム化合物(a)がジアルコキシマグネシウムであることを特徴とする請求項2に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記ハロゲン化チタン化合物(b)が四塩化チタンであることを特徴とする請求項2に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記電子供与体の中、トリエチルアルミニウムと接触させたとき20〜60モル%抽出される電子供与体が、フタル酸ジエチルまたはその誘導体、マロン酸ジエステル誘導体、コハク酸ジエステル誘導体およびマレイン酸ジエステル誘導体から選ばれる1種あるいは2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記電子供与体の中、トリエチルアルミニウムと接触させたとき60モル%を超える量が抽出される電子供与体が、フタル酸ジエチルおよびその誘導体を除くフタル酸ジエステルおよびその誘導体から選ばれる1種あるいは2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分。
- 前記電子供与体又は電子供与体(c)が、マロン酸ジエステル誘導体、コハク酸ジエステル誘導体、マレイン酸ジエステル誘導体から選ばれる1種以上と、フタル酸ジエチルまたはその誘導体と、フタル酸ジエチルおよびその誘導体を除くフタル酸ジエステルであることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のオレフィン重合用固体触媒成分。
- (A)請求項1〜7のいずれか1項に記載のオレフィン類重合用固体触媒成分、(B)下記一般式(1);
R1 pAlQ3-p (1)
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Qは水素原子あるいはハロゲン原子を示し、pは0<p≦3の整数である。)で表される有機アルミニウム化合物、および(C)外部電子供与性化合物を含有することを特徴とするオレフィン類重合用触媒。 - 前記(C)外部電子供与性化合物が、下記一般式(2);
R2 qSi(OR3)4-q(2)
(式中、R2は炭素数1〜12のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、アラルキル基を示し、同一または異なっていてもよい。R3は炭素数1〜4のアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基又はアラルキル基を示し、同一または異なっていてもよい。qは0≦q≦3の整数である。)で表される有機ケイ素化合物であることを特徴とする請求項8に記載のオレフィン類重合用触媒。 - 請求項8に記載のオレフィン類重合用触媒の存在下に行なうことを特徴とするオレフィン類重合体の製造方法。
- 前記オレフィン類重合体が、プロピレン重合体であることを特徴とする請求項10に記載のオレフィン類重合体の製造方法。
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