JP2006326042A - 電子レンジ用食器 - Google Patents

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Yuuji Hase
優磁 長谷
Eisuke Ishida
栄助 石田
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Abstract

【課題】電子レンジで使用する陶器製食器において、食品の乾燥を防ぎ、食品の味覚を損なわずに冷凍食品の調理や、食品を乾燥させずに温める食器を提供する。
【解決手段】陶器製食器の蓋の内面に釉薬処理を施さず素焼きのまま残し、この蓋を水中に浸してポーラス状の素焼きに水分を浸透させる。この食器内に食品を入れ、電子レンジで加熱すると、ポーラス状の素焼きの陶器内に浸透した水分が蒸発して食品を水蒸気で包み、食器内の食品は乾燥することなく調理できる。また、麺類などは食器の内部に簀を設け、下で麺つゆを温め、上部に置いた麺を蓋に含まれた水分の蒸気による調理後に、麺を麺つゆの中に入れることにより、麺の持ち味を活かした麺料理が可能となった。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子レンジで加熱する陶器製食器に関するものである。
従来より、冷凍食品を加熱したり食品を温める場合、一般的に電子レンジが広く使用されている。しかし、電子レンジで食品を加熱すると、食品に含まれた水分が蒸発して食品は水分を失い、著しく味覚が損なわれる。本発明は、食品の味覚を損なわずに食品を加熱できるようにした陶器製食器の改良に関するものである。
一般に冷凍食品の調理や食品を温める際には、電子レンジが広く使用されているが、電子レンジを使用して食品を調理したり温めたりすると、食品中の水分が蒸発して失われ、食品の持つ風味や食感が著しく損なわれる。食品の持つ風味や食感を損なわずに電子レンジで使用できる食器を開発することを課題とした。
本発明は、電子レンジで食材を加熱するとき、まず、食材を蒸気で満たしたのち、食材を加熱するようにできればセイロ蒸しと同じように、食材の乾燥を防ぎ、おいしく調理できるものと考えた。
ガスや電熱器などは、セイロ蒸しの場合、食器の下から加熱するから、食器の下部に水を入れておけば、まず水が沸騰して蒸気となり、上部の食材が加熱される。電子レンジでは、電磁波で水が加熱されるが、電磁波は下からではなく、上部から食材にふりかかって来る。したがって、食材よりも上部に水を置けば、まず水が加熱されて蒸気が発生するし、食材を覆うことになる。上方の水が減少するにつれて、下の食材が直接電磁波で加熱されることになる。
具体的には、陶器の鍋に食材を入れ、蓋をする。蓋の内側は素焼きのままとし、外側は釉薬をつける。この蓋を水に1〜3分浸す。水を含んだ蓋で陶器の鍋に蓋をする。電子レンジで加熱すると、まず蓋の内側の水が加熱されて、蒸気となって鍋の中が蒸気で満たされる。蓋の内側の水が減少するにつれて、食材が加熱され調理される。このようにすると、電子レンジで加熱してもセイロ蒸しのようにおいしく食材が乾燥することもなく、調理することができる。
また、ガラスやプラスチック製食器の蓋に、水を保持するポーラスな素材を取りつけても、まず蒸気で食器内を満たし、食材が乾くことなく加熱調理することができる。
また、皿の上に食材を置き、皿全体を本発明による電子レンジ用食器で覆うことで、おいしく食材を加熱調理することができる。
また、水を保持する部分は、できるだけ広い方が有効である。
本発明の陶器製食器を用いて電子レンジで冷凍食品などを調理したとき、冷凍食品とは考えられない料理したばかりの食感が得られた。また、肉料理では内部に陶器製の簀を置き、その上に食品を置くことで余分な脂分が下に落ち、ヘルシーな肉料理を味わうことができる。麺料理も簀の上に麺を置き、下で麺つゆを加熱し麺を食器に含まれた水分の蒸気により調理して、調理後に麺を麺つゆの中に入れることにより、麺の持ち味を活かした麺料理が可能となった。
この陶器製食器は、蓋の上部からの水蒸気の発散を防ぎ、食材に水蒸気を当てるため、蓋の上面は釉薬で覆い、蓋の内面はポーラスな素焼きのままとする。水分を含ませる蓋の厚さは、5〜12ミリメートルとする。一般の家庭で使用する場合は、8ミリメートル程度の厚さとするが、外食産業で使用するときは料理の種類により、異なった厚さの蓋を用いることで一層料理の味を引き出すことができる。肉料理、野菜料理、麺料理など料理の種類により食器を取り替えることで料理毎に必要とする水蒸気の量を加減する。
図1は、本発明の一実施例の断面図である。(1)は食器の蓋、(2)は食器、(3)は食器内に置いた陶器製の簀である。
図2は、本発明の他の実施例の断面図である。この場合は、麺料理用に丼状の食器となっている。図3は、普通の食器、すなわち蓋の内外面に釉薬が施されているが、この蓋の内面に含湿材として素焼きの陶器(4)が貼り付けてある。
陶珍菜 調理器(電子レンジ) 卓上のテーブルウェアー
冷凍の食材(シュウマイ、冷凍野菜(マメ)、ご飯)、また生野菜の温野菜、マーボー豆腐。
伊賀の呼吸する土の特性(気孔が多い)により容器に吸った水分を熱蒸気化し、蒸され、べとつかず、ふっくら香り高い熱々の料理が電子レンジで簡単にでき、そのまま卓上でいただける。
シュウマイ 5分ぐらい(500W)
野菜 3分ぐらい(500W)
(中に入れた簀がなくても料理はできます。)
陶珍麺 調理器(電子レンジ) 麺の丼
冷凍麺(うどん、そば、ラーメン、きしめん等)熱いダシで食する麺料理。
冷凍麺(うどん)の場合、ダシ250ccを丼に入れ、冷凍うどんを軽く水洗し、中に入っている簀の上に乗せる。蓋は充分水につけ吸い水分を含ませる。500Wで約7分強電子レンジで加熱する。
中の簀を取り出して、うどんを熱くなったダシの中に入れるとおいしい熱々のうどんをいただける。これも陶珍菜と同じ理論である。
本発明の陶器製食器は、一般家庭においても、また外食産業においても冷凍食品などを調理するときに、大きな効果が得られる。特に、外食産業では冷凍食品を調理しても、生の素材を調理したときと同じ食感が得られるので、料理を大量に作って冷凍保存ができるので作業効率が向上し、また調理時間が短縮できるので、本発明の食器の利用効果は大きい。
本発明の陶器製食器の一実施例の断面図である。 本発明の陶器製食器の他の実施例の断面図である。 本発明の陶器製食器の他の実施例の断面図である。
符号の説明
1 陶器製食器の蓋
2 陶器製食器の本体
3 陶器製の簀
4 ポーラス状の素焼きの陶器又は樹脂

Claims (5)

  1. 食材を入れた容器を覆う蓋であって、蓋に水を保持する手段を講じた電子レンジ用食器。
  2. 請求項1の水を保持する手段として、素焼きの蓋の外面に釉薬を施し、内面は素焼きのままとしたことを特徴とする電子レンジ用食器。
  3. 請求項1の水を保持する手段として、ガラス製の蓋、内外面とも釉薬を施した蓋、プラスチック製の蓋等の内側に、素焼きの板、スポンジ状の樹脂、ポーラスなセラミック板等を固着又は脱着自在に取り付けたことを特徴とする電子レンジ用食器。
  4. 陶器製食器に請求項1、2、又は3を組み合わせたことを特徴とする電子レンジ用食器。
  5. 食器の内側に、食材を載せる簀を置けるようにした食器に、請求項1、2又は3を組み合わせたことを特徴とする電子レンジ用食器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20100200574A1 (en) * 2007-06-01 2010-08-12 Georges Pralus Removable lid for cooking or heating food in a microwave oven
JP2012115523A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Nagatani Seito Kk 電子レンジ用陶磁製調理器
JP2020120701A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社マーナ パン焼き方法

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