JP2014079542A - 多目的調理器具 - Google Patents

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みさ子 水口
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Abstract

【課題】 ひとつの調理器具で蒸し料理や干し料理など多種の料理に活用できる多目的調理器具を提案する。
【解決手段】 蒸し皿1、受け皿2を陶磁器製とし、ステンレス製の金網トレー3、上蓋4を収納時は受け皿2の上に蒸し皿1を載置し、蒸し皿1の内部に金網トレー3を収納し、蒸し皿1の上から上蓋4を被せ、4つのパートを重ねることでコンパクトに食器棚などへ収納できるようにし、蒸し皿1の外周の左右に一対の取っ手11が形成され、底部12には中心から放射状に複数の長円形の蒸気孔13が形成され、蒸気が通過できるように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸し料理、干し野菜、ほしいい(干し飯)などの干し料理、食材潰しなど多目的に活用できる調理器具に関する。
従来、蒸し料理の調理器具に関する特許文献1には、セラミック等の強化磁器材料製の蒸し皿の技術が開示されている。
登録実用新案 第3059391号公報
特許文献1に記載の技術によれば、手持ちの鍋にセットすることで蒸し調理が行え、かつ、蒸した料理をそのまま食卓に移動して皿としての利用も行える蒸気加熱調理用蒸し皿が提案されているが、蒸し調理に特化したものであるため、せっかくセラミック等の強化磁器材料製の強固な調理器具であるにも係らず蒸し料理のみの調理器具で他の料理には対応できないという問題点がある。
また、皿の底部に蒸気通過孔を多数穿設しているが、これが円形の穴状で皿内の円形蒸気孔の上に食材を載せる形式であるため、食材によっては蒸気通過孔が閉塞されて食材全体にまんべんなく蒸気をあてることができなくなり、蒸し上がりにむらが生じるという問題点がある。
さらに、家庭料理に関するニーズの多様化に伴いひとつの調理器具に多目的な活用ができる調理器具が求められている。例えば、蒸した後にそのまま干し料理ができる調理器具とか、蒸し野菜をそのまま潰して離乳食とすることができる調理器具など、多目的に対応でき、且つ狭いキッチンに効率良く収納できることなどの要求がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたもので、従来提案されている蒸し皿の課題を解決するとともに、ひとつの調理器具で多種の料理に活用できる多目的調理器具を提案するものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の多目的調理器具は、底部に複数の蒸気孔を有する陶磁器製蒸し皿と該蒸し皿の内部に載置する金網トレーと蒸し皿を受ける受け皿と上蓋とからなり、蒸し皿の外側傾斜面を鍋に載置し蒸気加熱する蒸し料理と蒸し皿内部に載置した金網トレー上で天日干しする干し料理とが一環してできることを特徴とする。
このように構成された多目的調理器具によれば、蒸し料理と干し料理とが一環してでき、蒸し料理のみで他の料理には対応できないという問題点を解消することができる。
請求項2に記載の多目的調理器具は、蒸し皿の底部に放射状に配置された長円形の複数の蒸気孔と、内側傾斜壁部から底部に向かって放射状に配置された溝部と、底部中央に複数の突起形状のつぶつぶ突起とを一体的に形成したから、蒸気通過孔が食材で閉塞されて食材全体にまんべんなく蒸気をあてることができなくなり蒸し上がりにむらが生じるという問題点が解消されるとともに、食材を蒸した後につぶつぶ突起で蒸した食材をその場で潰して離乳食としたり、スープ料理などの元材料とすることができる。
請求項3に記載の多目的調理器具は、金網トレーを網のメッシュが米などの穀物類を通さない大きさの網状としたから金網トレー上に直接穀類をならべて蒸すことができ、蒸した後そのまま天日干しができる。
上述のように、本発明の多目的調理器具は、蒸し料理、干し料理を始め、食材を蒸した後に潰して使う料理、麺類や果物などの盛り付け皿、豆腐やヨーグルトなどの水切り皿など多種多様な料理に活用できるという大きな効果がある。
また、蒸し皿の蒸気孔は複数の長円形蒸気孔とすることで従来の陶磁器製蒸し皿の円形蒸気穴に比べて蒸し器内の温度上昇がより早くなり、食材にむらなく蒸気が通ることにより早く蒸し料理ができるという効果がある。
さらに、本発明の多目的調理器具を使うと家庭でほしいい(干し飯)が簡単に調理でき、この干し飯は常温で1〜2年の長期保存ができ、自然災害発生時など緊急時のために食糧備蓄が各家庭で簡単に可能となるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を示す実施例について図1〜図4に基づいて説明する。まず、図1は本発明を適用した多目的調理器具の全体を示す構成図である。1は蒸し皿、2は受け皿でこれらは陶磁器製、3はステンレス製の金網トレー、4は上蓋であり、収納時は受け皿2の上に蒸し皿1が載置され、蒸し皿1の内部に金網トレー3が収納され、蒸し皿1の上から上蓋4を被せ、4つのパートを重ねることでコンパクトに食器棚などへ収納できるように構成されている。前記金網トレー3は金網のメッシュが米などの穀物類を通さない程度の大きさの網状とし、例えばもち米などをそのまま載せて蒸すことができるようになされている。
図2は、蒸し皿1の詳細を示す平面図及び一部切断面を表す正面図で、外周の左右に一対の取っ手11が形成され、底部12には中心から放射状に複数の長円形の蒸気孔13が形成され、蒸気が通過できるようになされている。この複数の長円形蒸気孔13は、旧来からよく使われている竹製せいろの形状を陶磁器で再現したもので、従来の陶磁器製蒸し皿の円形蒸気穴に比べて蒸し器内の温度上昇がより早くなり、食材にむらなく蒸気が通ることにより早く蒸し料理ができるという効果がある。
14は蒸し皿1の底部12から立ち上がり壁部15に亘り形成された溝で、中心から放射状に複数形成されている。この溝14は蒸気からの水滴や食材から抽出される蒸し汁(スープ)などが傾斜壁部15から底部12へ通過しやすいように形成されている。
16は底部12の中央に複数の突起形状で形成されたつぶつぶ突起で、このつぶつぶ突起16に蒸し上がった食材を押し付けることで、簡単に食材を潰すことができ、例えば乳児の離乳食や野菜スープの基材料などを作ることができる。
図3は蒸し料理を作るときの模式図で、家庭に通常使われる直径18cmから22cmの鍋51に水52を入れ、矢印53の方向から加熱して湯を沸かし、蒸し皿1の内部に食材54を入れて上蓋4を被せ、蒸し皿1の外側傾斜壁部15を利用して鍋51に載置して使用する。沸騰した水52から出る蒸気は矢印55に示すように蒸し皿1の蒸気孔13を通過して食材54を蒸すことができる。前記上蓋4は例えばガラスや透明耐熱樹脂などの素材を用いると蒸す工程の途中でも外から目で確認することができ、安心して蒸し料理をすることができる。
また、蒸し料理が完成した後、蒸し皿1をそのまま料理の盛り皿として食卓へ出すことができる。蒸し皿1を受け皿2に載置して使用することで、蒸し料理の余分な水分が蒸し皿1の溝14と蒸気孔13を経由して受け皿2で受けることができる。また、麺類、果物などの盛り付け皿として、さらに、豆腐やヨーグルトなどの水切り皿としても利用できる。
図4は干し料理を作るときの模式図で、例えばもち米からほしいい(干し飯)を作る場合、蒸し皿1に金網トレー3を載置し金網トレー3上に一昼夜水に浸けたもち米61を均一に並べ、図3の説明と同様に手持ちの鍋に湯を沸かしてそこに蒸し皿1を設置し、矢印62のように蒸し皿1の蒸気孔13から蒸気が金網トレー13の網穴を通じてもち米61を蒸すことができる。次に蒸し皿1ごと天日63に当て天日干しによってほしいいが完成できる。従来は木製蒸し器の竹製せいろの上に麻製の布巾を敷き、その上にもち米を載せて蒸すことが広く行われていたが、この発明の場合はせいろの役割を蒸し皿1が、また布巾の役割を金網トレー3が果たしている。家庭で少量残ったご飯をその都度の金網トレーを使用して天日干しにし、常温保存が可能な干し飯を作り貯めし、ほしいいは1〜2年の長期保存が可能のため、緊急時のために食糧備蓄が各家庭で簡単にできる。
干し野菜を作る場合は、例えば切干(干しイモ)であれば、前記図4のもち米の代わりに切ったサツマイモをならべ、蒸した後にそのまま天日干しすることで切干を作ることができる。また、他の干し野菜を作る場合は、生の野菜を薄く切り、蒸し皿1に載置された金網トレー3に並べ、そのまま天日干しすることで干し野菜を作ることができる。
また、本発明の多目的調理器具を使って、干し野菜は乾物として、干し魚や干し肉などは干物として調理でき、これらはいずれも長期保存食として食糧備蓄することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り、様々な態様で実施し得るものである。
本発明を適用した全体を示す構成図である。 蒸し皿1の詳細を示す平面図及び一部切断面を表す正面図である。 蒸し料理を作るときの模式図である。 干し料理を作るときの模式図である。
[符号の説明]
1 ・・・蒸し皿
2 ・・・受け皿
3 ・・・金網トレー
4 ・・・上蓋
13 ・・・蒸気孔
15 ・・・傾斜壁部
16 ・・・つぶつぶ突起

Claims (3)

  1. 底部に複数の蒸気孔を有する陶磁器製蒸し皿と該蒸し皿の内部に載置する金網トレーと蒸し皿を受ける受け皿と上蓋とからなり、蒸し皿の外側傾斜面を鍋に載置し蒸気加熱する蒸し料理と蒸し皿内部に載置した金網トレー上で天日干しする干し料理とが一環してできることを特徴とする多目的調理器具。
  2. 蒸し皿は、底部に放射状に配置された長円形の複数の蒸気孔と、内側傾斜壁部から底部に向かって放射状に配置された溝部と、底部中央に複数の突起形状のつぶつぶ突起とを一体的に形成した請求項1に記載の多目的調理器具。
  3. 金網トレーは、網のメッシュが米などの穀物類を通さない大きさの網状とした請求項1に記載の多目的調理器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108420326A (zh) * 2018-04-25 2018-08-21 马嘉翼 一种食堂用窗口盛菜装置
CN112438553A (zh) * 2020-11-06 2021-03-05 浙江安防职业技术学院 多功能食物桌罩

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