JP2006325717A - ストリングス - Google Patents
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Abstract
【課題】安価でありながら、打球感および耐久性をバランス良く高度に満足するストリングスを提供する。
【解決手段】単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)の比(a/b)から求めた扁平率が1.5〜7、単糸繊度が2〜20dtex、強度が5〜10cN/dtex、伸度が12〜30%のポリアミドまたはポリエステルからなるマルチフィラメントを少なくとも芯糸の一部として用いてなるストリングス、および前記芯糸が少なくとも2本以上のマルチフィラメントを合糸してなる上記のラケット用ストリングス。
【選択図】図1
【解決手段】単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)の比(a/b)から求めた扁平率が1.5〜7、単糸繊度が2〜20dtex、強度が5〜10cN/dtex、伸度が12〜30%のポリアミドまたはポリエステルからなるマルチフィラメントを少なくとも芯糸の一部として用いてなるストリングス、および前記芯糸が少なくとも2本以上のマルチフィラメントを合糸してなる上記のラケット用ストリングス。
【選択図】図1
Description
本発明は、テニス、スカッシュ、バドミントン等のラケット用途に好適に使用されるストリングスに関するものであり、さらに詳しくは、安価でありながら、打球感および耐久性に極めて優れたストリングスに関するものである。
テニス、スカッシュ、バドミントン等のラケットスポーツ用ストリングスとしては、鯨筋や羊腸に代表される動物性繊維製ストリングス(所謂ナチュラルガット)が長年使用されてきた。しかるに、従来使用されてきたナチュラルガットは、反発性、制球性に優れる反面、高価であり、且つ使用寿命が短い(耐久性に劣る)ことから、近年では経済性、耐久性の観点から合成樹脂製ストリングスが広く使用されている。
合成樹脂製ストリングス用の芯糸としては、合成樹脂製モノフィラメント又は合成樹脂製マルチフィラメントを用いる方法が一般に採用されている。芯糸が合成樹脂製モノフィラメントからなるストリングスは、耐久性に優れるが打球感に劣り、また芯糸が合成樹脂製マルチフィラメントからなるストリングスは、耐久性が劣るが打球感に優れるという特徴をそれぞれ有しており、特に、打球感に優れる合成樹脂製マルチフィラメントからなるストリングスの耐久性を向上させる技術開発が望まれていた。
上述の要求特性を満足させるストリングスに関する従来技術としては、芳香族ポリアミド繊維または炭素繊維製マルチフィラメントを芯糸の構成要素の少なくとも一部に用いることにより、ストリングスと球もしくはシャトルとの衝撃を小さくして耐久性を向上させる方法(例えば、特許文献1参照)が提案されているが、この方法は、高価な素材を使用しているためにストリングス自体の価格が上昇してしまうばかりか、得られるストリングスの伸度が低いためラケットへの張設が困難になるという問題を有していた。
また、マルチフィラメントを複数種の硬化性接着剤組成物で固定し、マルチフィラメントを一体化する、つまりマルチフィラメントを擬似モノフィラメント化することにより、耐久性を向上させる方法(例えば、特許文献2参照)が知られているが、この方法は、硬化性樹脂によりマルチフィラメントを一体化するため、芯糸にモノフィラメントを使用した場合と比較すると打球感に優れるものの、通常のマルチフィラメントを芯糸に使用した場合と比較すると打球感に劣るばかりか、複数種の接着剤を使用するために製品が高価格化してしまうという問題を有していた。
さらに、ガット製造の容易さや取扱いを向上させ、コーティング材との接着性を改良することを目的として、単糸断面が扁平形状のマルチフィラメントを使用する方法(例えば、特許文献3参照)が知られているが、この方法は、少なくとも20g/d(17.7cN/dtex)以上の引張強度を有する繊維を用いた技術であり、同文献の実施例に記載の超高分子量ポリエチレンのように強度が20g/dを超える繊維では、伸度が低く、ストリングスとした際にラケットへの張設が困難であるという問題を有していた。
特開平7−185046号公報
特開平9−241936号公報
特開昭60−171053号公報
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものであり、テニス、スカッシュ、バドミントン用途に好適なストリングスであって、安価でありながら、打球感および耐久性をバランス良く高度に満足するストリングスの提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明によれば、単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)の比(a/b)から求めた扁平率が1.5〜7、単糸繊度が2〜20dtex、JIS L1013の方法で測定した強度が5〜10cN/dtex、同じく伸度が12〜30%のポリアミドまたはポリエステルからなるマルチフィラメントを少なくとも芯糸の一部として用いてなることを特徴とするストリングスが提供される。
なお、本発明のストリングスにおいては、
前記マルチフィラメントがポリアミドマルチフィラメントであること、
少なくとも前記芯糸とこの芯糸の周囲に配した側糸とが樹脂コーティングされていること、および
前記芯糸が少なくとも2本以上のマルチフィラメントを合糸してなること
が、いずれも好ましい条件として挙げられる。
前記マルチフィラメントがポリアミドマルチフィラメントであること、
少なくとも前記芯糸とこの芯糸の周囲に配した側糸とが樹脂コーティングされていること、および
前記芯糸が少なくとも2本以上のマルチフィラメントを合糸してなること
が、いずれも好ましい条件として挙げられる。
本発明によれば、以下に説明するとおり、安価でありながら、打球感および耐久性をバランス良く高度に満足するストリングスを得ることができ、このストリングスは、特に、ストリングス寿命が長いためストリングス張替えの手間を軽減することが可能であるという利点を有している。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明のストリングスの芯糸は、ポリアミドまたはポリエステルのマルチフィラメントからなることが必要である。汎用樹脂であるポリアミドまたはポリエステル樹脂よりなるマルチフィラメントを用いることにより、安価にストリングスを製造することが可能となる。
ポリアミドとしては、アミノカルボン酸やそのラクタムから重縮合されるナイロン4、ナイロン6、ナイロン11や、ジカルボン酸とジアミドの重縮合で得られるポリナイロン4−6、ナイロン6−6、ナイロン6−10等の公知のポリアミドを用いることができる。
また、ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート等の芳香族ポリエステルや、ポリ乳酸等の脂肪族ポリエステル等の公知のポリエステルを用いることができる。
しかしながら、経済性、耐磨耗性の観点から、本発明のストリングスに用いるマルチフィラメントは、ポリアミドマルチフィラメントであることが好ましく、特にナイロン6、ナイロン6−6からなるマルチフィラメントであることが好ましい。
なお、ポリアミドやポリエステルには、発明の効果を阻害しない範囲、好ましくは10重量%以下であれば、共重合化合物や異種ポリマ等を含有しても良いし、各種の耐光剤、防炎剤、顔料、難燃剤、艶消剤、滑剤等の添加剤を含有しても良い。
ナイロン6若しくはナイロン6−6マルチフィラメントをストリングスに用いる場合には、マルチフィラメント中に銅化合物を銅金属量として10〜500ppm、特に50〜100ppm含有することが好ましい。銅金属量を上記範囲とすることにより、実使用において優れた耐候性、耐熱性を発現する。銅化合物としては、沃化銅、塩化銅、臭化銅等を例示することができるが、これに限られるものではなく、従来知られた無機及び有機銅塩や銅金属単体を用いることができる。また、マルチフィラメントは銅化合物に加えて他の耐熱剤を含有してもよい。
本発明のストリングスの芯糸に用いるポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントは、単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)の比(a/b)から求めた扁平率が1.5〜7の範囲にあることが必要である。単糸断面の扁平率を1.5〜7とすることにより、極めて耐久性に優れたストリングスを得ることが可能となる。耐久性向上の機構については明らかではないが、打球によりストリングスが屈曲を受けた際に、芯糸に配された扁平断面糸の屈曲外側の変形が丸断面糸と比較して小さいことが要因であると推測される。扁平率が1.5未満の場合には本発明の効果が顕著に現れず、扁平率が7を超えるポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントを、高強度を保ったまま製糸性良く得ることは困難である。
ラケットスポーツに好適な反発性、打球感等を持たせるために、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの強度は、5〜10cN/dtex、好ましくは7〜10cN/dtexであることが必要である。強度が5cN/dtex未満の場合には、単位断面積当たりの強力の高いストリングスを得ることが困難となり、結果としてストリングス径が太くなるため打球感に劣るストリングスとなってしまう。また、単糸断面が扁平形状であり、且つ10cN/dtexを超える強度を有するポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントを生産性良く得ることは現状技術では困難である。
ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの破断伸度は、12〜30%、好ましくは18〜25%であることが必要である。破断伸度が12%未満の場合には、ストリングスをラケットに張設する際に遊び部分が小さく、張設が困難になるという問題が発生する。また、打球時の振動や打球感を考慮に入れると、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの伸度は30%以下であることが必要である。なお、破断伸度が12%未満のポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントを製糸性良く得ることは困難である。
ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントは、単糸繊度が2〜20dtexであることが必要である。単糸繊度が2dtex未満では、単糸繊度が細過ぎるため単糸当たりの強力が不足し、ストリングス製造工程において工程通過性が悪化してしまう。また、単糸繊度が20dtexを超える場合には、紡糸時の均一冷却、均一延伸が難しくなって製糸性が悪化するばかりか、単糸繊度が20dtexを超えるポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントをストリングスの芯糸に配した場合には、ストリングスの耐久性が丸断面糸と比較して向上しない。すなわち、単糸繊度が20dtexを超える場合には、打球の際に各単糸の屈曲を受けた部分の外側の伸びおよび内側の縮みが大きいため、ストリングスの疲労性が悪化してしまう。単糸繊度は1〜15dtexの範囲が好ましく、より好ましくは1〜10dtexの範囲である。
ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの総繊度は、200〜3600dtexの範囲であることが好ましい。総繊度が200dtex未満の場合には、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメント製造時の生産性が悪化してコストが上昇することがあり、逆に総繊度が3600dtexを超える場合には、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメント製造工程の冷却工程において、均一な冷却が得られ難く、製糸性良くポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントを得るのが困難となることがある。
ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントは、交絡数(CN値)が5〜40の範囲であることが好ましい。CN値が5未満の場合には、フィラメントの集束が悪く、ストリングス製造工程において単糸が装置に引掛るといった問題や、単糸がストリングス表面に露出するため、生産性が悪化するという問題を生じることがある。また、CN値が40を超える交絡を施そうとした場合には、単糸がループ状にマルチフィラメント表面上に現れ、交絡数が少ない時と同様にストリングス生産性が悪化する傾向がある。
交絡はポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの紡糸時において、糸条を巻き取る直前に、交絡付与装置内で走行糸条に対し略直角方向に高圧空気を噴射することにより付与することができる。この場合の空気圧力に特に決まりはないが、0.5kg/cm2〜4.5kg/cm2の範囲を例示することができる。
本発明のストリングスは、芯糸、側糸、コーティング樹脂で構成されることが好ましい。主に強力を担う芯糸に加え、芯糸を保護する側糸、側糸の被覆および保護や摩擦調整をするコーティング樹脂で構成されることにより、耐久性、高強力性に優れたラケット用ストリングスを得ることが可能となる。
側糸の種類は特に限定されるものではない。使用樹脂としては、芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポリアミド、アラミド、ポリオレフィン等公知の樹脂を用いることができるし、形態としてはマルチフィラメント、モノフィラメント、紡績糸、スリットヤーン等公知の繊維を用いることができる。また、ストリングスの太さを調整するために、用いる繊維の太さや加工形態は自由に変更できるし、側糸の外層に繊維や樹脂からなる層を有してもよい。
芯糸および/または側糸は、接着剤等により含浸されていても良く、側糸と芯糸とが接着剤で結合されていても良い。
本発明のストリングスに使用するコーティング樹脂にも特に決まりはなく、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン等の合成樹脂は勿論のこと、天然樹脂を使用しても良く、異種ポリマや各種の耐光剤、顔料、艶消剤、滑剤、顔料等の添加剤を含有しても良い。
本発明のストリングスは、その径により効果を失うものではなく、用途に応じて適宜太さを変更すれば良い。
ストリングスの芯糸は撚りを施してあることが好ましい。撚りを施すことでマルチフィラメントの収束性が向上し工程通過性が安定する。本発明の範囲を損なわない範囲であれば撚り数に特にきまりはなく、例えば10〜1000T/mの範囲を例示できる。
さらに、ストリングスの芯糸は少なくとも2本以上のポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントを合糸してなることが好ましい。合糸の方法としては、複数本のマルチフィラメントを引き揃えながら撚りを施す方法が好ましい。複数本のマルチフィラメントに撚りを施すことにより、収束性が向上するばかりか、撚りによって形成されるマルチフィラメント間の微小な凹凸が、ストリングスとボールやシャトルとの摩擦を高め、所謂引っ掛りの良いストリングスとなる。合糸するポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの本数には特に上限は無いものの、製造時の手間を考慮に入れると30本以下であることが好ましい。
以下に、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの製造方法の一例を示すが、製造方法はこれに限られるものではない。
ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの製造に用いる樹脂粘度としては、ポリアミドの場合には相対粘度が3〜5、ポリエステルの場合には固有粘度0.9〜1.4の高粘度ポリマを用いることが好ましい。ポリマ粘度が前記範囲未満の場合には、ポリマの分子量が低く、本発明で使用する強度のマルチフィラメントを安定して得ることが困難な傾向となる。また、ポリマ粘度が前記範囲を超える場合には、溶融粘度が高すぎるため、製糸性良くマルチフィラメントを得ることが困難な傾向となる。
溶融紡糸に供するポリマの水分率としては、0〜200ppmであることが好ましい。紡糸温度は、ポリマ種や共重合成分の有無等によって自由に変更することができる。
上記ポリマを溶融、濾過した後、口金細孔から紡出する。本発明の如き扁平断面糸を得るためには、口金孔形状を各フィラメントの断面が特定の扁平断面となるよう設計した口金を用いる。特に、紡出された糸条が冷却固化するまでの溶融ポリマの表面張力による断面形状の変化を考慮して口金孔形状を設計する。
例えば、図1(ア)の楕円形状を有する繊維を得るためには、口金吐出形状を図2の(ア)に示すような長方形状に設計すればよい。長方形のタテ長さc、ヨコ長さdは、得ようとする繊維の単糸繊度および扁平率によって適宜設定すればよい。
一方、単糸断面が図1の(イ)に示したように向かい合う辺が平行である楕円形状にするためには、口金吐出形状を図2(イ)のように、両端および内部に小円孔を配し、小円孔同士をスリット孔で繋いだ形状に設計すればよい。
紡糸口金の直下は、紡糸口金面より0〜15cmを上端とし、その上端から5〜100cmの範囲を加熱筒および/または断熱筒で囲み、紡出糸条を200〜280℃の高温雰囲気中を通過させることが好ましい。紡出糸条を直ちに冷却せず、上記加熱筒および/または断熱筒で囲まれた高温雰囲気中を通して徐冷することにより、紡出された糸条の配向が緩和され、単繊維間の分子配向均一性を高めることが可能となる。
高温雰囲気中を通過した未延伸糸条は、次いで10〜100℃、好ましくは10〜75℃の風を吹きつけて冷却固化することが好ましい。冷却風が10℃未満の場合には、通常装置とは別に大型の冷却装置が必要となるため好ましくない。また、冷却風が100℃を超える場合には、紡糸時の単繊維揺れが大きくなるため、単繊維同士の衝突等が発生し製糸性良く繊維を製造することが困難となる。空冷装置は横吹き出しタイプでも良いし、環状型吹き出しタイプを用いても良い。
冷却固化された未延伸糸条は、次いで油剤が付与される。
油剤を付与された未延伸糸条は、引取りローラ(1FR)に捲回して引取る。1FRの表面速度、つまり引取り速度は300m/分以上が好ましく、さらに好ましくは500m/分以上である。引取り速度が300m/分未満では生産効率が低いため採用し難い。引取り速度に特に上限はないものの、工業的に安定して生産する場合には引取り速度は2000m/分以下が好ましい。
上記引取り速度で引き取られた未延伸糸条は、一旦巻き取った後、若しくは一旦巻き取ることなく連続して延伸される。この時、2〜5段の多段延伸法を採用することが好ましい。
延伸の方法としては、例えば、2ケのローラを1ユニットとするネルソン型ローラを、給糸ローラ(2FR)、第1延伸ローラ(1DR)、第2延伸ローラ(2DR)、第3延伸ローラ(3DR)および弛緩ローラ(RR)と並べて配置し、順次糸条を捲回して延伸熱処理を行う。通常、1FRと2FR間では糸条を集束させるためにストレッチを行う。好ましいストレッチ率は1〜7%、さらに好ましくは1〜5%の範囲である。
1段目の延伸は2FRと1DR間で行い、2FRの温度は30〜80℃とし、1DRの温度を80〜150℃とし、総延伸段数が3段の場合には1段目の延伸倍率を総合延伸倍率の20〜90%、好ましくは20〜50%に設定する。
2段目の延伸は1DRと2DR間で行うが、2DR温度は180〜240℃が好ましい。3段延伸の場合は、残りの延伸倍率を2段に分けて行う。3段延伸を行う場合の3DRの温度は180〜250℃が好ましい。延伸を終えた糸条は3DRとRRとの間で0〜5%の弛緩処理を施した後、巻き取り機にて巻き取られる。弛緩処理により、熱延伸によって生じた歪みを取るだけでなく、延伸によって達成された高配向構造を固定したり、非晶領域の配向を緩和させ熱収縮率を下げたりすることができる。RRとしては非加熱ローラまたは160℃以下に加熱したローラを用いる。通常、熱延伸時に加熱された糸条の持ち込む熱によって、RRは加熱の有無にかかわらず90〜150℃の温度となる。
次に、本発明のストリングスの製造方法について例を示すが、ストリングスの製造方法はこれに限られるものではない。
まず、ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントに撚りを施し芯糸を得る。この時、芯糸として必要な繊度となるように、使用するマルチフィラメントの本数を調整し、合糸をしながら撚りを施せばよい。この後、若しくは、この工程と並行して、芯糸を接着剤等で含浸させることもできる。また、芯糸は前記ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントに加え、通常の丸断面ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントやその他ポリマからなるマルチフィラメントおよびモノフィラメントと合糸しても良い。
次いで、得られた芯糸に側糸を配し、樹脂コーティングを施す。芯糸に側糸を配する際には、必要に応じて側糸を接着剤で固定することも可能である。使用する側糸は限定されるものではなく、複数種の繊維を使用しても良いし、必要とするストリングスの太さに応じて複数層となるように配置しても良い。また側糸を配する方法としては、ブレイディング加工やワインディング加工等の公知の方法を採用できる。また、樹脂被覆の方法としては、ディッピング法、溶融コーティング法等を例示することができる。
かくして本発明のストリングスを得ることができる。
以下に、ポリアミドマルチフィラメントを用いたストリングスを例にとって、本発明の態様を更に詳しく説明する。明細書本文および実施例に用いた特性の定義および測定法は次の通りである。
[固有粘度]:
オルソクロロフェノール100mlに対し試料8gを溶解した溶液の相対粘度ηを、オストワルド式粘度計を用いて25℃で測定し、IV=0.0242η+0.2634の近似式によって求めた。値は施行回数2回の平均を用いた。
オルソクロロフェノール100mlに対し試料8gを溶解した溶液の相対粘度ηを、オストワルド式粘度計を用いて25℃で測定し、IV=0.0242η+0.2634の近似式によって求めた。値は施行回数2回の平均を用いた。
[相対粘度]:
試料1gを98%硫酸100mlに溶解し、オストワルド粘度計で25℃で測定した。値は施行回数2回の平均値を用いた。
試料1gを98%硫酸100mlに溶解し、オストワルド粘度計で25℃で測定した。値は施行回数2回の平均値を用いた。
[マルチフィラメント繊度]:
JIS L1090により測定した。
JIS L1090により測定した。
[単糸繊度]:
JIS L1090に準じて測定した繊度を、構成する単繊維数で割り返した値を採用した。
JIS L1090に準じて測定した繊度を、構成する単繊維数で割り返した値を採用した。
[繊維の強度、伸度]:
JIS L1013の方法で測定した。オリエンテック社製テンシロン引張り試験機を用い、試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定した。各サンプルについて測定を5回行い、その平均値を求めた。
JIS L1013の方法で測定した。オリエンテック社製テンシロン引張り試験機を用い、試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定した。各サンプルについて測定を5回行い、その平均値を求めた。
[扁平率]:
単糸断面を切断して光学顕微鏡で拡大写真を撮り、各単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)を測定した。光学顕微鏡の倍率は単糸繊度により適宜変更すれば良い。単糸をランダムに20本測定し、(a)及び(b)の平均値を求め、扁平率=a/bにより求めた。
単糸断面を切断して光学顕微鏡で拡大写真を撮り、各単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)を測定した。光学顕微鏡の倍率は単糸繊度により適宜変更すれば良い。単糸をランダムに20本測定し、(a)及び(b)の平均値を求め、扁平率=a/bにより求めた。
[ポリアミドまたはポリエステルマルチフィラメントの製糸性]:
紡糸連続延伸を行ったときの断糸、毛羽の発生状況から3段階で評価した。
○:毛羽発生率が1個/万m未満で製糸性良好、
△:毛羽発生率が1個/万m以上で製糸性が不安定、
×:5回/24時間以上の糸切れが発生し、長時間の安定製糸が困難。
紡糸連続延伸を行ったときの断糸、毛羽の発生状況から3段階で評価した。
○:毛羽発生率が1個/万m未満で製糸性良好、
△:毛羽発生率が1個/万m以上で製糸性が不安定、
×:5回/24時間以上の糸切れが発生し、長時間の安定製糸が困難。
[交絡数(CN値)]:
LAWSON−HEMPHILL社製EIB−Eを用い、非接触光学式測定を行った。測定は、CCDカメラ部での張力が0.04±0.01cN/dtexとなるように装置のヒステリシスブレーキロールおよび給糸部の皿テンサーを調整し、速度100m/分にて実施した。測定は1m当たりの交絡数を連続して100m測定、すなわち、N=100の交絡数測定結果から、その平均値を交絡数とした。
LAWSON−HEMPHILL社製EIB−Eを用い、非接触光学式測定を行った。測定は、CCDカメラ部での張力が0.04±0.01cN/dtexとなるように装置のヒステリシスブレーキロールおよび給糸部の皿テンサーを調整し、速度100m/分にて実施した。測定は1m当たりの交絡数を連続して100m測定、すなわち、N=100の交絡数測定結果から、その平均値を交絡数とした。
[ストリングス生産性]:
連続生産を行った際の状況から2段階で評価した。
○:製品率95%以上で生産性良好、
×:製品率95%未満であり、不合格品率が高い。
連続生産を行った際の状況から2段階で評価した。
○:製品率95%以上で生産性良好、
×:製品率95%未満であり、不合格品率が高い。
[ラケット用ストリングス強力]:
オリエンテック社製テンシロン引張り試験機を用い、試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定した。各サンプルについて測定を5回行い、その平均値を求めた。
オリエンテック社製テンシロン引張り試験機を用い、試長250mm、引張速度300mm/minの条件で測定した。各サンプルについて測定を5回行い、その平均値を求めた。
[ストリングス耐久性試験及び打球感試験]:
競技歴10年の競技者1名による実打試験において、バドミントンラケットに20ポンドの張力で張設したストリングスが破断するまでの競技時間を計測し、丸断面マルチフィラメントが破断するまでの競技時間を1とした時の各ストリングスが破断するまでの相対時間を求めた。なお、破断までの競技時間は施行回数2回の平均値を採用した。
また、耐久性試験と同時に打球感に関する感応試験を実施した。打球感は通常の丸断面糸を用いたストリングスでの競技時の点数を3点とし、1〜5の5段階で評価した。
競技歴10年の競技者1名による実打試験において、バドミントンラケットに20ポンドの張力で張設したストリングスが破断するまでの競技時間を計測し、丸断面マルチフィラメントが破断するまでの競技時間を1とした時の各ストリングスが破断するまでの相対時間を求めた。なお、破断までの競技時間は施行回数2回の平均値を採用した。
また、耐久性試験と同時に打球感に関する感応試験を実施した。打球感は通常の丸断面糸を用いたストリングスでの競技時の点数を3点とし、1〜5の5段階で評価した。
[実施例1〜3、比較例1〜4]
(ポリアミドマルチフィラメントの製造方法)
相対粘度3.9のナイロン6−6ポリマを、エクストルーダー型紡糸機を用いて280℃で溶融紡糸した。溶融ポリマはギヤポンプにて表1の繊度となるように計量した後、紡糸パック中で20μの金属不織布フィルターで濾過し、口金から紡出した。紡糸口金は、総繊度、フィラメント数、単糸繊度、扁平率等の異なる糸条を得るために、孔数、孔形状、孔寸法等を考慮して設計した口金を作製して適用した(例えば実施例1の場合には長軸長1.1mm、短軸長0.15mm、孔長0.6mm、孔数210の矩形孔を有する口金を用いた)。
(ポリアミドマルチフィラメントの製造方法)
相対粘度3.9のナイロン6−6ポリマを、エクストルーダー型紡糸機を用いて280℃で溶融紡糸した。溶融ポリマはギヤポンプにて表1の繊度となるように計量した後、紡糸パック中で20μの金属不織布フィルターで濾過し、口金から紡出した。紡糸口金は、総繊度、フィラメント数、単糸繊度、扁平率等の異なる糸条を得るために、孔数、孔形状、孔寸法等を考慮して設計した口金を作製して適用した(例えば実施例1の場合には長軸長1.1mm、短軸長0.15mm、孔長0.6mm、孔数210の矩形孔を有する口金を用いた)。
口金面より3cm下には、15cmの加熱筒および15cmの断熱筒を取付け、筒内雰囲気温度が250℃となるように加熱した。ここで筒内雰囲気温度とは、加熱筒長の中央部で、内壁から1cm離れた部分の空気層温度である。
加熱筒の直下には、環状吹きだし型チムニーを取付け、糸条に30℃の冷風を35m/分の速度で吹き付け冷却固化した後、糸条に油剤を付与した。
油剤を付与された未延伸糸条を、1FRに捲回して引取り、表1に示す強度、伸度となるような倍率で延伸を行った(例えば、実施例1の場合には5.0倍)。引取り糸条は一旦巻き取ることなく連続して該引取りローラと2FRとの間で5%のストレッチをかけた後、引き続いて3段熱延伸を行ない2200m/分の速度で巻き取った。直接紡糸延伸条件は、1FRは非加熱、2FRは60℃、1DRは115℃、2DRは200℃、3DRは210℃とし、RRは非加熱とした。ローラへの糸条の捲周回数はそれぞれ、3回、4回、4回、4回、5回、4回とした。RRと巻き取り機の間には交絡付与ノズルを設置し、繊維に交絡を付与した。交絡は、交絡付与装置内で走行糸条に対し、略直角方向に2kg/cm2の高圧空気を噴射することにより行い、ポリアミドマルチフィラメントを得た。得られた繊維物性を評価して表1に示した。なお、1段目の延伸倍率は、総合延伸倍率の40%、2段目の延伸倍率は35%、3段目の延伸倍率を25%に設定して延伸した。
(側糸製造方法)
相対粘度3.5のナイロン6−6ポリマを、エクストルーダー型紡糸機により280℃で溶融紡糸した。溶融ポリマはギヤポンプにて計量し、吐出孔径0.25mmの口金から溶融押出した紡出糸条を直ちに75℃の冷却温水浴中に導いた。冷却後の未延伸糸条を40m/分で引取った後、一旦巻き取ることなくローラ間で5.5倍にスチーム延伸を行い、平均線径60μmのモノフィラメントを紡糸速度200m/分で巻き取った。得られたモノフィラメントの直線強力は2.3Nであった。
相対粘度3.5のナイロン6−6ポリマを、エクストルーダー型紡糸機により280℃で溶融紡糸した。溶融ポリマはギヤポンプにて計量し、吐出孔径0.25mmの口金から溶融押出した紡出糸条を直ちに75℃の冷却温水浴中に導いた。冷却後の未延伸糸条を40m/分で引取った後、一旦巻き取ることなくローラ間で5.5倍にスチーム延伸を行い、平均線径60μmのモノフィラメントを紡糸速度200m/分で巻き取った。得られたモノフィラメントの直線強力は2.3Nであった。
(ストリングス製造方法)
上記マルチフィラメントを表1に示す本数を引き揃え、合糸しながら200T/mで撚りを施した芯糸に、上記モノフィラメントを側糸として16本螺旋状に巻きつけるワインディング加工を施しつつ、フェノール水溶液接着剤で固定した後に、相対粘度3のナイロン6ポリマを溶融ディップ法にて被覆し、直径0.7mmのストリングスを得た。得られたストリングスの物性を評価して表1に示した。
上記マルチフィラメントを表1に示す本数を引き揃え、合糸しながら200T/mで撚りを施した芯糸に、上記モノフィラメントを側糸として16本螺旋状に巻きつけるワインディング加工を施しつつ、フェノール水溶液接着剤で固定した後に、相対粘度3のナイロン6ポリマを溶融ディップ法にて被覆し、直径0.7mmのストリングスを得た。得られたストリングスの物性を評価して表1に示した。
[比較例5]
マルチフィラメント製造工程において、孔径0.3mmの丸孔を105個有する口金を用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。
マルチフィラメント製造工程において、孔径0.3mmの丸孔を105個有する口金を用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。
[実施例4]
実施例1で得られた扁平断面マルチフィラメント3本と、比較例5で得られた丸断面マルチフィラメント1本とを引き揃え、合糸しながら200T/mで撚りを施した芯糸に、実施例1で使用したモノフィラメントを側糸として16本螺旋状に巻きつけるワインディング加工を施しつつ、フェノール水溶液接着剤で固定した後に、相対粘度3のナイロン6ポリマを溶融ディップ法にて被覆し、直径0.7mmのストリングスを得た。得られたストリングスの物性を評価して表2に示した。
実施例1で得られた扁平断面マルチフィラメント3本と、比較例5で得られた丸断面マルチフィラメント1本とを引き揃え、合糸しながら200T/mで撚りを施した芯糸に、実施例1で使用したモノフィラメントを側糸として16本螺旋状に巻きつけるワインディング加工を施しつつ、フェノール水溶液接着剤で固定した後に、相対粘度3のナイロン6ポリマを溶融ディップ法にて被覆し、直径0.7mmのストリングスを得た。得られたストリングスの物性を評価して表2に示した。
表1の結果より明らかなように、本発明のストリングスは芯糸に汎用樹脂を用いながらも極めて優れた耐久性を持ち、ストリングスとして求められる強力をも有している。
一方、比較例1に記載の様に、マルチフィラメントの扁平率が本発明の範囲を下回る場合には、芯糸に丸断面糸を用いた比較例5と同等の耐久性を有するにとどまる。
扁平率が本発明の範囲を超える比較例2の場合には、延伸倍率を高く設定した際に製糸性が悪化したため、延伸倍率を低く設定せざるを得ず、結果として低強度高伸度のマルチフィラメントしか得ることができなかった。この低強度糸を使用したストリングスは低強力であり、バドミントンラケットに20ポンドの張力で張設ができなかった。また、ストリングス製造工程において単糸繊度が細過ぎるため単糸強力が低いこと、およびマルチフィラメントの毛羽が多いことが原因となりストリングスの生産性が悪かった。
比較例3に記載の様に、本発明の強度を超える扁平断面マルチフィラメントを製糸性良く得ることは困難であり、ストリングス生産工程に供することのできるマルチフィラメントは得られなかった。
比較例4に記載の様に、単糸繊度が本発明の範囲を超える場合には、マルチフィラメントの製糸性が悪化することに加え、扁平率が本発明の範囲内にあるにも係わらず、耐久性の向上効果が顕著に現れない。
また、表2から明らかなように、実施例1の扁平断面マルチフィラメントと比較例5の丸断面マルチフィラメントとを組み合わせて芯糸に配した実施例4のストリングスは、実施例1のストリングスよりも高強力でありながら、同等の耐久性を有していた。
本発明のストリングスは、安価でありながら、打球感および耐久性をバランス良く高度に満足するものであり、特に、ストリングス寿命が長いためストリングス張替えの手間を軽減することが可能であるという利点を有していることから、テニス、スカッシュ、バドミントン等のラケット用途に好適に使用することができる。
a 単糸長軸
b 単糸短軸
c 口金長軸
d 口金短軸
b 単糸短軸
c 口金長軸
d 口金短軸
Claims (4)
- 単糸断面の長軸長(a)と短軸長(b)の比(a/b)から求めた扁平率が1.5〜7、単糸繊度が2〜20dtex、JIS L1013の方法で測定した強度が5〜10cN/dtex、同じく伸度が12〜30%のポリアミドまたはポリエステルからなるマルチフィラメントを少なくとも芯糸の一部として用いてなることを特徴とするストリングス。
- 前記マルチフィラメントがポリアミドマルチフィラメントであることを特徴とする請求項1に記載のストリングス。
- 少なくとも前記芯糸とこの芯糸の周囲に配した側糸とが樹脂コーティングされていることを特徴とする請求項1または2に記載のストリングス。
- 前記芯糸が少なくとも2本以上のマルチフィラメントを合糸してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のラケット用ストリングス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150708A JP2006325717A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ストリングス |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005150708A JP2006325717A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ストリングス |
Publications (1)
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JP2006325717A true JP2006325717A (ja) | 2006-12-07 |
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ID=37548063
Family Applications (1)
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JP2005150708A Withdrawn JP2006325717A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ストリングス |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014098220A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Toray Monofilament Co Ltd | 繊維構造体およびその用途 |
-
2005
- 2005-05-24 JP JP2005150708A patent/JP2006325717A/ja not_active Withdrawn
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