JP2006323952A - チャッキングプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】部品収容箱等に複数のチャッキングプレートを収容した際に各チャッキングプレートが嵌合状態となる事態を回避する。
【解決手段】円板状の主板21と主板21の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁22とを備え、ディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体をディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレート9Aであって、主板21の半径方向における外向きに突出させられた凸部31が外側壁22に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録再生装置等のディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体をディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレートに関するものである。
この種のチャッキングプレートを備えたディスクカートリッジが特開2003−91955号公報に開示されている。このディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体およびインナーロータ等がカートリッジ筐体(下シェルおよび上シェル)内に収容されて構成されている。また、このディスクカートリッジでは、記録再生装置におけるディスク回転機構(ターンテーブル)にディスク状記録媒体をチャッキングするためのチャッキングプレートがリング状のチャッキングプレート押さえ(以下、「押さえ」ともいう)によって上シェルの内面側に回動自在に取り付けられている。この場合、このチャッキングプレートは、磁性金属板をプレス加工することにより、円形状(円板状)の底面部と、円錐状(円筒状)の周壁部と、上記の押さえによって上シェルに取り付けるための円環状の鍔部とが一体形成されている。このディスクカートリッジでは、ディスク回転機構によってチャッキングプレートが磁気的に吸引されることによってチャッキングプレートが移動して、その底面部がディスク状記録媒体における中心孔の口縁部に当接してディスク記録媒体をディスク回転機構に向けて押圧する。これにより、ディスク状記録媒体がディスク回転機構にチャッキングされる。
特開2003−91955号公報(第3−12頁、図1−33)
ところが、従来のチャッキングプレートには、以下の問題点がある。すなわち、このチャッキングプレートでは、その周壁部がテーパ状(円錐状)に形成されて、周壁部における鍔部側の内径よりも周壁部における底面部側の外径の方が小径となっている。したがって、ディスクカートリッジの製造に際して、組立て部品としての数多くのチャッキングプレートを部品収容箱等に収容した際に、図9に示すように、所定の1つのチャッキングプレートにおける周壁部の外面が、他の1つのチャッキングプレートにおける周壁部の内面に面的に接触するようにして複数のチャッキングプレートが嵌合した状態となることがある。この場合、プレス加工によって形成されるこの種のチャッキングプレートには、離型剤や洗浄油等の油脂が付着しているため、同図に示すように嵌合した状態では、各チャッキングプレートの接触部位が互いに完全に密着して引き剥がしが一層困難となる。このため、従来のチャッキングプレートには、プレス加工後の研磨加工(ばり取り)や上シェルへの取り付け等に際して、嵌合状態の複数のチャッキングプレートを引き剥がして別個に分離させる作業が非常に煩雑であるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、部品収容箱等に収容した際に各チャッキングプレートが嵌合状態となる事態を回避し得るチャッキングプレートを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るチャッキングプレートは、円板状の主板と当該主板の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁とを備え、ディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体を当該ディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレートであって、前記主板の半径方向における外向きに突出させられた凸部と、前記半径方向における内向きに凹まされた凹部との少なくとも一方が前記外側壁に形成されている。なお、本明細書における「円板状の主板」には、その中央部に円形凹部や丸孔等が形成されている板体が含まれる。
また、本発明に係るチャッキングプレートは、前記主板から離間するほど大径となる向きのテーパ状に前記外側壁が形成されると共に、前記凸部の突端部が前記外側壁における最大径の部位よりも外側に突出するように形成されている。
また、本発明に係るチャッキングプレートは、円板状の主板と当該主板の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁とを備えると共に当該主板の中央部に当該外側壁の折り曲げ方向に向かって凹まされた円形凹部が形成され、ディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体を当該ディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレートであって、前記主板の半径方向における外向きに凹まされた凹部と、前記半径方向における内向きに突出させられた凸部との少なくとも一方が前記円形凹部の内側壁に形成されている。
また、本発明に係るチャッキングプレートは、前記主板から離間するほど小径となる向きのテーパ状に前記内側壁が形成されると共に、前記凸部の突端部が前記内側壁における最小径の部位よりも内側に突出するように形成されている。
本発明に係るチャッキングプレートによれば、主板の半径方向における外向きに突出させた凸部と、半径方向における内向きに凹ませた凹部との少なくとも一方を外側壁に形成したことにより、外側壁に凸部を形成した場合には、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の内側(主板の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、所定の1つのチャッキングプレートにおける凸部の上面が他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の端部(嵌め込み方向手前側の端部:主板とは反対側の端部)に当接して進入が阻止される。また、外側壁に凹部を形成した場合には、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の内側(主板の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、他の1つのチャッキングプレートにおける凹部の底面の裏面に所定の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の端部(嵌め込み方向奥側の端部:主板側の端部)が当接して進入が阻止される。このため、凸部および凹部の少なくとも一方を外側壁に形成することで、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレートを部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレートを嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレートに対する研磨加工や、カートリッジケースまたはディスク状記録媒体への取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ(情報記録媒体)の製造コストを低減することができる。
また、本発明に係るチャッキングプレートによれば、凸部の突端部を外側壁における最大径の部位よりも外側に突出させたことにより、凸部が外側壁における最大径の部位に確実に当接するため、各チャッキングプレートを別個に分離させた状態を確実に維持することができる。
さらに、本発明に係るチャッキングプレートによれば、主板の半径方向における内向きに突出させた凸部と、半径方向における外向きに凹ませた凹部との少なくとも一方を内側壁に形成したことにより、内側壁に凸部を形成した場合には、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の内側(主板の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、所定の1つのチャッキングプレートにおける凸部の上面が他の1つのチャッキングプレートにおける内側壁の端部(嵌め込み方向手前側の端部:円形凹部における底部側の端部)に当接して進入が阻止される。また、内側壁に凹部を形成した場合には、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁の内側(主板の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、他の1つのチャッキングプレートにおける凹部の底面の裏面に所定の1つのチャッキングプレートにおける内側壁の端部(嵌め込み方向奥側の端部:主板側の端部)が当接して進入が阻止される。このため、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレートを部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレートを嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレートに対する研磨加工や、カートリッジケースまたはディスク状記録媒体への取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ(情報記録媒体)の製造コストを低減することができる。
また、本発明に係るチャッキングプレートによれば、凸部の突端部を内側壁における最小径の部位よりも内側に突出させたことにより、凸部が内側壁における最小径の部位に確実に当接するため、各チャッキングプレートを別個に分離させた状態を確実に維持することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るチャッキングプレートの最良の形態について説明する。
図1,2に示すディスクカートリッジ1は、各種記録データの記録および再生が可能に構成されたカートリッジ式の情報記録媒体であって、インナーロータ5、シャッタ部材6、ロック部材7、チャッキングプレート9Aおよび光ディスク10等がカートリッジ本体2内に収納されて構成されている。なお、図2では、本発明についての理解を容易とするために、その厚み方向のサイズを誇張して厚く図示している。この場合、光ディスク10は、一例として、片面仕様の書き換え型のディスク状記録媒体であって、図2に示すように、その中心部には、記録再生装置にチャッキング(クランプ)させるための直径15mm程度の中心孔10aが形成されている。この光ディスク10は、後述するように、カートリッジ本体2に取り付けられたチャッキングプレート9Aが記録再生装置におけるディスク回転機構(図示せず)によって下シェル3側に磁気的に引き寄せられる(吸引されて移動する)ことによってディスク回転機構にチャッキングされる。
一方、図1,2に示すように、カートリッジ本体2は、互いに嵌合可能に、つまり重ね合わせが可能に樹脂材料で射出成形された下シェル3および上シェル4を備えている。下シェル3は、一対の下シェル本体3a,3bを備えて構成されている。具体的には、図2に示すように、下シェル3(下シェル本体3a,3b)は、底板11aと、底板11aの外縁部に立設されてカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁11bと、カートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁(図示せず)とを備えている。この下シェル3は、上シェル4に嵌合させた状態(上シェル4と一体化させた状態)において、両下シェル本体3a,3bにおける底板11a,11aの間にディスクアクセス用開口部(以下、「開口部」ともいう)12が形成されるように構成されている。この場合、開口部12は、記録データの記録再生時において、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセス(記録再生装置によるチャッキングや、光学ヘッドを介してのレーザービームの照射等)が可能となるようにその開口領域が規定され、一例として、下シェル3の一方の外縁部から中心部を挟んで対向する他方の外縁部に亘って形成されている。上シェル4は、天板15aと、天板15aの外縁部に立設されて下シェル3の側壁11bと相俟ってカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁15bと、下シェル3の隔壁と相俟ってカートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁(図示せず)とを備えている。また、上シェル4の中央部には、取付け部材8によってチャッキングプレート9Aが取り付けられている。
インナーロータ5は、図2に示すように、下シェル3の両下シェル本体3a,3bの間に形成される開口部12とほぼ同じ幅の開口部5aが形成された円板状の底板と、底板の外縁部に立設された側壁とで光ディスク10を載置可能な浅皿状に形成され、図2に示すように、光ディスク10と共にカートリッジ本体2内に回動可能に収容されている。また、インナーロータ5の側壁には、記録再生装置におけるシャッタ開閉手段(図示せず)が噛合可能な噛合用歯部(図示せず)が形成されている。このインナーロータ5は、ディスクカートリッジ1が記録再生装置から取り外されている状態においては、ロック部材7(図1参照)によってカートリッジ本体2に対する回動が規制されている。シャッタ部材6は、その一端部がインナーロータ5に軸支されると共に、その他端部側に下シェル3の凸部が挿通可能なスリット(図示せず)が形成されて、下シェル3とインナーロータ5との間に挟み込まれるようにしてカートリッジ本体2内に収容されている。このシャッタ部材6,6は、カートリッジ本体2に対してインナーロータ5が回動させられることによってインナーロータ5に対して回動させられて、開口部12を閉塞する閉塞位置と、開口部12を開口する開口位置との間をスライドさせられる。取付け部材8は樹脂材料によってリング状に射出成形され、図2に示すように、上シェル4に対してチャッキングプレート9Aを回転可能に取り付ける。この場合、チャッキングプレート9Aは、取付け部材8によって上シェル4の天板15aに対する接離方向で僅かに移動可能に取り付けられている。
チャッキングプレート9Aは、磁性金属板(一例として、厚み0.3mm程度のステンレス板)をプレス加工することにより、図3〜5に示すように、全体として鍔付き帽子状に形成されている。具体的には、チャッキングプレート9Aは、円板状の主板21と、主板21の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁22と、チャッキングプレート9Aを取付け部材8によって上シェル4に取り付けるための鍔部23とが一体形成されている。この場合、図5に示すように、外側壁22は、主板21から離間するほど大径となる向きのテーパ状に形成されている。また、図3〜5に示すように、この外側壁22には、主板21の半径方向における外向きに突出させられた凸部31が形成されている。この場合、このチャッキングプレート9Aでは、主板21の中心O(図3参照)を挟んで対向するように2つの凸部31,31が外側壁22に形成されている。また、このチャッキングプレート9Aでは、主板21の半径方向における外向きに突出させられた凸部31の突端部31aが外側壁22における最大径の部位(鍔部23側の端部)よりも外側に突出するように形成されている。さらに、このチャッキングプレート9Aでは、凸部31の上面32(主板21の半径方向における外向きに突出させられている凸部31における端面)が主板21における外周部位と面一に形成されている。一方、主板21の中央部には、ディスク回転機構における回転軸がチャッキングプレート9Aに当接するのを回避するための円形凹部24が形成されている。この場合、円形凹部24の内側壁25は、主板21から離間するほど、つまり円形凹部24の底部26に接近するほど小径となる向きのテーパ状に形成されている。
このディスクカートリッジ1に採用されているチャッキングプレート9Aでは、ディスクカートリッジ1の製造に際して、例えば、組立て部品としての数多くのチャッキングプレート9A,9A・・を部品収容箱等(図示せず)に収容した際に、各チャッキングプレート9A,9A・・が嵌合状態となることなく、個別に分離した状態が維持される。具体的には、例えば、所定の1つのチャッキングプレート9Aにおける主板21を他の1つのチャッキングプレート9Aにおける外側壁22の内側(鍔部23の内側:主板21の裏側)に裏面側から挿入するようにして嵌め込もうとしても、図5に示すように、所定の1つのチャッキングプレート9Aにおける凸部31の上面32が他の1つのチャッキングプレート9Aにおける外側壁22の端部(本発明における「最大径の部位」の一例:この例では、鍔部23側の端部)に当接して外側壁22の内側への主板21の進入が阻止される。この結果、従来のチャッキングプレートとは異なり、各チャッキングプレート9A,9A・・が収容箱内において嵌合状態となる事態が回避される。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、直ちに研磨加工(ばり取り)や上シェルへの取り付け等を実施することが可能となる。
一方、組み立てが完了したディスクカートリッジ1では、図1に示すように、記録再生装置から取り外されている状態のときには、下シェル3の開口部12が、インナーロータ5とシャッタ部材6とによって閉塞されている。また、ディスクカートリッジ1を記録再生装置に装填した際には、ディスクカートリッジ1が記録再生装置によって矢印Iの向きで装置内部に引き込まれる。なお、同図では下シェル3を上向きした状態を図示しているが、実際の使用に際しては、上シェル4を上向きにした状態で記録再生装置に装填する。この際には、記録再生装置のシャッタ開閉手段によってインナーロータ5が回動させられ、これにより、シャッタ部材6がインナーロータ5に対して回転させられて開口部12が開口される。これにより、光ディスク10が露出して、カートリッジ本体2の外部からの光ディスク10に対するディスクアクセスが可能な状態となる。次いで、記録再生装置のディスク回転機構(図示せず)によってチャッキングプレート9Aが磁気的に引き寄せられて中心孔10aの口縁部(中心部領域)がチャッキングされる。具体的には、チャッキングプレート9Aの主板21が光ディスク10における中心孔10aの口縁部に当接して光ディスク10をディスク回転機構に向けて押圧してチャッキングする。続いて、ディスク回転機構が光ディスク10を所定の回転速度で回転させる。この際に、光ディスク10と共に回転させられるチャッキングプレート9Aは、その中心Oを挟んで対向する位置に凸部31,31が形成されている。したがって、凸部31の形成に起因してチャッキングプレート9Aの回転バランス(中心Oを中心とする重量バランス)が崩れる事態が回避されている。この後、開口部12を介してのレーザービームの照射(記録データの記録または再生)が実行される。
このように、このチャッキングプレート9Aによれば、主板21の半径方向における外向きに突出させた凸部31を外側壁22に形成したことにより、所定の1つのチャッキングプレート9Aにおける主板21を他の1つのチャッキングプレート9Aにおける外側壁22の内側(主板21の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、所定の1つのチャッキングプレート9Aにおける凸部31の上面32が他の1つのチャッキングプレート9Aにおける外側壁22の端部(嵌め込み方向手前側の端部:この例では、鍔部23側の端部)に当接して進入が阻止される。このため、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレート9A,9A・・を部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレート9A,9A・・を嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレート9Aに対する研磨加工や上シェルへの取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ1の製造コストを低減することができる。
また、このチャッキングプレート9Aによれば、凸部31の突端部31aを外側壁22における最大径の部位(鍔部23側の端部)よりも外側に突出させたことにより、凸部31,31が外側壁22における最大径の部位に確実に当接するため、各チャッキングプレート9A,9A・・を別個に分離させた状態を確実に維持することができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、上記のチャッキングプレート9Aでは、主板21の半径方向における外向きに突出させた凸部31,31を外側壁22に形成しているが、図6〜8に示すチャッキングプレート9Bのように、凸部31,31に代えて、主板21の半径方向における内向きに凹ませた凹部41,41を外側壁22に形成することもできる。なお、以下の説明においてチャッキングプレート9Aと同様の構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。このチャッキングプレート9Bでは、主板21の中心O(図6参照)を挟んで対向するように2つの凹部41,41が外側壁22に形成されている。また、このチャッキングプレート9Bでは、凹部41の底面42(主板21の半径方向における内向きに凹まされている凹部41における端面)が鍔部23と面一に形成されている。
このチャッキングプレート9Bでは、前述したチャッキングプレート9Aと同様にして、例えば、組立て部品としての数多くのチャッキングプレート9B,9B・・を部品収容箱等(図示せず)に収容した際に、各チャッキングプレート9B,9B・・を個別に分離させた状態が維持される。具体的には、例えば、所定の1つのチャッキングプレート9Bにおける主板21を他の1つのチャッキングプレート9Bにおける外側壁22の内側(鍔部23の内側:主板21の裏側)に裏面側から挿入するようにして嵌め込もうとしても、図8に示すように、他の1つのチャッキングプレート9Bにおける凹部41の底面42の裏面に所定の1つのチャッキングプレート9Bにおける外側壁22の端部(この例では、主板21側の端部)が当接して外側壁22の内側への主板21の進入が阻止される。この結果、前述したチャッキングプレート9Aと同様にして、各チャッキングプレート9B,9B・・が収容箱内において嵌合状態となる事態が回避される。
このように、このチャッキングプレート9Bによれば、主板21の半径方向における内向きに凹ませた凹部41を外側壁22に形成したことにより、所定の1つのチャッキングプレート9Bにおける主板21を他の1つのチャッキングプレート9Bにおける外側壁22の内側(主板21の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、他の1つのチャッキングプレート9Bにおける凹部41の底面42の裏面に所定の1つのチャッキングプレート9Bにおける外側壁22の端部(嵌め込み方向奥側の端部:この例では、主板21側の端部)が当接して進入が阻止される。このため、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレート9B,9B・・を部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレート9B,9B・・を嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレート9Bに対する研磨加工や上シェルへの取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ1の製造コストを低減することができる。
また、前述したチャッキングプレート9Aでは、主板21の半径方向における外向きに突出させた凸部31を外側壁22に形成しているが、本発明はこれに限定されず、図3に破線で示すように、主板21の半径方向における内向きに突出させた凸部31を内側壁25に形成することもできる。この場合、凸部31の突端部31aを円形凹部24における内側壁25の最小径の部位(底部26側の端部)よりも内側に突出させるのが好ましい。このように凸部31,31を内側壁25に形成したチャッキングプレートでは、前述したチャッキングプレート9Aと同様にして、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板21を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁22の内側(主板21の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、所定の1つのチャッキングプレートにおける凸部31の上面32が他の1つのチャッキングプレートにおける内側壁25の端部(嵌め込み方向手前側の端部:この例では、底部26側の端部)に当接して進入が阻止される。このため、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレートを部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレートを嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレート対する研磨加工や上シェルへの取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ1の製造コストを低減することができる。
さらに、前述したチャッキングプレート9Bでは、主板21の半径方向における内向きに凹ませた凹部41を外側壁22に形成しているが、本発明はこれに限定されず、図6に破線で示すように、主板21の半径方向における外向きに凹ませた凹部41を内側壁25に形成することもできる。このように凹部41,41を内側壁25に形成したチャッキングプレートでは、前述したチャッキングプレート9Bと同様にして、所定の1つのチャッキングプレートにおける主板21を他の1つのチャッキングプレートにおける外側壁22の内側(主板21の裏側)に挿入するようにして嵌め込もうとしても、他の1つのチャッキングプレートにおける凹部41の底面42の裏面に所定の1つのチャッキングプレートにおける内側壁25の端部(嵌め込み方向奥側の端部:この例では、主板21側の端部)が当接して進入が阻止される。このため、組立て用部品としての数多くのチャッキングプレートを部品収容箱等に収容しておいたとしても、各チャッキングプレートを嵌合状態とすることなく、別個に分離させた状態を維持することができる。したがって、煩雑な引き剥がし作業を不要として、チャッキングプレートに対する研工や上シェルへの取り付け等を直ちに開始することができる。この結果、ディスクカートリッジ1の製造コストを低減することができる。
また、上記のチャッキングプレート9A,9B等では、中心Oを挟んで2つの凸部31,31や2つの凹部41,41を形成しているが、凸部31や凹部41の形成数はこれに限定されない。さらに、1つのチャッキングプレートに凸部31および凹部41の双方を形成することもできる。また、光ディスク10とは別体に構成されたチャッキングプレート9A,9B等を例に挙げて説明したが、本発明に係るチャッキングプレートには、光ディスク10と一体化されたタイプのチャッキングプレートが含まれる。したがって、取付け部材8を介して上シェル4に取り付けるための鍔部23は、本発明に係るチャッキングプレートにとって必須の構成要素ではなく、鍔部23を備えていないチャッキングプレートに凸部31および凹部41の少なくとも一方を形成することもできる。さらに、上記のチャッキングプレート9A,9Bにおける円形凹部24についても本発明に係るチャッキングプレートにとって必須の構成要素ではなく、円形凹部24に代えて丸孔を形成したチャッキングプレートや、円形凹部24や丸孔を備えていない円板で主板21を構成したチャッキングプレートが本発明に含まれる。
さらに、本発明におけるディスク状記録媒体としては、上記した書き換え型の光ディスク10に限定されず、再生専用タイプの光ディスクや追記型の光ディスクなどの各種の光ディスク、および光磁気ディスクや磁気ディスクも含まれる。また、前述したディスクカートリッジ1では、別個独立した下シェル本体3a,3bを有する下シェル3を備えてカートリッジ本体2が構成されているが、図示しない連結部を介して下シェル本体3a,3bを一体的に連結した下シェルを採用してカートリッジ本体2を構成することもできる。さらに、ディスクアクセス用開口部の開口形状は、上記の例のようにカートリッジ本体2の前後方向に長い長方形形状に限定されるものではなく、カートリッジ本体の左右方向に長い長方形形状や、方形形状のカートリッジ本体における対角線方向に長い長方形形状であってもよい。また、ディスクカートリッジとしては、2つの光学ヘッドを同時に用いた記録再生が可能なタイプに限定されず、単一の光学ヘッドを用いた記録再生が可能なディスクアクセス用開口部が形成された下シェル(図示せす)を有するカートリッジ本体を備えて構成されたタイプのディスクカートリッジが含まれる。
ディスクカートリッジ1の外観斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 チャッキングプレート9Aの平面図である。 チャッキングプレート9Aにおける凸部31近傍の外観斜視図である。 複数のチャッキングプレート9A,9A・・が積み重ねられた状態の断面図である。 チャッキングプレート9Bの平面図である。 チャッキングプレート9Bにおける凹部41近傍の外観斜視図である。 複数のチャッキングプレート9B,9B・・が積み重ねられた状態の断面図である。 従来のチャッキングプレートが互いに嵌合した状態の断面図である。
符号の説明
1 ディスクカートリッジ
2 カートリッジ本体
4 上シェル
8 取付け部材
9A,9B チャッキングプレート
10 光ディスク
10a 中心孔
21 主板
22 外側壁
23 鍔部
24 円形凹部
25 内側壁
26 底部
31 凸部
31a 突端部
32 上面
41 凹部
42 底面

Claims (4)

  1. 円板状の主板と当該主板の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁とを備え、ディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体を当該ディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレートであって、
    前記主板の半径方向における外向きに突出させられた凸部と、前記半径方向における内向きに凹まされた凹部との少なくとも一方が前記外側壁に形成されているチャッキングプレート。
  2. 前記外側壁は、前記主板から離間するほど大径となる向きのテーパ状に形成され、
    前記凸部は、その突端部が前記外側壁における最大径の部位よりも外側に突出するように形成されている請求項1記載のチャッキングプレート。
  3. 円板状の主板と当該主板の外縁部に折り曲げ形成された円筒状の外側壁とを備えると共に当該主板の中央部に当該外側壁の折り曲げ方向に向かって凹まされた円形凹部が形成され、ディスク回転機構によって吸引されることによって移動してディスク状記録媒体を当該ディスク回転機構にチャッキングするチャッキングプレートであって、
    前記主板の半径方向における外向きに凹まされた凹部と、前記半径方向における内向きに突出させられた凸部との少なくとも一方が前記円形凹部の内側壁に形成されているチャッキングプレート。
  4. 前記内側壁は、前記主板から離間するほど小径となる向きのテーパ状に形成され、
    前記凸部は、その突端部が前記内側壁における最小径の部位よりも内側に突出するように形成されている請求項3記載のチャッキングプレート。
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