JP2006048788A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクアクセス用の開口部を確実に閉塞する。
【解決手段】 下シェル3および上シェル4を有するカートリッジ本体2と、ディスクトレイ5と、規制状態において閉塞位置に位置させられてディスクトレイ5と相俟って開口部15を閉塞するシャッタ部材6,6とを備え、下シェル3には、規制状態となるようにディスクトレイ5が回動させられたときにシャッタ部材6が押し付けられることでシャッタ部材6を閉塞位置に向けて矢印Cの向きで回動させるようにして押圧する凸部14が形成され、シャッタ部材6には、規制状態となるようにシャッタ部材6が移動させられたときにディスクトレイ5の回動完了に先立って凸部14に当接すると共にその状態からディスクトレイ5の回動完了までの間に凸部14に押し付けられる力が徐々に大きくなるようにシャッタ部材6の側端面54から突出する突出部53が形成されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、カートリッジ本体内に収容されたディスク状記録媒体に対してディスクアクセス用の開口部を介してのディスクアクセスが可能に構成されたディスクカートリッジに関するものである。
この種のディスクカートリッジとして、カートリッジ筐体内に情報記録媒体を収容したディスクカートリッジが特開2003−123426号公報に開示されている。このディスクカートリッジは、ディスク状の情報記録媒体と、上シェルおよび下シェルを有するカートリッジ筐体と、ディスクトレイとして機能するインナーシェルと、インナーシェルおよび下シェルの間に配設された一対のシャッタ部材(シャッタ)とを備えている。下シェルは、収容状態の情報記録媒体に対するディスクアクセス用の開口部が形成されて上シェルに取り付けられている。インナーシェルは、その開口形状および大きさが下シェルの開口部と同等となるようにディスクアクセス用の開口部が形成されると共に上シェルおよび下シェルの間に挟み込まれるようにしてカートリッジ筐体内に回動可能に収容されている。このインナーシェルは、記録再生装置に対するディスクカートリッジの装填時および排出時において記録再生装置によってカートリッジ筐体に対して回動させられることで下シェルにおける開口部の一部を開閉する。シャッタ部材は、インナーシェルに軸支されると共に、インナーシェルが回動させられることでインナーシェルに対して回動させられる。また、一対のシャッタ部材は、インナーシェルの回動に伴って回動させられて、互いに当接させられるようにして下シェルにおける開口部の他の一部を開閉することにより、インナーシェルと相俟って開口部を開閉する。これにより、このディスクカートリッジでは、記録装置に装填された際に、開口部が開口されて情報記録媒体に対するアクセスが許容され、記録再生装置から排出された際に、インナーシェルおよびシャッタ部材によって開口部が閉塞されて情報記録媒体に対するアクセスが規制される。
特開2003−123426号公報(第3−10頁、図1−28)
ところが、従来のディスクカートリッジには、以下の問題点がある。すなわち、このディスクカートリッジでは、排出時に記録再生装置によってインナーシェルがカートリッジ筐体に対して回動させられることで一対のシャッタ部材がインナーシェルに対して回動させられ、これにより開口部がインナーシェルおよびシャッタ部材によって閉塞される構成が採用されている。この場合、カートリッジ筐体に対してインナーシェルをスムーズに回動させるためには、カートリッジ筐体とインナーシェルとの間にある程度の隙間を設けておく必要がある。同様にして、インナーシェルに対してシャッタ部材をスムーズに回動させるためには、インナーシェルに対するシャッタ部材の軸支部位(軸部と軸孔との間)にある程度の隙間を設けておく必要がある。したがって、カートリッジ筐体とインナーシェルとの間、およびインナーシェルとシャッタ部材との間に僅かながたつきが生じている。このため、従来のディスクカートリッジでは、互いに当接して開口部を閉塞している閉塞状態のシャッタ部材がインナーシェル(ディスクトレイ)に対して僅かに移動(回動)することがあり、これに起因して、両シャッタ部材の間に僅かな隙間が形成されることがある。したがって、従来のディスクカートリッジには、両シャッタ部材間に隙間が形成されることに起因して、カートリッジ筐体内に塵埃が侵入するおそれがあるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、ディスクアクセス用の開口部をシャッタ部材で確実に閉塞し得るディスクカートリッジを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るディスクカートリッジは、ディスクアクセス用の第1開口部が形成された下シェル、および上シェルを有してディスク状記録媒体を収容するカートリッジ本体と、ディスクアクセス用の第2開口部が形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設され、ディスクアクセスを規制する規制状態において前記第1開口部の一部を閉塞すると共に当該ディスクアクセスを許容する許容状態において当該第1開口部に前記第2開口部が連通させられて当該一部を開口するディスクトレイと、前記ディスクトレイに軸支された状態で当該ディスクトレイおよび前記下シェルの間に配設され、当該ディスクトレイの回動に伴って前記カートリッジ本体内で移動させられつつ当該ディスクトレイに対して回動させられることにより、前記規制状態において前記第1開口部における他の一部を閉塞する閉塞位置に位置させられて当該ディスクトレイと相俟って当該第1開口部を閉塞すると共に、前記許容状態において前記第1開口部における他の一部を開口する開口位置に位置させられるシャッタ部材とを備え、前記下シェルには、前記ディスクトレイの回動に伴って前記シャッタ部材を前記閉塞位置と前記開口位置との間で当該ディスクトレイに対して回動させる回動用凸部および回動用案内溝のいずれか一方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記ディスクトレイが回動させられたときに前記シャッタ部材が押し付けられることで当該シャッタ部材を前記閉塞位置に向けて回動させるようにして当該シャッタ部材を押圧する押圧用凸部が形成され、前記シャッタ部材には、前記回動用凸部および前記回動用案内溝のいずれか他方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記シャッタ部材が移動させられたときに前記ディスクトレイの回動が完了するのに先立って前記押圧用凸部に当接すると共にその状態から前記ディスクトレイの回動が完了するまでの間に当該押圧用凸部に押し付けられる力が徐々に大きくなるように当該シャッタ部材の側端面から突出する突出部が形成されている。
また、本発明に係るディスクカートリッジは、ディスクアクセス用の第1開口部が形成された下シェル、および上シェルを有してディスク状記録媒体を収容するカートリッジ本体と、ディスクアクセス用の第2開口部が形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設され、ディスクアクセスを規制する規制状態において前記第1開口部の一部を閉塞すると共に当該ディスクアクセスを許容する許容状態において当該第1開口部に前記第2開口部が連通させられて当該一部を開口するディスクトレイと、前記ディスクトレイに軸支された状態で当該ディスクトレイおよび前記下シェルの間に配設され、当該ディスクトレイの回動に伴って前記カートリッジ本体内で移動させられつつ当該ディスクトレイに対して回動させられることにより、前記規制状態において前記第1開口部における他の一部を閉塞する閉塞位置に位置させられて当該ディスクトレイと相俟って当該第1開口部を閉塞すると共に、前記許容状態において前記第1開口部における他の一部を開口する開口位置に位置させられるシャッタ部材とを備え、前記下シェルには、前記ディスクトレイの回動に伴って前記シャッタ部材を前記閉塞位置と前記開口位置との間で当該ディスクトレイに対して回動させる回動用凸部および回動用案内溝のいずれか一方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記ディスクトレイが回動させられたときに前記シャッタ部材が押し付けられることで当該シャッタ部材を前記閉塞位置に向けて回動させるようにして当該シャッタ部材を押圧する押圧用凸部が形成され、前記シャッタ部材には、前記回動用凸部および前記回動用案内溝のいずれか他方が形成されると共に、前記シャッタ部材の側端面から突出させられて前記押圧用凸部に当接する突出部が形成され、当該突出部は、その先端と前記側端面との間の面のうちの前記押圧用凸部に当接する面が平面状に形成されている。
さらに、本発明に係るディスクカートリッジは、上記のいずれかのディスクカートリッジにおいて、前記規制状態において前記押圧用凸部に面的に接触するように前記突出部が構成されている。
また、本発明に係るディスクカートリッジは、上記のいずれかのディスクカートリッジにおいて、前記規制状態のときに前記下シェルにおける前記第1開口部の口縁部近傍で前記カートリッジ本体の厚み方向において重なる前記ディスクトレイの所定位置に前記シャッタ部材が軸支され、前記シャッタ部材における前記ディスクトレイに軸支された部位の近傍に前記突出部が形成され、前記下シェルの前記第1開口部の口縁部近傍に前記押圧用凸部が形成されている。
さらに、本発明に係るディスクカートリッジは、上記のいずれかのディスクカートリッジにおいて、前記ディスクトレイには、前記シャッタ部材が一対軸支され、前記下シェルは、前記押圧用凸部を一対備えて構成され、前記各押圧用凸部が前記各シャッタ部材の前記各突出部をそれぞれ押圧して当該両シャッタ部材を互いに押し付け合うようにして押圧する。
本発明に係るディスクカートリッジでは、シャッタ部材を閉塞位置に向けて回動させるように押圧する押圧用凸部が下シェルに形成されると共に、ディスクトレイの回動が完了するのに先立って押圧用凸部に当接してディスクトレイの回動が完了するまでの間に押圧用凸部に押し付けられる力が徐々に大きくなるように側端面から延出させられた突出部(先端と側端面との間の面が平面状に形成された突出部)がシャッタ部材に形成されている。したがって、本発明に係るディスクカートリッジによれば、スムーズな開閉を可能とするために、カートリッジ本体とディスクトレイとの間やディスクトレイとシャッタ部材との間に僅かな隙間を設けたとしても、押圧用凸部によって両シャッタ部材が閉塞位置に向けて押圧されて第1開口部が隙間なく閉塞されるため、第1開口部からの塵埃の侵入を確実に防止することができる。
この場合、本発明に係るディスクカートリッジによれば、規制状態において押圧用凸部に面的に接触するように突出部を構成したことにより、シャッタ部材を閉塞位置に向けて確実に押圧することができるため、第1開口部からの塵埃の侵入を一層確実に防止することができる。
また、本発明に係るディスクカートリッジでは、規制状態のディスクトレイにおいて下シェルの第1開口部の口縁部近傍に重なる位置でシャッタ部材が軸支されると共に、ディスクトレイに軸支された部位の近傍に突出部が形成され、かつ、押圧用凸部が下シェルにおける第1開口部の近傍に形成されている。したがって、本発明に係るディスクカートリッジによれば、ディスクトレイに軸支されている部位から遠く離れた部位を押圧するのとは異なり、押圧用凸部によって極く短いストロークで押圧してディスクトレイに対してシャッタ部材を大きく回動させることができる。
この場合、本発明に係るディスクカートリッジによれば、一対の押圧用凸部が各シャッタ部材における突出部を押圧して両シャッタ部材を互いに押し付け合うようにして押圧するように下シェルを形成したことにより、例えば一方のシャッタ部材だけを押圧する構成と比較して、両シャッタ部材を互いに密着し合わせて第1開口部を隙間なく閉塞させることができるため、第1開口部からの塵埃の侵入を一層確実に防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るディスクカートリッジの最良の形態について説明する。
最初に、ディスクカートリッジ1の構成について、図面を参照して説明する。
図1,2に示すディスクカートリッジ1は、各種記録データの記録および再生が可能に構成されたカートリッジ式の情報記録媒体であって、カートリッジ本体2、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6,6などを備えてカートリッジ本体2内に光ディスク10が収納されて構成されている。なお、図2では、本発明についての理解を容易とするために、ディスクカートリッジ1の厚み方向のサイズを誇張して厚く図示している。この場合、光ディスク10は、一例として、片面仕様の書き換え型のディスク状記録媒体であって、同図に示すように、その中心部には、記録再生装置(図示せず)にクランプさせるための直径15mm程度の中心孔10aが形成されている。この光ディスク10は、カートリッジ本体2の上シェル4に取り付けられた円板状のクランピングプレート10bが記録再生装置によって下シェル3側に引き寄せられることによって記録再生装置にクランプされる。一方、図1,2に示すように、カートリッジ本体2は、互いに嵌合可能に(重ね合わせが可能に)形成された下シェル3および上シェル4を備えている。
下シェル3は、図3に示すように、一対の下シェル本体11a,11bを備えて、一例として、ポリカーボネート(または、ABS樹脂等)を用いて射出成形されている。具体的には、下シェル3(下シェル本体11a,11b)は、底板12aと、底板12aの外縁部に立設されてカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁12bと、カートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁12cとを備えている。また、下シェル3は、上シェル4に嵌合させた状態(上シェル4に重ね合わせて一体化させた状態)において、両下シェル本体11a,11bにおける底板12a,12aの間にディスクアクセス用の開口部15が形成されるように構成されている。この場合、開口部15は、本発明における第1開口部に相当し、記録データの記録再生時において、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセス(記録再生装置によるクランプや、光学ヘッドを介してのレーザービームの照射等)が可能となるようにその開口幅および開口長等が規定されている。
具体的には、図3に示すように、開口部15は、下シェル3の一方の外縁部(同図における上側の縁部)から中心部を挟んで対向する他方の外縁部(同図における下側の縁部)に亘る帯状となるように形成されている。これにより、開口部15は、カートリッジ本体2内に収容された状態の光ディスク10における中心孔10aの周囲を含む中心部領域を挟んで互いに対向する一対の外縁部領域間に亘る帯状の領域を露出可能な形状および大きさとなっている。この構成により、このディスクカートリッジ1では、2つの光学ヘッドを同時に用いて光ディスク10に対する記録データの記録および再生を行うことが可能となっている。また、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、シャッタ部材6のスリット52(図9参照)に挿入されて、後述するようにディスクトレイ5の回動に伴ってシャッタ部材6をスライドさせるための回動用凸部(以下、「凸部」ともいう)13がそれぞれ立設されている。さらに、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、本発明における押圧用凸部に相当する凸部14がそれぞれ1カ所ずつ形成されている。この場合、図4に示すように、凸部14は、底板12aにおける開口部15側(同図における手前側)の縁部をカートリッジ本体2の内側(同図における上側)に向けて突出させて形成されている。
上シェル4は、図5に示すように、天板22aと、天板22aの外縁部に立設されて下シェル3の側壁12bと相俟ってカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁22bと、下シェル3の隔壁12cと相俟ってカートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁22cとを備えて、一例として、透過性を有するポリカーボネートを用いて射出成形されている。また、図2に示すように、上シェル4の中央部には、リング状の取付け部材10cによってクランピングプレート10bが取り付けられている。この場合、クランピングプレート10bは、上シェル4に対して回転可能で、天板22aに対する接離方向で僅かに移動可能に取り付けられている。
ディスクトレイ5は、図6に示すように、開口部35が形成された円板状の底板31と、底板31の外縁部に立設された側壁32とで光ディスク10を載置可能な浅皿状に形成されて、図2に示すように、光ディスク10と共にカートリッジ本体2内に回動可能に収容されている。この場合、開口部35は、本発明における第2開口部に相当し、図6に示すように、下シェル3における開口部15の幅とほぼ同じ幅となるように形成されている。なお、同図では、開口部15の口縁部を一点鎖線で図示している。また、側壁32には、記録再生装置のシャッタ開閉機構(図示せず)が噛合可能な噛合用歯部34が形成されている。さらに、側壁32には、光ディスク10に対するディスクアクセスを規制している規制状態やディスクアクセスを規制する許容状態においてロック部材7(図1参照)が係合してカートリッジ本体2に対する回動を規制するための切り欠きや、記録再生装置のシャッタ開閉機構が係合してディスクトレイ5を回動させるための切り欠きなど(図示せず)が形成されている。また、底板31の下面には、シャッタ部材6を軸支するための支持軸33,33が立設されている。この場合、図11に示すように、支持軸33,33は、規制状態のときに下シェル本体11a,11bにおける開口部15側の口縁部近傍において重なるディスクトレイ5の所定位置でシャッタ部材6,6を軸支する。
シャッタ部材6は、図7に示すように、一端部にディスクトレイ5の支持軸33を挿通可能な軸受孔51が形成されると共に、他端部側に下シェル3の凸部13を挿通可能なスリット52(本発明における回動用案内溝)が形成されている。また、シャッタ部材6における軸受孔51の近傍には、突出部53が形成されている。この場合、図8に示すように、突出部53は、シャッタ部材6の側端面54から突出させられて、その先端53aと側端面54との間の斜面53b(本発明における「先端と側端面との間の面」)が平面状に形成されている。また、突出部53は、後述するように、規制状態となるようにディスクトレイが回動させられたときに、ディスクトレイ5の回動が完了するのに先立って斜面53bが凸部14に当接すると共にその状態からディスクトレイ5の回動が完了するまでの間に凸部14に向けて斜面53bが押し付けられる力が徐々に大きくなるように形成されている。さらに、図12に示すように、突出部53は、シャッタ部材6が光ディスク10に対するディスクアクセスを規制している常態においては、下シェル本体11aにおける凸部14の当接面14bに斜面53bが面的に接触するように形成されている。また、下シェル本体11bにおける凸部14の当接面14bについても、シャッタ部材6における突出部53の斜面53bが面的に接触するように構成されている。さらに、シャッタ部材6は、同図に示すように軸受孔51に支持軸33を挿通させることによってディスクトレイ5に対して回動可能に軸支された状態で、図2に示すように、下シェル3とディスクトレイ5との間に挟み込まれるようにしてカートリッジ本体2内に収容されている。また、規制状態においては、後述するように、両シャッタ部材6,6は、下シェル本体11a,11bの突出部53,53によって互いに押し付け合うようにして押圧されて開口部15における後述する他の一部を閉塞する。
次に、ディスクカートリッジ1の使用方法について、図面を参照して説明する。
このディスクカートリッジ1は、図1に示すように、記録再生装置から取り外されている常態において、下シェル3の開口部15が、ディスクトレイ5とシャッタ部材6,6とによって閉塞されて、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが規制されている(本発明における規制状態)。具体的には、開口部15における長手方向両端部側の領域(光ディスク10の外縁部側を露出させるための開口部位:本発明における一部)がディスクトレイ5の底板31,31によって閉塞されると共に、開口部15における長手方向中央部の領域(光ディスク10における中心孔10aの近傍を露出させるための開口部位:本発明における上記した他の一部)がシャッタ部材6,6によって閉塞される。この結果、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6,6によって開口部15の全域が閉塞される。
一方、ディスクカートリッジ1の使用(記録データの記録再生)に際しては、ディスクカートリッジ1を記録再生装置に装填する。この際には、ディスクカートリッジ1をある程度押し込んだ際に記録再生装置が図1に示す矢印Iの向きでディスクカートリッジ1を装置内部に引き込む。なお、同図では下シェル3を上向きにした状態を図示しているが、実際の使用に際しては、上シェル4を上向きにした状態で記録再生装置に装填する。この際には、まず、記録再生装置のシャッタ開閉機構がロック部材7に当接した際にロック部材7によるディスクトレイ5の回動規制が解除される。次いで、ディスクカートリッジ1が記録再生装置内にさらに引き込まれた際には、シャッタ開閉機構がディスクトレイ5の噛合用歯部34に噛合して、この状態でディスクカートリッジ1がさらに引き込まれることによってディスクトレイ5が図1に示す矢印B1の向きでカートリッジ本体2に対して回動させられる。この際には、ディスクトレイ5の回動に伴い、下シェル3の凸部13がシャッタ部材6のスリット52内を相対的にスライドすることにより、シャッタ部材6が軸受孔51(ディスクトレイ5の支持軸33)を中心としてディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。これにより、下シェル3の開口部15とディスクトレイ5の開口部35とがディスクカートリッジ1の厚み方向において連通すると共に、シャッタ部材6,6が開口部35上から退避させられて本発明における開口位置に位置させられてカートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが許容される(本発明における許容状態)。この後、記録再生装置によってクランピングプレート10bが磁気的に吸引されて中心孔10aの口縁部(中心部領域)がクランプされ、開口部15を介してのレーザービームの照射(記録データの記録または再生)が実行される。
一方、記録データの記録再生を完了したディスクカートリッジ1を記録再生装置から取り出した際(排出した際)には、下シェル3の開口部15がディスクトレイ5とシャッタ部材6,6とによって閉塞されて、規制状態となる。具体的には、記録再生装置から排出される際に、シャッタ開閉機構によってディスクトレイ5が図9に示す矢印B2の向きで回動させられると共に、その回動に伴ってシャッタ部材6がディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。この場合、このディスクカートリッジ1では、シャッタ部材6,6が開口部15の中央部領域を閉塞する閉塞位置までスライドさせられるのに先立ち、図10に示す状態から、まず、突出部53の斜面53bが凸部14の角部14aに当接する。この状態で、ディスクトレイ5がさらに回動させられることにより、突出部53の斜面53bを凸部14に擦り付けるようにしてシャッタ部材6が矢印B2の向きで移動させられる。
この際に、突出部53の斜面53bが徐々に角部14aに向かう斜面(平面)に形成されているため、ディスクトレイ5の回動に伴ってシャッタ部材6が下シェル3(下シェル本体11a)に対してスライドさせられたときに、ディスクトレイ5の回動が完了するのに先立って突出部53が凸部14(角部14a)に当接し、その後に、突出部53が凸部14に押し付けられる力が徐々に大きくなる。したがって、ディスクトレイ5の回動が完了するまでの間に、反作用によって凸部14の角部14aが突出部53(シャッタ部材6)を押圧する力が徐々に大きくなる。この結果、シャッタ部材6が軸受孔51(支持軸33)を中心として図9,10の矢印Cで示す向き(閉塞位置に向かう方向)に回動させられる。これにより、図11,12に示すように、両シャッタ部材6,6が閉塞位置に位置させられた状態では、シャッタ部材6,6が凸部14,14によって互いに押し付け合う方向に押圧された状態となる。このため、軸受孔51と支持軸33との間や、ディスクトレイ5とカートリッジ本体2との間に僅かな隙間が存在したとしても、両シャッタ部材6,6が互いに密着し合って開口部15を十分に閉塞する。また、このディスクカートリッジ1では、図12に示すように、シャッタ部材6の突出部53(斜面53b)と下シェル3の凸部14(当接面14b)とが面的に接触した状態となる。したがって、シャッタ部材6が確実に押圧されて、互いに密着した状態となる。この結果、両シャッタ部材6,6間の隙間が確実に閉塞されて、カートリッジ本体2、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6,6によってカートリッジ本体2内の光ディスク10が保護される。
この場合、例えば出願人が開発しているディスクカートリッジのなかには、図13,14に示すように、規制状態において下シェル本体11a,11bとの間の隙間を閉塞して塵埃の侵入を防止するための突出部53xが形成されたシャッタ部材6xを備えたディスクカートリッジ1xが存在する。ところが、このシャッタ部材6xは、突出部53xの突出量が上記のシャッタ部材6における突出部53の突出量よりも少ないため、図14に示すように、シャッタ部材6xが閉塞位置に位置させられた状態(規制状態)において、突出部53xが凸部14に当接せずに下シェル本体11a,11bとシャッタ部材6x,6xとの間に隙間が形成される構成となっている。したがって、ディスクカートリッジ1xには、上記のディスクカートリッジ1とは異なり、シャッタ部材6x,6xが互いに押し付け合うようにして凸部14,14によって押圧されることがないため、従来のディスクカートリッジと同様にして、両シャッタ部材6x,6xの間に隙間が形成されることに起因して、カートリッジ本体2内に塵埃が侵入するおそれがあるという課題が存在する。
このように、このディスクカートリッジ1では、シャッタ部材6,6を閉塞位置に向けて回動させるようにして押圧する凸部14,14が下シェル3(下シェル本体11a,11b)に形成されると共に、ディスクトレイ5の回動が完了するのに先立って凸部14(角部14a)に当接してディスクトレイ5の回動が完了するまでの間に凸部14に押し付けられる力が徐々に大きくなるように側端面54から突出させられた突出部53(先端53aと側端面54との間の斜面53bが平面状に形成された突出部53)がシャッタ部材6,6に形成されている。したがって、このディスクカートリッジ1によれば、スムーズな開閉を可能とするために、カートリッジ本体2とディスクトレイ5との間やディスクトレイ5とシャッタ部材6、6との間に僅かな隙間を設けたとしても、凸部14,14によって両シャッタ部材6,6が閉塞位置に向けて押圧されて開口部15が隙間なく閉塞されるため、開口部15からの塵埃の侵入を確実に防止することができる。
また、このディスクカートリッジ1によれば、規制状態において凸部14(当接面14b)に面的に接触するように突出部53を構成したことにより、シャッタ部材6,6を閉塞位置に向けて確実に押圧することができるため、開口部15からの塵埃の侵入を一層確実に防止することができる。
さらに、このディスクカートリッジ1では、規制状態のディスクトレイ5において下シェル3の開口部15の口縁部近傍に重なる位置でシャッタ部材6,6が軸支されると共に、ディスクトレイ5に軸支された部位(軸受孔51)の近傍に突出部53が形成され、かつ、凸部14が下シェル3における開口部15の近傍に形成されている。したがって、このディスクカートリッジ1によれば、軸受孔51から遠く離れた部位を押圧するのとは異なり、凸部14によって極く短いストロークで押圧してディスクトレイ5に対してシャッタ部材6を大きく回動させることができる。
また、このディスクカートリッジ1によれば、一対の凸部14,14が両シャッタ部材6,6における突出部53を押圧して両シャッタ部材6,6を互いに押し付け合うようにして押圧するように下シェル3を形成したことにより、例えば一方のシャッタ部材6だけを押圧する構成と比較して、両シャッタ部材6,6を互いに密着し合わせて開口部15を隙間なく閉塞させることができるため、開口部15からの塵埃の侵入を一層確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記した構成に限定されない。例えば、上記のディスクカートリッジ1では、シャッタ部材6における軸受孔51の近傍に突出部53を形成すると共に、下シェル本体11a,11bにおける支持軸33の近傍に凸部14を形成する構成が採用されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図15,16に示すディスクカートリッジ1Aでは、図11に示すディスクカートリッジ1における矢印Eの部位においてシャッタ部材6Aが押圧される構成が採用されている。具体的には、このディスクカートリッジ1Aでは、記録再生装置から排出される際に、シャッタ開閉機構によってディスクトレイ5が回動させられると共に、その回動に伴ってシャッタ部材6Aがディスクトレイ5に対して図15に示す矢印B2の向きで回動させられて下シェル3(下シェル本体11a,11b)に対してスライドさせられる。この場合、このディスクカートリッジ1Aでは、シャッタ部材6A,6Aが開口部15の中央部領域を閉塞する閉塞位置までスライドさせられるのに先立ち、図15に示す状態から、まず、突出部55の斜面55bが凸部16の角部16aに当接する。この状態で、ディスクトレイ5がさらに回動させられることにより、突出部55の斜面55bを凸部16に擦り付けるようにしてシャッタ部材6Aが矢印B2の向きで移動させられる。
この際に、突出部55の斜面55bが徐々に角部16aに向かう斜面(平面)に形成されているため、ディスクトレイ5の回動に伴ってシャッタ部材6Aがスライドさせられたときに、突出部55が凸部16に押し付けられる力、すなわち、凸部16が突出部55(シャッタ部材6A)を押圧する力が徐々に大きくなる。この結果、シャッタ部材6Aが軸受孔51(支持軸33:図示せず)を中心として矢印Cの向き(閉塞位置に向かう方向)に回動させられる。したがって、図16に示すように、シャッタ部材6Aが閉塞位置に位置させられた状態では、シャッタ部材6Aと、図示しない他方のシャッタ部材6Aとが凸部16,16によって互いに押し付け合う方向に押圧された状態となる。このため、軸受孔51と支持軸33との間や、ディスクトレイ5とカートリッジ本体2との間に僅かな隙間が存在したとしても、両シャッタ部材6A,6Aが密着し合って開口部15を閉塞する。また、このディスクカートリッジ1Aでは、同図に示すように、シャッタ部材6Aの突出部55(斜面55b)と下シェル3の凸部16(当接面16b)とが面的に接触した状態となる。この結果、シャッタ部材6Aが確実に押圧された状態となる。したがって、カートリッジ本体2、ディスクトレイ5およびシャッタ部材6A,6Aによってカートリッジ本体2内の光ディスク10が保護される。
また、本発明におけるディスク状記録媒体としては、上記した書き換え型の光ディスク10に限定されず、再生専用タイプの光ディスクや、追記型の光ディスクなどの各種の光ディスクが含まれるだけではなく、光磁気ディスクや磁気ディスクも含まれる。また、上記したディスクカートリッジ1では、別個独立した下シェル本体11a,11bを有する下シェル3を備えてカートリッジ本体2が構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されず、従来のディスクカートリッジのように、単一の下シェルを有するカートリッジ本体を備えたディスクカートリッジに適用することができる。さらに、本発明におけるディスクアクセス用の開口部の開口形状は、上記の例のようにカートリッジ本体2の前後方向に長い長方形形状の開口形状に限定されるものではなく、カートリッジ本体の左右方向に長い長方形形状の開口形状や、方形形状のカートリッジ本体における対角線方向に長い長方形形状の開口形状であってもよい。
ディスクカートリッジ1の外観斜視図である。 開口部15を開口した状態のディスクカートリッジ1の図1におけるX−X線断面図である。 下シェル3を内面側から見た平面図である。 下シェル本体11a,11bにおける凸部14近傍の斜視図である。 上シェル4を内面側から見た平面図である。 ディスクトレイ5を下シェル3側から見た平面図である。 シャッタ部材6を下シェル3側から見た平面図である。 シャッタ部材6における突出部53近傍の斜視図である。 規制状態となるようにディスクトレイ5を回転させている状態のディスクカートリッジ1の各部材を透過表示した平面図である。 図9に示す状態の凸部14および突出部53近傍の平面図である。 規制状態のディスクカートリッジ1の各部材を透過表示した平面図である。 図11に示す状態の凸部14および突出部53近傍の平面図である。 シャッタ部材6xの平面図である。 規制状態のディスクカートリッジ1xにおける凸部14および突出部53x近傍の平面図である。 規制状態となるようにディスクトレイ5を回転させている状態のディスクカートリッジ1Aの突出部16および突出部55近傍の平面図である。 規制状態のディスクカートリッジ1Aにおける突出部16および突出部55近傍の平面図である。
符号の説明
1,1A ディスクカートリッジ
2 カートリッジ本体
3 下シェル
5 ディスクトレイ
6,6A シャッタ部材
10 光ディスク
11a,11b 下シェル本体
12a 底板
12b 側壁
12c 隔壁
13 凸部
14,16 凸部
14a,16a 角部
14b,16b 当接面
15 開口部
31 底板
33 支持軸
35 開口部
51 軸受孔
52 スリット
53,55 突出部
53a,55a 先端
53b,55b 斜面
54 側端面

Claims (5)

  1. ディスクアクセス用の第1開口部が形成された下シェル、および上シェルを有してディスク状記録媒体を収容するカートリッジ本体と、
    ディスクアクセス用の第2開口部が形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設され、ディスクアクセスを規制する規制状態において前記第1開口部の一部を閉塞すると共に当該ディスクアクセスを許容する許容状態において当該第1開口部に前記第2開口部が連通させられて当該一部を開口するディスクトレイと、
    前記ディスクトレイに軸支された状態で当該ディスクトレイおよび前記下シェルの間に配設され、当該ディスクトレイの回動に伴って前記カートリッジ本体内で移動させられつつ当該ディスクトレイに対して回動させられることにより、前記規制状態において前記第1開口部における他の一部を閉塞する閉塞位置に位置させられて当該ディスクトレイと相俟って当該第1開口部を閉塞すると共に、前記許容状態において前記第1開口部における他の一部を開口する開口位置に位置させられるシャッタ部材とを備え、
    前記下シェルには、前記ディスクトレイの回動に伴って前記シャッタ部材を前記閉塞位置と前記開口位置との間で当該ディスクトレイに対して回動させる回動用凸部および回動用案内溝のいずれか一方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記ディスクトレイが回動させられたときに前記シャッタ部材が押し付けられることで当該シャッタ部材を前記閉塞位置に向けて回動させるようにして当該シャッタ部材を押圧する押圧用凸部が形成され、
    前記シャッタ部材には、前記回動用凸部および前記回動用案内溝のいずれか他方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記シャッタ部材が移動させられたときに前記ディスクトレイの回動が完了するのに先立って前記押圧用凸部に当接すると共にその状態から前記ディスクトレイの回動が完了するまでの間に当該押圧用凸部に押し付けられる力が徐々に大きくなるように当該シャッタ部材の側端面から突出する突出部が形成されているディスクカートリッジ。
  2. ディスクアクセス用の第1開口部が形成された下シェル、および上シェルを有してディスク状記録媒体を収容するカートリッジ本体と、
    ディスクアクセス用の第2開口部が形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設され、ディスクアクセスを規制する規制状態において前記第1開口部の一部を閉塞すると共に当該ディスクアクセスを許容する許容状態において当該第1開口部に前記第2開口部が連通させられて当該一部を開口するディスクトレイと、
    前記ディスクトレイに軸支された状態で当該ディスクトレイおよび前記下シェルの間に配設され、当該ディスクトレイの回動に伴って前記カートリッジ本体内で移動させられつつ当該ディスクトレイに対して回動させられることにより、前記規制状態において前記第1開口部における他の一部を閉塞する閉塞位置に位置させられて当該ディスクトレイと相俟って当該第1開口部を閉塞すると共に、前記許容状態において前記第1開口部における他の一部を開口する開口位置に位置させられるシャッタ部材とを備え、
    前記下シェルには、前記ディスクトレイの回動に伴って前記シャッタ部材を前記閉塞位置と前記開口位置との間で当該ディスクトレイに対して回動させる回動用凸部および回動用案内溝のいずれか一方が形成されると共に、前記規制状態となるように前記ディスクトレイが回動させられたときに前記シャッタ部材が押し付けられることで当該シャッタ部材を前記閉塞位置に向けて回動させるようにして当該シャッタ部材を押圧する押圧用凸部が形成され、
    前記シャッタ部材には、前記回動用凸部および前記回動用案内溝のいずれか他方が形成されると共に、前記シャッタ部材の側端面から突出させられて前記押圧用凸部に当接する突出部が形成され、
    当該突出部は、その先端と前記側端面との間の面のうちの前記押圧用凸部に当接する面が平面状に形成されているディスクカートリッジ。
  3. 前記突出部は、前記規制状態において前記押圧用凸部に面的に接触するように構成されている請求項1または2記載のディスクカートリッジ。
  4. 前記シャッタ部材は、前記規制状態のときに前記下シェルにおける前記第1開口部の口縁部近傍で前記カートリッジ本体の厚み方向において重なる前記ディスクトレイの所定位置に軸支され、
    前記突出部は、前記シャッタ部材における前記ディスクトレイに軸支された部位の近傍に形成され、
    前記押圧用凸部は、前記下シェルの前記第1開口部の口縁部近傍に形成されている請求項1から3のいずれかに記載のディスクカートリッジ。
  5. 前記ディスクトレイには、前記シャッタ部材が一対軸支され、
    前記下シェルは、前記押圧用凸部を一対備えて構成され、
    前記各押圧用凸部は、前記各シャッタ部材の前記各突出部をそれぞれ押圧して当該両シャッタ部材を互いに押し付け合うようにして押圧する請求項1から4のいずれかに記載のディスクカートリッジ。
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