JP2005166083A5 - - Google Patents

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ディスクカートリッジ
本発明は、ディスク状記録媒体を保護して取り扱いを容易にするとともに、ディスクドライブ装置に装着してディスク状記録媒体の記録再生を可能とするためのディスクカートリッジに関する。
近年、大容量の光ディスクが登場し、PC用バックアップメディアやビデオレコーダ等の用途で急速に普及が進んでいる。しかしながらこのような高密度記録を行う光ディスクシステムでは、ディスクの記録面に付着したダストや指紋の影響が無視できず、これらは正常な記録再生の妨げとなる。そのため、光ディスクは、通常ユーザに直接触られることのできないように密閉構造のディスクカートリッジに格納されているものが多い。
このような従来のディスクカートリッジの一例として、特許文献1に示されているものがあった。図11は、特許文献1に記載された従来のディスクカートリッジの分解斜視図を示すものである。
図11に示すように、従来のディスクカートリッジ21は、上シェル23、中シェル24及び下シェル25を一体的に重ね合わせることによって形成されている。その内部には、回転自在に収納された光ディスク22、下シェル25に形成された開口部26を開閉する一対のシャッター部材281、282等を備えている。
中シェル24は、下シェル25と上シェル23とに形成された円形の空間部である上下の凹陥部29内に、回転自在に収納されている。下シェル25の中央部には、前後方向に延在した開口部26が設けられている。この開口部26は、ディスク回転駆動機構であるターンテーブルと光学ピックアップ装置の光学ヘッドとを光ディスク22に臨ませるためのもので、これらが自由に出入りできる広さに設定されている。
光ディスク22は、中シェル24と上シェル23とによって形成される空間に、半径方向及び厚さ方向に所定の隙間を持たせて収納されている。光ディスク22は、中央部にセンター穴22aが設けられた厚みの薄い円板状の記録部材である。
中シェル24は、円盤状の薄い板材からなる平面部24aと、この平面部24aの外周縁に連続して設けられたリング部24bとを有している。さらに中シェル24の平面部24aには一対のシャッター部材281、282を平面方向へ回転自在に支持するための一対の支持穴24cが設けられている。このシャッター部材281、282の一端部には溝部28aがそれぞれ設けられている。この溝部28aを中シェル24の平面部24aの支持穴24cに嵌合させることにより、各シャッター部材281、282が中シェル24にそれぞれ回転自在に取り付けられている。
さらに、シャッター部材281、282には開閉溝28bがそれぞれに設けられている。各開閉溝28bには下シェル25の操作凸部25a、25bがそれぞれ摺動可能に係合されている。また、中シェル24のリング部24b外周面の一部にはギア部24dが設けられており、ディスクカートリッジ21の一方の側面中央部に設けた開口窓27から外部に露出している。
このような構成を有するディスクカートリッジ21で、開口部26の開閉動作を行うためには、ラック棒(図示せず)をディスクカートリッジ21の開口窓27を設けた側面に沿って前面側からあるいは背面側から摺動させる。この摺動過程で、ラック棒に形成したラックギアと中シェル24に設けたギア部24dとが噛み合って中シェル24が回転することになる。この動作により、中シェル24に連動して動作するシャッター部材281、282が開口部26の領域から退避し、又は開口部26を密閉させることになる。
特開2001−332054号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ディスクドライブ装置がディスクカートリッジ11に内蔵されたディスク22を露出させてアクセスするためには、ディスクカートリッジ11の側面から露出した中シェル24のギヤ部24dと噛み合うラックを備え、ラックを駆動して中シェル24を回転させる必要がある。
ギヤの噛み合わせによる駆動は、ディスクカートリッジ11をディスクドライブ装置に挿抜する過程のように、相対的に完全に固定されない状態において行う場合には、噛み合わせの外れが発生しやすいという問題がある。
また、ギヤの噛み合わせ外れを防止するためには、例えば開口部26の開閉動作時にラックをディスクカートリッジ21に付勢して径方向の相対的な位置を規制し、動作完了後に付勢を解除する等の複雑な構成が必要となり、ディスクドライブ装置のコストが上昇する結果となる。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、開口部の開閉駆動を、ディスクドライブ装置の駆動部材との係合外れを防止して安定して行うことができる構成とし、またディスクドライブ装置のシャッター駆動構成もコストを抑えた単純なものにできるディスクカートリッジを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のディスクカートリッジは、ディスクを内蔵したディスクカートリッジであって、上シェルと、内蔵したディスクを外部に露出させる第1の開口部を形成した下シェルと、前記上シェルと前記下シェルとの間に回転自在に支持され、前記ディスクを外部に露出させる第2の開口部を形成し、前記第2の開口部の回転移動により、前記第1の開口部の一部を開放及び閉塞する中シェルと、前記中シェルの回転に連動し、前記第1の開口部の一部を開放及び閉塞させる複数のシャッターとを備え、前記中シェルは、ディスクドライブ装置の駆動部材と係合可能な駆動部を設けており、前記駆動部に当接させた前記駆動部材の回転駆動により、前記中シェルの回転駆動が可能であり、前記駆動部の内周に前記駆動部材が当接し、前記中シェルが回転駆動している状態において、先端部が前記回転駆動方向と反対側に延出し、内周が前記駆動部材を包み込むように前記駆動部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、開口部の開閉駆動を安定して行うことができ、ディスクドライブ装置のシャッター駆動構成もコストを抑えた単純なものにできる。
本発明のディスクカートリッジによれば、開口部の開閉過程において駆動部は挿入方向に対して左右対称な位置間の移動とすることができ、略左右対称に構成された開口部内で、駆動部の移動範囲を完結させることができる。このことにより、ディスクカートリッジに駆動部を露出させる開口部開閉専用の切欠き部などが不要となるため、密閉性を損なうことがない。また開口部開放時と閉塞時とで駆動部材が駆動面を押圧する駆動力をほぼ同じにすることができ、安定した開口部開閉動作を実現できる。
また、本発明のディスクカートリッジによれば、前記駆動部の内周に前記駆動部材が当接し、前記中シェルが回転駆動している状態において、先端部が前記回転駆動方向と反対側に延出し、内周が前記駆動部材を包み込むように前記駆動部が形成されている。駆動面を押圧する駆動部材が中シェル回転接線方向に駆動される場合に、駆動部材が駆動面から受ける反力は常に回転中心方向の分力を発生し、駆動部材はディスクカートリッジの駆動溝の奥に食い込む方向に力を受けるため、係合外れ等を防止して安定した中シェルの駆動を実現できる。
前記ディスクカートリッジにおいては、前記駆動部材は外周が略円筒面であり、前記中シェルの回転中心を中心とし前記回転中心と前記駆動部材の中心とを結ぶ線を半径とする円と、前記駆動部材の内周との交点と、前記回転中心とを結ぶ第1の直線と、前記中シェルの回転中心を通り、前記ディスクカートリッジの前記ディスクドライブ装置への挿入方向に延びた第2の直線とのなす角を角度α′とし、前記駆動部材が当接する部分の前記駆動部の内周の接線と、前記第2の直線とのなす角を角度βとすると、前記駆動部の内周は、β>α′となる部分があることが好ましい。
また、本発明のディスクカートリッジにおいては、前記下シェルには、前記ディスクドライブ装置への挿入方向に平行で、前記ディスクの中心と反対側が開口し、前記ディスクドライブ装置の規制部材と係合して前記ディスクカートリッジの位置を規制する複数の案内溝を備えており、前記案内溝は、前記挿入方向に平行で等間隔な2平面を含む構成が好ましい。この構成により、位置規制手段と案内溝とを複数個所で係合させることができるので、ディスクカートリッジの挿入方向及び幅方向と、回転方向との双方を位置規制することができる。
記ディスクカートリッジにおいては、前記ディスクカートリッジを前記ディスクドライブ装置へ挿入する際に、前記駆動部材と前記駆動部との係合より、前記規制部材と前記平行部との係合が先行するように前記駆動部及び前記案内溝が配置されていることが好ましい。この構成によれば、ディスクドライブ装置への挿入時に、挿入方向と平行に配置した案内溝によりディスクカートリッジを位置規制した後に、ディスクドライブ装置側の駆動部材をディスクカートリッジの中シェル駆動部へ挿入させるので、駆動部材と中シェルの駆動部との係合ミスを防止できる。
また、前記ディスクカートリッジの前記ディスクドライブ装置への挿入方向において、前記駆動部材と前記駆動部との係合開始位置と前記駆動部材と前記駆動部との当接位置との間の距離をL1、前記案内溝の平行部の長さをL2とすると、L2≧L1であることが好ましい。この構成によれば、駆動部の奥行寸法が大きくとれない場合にも、駆動部と駆動部材との係合ミスを防止できる。
また、前記案内溝に前記規制部材が係合し、前記案内溝の前記規制部材の残りの挿入寸法がL2−ΔL(ΔL>0)である状態において、前記駆動部材の位置は、前記駆動部材の挿入完了位置からの距離がL1−ΔLであることが好ましい。この構成によれば、簡単な構成で駆動部材と中シェルの駆動部との係合ミスを防止できる。
また、前記各ディスクカートリッジにおいては、前記駆動部は、前記第1の開口部の開放動作時に押圧される第1の駆動面と、前記第1の駆動面に対向配置された第2の駆動面とを備えたことが好ましい。この構成によれば、第2の駆動面に駆動部材を押圧させて第1の開口部を閉塞させることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1−10は、本発明の一実施の形態を示すものである。図1はディスクカートリッジ9を下シェル1側から見た分解斜視図、図2はディスクカートリッジ9を上シェル2側から見た分解斜視図、図3はディスクカートリッジの開口部の閉塞状態での下シェル1側から見た平面図、図4はディスクカートリッジの開口部の開放状態での下シェル1側から見た平面図、図5−11はディスクカートリッジ9のディスクドライブ装置のカートリッジホルダ40への挿入及び開口部の開放動作の過程を示す下シェル1側から見た平面図である。
まず、図1及び2を用いてディスクカートリッジ9の全体構成について説明する。ディスクカートリッジ9は、ディスク状記録媒体である光ディスク6を収納したものである。光ディスク6は、オーディオ情報である音楽信号、ビデオ情報である映像及び音楽の両信号などの各種の情報信号が記録されたもの、又はこれらの情報の記録が可能なものである。
ディスクカートリッジ9は、図1に示すように、下シェル1と上シェル2とを重ね合わせることによって形成される空間に、光ディスク6が回転自在に保持されるものである。また、中シェル3、第1のシャッターである大シャッター4、及び第2のシャッターである小シャッターは、下シェル1に形成された開口部8を開閉するものである。
次に、図1−3を用いて、ディスクカートリッジ9の各構成部品の特徴について説明する。下シェル1は、図1及び2に示すように、円弧状の曲面で構成された前面部1aと、平面形状で形成される左右の側面部1b、1cと、曲面部1aに対峙した背面部1dと、底面部1eとを備えている。下シェル1には、開口部8が形成されており、この開口部8は、ディスク回転駆動機構のターンテーブルと光学ピックアップ装置の光学ヘッドを光ディスク6に臨ませるもので、これらが自由に出入りできる広さに設定されている。
下シェル1の底面部1eの反対側(光ディスク6側)には、開口部8の開放位置において小シャッター5の姿勢を規制する規制ボス1f(図2)が設けられている。また、下シェル1の底面部1eには、前面部1a側に開口した案内溝11及び12が、それぞれ側面部1b、1cの近傍に形成されている。特に図3から分かるように、案内溝11及び12は、底面部1eを切り欠くように形成されており、切り欠き方向、すなわち溝の形成方向はディスクカートリッジ9の前後方向(脱着方向)になっている。
また、図3に詳細を示すように、案内溝11及び12は、前面部1a側に形成され、規制部材である規制ピン(図5、6の符号41、42参照)の誘い込みに用いる傾斜面で構成される傾斜部11a、12aと、対向する平行面で構成される平行部11b、12bと、背面部1d側の係止面11c、12cとをそれぞれ備えている。ここで、平行部11bと12bでは、平行部12bの方が幅を広く設定している。
下シェル1は上シェル2に対して、例えばネジのような複数の締結部品によって位置決め固定されるが、図1ではその具体構成を省略している。また、上シェル2は、図1及び2に示すように下シェル1とほぼ同一の外形寸法のものであり、円弧状の曲面で構成された前面部2aと平面形状で形成される左右の側面部2b、2cと、曲面部2aに対峙した背面部2dと、天面部2eとを備えている。
上シェル2には、円形のリブ2fが形成されており、このリブ2fの外周面2gが中シェル3を上シェル2に対して回転自在に支持している。上シェル2に形成されたシャッター軸2hは、大シャッター4を回転自在に支持している。光ディスク6は、下シェル1と上シェル2との間に収納された中シェル3と上シェル2に挟まれた空間に、半径方向及び厚さ方向に所定の隙間を確保して収納されている。
光ディスク6は、ディスクドライブ装置に装着されたときに、ターンテーブルの一部によって位置決めするために用いられるセンター孔6aが中心部に設けられている。また光学的記録再生が可能な記録部材をその板面内に備えて構成されており、下シェル1に形成された開口部8から光学ヘッドが挿入されることで、信号の記録再生が可能となる。
チャッキングプレート7は、上シェル2の天面部2eと、光ディスク6と、上シェル2に設けられた円形の規制リブ2iとによって囲まれた空間に回転自在に収納される。規制リブ2iにより、チャッキングプレート7の半径方向の位置が光ディスク6の中心とおよそ同心に保たれるよう拘束されている。
また、チャッキングプレート7は、磁性材料で構成されている。このため、ディスクカートリッジ9がディスクドライブ装置に装着された状態では、チャッキングプレート7は、ターンテーブルに設けられたマグネットの磁力により吸着されて、光ディスク6は、チャッキングプレート7とターンテーブルとの間に挟持されることになる。
この場合、ターンテーブルの一部が光ディスク6のセンター孔6aに嵌合していることになる。このため、光ディスク6がターンテーブルに位置決め一体化され、光ディスク6は、ターンテーブルが取り付けられているディスク回転駆動機構の駆動により回転することになる。
なお、チャッキングプレート7は、ディスクカートリッジ9に必ずしも内蔵されている必要はない。チャッキングプレート7を装着する機器側に設置する場合や、光ディスク6と一体にターンテーブルとの嵌合部が形成されている場合等は、チャッキングプレート7を内蔵しない構成でもよい。さらに、チャッキングプレート7を機器側に設置する場合には、外部からチャッキングプレート7を挿抜するための孔を、上シェル2の天面部2eに設けてもよい。
中シェル3は、図1及び2に示すように、平面部3cと、平面部3cの外周端部に形成されるリング部3aとを備える。リング部3aの内周面3bが、上シェル2に形成されるリブ2fの外周面2gと摺動し、上シェル2に対して回転自在に支持される。また、中シェル3の平面部3cには、下シェル1に形成された開口部8と略同形状の中シェル開口部3fが形成されている。中シェル開口部3fは、図1に示したように、円筒形状の中シェル3の中心部から外周に亘る部分を切り欠いたものである。
中シェル3の平面部3cには、シャッター駆動手段としての大シャッターガイド溝3dと小シャッターガイド軸3eとが形成されている。大シャッターガイド溝3dは、平面部3cを貫通した溝として形成され、大シャッター4と係合してその姿勢を制御する。小シャッターガイド軸3eは、平面部3cから下シェル1側へ凸に形成され、小シャッター5と係合してその姿勢を制御する。
また、中シェル3の平面部3cには、開口部閉時に大シャッター4と係合させる規制ピン3gが下シェル1側へ凸に形成されており、規制ピン3gは根元がアンダーカット形状となっている。
中シェル3のリング部3aには、開閉の駆動部としての駆動溝31がリング部3aから中シェル3の径方向に突出して設けられている。駆動溝31は、図3に示したように、リング面31cと中シェル3の径方向に突出した開駆動面31a及び閉駆動面31bとで形成されている。このため、駆動溝31は外側が開放し、ディスクカートリッジ9の厚み方向に貫通した空間を形成している。
この駆動溝31をディスクドライブ装置により駆動することで、中シェル3は所定角度回転させることができる。また、中シェル3は、中シェル3の外縁部に沿って上シェル2との間に架張されるバネ(図示せず)により、中シェル3の平面部3cが開口部8を閉塞する方向に常時付勢されている。このため、ディスクドライブ装置により駆動溝31の規制を解除すれば、中シェル3は図3の閉塞位置に自動的に復帰する。
大シャッター4は、図1及び2に示す通り、一端に支点孔4aが設けられ、この支点孔4aは上シェル2に形成されたシャッター軸2hと係合することで上シェル2に対し回転自在に支持される。同時に、大シャッター4に形成された大シャッターガイド軸4bが、中シェル3の大シャッターガイド溝3dと係合して、大シャッター4の姿勢を規制している。また、大シャッター4には、小シャッター5の回転支点となる小シャッター軸4cが形成される。開口部閉時の密閉性を確保する目的で、中シェル3の規制ピン3gと係合する規制溝4dが、大シャッター4上に形成されている。
小シャッター5は、図1及び2に示すように、支点孔5aが大シャッター4の小シャッター軸4cと係合し、支点孔5aを中心に大シャッターに対して回転自在に支持される。同時に、小シャッター5を貫通して形成される小シャッターガイド溝5bが中シェル3の小シャッターガイド軸3eと係合して、開口部8の開閉動作中の小シャッター5の姿勢を規制している。
また、小シャッター5には、開口部8の開時に下シェル1の規制ボス1fが当接して小シャッター5の姿勢を規制するための係止部5hを設けている。さらに、小シャッター5には、開口部8の閉時に大シャッター4の前重合部4e、中重合部4f、支点重合部4gとそれぞれ重合する前重合部5e、中重合部5f、支点重合部5gが設けられる。
次に、開口部8が閉じた状態におけるディスクカートリッジ9の密閉構成を説明する。図3に示すように、中シェル3の平面部3cは開口部8の外周付近を、大シャッター4は側面1b側から背面部1d側を、小シャッター5は側面部1c側を覆い、平面的に開口部8を閉塞させている。
さらに、図4に示す通り、開口部8が開いた状態においては、下シェル1と中シェル3の平面部3cとの間を、大シャッター4と小シャッター5と下シェル1に設けた閉塞リブ1fとが塞いでいる。このため、開口部8は各部材により密閉され、ディスクカートリッジ9は開口部8から塵埃が侵入しにくい構成となっている。
次に、ディスクカートリッジ9の開口部8の開閉に伴う中シェル3、大シャッター4及び小シャッター5の動作を図3、4を用いて説明する。まず、ディスクカートリッジに9に設けられたロック部材(図示せず)による中シェル3のロックが解除される。その後、中シェル3の駆動溝31が中シェル3の円周方向(矢印a方向)に押圧され、まず中シェル3が回転を始める。
なお、このような動作は、実際にはディスクカートリッジ9がディスクドライブ装置に挿入された状態で行なわれ、駆動溝31の押圧も、詳細は後に説明するように、図5等に示した駆動アーム43により行なわれる。ここでは、特に開口部8の開閉動作を説明するので、説明の便宜上、ディスクカートリッジ9単体の状態で説明する。
中シェル3の回転(矢印a方向)により、開口部8の外周側を塞いでいた中シェル3の平面部3cは、上シェル2の側面部2c側へ格納されていく。大シャッター4の大シャッターガイド軸4bが中シェル3の大シャッターガイド溝3dに沿って駆動され、大シャッター4はシャッター軸2hを中心に回転(矢印b方向)し、上シェル2の背面部2d側へ格納されていく。
また、大シャッター4の回転により、小シャッター5の回転支点である支点孔5aが背面部2d側(矢印c方向)へ移動する。さらに、中シェル3の小シャッターガイド軸3eは、中シェル3と一体に回転し(矢印a方向)、小シャッターガイド溝5bに沿って移動するので、小シャッター5は支点孔5aを中心に回転し(矢印a方向)、図4に示したように、上シェル2の側面部2c側へと格納されていく。
さらに中シェル3が回転して、開口部8がほぼ開放された状態で、小シャッター5に設けられた係止部5hが、下シェル1の内側へ凸に形成された規制ボス1fに係合する。この係合開始以降に、中シェル3の小シャッターガイド軸3eが通過する小シャッターガイド溝5bは溝幅を若干拡大しており、小シャッター5の姿勢は最終的に規制ボス1fと係止部5hで制御する構成としている。
開口部8が開状態で小シャッターガイド溝5bと中シェルの小シャッターガイド軸3eとの関係で姿勢を決めようとすると、小シャッター5の位置が精度良く決まりにくいことが問題となる。
これは、小シャッター5の回転支点が大シャッター4という移動体の上に存在することに加え、小シャッターガイド軸3eが回転支点である支点孔5aから近い位置にあるためである。しかし、支点孔5aから比較的離れた位置の係止部5hで姿勢を決めることにより、小シャッター5の位置決め精度を向上させ、確実に開口部8を開放することができる。
そして、図4に示すように中シェル3が回転しきって開口部8が全て開放となるまで所定角度回転した状態では、中シェル3は下シェル1に完全にカバーされた状態に格納されて、開口部8から平面的に離間し、大シャッター4は背面部1d側まで回転して開口部8から平面的に離間し、小シャッター5はさらに背面部1c側へ移動しながら側面部1b側に回転して開口部8から平面的に離間する。
上記の動作とは逆に、開口部8を閉塞させる場合には、中シェル3の駆動溝3dに対する規制を解除してやると、中シェル3と上シェル2の間に架張されたバネ(図示せず)により、中シェル3は開口部8を閉塞させる方向(矢印b方向)に回転し、連動する大シャッター4と小シャッター5が駆動されて上記の動作と逆の手順で移動し、結果図3に示すような開口部8の閉塞状態に復帰する。
次に、このようなディスクカートリッジ9をディスクドライブ装置に装填して開口部8の開閉動作を行う場合の、具体的なディスクドライブ装置の構成例及び一連の動作について図5−11を用いて説明する。まず、ディスクドライブ装置でディスクカートリッジ9の保持と開口部8の開閉のための駆動動作を行うカートリッジホルダ40の構成の概略を説明する。
図5に示すように、カートリッジホルダ40は、ディスクカートリッジ9の外形を保持するために底面部40a、天面部40b、側面部40c及び40dでロの字型の筒状に構成されている。底面部40aには、ディスクカートリッジ9の下シェル1に形成された案内溝11及び12と係合させてカートリッジホルダ40内の幅方向及び奥行方向の位置を規制する位置規制部材である規制ピン41及び42が組み付けられている。
また、天面部40bには、中シェル3を回転させるための駆動アーム43が、回転可能に取り付けられる。駆動アーム43の先端には、円筒形の駆動ピン44がディスクカートリッジ9の厚み方向を軸方向として設けられる。駆動ピン44と規制ピン41及び42の相対位置関係は、ディスクカートリッジ9がカートリッジホルダ40に挿入完了した状態で、規制ピン41及び42はそれぞれ係止面11c、12cに当接し、駆動ピン44とリング面31cとの間には十分なクリアランスが確保される位置関係になっている(図8参照)。
また、駆動ピン44と規制ピン41の直径は、ほぼ同じ径Aである。駆動アーム43の別の一端には回転レバー45が配置され、回転レバー45に連結された回転機構(図示せず)によって、ディスクドライブ装置は駆動アーム43を角度θだけ回転させる構成となっている。
以下に、上記構成のディスクドライブ装置のカートリッジホルダ40による開口部8の開閉動作について説明する。ここでは、前記のディスクカートリッジ9の開口部8の開閉動作の詳細は省略する。
図5に示すように、ディスクカートリッジ9がディスクドライブ装置のカートリッジホルダ40に挿入されると、ディスクカートリッジ9の幅方向の位置はカートリッジホルダ40の両側面40c、40dに案内されることで規制される。カートリッジホルダ40の幅方向寸法は、ディスクカートリッジ9の寸法ばらつきや温度による伸縮を許容するためディスクカートリッジ9の幅方向寸法に対して大きく設定されている。このため、この時点で幅方向については、ディスクカートリッジ9はカートリッジホルダ40に対して精度良く保持されていない。
さらに挿入されると、カートリッジホルダ40に取り付けられた規制ピン41が、下シェル1に形成された案内溝11に挿入され、傾斜部11aを経由し、図6に示すように平行部11bに達する。規制ピン41の直径は、案内溝11の溝幅とほぼ等しく設定されている。このため、図6の状態に達した時点で、ディスクカートリッジ9のカートリッジホルダ40の幅方向の位置精度が確保されている。
図6は、図5より挿入が進んだ状態であり、規制ピン41と平行部11bとが係合している。図7は、図6の規制ピン41及び駆動ピン44の近傍の拡大図である。図8は、ディスクカートリッジ9の挿入完了時を示している。
ディスクカートリッジ9の挿入方向において、駆動溝31と駆動ピン44との係合開始位置(駆動溝31の先端位置)と駆動ピン44と駆動溝31との当接位置との間の距離をL1とし、案内溝11の平行部11bの長さをL2とすると、L2≧L1の関係になっている(図7参照)。
図7において、規制ピン41及び駆動ピン44は、図8に示す挿入完了時の位置から(L2−A/2)だけ前方にある。この状態では、駆動ピン44と駆動溝31とは係合しておらず、駆動ピン44と駆動溝31とが係合開始する位置は、挿入完了時の位置から(L1−A/2)である。
したがって、図7、及び下記式で示されるように、駆動ピン44が(L2−L1)だけ進むと、駆動ピン44は駆動溝31に係合開始することになる。
(L2−A/2)−(L1−A/2)=L2−L1
前記のようにL2≧L1であるので、(L2−L1)≧0である。すなわち、図7の挿入位置では、駆動ピン44は駆動溝31との係合開始位置より前方、又は係合開始位置に存在する。
この構成によれば、ディスクカートリッジ9のディスクドライブ装置への挿入過程において、まず規制ピン41によりディスクカートリッジ9の幅方向の位置を規制し、その後に駆動ピン44を駆動溝31に係合させることができる。これにより、ディスクドライブ装置に複雑な機構を設けることなく、確実に中シェル3の駆動溝31にカートリッジホルダ40の駆動ピン44を係合させることができる。
より具体的には、本実施の形態のディスクカートリッジ9のように、前部が曲面形状であると、内蔵される光ディスク6とディスクカートリッジ9外形との間の距離が小さくなる。この場合、中シェル3駆動中に駆動ピン44と駆動溝31との外れが生じないための十分な溝長さを確保しようとすると、中シェル3の駆動溝31の前方側に大きな誘い込み形状を設ける必要がある。本実施の形態では、駆動ピン44と駆動溝31との係合より、規制ピン41と平行部11bとの係合が先行するので、駆動溝31の溝長さを特別長くする必要はなく、駆動溝31をディスクカートリッジ9の外形寸法の範囲内に収めることができる。
なお、図7において、規制ピン41及び駆動ピン44は、図8に示す挿入完了時の位置からL2−A/2だけ前方にある例で説明したが、駆動ピン44と駆動溝31との係合より、規制ピン41と平行部11bとの係合が先行すればよく、L2−A/2をL2−ΔL(ΔL>0)としてもよい。
図6からさらにディスクカートリッジ9が挿入されると、図8に示すように規制ピン41は案内溝11の係止面11cに、規制ピン42は案内溝12の係止面12cにそれぞれ当接して停止する。このとき、規制ピン41が規制溝11の挿入方向及び幅方向を規制し、規制ピン42が案内溝12の係止面12cと当接してディスクカートリッジ9の規制ピン41周りの回転を規制する。このことにより、ディスクカートリッジ9はカートリッジホルダ40内で位置決めされることになる。
また、駆動ピン44は駆動溝31の中で、ディスクカートリッジ9の挿入方向及び幅方向共に十分なクリアランスが確保され、規制ピン41及び42によるディスクカートリッジ9の位置決めに支障を及ぼさない構成となっている。図7の例では、挿入方向についてみると、挿入完了状態において、駆動ピン44とリング面31cとの間にA/2の余裕がある。
次に、駆動アーム43が矢印a方向に回転を始めると、図9(a)に示すように、駆動ピン44が駆動溝31の開駆動面31aに当接する。このときの当接点である駆動開始点Pの位置は、駆動開始点Pと中シェル3の回転中心30を結ぶ直線13と、回転中心30を通り、ディスクカートリッジ9の挿入方向に延びた直線14とのなす角度αが、中シェル3の全回転角θの略1/2になっている。
駆動ピン44が開駆動面31aに面接触している場合は、駆動開始点Pは、このうちの任意の1点とすればよい。また、図11に示した駆動停止点Qは、中シェル3の駆動終了状態において、駆動ピン44と開駆動面31aとの交点である。
α=θ/2としたことにより、直線13に対して、駆動開始点Pと駆動停止点Qとをほぼ左右均等位置に配置でき、かつ開口部8の開閉動作に伴う駆動溝31の動作範囲を直線13に対して、ほぼ左右均等にでき、駆動溝31の動作を略左右対称に形成される開口部8内で完結させることができる。このため、駆動溝31を外部に露出させるための専用の切欠き部などが不要であり、ディスクカートリッジ9としての密閉性が損なわれることはない。
また、開駆動面31aの内周に駆動ピン44が当接し、中シェル3が回転駆動している状態において、開駆動面31aは、先端部が回転駆動方向と反対側に延出し、内周が駆動ピン44を包み込むように形成されている。このことは、図9(a)の駆動溝31近傍の拡大図である図9(b)に具体的に示している。すなわち、中シェル3の回転中心30を中心とし回転中心30と駆動ピン44の中心44aとを結ぶ線を半径とする円15と、開駆動面31aとの交点P′と、回転中心30とを結ぶ直線16と、直線14とのなす角を角度α′とし、開駆動面31aの内周の接線と直線14とのなす角を角度βとすると、開駆動面31aに、β>α′となる部分がある。
このことにより、駆動アーム43の回転により、駆動ピン44は、開駆動面31aから回転半径方向で中心向きの反力Uを受けることになる。すなわち、駆動ピン44が開駆動面31aから受ける反力は、回転接線方向の反力Tと回転半径方向で中心向きの反力Uとの和となる。回転中心方向の反力Uが駆動ピン44に加わることにより、駆動ピン44は常に駆動溝31に食い込む方向に力を受け続けるため、回転駆動動作中に駆動ピン44と駆動溝31の係合が外れることを抑制できる。
上記の動作を経て、図11に示す位置まで駆動アーム43は回転して、カートリッジホルダ40に対して固定される。この状態で中シェル3は回転を完了し、ディスクカートリッジ9の開口部8は完全に開放され内部の光ディスク6が露出される。
逆に開口部8を閉塞させるための動作は、駆動アーム43が回転駆動されて図11の矢印b方向に回転すると、中シェル3と上シェル2の間に架張されたバネの力により、中シェル3の開駆動面31aは駆動ピン44に常に付勢されながら回転し、図8の位置まで復帰する。あとはそのままカートリッジホルダ40からディスクカートリッジ9を引き抜いて、ディスクドライブ装置から取り出すことが可能である。
この開口部8の閉塞過程で、中シェル3、大シャッター4、小シャッター5の連動動作の負荷が何らかの理由で増大し、中シェル3閉塞方向へのバネによる戻し荷重を超えて中シェル3が途中で停止してしまった場合にも、駆動ピン44は一旦開駆動面31aから離れ、やがて閉駆動面31bと当接して押圧し、中シェル3を閉塞方向に押すことで異常な負荷増大点を通過させ、バネにより開口部閉塞位置まで復帰させることができる。
なお、本実施の形態において、ディスクカートリッジ9に内蔵するものを光ディスク6として説明を行ったが、それに限定されるものではなく、光磁気ディスクや磁気ディスク等を含めたあらゆるディスク状記録媒体あるいは再生専用媒体に適用できる。
また本実施の形態では、中シェル3と上シェルの間にバネを架張して開口部8開放位置から閉塞位置へ自動復帰させる構成としているが、バネを省略し、開口部8閉塞動作時には駆動ピン44が中シェル3の閉駆動面31bを押圧して図11の位置から図8の位置まで復帰させるような構成も可能である。この場合、図8に示す角度α=θ/2の関係により、駆動開始点Pと駆動停止点Qをほぼ左右均等位置に配置していることで、開口部8の開放時と閉塞時において、駆動ピン44が開駆動面31aあるいは閉駆動面31bを押圧する駆動力変化をほぼ同じにすることができ、安定した開口部開閉動作を行うことが可能となる。
本発明に係るディスクカートリッジによれば、簡単な構造で開口部を開閉させるシャッターの駆動を安定して行うことができ、特に高い記録密度を有するディスク状記録媒体の保護ケースとして有用である。
本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジを下シェル側から見た分解斜視図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジを上シェル側から見た分解斜視図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジを開口部の閉塞状態で下シェル側から見た平面図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジを開口部の開放状態で下シェル側から見た平面図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジのカートリッジホルダへの挿入初期状態を下シェル側から見た平面図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジの案内溝による規制開始時の状態を下シェル側から見た平面図。 図6に示した規制ピン41及び駆動ピン44の近傍の拡大図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジのカートリッジホルダへの挿入完了時の状態を下シェル側から見た平面図。 (a)本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジの中シェル駆動開始時の状態を下シェル側から見た平面図、(b)は(a)図の駆動溝31近傍の拡大図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジの中シェル駆動途中の状態を下シェル側から見た平面図。 本発明の一実施の形態に係るディスクカートリッジの中シェル駆動完了状態を下シェル側から見た平面図 従来のディスクカートリッジ一例に係る分解斜視図
符号の説明
1 下シェル
2 上シェル
3 中シェル
4 大シャッター
5 小シャッター
6 光ディスク
8 開口部
9 ディスクカートリッジ
11 案内溝
31 駆動溝

Claims (7)

  1. ディスクを内蔵したディスクカートリッジであって、
    上シェルと、
    内蔵したディスクを外部に露出させる第1の開口部を形成した下シェルと、
    前記上シェルと前記下シェルとの間に回転自在に支持され、前記ディスクを外部に露出させる第2の開口部を形成し、前記第2の開口部の回転移動により、前記第1の開口部の一部を開放及び閉塞する中シェルと、
    前記中シェルの回転に連動し、前記第1の開口部の一部を開放及び閉塞させる複数のシャッターとを備え、
    前記中シェルは、ディスクドライブ装置の駆動部材と係合可能な駆動部を設けており、前記駆動部に当接させた前記駆動部材の回転駆動により、前記中シェルの回転駆動が可能であり、
    前記駆動部の内周に前記駆動部材が当接し、前記中シェルが回転駆動している状態において、先端部が前記回転駆動方向と反対側に延出し、内周が前記駆動部材を包み込むように前記駆動部が形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 前記駆動部材は外周が略円筒面であり、前記中シェルの回転中心を中心とし前記回転中心と前記駆動部材の中心とを結ぶ線を半径とする円と、前記駆動部材の内周との交点と、前記回転中心とを結ぶ第1の直線と、前記中シェルの回転中心を通り、前記ディスクカートリッジの前記ディスクドライブ装置への挿入方向に延びた第2の直線とのなす角を角度α′とし、
    前記駆動部材が当接する部分の前記駆動部の内周の接線と、前記第2の直線とのなす角を角度βとすると、前記駆動部の内周は、β>α′となる部分がある請求項に記載のディスクカートリッジ。
  3. 前記下シェルには、前記ディスクドライブ装置への挿入方向に平行で、前記ディスクの中心と反対側が開口し、前記ディスクドライブ装置の規制部材と係合して前記ディスクカートリッジの位置を規制する複数の案内溝を備えており、
    前記案内溝は、前記挿入方向に平行で等間隔な2平面を含んでいる請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  4. 前記ディスクカートリッジを前記ディスクドライブ装置へ挿入する際に、前記駆動部材と前記駆動部との係合より、前記規制部材と前記平行部との係合が先行するように前記駆動部及び前記案内溝が配置されている請求項に記載のディスクカートリッジ。
  5. 前記ディスクカートリッジの前記ディスクドライブ装置への挿入方向において、前記駆動部材と前記駆動部との係合開始位置と前記駆動部材と前記駆動部との当接位置との間の距離をL1、前記案内溝の平行部の長さをL2とすると、L2≧L1である請求項に記載のディスクカートリッジ。
  6. 前記案内溝に前記規制部材が係合し、前記案内溝の前記規制部材の残りの挿入寸法がL2−ΔL(ΔL>0)である状態において、前記駆動部材の位置は、前記駆動部材の挿入完了位置からの距離がL1−ΔLである請求項に記載のディスクカートリッジ。
  7. 前記駆動部は、前記第1の開口部の開放動作時に押圧される第1の駆動面と、前記第1の駆動面に対向配置された第2の駆動面とを備えた請求項1からのいずれかに記載のディスクカートリッジ。
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