JPH0668636A - ディスクカートリッジ及びディスクカートリッジ駆動装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びディスクカートリッジ駆動装置

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JPH0668636A
JPH0668636A JP4222830A JP22283092A JPH0668636A JP H0668636 A JPH0668636 A JP H0668636A JP 4222830 A JP4222830 A JP 4222830A JP 22283092 A JP22283092 A JP 22283092A JP H0668636 A JPH0668636 A JP H0668636A
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JP
Japan
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cartridge
disk
shutter
disk cartridge
engaging
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JP4222830A
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Kiyoshi Omori
清 大森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単なディスクカートリッジを得ると
共にディスクカートリッジ駆動装置の小型化を図るため
に高さ及び幅方向を極力小さくする様に成したものを得
る。 【構成】 ディスクカートリッジ21としては上下ハー
フ23,22のうち下ハーフ22にガイドスロット69
を設けてシャッタ60と一体化した連結部61に係合突
片62を設けて、このガイドスロット69に沿わせて摺
動自在とし、このディスクカートリッジ21を駆動する
ディスクカートリッジ駆動装置としてはカートリッジホ
ルダの側壁の横又は下側にシャッタ開閉機構を設けてシ
ャッタ60を開閉させ、筐体の上又は横に出張らない様
にし小型化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録、再生が可能なデ
ィスクを回転自在に収納したディスクカートリッジ及び
ディスクカートリッジ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気記録・再生用、光磁気記
録・再生用のディスクカートリッジとしては種々の形態
のものが提案され、又、これらディスクカートリッジを
記録・再生する様にしたディスクカートリッジ駆動装置
も種々のものが提案されている。
【0003】この様なディスクカートリッジとしてはカ
ートリッジハーフ内に回動自在に配設したディスク担体
の記録又は再生面に記録、再生ヘッドを対向させる開口
窓を設けると共にディスク担体を回転駆動させる中心孔
が設けられ、これら開口窓及び中心孔を遮蔽する遮蔽手
段、即ちシャッタが設けられている。
【0004】この様なシャッタがディスクカートリッジ
のインナに配設されたものとしては3.5インチのフロ
ッピーディスク用カートリッジやMFDと呼ばれる3イ
ンチのディスクカートリッジが知られている。
【0005】上記MFD型の3インチディスクカートリ
ッジは例えば特公昭61−52551号公報に詳記され
ているので、図13及び図14により、簡単に説明す
る。
【0006】図13は分解斜視図、図14は組立状態図
を示すもので10Aは上ハーフ、10Bは下ハーフを示
すもので、これら両上下ハーフ10A及び10Bはスピ
ンドルモータ軸が挿入される中心孔12A及び12Bを
有すると共にフロッピーディスク13の上下面より磁気
ヘッドを対接させるための長窓14A及び14Bが穿た
れている。
【0007】下ハーフ10Bの中心孔12Bを囲繞する
様に同心円状のリブ15が設けられ、下ハーフ10Bの
中心孔12Bを中心にフロッピーディスク13の外径よ
りやや大きめの円形の凹部16が形成されている。
【0008】この凹部16内でフロッピーディスク13
が回動自在と成される。同心状のリブ15の外径より大
きい中心孔を有するシャッタ17がリブ15に遊嵌さ
れ、シャッタ17は中心孔12Bを中心に回動して、長
窓14A及び14Bを閉蓋又は開蓋させる様に成され
る。
【0009】シャッタ17の一端にはリーフスプリング
18が取り付けられ、下ハーフ10Bの側縁に形成した
溝19に引き出され、リーフスプリング18の端部には
係止突片20が取り付けられている。
【0010】フロッピーディスク13の中心孔にはハブ
21が配設され、下ハブ10Bの中心孔12Bに回動可
能に嵌挿され、上ハーフ10Aと下ハーフ10Bとが一
体化されて、図14の如き3インチディスクカートリッ
ジ10を構成する。
【0011】図1Aに示す3インチディスクカートリッ
ジ10で溝19,19内に摺動可能に設けられた係止突
片20と対接する係止片をローディング機構に設けて、
矢印A方向に係止突片20を押圧摺動する様にすればシ
ャッタ17は図13で反時計方向に回動して長窓14A
及び14Bを開く様に構成されている。
【0012】更に3.5インチの光磁気ディスクカート
リッジとして図15及び図16に示す如きものも提案さ
れている。図15は裏面から視たディスクカートリッジ
の斜視図、図16は表面から視たディスクカートリッジ
の斜視図を示すものである。
【0013】図15及び図16で21は全体として3.
5インチの光磁気ディスクカートリッジを示し、上ハー
フ23及び下ハーフ22は夫々略正方形状の合成樹脂よ
り構成され、これら上下ハーフ23及び22間にはMO
の如き光磁気ディスク24が回動自在に枢着され、該デ
ィスク24の中心にはディスク回転用のセンタホール2
5が穿たれている。
【0014】下ハーフ22にはディスク24を回転駆動
させるための中心孔26と、この中心孔26に連通する
様にディスク24の輻方向に光ピックアップを対向させ
る開口窓27が穿たれている。同様に上ハーフ23にも
磁気ヘッドを対向させるための開口窓28が穿たれ、デ
ィスクカートリッジ21の背面には断面をコ字状に形成
した遮蔽手段としてのシャッタ29がディスクカートリ
ッジ21の背面に沿って摺動自在に構成され、該シャッ
タ29の下ハーフの開口窓27及び中心孔26に対応す
る位置及び上ハーフの開口窓28に対応する位置に、シ
ャッタ29が開蓋された状態でディスク24の両面が露
呈される様なシャッタ窓30及び31が形成され、更に
図示しないがシャッタ29を常時閉蓋する様に偏倚させ
るスプリングを該シャッタ29とディスクカートリッジ
21間に介在させる様に構成させている。
【0015】この様な光磁気ディスクカートリッジ21
をローディングして記録、再生状態と成すためのディス
クカートリッジ駆動装置の一般的構成を図17で説明す
る。
【0016】図17で33はシャーシであり、このシャ
ーシ33上にはカートリッジホルダ34に挿脱されるデ
ィスクカートリッジ21内に収納されたディスク24を
回転駆動させるスピンドルモータ35を有し、該スピン
ドルモータ35の駆動軸に嵌着したスピンドル36をデ
ィスク24のセンタホール25に嵌着させてディスク2
4を回転駆動させる。
【0017】更に、ディスク24のディスク面からの再
生信号をピックアップするための光ピックアップ装置3
8が配され、レーザービーム源からの光ビームを出射或
いは入射させる対物レンズ37等が配設され、スピンド
ル36に嵌着されたディスク24の輻方向に摺動自在と
成され、この光ピックアップ装置をディスク24の輻方
向に摺動させるためのリニアモータ等もシャーシ33上
に配設されている。
【0018】又、光磁気ディスク24を記録状態とする
ための磁気ヘッド等は光ピックアップ装置と一体化さ
れ、ディスク24の上面からディスク24と対向する様
に構成されている。
【0019】カートリッジホルダ34は略々正方形状の
主面39と、該主面39の左右に直角に折り曲げられた
左右側壁39L及び39Rと、これら左右側壁39L及
び39Rから更に直角に折り曲げられた主面39に平行
に成したホルダ部40L及び40Rより構成される。こ
れら板材で構成される略ロ字状のディスクカートリッジ
挿入口41にディスクカートリッジ21が挿入される。
【0020】このカートリッジホルダ34の主面39上
にはディスクカートリッジ21のシャッタ29を開閉さ
せるためのシャッタ開閉機構が設けられている。このシ
ャッタ開閉機構は主面39の略々中央位置に枢軸42で
回動自在に枢着した“く”の字状の開閉アーム43と、
該枢軸42と反対位置に植立した係合ピン44とを有
し、該係合ピン44は主面39に形成された湾曲された
スリット45に挿通されている。更に開閉アーム43は
係合ピン44をスリット45の始端位置に常時保持させ
るスプリング46の一端を開閉アーム43の中間位置に
係止し、スプリングの他端をカートリッジホルダ34の
主面39等に係止している。
【0021】上述の構成に於いて、ディスクカートリッ
ジ21をディスクカートリッジ挿入口41に挿入すると
開閉アーム43の先端に植立させた係合ピン44が閉蓋
状態にあるシャッタ29の一端に当接して、更にディス
クカートリッジ21を押圧すると、係合ピン44はスリ
ット45に沿って移動すると同時にシャッタ29を開蓋
する様に成されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】叙上の構成によるディ
スクカートリッジ並にディスクカートリッジ駆動装置に
よると次の如き問題が生ずる。
【0023】先ず、図15及び図16に示すディスクカ
ートリッジとして3.5インチのディスクカートリッジ
を21を考えた場合、このディスクカートリッジ21で
はシャッタ29を開閉するためにはシャッタ29を常時
閉蓋する様な図示しないコイルスプリングを設けて、こ
れをシャッタ29と関連させなければならないために組
立、調整が煩雑で、構成も複雑と成る欠点があった。
【0024】更にディスクカートリッジ駆動装置は図1
7に示す様に、ディスクカートリッジ21のシャッタ2
9を開閉するためにカートリッジホルダ34をシャーシ
33上に配設すると共に、該カートリッジホルダ34上
に開閉アーム43や係合ピン44をスリット45の始端
位置に偏倚させるためのスプリング46等を配設する必
要があり、ディスクカートリッジ駆動装置筐体全体の厚
み(高さ)を薄くすることが出来なくなる問題があっ
た。
【0025】更に図13に示す様な3インチのディスク
カートリッジ10ではディスクカートリッジ10の上面
ではなく、側面に沿って回動型のシャッタ17を開閉さ
せる係止突片20を配設する様にしたので図17に示す
ディスクカートリッジ駆動装置の筐体の厚みに比べて薄
くすることが可能となる。
【0026】然し、この3インチディスクカートリッジ
10に用いられている様に側壁にシャッタ17と連動す
る係止突片20を設ける様にした構成を図15及び図1
6に示す3.5インチ型のディスクカートリッジ21に
適用した場合を考えると、そのディスクカートリッジ駆
動機構は図18A及びBに示す様になると考えられる。
【0027】即ち、図18Aはアンローディング時のデ
ィスクカートリッジ21及びカートリッジホルダの略線
的平面図、図18Bはローディング時の同様の略線的平
面図を示すものである。
【0028】図18A及びBでディスクカートリッジ2
1のシャッタ29は図15及び図16に示すと同様に略
々コ字状の構成と成し、このシャッタ29に図13に示
すと同様のリーフスプリング18を付加し、このリーフ
スプリング18をディスクカートリッジ21の側壁に沿
わせて、係止突片20をリーフスプリング18の先端に
配設し、更にカートリッジホルダ34内の内壁にこの係
止突片20と係合する係止片49を配設する様に構成す
る。
【0029】この様な構成で図18Aに示す様なアンロ
ーディング状態からディスクカートリッジ21をカート
リッジホルダ34内に挿入して行くと、シャッタ29の
係止突片20がカートリッジホルダ34の内壁に突出し
た係止片49に係合してシャッタは図18Bに示す様に
開かれて、開口窓28(27)上に磁気ヘッド等を対向
させることが可能となる。
【0030】然し、この構成ではシャッタ29が全開す
るのは図18Bの様にローディングが完全に終了した状
態で開口窓28(27)が全開することになる。この様
な構成によると、磁気ヘッドはディスクカートリッジ2
1より高い位置になければならない、このことを図19
A〜Dを用いて説明する。図19A及びBはディスクカ
ートリッジ21のシャッタ29が閉じている状態で磁気
ヘッド支持アーム、即ちジンバル51上に配した磁気ヘ
ッド52をディスク24の面に対向させた場合の平面並
に側面図であり、図19C及びDはディスクカートリッ
ジ21のシャッタ29が開いている状態で磁気ヘッド支
持アーム即ち、ジンバル51上に配した磁気ヘッド52
をディスク24の面に対向させた場合の平面及び側面図
である。
【0031】図18A及びBに示す様なシャッタ29の
開閉構造によると図19A及びBに示す様にジンバル5
1上の磁気ヘッド52はローディング終了時でもディス
クカートリッジ24のシャッタ29の上になければなら
ない、即ち、シャッタが早く開かれていない時の高さa
はディスクカートリッジ21の上面から磁気ヘッド52
の底面までのアローアンスa1を必要とし、その分、デ
ィスクカートリッジ駆動装置の筐体の高さを薄く出来な
くなる。
【0032】これに対し、図19C及びDに示す様に早
い時期にシャッタ29を開蓋状態にすれば磁気ヘッド5
2はディスクカートリッジ21内に入り込んだ状態で記
録、再生状態にすることが出来るのでシャッタが早く開
かれた時、高さbはaに比べてa>bとなり、少なくと
も図19A及びBで示すアローアンスa1をとる必要が
なくディスクカートリッジ駆動装置の厚み(高さ)が高
くなる問題が解決出来ることになる。
【0033】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その第1の目的とするところはディスク
カートリッジとしてシャッタとリーフスプリングがハー
フに内蔵されたディスクカートリッジとすることで構造
が簡単なものを得る様にしたものである。
【0034】本発明の第2の目的は、出来るだけ薄いデ
ィスクカートリッジ駆動装置を得るためのシャッタ開閉
機構を有するディスクカートリッジ駆動装置を提供する
にある。
【0035】本発明の第3の目的は出来るだけ薄く且つ
横幅を極力小さく出来る様にしたシャッタ開閉機構を有
するディスクカートリッジ駆動装置を提供するにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、その例が図1及び図3に示されている様に記
録、再生可能なディスク担体24を上下カートリッジハ
ーフ23及び22内に回動自在に枢着して成るディスク
カートリッジ21に於いて、上下カートリッジハーフ2
3及び22内のディスク24面に記録又は/及び再生ヘ
ッドを対向させる開口窓27及び28を有し、この開口
窓27及び28を使用状態で開蓋する様に成された遮蔽
手段60と、記録又は/及び再生機器内にディスクカー
トリッジ21の挿脱時に遮蔽手段60を開閉させる係合
手段62を具備し、この係合手段62を下カートリッジ
ハーフ22に配設したガイドスロット69に沿って摺動
させて成るものである。
【0037】本発明のディスクカートリッジ駆動装置7
0は、その例が図1及び図3にしめされている様に記
録、再生可能なディスク担体24に記録、又は/及び再
生ヘッドを対向させる開口窓28及び27及びディスク
担体24を回転駆動させる中心孔71を設けた下カート
リッジハーフ22に非動作時に開口窓28及び27並に
中心孔71を遮蔽する様な第1のスプリング80で偏倚
された遮蔽手段60を配設し、この遮蔽手段60と関連
した係合手段62を上又は下カートリッジハーフ23又
は22内に摺動自在に配設したディスクカートリッジ2
1と、ディスクカートリッジ21を摺動案内しローディ
ング状態に成すカートリッジホルダ34に係合手段62
と係合する係合部材68を設け、この係合部材68を所
定方向に偏倚させる第2のスプリング73とを具備し、
第1のスプリング80の偏倚力を第2のスプリング7R
の偏倚力より大きく選択して成るものである。
【0038】
【作用】本発明のディスクカートリッジ及びディスクカ
ートリッジ駆動装置によればシャッタ60と一体化した
リーフスプリングをカセットハーフに内蔵させる様にし
たので組立、調整が容易なディスクカートリッジが得ら
れる。更に、本発明のディスクカートリッジ駆動装置に
よればシャッタ開閉機構をディスクカートリッジ21の
下側に持ち来したので筐体全体の厚さ及び横幅を極力小
さく出来るものが得られる。
【0039】
【実施例】以下、本発明のディスクカートリッジ及びデ
ィスクカートリッジ駆動装置の一実施例を図面により詳
記する。
【0040】図1は本発明のディスクカートリッジの組
立状態を示す斜視図であり、このディスクカートリッジ
21は対を成す上下ハーフ23及び22を互いに対向し
て、突き合せることで上下ハーフ23及び22内で光デ
ィスク担体24を回動自在に保持する様に成されてい
る。
【0041】光ディスク担体としてはMOの如き光磁気
ディスク24等が選択される。
【0042】図2A,Bは本例のディスクカートリッジ
21の全体的な斜視図及び平面図を示すもので、上下ハ
ーフ23及び22は略正方形状の箱状体及び薄板と成さ
れ、合成樹脂で形成される。
【0043】下ハーフ22は略中心位置にスピンドルモ
ータによって回転されるハブが挿入される中心孔71が
穿たれている。又、下方から光学ヘッドからのレーザ光
が照射される略矩形状に形成された開口窓27が形成さ
れ、その長手方向の長さL1はディスク担体24の記
録、再生用の全トラック領域を横切る長さより長く選択
される。更に下ハーフ22の例えば左側壁の前部には略
矩形状の開口窓27の長手方向と平行に切欠き状のガイ
ドスロット69が形成されている。
【0044】上ハーフ23は断面が略コ字状の箱型と成
され、上面には下ハーフ22に形成した開口窓27と対
向する位置に磁界発生手段である磁気ヘッドをディスク
担体24の表面に対接させるための開口窓28が形成さ
れている。この開口窓28は下ハーフ22の開口窓27
と同一形状の略矩形状に成されている。
【0045】又、図2Bの平面図に示す様に、後述する
シャッタ60と一体化されたシャッタ連結部61を押圧
するスプリング80を案内保持するリブ81並にディス
ク担体24の外周に沿ってシャッタ60の開蓋時に連結
部61の侵入を防止するためのリブ81が上ハーフ23
の内面に形成されている。
【0046】上述の上ハーフ23及び下ハーフ22間に
ディスク担体24を回動自在に配設すると共に、図1で
詳記するシャッタ60を図2Bの破線で示す様に介在さ
せる。即ち、側断面が略々コ字状に形成されたシャッタ
60を上ハーフ23及び下ハーフ22間に摺動自在に挟
着する様に配設すると共に連結部61を直角に折り曲げ
た折り曲げ部63を下ハーフ22のガイドスロット69
に沿わせて延設し、リブ81間に配設したスプリング8
0で折り曲げ部63の先端に形成した係止片64を押圧
し、常時、シャッタ60を閉蓋状態に偏倚させる。勿論
ディスク担体24は上下ハーフ23及び22間に回動自
在に配設されている。
【0047】シャッタ60は図1に示す様に上シャッタ
板65及び下シャッタ板66及び67より構成される。
上シャッタ板65は略々矩形状のステンレス等の薄板で
構成され、この上シャッタ板65を下方向に直角に折り
曲げた前面部83に延設して一体化された細幅の紐状の
連結部61を有する。この連結部61は更に長手方向に
沿って直角に折り曲げられシャッタ60の開閉状態に応
じて折り曲げ位置が変化する折り曲げ部63が構成され
る。この折り曲げ部63の先端は更に直角に内側に折り
曲げられて係止片64と成され、係止片64はリブ81
内に配設したコイルスプリング80の一端が係止され
て、これを押圧する。シャッタ60の前面部83は更に
直角に折り曲げられて、略々矩形状の下シャッタ板66
及び67が形成され、下シャッタ板66部分は下ハーフ
に形成した開口窓27を、下シャッタ板66に延設され
た他の中心孔遮蔽用の下シャッタ板67部分はディスク
担体24を駆動するための中心孔71を遮蔽する様に成
されている。折り曲げ部63の内側にはシャッタ60の
開閉機構の係合片68と係合する係合突片62が取り付
けられている。
【0048】本例では上述の如きディスクカートリッジ
21と更に図18A及びBで示したと同様のディスクカ
ートリッジ21を用いたディスクカートリッジ駆動装置
について説明する。
【0049】図3は図18A及びBと略同様のディスク
カートリッジ21を用いてディスクカートリッジ駆動装
置の筐体の厚み方向を小さくするための構成を示す斜視
図であり、ディスクカートリッジ21をディスクカート
リッジ駆動装置70へローディングした時にシャッタ2
9が開閉操作される。
【0050】この様なローディング時に用いるディスク
駆動装置とシャッタ開閉機構動作並にカートリッジホル
ダの構成を以下図3乃至図7で詳記する。図4乃至図6
はシャッタ開閉機構動作説明図であり、図7はディスク
カートリッジ駆動装置70のシャーシ33上に配設され
るカートリッジホルダ34の斜視図を示すものである。
【0051】図7で示す様にカートリッジホルダ34は
金属板を屈曲形成する等により主面39、左右側壁39
L及び39R、ホルダ部40L及び40Rで構成されて
いる。即ち一対のホルダ部40L及び40Rはカートリ
ッジホルダ34の矩形状主面39から両側が下方に屈曲
され、更に、これら両側部分の側縁部近傍がカートリッ
ジホルダ34の主面39に平行となるように屈曲させる
ことによって、断面鉤状に形成されている。このカート
リッジホルダ34は、両側部を図示しない外筐体の内壁
部に支持し、図1に示すシャーシ33に対して平行と成
される。
【0052】カートリッジホルダ34は、各ホルダ部4
0L及び40R間に、ディスクカートリッジ21を図3
矢印A側より挿入可能に形成され、各ホルダ部間に挿入
操作されたディスクカートリッジ21は、これらホルダ
部40L及び40Rにより両側を支持されて保持され
る。そして、このカートリッジホルダ34は、前方部を
パネル79に設けたディスクカートリッジ挿入口77の
後方側に位置させる様に、配設されている。即ち、ディ
スクカートリッジ挿入口77より挿入さたディスクカー
トリッジ21は、カートリッジホルダ34の各ホルダ部
40L及び40R間に挿入される。尚、シャーシ33上
には光学ヘッド系の機構78が取り付けられている。
【0053】カートリッジホルダ34の上面部には、各
ホルダ部40L及び40R間に挿入されたディスクカー
トリッジ21の上部を押圧する様に、カートリッジ押圧
バネ85,86,87が設けられている。これらカート
リッジ押圧バネ部85,86,87は、カートリッジホ
ルダ34の上面部にコ字状又はロ字状の切り欠き部が形
成され、この切り欠き部に板バネを下方に膨出するよう
に屈曲する様に取り付けられている。これらカートリッ
ジ押圧バネ部85,86,87は、各ホルダ部40L及
び40R間に挿入されたディスクカートリッジ21を、
シャーシ33側の下方に押圧する。
【0054】また、カートリッジホルダ34の左右側壁
39L及び39Rにはディスクカートリッジ21のシャ
ッタ60を開閉蓋操作するためのシャッタ開閉係合手段
が摺動自在に取り付けられる。このシャッタ開閉係合手
段は図7に示す様に左又は右側壁39L又は39Rに切
り起こし片74を植立させると共にスリット76が形成
されている。スリット76は右側壁39Rの前方から後
方にかけて直線的に形成され、更に略々L字状に形成し
たL金具75の一片に係合片68と成るピンを植立し、
このピンを上記スリット76に挿入すると共にL金具7
5の他方の片にコイルスプリング72の一端を係止し、
このコイルスプリング72の他端を切り起こし片74に
係止して、L金具75の係合片68をスリット76の始
端側に常時偏倚させる様に構成させる。
【0055】この様なカートリッジホルダ34内にディ
スクカートリッジ21を挿入させる過程を図4乃至図6
の動作図で説明する。尚、カートリッジ21のシャッタ
29の構成は図1で示したシャッタ60と略々同様に構
成され、コ字状の上下シャッタ板とリーフスプリング即
ち紐状の連結部61と折り曲げ部63より成り、この折
り曲げ部63の先端に外方に向けて係止突片20を固定
してある。折り曲げ部63及び係止突片20は下ハーフ
22の右側壁に設けガイドスロット69に沿って摺動可
能であり、シャッタ29はスプリング80で開口窓27
及び28を常閉する様に偏倚されている。
【0056】先ず、図3及び図4で示す様にディスクカ
ートリッジ挿入口77にディスクカートリッジ21をシ
ャッタ29側から挿入すると、カートリッジホルダ34
の主面39とホルダ部40L及び40Rで形成されたロ
字状の挿入口85に挿入される。
【0057】カートリッジホルダ34内に図5の様に押
し込んで行くと、カートリッジホルダ34のスリット7
6から突出している係合片68にシャッタ29の連結部
61の先端に固定されている係止突片20が係合してシ
ャッタ29が開き始めディスクカートリッジ21が規定
位置50に達しない前にシャッタ29は全開される。こ
の時のスプリング73のスプリング力Fbとシャッタ2
9のスプリング80のスプリング力FaとはFa<Fb
である必要がある。
【0058】更に図6に示す様にローディング完了時点
ではL金具75と係止片68はスリット76に沿って摺
動してシャッタ29は全開されたままの状態を保ってい
る。
【0059】即ち、図18A及びBで示した様に係止片
49がカートリッジホルダ34の側壁に固定されていず
に図3〜図6で示す様に係合片68を移動可能にするこ
とで早い時期にシャッタを全開状態にすることが出来る
ので、図19C及びDで示す様に磁気ヘッドの位置をb
に示す様に低くとれ、筐体全体の高さを低く抑えること
が可能となる。
【0060】然し、この場合はカートリッジホルダ34
の右側壁39RにL金具75やスプリング73が出張る
ために、図6に示す様に幅方向Wが大きくなる問題が生
ずる。この様な問題を解消したカートリッジホルダのシ
ャッタ開閉機構を図8及び図9並に図10乃至図12で
説明する。
【0061】この様なディスクカートリッジ駆動装置に
は図1及び図2で示したディスクカートリッジ21を用
いる。又、ディスクカートリッジ駆動装置に用いるカー
トリッジホルダ34は図7B〜Dの如き構成とする。
【0062】図8及び図9で図7と対応部分には同一符
号を付して重複説明を省略するも、図8は斜視図、図9
Aは平面図、図9Bは右側面図であり、本例では右側の
ホルダ部40Rの下面にシャッタ開閉機構を設けたもの
である。
【0063】即ち、右側ホルダ部40Rの底板90の裏
面方向に切り起こし片74aを設けると共にスリット7
6aをカセットディスク侵入方向に形成し、L金具75
aの一片に植立した係合片68aを、このスリット76
aの底板90のスリット76aの裏面から突出させ、L
金具75aの他片と切り起こし片74a間にスプリング
73aを係止して、係合片68aをスリット76aの始
端位置に偏倚させておく様に成されている。
【0064】この様なカートリッジホルダ34の挿入口
85にディスクカートリッジ21を挿入しローディング
状態にした構成を図10〜図12に示している。本例の
場合も係合片68aと係合突片62は図10の状態で係
合し、シャッタ60を開き始め、図11に示す早い時期
で開口窓は全開し、L金具75a及び係合片68aはス
リット76aに沿って摺動されながら図12に示すロー
ディング終了状態と成されるために磁気ヘッド52をシ
ャッタ60の開蓋状態でディスクに対接可能と成るため
筐体の厚みが薄く出来、更に筐体の幅方向寸法とも大き
くならずにシャッタ開閉機構を納めることが出来るもの
が得られる。
【0065】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジ及びディ
スクカートリッジ駆動装置によれば、極めて少ない部品
点数で構成出来て、組立が煩雑でないコンパクトなディ
スクカートリッジが得られ、ディスクカートリッジ駆動
装置もローディング機構等の固定部に係合突片を設ける
だけの単純な構成と成り、筐体の厚み及び幅方向を最小
にすることの出来て小型化が可能なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの一実施例の組
立状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のディスクカートリッジの斜視図及び平
面図である。
【図3】本発明のディスクカートリッジ駆動装置の斜視
図である。
【図4】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のアン
ローディング状態を示す平面図である。
【図5】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロー
ディング開始時の平面図である。
【図6】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロー
ディング終了時の平面図である。
【図7】本発明のディスクカートリッジ駆動装置に用い
るカートリッジホルダの斜視図である。
【図8】本発明のディスクカートリッジ駆動装置に用い
る他のカートリッジホルダの斜視図である。
【図9】図8に示すカートリッジホルダの平面図並に側
面図である。
【図10】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロ
ーディング開始時の状態を示す斜視図である。
【図11】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロ
ーディング中の状態を示す斜視図である。
【図12】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロ
ーディング終了時の状態を示す斜視図である。
【図13】従来のディスクカートリッジの分解斜視図で
ある。
【図14】従来のディスクカートリッジの組立状態を示
す斜視図である。
【図15】従来の光磁気ディスクカートリッジのシャッ
タ開蓋状態斜視図である。
【図16】従来の光磁気ディスクカートリッジのシャッ
タ閉蓋状態斜視図である。
【図17】従来のディスクカートリッジ駆動装置の組立
状態斜視図である。
【図18】従来のシャッタ開閉状態説明図(I)であ
る。
【図19】従来のシャッタ開閉状態説明図(II)であ
る。
【符号の説明】
21 ディスクカートリッジ 24 光磁気ディスク 27,28 開口窓 34 カートリッジホルダ 60 シャッタ 61 連結部 62 係合突片 68,68a 係合片 69 ガイドスロット 70 ディスクカートリッジ駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録、再生可能なディスク担体を上下カ
    ートリッジハーフ内に回動自在に枢着して成るディスク
    カートリッジに於いて、 上記上下カートリッジハーフ内の上記ディスク面に記録
    又は/及び再生ヘッドを対向させる開口窓を有し、該開
    口窓を使用状態で開蓋する様に成された遮蔽手段と、 記録又は/及び再生機器内に上記ディスクカートリッジ
    の挿脱時に上記遮蔽手段を開閉させる係合手段とを具備
    し、 上記係合手段を上記下カートリッジハーフに配設したガ
    イドスロットに沿って摺動させて成ることを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽手段と前記係合手段を構成する
    スプリングとをハーフに内蔵して成ることを特徴とする
    請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記下カートリッジハーフにディスクを
    回動させるための透孔を有し、前記上下カートリッジハ
    ーフに設けられた開口窓及び該透孔を遮蔽する上記遮蔽
    手段は非使用状態で閉蓋状態と成され、該遮蔽手段と一
    体化された係合手段及びスプリングを案内するリブを該
    カートリッジハーフ内に設けて成ることを特徴とする請
    求項2記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 記録、再生可能なディスク担体に記録又
    は/及び再生ヘッドを対向させる開口窓及び該ディスク
    担体を回転駆動させる中心孔を設けた下カートリッジハ
    ーフに非動作時に該開口窓並に中心孔を遮蔽する様な第
    1のスプリングで偏倚された遮蔽手段を配設し、該遮蔽
    手段と関連した係合手段を該カートリッジハーフ内に摺
    動自在に配設したディスクカートリッジと、 上記ディスクカートリッジを摺動案内しローディング状
    態に成すカートリッジホルダに上記係合手段と係合する
    係合部材を設け、該係合部材を所定方向に偏倚させる第
    2のスプリングとを具備し、 上記第1のスプリングの偏倚力を該第2のスプリングの
    偏倚力より大きく選択して成ることを特徴とするディス
    クカートリッジ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽手段と関連した係合手段をカー
    トリッジハーフの下面に摺動自在に配設したディスクカ
    ートリッジと、 上記ディスクカートリッジに設けられた係合部材を該デ
    ィスクカートリッジの下面側に摺動自在に配設して成る
    ことを特徴とする請求項4記載のディスクカートリッジ
    駆動装置。
JP4222830A 1992-08-21 1992-08-21 ディスクカートリッジ及びディスクカートリッジ駆動装置 Pending JPH0668636A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1049092A2 (en) * 1999-04-28 2000-11-02 Sharp Kabushiki Kaisha Disk cartridge

Cited By (4)

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US6961952B1 (en) 1999-04-28 2005-11-01 Sharp Kabushiki Kaisha Disk cartridge

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