JP2006316696A - 油冷式圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出ガスにおいて水分の凝縮、析出を防止し、かつ省エネルギーを可能とした油冷式圧縮機を提供する。
【解決手段】油冷式圧縮機1は、圧縮機本体11内のガス圧縮空間に供給された油を吐出ガスから分離、回収する油分離回収器19の油溜まり部22から二方向可変分流機能を有する温度調節弁24に至り、冷却ファン29で送風される空冷式油冷却器25を経た後、或いは空冷式油冷却器25を介することなくバイパス流路26を経た後、上記ガス圧縮空間に通じる油流路27と、ガスの吐出温度を検出する吐出温度検出器17と、吐出温度検出器17により検出された吐出温度に基づき、冷却ファン29のモータ28及び温度調節弁24を制御し、モータ28の回転数及び温度調節弁24での二方向分流比を調節するコントローラ31とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空冷式油冷却器を備えた油冷式圧縮機に関するものである。
従来、空冷式油冷却器を備えた油冷式圧縮機は公知である(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開平6−213186号公報 特開2003−206864号公報
特許文献1には、空冷式油冷却器(オイルクーラ)の出口における油温を検出し、この検出温度に基づき、空冷式油冷却器を冷却するための風量を制御して、圧縮機本体に入る油の温度を設定温度に保つことにより、油中での水分(ドレン)の凝縮を抑制するようにした油冷式圧縮機が開示されている。
特許文献2には、検出された吐出温度に基づき、空冷式油冷却器の冷却ファンの駆動部であるモータの回転数を制御し、吐出温度を吐出ガス中の水分が凝縮して析出する温度よりは高くする油温に維持するようにした油冷式圧縮機が開示されている。
油冷式圧縮機の性能はガス圧縮空間への給油温度が低い程良くなる反面、この給油温度低くなり過ぎると、圧縮ガスの吐出温度が下がり過ぎて、ガス中の水分が凝縮し、析出するという問題が生じる。
圧縮機でガス中の水分が凝縮し、析出するのはガスが圧縮状態にある吐出側であり、特許文献1に記載の油冷式圧縮機の場合、空冷式油冷却器の出口側における油温は設定温度に保たれるとしても、上記吐出側での温度制御はできないため、ここでの水分の凝縮、析出を防止することはできないという問題がある。さらに、ガス中の水分の凝縮量は、ガスの圧力及び温度の関数であり、圧力が高い程、また温度が低い程、水分は凝縮し易くなる。従って、温度制御のみにより水分の凝縮を防止しようとすると、ガスの圧力が最も高い状態である吐出圧力を想定して温度制御する必要があり、結果的には、給油温度を低くすることができない。即ち、吐出温度を適正に維持することが重要であるのであって、給油温度の制御のみによれば、給油温度<吐出温度で、給油温度が水分の凝縮を生じさせる程低くとも、吐出温度が吐出ガス中の水分の凝縮温度以上になり、吐出温度が適正となる場合があるにも拘わらず、給油温度を吐出ガスでの水分の凝縮を防止し得る温度としているため、給油温度は高い温度になってしまい、圧縮機性能の低下を招来するという問題が生じる。
特許文献2に記載の発明は、空冷式油冷却器の冷却ファンのモータ回転数を一定にした油冷式圧縮機に比して、吐出ガスにおける水分の凝縮回避のために吐出温度を適正に管理し、省エネルギーを可能にする等の効果を奏するものの、さらなる省エネルギーが要望されている。
本発明は、斯かる従来の問題をなくし、上記要望に応えることを課題としてなされたもので、吐出ガスにおいて水分の凝縮、析出を防止し、かつ省エネルギーを可能とした油冷式圧縮機を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、第1発明は、圧縮機本体内のガス圧縮空間に供給された油を吐出ガスから分離、回収する油分離回収器の油溜まり部から二方向可変分流機能を有する温度調節弁に至り、冷却ファンで送風される空冷式油冷却器を経た後、或いは上記空冷式油冷却器を介することなくバイパス流路を経た後、上記ガス圧縮空間に通じる油流路と、ガスの吐出温度を検出する吐出温度検出器と、吐出温度検出器により検出された吐出温度に基づき、上記冷却ファンのモータ及び上記温度調節弁を制御し、上記モータの回転数及び上記温度調節弁での二方向分流比を調節するコントローラとを備えた構成とした。
第2発明は、第1発明の構成に加えて、上記コントローラに、上記圧縮機本体が吸込むガスが含有する水分の量Wsと、該圧縮機本体が飽和状態で吐き出すガスに随伴される水分の量Wdとが同一の値となる際の最適吐出温度Tdoが設定され、上記コントローラが、
上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも高い場合には、そうでない場合よりも、上記空冷式油冷却器を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも低い場合には、そうでない場合よりも、上記バイパス流路を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、上記温度調節弁での二方向分流比を調節するものである構成とした。
第3発明は、第2発明の構成に加えて、上記コントローラが、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも高い場合には、上記温度調節弁を介して上記ガス圧縮空間に通じる油の全てが上記空冷式油冷却器を経るよう、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも低い場合には、上記吐出温度Tと上記最適吐出温度Tdoの差分が大きい程、上記バイパス流路を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、上記温度調節弁での二方向分流比を調節するものである構成とした。
第4発明は、第3発明の構成に加えて、上記コントローラが、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも低ければ、上記モータの回転数を一定に保ち、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも更に高ければ、吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値になるよう、上記モータの回転数を調節するものである構成とした。
第5発明は、第4発明の構成に加えて、上記コントローラが、上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも更に高ければ、上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値を吐出温度Tの目標値とするPID演算にて上記モータの回転数を調節するものである構成とした。
第6発明は、第1から第5発明のいずれかの構成に加えて、上記温度ΔTが上記コントローラにおいてチャタリング現象が生じるのを防止するため導入された定数である構成とした。
本発明に係る油冷式圧縮機によれば、吐出ガスにおいて水分の凝縮、析出を防止し、かつ省エネルギー及び騒音の抑制を可能になる等の効果を奏する。
次に、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明に係る油冷式圧縮機1を示し、この油冷式圧縮機1の圧縮機本体11はモータ12を駆動部とし、吸込流路13及び吐出流路14に接続されている。
吸込流路13には、吸込みガスの温度を検出する吸込温度検出器15と吸込みガスの湿度を検出する吸込湿度検出器16とが設けられ、吐出流路14には、油分離回収器19とが設けられている。また、油分離回収器19内の上部には油分離エレメント21が設けられ、油分離回収器19内の下部は油溜まり部22となっている。
そして、油分離回収器19における油分離エレメント21と油溜まり部22との間の空間部に吐出ガスの温度を検出する吐出温度検出器17と吐出ガスの圧力を検出する吐出圧力検出器18が設けられている。なお、図1では、吐出温度検出器17及び吐出圧力検出器18は、油分離回収器19における油分離エレメント21と油溜まり部22との間の空間部に配置されているが、上記空間部以外の吐出流路14の部分に配置されてもよい。
油溜まり部22からは、油フィルタ23,温度調節弁24及び空冷式油冷却器25を経て、或いは油フィルタ23,温度調節弁24及びバイパス流路26を経て圧縮機本体11内のガス圧縮空間、軸受・軸封部等の給油箇所に通じる油流路27が延びている。なお、温度調節弁24は二方向可変分流機能を有している。即ち、温度調節弁24は、空冷式油冷却器25を経て圧縮機本体11内のガス圧縮空間等に通じる間の量と、バイパス流路26を経て、上記ガス圧縮空間等に通じる油の量をそれぞれ任意の分流比で以て調節することのできる機能を有している。また、空冷式油冷却器25は、モータ12とは独立した別個のモータ28により駆動される冷却ファン29を備えている。
吸込温度検出器15、吸込湿度検出器16、吐出温度検出器17及び吐出圧力検出器18はコントローラ31に接続され、これらにより検出された吸込温度、吸込湿度、吐出温度及び吐出圧力を示す吸込温度信号、吸込湿度信号、吐出温度信号及び吐出圧力信号がコントローラ31に入力される。さらに、コントローラ31は温度調節弁24及びモータ28に接続され、入力された上記吸込温度信号、吸込湿度信号、吐出温度信号及び吐出圧力信号に基づき、上記ガス圧縮空間に注入される油の温度が適温になるように温度調節弁24及びモータ28がコントローラ31により制御される。即ち、温度調節弁24での二方向分流比が調節され、モータ28の回転数が調節される。
次に、上記構成からなる油冷式圧縮機1の運転方法について説明する。
上記構成からなる油冷式圧縮機1において、吸込流路13から圧縮機本体11に吸込まれたガスは、油流路27から油注入を受けつつガス圧縮空間にて圧縮され、昇圧、昇温し、油を伴って吐出流路14に吐出され、油分離回収器19に導かれる。この油分離回収器19では、圧縮ガスと油が分離され、圧縮ガスは油分離回収器19の上部から延びる吐出流路14の部分へと送り出され、油は油溜まり部22に一旦溜められる。そして、この油溜まり部22の油は、油流路27に流入し、油フィルタ23を経て、温度調節弁24にて、空冷式油冷却器25側とバイパス流路26側とに分流されて、上記ガス圧縮空間に送られ、その後吐出流路14から油分離回収器19に戻され、繰り返し循環させられる。
ところで、油分離回収器19では、圧縮ガスからの水分の凝縮を防ぐために、水分を確実にガス状態、即ち水蒸気にする温度に圧縮ガスを維持する必要がある。
圧縮機本体11の吸込みガスが、例えば空気である場合、吸込温度をT(℃)、吸込湿度でD(%)とすると、1m3当たりの吸込みガス中の含有水分量W(kg/m3)は次式で表される。
Figure 2006316696
次に、圧縮空気の圧力、即ち吐出圧力をP(kg/cm2G)、圧縮空気の温度、即ち吐出温度をT(℃)とすると、1m3当たりの飽和状態の圧縮空気に随伴し、流出してゆく持出し水分量W(kg/m3)は次式で表される。
Figure 2006316696
吸込みガスが大気であって、吸込圧力Pを760mmHg、吸込温度Tを40℃、吸込湿度Dを75%とし、吐出圧力Pを7kg/cm2Gとした場合における吐出温度T(℃)と含有水分量W(kg/m3)及び持出し水分量W(kg/m3)のそれぞれとの関係についての演算結果は図2に示すようになり、図中曲線Iは含有水分量W、曲線IIは持出し水分量Wのそれぞれに対応している。
油分離回収器19を含む吐出流路14において、圧縮空気からの凝縮した水の析出を防ぐためには、含有水分量W≦持出し水分量Wとすればよく、図2によれば、吐出温度が約80℃以上で、この大小関係の状態になり、吐出流路14において圧縮空気からの凝縮した水が析出しないことが分かる。
油冷式圧縮機1において、できるだけエネルギーを無駄にせず、かつできるだけ騒音を抑制するためには、含有水分量W≦持出し水分量Wの関係を保ちつつ、吐出温度をできるだけ低くすることが望ましい。そこで、含有水分量W=持出し水分量Wとし、吸込温度検出器15、吸込湿度検出器16及び吐出圧力検出器18のそれぞれからコントローラ31への入力信号が示す吸込温度T、吸込湿度D及び吐出圧力Pに基づきコントローラ31において、最適吐出温度Tdoが算出される。なお、吸込みガスが大気であって、吸込圧力Pを760mmHg、吸込温度Tを40℃、吸込湿度Dを75%、吐出圧力Pを7kg/cm2Gとした場合には、上述したように、また図2に示すように、最適吐出温度Tdoは約80℃となる。
続いて、最適吐出温度Tdoと吐出温度検出器17からコントローラ31への温度信号が示す検出された吐出温度Tとの差に基づき、コントローラ31により温度調節弁24及び冷却ファン29のモータ28が以下のように制御される。
最適吐出温度Tdo+ΔT>検出吐出温度Tの場合には、冷却ファン29のモータ28を“一定の回転数”に保つ。同時に、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoよりも高い場合には、そうでない場合よりも空冷式油冷却器25側への油量が増大するように、温度調節弁24が制御される。逆に検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoよりも低くければ、そうでない場合よりもバイパス流路26側への油量が増大するように温度調節弁24が制御される。つまり、例えば、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoより高ければ、温度調節弁24を介して上記ガス圧縮空間に通じる油の全てが空冷式油冷却器25を経るように温度調節弁24が制御される。そして、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoより低ければ、検出吐出温度Tと最適吐出温度Tdoとの差分が大きい程、バイパス流路26を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するように温度制御弁24が制御される。
上記ΔTは、コントローラ31においてチャタリング現象が生じるのを防止するために導入された定数であり、例えば最適吐出温度Tdoが約80℃の場合には、ΔTは2℃程度とされる。
上記“一定の回転数”は、一定の場合においてモータ12内のコイルの温度が許容最高温度以下に維持されるようにモータ12を空冷するために必要な単位時間当たりのモータ冷却用風量Qm_minと、一定の場合において油分離回収器19の二次側の吐出流路14から供給される吐出ガスが許容最高温度以下に維持されるように空冷式油冷却器25を空冷するために必要な単位時間当たりの油冷却器冷却用風量Qa_minの内、大きい方の風量を生じ得る冷却ファン29のモータ28の回転数を意味している。
さらに、具体的には、モータ冷却用風量Qm_minについての上記一定の場合とは、油冷式圧縮機1の駆動部としてのモータ12の特性上、モータ12が許容される最低回転数で、かつモータ12の周囲温度が、モータ12が許容し得る最高温度である場合をいう。また、油冷却器冷却用風量Qa_minについての上記一定の場合とは、油冷式圧縮機1の駆動部としてのモータ12の特性上、モータ12が許容される最低回転数で、かつモータ12の周囲温度が、モータ12が許容し得る最高温度である場合で、かつ温度調節弁24を経て、全量が空冷式油冷却器25側に導かれる場合をいう。
一方、最適吐出温度Tdo+ΔT≦検出吐出温度Tの場合には、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdo+ΔTになるように、冷却ファン29のモータ28の回転数を制御するとともに、油溜まり部22からの油の全量が空冷式油冷却器25に導かれるように温度調節弁24が制御される。
なお、この場合、冷却ファン29のモータ28の回転数は上記“一定の回転数”以上となる。具体的には、最適吐出温度Tdoと、油分離回収器19に設けられた吐出温度検出器17により検出された吐出温度Tとの差に基づき、コントローラ31において、PID演算され、モータ28の回転数が算出され、この算出結果に基づきモータ28が制御される。
例えば、モータ28の回転数を算出するためのPID演算式は、以下のように表される。
Figure 2006316696
但し、実際に演算において使用されるのは、吐出温度Tの目標値は最適吐出温度Tdoそのものではなく、最適吐出温度Tdo+ΔTとされる故、式(3)に代えて次式がPID演算に用いられる。
Figure 2006316696
このように、油冷式圧縮機1では、最適吐出温度Tdo+ΔT>検出吐出温度Tの場合にも、冷却ファン29の動力を必要最低限の状態に維持でき、吐出温度を適正に保ちつつ、水分の凝縮、析出回避において省エネルギーが可能になり、騒音も抑制できるようになっている。
更に、図3を元に説明する。この図3は、検出吐出温度Tと冷却ファン29のモータ28の回転数との相関図(線(ア)と線(イ))、さらには検出吐出温度Tと油フィルタ23から空冷式油冷却器25へつながる温度調節弁24の弁ポートの開度との相関図(線(ウ)と線(エ))である。
図3の左側の縦軸は、油フィルタ23から空冷式油冷却器25へつながる温度調節弁24の弁ポートの開度を示すものである。その軸で100%と記されているところは、その弁ポートの開度が最大であること、すなわち、温度調節弁24を介して圧縮機本体11のガス圧縮空間に通じる油の全てが空冷式油冷却器25を経る状態であることを示している。換言すれば、この図3は、検出吐出温度Tと、温度調節弁24での二方向分流比との相関図とも言える。そして、図3の右側の縦軸は、冷却ファン29のモータ28の回転数を、最も高い回転数を100%とみなして、パーセントの単位で示すものである。
上述のとおり、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdo+ΔT以上の場合には、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdo+ΔTになるように、冷却ファン29のモータ28の回転数が制御される。なお、図3の線(ア)からよく理解できるように、ここでは検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdo+ΔT以上の場合には、検出吐出温度Tに応じて、ほぼ比例的に、その冷却ファン29のモータ28が増減されて、決定される。また、図3の線(イ)からよく理解できるように、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdo+ΔTよりも低ければ、モータ28の回転数は予め設定された最も低い回転数の”一定回転数”に保たれる。
一方、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoより高ければ、図3の線(ウ)からよく理解できるように、油フィルタ23から空冷式冷却器25へつながる温度調節弁24の弁ポートの開度は100%となり、温度調節弁24を介して圧縮機本体11のガス圧縮空間に通じる油の全てが空冷式油冷却器25を経る状態となる。また、図3の線(エ)からよく理解できるように、検出吐出温度Tが最適吐出温度Tdoよりも低い場合には、検出吐出温度Tと最適吐出温度Tdoの差分が大きい程、バイパス流路26を経て圧縮機本体11のガス圧縮空間に通じる油量が増大する。すなわち、検出吐出温度Tが低くなればなるほど、空冷式油冷却器25を経るよりも、バイパス流路26を経て、圧縮機本体11のガス圧縮空間に通じる油量が増大する。そして、図3における検出吐出温度Tminの時点で、油フィルタ23から空冷式冷却器25へつながる温度調節弁24の弁ポートの開度は0%となり、温度調節弁24を介して圧縮機本体11のガス圧縮空間に通じる油の全てがパイパス流路26を経る状態となる。
なお、上述の例では温度調節弁24,冷却ファン29のモータ28の制御を吐出温度検出器17により検出された検出吐出温度Tに基づいて行っているが、コントローラ21が上述したようなPID演算の機能を有するものである場合、そのPID演算の出力Pa(図3の横軸(オ))をもとに上記制御を行っても良い。なお、系の時定数が大きい場合や、ゲインが小さい場合には、ΔTには幅を持たせない方が制御性に優れ、時定数が短くゲインが大きい場合には、ΔTに幅を持たせたほうが安定性に優れる。
なお、本発明において、吐出温度は検出されなければならず、吐出温度検出器17は必要であるが、その他の吸込温度検出器15、吸込湿度検出器16、吐出圧力検出器18は必ずしも必要ではない。
例えば、油冷式圧縮機1が吸気ガスを大気とし、その大気の湿度を最大時の100%と見なして運転される場合、圧縮機本体11の吸込み側における吸込湿度検出器16は不要となる。また、この場合、大気の最高温度を想定され得る温度、例えば40℃とし、この40℃以下の吸込み条件下で運転する限り、大気中の水分量はこの40℃の時よりも少なく、確実に圧縮空気中での凝縮した水の析出を防ぐことができる故、吸込み側の吸込温度検出器15も不要となる。さらに、吸気ガスを大気とした場合のように、吸込圧力が一定であると見なすことができれば、圧縮機本体11の仕様により吐出圧力も一義的に決まり、吐出圧力検出器18も不要となる。
本発明に係る油冷式圧縮機の全体構成を示す図である。 図1に示す油冷式圧縮機における吐出温度と吐出ガスの含有数分量及び吐出ガスのそれぞれとの関係を示す図である。 検出吐出温度Tと冷却ファンのモータの回転数、温度調節弁の弁ポートの開度との相関図である。
符号の説明
1 油冷式圧縮機
11 圧縮機本体
12 モータ
13 吸込流路
14 吐出流路
15 吸込温度検出器
16 吸込湿度検出器
17 吐出温度検出器
18 吐出圧力検出器
19 油分離回収器
21 油分離エレメント
22 油溜まり部
23 油フィルタ
24 温度調節弁
25 空冷式油冷却器
26 バイパス流路
27 油流路
28 モータ
29 冷却ファン
31 コントローラ

Claims (6)

  1. 圧縮機本体内のガス圧縮空間に供給された油を吐出ガスから分離、回収する油分離回収器の油溜まり部から二方向可変分流機能を有する温度調節弁に至り、冷却ファンで送風される空冷式油冷却器を経た後、或いは上記空冷式油冷却器を介することなくバイパス流路を経た後、上記ガス圧縮空間に通じる油流路と、
    ガスの吐出温度を検出する吐出温度検出器と、
    吐出温度検出器により検出された吐出温度に基づき、上記冷却ファンのモータ及び上記温度調節弁を制御し、上記モータの回転数及び上記温度調節弁での二方向分流比を調節するコントローラとを備えたことを特徴とする油冷式圧縮機。
  2. 上記コントローラに、上記圧縮機本体が吸込むガスが含有する水分の量Wsと、該圧縮機本体が飽和状態で吐き出すガスに随伴される水分の量Wdとが同一の値となる際の最適吐出温度Tdoが設定され、
    上記コントローラが、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも高い場合には、そうでない場合よりも、上記空冷式油冷却器を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも低い場合には、そうでない場合よりも、上記バイパス流路を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、
    上記温度調節弁での二方向分流比を調節するものであることを特徴とする請求項1に記載の油冷式圧縮機。
  3. 上記コントローラが、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも高い場合には、上記温度調節弁を介して上記ガス圧縮空間に通じる油の全てが上記空冷式油冷却器を経るよう、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoよりも低い場合には、上記吐出温度Tと上記最適吐出温度Tdoの差分が大きい程、上記バイパス流路を経て上記ガス圧縮空間に通じる油量が増大するよう、
    上記温度調節弁での二方向分流比を調節するものであることを特徴とする請求項2に記載の油冷式圧縮機。
  4. 上記コントローラが、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも低ければ、上記モータの回転数を一定に保ち、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも更に高ければ、吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値になるよう、上記モータの回転数を調節するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の油冷式圧縮機。
  5. 上記コントローラが、
    上記吐出温度Tが上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値よりも更に高ければ、上記最適吐出温度Tdoより温度ΔTだけ高い値を吐出温度Tの目標値とするPID演算にて上記モータの回転数を調節するものである
    ことを特徴とする請求項4に記載の油冷式圧縮機。
  6. 上記温度ΔTが上記コントローラにおいてチャタリング現象が生じるのを防止するため導入された定数であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の油冷式圧縮機。
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