JP7190963B2 - 油冷式スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、油冷式スクリュ圧縮機に関する。
特許文献1に開示された油冷式スクリュ圧縮機は、油分離回収器から圧縮機本体の給油箇所に対してポンプにより加圧することなく油を導く給油流路を備えている。
特開2003-328943号公報
本発明の発明者らは、油冷式スクリュ圧縮機において、油分離回収器から圧縮機本体のロータ室に対してポンプによって加圧することなく油を導く給油流路を備える油冷式スクリュ圧縮機において、ロータ室への給油量が安定しない現象を新たに見出した。具体的には、本発明の発明者らは、かかる給油流路を有する油冷式空気圧縮機において、圧縮機本体の吐出圧が低圧で、圧縮機本体の回転数が低速であるときに、ロータ室への油供給が不安定となり、予想に反してロータ室への給油量が低下する場合があることを新たに見出した。
本発明は、かかる新たに見出された課題を解決するためになされたものである。つまり、本発明は、油分離回収器から圧縮機本体のロータ室に対してポンプにより加圧することなく油を導く給油流路を備える油冷式スクリュ圧縮機において、圧縮機本体の吐出圧が低圧で、圧縮機本体の回転数が低速であるときにも、ロータ室への安定した給油を確保することを課題とする。
本発明の一態様は、空気を圧縮する一対のロータが収容されたロータ室を備える圧縮機本体と、前記圧縮機本体から吐出された圧縮空気から油を分離して回収する油分離回収器と、前記油分離回収器の油溜まりと前記ロータ室とを流体的に接続し、前記圧縮空気と前記ロータ室内の圧力差によって前記油溜まりの油を前記ロータ室に導く主給油流路と、前記主給油流路に設けられたオイルクーラと、前記主給油流路又は前記油分離回収器の前記油溜まりと前記ロータ室とを流体的に接続し、前記圧力差によって前記油溜まりの油を前記ロータ室に導く補助給油流路と、前記補助給油流路に設けられ、前記補助給油流路を通る前記油の流れを遮断又は制限する第1状態と、前記補助給油流路を通る前記油の流れを許容又は制限緩和する第2状態とに切り換え可能な油流れ制御部と、前記圧縮空気の圧力を直接的又は間接的に検出する圧力検出部と、前記圧力検出部により検出された前記圧力が閾値圧力以下となり、かつ前記圧縮機本体の回転数が閾値回転数以下となると、前記油流れ制御部を前記第1状態から前記第2状態に切り換える制御装置とを備え、前記補助給油流路は、前記ロータ室の前記主給油流路の接続位置よりも前記圧縮機本体の吸込口側に接続している、油冷式スクリュ圧縮機を提供する。
圧力検出部により検出された吐出圧が閾値圧力以下、かつ圧縮機本体の回転数が閾値回転数以下の状態、つまり、圧縮機本体の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体の回転数が低い状態となると、油分離回収器から主給油流路を介してロータ室に導かれる油の量が減少する。しかし、当該状態となると、制御装置は油流れ制御部を第1状態から第2状態に切り換える。この切り換えにより、補助給油流路を介して油分離回収器からロータ室へ油が供給される。つまり、圧縮機本体の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体の回転数が低い状態となると、主給油流路を介してだけでなく、補助給油流路も介して、油分離回収器からロータ室へ油が供給される。その結果、圧縮機本体の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体の回転数が低い状態でも、ロータ室への安定した給油が確保でき、ロータ室への必要な給油量を確保できる。
前記補助給油流路は、前記オイルクーラよりも圧縮機本体側の前記主給油流路から分岐していてもよい。
前記主給油流路には、前記オイルクーラよりも油分離回収器側に配置されたオイルフィルタが設けられ、前記補助給油流路は、前記オイルフィルタと前記オイルクーラとの間の前記主給油流路から分岐していてもよい。
この構成により、オイルクーラの目詰まりが補助給油流路を介したロータ室への給油に影響するのを回避できる。
前記主給油流路には、前記オイルクーラよりも油分離回収器側に配置されたオイルフィルタが設けられ、前記補助給油流路は、前記油分離回収器と前記オイルフィルタとの間の前記主給油流路から分岐していてもよい。
この構成により、オイルフィルタの目詰まりが補助給油流路を介したロータ室への給油に影響するのを回避できる。
前記補助給油流路は、前記油分離回収器の前記油溜まりと前記ロータ室とを前記主給油流路を介することなく直接接続していてもよい。
前記圧力検出部は、前記油分離回収器内の圧力を検出する圧力センサであってもよい。
前記圧力検出部は、前記圧縮機本体の吐出口と前記油分離回収器とを接続する空気流路内の圧力を検出する圧力センサであってもよい。
前記圧力検出部は、前記圧縮空気で加圧された油の流通する前記主給油流路内の油の圧力を検出する圧力センサであってもよい。
前記圧力圧検出部は、前記圧縮空気で加圧された油の流通する前記主給油流路の油の流量を検出する流量センサであってもよい。
前記主給油流路は、前記ロータ室の圧縮側空間に接続しており、前記補助給油流路は、前記ロータ室の吸込側空間に接続していてもよい。
前記オイルクーラは、前記圧縮機本体から吐出された前記圧縮空気の温度又は前記油溜まりの油の温度に基づいて回転数制御されるファンによって冷却する空冷式のオイルクーラであってもよい。
油冷式スクリュ圧縮機は、前記圧縮機本体を駆動するモータと、前記モータの回転数を制御するインバータとをさらに備え、前記一対のロータのうちの一方のシャフトが前記モータの出力シャフトと一体構造であり、前記圧縮機本体の前記回転数は、前記モータの前記回転数であってもよい。
本発明の油冷式スクリュ圧縮機によれば、圧縮機本体の吐出圧が低圧で、圧縮機本体の回転数が低速であるときにも、ロータ室への安定した給油を確保できる。
本発明の第1実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 運転中の電磁弁の制御を説明するためのフローチャート。 起動時の電磁弁の制御を説明するためのフローチャート。 本体回転数と給油量の関係を示すグラフ。 第1実施形態の第1変形例に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 第1実施形態の第2変形例に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 第1実施形態の第3変形例に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 第1実施形態の第4変形例に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 本発明の第2実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機の概略構成図。 本発明の第3実施形態に係る油冷式空気圧縮機の概略構成図。 本発明の第4実施形態に係る油冷式空気圧縮機の概略構成図。 従来の油冷式空気圧縮機における本体回転数と給油量の関係を示すグラフ。
本発明の発明者らは、油冷式スクリュ圧縮機において、油分離回収器から圧縮機本体のロータ室に対してポンプにより加圧することなく油を導く給油流路を備える油冷式スクリュ圧縮機において起こり得るロータ室への給油量の低下を新たに見出した。以下、この点について説明する。
図12は、油分離回収器から圧縮機本体のロータ室に対してポンプにより加圧することなく油を導く給油流路を備える油冷式スクリュ圧縮機における圧縮機本体の回転数(本体回転数)と、ロータ室への給油量の関係を示すグラフである。
図12のグラフにおいて、「◆」印は吐出圧が設計吐出圧のP1の場合、「■」印は吐出圧がP2の場合、「▲」印は吐出圧が設計吐出圧のP1でオイルクーラ用のファンの回転数制御を実行した場合、「×」印は吐出圧がP2でオイルクーラ用のファンの回転数制御を実行した場合、「*」印は吐出圧がP3でオイルクーラ用のファンの回転数制御を実行した場合、「●」印は吐出圧がP4でオイルクーラ用のファンの回転数制御を実行した場合(給油温度が上限値)、「+」印は吐出圧がP4でオイルクーラ用のファンの回転数制御を実行した場合(給油温度が下限値)である。本体回転数については、V1が定格回転数で、V1、V2、V3、V4、V5、V6の順で回転数が高い。また、吐出圧については、P1、P2、P3、P4の順で吐出圧は高い。オイルクーラ用のファンの回転数制御では、油分離回収器の油溜まりの油温が高い程、ファンの回転数を高くしている。
図12を参照すると、高い吐出圧P1,P2,P3であれば、定格回転数V1を下回る本体回転数V2~V6での運転、つまり部分負荷運転であっても、ロータ室への給油量は安定しており、定格回転数V1での運転、つまり全負荷運転と比較してロータ室への給油量の顕著な減少はない。これに対して、低い吐出圧P4の場合には、本体回転数V2~V6での運転(部分負荷運転)において、ロータ室への給油量が不安定で、全負荷運転と比較したロータ室への給油量の減少が著しい。特に、同じ低吐出圧P4でも、給油温度が下限値の場合、給油温度が上限値の場合よりも、部分負荷運転時のロータ室への給油量の不安定化と減少が著しい。
以上のように、油分離回収器から圧縮機本体のロータ室に対してポンプにより加圧することなく油を導く給油流路を備える油冷式スクリュ圧縮機では、吐出圧が低く、かつ本体回転数が低い運転条件下でロータ室への油供給が不安定となり、予想に反してロータ室への給油量が低下する場合があるという新たに知見が得られた。以下の実施形態はかかる新たな知見に基づくものである。
(第1実施形態)
図1を参照すると、本発明の第1実施形態にかかる油冷式スクリュ圧縮機1は、圧縮機本体2、圧縮機本体2を駆動するためのモータ3、及び圧縮機本体2から吐出された圧縮空気から油を分離して回収する油分離回収器4を備える。
圧縮機本体2は、一対のロータ、つまり雄ロータ2aと雌ロータ2bが収容されたロータ室2cを備える。また、圧縮機本体2はフィルタ5と吸気調整弁6とを介して外気が吸い込まれる吸込口2dと、雌雄ロータ2a,2bにより圧縮された圧縮空気が吐き出される吐出口2eとを備える。
本実施形態では、雄ロータ2aのシャフト2fは、モータ3の出力シャフト3aと一体構造である。モータ3の回転数、従って、圧縮機本体2の雌雄ロータ2a,2bの回転数はインバータ21により制御される。
油冷式スクリュ圧縮機1は、圧縮機本体2で生成された圧縮空気を、図示しない圧縮空気の供給先に送るための空気流路7を備える。空気流路7は、圧縮機本体2の吐出口2eと油分離回収器4とを流体的に接続する第1部分7a、油分離回収器4とアフタクーラ9とを流体的に接続する第2部分7b、及びアフタクーラ9と供給先を流体的に接続する第3部分7cを備える。第2部分7bには保圧逆止弁8が設けられている。
本実施形態では、空気流路7の第1部分7aから油分離回収器4内に流入した圧縮空気から、遠心力よる分離作用で油が分離される。分離され油は油分離回収器4の下部の油溜まり4aに溜まる。また、油分離回収器4は二次的な油分離のためのエレメント4bを備える。油分離回収器4から空気流路7の第2部分7bに導出された圧縮空気は、アフタクーラ9で空冷された後、空気流路7の第3部分7cを介して供給先に送られる。
油冷式スクリュ圧縮機1は、油分離回収器4の油溜まり4aの油を圧縮機本体2のロータ室2cに戻すための主給油流路11を備える。
本実施形態における主給油流路11は、油分離回収器4の油溜まり4aとオイルクーラ12とを流体的に接続する第1部分11aと、オイルクーラ12とロータ室2cの閉じ込み後の圧縮側空間とを流体的に接続する第2部分11bとを備える。主給油流路11の第1部分11aにはオイルフィルタ13が設けられている。また、第1部分11aと第2部分11bとを、オイルクーラ12をバイパスして接続するように、温度調整弁14が設けられている。さらに、主給油流路11の第2部分11bから分岐する、圧縮機本体2の軸受、軸封部等への給油のための給油流路15が設けられている。主給油流路11には給油のためのポンプは設けられておらず、油分離回収器4の油溜まり4aの油をポンプで加圧することなく、圧縮機本体1の吐出圧のみによってロータ室2cに導く。すなわち、圧縮機本体1から油分離回収器4内に吐出された圧縮空気とロータ室2c内の圧力差によって、油分離回収器4の油溜まり4aの油が主給油流路11を介してロータ室2cに導かれる。
本実施形態の油冷式スクリュ圧縮機1は、主給油流路11の第2部分11b、より具体的には給油流路15の分岐位置よりもオイルクーラ12側の第2部分11bから分岐してロータ室2cに接続された補助給油流路31を備える。補助給油流路31には給油のためのポンプは設けられておらず、油分離回収器4の油溜まり4aの油をポンプで加圧することなく、圧縮機本体1の吐出圧のみによってロータ室2cに導く。すなわち、圧縮機本体1から油分離回収器4内に吐出された圧縮空気とロータ室2c内の圧力差によって、油分離回収器4の油溜まり4aの油が補助給油流路31を介してロータ室2cに導かれる。
補助給油流路31は、主給油流路11の第2部分11bのロータ室2cへの接続位置よりも吸込口2d側で、ロータ室2cに接続されている。補助給油流路31のロータ室2cへの接続位置は、吸込口2dから主給油流路11の第2部分11bのロータ室2cへの接続位置までの範囲で設定できる。この設定により、圧縮機本体1の吐出圧のみによる補助給油流路31を介した給油を実現できる。吐出圧のみによる補助給油流路31を介して給油をより確実にするには、補助給油流路31の吸込口2dの接続位置は圧縮側空間よりも吸込口2d側の閉じ込み前の吸込側空間に設定することがより好ましい。より多くの給油量確保のために、補助給油流路31を複数箇所でロータ室2cに接続してもよい。
補助給油流路31には、本発明における油流れ制御部の一例である、常閉の電磁弁32が設けられている。電磁弁32の閉弁時(第1状態)には、補助給油流路31を介したロータ室2cへの油の流れが遮断され、電磁弁32の開弁時(第2状態)には、補助給油流路31を介したロータ室2cへの油の流れが許容される。
油冷式スクリュ圧縮機1は、アフタクーラ9とオイルクーラ12における空冷のためのファン22を備える。このファン22は、インバータ23によって回転数が制御されるファンモータ24で駆動される。
油冷式スクリュ圧縮機1は、油分離回収器4内の圧縮空気の圧力を検出する圧力センサ41(圧力検出部)を備える。また、油冷式スクリュ圧縮機1は、油分離回収器4内の油溜まり4aに溜まった油の温度を検出する温度センサ42を備える。
制御装置100は、圧縮機本体1を駆動するモータ3のインバータ21、ファン22を駆動するファンモータ24のインバータ23、及び電磁弁32を含む、油冷式スクリュ圧縮機1の構成要素を統括的に制御する。制御装置100には、圧力センサ41と温度センサ42から検出信号が入力される。
制御装置100は、温度センサ42から入力される検出信号に基づいて、ファンモータ24のインバータ23によって、ファン22の回転数を制御する。具体的には、制御装置100は油溜まり4aの油の温度Tdと相関のある圧縮機本体1から吐出される圧縮空気の温度が所定値になるようにファン22の回転数を制御する。本実施形態では、制御装置100は、温度センサ42によって検出される油分離回収器4の油溜まり4aの油の温度Tdが高い程、ファン22の回転数を高くし、この検出温度Tdが低い程、ファン22の回転数を低くする。圧縮機本体1から吐出される圧縮空気の温度を直接測定するセンサを設け、制御装置100がこのセンサによって検出される圧縮空気の温度が所定値になるようにファン22の回転数を制御してもよい。
本実施形態における温度調整弁14は、ワックス式の自動温度調整弁である。温度調整弁14は圧縮機本体2の給油温度が所定温度に調整されるように自律的に動作する。具体的には、温度調整弁14は、圧縮機本体2の給油温度を低下させる必要があるときは、油分離回収器4からオイルクーラ12を経てロータ室2cに供給される油の量が相対的に増加する状態となり。また、温度調整弁14は、圧縮機本体2の給油温度を上昇させる必要があるときは、油分離回収器4からオイルクーラ12を経ることなくロータ室2cに供給される油の量が相対的に増加する状態となる。
以下、制御装置100によって実行される電磁弁32の制御を説明する。
圧縮機本体2の運転中、油分離回収器4の油溜まり4aの油が、圧縮機本体2の吐出圧によって、主給油流路11を介してロータ室2cに供給される。かかる圧縮機本体2の運転中、図2に示す以下の制御が実行される。
ステップS1において、圧力センサ41によって検出された油分離回収器4内の圧縮空気の圧力、つまり吐出圧Poが第1閾値圧力Poth1以下になると、ステップS2に移行する。ステップS2において、圧縮機本体2の回転数(本体回転数)Vcompが第1閾値回転数Vth1以下となると、ステップS3に移行する。
前述のように、本実施形態では、雄ロータ2aのシャフト2fは、モータ3の出力シャフト3aと一体構造であるので、モータ3に電力供給しているインバータ21の駆動周波数から本体回転数Vcompが得られる。制御装置100は、インバータ21を駆動しているので、本体回転数Vcompを常に取得している。例えば、モータ3と圧縮機本体2との間に減速ギア或いは増速ギアが介在する場合、インバータ21の駆動周波数から得られるモータ回転数と減速比或いは増速比とから演算により本体回転数Vcompを取得できる。
ステップS3では、電磁弁32が閉弁から開弁に切り換えられると共に、タイマTimの計時が開始される。電磁弁32が開弁されると、油分離回収器4の油溜まり4aの油が、圧縮機本体2の吐出圧によって、補助給油流路31を介してロータ室2cに供給される。
ステップS1の第1閾値圧力Poth1は、圧縮機本体2の回転数との関係でロータ室2cへの給油量が不安定な状態が生じる始める圧縮機本体2の吐出圧である。第1閾値圧力Poth1は実験的に求めることができる。第1閾値圧力Poth1は、定格圧力(圧縮機本体2の適切な動作ないし性能が補償されている吐出圧力で、最大吐出圧よりは低圧)以下である。
ステップS2の第1閾値回転数Vth1は、圧縮機本体2の吐出圧との関係でロータ室2cへの給油量が不安定な状態が生じる始める圧縮機本体2の回転数である。第1閾値回転数Vth1は、実験的に求めることができる。第1閾値回転数Vth1は圧縮機本体2の最大回転数の80%以下である。
ステップS1で吐出圧Poが第1閾値圧力Poth1以下という条件が成立し、かつステップS2で本体回転数Vcompが第1閾値回転数Vth1以下という条件が成立するのは、圧縮機本体2の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体2の回転数が低い状態である。この状態では、油分離回収器4から主給油流路11を介してロータ室2cに導かれる油の量が減少する。ステップS3で電磁弁32を開弁することで、つまり圧縮機本体2の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体2の回転数が低い状態となったときに電磁弁32を開弁することで、主給油流路11を介してだけでなく、補助給油流路31も介して、油分離回収器4からロータ2c室へ油が供給される。その結果、圧縮機本体2の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体2の回転数が低い状態でも、ロータ室2cへの必要な給油量を確保できる。
ステップS3での電磁弁32を開弁後、つまり補助給油流路31を介したロータ室2cへの給油開始後は、ステップS4~S8の処理が実行される。
まず、ステップS4において、吐出圧Poが第2圧力閾値Poth2以上となると、ステップS5に移行する。第2圧力閾値Poth2は、本実施形態では、第1圧力閾値Poth1より低圧である。第2圧力閾値Poth2は、第1圧力閾値Poth1値以下で第1圧力閾値Poth1より0.1MPa低圧の範囲で設定され得る。ステップS4において、吐出圧Poが第2圧力閾値Poth2以上という条件が成立しないことは、吐出圧Poが、第1圧力閾値Poth1、つまり補助給油流路31を介した給油が必要な値をさらに下回るような状態であることを意味する。
ステップS5において、吐出圧力Poが第3圧力閾値Poth3未満であればステップS6に移行し、吐出圧力Poが第3圧力閾値Poth3以上であればステップS7に移行する。第3圧力閾値Poth3は、本実施形態では、第1圧力閾値Poth1より高圧である。第3圧力閾値Poth3は、第1圧力閾値Poth1以上で第1圧力閾値Poth1より0.1MPa高圧の範囲で設定され得る。ステップS5で、吐出圧力Poが第3圧力閾値Poth3以上という条件が成立することは、吐出圧Poは補助給油流路31を介した給油が必要な値(第1圧力閾値Poth1)を十分に上回っていることを意味する。
第2圧力閾値Poth2と第3圧力閾値Poth3はいずれも、第1圧力閾値Poth1と同一の値でも良いでが、電磁弁32の開閉タイミングが頻繁になることを避けるために、0.1MPa以内の差圧を設けることが好ましい。
ステップS6において、本体回転数Vcompが第2閾値回転数Vth2以上であればステップS7に移行し、本体回転数Vcompが第2閾値回転数Vth2未満であればステップS4に戻る。第2閾値回転数Vth2は、本実施形態では、第1閾値回転数Vth1より高速である。第2閾値回転数Vth2は、第1閾値回転数Vth1以上で第1閾値回転数Vth1の125%の範囲で設定され得る。ステップS6で本体回転数Vcompが第2閾値回転数Vth2以上という条件が成立することは、本体回転数Vcompが補助給油流路31を介した給油が必要な値(第1閾値回転数Vth1)を十分に上回ることを意味する。
第2閾値回転数Vth2は、第1閾値回転数Vth1と同一の値でも良いが、電磁弁32の開閉タイミングが頻繁になることを避けるため、また第2閾値回転数Vth2が定格回転数に近づくほど省エネ性が低下するので、本実施形態では、第2閾値回転数Vth2を第1閾値回転数Vth1の125%以下とすることが好ましい。
ステップS7において、電磁弁32の開弁時(ステップS3)に計時を開始したタイマTimが予め定められた補助給油時間Tupを経過していれば、ステップS8に移行し、タイマTimが補助給油時間Tupを経過していなければステップS4に戻る。
ステップS8では、電磁弁32が開弁から閉弁に切り換えられる。電磁弁32の閉弁によって補助給油経路31を介した油分離回収器4からロータ室2cへの油の流れは遮断される。電磁弁32の閉弁後は、主給油経路11のみを介して油分離回収器4からロータ室2cへ油が供給される。ステップS8での電磁弁32の閉弁後、ステップS1に戻る。
以上のように、本実施形態では、電磁弁32を閉弁から開弁に切り換えた後、以下の閉弁条件1,2のいずれか一方が成立した場合に、電磁弁32を開弁から閉弁に戻す。
閉弁条件1:
圧縮機本体1の吐出圧Poが第3閾値圧力Poth3以上、かつタイマTimの計時時間が補助給油時間Tupを経過。
閉弁条件2:
圧縮機本体1の吐出圧Poが第2閾値圧力Poth2以上、本体回転数Vcompが第2閾値回転数Vth2以上、かつタイマTimの計時時間が補助給油時間Tupを経過。
前述のように、電磁弁32を閉弁から開弁に切り換える条件は、圧縮機本体1の吐出圧Poが第1閾値圧力Poth1以下、かつ本体回転数Vcompが第1閾値回転数Vth1以下である。つまり、圧縮機本体2の吐出圧Poが低く、かつ圧縮機本体2の回転数Vcompが低い状態となると、補助給油流路31を介したロータ室2cへの給油を実行する。これに対して、閉弁条件1は、圧縮機本体2の吐出圧Poが十分に高い状態が、ある程度の時間継続することを意味する。また、閉弁条件2は、圧縮機本体2の回転数Vcompが十分に高い状態が、ある程度の時間継続することを意味する。つまり、圧縮機本体2の吐出圧Poと圧縮機本体2の回転数Vcompのいずれか一方が回復すれば、補助給油流路31を介したロータ室2cへの給油を終了する。
圧縮機本体2の起動時には、図3に示す制御が実行される。圧縮機本体2の起動時には、圧縮機本体2の吐出圧Poと圧縮機本体2の回転数Vcompはいずれも低いので、圧縮機本体2の吐出圧Poと圧縮機本体2の回転数Vcompとのうちのいずれか一方が上昇するまでは、電磁弁32を開弁し、補助給油経路31を介したロータ室2cへの給油を実行する。具体的には、図3のステップS11~S16は、図2のステップS3~S8と同一である。
図4は、圧縮機本体の回転数(本体回転数)と、ロータ室への給油量の関係を示すグラフである。このグラフにおいて、「●」印と「+」印は、補助給油流路を備えない従来の油冷式スクリュ圧縮機の場合であり、図12のものと同じである。図4中のその他の記号も特に言及しない限り、図12のものと同じである。図4において、「●」印は吐出圧がP4でファン22の回転数制御を実行した場合(給油温度が上限値)、「+」印は吐出圧がP4でファン22の回転数制御を実行した場合(給油温度が下限値)である。一方、図4において「◆」印と「■」印は、本実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1の場合であり、圧縮機本体1の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体2の回転数が低い場合に補助給油流路31による給油を行っている。「◆」印は吐出圧がP4でファン22の回転数制御を実行した場合(給油温度が上限値)、「■」印は吐出圧がP4でファン22の回転数制御を実行した場合(給油温度が下限値)である。この図12のグラフから、本実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1では、圧縮機本体の吐出圧が低く、かつ圧縮機本体の回転数が低い部分負荷運転時であっても、ロータ室2cへの給油量が安定し、かつ必要な給油量を確保できることを理解できる。
(第1実施形態の変形例)
図5から図8は第1実施形態の種々の変形例を示す。これらの変形例の構成は、後述する第2から第4実施形態(図9から図11)にも適用できる。
図5の変形例では、電磁弁32(図1参照)に代えて、流量制御弁33が補助給油経路31に設けられている。流量制御弁33は補助給油流路31を介したロータ室2cへの油の流れを微流量に制限する第1状態と、制限を緩和して補助給油流路31を介したロータ室21への十分な流量の油の流れを許容する第2状態とに切り換え可能である。制御装置100は、第1実施形態における電磁弁32を閉弁する条件が成立する場合には流量制御弁33を第1状態とし、第1実施形態における電磁弁32を開弁する条件が成立する場合には流量制御弁33を第2状態とする。
図6の変形例では、補助給油流路31は、オイルフィルタ13とオイルクーラ12との間の主給油流路11(第1部分11a)から分岐している。この構成により、オイルクーラ12の目詰まりが補助給油流路31を介したロータ室2cへの給油に影響するのを回避できる。
図7の変形例では、補助給油流路31は、油分離回収器4とオイルフィルタ12との間の主給油流路11(第1部分11a)から分岐している。この構成により、オイルフィルタ13の目詰まりが補助給油流路11を介したロータ室2cへの給油に影響するのを回避できる。
図8の変形例では、補助給油流路31は、油分離回収器4の油溜まり4aとロータ室2cとを直接接続している。補助給油経路31をこのように構成することで、油分離回収器4の油溜まり4aからロータ室2cへ流れる油の圧損を効果的に低減できる。そのため、この変形例の補助給油経路31のロータ室2cへの接続位置は、閉じ込み後の圧縮側空間に設定し得る。
第1実施形態(図1)並びに図6から図8の変形例に係る補助給油経路31のうちの2以上を1つの油冷式スクリュ圧縮機1に設けても良い。
以下、本発明の第2から第4実施形態を説明する。これらの実施形態について、特に言及しない要素及び機能は、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態)
図9に示す本発明の第2実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1では、圧力センサ(圧力検出部)41が、油分離回収器4ではなく、圧縮機本体2の吐出口2eと油分離回収器4とを接続する空気流路7(第1部分7a)に設けられている。この圧力センサ41によって空気流路7の第1部分7aの圧縮空気の圧力が検出される。
(第3実施形態)
図10に示す本発明の第3実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1では、圧力センサ41(図1及び図9参照)は設けなくてもよく、主給油流路11の油の圧力Psを検出する圧力センサ(圧力検出部)43が設けられている。主給油流路11は油分離回収器4の油溜まり4aの油をポンプで加圧することなく圧縮機本体2のロータ室2cに導く。すなわち、圧縮機本体1から油分離回収器4内に吐出された圧縮空気とロータ室2c内の圧力差によって、油分離回収器4の油溜まり4aの油をロータ室2cに導く。従って、主給油流路11の油の圧力Psを検出することで、圧縮機本体2の吐出圧Poを間接的に検出できる。
(第4実施形態)
図11に示す本発明の第4実施形態に係る油冷式スクリュ圧縮機1では、圧力センサ41(図1及び図9)は設けなくてもよく、主給油流路11の油の流量FLを検出する流量センサ(圧力検出部)44が設けられている。上記した実施形態と同様に主給油流路11は油分離回収器4の油溜まり4aの油をポンプで加圧することなく圧縮機本体2のロータ室2cに導くので、主給油流路11の油の流量FLは圧縮機本体2の吐出圧Poと正の相関を有する。従って、主給油流路11の油の流量FLを検出することで、圧縮機本体2の吐出圧Poを間接的に検出できる。
1 油冷式スクリュ圧縮機
2 圧縮機本体
2a 雄ロータ
2b 雌ロータ
2c ロータ室
2d 吸込口
2e 吐出口
2f シャフト
3 モータ
3a 出力シャフト
4 油分離回収器
4a 油溜まり
4b エレメント
5 エアフィルタ
6 吸気調整弁
7 空気流路
7a 第1部分
7b 第2部分
7c 第3部分
8 保圧逆止弁
9 アフタクーラ
11 主給油流路
11a 第1部分
11b 第2部分
12 オイルクーラ
13 オイルフィルタ
14 温度調整弁
15 給油流路
21,23 インバータ
22 ファン
24 ファンモータ
31 補助給油流路
32 電磁弁
41,43 圧力センサ(圧力検出部)
42 温度センサ
44 流量センサ(圧力検出部)
33 流量制御弁
100 制御装置

Claims (12)

  1. 空気を圧縮する一対のロータが収容されたロータ室を備える圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体から吐出された圧縮空気から油を分離して回収する油分離回収器と、
    前記油分離回収器の油溜まりと前記ロータ室とを流体的に接続し、前記圧縮空気と前記ロータ室内の圧力差によって前記油溜まりの油を前記ロータ室に導く主給油流路と、
    前記主給油流路に設けられたオイルクーラと、
    前記主給油流路又は前記油分離回収器の前記油溜まりと前記ロータ室とを流体的に接続し、前記圧力差によって前記油溜まりの油を前記ロータ室に導く補助給油流路と、
    前記補助給油流路に設けられ、前記補助給油流路を通る前記油の流れを遮断又は制限する第1状態と、前記補助給油流路を通る前記油の流れを許容又は制限緩和する第2状態とに切り換え可能な油流れ制御部と、
    前記圧縮空気の圧力を直接的又は間接的に検出する圧力検出部と、
    前記圧力検出部により検出された前記圧力が閾値圧力以下となり、かつ前記圧縮機本体の回転数が閾値回転数以下となると、前記油流れ制御部を前記第1状態から前記第2状態に切り換える制御装置と
    を備え
    前記補助給油流路は、前記ロータ室の前記主給油流路の接続位置よりも前記圧縮機本体の吸込口側に接続している、油冷式スクリュ圧縮機。
  2. 前記補助給油流路は、前記オイルクーラよりも圧縮機本体側の前記主給油流路から分岐している、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  3. 前記主給油流路には、前記オイルクーラよりも油分離回収器側に配置されたオイルフィルタが設けられ、
    前記補助給油流路は、前記オイルフィルタと前記オイルクーラとの間の前記主給油流路から分岐している、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  4. 前記主給油流路には、前記オイルクーラよりも油分離回収器側に配置されたオイルフィルタが設けられ、
    前記補助給油流路は、前記油分離回収器と前記オイルフィルタとの間の前記主給油流路から分岐している、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  5. 前記補助給油流路は、前記油分離回収器の前記油溜まりと前記ロータ室とを前記主給油流路を介することなく接続している、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  6. 前記圧力検出部は、前記油分離回収器内の圧力を検出する圧力センサである、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  7. 前記圧力検出部は、前記圧縮機本体の吐出口と前記油分離回収器とを接続する空気流路内の圧力を検出する圧力センサである、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  8. 前記圧力検出部は、前記圧縮空気で加圧された油の流通する前記主給油流路内の圧力を検出する圧力センサである、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  9. 前記圧力検出部は、前記圧縮空気で加圧された油の流通する前記主給油流路の油の流量を検出する流量センサである、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  10. 前記主給油流路は、前記ロータ室の圧縮側空間に接続しており、
    前記補助給油流路は、前記ロータ室の吸込側空間に接続している、請求項1に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  11. 前記オイルクーラは、前記圧縮機本体から吐出された圧縮空気の温度又は前記油溜まりの油の温度に基づいて回転数制御されるファンによって冷却する空冷式のオイルクーラである、請求項10に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
  12. 前記圧縮機本体を駆動するモータと、
    前記モータの回転数を制御するインバータと
    をさらに備え、
    前記一対のロータのうちの一方のシャフトが前記モータの出力シャフトと一体構造であり、
    前記圧縮機本体の前記回転数は、前記モータの前記回転数である、請求項1又は請求項11に記載の油冷式スクリュ圧縮機。
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