JP2006315607A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停車状態を維持するための制動力を過不足なく発生させる。
【解決手段】停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かを判断し(ステップS2〜S14)、ホイールベース間に路面勾配差があると判断したときに(ステップS24の判定が“No”)、目標制動力Ftを補正する(ステップS26〜S36)。停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かは、車両の移動中に車体の傾斜角が変化したら(ステップS2、S3の判定が共に“Yes”)、その地点からの車両の累積移動距離Daを算出しておき(ステップS12、S15)、この累積移動距離DaがホイールベースLより短いときに(ステップS13の判定が“No”)、ホイールベース間に路面勾配差があると判断する(ステップS14)。
【選択図】図4

Description

本発明は、停車状態を維持する車両用ブレーキ装置に関するものである。
従来、電動モータを利用して駐車ブレーキを作動させる電動駐車ブレーキがあり、傾斜スイッチによって検出される車体の傾斜角に応じて電動モータへの出力電圧を変化させる駆動回路を設けることにより、路面の傾斜角に応じて過不足のない制動力を発生させることが提案されていた(特許文献1参照)。
特開2003−182545号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載された従来例にあっては、車体の傾斜角に応じて駐車ブレーキの制動力を変化させているので、ホイールベース間で路面勾配が変化していると、制動輪が接している路面の勾配と車体の傾斜角とが異なるので、駐車ブレーキとしての制動力に過不足が生じる可能性がある。
そこで、本発明は上記の問題に着目してなされたものであり、停車状態を維持するための制動力を過不足なく発生させることのできる車両用ブレーキ装置の提供を課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明に係る車両用ブレーキ装置は、路面勾配に応じた車体の傾斜角を検出し、検出した車体の傾斜角に応じて停車状態を維持するのに必要な目標制動力を車輪に付与するものであって、停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かを判断し、ホイールベース間に路面勾配差があると判断したときに、目標制動力を補正することを特徴とする。
本発明に係る車両用ブレーキ装置によれば、ホイールベース間に路面勾配差があると判断したときに、目標制動力を補正することで、停車状態を維持するための制動力を過不足なく発生させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の概略構成を示すブロック図である。各車輪の車輪速度Vwi(i=FL〜RR)を検出する電磁誘導式の車輪速センサ1と、路面勾配に応じた車体の傾斜角θを検出可能な加速度センサ2と、パーキングブレーキの操作信号を出力するPKBスイッチ3と、がコントローラ8に接続される。なお、加速度センサ2は、登坂方向を正値で検出し、降坂方向を負値で検出するものとする。また、PKBスイッチ3は、例えばON/OFFに切換え可能で、ONのときにパーキングブレーキを作動させ、OFFのときにパーキングブレーキを非作動にする。
コントローラ8は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、入力される各種信号に基づいて後述する勾配差判断処理、及びPKB作動制御処理を実行し、ブレーキアクチュエータ9を駆動制御することにより、パーキングブレーキを作動させたり、解除したりする。
ここで、ブレーキアクチュエータ9は、図2に示すように、マスターシリンダ10と各ホイールシリンダ11FL〜11RRとの間に介装されている。
マスターシリンダ10は、運転者のペダル踏力に応じて2系統の液圧を作るタンデム式のもので、プライマリ側をフロント左・リア右のホイールシリンダ11FL・11RRに伝達し、セカンダリ側を右前輪・左後輪のホイールシリンダ11FR・11RLに伝達するダイアゴナルスプリット方式を採用している。
各ホイールシリンダ11FL〜11RRは、ディスクロータをブレーキパッドで挟圧して制動力を発生させるディスクブレーキや、ブレーキドラムの内周面にブレーキシューを押圧して制動力を発生させるドラムブレーキに内蔵されている。
ブレーキアクチュエータ9は、アンチスキッド制御(ABS)、トラクション制御(TCS)、スタビリティ制御(VDC:Vehicle Dynamics Control)等に用いられる制動流体圧制御回路を利用したものであり、運転者のブレーキ操作に係らず各ホイールシリンダ11FL〜11RRの液圧を増圧・保持・減圧できるように構成されている。
プライマリ側は、マスターシリンダ10及びホイールシリンダ11FL(11RR)間の流路を閉鎖可能なノーマルオープン型の第1ゲートバルブ12Aと、第1ゲートバルブ12A及びホイールシリンダ11FL(11RR)間の流路を閉鎖可能なノーマルオープン型のインレットバルブ13FL(13RR)と、ホイールシリンダ11FL(11RR)及びインレットバルブ13FL(13RR)間に連通したアキュムレータ14と、ホイールシリンダ11FL(11RR)及びアキュムレータ14間の流路を開放可能なノーマルクローズ型のアウトレットバルブ15FL(15RR)と、マスターシリンダ10及び第1ゲートバルブ12A間とアキュムレータ14及びアウトレットバルブ15FL(15RR)間とを連通した流路を開放可能なノーマルクローズ型の第2ゲートバルブ16Aと、アキュムレータ14及びアウトレットバルブ15FL(15RR)間に吸入側を連通し、且つ第1ゲートバルブ12A及びインレットバルブ13FL(13RR)間に吐出側を連通したポンプ17と、を備えている。また、ポンプ17の吐出側には、吐出されたブレーキ液の脈動を抑制し、ペダル振動を弱めるダンパー室18が配設されている。
また、セカンダリ側も、プライマリ側と同様に、第1ゲートバルブ12Bと、インレットバルブ13FR(13RL)と、アキュムレータ14と、アウトレットバルブ15FR(15RL)と、第2ゲートバルブ16Bと、ポンプ17と、ダンパー室18と、を備えている。
第1ゲートバルブ12A・12Bと、インレットバルブ13FL〜13RRと、アウトレットバルブ15FL〜15RRと、第2ゲートバルブ16A・16Bとは、夫々、2ポート2ポジション切換・シングルソレノイド・スプリングオフセット式の電磁操作弁であって、第1ゲートバルブ12A・12B及びインレットバルブ13FL〜13RRは、非励磁のノーマル位置で流路を開放し、アウトレットバルブ15FL〜15RR及び第2ゲートバルブ16A・16Bは、非励磁のノーマル位置で流路を閉鎖するように構成されている。
また、アキュムレータ14は、シリンダのピストンに圧縮バネを対向させたバネ形のアキュムレータで構成されている。
また、ポンプ17は、負荷圧力に係りなく略一定の吐出量を確保できる歯車ポンプ、ピストンポンプ等、容積形のポンプで構成されている。
以上の構成により、プライマリ側を例に説明すると、第1ゲートバルブ12A、インレットバルブ13FL(13RR)、アウトレットバルブ15FL(15RR)、及び第2ゲートバルブ16Aが全て非励磁のノーマル位置にあるときに、マスターシリンダ2からの液圧がそのままホイールシリンダ11FL(11RR)に伝達され、通常ブレーキとなる。
また、ブレーキペダルが非操作状態であっても、インレットバルブ13FL(13RR)、及びアウトレットバルブ15FL(15RR)を非励磁のノーマル位置にしたまま、第1ゲートバルブ12Aを励磁して閉鎖すると共に、第2ゲートバルブ16Aを励磁して開放し、更にポンプ17を駆動することで、マスターシリンダ2の液を第2ゲートバルブ16Aを介して吸入し、吐出される液圧をインレットバルブ13FL(13RR)を介してホイールシリンダ11FL(11RR)に伝達し、増圧させることができる。
また、第1ゲートバルブ12A、アウトレットバルブ15FL(15RR)、及び第2ゲートバルブ16Aが非励磁のノーマル位置にあるときに、インレットバルブ13FL(13RR)を励磁して閉鎖すると、ホイールシリンダ11FL(11RR)からマスターシリンダ2及びアキュムレータ14への夫々の流路が遮断され、ホイールシリンダ11FL(11RR)の液圧が保持される。
さらに、第1ゲートバルブ12A及び第2ゲートバルブ16Aが非励磁のノーマル位置にあるときに、インレットバルブ13FL(13RR)を励磁して閉鎖すると共に、アウトレットバルブ15FL(15RR)を励磁して開放すると、ホイールシリンダ11FL(11RR)の液圧がアキュムレータ14に流入して減圧される。アキュムレータ14に流入した液圧は、ポンプ17によって吸入され、マスターシリンダ2に戻される。
セカンダリ側に関しても、通常ブレーキ・増圧・保持・減圧の動作は、上記プライマリ側の動作と同様であるため、その詳細説明は省略する。
したがって、コントローラ8は、第1ゲートバルブ12A・12Bと、インレットバルブ13FL〜13RRと、アウトレットバルブ15FL〜15RRと、第2ゲートバルブ16A・16Bと、ポンプ17とを駆動制御することによって、各ホイールシリンダ11FL〜11RRの液圧を増圧・保持・減圧することができる。
但し、本実施形態では、パーキングブレーキとして制動力を付与するのは、後輪のホイールシリンダ11RL・11RRだけとし、そのホイールシリンダ圧の増圧と保持によってパーキングブレーキを作動させ、減圧によってパーキングブレーキを解除するものとする。したがって、後輪がパーキングブレーキの作動する制動輪であり、前輪はパーキングブレーキの作動しない非制動輪である。
次に、コントローラ8で実行する第1実施形態の勾配差判断処理を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
この勾配差判断処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込み処理として実行され、先ずステップS1では、各車輪速Vwiに基づいて車速Vを算出する。なお、本実施形態では、各車輪速Vwiに基づいて車速Vを算出しているが、これに限定されるものではなく、車体の前後加速度を加速度センサで検出し、この前後加速度を加味して車速Vを算出してもよい。
続くステップS2では、車速Vが0より大きいか否かを判定する。この判定結果がV=0であるときには、車両が停止していると判断して後述するステップS15に移行する。一方、判定結果がV>0であるときには、車両が移動中であると判断してステップS3に移行する。
ステップS3では、1サンプリング前からの傾斜角θの変化量Δθ(=|θ(n-1)−θ(n)|)が、所定値より大きいか否かを判定する。この判定結果がΔθ>所定値であるときには、後述するステップS8に移行する。一方、判定結果がΔθ≦所定値であるときには、ステップS4に移行する。
ステップS4では、車両の移動中に車体の傾斜角θが変化したときのその直前の傾斜角を表す初期傾斜角αを0にリセットする。
続くステップS5では、制御フラグfMを“0”にリセットする。
続くステップS6では、車体の傾斜角θが変化した地点からの車両の移動距離を表す累積移動距離Daを0にリセットする。
続くステップS7では、制御フラグfCを“0”にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、前記ステップS3から移行するステップS8では、制御フラグfMが“0”にリセットされているか否かを判定する。この判定結果がfM=0であるときには、傾斜角θが変化した直後であると判断してステップS9に移行する。
ステップS9では、1サンプリング前の傾斜角θ(n-1)を初期傾斜角αとして記憶する。
続くステップS10では、制御フラグfMを“1”にセットしてからステップS11に移行する。一方、上記ステップS8の判定結果がfM=1であるときには、そのままステップS11に移行する。
ステップS11では、下記(1)式に示すように、1サンプリング前からの車両の移動距離Dを算出する。ここで、Vは車速、Tは演算周期である。
D=V×T ………(1)
続くステップS12では、下記(2)式に示すように、車体の傾斜角θが変化した地点からの車両の累積移動距離Daを算出する。
Da(n)=Da(n-1)+D ………(2)
続くステップS13では、累積移動距離Daが車両のホイールベースL以上であるか否かを判定する。この判定結果がDa≧Lであるときには、ホイールベース間に路面勾配差はないと判断して前記ステップS7に移行する。一方、判定結果がDa<Lであるときには、ホイールベース間に路面勾配差があると判断してステップS14に移行する。
ステップS14では、制御フラグfCを“1”にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、前記ステップS2から移行するステップS15では、下記(3)式に示すように、車体の傾斜角θが変化した地点からの車両の累積移動距離Daを算出してから前記ステップS13に移行する。
Da(n)=Da(n-1) ………(3)
次に、コントローラ8で実行するPKB作動制御処理を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
このPKB作動制御処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込み処理として実行され、先ずステップS21で、PKBスイッチ3がONに設定されているか否かを判定する。ここで、PKBスイッチ3がOFFに設定されているときには、ステップS22に移行する。
ステップS22では、ブレーキアクチュエータ9の駆動制御を非作動状態にすることで、パーキングブレーキを非作動状態にしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、上記ステップS21で、PKBスイッチ3がONに設定されているときには、ステップS23に移行する。
ステップS23では、下記(4)式に示すように、車体の傾斜角θ(以下、第1実施形態ではγと記す)に応じた目標制動力Ftを算出する。ここで、mは車両重量、gは重力加速度である。
Ft=m×g×sinγ ………(4)
続くステップS24では、図3の勾配差判断処理で設定された制御フラグfCが“0”にリセットされているか否かを判断する。この判定結果がfC=0であるときには、ホイールベース間に路面勾配差はないと判断してステップS25に移行する。
ステップS25では、目標制動力Ftが後輪のホイールシリンダ11RL・11RRに付与されるように、ブレーキアクチュエータ9を駆動制御することで、パーキングブレーキを作動させてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、上記ステップS24の判定結果がfC=1であるときには、ホイールベース間に路面勾配差があると判断してステップS26に移行する。
ステップS26では、車体の傾斜角に基づいて停車位置が登り勾配であるか又は下り勾配であるかを判定する。ここで、下り勾配であるときには、後述するステップS32に移行する。一方、登り勾配であるときには、ステップS27に移行する。
ステップS27では、図3の勾配差判断処理で設定された初期傾斜角αが、現在の傾斜角γより大きいか否かを判定する。この判定結果がα>γであるときには、ステップS28に移行する。
ステップS28では、下記(5)式に示すように、目標制動力Ftの補正量ΔFを算出する。
ΔF=m×g×sinα−m×g×sinγ ………(5)
続くステップS29では、下記(6)式に示すように、目標制動力Ftを、補正量ΔFの加算によって補正してから前記ステップS25に移行する。
Ft ← Ft+ΔF ………(6)
一方、上記ステップS27の判定結果がα≦γであるときには、ステップS30に移行する。
ステップS30では、下記(7)式に示すように、目標制動力Ftの補正量ΔFを算出する。
ΔF=m×g×sinγ−m×g×sinα ………(7)
続くステップS31では、下記(8)式に示すように、目標制動力Ftを、補正量ΔFの減算によって補正してから前記ステップS25に移行する。
Ft ← Ft−ΔF ………(8)
一方、前記ステップS26から移行するステップS32では、初期傾斜角αが現在の傾斜角γより小さいか否かを判定する。この判定結果がα<γであるときには、ステップS33に移行する。
ステップS33では、下記(9)式に示すように、目標制動力Ftの補正量ΔFを算出する。
ΔF=|m×g×sinα−m×g×sinγ| ………(9)
続くステップS34では、下記(10)式に示すように、目標制動力Ftを、補正量ΔFの減算によって補正してから前記ステップS25に移行する。
Ft ← Ft−ΔF ………(10)
一方、上記ステップS32の判定結果がα≧γであるときには、ステップS35に移行する。
ステップS35では、下記(11)式に示すように、目標制動力Ftの補正量ΔFを算出する。
ΔF=|m×g×sinγ−m×g×sinα| ………(11)
続くステップS36では、下記(12)式に示すように、目標制動力Ftを、補正量ΔFの加算によって補正してから前記ステップS25に移行する。
Ft ← Ft+ΔF ………(12)
以上より、加速度センサ2が「傾斜角検出手段」に対応し、図4のPKB作動制御処理が「停車状態維持手段」に対応し、図3の勾配差判断処理が「勾配差判断手段」に対応している。
次に、上記第1実施形態の動作や作用効果について説明する。
今、図5に示すような路面勾配が一定の登坂路で車両が停止し、運転者がPKBスイッチ3をONに設定したとする(ステップS21の判定が“Yes”)。このとき、停車状態を維持するのに必要な目標制動力Ftを、前記車体の傾斜角γに応じて算出し(ステップS23)、その目標制動力Ftが制動輪(後輪)に付与されるように、ブレーキアクチュエータ9を駆動制御することで、パーキングブレーキを作動させる(ステップS25)。
これにより、制動輪に作用する下り方向(進行逆方向)の力F0(=m×g×sinγ)と等しい制動力F1を後輪ホイールシリンダ11RL・11RRに発生させるので、路面勾配に応じて過不足のない制動力を発生させることができる。
すなわち、路面勾配が大きいほど目標制動力Ftが大きくなるので、路面勾配が急であってもパーキングブレーキとしての制動力が不足して車両がずり下がるといった事態を回避することができる。逆に、路面勾配が小さいほど目標制動力Ftも小さくなるので、路面勾配が緩やかである又は略平坦であるときには、パーキングブレーキとしての制動力を無駄に増加させることがなく、ブレーキアクチュエータ9の長寿命化を図ることができる。
しかしながら、単に車体の傾斜角γに応じて目標制動力Ftを変化させる場合、図6や図7に示すように、ホイールベース間で路面勾配が変化していると、制動輪が接している路面の勾配αと車体の傾斜角γとが異なるので、パーキングブレーキを作動させる際、制動力に過不足が生じる可能性がある。
すなわち、図6の場合では、非制動輪の接する路面勾配βよりも、制動輪の接する路面勾配αの方が大きく、α>γとなるので、制動輪に作用する下り方向(進行逆方向)の力F0′(=m×g×sinα)は、F0(=m×g×sinγ)よりも大きくなる。したがって、F0と等しい制動力では停車状態を維持できず車両がずり下がる可能性がある。
一方、図7の場合では、非制動の接する路面勾配βよりも、制動輪の接する路面勾配αの方が小さく、α<γとなるので、制動輪に作用する下り方向(進行逆方向)の力F0′(=m×g×sinα)は、F0(=m×g×sinγ)よりも小さくなる。したがって、F0と等しい制動力では停車状態を維持するのに過剰な制動力となる可能性がある。
そこで、本実施形態では、停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かを判断し(ステップS2〜S14)、ホイールベース間に路面勾配差があると判断したときに(ステップS24の判定が“No”)、目標制動力Ftを補正する(ステップS26〜S36)。これにより、パーキングブレーキを作動させる際、停車状態を維持するための制動力を過不足なく発生させることができる。
先ず、図8に示すように、停車位置が登り勾配であり(ステップS26の判定が“Yes”)、制動輪の接する路面勾配αの方が車体の傾斜角γよりも大きい場合には(ステップS27の判定が“Yes”)、補正量ΔF(=m×g×sinα−m×g×sinγ)を算出し(ステップS28)、この補正量ΔFの加算によって目標制動力Ftを補正する(ステップS29)。これにより、パーキングブレーキを作動させる際、制動力の不足によって車両がずり下がるといった事態を回避し、確実に停車状態を維持することができる。この補正処理は、停車位置での前輪が、登り勾配がαからβに変化(減少)する地点Pを超えており、且つ後輪が地点Pを超えていない状態のとき、つまり車体の登坂方向への傾斜角γ(正値)が、αより小さくβより大きいときに実行される。
一方、図9に示すように、制動輪の接する路面勾配αの方が車体の傾斜角γよりも小さい場合には(ステップS27の判定が“No”)、補正量ΔF(=m×g×sinγ−m×g×sinα)を算出し(ステップS30)、この補正量ΔFの減算によって目標制動力Ftを補正する(ステップS31)。これにより、パーキングブレーキを作動させる際、制動力の無駄な増加を確実に防止することができる。この補正処理は、停車位置での前輪が、登り勾配がαからβに変化(増加)する地点Pを超えており、且つ後輪が地点Pを超えていない状態のとき、つまり車体の登坂方向への傾斜角γ(正値)が、αより大きくβより小さいときに実行される。
また、図10に示すように、停車位置が下り勾配であり(ステップS26の判定が“No”)、制動輪の接する路面勾配αの方が車体の傾斜角γよりも小さい場合には(ステップS32の判定が“Yes”)、補正量ΔF(=|m×g×sinα−m×g×sinγ|)を算出し(ステップS33)、この補正量ΔFの減算によって目標制動力Ftを補正する(ステップS34)。これにより、パーキングブレーキを作動させる際、制動力の無駄な増加を確実に防止することができる。この補正処理は、停車位置での前輪が、下り勾配がαからβに変化(増加)する地点Pを超えており、且つ後輪が地点Pを超えていない状態のとき、つまり車体の降坂方向への傾斜角γ(負値)が、αより大きくβより小さいときに実行される。
一方、図11に示すように、制動輪の接する路面勾配αの方が車体の傾斜角γよりも大きい場合には(ステップS32の判定が“No”)、補正量ΔF(=|m×g×sinγ−m×g×sinα|)を算出し(ステップS35)、この補正量ΔFの加算によって目標制動力Ftを補正する(ステップS36)。これにより、パーキングブレーキを作動させる際、制動力の不足によって車両がずり下がるといった事態を回避し、確実に停車状態を維持することができる。この補正処理は、停車位置での前輪が、下り勾配がαからβに変化(減少)する地点Pを超えており、且つ後輪が地点Pを超えていない状態のとき、つまり車体の降坂方向への傾斜角γ(負値)が、αより小さくβより大きいときに実行される。
上記のように、ホイールベース間に路面勾配差があると判断した際に、非制動輪側の路面勾配βよりも制動輪側の路面勾配αの方が大きいときには(ステップS27の判定が“Yes”又はS32の判定が“No”)、目標制動力Ftを増加方向に補正すると共に、非制動輪側の路面勾配βよりも制動輪側の路面勾配αの方が小さいときには(ステップS27の判定が“No”又はS32の判定が“Yes”)、目標制動力Ftを減少方向に補正することにより、パーキングブレーキを作動させる際に、停車状態を維持するための制動力を過不足なく発生させることができる。
また、車両の移動中に車体の傾斜角が変化した直前の初期傾斜角αと停車位置での傾斜角γとの差に応じて補正量ΔFを算出し、この補正量ΔFの加算又は減算によって目標制動力Ftを補正しているので(ステップS28〜S31、S33〜S36)、パーキングブレーキを作動させる際に、停車状態を維持するための制動力を正確に過不足なく発生させることができる。
そして、停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かは、車両の移動中に車体の傾斜角が変化したら(ステップS2、S3の判定が共に“Yes”)、その地点からの車両の累積移動距離Daを算出しておき(ステップS12、S15)、この累積移動距離DaがホイールベースLより短いときに(ステップS13の判定が“No”)、ホイールベース間に路面勾配差があると判断する(ステップS14)。逆に、累積移動距離DaがホイールベースLより長いときには(ステップS13の判定が“Yes”)、ホイールベース間に路面勾配差はないと判断する(ステップS7)。このように、ホイールベース間における路面勾配差の有無を、容易に且つ確実に判断することができる。
なお、上記の第1実施形態では、後輪を制動輪とし前輪を非制動輪とした構成に本発明を適用しているが、これに限定されるものではなく、前輪を制動輪とし後輪を非制動輪とした構成にも本発明を適用することができる。また、全輪を制動輪としてもよく、この場合、制動力が過剰な輪には制動力の減少補正を行い、制動力が不足する輪には制動力の増加補正を行えばよい。
また、上記の第1実施形態では、PKBスイッチ3がONに設定されたときだけパーキングブレーキを作動させるシステムに本発明を適用しているが、これに限定されるものではなく、車両が停止してから所定時間が経過した場合や、自動変速機のシフトポジションが駐車レンジやニュートラルレンジに設定され、且つブレーキペダルが踏込まれているような場合に、自動的にパーキングブレーキを作動させるシステムにも本発明を適用することができる。
また、上記の第1実施形態では、ブレーキをかける制動機構として、液圧を伝達媒体にしたハイドリックブレーキを採用しているが、これに限定されるものではない。例えば、伝達媒体にケーブルやリンク、或いは空気圧を利用した制動機構や、電動アクチュエータを駆動制御することにより、ディスクロータをブレーキパッドで挟圧したりブレーキドラムの内周面にブレーキシューを押圧したりする電動ブレーキ等、他の如何なる制動機構を採用してもよい。
次に、本発明の第2実施形態を図12に基づいて説明する。
この第2実施形態は、ホイールベース間に路面勾配差があるか否かを、前輪車軸及び後輪車軸にかかる荷重差に基づいて判断するものである。
そこで、第2実施形態では、前輪車軸にかかる荷重WfD及び後輪車軸にかかる荷重WrDを検出可能な荷重センサを例えばサスペンションへ備えると共に、図3の勾配差判断処理を、図12の勾配差判断処理に変更したことを除いては、第1実施形態と同様の処理を実行するため、同一部分については詳細説明を省略する。
先ずステップS41では、各車輪速Vwiに基づいて車速Vを算出する。
続くステップS42では、車速Vが0であるか否かを判定する。この判定結果がV>0であるときには、車両が移動中であると判断してステップS43に移行する。
ステップS43では、制御フラグfCを“0”にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、上記ステップS42の判定結果がV=0であるときには、車両が停止していると判断してステップS44に移行する。
ステップS44では、下記(13)式に示すように、前輪車軸にかかる荷重WfE、及び後輪車軸にかかる荷重WrEを車体の傾斜角θに応じて推定すると共に、下記(14)式に示すように、推定した荷重WfE及びWrEの差分から前輪車軸と後輪車軸にかかる荷重差ΔWEを算出する。ここで、Wは車両重量、Lはホイールベース、xは前輪車軸と重心との距離、Hは重心の高さである。
WfE=W{(L−x)cosθ−H×sinθ}/L
WrE=W(x×cosθ+H×sinθ}/L ………(13)
ΔWE=|WfE−WrE| ………(14)
続くステップS45では、下記(15)式に示すように、荷重センサで検出した荷重WfD及びWrDの差分から前輪車軸と後輪車軸にかかる荷重差ΔWDを算出する。
ΔWD=|WfD−WrD| ………(15)
続くステップS46では、実測によって検出した荷重差ΔWDから、傾斜角θに応じて推定した荷重差ΔWEを減じた値(ΔWD−ΔWE)が所定値以下であるか否かを判定する。この判定結果が(ΔWD−ΔWE)≦所定値であるときには、ホイールベース間に路面勾配差はないと判断して前記ステップS43に移行する。一方、判定結果が(ΔWD−ΔWE)>所定値であるときには、ホイールベース間に路面勾配差があると判断してステップS47に移行する。
ステップS47では、制御フラグfCを“1”にセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
なお、前後輪の荷重差の推定値と検出値とのずれで判断する代わりに、前後輪の一方又は双方の荷重の推定値と検出値のずれで判断してもよい。
ここで、図12の勾配差判断処理が「勾配差判断手段」に対応している。
上記のように、停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かは、前輪車軸及び後輪車軸にかかる荷重差を、傾斜角θに応じて推定すると共に、実測によって検出し(ステップS44、S45)、推定した荷重差ΔWEと検出した荷重差ΔWDとが所定値以上ずれているときに(ステップS46の判定が“No”)、ホイールベース間に路面勾配差があると判断する(ステップS47)。逆に、推定した荷重差ΔWEと検出した荷重差ΔWDとのずれ量が所定値未満であるときには(ステップS46の判定が“Yes”)、ホイールベース間に路面勾配差はないと判断する(ステップS43)。このように、ホイールベース間における路面勾配差の有無を、容易に且つ確実に判断することができる。しかも、車両の累積移動距離Daを算出しないため、車輪速センサが検出できない極低速走行時にもホイールベース間における路面勾配差の有無を判断することが可能になる。
なお、推定した荷重差ΔWEと検出した荷重差ΔWDとのずれ量(ΔWD−ΔWE)に応じて補正量ΔFを算出し、この補正量ΔFの加算又は減算によって目標制動力Ftを補正してもよい。これによっても、パーキングブレーキを作動させる際に、停車状態を維持するための制動力を正確に過不足なく発生させることができる。
その他の作用効果や実施形態の適用範囲については前述した第1実施形態と同様である。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 ブレーキアクチュエータの油圧回路である。 第1実施形態の勾配差判断処理を示すフローチャートである。 PKB作動制御処理を示すフローチャートである。 路面勾配が一定であるときの目標制動力について説明した図である。 ホイールベース間に路面勾配差がある場合(α>γ)の課題について説明した図である。 ホイールベース間に路面勾配差がある場合(α<γ)の課題について説明した図である。 登坂路での停車位置でホイールベース間に路面勾配差がある場合(α>γ)の補正量ΔFについて説明した図である。 登坂路での停車位置でホイールベース間に路面勾配差がある場合(α<γ)の補正量ΔFについて説明した図である。 降坂路での停車位置でホイールベース間に路面勾配差がある場合(α<γ)の補正量ΔFについて説明した図である。 降坂路での停車位置でホイールベース間に路面勾配差がある場合(α>γ)の補正量ΔFについて説明した図である。 第2実施形態の勾配差判断処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車輪速センサ
2 加速度センサ
3 PKBスイッチ
8 コントローラ
9 ブレーキアクチュエータ
10 マスターシリンダ
11FL〜11RR ホイールシリンダ
12A・12B 第1ゲートバルブ
13FL〜13RR インレットバルブ
14 アキュムレータ
15FL〜15RR アウトレットバルブ
16A・16B 第2ゲートバルブ
17 ポンプ
18 ダンパー室

Claims (7)

  1. 路面勾配に応じた車体の傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、該傾斜角検出手段で検出した車体の傾斜角に応じて停車状態を維持するのに必要な目標制動力を車輪に付与する停車状態維持手段と、を備えた車両用ブレーキ装置において、
    停車している位置でホイールベース間に路面勾配差があるか否かを判断する勾配差判断手段を備え、
    前記停車状態維持手段は、前記勾配差判断手段がホイールベース間に路面勾配差があると判断したときに、前記目標制動力を補正することを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記停車状態維持手段は、前輪又は後輪の何れか一方に前記目標制動力を付与すると共に、前記勾配差判断手段がホイールベース間に路面勾配差があると判断した際に、前記目標制動力を付与しない非制動輪側の路面勾配よりも、前記目標制動力を付与する制動輪側の路面勾配の方が大きいときには、前記目標制動力を増加方向に補正することを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記停車状態維持手段は、前輪又は後輪の何れか一方に前記目標制動力を付与すると共に、前記勾配差判断手段がホイールベース間に路面勾配差があると判断した際に、前記目標制動力を付与しない非制動輪側の路面勾配よりも、前記目標制動力を付与する制動輪側の路面勾配の方が小さいときには、前記目標制動力を減少方向に補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 前記勾配差判断手段は、車両の移動中に前記傾斜角検出手段で検出される車体の傾斜角が変化した地点からの車両の移動距離を算出しておき、当該移動距離がホイールベースより短いときに、ホイールベース間に路面勾配差があると判断することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 前記停車状態維持手段は、車両の移動中に車体の傾斜角が変化した直前の初期傾斜角と停車位置での傾斜角との差に応じて前記目標制動力を補正することを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 前記勾配差判断手段は、前輪の車軸及び後輪の車軸の少なくとも一方にかかる荷重を、前記傾斜角検出手段で検出される車体の傾斜角に応じて推定すると共に、実測によって検出し、推定した荷重と検出した荷重とが所定値以上ずれているときに、ホイールベース間に路面勾配差があると判断することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
  7. 前記停車状態維持手段は、推定された荷重と検出された荷重とのずれ量に応じて前記目標制動力を補正することを特徴とする請求項6に記載の車両用ブレーキ装置。


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