JP2006315518A - 車両の脱線逸脱防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱輪が発生した場合であっても、締結装置が踏み潰されることなく、車両の衝突や転覆を防止することのできる車両の脱線逸脱防止装置を提供すること。
【解決手段】 車輪13を備える台車14で車体を支持し、軌道レール11上を走行する車両10の前記車輪が軌道レールから逸脱した際に、前記車両の衝突や転倒を防止する装置であって、前記台車の下端に車輪が軌道レールから逸脱した時のみ前記軌道レールに接触して、前記車両を車幅方向に移動させ、車輪が軌道レールの締結装置を踏まないようにするガイド部材17を設けたので、脱輪が発生した場合であっても、締結装置が踏み潰されることなく、他の健全車両の更なる脱輪や、脱輪車両自体の衝突や転覆を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軌道レール上を走行する車両が脱線することにより重大事故となるのを防止する脱線逸脱防止装置に関する。
軌道レール上を走行する車両の代表的なものとして、例えば鉄道車両があげられる。鉄道車両は、車輪付きの台車を備え、平行な2本のレールからなる軌道レール上を走行するものである。
従来より、この種の鉄道車両には、車両の脱線自体を防止するか、万一、脱線した場合に脱線した車輪を本線軌道に沿って誘導して被害を最小限に止める手段が設けられている。例えば、半径250m未満の曲線区域、急勾配中の曲線区域、高築堤等で脱線した場合の被害が甚だしい区域等には、脱線防止レール或るいは、脱線防止ガードが設置されている(例えば、非特許文献1参照)。
この脱線防止ガードは、図13に示すようにガード部材1、ブロック2、座金3およびボルト4から構成され、ガード部材1がレール5の頂部とほぼ同じ高さになるように配設される。この脱線防止ガードをレール5の内側に設けることにより、車輪の横方向の移動を阻止して脱線を防止するものである。
また、車体を支える台車の下部、例えば車軸カバーに片爪状のストッパを設け、脱線時に車両が車幅方向に一定距離以上変位しないように構成したものがある(例えば、特許文献1等)。この場合には、ストッパ片が脱線時に軌道レールに接触して、車両の走行を許容しつつ車両の転倒を防止するものである。
特開平10−250576号公報 須田 征男他著、「新しい線路」、社団法人 日本鉄道施設協会 平成9年3月、第8章保安設備
前述のような脱線防止ガードを走行区間の全域に設けるには多大なコストがかかるため、全区間に漏れなく設置することは困難である。しかしながら、万一、鉄道車両が高速で走行しているときに地震が発生するなどして、鉄道車両が脱線防止レール或るいは、脱線防止ガードが設置されていない区域で脱輪した場合であっても、その鉄道車両が十分に減速する前に他の車両等に衝突することのないよう、脱輪による変位を最小限にする配慮が必要とされる。特に、新幹線のように高速で走行する鉄道車両は、高速域のブレーキ減速度は小さいので、地震などによって脱輪が生じると、大きな車両横変位に結びつくおそれもあるため、その防止策が求められている。
また、ストッパ片が脱線時に軌道レールに接触して、車両の走行を許容しつつ車両の転倒を防止する場合であっても、例えば、脱線した車輪が軌道レール枕木に固定する締結装置を踏み潰して、破壊した場合には、軌道レール自体に脱線車両の転倒防止を期待することができない。
また、上記ストッパ片は、軌道内側方向に脱輪した車両に対しては、転倒防止効果が得られなかった。更に、軌道レールの枕木に対する締結が破壊されると、後続或いは先行する健全車両の脱線を誘引する虞も存在した。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、脱輪が発生した場合であっても、車両の衝突や転覆を防止するとともに後続或いは先行する健全車両の脱線を防止することである。
上記の課題を解決する本発明の車両の脱線逸脱防止装置は、車輪を備える台車に設けられ、軌道レール上を走行する車両の前記車輪が軌道レールから逸脱した際に、前記車両の衝突や転倒を防止する装置であって、前記台車に、車輪より上方に配置されていて、該車輪が軌道レールから逸脱した時に前記軌道レールに接触して、前記車両を車幅方向へ移動させて、車輪を軌道レールの締結装置の存在範囲以外の位置へ案内するガイド部材を設けたことを特徴とする。
この車両の脱線逸脱防止装置では、車両が脱輪したときに、車体の下部に設けられたガイド部材が軌道レールに接触し、車両を幅方向へ移動するので、車輪がレールの締結装置を踏んで破壊するのを防止することができる。したがって、軌道レールが健全に保持され車体の転倒を防止できる。また、車体は脱輪してから停止するまでの間、軌道レールに沿ってガイドされるようになるので、軌道レールから大きく逸脱することなく、対向車両や構造物との衝突を防止できる。
また、前記ガイド部材は、車輪が軌道レールから逸脱した時のみ前記軌道レールに接触するスロープ部を有し、該スロープ部の端部には、前記車両の車幅方向への移動を所定範囲に規制するストッパ部材を有することを特徴とする。
この車両の脱線逸脱防止装置では、脱輪時には、スロープ部から凹溝に軌道レールが入り込むとともにストッパ部材で車幅方向の移動が規制され、軌道レールから大きく逸脱することがない。したがって、対向車両や構造物と衝突したり、車体が転倒するのを防止できる。また、脱輪車両の変位を最小限に抑えることで、他の健全車両に対するアッタク角を増すことなく、脱輪車両の拡大を防止することができる。
また本発明は、前記ガイド部材のスロープ部の端部は、前記車輪の軌道レール上面からの落下量を所定量に維持しつつ車両の全荷重を支持することを特徴とする。
この車両の脱線逸脱防止装置では、車両の高さ方向の変位を小さくできるので車輪が軌道レールの締結装置を破壊する虞がなく、健全レールによる転倒防止効果を最後まで期待することができる。更に、後続或いは先行する健全車輪の脱線も防止できる。
また前記ガイド部材は、前記台車に備えられた軸箱の下面に設けたことを特徴とする。
この車両の脱線逸脱防止装置では、脱輪が生じた場合に、軸箱の下端に設けたガイド部材が軌道レールに当接して車両の幅方向および高さ方向の変位を最小限に規制するので、車体の転倒を防止することができる。また、車輪が軌道レールの締結装置を破壊する虞がなく、軌道レールによる転倒防止効果を最後まで期待することができる。更に、後続或いは先行する健全車輪の脱線も防止できる。
また前記ガイド部材は、前記スロープ部に摩擦係数の小さな材料を配設し、凹溝にスロープ部より摩擦係数の大きな材料を配設したことを特徴とする。
この車両の脱線逸脱防止装置では、スロープ部に摩擦係数の小さな材料を配設したので車両を円滑に所定距離側方向に移動して車輪が軌道レールの締結装置を踏むのを防止できる。また、ガイド部材の凹溝に摩擦係数の大きな材料を配設したので、車体は脱輪してから停止するまでの距離を短縮することができる。
本発明によれば、車輪を備える台車で車体を支持し、軌道レール上を走行する車両の前記車輪が軌道レールから逸脱した際に、前記車両の衝突や転倒を防止する装置であって、前記台車の下端に車輪が軌道レールから逸脱した時のみ前記軌道レールに接触して、前記車両を車幅方向に移動させ、車輪が軌道レールの締結装置を踏まないようにするガイド部材を設けたので、車両が脱輪した際には、このガイド部材によって車体が車幅方向に移動する。したがって、車輪が軌道レールの締結装置を踏んで破壊する虞がなく、軌道レールによる転倒防止効果を最後まで期待することができる。また、車体が軌道レールから大きく逸脱することがなく、車両の脱輪時に車体が他の車両や構造物と衝突することを防止できる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態における脱線逸脱防止装置の概略構成を示す側面図、図2は本発明の脱線逸脱防止装置の概略構成を示す説明図である。鉄道車両10は、軌道を構成する2本の平行な軌道レール11上を走行するもので、軌道レール11上に配置される一対の車輪13を有し、車輪13は台車14に回転自在に支持されている。台車14は、鉄道車両10の前後方向に少なくとも2つ設けられており、各台車14上には、車体15が載置されている。車体15は、中空構造を有し、その内部に座席等(不図示)が設けられ、乗員を搭乗させられるようになっている。台車14と車体15とは不図示の中心ピンで回動自在に連結されている。さらに、台車14と車体15との間には、車体15の回動を規制するダンパ装置(不図示)が架け渡されており、回動方向の衝撃を吸収するようになっている。
車輪13は、これを支持する車軸12に一体的に嵌合されており、車軸12が軸受を内包した軸箱16を介して台車14に回転自在に支承されている。軸箱16の下端には、図2、3に示すように下方にスロープ部17aと凹溝17bを有するガイド部材17が配設されている。また凹溝17bの端部は、ストッパ部材18となっている。
スロープ部17aは、図3に示すように車輪13の外側に向かって傾斜しており、凹溝17bとつながっている。また、凹溝17bの位置(レール幅方向の位置)は、図3に示すように軌道レール11が凹溝に位置する際に、車輪フランジの先端が締結装置19を踏まないような位置となっている。
締結装置19は、枕木20の上に絶縁板21、タイプレート22を配置し、締結金具23およびボルトナット24で軌道レール11を締結するものである。また、ガイド部材17の下端は、通常走行時では軌道レール11の頂部よりも所定長だけ高い位置にあるように設定されている。これらガイド部材17は、車両の脱線逸脱防止装置を構成するもので、ガイド部材17の凹溝17bに軌道レール11の頂部が当接した際に、車輪13のフランジ部が締結装置19に接触しないように台車14の高さ位置を保持してもよい。
また、ガイド部材17の凹溝17bは、一端にストッパ部材18を有しているので、車両10が車幅方向へ所定以上移動するのを規制することができる。また、ガイド部材17は、スロープ部17aに摩擦係数の小さい部材が配置されており、最終的に軌道レール11の頂部と当接する凹溝17bにスロープ部17aよりも摩擦係数が大きくかつ軽量の部材が配設されている。これは、ガイド部材17が軸箱16に設けられるために、台車バネ下荷重を軽減できるように、軽量部材を使用するのが望ましいからである。このような構成とすることにより、通常の運行時への影響を最小とし、脱輪時においても健全車両と同等のブレーキ効果を得ることができる。また、ガイド部材17は、左右の軸箱16に設けられている。
次に、このガイド部材を備えた鉄道車両10の作用について図4〜図8に従って説明する。
まず、図4に示すように通常走行時には、軌道レール11上を車輪13が回転し、鉄道車両10がレールに沿って走行する。この際に、ガイド部材17は、軌道レール11から所定距離だけ上方に位置しており、軌道レール11とは干渉することはない。ここで、鉄道車両10の走行中に、地震が発生するなどして鉄道車両10が軌道レール11から脱輪すると、台車14に取り付けられた車輪13が図5に示すように軌道レール11から外れる。これに伴って、車輪13が軌道レール11と軌道レール11の間に移動した側のガイド部材17に軌道レール11の頂部が当接する(図6参照)。すると、軌道レール11の頂部は、図7に示すようにスロープ部17aを滑って車体15を側方へ移動する。軌道レール11の頂部は、図8に示すように凹溝17bまで滑り、ここで幅方向の移動を停止する。この横移動により、車輪13の位置が締結装置19から外れた後に路面に着地することになるため、締結装置19を踏み潰し、あるいは損傷を与える虞がない。
また、図8に示す例では、ガイド部材17によって車輪13のフランジは、地面まで落下することなく所定の高さ位置を保持することができる。これによって、鉄道車両10は、脱輪した場合であっても、軌道レール11にガイド部材17を接触させつつ、軌道レール11に沿って走行する。また、ストッパ部材18は、車体15がそれ以上幅方向に移動するのを防止する。つまり、ガイド部材17は、スロープ部17a、凹溝17bの幅の範囲内でのみ、幅方向における車体15と軌道レール11とのずれを許容するので、鉄道車両10は軌道レール11に略沿って走行し、台車14側のブレーキや、ガイド部材17の凹溝17bやストッパ部材18と軌道レール11との摩擦などによって減速され、やがて停止する。
この実施の形態では、鉄道車両10の軸箱16にガイド部材17を設けることで車両の脱線逸脱防止装置とし、脱輪時にはガイド部材17で、軌道レール11を幅方向に誘導するようにしたので、軌道レール11を枕木20に固定する締結装置19に車輪下端が接触することなく、これを破壊する虞がない。また、ストッパ部材18により車体15と軌道レール11との幅方向のずれをスロープ部17aと凹溝17bの幅以内に抑えることが可能になり、車体15が大きく逸脱することを防止できる。したがって、鉄道車両10が大きく脱輪することがなくなり、他の車両や建築物に衝突することが防止される。また、脱輪による鉄道車両10の転倒も防止される。
また、図3、8に示すように、車両10の脱線の際、ガイド部材17によって車輪13は、地面まで落下することなく所定の高さ位置に保持される。これによって、軌道レール11を枕木20に固定する締結装置19に車両下端が接触することなく、これを破壊する虞がない。したがって、脱線した鉄道車両が停止するまで、軌道レール11が車輪によって破壊されることなく、脱線していない編成車両の通常ブレーキを有効にすることができる。また、材料の選定や表面処理によって、スロープ部25aの摩擦係数より凹溝25bの摩擦係数を大きく設定することも有効である。すなわち、スロープ25aを滑る動作をより迅速にし、かつ、凹溝25bが軌道レール11に接する際に、より迅速に車両を停止させるよう摩擦係数を設定することも有効である。なお、この実施形態では、車輪13が締結装置19に接しない高さでガイド部材17が車両を支持するから、必ずしも、車輪13をガイド部材17の存在範囲外まで移動させる得る長さのスロープ部がなくとも、締結装置の破損を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図9、10を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態における概略構成を示す説明図である。
本実施の形態では、ガイド部材25は、下面にスロープ部25aと凹溝25bとストッパ部材26を有している。本実施の形態では、凹溝25bが深く形成されており、車輪13が脱輪して軌道レール11から外れた場合に、ガイド部材25のスロープ部25aに沿って軌道レール11が幅方向に移動するが、軌道レール11の頂部が凹溝25bに接触する前に車輪13が枕木20等に接触する。
また、軌道レール11は、ストッパ部材26に当接して、それ以上幅方向に移動するのを規制することができる。尚、より早く車輪を所定距離にわたって移動させるため、スロープ部25aには摩擦係数の小さい部材を配置してもよい。
このように構成された脱線逸脱防止装置では、鉄道車両10の走行時に脱輪が発生した場合、図10に示すように車輪13が軌道レール11から外れることでガイド部材25のスロープ部25aが軌道レール11の頂部に当接する。これによって、車体は、締結装置19の存在範囲外まで横方向に案内され車輪13のフランジ部が締結装置19を踏み潰す虞がなく、軌道レール11自体が破壊されるのを防止できる。また、車体15は、ストッパ部材25の範囲内でのみ、横方向のずれが許容され、その結果、鉄道車両10は軌道レール11に略沿って走行し、台車14側のブレーキなどによって減速され、やがて停止する。
この実施の形態では、軌道内側に脱線した車輪側のガイド部材25のストッパ部材26で軌道レール11をガイドすることができ、前記第1の実施の形態におけるガイド部材17と同様の効果が得られる。
図11、12は、本発明の第3の実施の形態を示すもので、図11は、第3の実施の形態における概略構成を示す説明図、図12は、第3の実施の形態における脱輪時を示す説明図である。本実施の形態では、ガイド部材30は、下面にスロープ部30aと水平部30bとから構成されており、軸箱16の下面に固着されている。スロープ部30aは、車輪13の外側に向かって高くなるように傾斜している。また、スロープ部30aは、水平部30bに接続している。
このように構成された脱線逸脱防止装置では、鉄道車両10の走行時に脱輪が発生した場合、図12に示すように車輪13が軌道レール11から外れることでガイド部材30のスロープ部30aが軌道レール11の頂部に当接する。これによって、車体は、横方向に案内され車輪13のフランジ部が締結装置19を踏み潰す虞がなく、軌道レール11自体が破壊されるのを防止できる。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されることなく、例えば、スロープ部に潤滑剤を含んだカプセルを設置しておき、脱輪時にこのカプセルが潰されて、内部の潤滑剤が吐出して車体15の横方向に移動を円滑にすることができるようにしてもよい。また、スロープ部に軌道レールと直角方向の溝を複数形成し、車体の横方向の移動を円滑にしつつ走行方向への摩擦抵抗を高めるようにしてもよい。更に、スロープ部や凹溝に樹脂コーティング等の表面処理をすることによって、それぞれに適切な摩擦抵抗を与えるようにしてもよい。
本発明の実施の形態における脱線逸脱防止装置の概略構成を示す側面図である。 同脱線逸脱防止装置の概略構成を示す説明図である。 脱輪時における脱線逸脱防止装置の作動状態を示す説明図である。 同脱線逸脱防止装置の通常走行時を示す説明図である。 同脱線逸脱防止装置の脱輪時を示す説明図である。 同脱線逸脱防止装置の脱輪時を示す説明図である。 同脱線逸脱防止装置の脱輪時を示す説明図である。 同脱線逸脱防止装置の脱輪時を示す説明図である。 第2の実施の形態における概略構成を示す説明図である。 第2の実施の形態における脱輪時の作動状態を示す説明図である。 第3の実施の形態における概略構成を示す説明図である。 第3の実施の形態における脱輪時を示す説明図である。 従来の脱線防止ガードの一例を示す説明図である。
符号の説明
10 鉄道車両 11 軌道レール
12 車軸 13 車輪 14 台車
15 車体 16 軸箱 17 ガイド部材
17a スロープ部 17b 凹溝 18 ストッパ部材
19 締結装置 20 枕木 21 絶縁板
22 タイプレート 23 締結金具 24 ボルトナット
25 ガイド部材 26 ストッパ部材 30 ガイド部材
30a スロープ部 30b 水平部

Claims (5)

  1. 車輪を備える台車に設けられ、軌道レール上を走行する車両の前記車輪が軌道レールから逸脱した際に、前記車両の衝突や転倒を防止する装置であって、
    前記台車に、車輪より上方に配置されていて、該車輪が軌道レールから逸脱した時に前記軌道レールに接触して、前記車両を車幅方向へ移動させて、前記軌道レールの締結装置の存在範囲以外の位置へ案内するガイド部材を設けたことを特徴とする車両の脱線逸脱防止装置。
  2. 前記ガイド部材は、車輪が軌道レールから逸脱した時のみ前記軌道レールに接触するスロープ部を有し、該スロープ部の端部には、軌道レールの側部に接して、前記車両の車幅方向への移動を所定範囲に規制するストッパ部材を有することを特徴とする請求項1に記載の車両の脱線逸脱防止装置。
  3. 前記ガイド部材のスロープ部の端部は、前記車輪の軌道レール上面からの落下量を所定量に維持しつつ車両の全荷重を支持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の脱線逸脱防止装置。
  4. 前記ガイド部材は、前記台車に備えられた軸箱の下面に設けられたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の車両の脱線逸脱防止装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記スロープ部に摩擦係数の小さな材料を配設し、凹溝にスロープ部より摩擦係数の大きな材料を配設したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の車両の脱線逸脱防止装置。


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