JP2006315082A - 微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法 - Google Patents

微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】円形穴の内周面に微細凹部を形成するに際し、ショットブラストを用いた従来の微細凹部の形成では、微細凹部を規則的に配置することが困難であると共に、製造コストが増大するなどの問題点があった。
【解決手段】回転駆動される工具ホルダ10に、ローラ支持部材12と、凹部形成用のフォームローラ11と、フォームローラ11をシリンダボアBの内周面Baに圧接させる圧縮コイルばね20を備えると共に、工具ホルダ10をシリンダボアBの中心線に沿う方向に移動させる主軸ヘッド2と、工具ホルダ10の下降動作に伴ってフォームローラ11をシリンダボアBの内部に導くガイド体2を備え、高精度の微細凹部を規則的に形成すると共に、製造コストの低減を実現し、工具ホルダ10を回転駆動しながらガイド体24によりフォームローラ11をシリンダボアBに導くことで加工時間の短縮を実現した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車用エンジンのシリンダブロックにおけるシリンダボア(円形穴)の内周面に、低フリクション化を実現するための微細な凹部(油だまり)を形成するのに用いられる微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法に関するものである。
従来、上記したようなシリンダブロックのシリンダボアの内周面に微細な凹部を形成する場合には、ショットブラストが多く採用されている。このショットブラストでは、シリンダボアの内周面に所定形状の透孔を有するマスキングシートを貼り付けた後、セラミックス等の小径粒子をシリンダボアの内周面に向けて圧縮空気とともに投射することで、内周面の透孔を通して露出している部分に凹部を形成するようにしている。
そして、凹部を形成した後は、マスキングシートを取り外して洗浄するのに続いて、再びホーニングを行うことにより、上記ショットブラスト加工で凹部の周囲に生じた盛上り部分を除去するようにしている。
特開2002−307310
しかしながら、上記したようなショットブラストによる微細な凹部の形成にあっては、微細な凹部を規則的に配置することが困難であり、加えて、円形穴の内周面に対するマスキングシートの貼り付け工程及び取り外し工程、並びに洗浄工程が不可欠であって、このような作業が多い分だけ加工コストが嵩むという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記従来の課題に着目して成されたものであって、被加工物の円形穴の内周面に対して精度良好に微細な凹部を形成することができると共に、加工コストの低減を実現することが可能である微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法を提供することを目的としている。
本発明の微細凹部加工装置は、被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成する加工装置であって、円形穴と同軸状態に配置して回転駆動される工具ホルダに、その回転軸に直交する方向に移動可能なローラ支持部材と、ローラ支持部材に対して工具ホルダの回転軸とオフセットされたローラ軸回りに回転自在に設けた凹部形成用のフォームローラと、ローラ支持部材に荷重を付与してフォームローラを円形穴の内周面に圧接させる荷重付与手段を備えている。そして、被加工物と工具ホルダを円形穴の中心線に沿う方向に相対的に移動させる軸方向駆動手段を備えると共に、軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作に伴ってフォームローラを円形穴の内部に導くガイド体を備えたことを特徴としている。
また、本発明の微細凹部加工装置は、上記の微細凹部加工装置を用いて被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成するに際し、円形穴の中心線と工具ホルダの回転軸とを一致させた状態にして工具ホルダを回転駆動する。その後、軸方向駆動手段により被加工物と工具ホルダを接近させるのに伴って、ガイド体により円形穴の内部にフォームローラを導くと共に、荷重付与手段により円形穴の内周面にフォームローラを圧接させる。そして、工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することにより、円形穴の内周面に沿ってフォームローラを転動させて、円形穴の内周面に微細凹部を形成することを特徴としている。
本発明の微細凹部加工装置は、従来のような使い捨てのマスキングシートを用いずにフォームローラによる機械加工を行うことから、被加工物の円形穴の内周面に高精度の微細凹部を高効率で形成することができると共に、生産性の向上や製造コストの低減を実現することができ、とくに、軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作に伴ってフォームローラを円形穴の内部に導くガイド体を採用したことから、工具ホルダを回転駆動しながらフォームローラを円形穴の内部に進入させることができ、これに連続して円形穴の内周面に微細凹部を形成し得るので、フォームローラの進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮することができる。
また、本発明の微細凹部加工方法は、被加工物の円形穴の内周面に高精度の微細凹部を高効率で形成して、生産性の向上や製造コストの低減を実現すると共に、工具ホルダを回転駆動しながらフォームローラを円形穴の内部に進入させて、これに連続して円形穴の内周面に微細凹部を形成することができるので、フォームローラの進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮することができる。
以下、図面に基づいて、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図2に示す微細凹部加工装置1は、自動車用エンジンのシリンダブロックを被加工物とし、円形穴であるシリンダボアの内周面に微細な凹部を形成するNC工作機械であって、鉛直方向に移動可能な主軸ヘッド2と、主軸ヘッド2に下向きに突出した状態で支持される主軸3と、主軸ヘッド2の下側において水平面内で互いに直交する二軸方向に移動可能な被加工物載置用のテーブル4と、主軸3に同軸に装着されて一体で回転する工具ホルダ10を備えており、図示しない自動工具交換装置により、主軸3に対して工具ホルダ10の着脱を行うようになっている。
工具ホルダ10は、図1に示すように、主軸3に装着する部位であるシャンク部10Aと、その下側に連続するボディ部10Bを有しており、ボディ部10Bの下側には、アダプタ10Cを介して、微細凹部形成用のフォームローラ11と、フォームローラ11を回転自在に支持するローラ支持部材12と、ローラ支持部材12を保持するハウジング13を備えている。
フォームローラ11は、外周部に凹部形成用の凸部が一定間隔で設けてあり、シリンダボアBの直径よりも小さい直径を有する。フォームローラ11は、材料がとくに限定されるものではないが、例えば、超硬、超硬以外の硬質金属やアルミナ、窒化珪素等のセラミックスなどから成るものであって、高い強度と靭性を有しており、被加工物が焼入れ鋼などの高硬度材料であっても微細な凹部を形成することができる。凸部の高さは例えば100μm程度であり、数μm又は数十μm程度のディンプル状の微細凹部を形成する。
ローラ支持部材12は、その下部に、組合せアンギュラ玉軸受15を介して支持軸14を回転自在に備えており、支持軸14の下部にフォームローラ11が固定してある。このとき、主軸3による工具ホルダ10の回転軸L1に対して、支持軸14によるフォームローラ12のローラ軸L2とは平行であり且つオフセットされた位置にある。
ハウジング13は、ボディ部10Bにアダプタ10Cを介して連結した中空ブロック状を成すものであって、下端側中空部分には、軸線方向を水平にしたスプラインナット17が嵌合固定してあり、このスプラインナット17と、ローラ支持部材12に連結したスプラインシャフト18とを互いにスプライン結合することで、ローラ支持部材12を主軸3と直交する方向に移動可能にしている。この際、スプラインシャフト18の端部に連結したローラ支持部材12は、スプラインシャフト18の軸心周りに微回動可能としてある。
ローラ支持部材12と、ハウジング13の上端側中空部分に嵌合したキャップ19との間には、荷重付与手段としての圧縮コイルばね20が介装してあり、ローラ支持部材12に対して主軸3と直交する方向の荷重を付与することで、シリンダボアBの内周面Baにフォームローラ11の外周部を圧接させる。この場合、キャップ19と圧縮コイルばね20との間には、荷重検出手段としての圧電型のロードセル21が設けてある。
また、スプラインシャフト18には、ローラ支持部材12と反対側の端部に、スプラインシャフト18の直径よりも大径の止め具22が固定してあり、この止め具22は、圧縮コイルばね20の伸びを抑えると共に、この圧縮コイルばね20が伸びきった際の衝撃を緩和し、そして、ハウジング13からローラ支持部材12が脱落するのを阻止する。
さらに、圧縮コイルばね20とロードセル21の間には、圧縮コイルばね20に予圧を与える調整駒23が設けてあり、この調整駒23の長さ(圧縮コイルばね20の伸縮方向の長さ)を選択することで、予圧力を調整することができる。なお、ロードセル21は、調整駒23との接触部21aを球面状の突部としており、これにより、圧縮コイルばね20の伸縮方向に対する倒れを吸収することができる。
ハウジング13と連結したアダプタ10Cは、図示しないステッピングモータを具備した移動機構を内蔵しており、この移動機構の作動により、ハウジング13に保持したフォームローラ11をシリンダボアBの内周面Baに対して近接離間させることができる。すなわち、この実施例では、アダプタ10Cが、シリンダボアBの内周面Baに対してフォームローラ11が近接離間する方向に同フォームローラ11を移動させる径方向駆動手段に相当する。
上記の微細凹部加工装置1は、シリンダボア(円形穴)と同軸状態に配置して主軸3により回転駆動される工具ホルダ10に、その回転軸L1に直交する方向に移動可能なローラ支持部材12と、ローラ支持部材12に対して工具ホルダ10の回転軸L1と平行で且つオフセットされたローラ軸L2回りに回転自在に設けた凹部形成用のフォームローラ11と、ローラ支持部材12に荷重を付与してフォームローラ12をシリンダボア(円形穴)Bの内周面Baに圧接させる荷重付与手段(圧縮コイルばね20)を備えたものとなっている。
そして、上記の微細凹部加工装置1は、シリンダブロック(被加工物)CBと工具ホルダ10をシリンダボア(円形穴)Bの中心線L3に沿う方向に相対的に移動させる軸方向駆動手段として、工具ホルダ10を昇降させる主軸ヘッド2を備えると共に、シリンダブロック(被加工物)CBと工具ホルダ10の接近動作、すなわちこの実施例では工具ホルダ10の下降動作に伴ってフォームローラ11をシリンダボア(円形穴)Bの内部に導くガイド体24を備えている。
ガイド体24は、ガイド専用の部材又はシリンダヘッドを模したダミーヘッドとすることができ、シリンダブロックCBの各シリンダボアBに対応する位置にガイド穴25が形成してあると共に、この実施例では、シリンダブロックCBの上部に取付けてある。ガイド穴25は、上端を大径部とし且つ下端を小径部としたテーパ状を成しており、下端の小径部がシリンダボアBと同じ直径を有している。
次に、上記構成を備えた微細凹部加工装置1の動作とともに本発明の微細凹部加工方法を説明する。
微細凹部加工装置1において、シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成するに際しては、まず、工具ホルダ10の回転軸L1とシリンダボアBの中心線L3とが一致するように位置決めをすると共に、アダプタ10Cによりフォームローラ11を内周面Ba側へ前進させる。
このとき、フォームローラ11の前進量は、後にフォームローラ11を内周面Baに圧接させた際に、圧縮コイルばね20が圧縮され、その反発力が荷重としてフォームローラ11に付与されるので、圧縮コイルばね20の所定の圧縮量すなわちフォームローラ11に所定荷重を付与し得る圧縮量に相当する量である。このため、加工前においては、圧縮コイルばね20は圧縮されていないので、フォームローラ11の外周部はシリンダボアBの内周面Baよりも外側に位置している。
こののち、微細凹部加工装置1は、主軸3によって工具ホルダ10を回転駆動し、その後、主軸ヘッド2により工具ホルダ10を下降させる。このとき、微細凹部加工装置1では、工具ホルダ10の下降に伴って、フォームローラ11がガイド体24のガイド穴25に当接し、フォームローラ11がガイド穴25の内面に沿って転動を開始すると共に、圧縮コイルばね20を徐々に圧縮し、フォームローラ11がシリンダボアBの内周面Baに到達した時点では、圧縮コイルばね20が所定量だけ圧縮されて、内周面Baに対してフォームローラ11を所定の荷重で圧接させる。
そして、微細凹部加工装置1は、工具ホルダ10の回転駆動及び下降動作を継続することにより、シリンダボアBの内周面Baに沿ってフォームローラ11を転動させ、同内周面Baに対して螺旋状の軌跡で広い領域に微細凹部を形成することができる。
また、上記の如く微細凹部を形成している間には、圧縮コイルばね20による付与荷重をロードセル21で検出し、その検出値が一定となるようにアダプタ10Cを制御することで、内周面Baに対するフォームローラ11の圧接力を一定に維持し、これにより微細凹部の深さを均一にすることができる。なお、ロードセル21の検出値に基づいて、微細凹部の深さが部分的に変化するようにアダプタ10Cを制御することも可能である。
このように、この実施例による微細凹部加工装置1では、従来のような使い捨てのマスキングシートを用いずにフォームローラ11による機械加工を行うことから、シリンダボアBの内周面Baに高精度の微細凹部を高効率で形成することができると共に、生産性の向上や製造コストの低減を実現することができ、とくに、主軸ヘッド(軸方向駆動手段)2による工具ホルダ10の下降動作に伴ってフォームローラ11をシリンダボアBの内部に導くガイド体24を備えたことにより、加工時間を短縮することができる。
ここで、例えば、シリンダボアB内にフォームローラ11を進入させた後、内周面Baにフォームローラ11を圧接させ、その後に工具ホルダ10を回転駆動すると、既に内周面Baにフォームローラ11が圧接しているので、主軸3の立ち上がりロスが生じる。これに対して、当該微細凹部加工装置1では、ガイド体24の採用により、工具ホルダ10を回転駆動しながらフォームローラ11をシリンダボアBの内部に進入させて、これに連続して内周面Baに微細凹部を形成することができるので、主軸3の立ち上がりロスを解消することができ、フォームローラ11の進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮し得るものとなる。
また、微細凹部加工装置1は、荷重付与手段として圧縮コイルばね20を採用したことにより、装置構造を簡略化することができると共に、簡単な構造でありながらフォームローラ11に充分な荷重を付与することができ、さらに、荷重検出手段としてロードセル21を採用したことにより、簡単な構造で付与荷重を正確に検出することができる。なお、荷重付与手段には、ばねのほかにアクチュエータを用いることもでき、この場合には、アクチュエータ自体で荷重の増減を行うことが可能になる。
上記の微細凹部加工装置1を用いて微細凹部の加工が施されたシリンダブロックCBは、シリンダボアBの内周面Baに高精度の微細凹部が規則的に形成されたものとなり、ピストンとの摺動接触において微細凹部が油だまりとして有効に機能し、エンジンの性能向上に貢献し得るものとなる。
図3は、本発明の微細凹部加工装置の他の実施例を説明する図である。なお、先の実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図示の工具ホルダ10は、主軸3に装着する部位であるシャンク部10Aと、その下側に連続するボディ部10Bを有すると共に、ボディ部10Bの下側に、径方向駆動手段であるアダプタ10Cを介してハウジング10Dを備え、このハウジング10Dに、スプラインナット17、スプラインシャフト1及び荷重付与手段である圧縮コイルばね20を介してローラ支持部材32を設けると共に、ローラ支持部材32に軸受を介して支持軸(ローラ軸L2)14が回転自在に設けてある。
なお、図3においては、スプラインシャフト18と圧縮コイルばね20が同軸上に図示してあるが、実際には、これらは互いに干渉しない位置にずれて配置してあり、圧縮コイルばね20には、先の実施例と同様に荷重検出手段であるロードセル(図示略)が設けてある。
また、この実施例では、支持軸14が長尺状を成し、ローラ支持部材32で支持軸14の中間部を回転自在に支持すると共に、支持軸14の下端部にフォームローラ11を固定しており、支持軸14の上端部にローラ状の接触子33が固定してある。そして、その外周側には、軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作、すなわちこの実施例では主軸ヘッド(図2参照)による工具ホルダ10の下降動作に伴ってフォームローラ11をシリンダボアBの内部に導くガイド体34を備えている。
ガイド体34は、主軸ヘッドとシリンダブロックCBとの間において、図示しないフレーム類により支持してあり、シリンダボアBの同軸上にガイド穴35を有している。このガイド穴35は、先の実施例と同様に、上端を大径部とし且つ下端を小径部としたテーパ状を成している。そして、ガイド体34は、接触子33がガイド穴35の小径部に達したところでフォームローラ11がシリンダボアBの内部への進入を開始するように、高さやガイド穴35の径が設定してある。
上記構成を備えた微細凹部加工装置は、シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成するに際し、先の実施例と同様に、工具ホルダ10の回転軸L1とシリンダボアBの中心線L3とが一致するように位置決めをすると共に、アダプタ10Cによりフォームローラ11を内周面Ba側へ前進させてから、工具ホルダ10を回転駆動し、その後、主軸ヘッド2により工具ホルダ10を下降させる。
このとき、微細凹部加工装置では、工具ホルダ10の下降に伴って、接触子33がガイド体34のガイド穴35に当接し、接触子33がガイド穴25の内面に沿って転動を開始するのと同時に、接触子33とともに支持軸14及びフォームローラ11が一体的に回転し、さらに、圧縮コイルばね20を徐々に圧縮する。そして、接触子33がガイド穴35の小径部に達したところで、フォームローラ11がシリンダボアBの内周面Baに達し、この時点で圧縮コイルばね20が所定量だけ圧縮されて、内周面Baに対してフォームローラ11を所定の荷重で圧接させる。
そして、微細凹部加工装置は、工具ホルダ10の回転駆動及び下降動作を継続することにより、シリンダボアBの内周面Baに沿ってフォームローラ11を転動させ、同内周面Baに対して螺旋状の軌跡で広い領域に微細凹部を形成する。
上記の微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法は、先の実施例と同様に、シリンダボアBの内周面Baに高精度の微細凹部を効率的に形成することができると共に、フォームローラ11の進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮することができ、しかも、フォームローラ11をシリンダボアBに向けて下降させている間には、接触子33とガイド体34を接触させてフォームローラ11をシリンダボアBの内部に導くので、その分だけフォームローラ11の摩耗や欠けなどの恐れを回避することができ、フォームローラ11の長寿命化に貢献し得るものとなる。
図4は、本発明の微細凹部加工装置のさらに他の実施例を説明する図である。図示の微細凹部加工装置は、基本的に図1に示すものと同一構成であるが、スプラインナット(17)及びスプラインシャフト(18)に代えて、円筒部材47とその内側に固定したアクチュエータ48を備えると共に、ガイド体(24)を用いないものとなっている。
アクチュエータ48は、例えば収縮方向に駆動可能であり且つ伸張方向をフリーとした油圧シリンダであって、シリンダボアBの内周面Baとフォームローラ11が離間する位置に同フォームローラ11を保持するローラ抑止手段に相当する。
上記の微細凹部加工装置は、シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成するに際して、工具ホルダ10の回転軸L1とシリンダボアBの中心線L3とが一致するように位置決めをすると共に、ローラ抑止手段であるアクチュエータ48により、ローラ支持部材12をハウジング13側に引き寄せて圧縮コイルばね20を圧縮状態にし、且つシリンダボアBの内周面Baとフォームローラ11が離間する状態にしてこれを維持する。
次に、主軸(図2参照)により工具ホルダ10を回転駆動し、その後、主軸ヘッドにより工具ホルダ10を下降させる。そして、フォームローラ11がシリンダボアB内に進入したところで、アクチュエータ48による拘束を解除して、圧縮コイルばね20により内周面Baにフォームローラ11を圧接させ、さらに、工具ホルダ10の回転駆動及び下降動作を継続することにより、内周面Baに沿ってフォームローラ11を転動させて、同内周面Baに対して螺旋状の軌跡で広い領域に微細凹部を形成する。
上記の微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法にあっても、先の各実施例と同様に、シリンダボアBの内周面Baに高精度の微細凹部を効率的に形成することができると共に、フォームローラ11の進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮することができる。
図5は、本発明の微細凹部加工装置のさらに他の実施例を説明する図である。図示の微細凹部加工装置は、基本的に図1に示すものと同一構成であって、ガイド体(24)を用いないものとなっている。この実施例の場合は加工方法が先の実施例とは異なる。
すなわち、この実施例では、シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成するに際して、工具ホルダ10の回転軸L1とシリンダボアBの中心線L3とが一致するように位置決めをすると共に、径方向駆動手段であるアダプタ10Cにより、シリンダボアBの内周面Baとフォームローラ11とが離間するように、ハウジング13からフォームローラ11に至る部分を一体的に後退移動させる。
次に、主軸(図2参照)により工具ホルダ10を回転駆動し、その後、主軸ヘッドにより工具ホルダ10を下降させる。そして、フォームローラ11がシリンダボアB内に進入したところで、アダプタ10Cによりフォームローラ11を前進移動させて、圧縮コイルばね20により内周面Baにフォームローラ11を圧接させ、さらに、工具ホルダ10の回転駆動及び下降動作を継続することにより、内周面Baに沿ってフォームローラ11を転動させて、同内周面Baに対して螺旋状の軌跡で広い領域に微細凹部を形成する。
上記の微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法にあっても、先の各実施例と同様に、シリンダボアBの内周面Baに高精度の微細凹部を効率的に形成することができると共に、フォームローラ11の進入から微細凹部の形成終了に至るまでの加工時間を短縮することができる。
図6〜図9は、本発明の微細凹部加工装置のさらに他の実施例を説明する図であり、図6は図5の矢視Aを示し、図7は図5の矢視BをシリンダボアBの内周面Baの展開図に重ねて示している。
この実施例では、図6及び図7に示すように、スプラインシャフト18の端部にその軸心周りに微回動可能に連結したローラ支持部材12を傾けて、フォームローラ11をその転動方向Tに対して平行にしている(転動方向Tに沿わせるようにしている)。
すなわち、この実施例では、シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成するに際して、工具ホルダ10の回転軸L1とシリンダボアBの中心線L3とが一致するように位置決めをすると共に、径方向駆動手段であるアダプタ10Cにより、シリンダボアBの内周面Baとフォームローラ11とが離間するように、ハウジング13からフォームローラ11に至る部分を一体的に後退移動させる。
次に、主軸(図2参照)により工具ホルダ10を回転駆動し、その後、主軸ヘッドにより工具ホルダ10を下降させる。そして、フォームローラ11がシリンダボアB内に進入したところで、アダプタ10Cによりフォームローラ11を前進移動させて、圧縮コイルばね20により内周面Baにフォームローラ11を圧接させ、さらに、工具ホルダ10の回転駆動及び下降動作を継続することにより、内周面Baに沿ってフォームローラ11を転動させて、同内周面Baに対して図7に示す螺旋状の軌跡で広い領域に微細凹部を形成する。
このとき、フォームローラ11をその転動方向Tに沿わせるようにしていることから、図8に示すように、フォームローラ11の押付け荷重は内周面Baの上下に均等にかかることとなり、その結果、加工後において、図9に示すように、断面形状がシリンダボアBの軸方向に対称を成す微細凹部Bbが得られることとなる。
この際、図10に示すように、ローラ支持部材12を傾けて(図7に示したローラ支持部材12に対して反時計回り方向に傾けて)、フォームローラ11がその転動方向Tに対して上方を向くようにすると、図11に示すように、フォームローラ11の押付け荷重は内周面Baに対して常に下向きにかかることとなり、その結果、加工後において、図12に示すように、断面形状がシリンダボアBの軸方向に非対称を成す微細凹部Bbが得られることとなる。
一方、図13に示すように、ローラ支持部材12を傾けて(図7に示したローラ支持部材12に対して時計回り方向に傾けて)、フォームローラ11がその転動方向Tに対して下方を向くようにすると、図14に示すように、フォームローラ11の押付け荷重は内周面Baに対して常に上向きにかかることとなり、その結果、加工後において、図15に示すように、断面形状がシリンダボアBの軸方向に非対称を成す微細凹部Bbが得られることとなる。
つまり、上記したように、フォームローラ11の転動方向Tに対する角度を調整して摺動条件を変えることで、各摺動条件それぞれにおいて常に最適な微細凹部Bbの断面を同一工具形状で得ることができ、効果的に摺動抵抗を下げることができる。
なお、本発明に係わる微細凹部加工装置は、その構成が上記各実施例に限定されるものではなく、構成の細部を適宜変更することができる。例えば、上記各実施例では、軸方向駆動手段として主軸ヘッド2を例示し、径方向駆動手段としてアダプタ10Cを例示したが、被加工物であるシリンダブロックCBをシリンダボアBの径方向や中心線L3に沿う方向に移動させたり、工具ホルダ10とシリンダブロックCBの両方を移動させたりして、工具ホルダ10とシリンダブロックCBを相対的に動作させることが可能である。
また、被加工物としては、上記実施例で説明したシリンダブロックCBに限らず、円形穴を有する被加工物であって、円形穴の内周面に微細凹部の加工を要する全ての被加工物に適用可能である。
本発明の微細凹部加工装置の一実施例を説明する要部の断面図である。 微細凹部加工装置の全体を示す斜視図である。 微細凹部加工装置の他の実施例を説明する要部の断面図である。 微細凹部加工装置のさらに他の実施例を説明する要部の断面図である。 微細凹部加工装置のさらに他の実施例を説明する要部の断面図である。 図5の微細凹部加工装置においてローラ支持部材を傾けた状況をA方向に見た矢視図である。 図5の微細凹部加工装置においてローラ支持部材を傾けた状況をB方向に見た矢視図を重ねて示したシリンダボアの内周面の展開図である。 図7における摺動条件下の内周面に対するフォームローラの押付け荷重のかかり具合を示す拡大断面図である。 図7の摺動条件下において内周面に形成された微細凹部示す拡大断面図である。 図5の微細凹部加工装置においてローラ支持部材を角度を変えて傾けた状況をB方向に見た矢視図を重ねて示したシリンダボアの内周面の展開図である。 図10における摺動条件下の内周面に対するフォームローラの押付け荷重のかかり具合を示す拡大断面図である。 図10の摺動条件下において内周面に形成された微細凹部示す拡大断面図である。 図5の微細凹部加工装置においてローラ支持部材を角度をさらに変えて傾けた状況をB方向に見た矢視図を重ねて示したシリンダボアの内周面の展開図である。 図13における摺動条件下の内周面に対するフォームローラの押付け荷重のかかり具合を示す拡大断面図である。 図13の摺動条件下において内周面に形成された微細凹部示す拡大断面図である。
符号の説明
B シリンダボア(円形穴)
Ba シリンダボアの内周面
Bb 微細凹部
CB シリンダブロック(被加工物)
T 転動方向
1 微細凹部加工装置
2 主軸ヘッド(軸方向駆動手段)
10 工具ホルダ
10C アダプタ(径方向駆動手段)
11 フォームローラ
12 32 ローラ支持部材
20 圧縮コイルばね(荷重付与手段)
21 ロードセル(荷重付与手段)
24 34 ガイド体
48 アクチュエータ(ローラ抑止手段)

Claims (16)

  1. 被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成する加工装置であって、円形穴と同軸状態に配置して回転駆動される工具ホルダに、その回転軸に直交する方向に移動可能なローラ支持部材と、ローラ支持部材に対して工具ホルダの回転軸とオフセットされたローラ軸回りに回転自在に設けた凹部形成用のフォームローラと、ローラ支持部材に荷重を付与してフォームローラを円形穴の内周面に圧接させる荷重付与手段を備えると共に、被加工物と工具ホルダを円形穴の中心線に沿う方向に相対的に移動させる軸方向駆動手段と、軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作に伴ってフォームローラを円形穴の内部に導くガイド体を備えたことを特徴とする微細凹部加工装置。
  2. 被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成する加工装置であって、円形穴と同軸状態に配置して回転駆動される工具ホルダに、その回転軸に直交する方向に移動可能なローラ支持部材と、ローラ支持部材に対して工具ホルダの回転軸とオフセットされたローラ軸回りに回転自在に設けた凹部形成用のフォームローラと、ローラ支持部材に荷重を付与してフォームローラを円形穴の内周面に圧接させる荷重付与手段を備えると共に、被加工物と工具ホルダを円形穴の中心線に沿う方向に相対的に移動させる軸方向駆動手段と、円形穴の内周面とフォームローラが離間する位置に同フォームローラを保持するローラ抑止手段を備えたことを特徴とする微細凹部加工装置。
  3. 円形穴の内周面に対してフォームローラが近接離間する方向に同フォームローラを移動させる径方向駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の微細凹部加工装置。
  4. 被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成する加工装置であって、円形穴と同軸状態に配置して回転駆動される工具ホルダに、その回転軸に直交する方向に移動可能なローラ支持部材と、ローラ支持部材に対して工具ホルダの回転軸とオフセットされたローラ軸回りに回転自在に設けた凹部形成用のフォームローラと、被加工物と工具ホルダを円形穴の中心線に沿う方向に相対的に移動させる軸方向駆動手段と、円形穴の内周面に対してフォームローラが近接離間する方向に同フォームローラを移動させる径方向駆動手段を備えたことを特徴とする微細凹部加工装置。
  5. ローラ支持部材に荷重を付与してフォームローラを円形穴の内周面に圧接させる荷重付与手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の微細凹部加工装置。
  6. 荷重付与手段が、ばねであることを特徴とする請求項1〜3及び5のいずれかに記載の微細凹部加工装置。
  7. 荷重付与手段によりフォームローラに付与した荷重を検出する荷重検出手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3,5及び6のいずれかに記載の微細凹部加工装置。
  8. 荷重検出手段がロードセルであることを特徴とする請求項7に記載の微細凹部加工装置。
  9. 工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することで円形穴の内周面に沿って転動するフォームローラを、その転動方向に沿わせるべくローラ支持部材を傾けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の微細凹部加工装置。
  10. 工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することで円形穴の内周面に沿って転動するフォームローラを、その転動方向に対して上方又は下方に向かせるべくローラ支持部材を傾けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の微細凹部加工装置。
  11. 請求項1に記載の微細凹部加工装置を用いて被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成するに際し、円形穴の中心線と工具ホルダの回転軸とを一致させた状態にして工具ホルダを回転駆動し、その後、軸方向駆動手段により被加工物と工具ホルダを接近させるのに伴って、ガイド体により円形穴の内部にフォームローラを導くと共に、荷重付与手段により円形穴の内周面にフォームローラを圧接させ、続けて工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することにより、円形穴の内周面に沿ってフォームローラを転動させて、円形穴の内周面に微細凹部を形成することを特徴とする微細凹部加工方法。
  12. 請求項2に記載の微細凹部加工装置を用いて被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成するに際し、円形穴の中心線と工具ホルダの回転軸とを一致させた状態にして工具ホルダを回転駆動すると共に、ローラ抑止手段により円形穴の内周面とフォームローラが離間する位置に同フォームローラを保持し、その後、軸方向駆動手段により円形穴の内部にフォームローラを進入させたところで、ローラ抑止手段を解除するとともに荷重付与手段により円形穴の内周面にフォームローラを圧接させ、続けて工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することにより、円形穴の内周面に沿ってフォームローラを転動させて、円形穴の内周面に微細凹部を形成することを特徴とする微細凹部加工方法。
  13. 請求項4に記載の微細凹部加工装置を用いて被加工物の円形穴の内周面に微細凹部を形成するに際し、円形穴の中心線と工具ホルダの回転軸とを一致させた状態にして工具ホルダを回転駆動すると共に、径方向駆動手段により円形穴の内周面とフォームローラが離間する位置に同フォームローラを後退させ、その後、軸方向駆動手段により円形穴の内部にフォームローラを進入させたところで、径方向駆動手段により円形穴の内周面に向けてフォームローラを前進させるとともに円形穴の内周面にフォームローラを圧接させ、続けて工具ホルダの回転駆動、及び軸方向駆動手段による被加工物と工具ホルダの接近動作を継続することにより、円形穴の内周面に沿ってフォームローラを転動させて、円形穴の内周面に微細凹部を形成することを特徴とする微細凹部加工方法。
  14. 請求項1〜9のいずれかに記載の微細凹部加工装置を用いて形成された摺動部材であって、断面形状が円形穴の軸方向に対称を成す微細凹部が形成されていることを特徴とする摺動部材。
  15. 請求項1〜8,10のいずれかに記載の微細凹部加工装置を用いて形成された摺動部材であって、断面形状が円形穴の軸方向に非対称を成す微細凹部が形成されていることを特徴とする摺動部材。
  16. 請求項1〜10のいずれかに記載の微細凹部加工装置を用いて形成されたエンジンのシリンダブロックであって、シリンダボアの内周面に微細凹部が形成されていることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
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