JP2006314266A - 麺生地ロール圧延装置 - Google Patents

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Kaoru Fujii
薫 藤井
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YAMATO SEISAKUSHO KK
Yamato Manufacturing Co Ltd
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YAMATO SEISAKUSHO KK
Yamato Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】大量生産でありながら、味が良く、腰が強く、食感の良いものができる麺生地ロール圧延装置を提供することを目的としている。
【解決手段】少なくとも2本のロール1,2が所定間隙を持って平行に配設され、ロール1,2の少なくとも1本に振動を与え、間隙を変化させる加振装置4を設けたことを特徴とする麺生地ロール圧延装置としいる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、麺類を作る過程で、麺生地を圧延して延ばす麺生地ロール圧延装置に関するものである。
従来、寝かしておいた麺生地を麺棒で八方に広げ、麺棒に巻き付けて縦方向の圧力を加えて延ばしていく手打ちが知られている。手打ちでは、量産には適応しないので、機械による圧延が行われている。
機械による圧延は、、一定の間隙を持ち平行に設置された一対のロールをそれぞれ逆回転させながら、その間隙に麺生地を通して圧延している。この間隙を段階的に小さくしていき、麺生地を数回、このロール間を通して所定厚さに仕上げている(特許文献1)。
しかしながら、機械によって作られた麺は、大量生産することができる反面、生地の表面だけが硬くなり、腰の弱い、食感の優れない、味が納得できないものとなっていた。
特開2002−176903
そこで、この発明は、大量生産でありながら、味が良く、腰が強く、食感の良いものができる麺生地ロール圧延装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するため、この発明は、少なくとも2本のロールが所定間隙を持って平行に配設され、前記ロールの少なくとも1本に振動を与えて前記間隙を変化させる加振装置を設けたことを特徴とする麺生地ロール圧延装置としいる。
この発明の構成によれば、麺生地の表面に生ずるストレスが緩和され、腰が強く、食感の優れた、味も納得できる麺生地とすることができる麺生地ロール圧延装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の麺生地ロール圧延装置の要部を示す斜視図である。
図中、Hは、本体の側板を示し、この側板Hと対向する位置にある図示省略のほぼ同形状の側板Hとの間に、少なくとも2本のロール1,2が麺生地3を通す所定間隙を持って平行に回転自在に配設されている。この実施例では、2本であって、固定側上ロール1と可動側下ロール2とが、それぞれ側板Hに取り付けられた上ロール軸受5,下ロール軸受6に回転軸支されている。
この上ロール軸受5は、側板Hにピン5a位置を中心に僅かに振れる余裕を有し、常態では下方位置で支えられ、図示省略のスプリングで下方に引張付勢されている。このスプリングは、異物を挟んだり、急激な押し上げ力が働いたときに、固定側上ロール1をスプリング力に抗して上方に逃がす役目を果たしている。
また、固定側上ロール1を軸支した上ロール軸受5には、加振装置4からの延びる脚4aが連結されている。加振装置4は、図示省略のモーターのモーター軸4bに固定された偏心重り4cが回転することによって脚4a、上ロール軸受5が振動し、固定側上ロール1が上下に振動するように関連づけられている。
一方、下ロール軸受6は、側板Hの上ロール軸受5の下側に沿うように、ピン6a位置を中心にロール間隙調整可能に可動自在にされていて、可動側下ロール2を軸支している。この下ロール軸受6の先端には、側板Hに回動自在に装着されたロール段数切替ハンドル横軸10の両端に設けられた偏心カム9が係合している。また、このロール段数切替ハンドル横軸10の一方の側には、ロール段数切替ハンドル8が固定されている。このロール段数切替ハンドル8の操作で偏心カム9が回動し、これに係合する下ロール軸受6を回動させ、可動側下ロール2の位置を変化させ、固定側上ロール1との間隙を調整する。なお、このロール段数切替ハンドル8は、図示省略の段数切替固定手段で各段数位置での可動側下ロール2の位置を固定し、ロール間隙を調整後には一定に保っている。
以上は、2本のロールについて説明したが、3本以上のロールの組み合わせでもよく、
これらのロールの少なくとも1本に振動を与え、ロール間隙を変化させる加振装置4を関連づけても良い。また、加振装置4は、偏心重り4bによることを例示したが、偏心カムにより、或いは電気的励磁によって加振させることもできる。
次に、この麺生地ロール圧延装置による麺生地3の圧延方法を説明する。
まず、ロール段数切替ハンドル8で可動側下ロール2を動かし、麺生地3を圧延する所望のロール間隙を設定する。固定側上ロール1と可動側下ロール2を図示省略のモーターでそれぞれ矢印の方向に回転させ、このロール間隙に麺生地3を通して圧延していく。麺生地3が通過したならば、更にロール間隙を小さくするようロール段数切替ハンドル8を操作し、麺生地3の圧延方向を変えて更に送り込み圧延を行う。所望の厚さになるまで段数を切替ながら圧延していく。
この繰り返す圧延作業の間に、各段、毎回ごと、あるいは選択的に加振装置4を作動させる。すると、圧延により表面が一様に硬くなって出てくる麺生地3に、適宜間隔で図に示すような線状に加圧し、線状痕11を形成する。したがって、一様な表面硬さの麺生地3に鍛えが入り、いわゆる麺生地3に腰が一層できる。この腰が、歯ごたえ、喉ごしなどの食感を良くし、うまさを引き立てる。
本発明の麺生地ロール圧延装置の要部斜視図である。
符号の説明
1・・・固定側上ロール
2・・・可動側下ロール
3・・・麺生地
4・・・加振装置
5・・・上ロール軸受
6・・・下ロール軸受

Claims (3)

  1. 少なくとも2本のロールが所定間隙を持って平行に配設され、前記ロールの少なくとも1本に振動を与えて前記間隙を変化させる加振装置を設けたことを特徴とする麺生地ロール圧延装置。
  2. 請求項1において、
    前記間隙を調整可能としたことを特徴とする麺生地ロール圧延装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記加振装置は、偏心重り、偏心カム、あるいは電気的励磁の断続によって加振させることを特徴とする麺生地ロール圧延装置。
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