JP2006312513A - シート表裏反転搬送装置と該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート表裏反転搬送装置と該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 短時間で、シートの表裏反転搬送動作を行えなかった。
【解決手段】 シート表裏反転搬送装置300は、シート表裏反転搬送装置制御部が、順送ソレノイド127を作動制御して、反転搬送パス121に受け入れたシートの後端が分岐センサ124を通過するまで順送ローラ対122を当接状態にし、かつ逆送ローラ対123を離間状態にしてシートを順送させ、反転搬送パス121に受け入れたシートの後端が分岐センサ124を通過した後、順送ローラ対122を離間状態にし、かつ逆送ローラ体対123を当接状態にしてシートを逆送させるようになっている。このように、シートの順送と逆送を別々のローラ対で行うので、ローラ対を停止させることなく、シートの反転をすることができて、反転所要時間を短縮できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、搬送中のシートの表裏反転動作を速やかに行うシート表裏反転搬送装置と、このシート表裏反転搬送装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、シートを取り扱うシート取り扱い装置には、シートに画像を形成する画像形成装置、画像形成装置に設けられて画像形成装置の原稿を読み取る画像読取部に原稿を自動的に送り込む原稿給送装置(ADF)、画像形成装置で画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置等がある。
なお、画像形成装置には、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機器等がある。シート処理装置には、シートを綴じるステイプラ、孔をあける穿孔装置、シートを折る折り装置などがある。
ところで、シート取り扱い装置は、シートの取り扱い上、シートを表裏反転しなけらばならないことがある。シート取り扱い装置としての画像形成装置は、通常、シートに形成された画像形成面を上向き(フェイスアップ)にして、シートを排出することが多い。この場合、複数頁の原稿の複写を行うと、画像形成面を上向きにして、先行シートの上に後続シートが排出されることになり、頁順が逆になる。そこで、一般に、画像形成装置は、画像形成面が上向きになっているシートを、画像形成面を下向き(フェイスダウン)にして排出できるようにするシート表裏反転搬送装置を備えていることが多い。また、画像形成装置は、シートの両面に画像を形成することからしても、シート表裏反転搬送装置を設けていることが多い。
シート表裏反転装置を備えた画像形成装置として、特許文献1に記載の画像形成装置がある。
特許文献1に記載のシート表裏反転搬送装置は、反転搬送パスの入口部分に接離可能な搬送ローラ対を備えている。このシート表裏反転搬送装置は、反転搬送パスから排出ローラ対によって先行シートを搬出している間に、後続シートが反転搬送パスの入口へ搬送されてきたとき、搬送ローラ対が離間して、シート同士をすれ違わせ、排出ローラ対によって反転搬送パスから先行シートを搬出させながら、反転搬送パスへ後続シートを受け入れるようになっている。
特開平8−59046号公報
しかし、特許文献1に記載のシート表裏反転搬送装置は、反転搬送パスに搬入されたシートを反転する搬送ローラ対は正逆転可能な駆動モータによって駆動される。シートを反転搬送パス内で所定量搬送した後、搬送ローラ対の回転を減速、停止させてから、搬送ローラ対を反対方向に回転させている。搬送ローラ対を逆転させるために駆動モータも正回転から逆回転に切り替わる。駆動モータの回転を正回転から逆回転に切り替えるときには、一定の停止時間を要する。このため、特許文献1に記載のシート表裏反転搬送装置は、シートの表裏反転動作を速やかに行えない問題があった。また、このようなシート表裏反転搬送装置を備えた画像形成装置は、生産性が悪かった。
本発明は、シートを殆ど停止させることなく表裏反転するシート表裏反転搬送装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記シート表裏反転搬送装置を備えて、画像形成の生産性を高めた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート表裏反転搬送装置は、受入パスから反転搬送パスに受け入れたシートを、一旦前記反転搬送パス内を搬送した後、前記受入パスと異なる排出パスに逆送して表裏反転するようになっており、前記反転搬送パスに設けられた、前記シートを前記反転搬送パスへ搬入する方向に回転可能かつ接離可能な順送回転体対と前記反転搬送パスに設けられた、前記順送回転体対の回転方向に対して逆方向に回転して前記シートを前記反転搬送パスから搬出可能かつ接離可能な逆送回転体対と、前記順送回転体対と前記逆送回転体対を各々接離動作をさせる回転体対接離手段と、前記回転体対接離手段の作動制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記回転体対接離手段を作動制御して、前記反転搬送パスに受け入れたシートの後端が前記排出パスの入口を通過するまで前記順送回転体対を当接状態にし、かつ前記逆送回転体対を離間状態にして前記シートを順送させ、前記反転搬送パスに受け入れたシートの後端が前記排出パスの入口を通過した後、前記順送回転体対を離間状態にし、かつ前記逆送回転体対を当接状態にして前記シートを逆送させるようになっている。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを表裏反転して搬送するシート表裏反転搬送装置と、を備え、前記シート表裏反転搬送装置が、上記のシート表裏反転搬送装置である。
本発明のシート表裏反転搬送装置は、制御手段が、回転体対接離手段を作動制御して、反転搬送パスに受け入れたシートの後端が排出パスの入口を通過するまで順送回転体対を当接状態にし、かつ逆送回転体対を離間状態にしてシートを順送させ、反転搬送パスに受け入れたシートの後端が排出パスの入口を通過した後、順送回転体対を離間状態にし、かつ逆送回転体対を当接状態にしてシートを逆送させるようになっている。このため、本発明のシート表裏反転搬送装置は、シートの反転時に搬送ローラを減速、停止、反転させるために必要な時間を削減して、シートを速やかに表裏反転することができる。したがって、本発明のシート表裏反転搬送装置は、シートの表裏反転処理の能率を高めることができる。
本発明の画像形成装置は、シートの表裏反転処理の能率を高めたシート表裏反転装置を備えているので、画像形成の生産性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態のシート表裏反転搬送装置と、このシート表裏反転搬送装置を装置本体に備えた画像形成装置としての複写機とを図に基づいて説明する。
シートを搬送しながら表裏反転するシート表裏反転搬送装置は、シートを取り扱うシート取り扱い装置に設けられている。
シート取り扱い装置には、シートに画像を形成する画像形成装置、画像形成装置に設けられて画像形成装置の原稿を読み取る画像読取部に原稿を自動的に送り込む原稿給送装置(ADF)、画像形成装置で画像を形成されたシートを処理するシート処理装置等がある。画像形成装置には、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機器等がある。シート処理装置には、シートを綴じるステイプラ、孔をあける穿孔装置、シートを折る折り装置などがある。
したがって、シート表裏反転搬送装置は、複写機のみ設けられるものではない。
さらに、シート表裏反転搬送装置は、後述する定着器105と排出ローラ対116との間に設けられているが、シートの両面に画像形成を行う場合に使用される両面反転搬送パス117の入口に設けてもよい。
また、説明中の数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
<複写機>
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。
画像形成装置としての複写機10は、シートに画像を形成するようになっている。複写機10は、プリンタ100とイメージリーダ200とを備えた複写機本体10Aの上部に原稿給送装置400を有し、脇にフィニッシャ500を有している。複写機本体10A内には、シート表裏反転搬送装置300を組み込んである。
なお、イメージリーダ200、原稿給送装置400、フィニッシャ500は、必ずしも必要としない。複写機10は、プリンタ100のみ備え、外部からの画像信号をプリンタ100で受けて、その画像信号に基づいてシートに画像を形成するようにしてもよい。
複写機10の動作を説明する。シートの片面に画像を形成する場合について説明する。
原稿給送装置400は、原稿トレイ401上に上向きにセットされた原稿Dを先頭頁から順に1枚ずつ左方向へ供給し、湾曲したパスを介してプラテンガラス202の所定の位置に停止させる。スキャナユニット201は、原稿に光を照射しながら、原稿の下を、左から右へ移動する。原稿に照射された反射光は、ミラーを介してレンズに導かれる。このレンズを通過した光は、イメージセンサ203の撮像面に結像される。この結果、光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ203によって画像データに変換されて画像信号制御部281(図2参照)に出力される。画像信号制御部281(図2参照)は、画像データに所定の処理を施して、プリンタ100の露光制御部101に画像データをビデオ信号として送る。
プリンタ100の露光制御部101は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を走査させながら感光ドラム102を照射する。感光ドラム102には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
画像形成手段としての感光ドラム102上の静電潜像は、現像器103から供給されるトナー(現像剤)によってトナー像に変換され可視像化される。また、各カセット111,112、または、手差し給紙トレイ113から供給されたシートは、レジストローラ対114のニップに先端を突き当てられて、一旦停止させられて、斜行を修正される。その後、シートは、レジストローラ対114によってレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、感光ドラム102と転写部104との間に搬送される。
転写部104は、感光ドラム102に形成されているトナー像を感光ドラム102と転写部104との間を通過するシートに転写する。搬送ベルト134は、トナー像が転写されたシートを定着器105に搬送する。定着器105は、シートを加熱加圧して、トナー像を定着する。フラッパ125は、シート搬送方向の上流端部が、図1に示す実線の位置より下向きになっており、定着器105から送り出されたシートを排出ローラ対116に案内する。排出ローラ対116は、シートをプリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出する。シートは、画像形成面を上向き(フェイスアップ)に排出される。
複写機10において複数頁の原稿の複写が行われるとき、先行シートの上に後続シートが排出されるため、複写機10は、シートを、画像形成面を下向き(フェイスダウン)にして排出しないと、頁順が逆になってしまう。そこで、シート表裏反転搬送装置300は、フラッパ125を図1に示す位置に切り替えて、定着器105から画像形成面を上向きにして送り出されてきたシートを、反転搬送パス121へ一旦案内して、スイッチバック搬送し、その後、プリンタ100の外部に排出する。この結果、シートは、画像形成面を下向きにして頁順に排出されて、頁順が逆になることがない。なお、シート表裏反転搬送装置300の構成及び動作は、後述する。
シートの両面に画像を形成する場合、複写機10は、定着器105が送り出したシートを、両面反転搬送パス117に送り込み、両面反転搬送パス117においてスイッチバック搬送して、表裏反転してから感光ドラム102に送り込んで、シートの裏面に画像を形成する。
<システムブロック図>
図2は、複写機全体の制御に必要な制御ブロック図である。
CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各制御部480,280,281,282,283,180,120,680,580,700を総括的に制御するようになっている。RAM152は、制御データを一時的に保持して、制御にともなう演算処理の作業領域として使用される。
原稿給送装置制御部480は、原稿給送装置400をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御するようになっている。イメージリーダ制御部280は、上述のスキャナユニット201、イメージセンサ203などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ203から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部281に転送するようになっている。
画像信号制御部281は、イメージセンサ203からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部180に出力するようになっている。また、画像信号制御部281は、外部のコンピュータ283から外部I/F282を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部180に出力することもできるようになっている。この画像信号制御部281による処理動作は、CPU回路部150の制御によって行われる。プリンタ制御部180は、入力されたビデオ信号に基づき露光制御部120を制御するようになっている。
操作表示部制御部680は、ユーザが操作する操作表示部600(図1参照)とCPU回路部150との間で情報の授受を行うようになっている。操作表示部600は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有している。操作表示部600は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報をパネルに表示するようになっている。
制御手段としてのシート表裏反転搬送装置制御部700は、シート表裏反転搬送装置300を制御するようになっている。
<シート表裏反転搬送装置>
(構造の説明)
図3は、シート表裏反転搬送装置の概略正面図である。シート表裏反転搬送装置300は、受入パス301から反転搬送パス121に受け入れたシートを、一旦反転搬送パス121内を搬送した後、受入パス301と異なる排出パス302に逆送して表裏反転するようになっている。また、シート表裏反転搬送装置300は、シートを、受入パス301から排出パス302に表裏反転することなく真っ直ぐに案内することもできるようになっている。受入パス301、排出パス302、反転搬送パス121は、全体的にY字状に形成されている。
受入パス301には、搬送ローラ対115が設けられている。排出パス302には、排出ローラ対116が設けられている。
フラッパ125は、ソレノイド304によって、破線の位置と実線の位置とに回動するようになっている。フラッパ125は、破線の位置にいるとき、上流端部125aが上向きになっており、受入パス301を搬送ローラ対115によって搬送されてきたシートPを、排出パス302に案内するようになっている。また、フラッパ125は、実線の位置にいるとき、上流端部125aが下向きになっており、反転搬送パス121に案内するようになっている。プラッパ125には、シートが反転搬送パス121から排出パス302に搬送されるとき、受入パス301に侵入するのを阻止する弾性を備えた案内片303が設けられている。
なお、以下の説明において、シートを反転搬送パス121内に送り込むことを「順送」と言い、反転搬送パス121から送り出すことを「逆送」と言う。すなわち、図3において、シートを矢印A方向に搬送することを「順送」と言い、矢印B方向に搬送することを「逆送」と言う。
反転搬送パス121には、シートを反転搬送パス121内に順送して搬送する順送回転体対としての順送ローラ対122と、シートを反転搬送パス121から逆送して送り出す逆送回転体対としての逆送ローラ対123とが設けられている。順送ローラ対122は、順送固定ローラ122bと、順送固定ローラ122bに対して接離する順送接離ローラ122aとで構成されている。逆送ローラ対123も、逆送固定ローラ123bと、逆送固定ローラ123bに対して接離する逆送接離ローラ123aとで構成されている。
順送接離ローラ122aの順送固定ローラ122bに対する接離は、順送ソレノイド127によって行われるようになっている。逆送接離ローラ123aの逆送固定ローラ123bに対する接離は、逆送ソレノイド128によって行われるようになっている。作動部としての順送ソレノイド127及び逆送ソレノイド128は、回転体対接離手段を構成している。
順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aは、共通の反転搬送モータ126によって回転するようになっている。ただし、順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aは、共通の反転搬送モータ126によって回転するようになっていても、順送接離ローラ122aは、シートを順送する方向に回転するようになっており、順送接離ローラ122aは、シートを逆送する方向に回転するようになっている。すなわち、順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aは、互いに逆回転するようになっている。また、順送接離ローラ122a及び逆送接離ローラ123aは、個別に回転停止できるように順送クラッチ129及び逆送クラッチ130を介して反転搬送モータ126に接続されている。この順送クラッチ129と逆送クラッチ130をオフにすると、反転搬送モータ126が回転していても、順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aを停止させることができる。
反転搬送パス121と排出パス302との境目、すなわち、排出パス302の入口付近には、分岐センサ124が設けられている。
(動作の説明)
図4は、シート表裏反転搬送装置が、シートの上側の面に画像を形成したシートを表裏反転してフェイスダウン排出する場合の動作説明用の図である。図5は、シート表裏反転搬送装置の各部の動きのタイミングを示すタイミングチャートである。図6は、シート表裏反転搬送装置の動作説明用のフローチャートである。
図3において、順送ソレノイド127と逆送ソレノイド128は、順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aを実線の位置に保持しているとき「オフ(OFF)」になっており、破線の位置に保持しているとき「オン(ON)」になっている。
シート表裏反転搬送装置制御部(以下、単に「制御部」と言う)700(図2参照)は、順送ソレノイド127、順送クラッチ129、逆送ソレノイド128、および逆送クラッチ130をオフにしておく(図4(a)、図6(S601))。また、制御部700は、ソレノイド304を作動させて、フラッパ125を図4(a)に示す矢印方向に回転させて、シートを受入パス301から反転搬送パス121に案内できるように待機させておく。
制御部700は、搬送ローラ対115を回転させる。搬送ローラ対115は、定着器105からフェイスアップ状態で搬送されてきたシートP1をフラッパ125に向けて搬送する。フラッパ125は、シートを反転搬送パス121に案内する。このとき、順送ソレノイド127がオフになっているため、順送ローラ対122は、シートを反転搬送パス121へ搬入できるように、当接状態になっている。すなわち、順送固定ローラ122bに順送接離ローラ122aが当接している。また、逆送ソレノイド128もオフになっているため、逆送ローラ対123は、シートに逆送力を与えないように、離間状態になっている。すなわち、逆送接離ローラ123aが逆送固定ローラ123bから離れている。
フラッパ125が実線の位置にいるとき案内片303が、図3に符号303aで示すように反転搬送パス121の入口あるいは上流側の内壁に当接している。しかし、案内片303は、弾性を備えているため、シートPの先端に押し退けられて、シートPが、反転搬送パス121に進入するのを許容する。
分岐センサ124が、シートP1の先頭を検知すると(図4(b)、S602)、制御部700は、反転搬送モータ126を始動させるとともに、順送クラッチ129をオンにして(S603)、順送接離ローラ122aを回転させる。順送ローラ対122は、シートを反転搬送パス121内に引き込む。このとき、逆送ソレノイド128と逆送クラッチ130は、まだオフにされたままになっている。このため、逆送接離ローラ123aは、逆送固定ローラ123bから離れて、回転を停止したままになっている。
分岐センサ124は、シートP1の後端が通過すると、シートP1を検知しなくなる(図4(c)、S604)。すると、制御部700は、順送クラッチ129をオフにして、順送接離ローラ122aの回転を停止させる。順送クラッチ129をオフにすると、シートP1は慣性で図の下方へ動く。また、制御部700は、順送ソレノイド127をオンにし、順送接離ローラ122aを順送固定ローラ122bから離間させて、次に、逆送ソレノイド128をオンにして、逆送接離ローラ123aを逆送固定ローラ123bに当接を開始させる(図4(c)、S605)。逆送ソレノイド128をオンにすると、逆送ソレノイド128の応答時間経過後に、逆送接離ローラ123aが逆送固定ローラ123bに当接する。この時点で、逆送接離ローラ123aは回転していない。このため、逆送ローラ対123は、シートP1を把持する。これによって、慣性で移動していたシートP1は完全に停止する。
なお、逆送ローラ対123は、落下しているシートを把持するようになっているので、シートを把持し損なうおそれがある。このため、逆送ローラ対123がシートを把持し損なわないように、順送ローラ対122と逆送ローラ対123との距離を確保してある。なお、逆送ローラ対123が当接状態になってから順送ローラ対122が離間状態になるようにし、かつクラッチ129がオフしてからクラッチ128がONするようにしてもよい。
制御部700は、逆送クラッチ130をオンにして、逆送接離ローラ123aを回転始動させる。この結果、逆送ローラ対123は、シートを逆送することになる(図4(d)、S606)。
シートP1は、逆送されるため、今まで後端であった部分が先端になる。逆送ローラ対123が、シートを搬送する。シートは、案内片303とフラッパ125に案内されて排出パス302に送り込まれる。
シートが分岐センサ124を完全に通過すると(S607)、制御部700は、モータ126、逆送クラッチ130、順送ソレノイド127、逆送ソレノイド128をオフにして、順送ローラ対122と逆送ローラ対123を、初期状態に戻す(S608)。なお、順送クラッチ129は、S605において、すでにオフになっている。
この結果、離間状態になっていた順送ローラ対122が当接状態になり、当接状態になっていた逆送ローラ対123が離間状態になり、シート表裏反転搬送装置300は、次に送られてくるシートP2の表裏反転搬送可能な状態になる(図4(e))。
反転排紙パス121から搬出されたシートP1は、排出ローラ対116によって、プリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。次のシートP2についても先のシートP1と同様に反転搬送処理を行われて表裏反転される(図4(f))。シート表裏反転搬送装置300の表裏反転動作は、シートが無くなるまで行われる(S609)。
従来のシート表裏反転搬送装置は、1つのローラ対でシートの順送と逆送を行っていた。このため、ローラ対は、正転から逆転に変わるとき、一旦停止状態になるため、反転所要時間に数100msec要していた。これに対して、図3に示すシート表裏反転搬送装置300は、シートの順送と逆送を別々のローラ対で行うようになっているので、ローラ対の停止を待つことなく、シートの反転をすることができる。因みに、表裏反転所要時間は、約100msecで済み、従来よりも時間短縮されている。
すなわち、図3に示すシート表裏反転搬送装置300は、順送ソレノイド127と逆送ソレノイド128とによる順送ローラ対122と逆送ローラ対123との接離動作によりシートの反転を行うので、反転搬送モータ126の加速、減速に関係なく、シートの反転を行うことができて、シートを反転させる表裏反転所要時間を従来よりも短縮することができる。
しかも、図3に示すシート表裏反転搬送装置300は、反転搬送モータ126の回転力を、順送クラッチ129により順送ローラ対122に伝達し、逆送クラッチ130により逆送ローラ対123に伝達するようになっているので、反転搬送モータ126の加速、減速に関係なく、ローラ対122,123に対しての回転力の伝達のオン、オフを行うことができるので、シートの反転を的確に行うことができる。
図3に示すシート表裏反転搬送装置300は、順送ソレノイド127と逆送ソレノイド128の応答時間と、順送クラッチ129、逆送クラッチ130の応答接続時間とを含めても100msec程度でシートの反転処理を行うことができて、従来より時間短縮されている。
<他のシート表裏反転搬送装置>
(構造の説明)
図3に示したシート表裏反転搬送装置は、順送ローラ対122の接離と、逆送ローラ対123の接離とを別々のソレノイドで行っているが、図7に示すシート表裏反転搬送装置310のように、共通のソレノイド132によって行っても良い。
以下、図7に示すシート表裏反転搬送装置310を説明する。なお、図3に示すシート表裏反転搬送装置300と同一部分には、同一符号を付して、その部分の説明は省略する。なお、制御ブロック図は、図2と同様であるので、図示省略する。また、図7に示すシート表裏反転搬送装置310も、制御部としてのシート表裏反転搬送装置制御部700によって、作動制御されるものとする。
すなわち、シート表裏反転搬送装置310は、回転体としての順送接離ローラ122a及び逆送接離ローラ123aを、中間部の軸133を中心に回転自在なリンク131の両端に設け、リンク131の一端にソレノイド132を接続した構造で、順送ローラ対122及び逆送ローラ対123の接離を行うようになっている。なお、回動部材としてのリンク131と、作動部としてのソレノイド132は、回転体対接離手段を構成している。
(動作の説明)
図8は、シート表裏反転搬送装置が、シートの上側の面に画像を形成したシートを表裏反転してフェイスダウン排出する場合の動作説明用の図である。図9は、シート表裏反転搬送装置の各部の動きのタイミングを示すタイミングチャートである。図10は、シート表裏反転搬送装置の動作説明用のフローチャートである。
図7において、ソレノイド132は、順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aを実線の位置に保持しているとき「オフ(OFF)」になっており、破線の位置に保持しているとき「オン(ON)」になっている。
制御部700(図2参照)は、ソレノイド132、順送クラッチ129、および逆送クラッチ130をオフにしておく(図8(a)、図10(S601))。また、制御部700は、ソレノイド304を作動させて、フラッパ125を図8(a)において左回転させて、シートを受入パス301から反転搬送パス121に案内できるように待機させておく。
制御部700は、搬送ローラ対115を回転させる。搬送ローラ対115は、定着器105からフェイスアップ状態で搬送されてきたシートP1をフラッパ125に向けて搬送する。フラッパ125は、シートを反転搬送パス121に案内する。このとき、ソレノイド132がオフになっている。このため、リンク131は、実線の位置に傾いて、順送ローラ対122を当接状態にし、逆送ローラ対123を離間状態にしている。すなわち、順送固定ローラ122bが順送接離ローラ122aに当接して、順送ローラ対122はシートを反転搬送パス121へ搬入できるようになっている。また、逆送接離ローラ123aが逆送固定ローラ123bから離れて、逆送ローラ対123はシートに逆送力を与えないようになっている。
フラッパ125が実線の位置にいるとき案内片303が、図7に符号303aで示すように反転搬送パス121の入口あるいは上流側の内壁に当接している。しかし、案内片303は、弾性を備えているため、シートPの先端に押し退けられて、シートPが、反転搬送パス121に進入するのを許容する。
分岐センサ124が、シートP1の先頭を検知すると(図8(b)、S1002)、制御部700は、反転搬送モータ126を始動させるとともに、順送クラッチ129をオンにして(S1003)、順送接離ローラ122aを回転させる。順送ローラ対122は、シートを反転搬送パス121内に引き込む。このとき、ソレノイド132と逆送クラッチ130は、まだオフにされたままになっている。このため、逆送接離ローラ123aは、逆送固定ローラ123bから離れて、回転を停止したままになっている。
分岐センサ124は、シートP1の後端が通過すると、シートP1を検知しなくなる(図8(c)、S1004)。すると、制御部700は、順送クラッチ129をオフにして、順送接離ローラ122aの回転を停止させる。順送クラッチ129をオフにすると、シートP1は慣性で図の下方へ動く。また、制御部700は、ソレノイド132をオンにして、リンク131を矢印方向に傾きを変えさせる。順送接離ローラ122aが順送固定ローラ122bから離間を開始し、逆送接離ローラ123aが逆送固定ローラ123bに当接を開始する(図8(c)、S1005)。ソレノイド132の応答時間経過後に、順送ローラ対122は離間状態になり、逆送ローラ対123は接触状態になる。この時点で、逆送接離ローラ123aは回転していない。このため、逆送ローラ対123は、シートP1を把持する。これによって、慣性で移動していたシートP1は完全に停止する。
なお、逆送ローラ対123は、落下しているシートを把持するようになっているので、シートを把持し損なうおそれがある。このため、逆送ローラ対123がシートを把持し損なわないように、順送ローラ対122と逆送ローラ対123との距離を確保してある。
制御部700は、逆送クラッチ130をオンにして、逆送接離ローラ123aを回転始動させる。この結果、逆送ローラ対123は、シートを逆送することになる(図8(d)、S1006)。
シートP1は、逆送されるため、今まで後端であった部分が先端になる。逆送ローラ対123が、シートを搬送する。シートは、案内片303とフラッパ125に案内されて排出パス302に送り込まれる。
シートが分岐センサ124を完全に通過すると(S1007)、制御部700は、モータ126、逆送クラッチ130、ソレノイド132をオフにして、リンク131を矢印方向に回転させて、順送ローラ対122と逆送ローラ対123を、初期状態に戻す(S1008)。なお、順送クラッチ129は、S1005において、すでにオフになっている。
この結果、離間状態になっていた順送ローラ対122が当接状態になり、当接状態になっていた逆送ローラ対123が離間状態になり、シート表裏反転搬送装置310は、次に送られてくるシートP2の表裏反転搬送可能な状態になる(図8(e))。
反転排紙パス121から搬出されたシートP1は、排出ローラ対116によって、プリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。次のシートP2についても先のシートP1と同様に反転搬送処理を行われて表裏反転される(図8(f))。シート表裏反転搬送装置300の表裏反転動作は、シートが無くなるまで行われる(S1009)。
従来のシート表裏反転搬送装置は、1つのローラ対でシートの順送と逆送を行っていた。このため、ローラ対は、正転から逆転に変わるとき、一旦停止状態になるため、反転所要時間に数100msec要していた。これに対して、図7に示すシート表裏反転搬送装置310は、シートの順送と逆送を別々のローラ対で行うようになっているので、ローラ対を停止させることなく、シートの反転をすることができる。因みに、表裏反転反転所要時間は、約100msecで済み、従来より時間短縮されている。
すなわち、図7に示すシート表裏反転搬送装置310は、ソレノイド132による順送ローラ対122と逆送ローラ対123との接離動作によりシートの反転を行うので、反転搬送モータ126の加速、減速に関係なく、シートの反転を行うことができて、シートを反転させる所要時間を従来よりも短縮することができる。
しかも、図7に示すシート表裏反転搬送装置310は、反転搬送モータ126の回転力を、順送クラッチ129により順送ローラ対122に伝達し、逆送クラッチ130により逆送ローラ対123に伝達するようになっているので、反転搬送モータ126の加速、減速に関係なく、ローラ対122,123に対しての回転力の伝達のオン、オフを行うことができるので、シートの反転を的確に行うことができる。
図7に示すシート表裏反転搬送装置310は、ソレノイド132の応答時間と、順送クラッチ129、逆送クラッチ130の応答接続時間とを含めても100msec程度でシートの反転処理を行うことができて、従来より時間短縮されている。
さらに、図7に示すシート表裏反転搬送装置310は、両端に順送接離ローラ122aと逆送接離ローラ123aを設けてあるリンク131を1つのソレノイド132で傾動させるようになっているので、両方のローラ対の接離動作を簡単な構造で同時に確実に行うことができる。
以上、説明したシート表裏反転搬送装置300,310は、シートを反転搬送パス121へ搬入する方向に回転する順送ローラ対122を、搬出する方向に回転する逆送ローラ対123より反転搬送パス121の入口に近い位置に設けているが、この配置は逆になっていてもよい。
また、シート表裏反転搬送装置300,310は、シートの順送と逆送を別々のローラ対で行うようになっているので、モータ126と順送ローラ対122及び逆送ローラ対123との間の回転伝達用のギア比を変えるなどして、順送ローラ対122と逆送ローラ対123との回転速度を変えることもできる。例えば、逆送ローラ対123の回転速度を、順送ローラ対122の回転速度を速くすると、シート表裏反転搬送時に増速してシートを反転することができ、シート表裏反転搬送処理を速くすることができる。
さらに、シート表裏反転搬送装置300,310は、順送クラッチ129により順送ローラ対122にモータ126の回転力が伝わらないようにして、シートを慣性で移動できるようにしているが、順送クラッチ129を設けずに、ソレノイドによって順送ローラ対122を離間状態にして、シートを慣性で移動できるようにしもてよい。従って、順送クラッチ129は、必ずしも必要としない。また、逆送ローラ対123は、回転したままの状態で接触状態、離間状態になった方が、シート表裏反転動作時間を短縮できるので、逆送クラッチ130も必ずしも必要としない。
また、シート表裏反転搬送装置300,310は、分岐センサ124の検知動作に基づいて、シー表裏反転搬送動作を行っているが、分岐センサ124に代わりに、排出ローラ対116、定着器105、搬送ローラ対115等の付近にある不図示のセンサの組み合わせによって行ってもよい。
また、順送ローラ対122、逆送ローラ対123の代わりに、順送ベルト対、逆送ベルト対を使用してもよい。回転体は、ローラに限定されるものではない。
本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。 複写機全体の制御に必要な制御ブロック図である。 シート表裏反転搬送装置の概略正面図である。 シート表裏反転搬送装置が、シートの上側の面に画像を形成したシートを表裏反転してフェイスダウン排出する場合の動作説明用の図である。 シート表裏反転搬送装置の各部の動きのタイミングを示すタイミングチャートである。 シート表裏反転搬送装置の動作説明用のフローチャートである。 他のシート表裏反転搬送装置の概略正面図である。 図7に示すシート表裏反転搬送装置が、シートの上側の面に画像を形成したシートを表裏反転してフェイスダウン排出する場合の動作説明用の図である。 図7に示すシート表裏反転搬送装置の各部の動きのタイミングを示すタイミングチャートである。 図7に示すシート表裏反転搬送装置の動作説明用のフローチャートである。
符号の説明
P1 搬送シート
P2 搬送シート
10 複写機(画像形成装置)
10A 画像形成装置の装置本体
100 プリンタ
102 感光ドラム(画像形成手段)
105 定着器
121 反転搬送パス
122 順送ローラ対(順送回転体対)
122a 順送接離ローラ(回転体)
122b 順送固定ローラ(回転体)
123 逆送ローラ対(逆送回転体対)
123a 逆送接離ローラ(回転体)
123b 逆送固定ローラ(回転体)
124 分岐センサ
125 フラッパ
125a 上流端部
126 反転搬送モータ
127 順送ソレノイド(回転体対接離手段、作動部)
128 逆送ソレノイド(回転体対接離手段、作動部)
129 順送クラッチ
130 逆送クラッチ
131 リンク(回転体対接離手段、回動部材)
132 ソレノイド(回転体対接離手段、作動部)
133 軸
150 CPU回路部
180 プリンタ制御部
300 シート表裏反転搬送装置
301 受入パス
302 排出パス
303 案内片
304 ソレノイド
310 シート表裏反転搬送装置
700 シート表裏反転搬送装置制御部(制御手段)

Claims (5)

  1. 受入パスから反転搬送パスに受け入れたシートを、一旦前記反転搬送パス内を搬送した後、前記受入パスと異なる排出パスに逆送して表裏反転するシート表裏反転搬送装置において、
    前記反転搬送パスに設けられた、前記シートを前記反転搬送パスへ搬入する方向に回転可能かつ接離可能な順送回転体対と、
    前記反転搬送パスに設けられた、前記順送回転体対の回転方向に対して逆方向に回転して前記シートを前記反転搬送パスから搬出可能かつ接離可能な逆送回転体対と、
    前記順送回転体対と前記逆送回転体対を各々接離動作をさせる回転体対接離手段と、
    前記回転体対接離手段の作動制御を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記回転体対接離手段を作動制御して、前記反転搬送パスに受け入れたシートの後端が前記排出パスの入口を通過するまで前記順送回転体対を当接状態にし、かつ前記逆送回転体対を離間状態にして前記シートを順送させ、前記反転搬送パスに受け入れたシートの後端が前記排出パスの入口を通過した後、前記順送回転体対を離間状態にし、かつ前記逆送回転体対を当接状態にして前記シートを逆送させることを特徴とするシート表裏反転搬送装置。
  2. 前記回転体対接離手段が、前記順送回転体対と前記逆送回転体対に各々対応して備えられて、前記順送回転体対と前記逆送回転体対との各々を接触状態と離間状態とにする2つの作動部を有していることを特徴とする請求項1に記載のシート表裏反転搬送装置。
  3. 前記回転体対接離手段が、前記順送回転体対と前記逆送回転体対との各々の一方の回転体を両端に設けられ、中間部分を回転中心とする回動部材と、前記回動部材を回動させて、前記順送回転体対と前記逆送回転体対との一方を接触状態、他方を離間状態にする作動部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート表裏反転搬送装置。
  4. 前記逆送回転体対のシート搬送速度が、前記順送回転体対のシート搬送速度より速く設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート表裏反転搬送装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを表裏反転して搬送するシート表裏反転搬送装置と、を備え、
    前記シート表裏反転搬送装置が、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート表裏反転搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
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