JP2006312131A - 塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレネルレンズシート、レンチキュラーレンズシート等の光学シートに摩擦低減剤等の塗布液を塗布するに際し、塗布液を原因とする迷光の発生や外観不良が生じさせない塗布装置を提供する。
【解決手段】 転写ロール31、転写ロール31に塗布液20を供給する塗布液供給手段32及び転写ロール31に付着する塗布液20の厚さを調整する掻き取り手段35を有する塗布装置30において、転写ロール31の表面粗度Ra(JIS B 0601-1982)を0.01〜1μmとする。
【選択図】図1
【解決手段】 転写ロール31、転写ロール31に塗布液20を供給する塗布液供給手段32及び転写ロール31に付着する塗布液20の厚さを調整する掻き取り手段35を有する塗布装置30において、転写ロール31の表面粗度Ra(JIS B 0601-1982)を0.01〜1μmとする。
【選択図】図1
Description
本発明は転写ロールを用いた塗布装置に関し、特に厚さ0.3〜100nmの摩擦低減剤の塗膜を光学シートに形成するのに有用な塗布装置に関する。
従来、背面投写型表示装置には図5に示すように、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2とを密着させた透過型スクリーン3が用いられている。
一般に、フレネルレンズシート1は、複数の同心円状のレンズ刃が微細ピッチに形成されたフレネルレンズからなり、透過型スクリーン3ではフレネルレンズシート1の光出射面にこのフレネルレンズが配置される。
一方、レンチキュラーレンズシート2は、通常、光入射面および光出射面のそれぞれに複数のシリンドリカルレンズを等間隔に配置したものであり、さらに、明室でのコントラスト向上のために、レンチキュラーレンズシート2の光出射面には、光入射面のシリンドリカルレンズによる非集光部位に光吸収層が形成されている。なお、レンチキュラーレンズシート2の光出射面の前面には、平坦で透明なガラスや樹脂板からなる保護シート(図示せず)が配置される場合もある。
図6に示すように、背面投写型表示装置10では、透過型スクリーン3が枠11に取り付けられ、筐体12に装着される。筐体12内には映像光源13と反射鏡14が設けられており、映像光源13から投射された映像光が反射鏡14で反射され、透過型スクリーン3を通して拡大投影される。
ところで、透過型スクリーン3が装着された背面投写型表示装置10の輸送には、鉄道、車両などの一般的な輸送手段が利用されているため、輸送時の振動が透過型スクリーン3に伝わる。その結果、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2とが擦れたりぶつかり合ったりし、場合によりこれら光学シートの一部が損傷し、外観上曇りが生じたり、映像を表示した際に明るさにムラが生じたりする。
このため、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2とを密着させて透過型スクリーン3を構成する際に、レンチキュラーレンズシート2のフレネルレンズシート1側の面に摩擦低減剤としてシリコーンオイルを数μm厚の塗布厚で塗布し、双方の光学シートの擦れによる損傷を防止することが提案されている(特許文献1)。
しかしながら特許文献1で提案された技術をフレネルレンズシート1に適用した場合、透過型スクリーン3を上方または下方斜めから観察した時にその光学中心付近が突出して明るくなるという問題が生じる。また特許文献1で提案された技術をレンチキュラーレンズシート2に適用した場合、透過型スクリーン3を右方または左方斜めから観察した時に縦筋状の明るさ斑が目立つという問題が生じる。
これは、例えば図7に示すように、レンチキュラーレンズシート2に塗布されたシリコーンオイルなどの摩擦低減剤20が、レンズ列あるいはプリズム列の谷部2bに溜まり、この谷部2bに入射した光線が摩擦低減剤20の界面で屈折反射し、本来意図しない方向へ出射して迷光を生じるためである。
同様の問題は、一方の光学シートの平坦面と、他方の光学シートのレンズ面とを対向させて接触させて透過型スクリーンを構成する場合において、光学シートの平坦面に摩擦低減剤を塗布したときにも、摩擦低減剤が他方の光学シートのレンズ面に転写し、レンズ列の谷部に溜まることにより生じることがある。
このようなレンズ谷部に溜まった摩擦低減剤の影響はレンズのピッチが小さくなるほど大きくなる。そのため、高精細化等の目的でレンズシートのピッチが小さくなる傾向にある近年、摩擦低減剤が透過型スクリーンに与える悪影響を抑える必要性が増している。
また、透過型スクリーンは、その製造工程や輸送工程において、摩擦低減剤を塗布した光学シート相互間にクッション材(例えば、ポリラミネート紙、発泡ポリエチレンシート等)を挟んで積載、梱包されるが、この場合に、クッション材に生じたしわ等のパターンが光学シートに転写し、外観不良が生じるという問題がある。これは、摩擦低減剤を塗布しない光学シートには同様の外観不良が生じないこと、外観不良が生じた摩擦低減剤の塗布面を布などで拭うと外観不良が軽減すること等から、光学シート上の摩擦低減剤がクッション材に生じたしわにむら状に転写したためであると考えられる。
本発明は、以上の従来の課題を解決しようとするものであり、透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシート、レンチキュラーレンズシートをはじめとして種々の光学シートに摩擦低減剤等の塗布液を塗布するに際し、塗布液を原因とする迷光の発生や外観不良が生じないように塗布することのできる塗布装置を提供すること目的とする。
透過型スクリーンを構成する光学シートに摩擦低減剤を塗布するにあたり、従来、光学シートへの摩擦低減剤の塗布量を多くする程、光学シート同士が擦れたりぶつかり合うことにより生じる損傷をなくすことができると考えられ、数μm厚の摩擦低減剤が光学シートの表面に塗布されていたのに対し、本発明者らは、摩擦低減剤の塗布量を従前に比して極端に少なくしても、光学シートの損傷を防止することができ、また塗布量をそのように少なくすることにより迷光や外観不良の問題を解消できること、さらにそのための摩擦低減剤の塗布装置としては、転写ロールを用いた塗布装置において、転写ロールの表面粗度を特定の範囲にするのが有効であることを見出した。
即ち、本発明は、転写ロール、転写ロールに塗布液を供給する塗布液供給手段及び転写ロールに付着する塗布液の厚さを調整する掻き取り手段を有する塗布装置であって、転写ロールの表面粗度Ra(JIS B 0601-1982)が0.01〜1μmである塗布装置を提供する。
本発明の塗布装置によれば転写ロールの表面粗度が0.01〜1μmであり、実質的に鏡面に調整されているので、この塗布装置を用いることにより光学シートに塗布液を、例えば膜厚0.3〜100nmと極めて薄く塗布することができる。
したがって、この装置を用いて光学シートに、例えば摩擦低減剤を塗布すると、光学シートに摩擦低減剤の極めて薄い塗膜を形成することができる。摩擦低減剤の塗膜が極めて薄いため、この光学シートの単位レンズあるいはプリズムの谷部には摩擦低減剤が溜まらず、投射された光線が本来意図しない方向へ屈折反射せず、迷光が生じにくい。よって、この光学シートを装着した背面投写型表示装置では、迷光現象の無い高い品位の画像を映し出すことができる。
また、摩擦低減剤の塗膜が極めて薄いので、この光学シートには、該光学シートと接触するクッション材等のしわが転写しにくい。したがって、透過型スクリーンの製造工程において、クッション材を用いて光学シートを積載、梱包する場合でも、外観が良好に維持される。
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は同等の構成要素を表している。
また、本発明において塗布液の塗布厚は、単位面積当たりに塗布した塗布液の体積(塗布重量を比重で除した値)を単位面積で除した数値として定義される。塗布液が揮発性有機溶剤を含み、塗布直後と溶剤の揮発乾燥後で塗布厚が異なる場合、塗布厚は、塗布直後の厚みを言う。
図1は、本発明の一態様の塗布装置30の概略構成図である。同図の塗布装置30は、フレネルレンズシート、レンチキュラーレンズシート、プリズムシート、回折格子シート、拡散シート等の光学シート4に、摩擦低減剤、帯電防止剤、反射防止剤、防眩剤等の塗布液20を塗布する装置であって、転写ロール31、転写ロール31に塗布液20を供給する塗布液供給手段32、転写ロール31に付着する塗布液20の厚さを調整する掻き取り手段35、光学シートの搬送手段(図示せず)を有している。
塗布液供給手段32としては、摩擦低減剤20が充填される塗布液槽33、及び塗布液槽33から転写ロール31に塗布液20を供給する供給ロール34を備えている。
掻き取り手段35としては、ドクターブレードを備えている。なお、本発明の塗布装置30において、掻き取り手段35としては、ドクターロール、ロールナイフ等を設けてもよい。
また、この塗布装置30は転写ロール31から光学シート4へ塗布液20を転写するゴム製の塗布ロール36と、光学シート4を塗布ロール36に押圧するバックアップロール37を備えている。この塗布ロール36は、本発明において必要に応じて設けられる。したがって、塗布ロール36を省略し、転写ロール31を直接的に被塗布物に接触させ、塗布液20を被塗布物に転写させることもできるが、被塗布物が硬い場合や、厚みが幅方向で異なる場合には、図1に示すように、塗布ロール36を設けることが好ましい。即ち、光学シート4が硬い場合に光学シート4と転写ロール31とを直接的に接触させると、光学シート4あるいは転写ロール31に傷がつく場合がある。また、光学シート4の厚みが幅方向で異なる場合に光学シート4と転写ロール31とを直接的に接触させると、厚みが厚い箇所と薄い箇所とで接触圧にムラが生じ、塗布ムラが生じることがある。そこで、これらの場合には上述のように塗布ロール36を設けることが好ましい。
転写ロール31は、ステンレス等の金属、あるいはこれにクロム等のメッキ処理を施したもの、ゴム等のエラストマー、エポキシ樹脂等のプラスチック、アルミナ等のセラミクス等から形成される。転写ロール31の表面のみ別の素材で形成してもよい。本発明においては、この転写ロール31の表面粗度Ra(JIS B 0601-1982)を0.01〜1μmとすることを特徴としている。転写ロール31の表面粗度をこのような範囲とし、転写ロール31上の余分な塗布液20をドクターブレード等の掻き取り手段35で掻き取ることにより、転写ロール31上の塗布液20を極少量に調節することができる。即ち、表面粗度0.01〜1μmという実質鏡面のような転写ロール31の表面をドクターブレード等の掻き取り手段35で掻き取ると、転写ロール31の表面には塗布液20が存在しなくなるかのようにも考えられるが、塗布液20が、例えば、シリコーンオイル系摩擦低減剤である場合、塗布液20は転写ロール30の表面材をなす上述の金属、プラスチック又はセラミクスと親和性が高いため、掻き取り手段35で掻き取っても極めてわずかの塗布液20が転写ロール31上に存在する。そして、その塗布液20を光学シート4に接触させると、好ましくは塗布ロール36を介して光学シート4に接触させると、塗布液20と光学シート4の親和性により、0.3nm〜100nm、特に0.3〜10nm以下という従来にない薄さで塗布液20を光学シート4に転写することが可能となる。かかる表面粗度の転写ロール31を用いる塗布法は、転写ロール31の微細な表面凹凸を利用したグラビア印刷の一種と考えることもできる。
転写ロール31の表面粗度は、転写ロール31上の位置によって変えても良い。例えば、転写ロール31の中央部の粗度を小さくし、外周部の粗度を大きくすることにより、光学シート4の中央部では塗布厚を薄くし、外周部では塗布厚を厚くすることができる。
このように転写ロール31上の位置によって表面粗度を変えることにより、擦れによる損傷の生じやすさに応じて、光学シート4内での塗布厚を変えることができる。即ち、光学シート4における損傷は、必ずしもシート面内に一様に発生するものではなく、むしろ特定の位置に生じやすい傾向がある。例えば、スクリーンを枠に固定する際にスクリーンに局所的な圧力が掛かる場合、枠の近傍に損傷が発生しやすい傾向がある。またスクリーンが外部からの振動に共振すると、その振幅の腹に相当する位置ではスクリーン同士がぶつかる衝撃が大きく、この位置で損傷が発生しやすい。フレネルレンズシートのようにシート面内で単位レンズの高さが異なる場合、レンズ高さに応じて損傷の起こりやすさが異なる。これに対して、転写ロール31上の位置によって表面粗度を変えることにより、損傷の起こりやすさに応じた塗布量を設定することが出来る。
転写ロール31の表面粗度を転写ロール31上の位置によって変化させる場合、例えば、図2に示すように、表面粗度は、段階的にあるいは連続的に変化させることが好ましい。これにより、塗布量が変化する境界位置に塗布ムラや外観異常が生じることを防ぐことができる。
塗布装置30において、転写ロール31の表面粗度の具体的な大きさは、上述の範囲で、光学シート4の種類(例えば、レンチキュラーレンズシートかフレネルレンズシートか)、塗布面の表面形状(例えば、レンズ面か平坦面か)、塗布液20の種類等によって適宜変えることが好ましい。例えば、図3Aに示すように、レンチキュラーレンズシート2のレンズ面に塗布液20を塗布する場合、断面半円状のシリンドリカルレンズの頂部2cが直線状に塗布ロール36上の塗布液20に接するのに対し、図3Bに示すように、フレネルレンズシート1のレンズ面に塗布する場合には、断面多角形の頂部1cが塗布ロール36上の塗布液20に接する。このため、転写ロール31の表面粗度が同一であっても、レンチキュラーレンズシート2のレンズ面とフレネルレンズシート1のレンズ面とでは、レンチキュラーレンズシート2のレンズ面に多く塗布されることとなる。したがって、転写ロール31の表面粗度は、レンチキュラーレンズシート2のレンズ面を被塗布物とする場合、通常、0.01〜0.5μmの範囲とすることが好ましい。特にレンチキュラーレンズシート2のピッチが0.3mm以下の場合は、0.01〜0.2μmの範囲とすることがより好ましい。一方、フレネルレンズシート1のレンズ面を被塗布物とする場合、転写ロール31の表面粗度は0.01〜1μmとすることが好ましい。特にフレネルレンズシート2のピッチが0.1mm以下の場合は、0.01〜0.5μmの範囲とすることがより好ましい。
なお、転写ロール31の表面粗度を0.01μm未満にまで滑らかにすることは不要である。表面粗度を0.01μm未満にすると、かえって傷等による塗布ムラが目立つようになる。また、表面粗度を0.01μm未満にすることにより、それに伴って塗布厚が薄くなるものでもない。例えば、シリコーンオイル系摩擦低減剤を塗布する場合、塗布厚を0.3nmより薄くすることはできない。これは、転写ロール31にシリコーンオイル系摩擦低減剤の単分子膜が付着した状態が最小の塗布厚であり、この厚みが0.3nmであるためと推定される。
この塗布装置30で塗布することのできる塗布液20の厚さは、光学シート4の表面形状によっても異なり、その塗布面が凹凸形状であると、平坦である場合に比して薄い塗布膜を形成することができる。このことを、図4A〜図4Cで説明する。
図4A〜図4Cは、上述の塗布装置30を用いてレンチキュラーレンズシート2の表面に、塗布液20としてシリコーンオイル系摩擦低減剤を種々の塗布厚で塗布した場合の、その塗布液20のプロファイルの説明図である。
まず、塗布装置30の塗布ロール36に、レンチキュラーレンズシート2のレンズの頂点が接することにより、塗布ロール36表面に付着していた塗布液20が、少なくともレンズの頂部付近に付着する。このとき、塗布液20の付着量が比較的少量であると、図4Aのようにレンズの頂部2cのみに塗布液20が付着した状態で安定する。したがって、平坦な塗布面に塗布する場合に比して凹凸のある塗布面に塗布する場合に、より薄い塗膜を得ることができる。
図4Aの状態よりも付着量が多くなると、塗布液20は図4Bのようにレンズ全面に薄く伸ばされるように付着する。なお、この状態では、レンズの谷部2bにも塗布液20は付着しているが、塗布厚が100nm以下の場合には、通常、迷光等の光学的な問題は生じない。
これに対して、塗布厚が100nmを超える程に厚くなると、図4Cのようにレンズの谷部2bを埋めるように塗布液20が溜まるようになる。この状態になると、レンズの谷部2bに入射した映像光源が、本来意図しない方向へ屈折反射して迷光となる問題が生じたり、透過型スクリーンを斜めから見た場合に明暗のムラが生じるようになる。
この塗布装置30では、転写ロール31又は塗布ロール36の回転速度を調整できるようにすることが好ましい。転写ロール31と塗布ロール36の回転速度を調整することにより、転写ロール31と塗布ロール36の相対速度(線速度)を変えることによっても光学シート4での塗布量を調整することが可能となる。
また、この塗布装置30では、転写ロール31又は塗布ロール36と光学シート4との相対速度を調整可能とすることが好ましい。これらの相対速度を変えることによっても、光学シート4での塗布量を調整することが可能となる。
さらに、塗布装置30としては、光学シート4に複数方向から塗布を繰り返せるように光学シート4の搬送手段を構成することが好ましい。複数方向から塗布を繰り返すことにより、一度の塗布で光学シートに発生する塗布ムラを軽減することができる。
特に、図2に示したように、表面粗度に分布をもつ転写ロール31を用いて光学シート4の面内の塗布量を変化させる場合、塗布厚の分布パターンは、一度の塗布では帯状となるが、複数方向から塗布することにより、光学シート4の中央部に対して周辺部の塗布厚を厚くする、あるいはフレネルレンズの中央部分の塗布厚を周辺部に対して少なくするなど、塗布厚を特定の位置ごとに調整することが可能となる。
この塗布装置30で光学シート4に塗布する塗布液20としては、転写ロール31の表面粗度が極めて小さいというこの装置の特徴を実効あらしめるため、また、取り扱い易さなどの点から、動粘度(JIS K 2283)(25℃)が30〜3000mm2/sが好ましく、100〜1000mm2/sがより好ましく、特に、200〜500mm2/sが好ましい。動粘度が高すぎると転写ロール31の表面をドクターブレード等で掻き取る際に、充分に薄く掻き取れない場合がある。反対に動粘度が低すぎるとロール上の塗布液が重力で偏在するなど取り扱いに問題が生じる場合があり、特に、揮発性溶剤を含むことにより動粘度が低く調製されている摩擦低減剤では、摩擦低減効果が経時的に変化する場合がある。
上述の好ましい動粘度を有する摩擦低減剤としては、透明性、摩擦低減効果、環境安定性等の点からシリコーンオイルが好ましい。より具体的には、一般名で「ジメチルポリシロキサン」と呼ばれているジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル等が好ましい。この他、ポリエーテル変性、メチルスチリル変性、アルキル変性、高級脂肪酸エステル変性、フッ素変性等の変性シリコーンオイルが使用できる。また、クロロシラン系、アルコキシシラン系オイルや、一般名で「クロロトリフルオロエチレン」と呼ばれているフッ素系オイルなども使用できる。
かかる摩擦低減剤の他、塗布液20としては、帯電防止剤、反射防止剤、防眩剤等を用いることができる。
一方、この塗布装置30で塗布液20を塗布する光学シート4としては、例えば、対角線距離40〜70インチ、レンズピッチ0.04〜0.2mm、レンズ刃最大高さ40〜100μmのフレネルレンズシートをあげることができる。また、レンチキュラーレンズシートとしては、対角線距離40〜70インチ、レンズピッチ0.05〜1mm、レンズ最大高さ10〜100μmのものをあげることができる。特にレンズピッチが小さいほどレンズ谷部に溜まった塗布液20の影響が大きいので、本発明はレンズピッチが小さいほどその効果が顕著となる。フレネルレンズシートにおいて特に好ましいピッチは0.15mm以下であり、更により好ましいピッチは0.1mm以下である。レンチキュラーレンズシートにおいて特に好ましいピッチは0.7mm以下であり、更により好ましいピッチは0.5mm以下である。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1
まず、メチルメタクリレート−スチレン共重合体を主原料とし、押出成形によってレンチキュラーレンズシート(レンズピッチ0.15mm、レンズ最高高さ50μm)を作製した。
まず、メチルメタクリレート−スチレン共重合体を主原料とし、押出成形によってレンチキュラーレンズシート(レンズピッチ0.15mm、レンズ最高高さ50μm)を作製した。
一方、キュラーレンズシートとは別に、メチルメタクリレート−スチレン共重合体を押出成形したフレネルレンズ用基板表面に、成形型によってウレタンアクリレートを含む紫外線硬化樹脂製のフレネルレンズ形状を付与し、フレネルレンズシート(レンズピッチ0.07mm、レンズ最高高さ70μm)を作製した。
その後、図1に示すような塗布装置30を用いて、フレネルレンズシートのレンズ側の表面に、塗布液20としてシリコーンオイル(信越化学工業株式会社製、シリコーンオイルKF96)を次のように塗布した。まず、ロール表面が合成ゴムからなる供給ロール34を塗布液槽33内のシリコーンオイルに接触回転させ、シリコーンオイルを金属製の転写ロール31に供給した。転写ロール31ではシリコーンオイルの厚みをドクターブレード35で調整し、層厚を調整したシリコーンオイル層をゴム製の塗布ロール36の表面へ転写し、更にバックアップロール37で塗布ロール36に押圧されるフレネルレンズシートに転写した。
この場合、表1のように、転写ロール31の表面粗度Raを0.02μmから1μmまで変えて同様の操作を繰り返した。また、転写ロール31と塗布ロール36との速度はいずれも10m/分とした。
こうしてシリコーンオイルを塗布したフレネルレンズシートと、前述のレンチキュラーレンズシートとを組み合わせて透過型スクリーンを作製した。
実施例2
実施例1において、フレネルレンズシート2にはシリコーンオイルを塗布せず、レンチキュラーレンズシート1のレンズ表面に、転写ロール31の表面粗度Raを0.02μmから0.1μmまで変えてシリコーンオイルを塗布したこと以外、実施例1と同様にして透過型スクリーンを作製した。
実施例1において、フレネルレンズシート2にはシリコーンオイルを塗布せず、レンチキュラーレンズシート1のレンズ表面に、転写ロール31の表面粗度Raを0.02μmから0.1μmまで変えてシリコーンオイルを塗布したこと以外、実施例1と同様にして透過型スクリーンを作製した。
比較例1
転写ロール31の表面粗度Raを2.0μmとして、フレネルレンズシートにシリコーンオイルを塗布した以外は実施例1と同様にして透過型スクリーンを作製した。
転写ロール31の表面粗度Raを2.0μmとして、フレネルレンズシートにシリコーンオイルを塗布した以外は実施例1と同様にして透過型スクリーンを作製した。
比較例2
転写ロール31の表面粗度Raを2.0μmとしてレンチキュラーレンズシートにシリコーンオイルを塗布した以外は実施例2と同様にして透過型スクリーンを作製した。
転写ロール31の表面粗度Raを2.0μmとしてレンチキュラーレンズシートにシリコーンオイルを塗布した以外は実施例2と同様にして透過型スクリーンを作製した。
評価
(1)シリコーンオイルの塗布厚の測定
各実施例及び比較例でシリコーンオイルを塗布したフレネルレンズシート又はレンチキュラーレンズシートについて、シリコーンオイルの塗布直後の塗布厚を次のように測定した。
(1)シリコーンオイルの塗布厚の測定
各実施例及び比較例でシリコーンオイルを塗布したフレネルレンズシート又はレンチキュラーレンズシートについて、シリコーンオイルの塗布直後の塗布厚を次のように測定した。
まず、予め0.01gのシリコーンオイルと5mLの重水素化クロロホルムを混合した基準液を用意した。ついで、核磁気共鳴分光法(H−NMR法)によって基準液を評価した。具体的には、シリコーンオイルのメチル基のピーク強度m(ピーク0.071ppmの面積強度)と、重水素化クロロホルムに存在する重水素置換されていないクロロホルムのピーク強度c(ピーク7.24ppmの面積強度)とを測定し、ピーク強度mとピーク強度cのピーク強度比率1を計算し、このピーク強度比率1をもって5mLの重水素化クロロホルム中に存在するシリコーンオイルの重量が0.01gであるとの基準をおいた。
同様にして、シリコーンオイルの重量が0.01〜0.1gの範囲で、5水準の基準液を作製、評価し、ピーク強度比率1〜5を得ておいた。
次いで、シリコーンオイルを塗布したフレネルレンズシート又はレンチキュラーレンズシートをサイズ300mm×300mmに切断し、その切断したシートのシリコーンオイル塗布面を200mLのヘキサン液で洗浄し、該ヘキサン液を除去してシリコーンオイルのみを残留させた。そのシリコーンオイルに5mLの重水素化クロロホルムを混合し、この混合液中のシリコーンオイルのメチル基と重水素化クロロホルムに存在する重水素置換されていないクロロホルムとのピーク強度比率AをH−NMR法によって評価した。
そして、得られたピーク強度比率Aと、予め評価しておいた基準液のピーク強度比率1〜5とを対比することで、レンズシートに存在するシリコーンオイル重量を測定し、次いで測定したシリコーンオイル重量をシリコーンオイルの比重で除し、更にレンズシートの面積(300mm×300mm)で除すことによりシリコーンオイルの塗布厚を得た。
なお、シリコーンオイルの塗布量の多少に応じて、基準液に含まれるシリコーンオイルの量を増減した。また、シリコーンオイルの塗布厚がレンズシートの全面で一様でない場合は、上記切断サイズを適便変形して同様の趣旨の測定を行った。
結果を表1に示す。
表1から、実施例の塗布装置によれば、従来にない薄さでシリコーンオイルを塗布できることがわかる。
(2)梱包輸送試験
実施例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚0.3nm)、実施例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚1nm)、比較例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚200nm)、比較例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚300nm)の各100枚を1mm厚の発泡ポリエチレンシートと交互に積層し、ポリラミネート紙とポリエチレンシートで梱包した箱を作製した。これを1トントラックに積載し、1000km走行することにより、輸送試験を実施した。
実施例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚0.3nm)、実施例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚1nm)、比較例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚200nm)、比較例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚300nm)の各100枚を1mm厚の発泡ポリエチレンシートと交互に積層し、ポリラミネート紙とポリエチレンシートで梱包した箱を作製した。これを1トントラックに積載し、1000km走行することにより、輸送試験を実施した。
輸送後に梱包を開梱し、無作為に抽出した10人の観察者によってレンチキュラーレンズシート又はフレネルレンズシートの外観検査を行った。また、各実施例及び比較例でシリコーンオイルを塗布したレンチキュラーレンズシート又はフレネルレンズシートと、シリコーンオイルを塗布しないフレネルレンズシート又はレンチキュラーレンズシートとを組み合わせ、双方のレンズ面同士が対向するように配置し、その周囲を粘着テープで固定することにより図5の透過型スクリーンを作製した。そして、得られた透過型スクリーンを背面投写型表示装置(サムスン社製プロジェクションTV「SVP−47W」)に装着し、その映像評価を行った。
ここで、シートの外観評価については、約500ルクスの明るさの室内で目視による問題の有無を判定した。映像評価は暗室内にて背面投写型表示装置でTV映像及び全白色信号を表示した場合の画面を目視評価し、問題の有無を判定した。結果を表2に示す。
(3)実装輸送試験
実施例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚0.3nm)、実施例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚1nm)、比較例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚200nm)、比較例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚300nm)のそれぞれについて、シリコーンオイルを塗布しないレンチキュラーレンズシート又はフレネルレンズシートを組み合わせ、双方のレンズ面同士が対向するように配置し、その周囲を粘着テープで固定することにより図5の透過型スクリーンを作製した。そして透過型スクリーンを背面投写型表示装置(サムスン社製プロジェクションTV「SVP−47W」)に装着することにより背面投写型表示装置を作成し、得られた背面投写型表示装置を梱包し、それを1トントラックに積載し、1000km走行することにより、実装輸送試験を実施した。
実施例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚0.3nm)、実施例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚1nm)、比較例1のフレネルレンズシート(シリコーンオイル塗布厚200nm)、比較例2のレンチキュラーレンズシート(シリコーンオイル塗布厚300nm)のそれぞれについて、シリコーンオイルを塗布しないレンチキュラーレンズシート又はフレネルレンズシートを組み合わせ、双方のレンズ面同士が対向するように配置し、その周囲を粘着テープで固定することにより図5の透過型スクリーンを作製した。そして透過型スクリーンを背面投写型表示装置(サムスン社製プロジェクションTV「SVP−47W」)に装着することにより背面投写型表示装置を作成し、得られた背面投写型表示装置を梱包し、それを1トントラックに積載し、1000km走行することにより、実装輸送試験を実施した。
輸送後に背面投写型表示装置の梱包を開梱し、上記(2)の梱包輸送試験の評価と同様にして、透過型スクリーンの外観及び映像の投射による明るさムラを評価した。結果を表2に示す。
表2から、本発明の塗布装置によりシリコーンオイルを極めて薄く塗布した実施例1,2の光学シートによれば、シリコーンオイルの存在を原因とする迷光の発生を防止することができ、また、透過型スクリーンを構成する光学シートをクッション材等と共に積層した場合に発生するシワ模様の発生を防止することができ、さらに、透過型スクリーンを背面投写型表示装置に取り付けて輸送した場合に、該透過型スクリーンが擦れることにより生じる問題を解決できることがわかる。
本発明の塗布装置は、フレネルレンズシート、レンチキュラーレンズシート等の光学シートに摩擦低減剤等の塗布液を厚さ0.3〜100nmという従来にない薄さで塗布する装置として有用である。
1 フレネルレンズシート
2 レンチキュラーレンズシート
2a レンチキュラーレンズシートの入射面
2b レンチキュラーレンズシートのレンズの谷部
2c レンチキュラーレンズシートのレンズの頂部
3 透過型スクリーン
4 光学シート
10 背面投写型表示装置
11 枠
12 筐体
13 映像光源
14 反射鏡
20 摩擦低減剤又は塗布液
30 塗布装置
31 転写ロール
32 塗布液供給手段
33 塗布液槽
34 供給ロール
35 掻き取り手段又はドクターブレード
36 塗布ロール
37 バックアップロール
2 レンチキュラーレンズシート
2a レンチキュラーレンズシートの入射面
2b レンチキュラーレンズシートのレンズの谷部
2c レンチキュラーレンズシートのレンズの頂部
3 透過型スクリーン
4 光学シート
10 背面投写型表示装置
11 枠
12 筐体
13 映像光源
14 反射鏡
20 摩擦低減剤又は塗布液
30 塗布装置
31 転写ロール
32 塗布液供給手段
33 塗布液槽
34 供給ロール
35 掻き取り手段又はドクターブレード
36 塗布ロール
37 バックアップロール
Claims (6)
- 転写ロール、転写ロールに塗布液を供給する塗布液供給手段及び転写ロールに付着する塗布液の厚さを調整する掻き取り手段を有する塗布装置であって、転写ロールの表面粗度Ra(JIS B 0601-1982)が0.01〜1μmである塗布装置。
- 被塗布物に厚さ0.3〜100nmの塗膜を形成する請求項1記載の塗布装置。
- 転写ロールの表面粗度が転写ロール上の位置によって異なる請求項1又は2記載の塗布装置。
- 転写ロールから被塗布物へ塗布液を転写するゴム製の塗布ロールを有する請求項1〜3のいずれかに記載の塗布装置。
- 転写ロールと塗布ロールの回転の相対速度が調整可能である請求項4記載の塗布装置。
- 転写ロール又は塗布ロールと被塗布物との相対速度が調整可能である請求項1〜4のいずれかに記載の塗布装置。
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-
2005
- 2005-05-06 JP JP2005135338A patent/JP2006312131A/ja active Pending
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