JP2006311255A - 超磁歪スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】 水平面上に載置使用する場合に音響特性の良い超磁歪スピーカを提供する。
【解決手段】 有底有蓋筒状で磁気経路を構成するヨークと、ヨークの蓋部に一端が固定され、他端が自由端に構成され、ヨークの筒状方向に配置され、磁界の変動に応じた変位を発生させる超磁歪素子と、ヨーク内で超磁歪素子周囲に配置され外部から供給される信号に応じた磁界を発生させるコイルと、一端が超磁歪素子の自由端に接すると共に、ヨークの底部の中心穴を貫通した他端が、超磁歪素子の変位を外部物体に伝達するように配置され、中間部に鍔部を有する振動ロッドと、振動ロッドに設けられた鍔部とヨークの底部とに挟まれて配置されるゴム弾性体と、該超磁歪スピーカが自立するように振動ロッドの他端が外部物体上に載置された状態で、ヨークを介して超磁歪素子に荷重をかけ、該質量によって超磁歪素子の変位が外部物体に有効に伝達させるボディ部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は超磁歪素子の変位により外部を振動させる超磁歪スピーカに関する。
磁界を与えられると物質の形状が変化する現象として磁歪現象が知られている。そして、磁界が与えられると1000ppm以上の寸法変化生じる超磁歪材料が近年開発されてきている。
また、この超磁歪材料は発生応力が大きく、400kgf/mm2以上にもなる。さらに、この超磁歪材料は高速応答が可能であり、1マイクロ秒以下で寸法が変化するものも存在している。
そして、この種の超磁歪材料を棒状の超磁歪素子として、寸法変化をアクチュエータとして使用したり、さらに、この磁歪素子を用いたアクチュエータをスピーカの駆動源として使用することが試みられている。
なお、このような超磁歪材料を棒状にした超磁歪素子をスピーカに用いたものとしては、たとえば、以下の特許文献1に記載されたものが存在している。
特開平10−145892号公報(第1頁、図1)
以上の特許文献1記載の超磁歪スピーカは、窓ガラス面、壁面、壁に掛けられた絵画や写真などを振動板として振動させ、スピーカとして動作するように構成されたものである。なお、壁面、絵画、写真などは比較的振動しやすい部材であるため、振動板として使用することは容易である。
しかし、このような超磁歪スピーカを床面に載置して床面を振動板として使用したり、比較的丈夫なテーブル上に載置してテーブル面を振動板として使用しようとした場合、床面やテーブル面が堅固であって大面積である場合には、超磁歪素子の変位が超磁歪スピーカ自身を振動させることに使用されてしまい、スピーカとして十分な音量を得ることができないという問題が発生する。また、これに関連して、超磁歪スピーカが高音質・高忠実度の音声を出力できないという問題も発生する。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであって、水平面上に載置して使用する場合に音響特性の良い動作を実現できる超磁歪スピーカを提供することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
本発明は、有底有蓋筒状であって磁気経路を構成するヨークと、前記ヨークの蓋部に一端が固定され、他端が自由端に構成され、前記ヨークの筒状方向に配置され、磁界の変動に応じた変位を発生させる超磁歪素子と、前記ヨーク内で前記超磁歪素子周囲に配置され外部から供給される信号に応じた磁界を発生させるコイルと、一端が前記超磁歪素子の自由端に接すると共に、前記ヨークの底部の中心穴を貫通した他端が、前記超磁歪素子の変位を外部物体に伝達するように配置され、中間部に鍔部を有する振動ロッドと、前記振動ロッドに設けられた前記鍔部と前記ヨークの底部とに挟まれて配置されるゴム弾性体と、所定の質量を有し、該超磁歪スピーカが自立するように前記振動ロッドの他端が外部物体上に載置された状態で、前記ヨークを介して前記超磁歪素子に荷重をかけると共に、該質量によって前記超磁歪素子の変位が外部物体に有効に伝達されるようにするボディ部と、を有することを特徴とする超磁歪スピーカである。
なお、この超磁歪スピーカにおいて、前記振動ロッドの断面積よりも大きい面積の振動接触板を前記振動ロッドの他端に有し、この振動接触板を介して、前記振動ロッドは前記超磁歪素子の変位を外部物体に伝達する、ことが望ましい。
また、この超磁歪スピーカにおいて、前記振動接触板は、伝達する振動の周波数成分や振幅に応じて異なる材質、異なる面積で構成され、前記振動ロッドの他端に取付自在に構成されている、ことが望ましい。
また、この超磁歪スピーカにおいて、前記超磁歪素子の一端と前記ヨークの蓋部との間に配置された第一バイアス磁石と、前記超磁歪素子の他端と前記振動ロッドとの間に配置された第二バイアス磁石と、とを備え、前記第一バイアス磁石と前記第二バイアス磁石とは、前記超磁歪素子の軸方向の同じ向きの磁界を発生させる、ことが望ましい。
また、この超磁歪スピーカにおいて、前記超磁歪素子は、前記ヨークの蓋部に近い第一超磁歪素子と、前記ヨークの底部に近い第二超磁歪素子とに分割されており、前記第一超磁歪素子と前記第二超磁歪素子との間に、前記第一バイアス磁石及び前記第二バイアス磁石と同じ向きの磁界を発生させる第三バイアス磁石が配置されている、ことが望ましい。
また、この超磁歪スピーカにおいて、前記ボディ部は、前記ヨークの中心より下側に重心を有するよう構成されている、ことが望ましい。たとえば、ボディ部が中実釣鐘形状などであると、より好ましい。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
この超磁歪スピーカの発明では、有底有蓋筒状であって磁気経路を構成するヨークの蓋部に一端が固定され、他端が自由端に構成されて超磁歪素子が配置されている。また、ヨーク内で超磁歪素子周囲には信号に応じた磁界を発生させるコイルが配置されている。そして、中間部に鍔部を有する振動ロッドを介して超磁歪素子の変位が外部物体に伝達されるように配置されている。さらに、超磁歪スピーカが自立するように振動ロッドの他端が外部物体上に載置された状態では、ボディ部はヨークを介して超磁歪素子に荷重をかけると共に、ボディ部の質量によって超磁歪素子の変位が外部物体に有効に伝達される。
これにより、コイルに供給される信号に応じた超磁歪素子の変位により外部物体が振動する。ここで、振動ロッドに設けられた鍔部とヨークの底部との間にはゴム弾性体が挟まれて配置されており、超磁歪素子の変位による振動に関して、余分な振動を付け加えることなく減衰力によって速やかに収束させる。
この結果、超磁歪スピーカを水平面上に載置して使用する場合に、音響特性の良い動作を実現することができる。
なお、この超磁歪スピーカの発明では、振動ロッドの断面積よりも大きい面積の振動接触板を介して超磁歪素子の変位を外部物体に伝達している。
この結果、超磁歪スピーカを水平面上に載置して使用する場合に、超磁歪素子の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
また、この超磁歪スピーカの発明では、振動接触板は、伝達する振動の周波数成分や振幅に応じて異なる材質、異なる面積で構成され、振動ロッドの他端に取付自在に構成されているため、超磁歪スピーカを水平面上に載置して使用する場合に、用途や使用目的に応じて超磁歪素子の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
また、この超磁歪スピーカの発明では、前記超磁歪素子の一端と前記ヨークの蓋部との間に配置された第一バイアス磁石と、前記超磁歪素子の他端と前記振動ロッドとの間に配置された第二バイアス磁石と、とを備え、前記第一バイアス磁石と前記第二バイアス磁石とは、前記超磁歪素子の軸方向の同じ向きの磁界を発生させる、ことが望ましい。さらに、前記第一超磁歪素子と前記第二超磁歪素子との間に、前記第一バイアス磁石及び前記第二バイアス磁石と同じ向きの磁界を発生させる第三バイアス磁石が配置されている、ことが望ましい。このようにすることで、超磁歪素子に対してバイアス磁界を均等に与えることが可能になる。
また、この超磁歪スピーカの発明では、前記ボディ部は、前記ヨークの中心より下側に重心を有するよう構成されている、ことが望ましい。このように低重心とすることで、超磁歪スピーカを水平面上に載置して使用する場合に、超磁歪素子の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〈第一実施形態〉
図1は本発明の第一実施形態の超磁歪スピーカの断面構成を示す断面図である。
この図1に示される超磁歪スピーカ100において、110は、磁界を与えられると物質の形状が変化する磁歪現象を生じる超磁歪材料を棒状に形成された超磁歪素子である。ここで、超磁歪素子100は、ヨークの蓋部側に近い第一超磁歪素子111と、ヨークの底側部に近い第二超磁歪素子112とに分割されている。
また120は、超磁歪素子110の軸方向にバイアス磁界を与えるためのバイアス磁石である。ここで、121は超磁歪素子111の一端とヨークの蓋部側との間に配置された第一バイアス磁石であり、122は超磁歪素子112の一端と振動ロッドとの間に配置された第二バイアス磁石であり、123は超磁歪素子111と超磁歪素子112との間に配置された第三バイアス磁石である。そして、これら、第一バイアス磁石111、第二バイアス磁石112、第三バイアス磁石113は、超磁歪素子111と超磁歪素子112とに対して、超磁歪素子の軸方向であって同じ向きの磁界を発生させる。
130は、超磁歪素子110周囲に配置され、ワイヤ132を介して外部から供給される信号に応じた磁界を発生させるコイルであり、超磁歪素子110周囲に配置されたコイルボビン132に巻回されたソレノイドコイルである。
140は、有底有蓋筒状であって磁気経路を構成するヨークであり、筒部上側と蓋部からなるアッパーヨーク141と、筒部下側と底部からなるボトムヨーク142とから構成されている。なお、ボトムヨーク142の底部の中心付近には中心穴が設けられており、後述する振動ロッドが貫通している。なお、アッパーヨーク141とボトムヨーク142とは互いに接する部分に互いに嵌り合うねじ山が設けられている。そして、この筒状のヨーク140の中心軸付近に棒状の超磁歪素子110が配置され、その周囲にコイル130が巻回されている。また、このヨーク140と超磁歪素子110と後述する振動ロッド151とで磁気的な閉回路を構成している。
151は、一端が超磁歪素子110(111)の自由端に接すると共に、ボトムヨーク142の底部の中心穴を貫通した他端が、超磁歪素子110の変位を外部物体に伝達するように配置された振動ロッドである。なお、この振動ロッド151は、中間部に鍔部151aを有するように構成されている。また、振動ロッド151の他端側(外部物体側)には、振動ロッド151の断面積よりも大きい面積の振動接触板としてのコンタクト152を有し、このコンタクト152を介して、振動ロッド151は超磁歪素子110の変位を外部物体に伝達している。
160は振動ロッド151に設けられた鍔部151aと、ボトムヨーク142の底部とに挟まれて配置されるゴム弾性体によるダンパである。そして、アッパーヨーク141とボトムヨーク142とがねじ込まれた場合には、ダンパ160には縮み側の力が働いた状態になる。
170は、ボトムヨーク142の底部の中心穴を貫通する振動ロッドが超磁歪素子110の変位に応じて振動する際に、ボトムヨーク142の中心穴との摩擦抵抗を減じるための滑り手段として設けられたオーリングである。
180は、ヨーク140を収容する内部空間と振動ロッド151が貫通する底部穴とを有しており、さらに、所定の質量を有し、超磁歪スピーカ100が自立するようにコンタクト152が外部物体上に載置された状態で、ヨーク140を介して超磁歪素子100に荷重をかけると共に、該質量によって超磁歪素子110の変位が外部物体に有効に伝達されるようにするボディ部である。また、このボディ部180は、アッパーボディ181とボトムボディ182とに分かれて構成されており、ヨーク140を内部空間に収容した状態で、アッパーボディ181とボトムボディ182とが一体化される。
ここで、この超磁歪素子110に与えられる磁界Hと形状変化(磁歪)ΔI/Iとの関係は、一例を示せば図2(a)のようになっている。ここに示す特性例では、磁界Hを正負のいずれにも強くするに従い磁歪が大きくなる特性を有している。
したがって、バイアス磁界を与えておいて、そのバイアス磁界を中心に信号に応じて磁界を変化させることで(図2(b))、信号に応じた振動を得ることができる(図2(c))。なお、この場合、直線性の良い領域を使用することで、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが可能になる。したがって、このような直線性の良い領域の中心に、バイアス磁石111〜113によるバイアス磁界を選択しておくことが望ましい。
図3はダンパ160に各種材料を適用して、超磁歪素子110の変位による超磁歪スピーカ100の振動が減衰する様子を示す特性図である。
ここでは、パルス状の信号をコイル130に供給し、信号がなくなった直後の振動の様子を示している。なお、超磁歪スピーカ100の質量、信号の振幅、コイル130の形状などにより振動の絶対値は変化するが、図3のそれぞれでダンパ160の材料以外の条件は等しくなるようにしてある。
図3(a)はバネ定数7.6[N/mm]のコイルスプリングをダンパ160として採用した場合の振動減衰特性であり、3ミリ秒以上も振動が収束しない状態になっている。このため、コイル130に供給される信号波形と振動波形とが一致しなくなり、歪みが大きくなり、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが困難である。
図3(b)は硬度32°の低弾性ゴムをダンパ160として採用した場合の振動減衰特性であり、約1ミリ秒で振動がほぼ収束した状態になっている。このため、コイル130に供給される信号波形と振動波形とがほぼ一致した状態になり、歪みが小さく、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが可能になる。
図3(c)は硬度65°のブチルゴムをダンパ160として採用した場合の振動減衰特性であり、約1.6ミリ秒で振動がほぼ収束した状態になっている。このため、コイル130に供給される信号波形と振動波形とがほぼ一致した状態になり、歪みが小さく、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが可能になる。
図3(d)は硬度50°のシリコンゴムをダンパ160として採用した場合の振動減衰特性であり、約2.6ミリ秒で振動がほぼ収束した状態になっている。また、0.6ミリ秒経過後は、小振幅の規則的な振動となっている。このため、コイル130に供給される信号波形と振動波形とがほぼ一致した状態になり、若干の響きを余韻として有するものの、歪みが小さく、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが可能になる。
以上のような構成によれば、超磁歪スピーカ100が自立するように振動ロッドの他端(コンタクト152)が床やテーブルなどの外部物体上に載置された状態では、ボディ部180はヨーク140を介して超磁歪素子110に荷重をかけると共に、ボディ部180の質量によって超磁歪素子110の変位が外部物体に有効に伝達されるようになる。
これにより、コイル130に供給される信号に応じた超磁歪素子110の変位により外部物体が振動する。ここで、振動ロッド151に設けられた鍔部151aとヨーク140の底部との間にはゴム弾性体によるダンパ160が挟まれて配置されており、超磁歪素子110の変位による振動に関して、余分な振動を付け加えることなく減衰力によって速やかに収束させる。
また、発明者が別途実験を行って周波数特性を計測したところ、以下のような結果が得られた。
コイルスプリングをダンパ160として採用した場合には、2kHz付近で激しいピークが生じており、かつ、低域が徐々に低下し、フラットな周波数特性が得られず、磁歪スピーカとして望ましい特性を得ることができなかった。
一方、硬度32°の低弾性ゴム、硬度65°のブチルゴム、硬度50°のシリコンゴムをダンパ160として採用した場合には、コイルスプリングの場合のようなピークは生じることがなく、かつ、低域の特性も向上し、フラットな周波数特性が得られ、磁歪スピーカとして望ましい特性を得ることができた。このため、コイル130に供給される信号波形と振動波形とが広い周波数範囲にわたってほぼ一致した状態になり、周波数によるレベルの差が小さく、磁界変化に応じた忠実な振動を得ることが可能になる。
この結果、超磁歪スピーカ100を、床やテーブル上などの水平面上に載置して使用する場合に、ゴム弾性体をダンパ160として用いることで、音響特性の良い動作を実現することができる。
なお、この超磁歪スピーカ100では、振動ロッド151の断面積よりも大きい面積の振動接触板としてのコンタクト152を介して超磁歪素子110の変位を外部物体に伝達している。この結果、超磁歪スピーカ100を水平面上に載置して使用する場合に、超磁歪素子110の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
また、この超磁歪スピーカ100では、振動接触板としてのコンタクト152は、伝達する振動の周波数成分(周波数特性の広/狭)や振幅(音量の大/小)に応じて、異なる材質、異なる面積で構成されることが好ましい。そして、振動ロッド151の他端にねじ込みなどにより、取付自在に構成されることが好ましい。このようにすることで、超磁歪スピーカ100を水平面上に載置して使用する場合に、用途や使用目的に応じて超磁歪素子の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。また、外部物体としての床やテーブルの材質、硬度、振動吸収性などに応じて、振動接触板としてのコンタクト152の材質や面積を変更してもよい。
また、この超磁歪スピーカ100では、超磁歪素110を第一超磁歪素子111と第二超磁歪素子112とに分割し、3つのバイアス磁石で挟むことで、均等な磁界を超磁歪素子110に対して与えることが可能になり、音響特性の良い動作を実現することができる。
また、この超磁歪スピーカ100では、ボディ部180は、ヨーク140の中心より下側に重心を有するよう、円錐形や中実釣鐘形状などに類似する形状として、低重心として構成されている。なお、低重心とするために、ボトムボディ182をアッパーボディ181よりも比重の大きい異なる材質で構成してもよい。このようにボディ部180を低重心とすることで、超磁歪スピーカ100を水平面上に載置して使用する場合に、安定して自立することができると共に、超磁歪素子110の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
なお、コイル130のインピーダンス特性を一般的なスピーカの特性(4Ω〜16Ω程度)に合致させておくことで、各種オーディオ機器との接続を一般的なスピーカと同様に扱うことが可能になり、特別な機器や配線などが必要なくなり使い勝手が向上する。
〈第二実施形態〉
図4は本発明の第二実施形態の超磁歪スピーカ100’の断面構成を示す断面図である。この図4の第二実施形態の超磁歪スピーカ100’は、基本的には図1に示した第一実施形態の超磁歪スピーカと類似した断面構成になっている。このため、同一物には同一番号を付すことで重複した説明を省略する。
この第二実施形態の超磁歪スピーカ100’では、信号増幅器190を備えている。そして、この信号増幅器190は、ワイヤ192aを介して外部から電源が供給され、ワイヤ192bを介して外部から信号が供給される。さらに、この信号増幅器190で増幅された信号は、ここでは図示されていない信号線を介して、コイル130に供給される。
以上のような構成によれば、超磁歪スピーカ100’が自立するように振動ロッドの他端(コンタクト152)が床やテーブルなどの外部物体上に載置された状態では、ボディ部180はヨーク140を介して超磁歪素子110に荷重をかけると共に、ボディ部180の質量によって超磁歪素子110の変位が外部物体に有効に伝達されるようになる。
これにより、アンプ190で増幅されてコイル130に供給される信号に応じた超磁歪素子110の変位により外部物体が振動する。ここで、振動ロッド151に設けられた鍔部151aとヨーク140の底部との間にはゴム弾性体によるダンパ160が挟まれて配置されており、超磁歪素子110の変位による振動に関して、余分な振動を付け加えることなく減衰力によって速やかに収束させる。
この結果、超磁歪スピーカ100’を、床やテーブル上などの水平面上に載置して使用する場合に、音響特性の良い動作を実現することができる。
なお、コンタクト152の構成あるいは変形例に関しては、第一実施形態と同様にして、音響特性の良い動作を実現することができる。超磁歪素子100’とバイアス磁石120との配置に関しても、第一実施形態と同様にして、音響特性の良い動作を実現することができる。
また、この超磁歪スピーカ100’では、ボディ部180は、ヨーク140の中心より下側に重心を有するよう、円錐形や中実釣鐘形状などに類似する形状として、低重心として構成されている。なお、低重心とするために、ボトムボディ182をアッパーボディ181よりも比重の大きい異なる材質で構成してもよい。このようにボディ部180を低重心とすることで、超磁歪スピーカ100’を水平面上に載置して使用する場合に、安定して自立することができると共に、超磁歪素子110の変位を確実かつ忠実に外部物体に伝達できるようになり、音響特性の良い動作を実現することができる。
なお、このようなボディ部180では、下部に空間を設け、その空間に信号増幅器190を配置することで、ボディ部180を有効に活用することが可能になる。この場合、ボトムカバー183で信号増幅器190を保持するようにしている。
また、ボディ部180を金属で構成しておくことで、信号増幅器190の放熱手段を兼ねることが可能になり、良好な性能が得られる。
なお、信号増幅器190の入力レベルを一般的なパワードスピーカの入力特性に一致させておくことで、各種ポータブルオーディオ機器との接続を一般的なパワードスピーカと同様に扱うことが可能になり、特別な配慮などが必要なくなり使い勝手が向上する。
〈その他の実施形態〉
以上の説明でボディ部180は、ヨーク140の中心より下側に重心を有するよう、円錐形や中実釣鐘形状などと説明したが、これ以外の形状、たとえば、ピラミッド型など異なる形状の底面を有する各種の他の形状であってもよい。また、円筒形状であっても、上部を軽く、下部を重くすることで低重心を実現するようにしてもよい。
本発明の第一の実施形態の超磁歪スピーカの構成を示す構成図である。 本発明の第一の実施形態の超磁歪スピーカの超磁歪素子の特性を示す特性図である。 本発明の第一の実施形態の超磁歪スピーカのダンパの材質を変えた場合の特性を示す特性図である。 本発明の第二の実施形態の超磁歪スピーカの構成を示す構成図である。
符号の説明
100 超磁歪スピーカ
101 制御部
110 超磁歪素子
111 第一超磁歪素子
112 第二超磁歪素子
120 バイアス磁石
121 第一バイアス磁石
122 第二バイアス磁石
123 第三バイアス磁石
130 コイル
140 ヨーク
141 アッパーヨーク
142 ボトムヨーク
151 振動ロッド
152 コンタクト
160 ダンパ
170 オーリング
180 ボディ部
181 アッパーボディ
182 ボトムボディ

Claims (6)

  1. 有底有蓋筒状であって磁気経路を構成するヨークと、
    前記ヨークの蓋部に一端が固定され、他端が自由端に構成され、前記ヨークの筒状方向に配置され、磁界の変動に応じた変位を発生させる超磁歪素子と、
    前記ヨーク内で前記超磁歪素子周囲に配置され外部から供給される信号に応じた磁界を発生させるコイルと、
    一端が前記超磁歪素子の自由端に接すると共に、前記ヨークの底部の中心穴を貫通した他端が、前記超磁歪素子の変位を外部物体に伝達するように配置され、中間部に鍔部を有する振動ロッドと、
    前記振動ロッドに設けられた前記鍔部と前記ヨークの底部とに挟まれて配置されるゴム弾性体と、
    所定の質量を有し、該超磁歪スピーカが自立するように前記振動ロッドの他端が外部物体上に載置された状態で、前記ヨークを介して前記超磁歪素子に荷重をかけると共に、該質量によって前記超磁歪素子の変位が外部物体に有効に伝達されるようにするボディ部と、
    を有することを特徴とする超磁歪スピーカ。
  2. 前記振動ロッドの断面積よりも大きい面積の振動接触板を前記振動ロッドの他端に有し、この振動接触板を介して、前記振動ロッドは前記超磁歪素子の変位を外部物体に伝達する、
    ことを特徴とする請求項1記載の超磁歪スピーカ。
  3. 前記振動接触板は、伝達する振動の周波数成分や振幅に応じて異なる材質、異なる面積で構成され、前記振動ロッドの他端に取付自在に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の超磁歪スピーカ。
  4. 前記超磁歪素子の一端と前記ヨークの蓋部との間に配置された第一バイアス磁石と、
    前記超磁歪素子の他端と前記振動ロッドとの間に配置された第二バイアス磁石と、
    とを備え、
    前記第一バイアス磁石と前記第二バイアス磁石とは、前記超磁歪素子の軸方向の同じ向きの磁界を発生させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の超磁歪スピーカ。
  5. 前記超磁歪素子は、前記ヨークの蓋部に近い第一超磁歪素子と、前記ヨークの底部に近い第二超磁歪素子とに分割されており、
    前記第一超磁歪素子と前記第二超磁歪素子との間に、前記第一バイアス磁石及び前記第二バイアス磁石と同じ向きの磁界を発生させる第三バイアス磁石が配置されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の超磁歪スピーカ。
  6. 前記ボディ部は、前記ヨークの中心より下側に重心を有するよう構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の超磁歪スピーカ。
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