JPH10145892A - 超磁歪アクチュエータ及びこれを用いた超磁歪スピーカ - Google Patents

超磁歪アクチュエータ及びこれを用いた超磁歪スピーカ

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JPH10145892A
JPH10145892A JP8293540A JP29354096A JPH10145892A JP H10145892 A JPH10145892 A JP H10145892A JP 8293540 A JP8293540 A JP 8293540A JP 29354096 A JP29354096 A JP 29354096A JP H10145892 A JPH10145892 A JP H10145892A
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戸 祐 幸 森
Yasuhiro Matsui
井 康 浩 松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超磁歪ロッドを支持するハウジングなどに摺
動させずに伸縮させることができ、摺動による不都合を
生じないようにする。 【解決手段】 超磁歪ロッド(4)が伸縮されたとき
に、当該超磁歪ロッド(4)とアクチュエータロッド
(10)を連結してなる駆動ロッド(11)が、ハウジング
(3)の空間内を無摺動状態で変位するように、その軸
方向に沿って所定間隔で配設された複数の板バネ(13,
14)で懸架した。これにより、磁界発生コイル(5)に
電気信号を供給して超磁歪ロッド(4)を伸縮させ、そ
の変位をアクチュエータロッド(10)を介してハウジン
グ(3)外に伝達する際に、駆動ロッド(11)がハウジ
ング(3)や磁界発生コイル(5)と摺動することなく
変位するので、摺動による不都合を生ずることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁界発生コイルで
形成される磁界により超磁歪ロッドを伸縮させてその変
位をハウジング外に伝達する超磁歪アクチュエータと、
これを用いた超磁歪スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】超磁歪材料は、磁界中で磁界方向に15
00〜2000ppmもの大変位を生じ、その発生応力
が大きく、応答速度も速く、低電圧で駆動することがで
きるなどの利点があるため、電気量を機械量に変換した
り、機械量を電気量に変換するアクチュエータとして近
年注目されている。図2はこの超磁歪アクチュエータを
音声電流−機械振動変換部として使用した従来の超磁歪
スピーカであって、一端22aが当該ヨーク21の内底
21aに当接されると共に他端が自由端22bに形成さ
れた超磁歪ロッド22と、当該ロッド22の軸方向に音
声電流に応じた磁界を形成する磁界発生コイル23がハ
ウジング21内に配設されると共に、前記超磁歪ロッド
22の自由端22bに音声放射部となる振動板24を固
定し、前記磁界発生コイル23で形成される磁界により
前記超磁歪ロッド22を伸縮させて音声信号に応じた変
位をその自由端22bに固定した振動板24に伝達して
音声に変換するように成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のスピーカは、超磁歪ロッド22が伸縮したときにガタ
を生じないようにその自由端22b側をハウジング21
の開口部21bで摺接支持させており、超磁歪ロッド2
2が伸縮したときにその開口部21bで擦れて、その摺
動音が超磁歪ロッド22を介して振動板24に伝達され
るので、聞き苦しい雑音が発生し、さらに、摺動抵抗が
種々の外部要因で変化するという音響機器にとっては致
命的な問題があった。なお、超磁歪アクチュエータをス
ピーカ以外の用途に用いる場合は、それほど深刻ではな
いが、やはり伸縮時にノイズが発生したり、摺動による
物理的動摩擦抵抗が変化したりすると、その用途によっ
ては不都合を生ずるという問題が残る。そこで本発明
は、超磁歪ロッドを伸縮させたときに、そのような摺動
による不都合が生じないようにすることを技術的課題と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、ハウジング内に、一端が固定端に形成さ
れると共に他端が自由端に形成された棒状の超磁歪ロッ
ドと、当該ロッドの軸方向に磁界を形成する磁界発生コ
イルとを備え、当該磁界発生コイルで形成される磁界に
より前記超磁歪ロッドを伸縮させてその変位をハウジン
グ外に伝達する超磁歪アクチュエータにおいて、前記超
磁歪ロッドの自由端には、その変位をハウジング外に伝
達するアクチュエータロッドが連結されて、前記超磁歪
ロッド及びアクチュエータロッドで駆動ロッドが形成さ
れ、当該駆動ロッドは、前記アクチュエータロッドがそ
の軸方向に沿って所定間隔で配設された複数の板バネに
貫設されて、超磁歪ロッドが伸縮したときにハウジング
の空間内を無摺動状態で変位するように前記各板バネで
懸架されたことを特徴とする。
【0005】本発明によれば、磁界発生コイルに電気信
号を供給すると、その電気信号に応じて超磁歪ロッドの
軸方向に磁界が形成され、当該磁界の変化に応じて超磁
歪ロッドが伸縮してその自由端が変位し、その変位がア
クチュエータロッドを介してハウジング外に伝達され
る。このとき、超磁歪ロッドとアクチュエータロッドを
連結してなる駆動ロッドは、前記アクチュエータロッド
がその軸方向に沿って所定間隔で配設された複数の板バ
ネに貫設されて、超磁歪ロッドが伸縮したときにハウジ
ングの空間内を無摺動状態で変位するように前記各板バ
ネで懸架されているので、ハウジングや磁界発生コイル
と摺動することによる不都合を生ずることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図面に
基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る超磁歪
アクチュエータを利用した超磁歪スピーカを示す断面図
である。
【0007】本例の超磁歪スピーカ1は、音声電流を機
械振動に変換する変換部に超磁歪アクチュエータ2を使
用しており、当該超磁歪アクチュエータ2は、ハウジン
グ3内に、超磁歪材料で形成された超磁歪ロッド4を中
心にして、その周囲に当該ロッド4の軸方向に磁界を形
成する磁界発生コイル5が前記超磁歪ロッド4に対して
所定のクリアランスをもって配設されると共に、さらに
その周囲には超磁歪ロッド4にバイアス磁界をかけるバ
イアス磁界発生磁石6が配設されている。超磁歪ロッド
4は、例えば、Tb 0.28 −Dy 0.72 −Fe 1.92 を
中心組成とするETREMA Terfenol−D
(登録商標)などの超磁歪材料が用いられ、その寸法
は、例えば直径6mm×長さ50mmに選定されてい
る。
【0008】前記超磁歪ロッド4,前記磁界発生コイル
5及びバイアス磁界発生磁石6の一方の端部は、それぞ
れが円板状ヨーク7に支持され、当該円板状ヨークによ
り超磁歪ロッド4の一端側が軸方向に移動不能な固定端
4aに形成されている。また、前記磁界発生コイル5及
びバイアス磁界発生磁石6の他方の端部は円環状ヨーク
8に支持されると共に、前記超磁歪ロッド4の他端側に
は、前記円環状ヨーク8に対して所定のクリアランスで
その中心部に配設された可動ヨーク9が連結されて、軸
方向に移動可能な自由端4bに形成されている。そし
て、前記超磁歪ロッド4,バイアス磁界発生磁石6,円
板状ヨーク7,円環状ヨーク8,可動ヨーク9とで閉磁
気回路構造に形成されている。
【0009】また、前記超磁歪ロッド4の自由端4bに
は、前記可動ヨーク9を介してアクチュエータロッド1
0が一体的に連結されて、前記超磁歪ロッド4,可動ヨ
ーク9及びアクチュエータロッド10とで駆動ロッド1
1が形成され、超磁歪ロッド4が伸縮したときの自由端
4bの変位が、駆動ロッド11の先端に伝達されるよう
になされている。そして、この駆動ロッド11の先端
に、磁気発生コイル5の磁界変化により生ずる超磁歪ロ
ッド4の機械的振動を音声に変換する音声放射部となる
振動板12が取付円板12aを介して固着されて、超磁
歪スピーカ1が形成されている。
【0010】また、前記超磁歪アクチュエータ2のハウ
ジング3には、超磁歪アクチュエータ2から突出されて
いるアクチュエータロッド10を円板状スプリング1
3,14を介して支持する外筒15が取り付けられてい
る。そして、前記駆動ロッド11は、前記アクチュエー
タロッド10がその軸方向に沿って所定間隔で配設され
た2枚の前記円板状スプリング13,14に貫設され
て、超磁歪ロッド4が伸縮したときに、当該駆動ロッド
11が、超磁歪ロッド4及び磁界発生コイル5との間、
可動ヨーク9と円環状ヨーク8との間に所定のクリアラ
ンスを維持した状態で軸方向に、且つ、ハウジング3の
空間内を無摺動状態で変位するように前記各板バネ1
3,14で懸架されている。そして、駆動ロッド11の
先端側を支持する円板状スプリング13は、例えば、厚
さ2mm×直径60mm程度のリン青銅で形成され、そ
の中心部に、アクチュエータロッド10の先端に形成さ
れたボルト部10aが貫通され、当該ボルト部10aに
螺合されるナット10bで固定されると共に、その周縁
部が外筒15に螺合されるプリストレス調整ネジ16の
周縁部に形成された突条16aに押しつけられて、前記
超磁歪ロッド4に対してその圧縮方向にプリストレスを
付与するようになされている。また、他方の円板状スプ
リング14は、例えば、厚さ1mm×直径60mm程度
のリン青銅で形成され、駆動ロッド10が円板状スプリ
ング13で支持された中心部を支点に回転したりガタを
生じないように、その変位方向を規制するもので、その
周縁部がボルト17で外筒13に固定されると共に、そ
の中心に可動ヨーク9のボルト部9aが貫通されてこれ
に螺合するアクチュエータロッド10の雌ねじ部10c
との間に挟み付けて固定するようになされている。な
お、前記各円板状スプリング13,14は、リン青銅,
バネ用洋白,チタン銅合金,ベリリウム銅合金,SUS
304,SUS631,6Al−4V−Tl合金,3A
l−2.5 V−Tl合金などの非磁性材料で形成されてい
る。また、閉磁気回路を形成する前記超磁歪ロッド4,
バイアス磁界発生磁石6,円板状ヨーク7,円環状ヨー
ク8及び可動ヨーク9を除くその他の構成部品、すなわ
ち、ハウジング3,外筒13,アクチュエータロッド1
0,プリストレス調整ネジ16などは、非磁性材料で形
成することが望ましい。
【0011】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。磁界発生コイル5に音声電流
を供給すると、超磁歪ロッド4の軸方向に形成される磁
界の強度が音声電流に応じて変化するので、超磁歪ロッ
ド4は音声電流の強度はその軸方向に伸縮して、その自
由端4bが変位する。そして、この変位がアクチュエー
タロッド10を介して振動板12に伝達されて音声に変
換される。このとき、超磁歪ロッド4とアクチュエータ
ロッド10を連結してなる駆動ロッド11は、前記アク
チュエータロッド10が二枚の板バネ13,14に貫設
されて、超磁歪ロッド4が伸縮したときにハウジング3
の空間内を非摺動状態で変位するように前記各板バネ1
3,14で懸持されているので、各円環状ヨーク8や、
磁界発生コイル5と摺動することがなく、したがって摺
動による不都合を生ずることがない。
【0012】なお、超磁歪ロッド4はその発生応力が極
めて高いので、前記駆動ロッド11の先端に固着する振
動板12として、面積の広い板材などを用いることがで
き、例えば、絵画,写真,リトグラフや、ついたてなど
の室内装置品や、壁材などの建材を用い、超磁歪アクチ
ュエータ2のハウジング3を絵画などの額縁を兼用する
フレーム(図示せず)などに固定することにより平面ス
ピーカを形成することができ、左右に開くついたての各
面の裏側に夫々超磁歪アクチュエータ2を配設して、そ
の駆動ロッド11についたての各面を固定すれば、一台
のついたてをステレオスピーカとして使用することもで
きる。また、前記駆動ロッド11は、超磁歪材料で形成
された超磁歪ロッド4と他の材質で形成されたアクチュ
エータロッド10とを連結する場合に限らず、超磁歪材
料で一体形成される場合であってもよい。さらに、例え
ば、円板状スプリング14の超磁歪ロッド4側の面に、
樹脂製ダイアフラム状のパッキン(図示せず)を介装す
れば、超磁歪アクチュエータ3内を水密構造に形成する
ことができる。さらにまた、本発明に係る超磁歪アクチ
ュエータ2は、超磁歪スピーカ1の音声信号を機械振動
に変換する変換部として使用する場合に限らず、地中探
査,海洋トモグラフィ,ソナーなどの音波発生装置や、
燃料噴射ノズルのアクチュエータ,カメラ用オートフォ
ーカスの駆動装置、惑星や人工衛星観測用のミラーを駆
動するマイクロポジショナなど、任意の用途に適用し得
ることは、当該発明の属する技術分野の当業者であれば
明らかなことであろう。なお、この場合に、音波発生装
置などのように駆動ロッド11の先端を振動させる場合
は、磁界発生コイル5に交流電流を供給すればよく、さ
らに、カメラ用オートフォーカスの駆動装置やマイクロ
ポジショナなど駆動ロッド11の先端を一定量変位させ
る場合は、磁界発生コイル5に交流電流を供給すればよ
い。さらに、バイアス磁界発生磁石6で形成される磁界
中で超磁歪アクチュエータ2の駆動ロッド11に機械的
変位を与えると、超磁歪ロッド4が外力により伸縮して
磁界発生コイル5に起電力を生ずるので、本発明に係る
超磁歪アクチュエータ2を機械的変位−電流変換手段と
して用いることができ、例えば音声振動を電気信号に変
換するマイクロフォンや、外的な振動エネルギーをキャ
ンセルして静止させるアクティブ防振/アクティブ防音
装置として使用することもできる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、超
磁歪ロッドにアクチュエータロッドを連結してなる駆動
ロッドは、前記アクチュエータロッドがその軸方向に沿
って所定間隔で配設された複数の板バネに貫設されて、
超磁歪ロッドが伸縮したときにハウジングの空間内を無
摺動状態で変位するように前記各板バネで懸架されてい
るので、ハウジングや磁界発生コイルと摺動することが
なく、したがって摺動によるノイズの発生などの不都合
を生ずることがないという大変優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超磁歪アクチュエータを用いた
超磁歪スピーカを示す断面図。
【図2】 従来の超磁歪スピーカを示す断面図。
【符号の説明】
1・・・・・超磁歪スピーカ 2・・・・・超磁歪アクチュエータ 3・・・・・ハウジング 4・・・・・超磁歪ロッド 4a・・・・固定端 4b・・・・自由端 5・・・・・磁界発生コイル 6・・・・・バイアス磁界発生磁石 7・・・・・円板状ヨーク 8・・・・・円環状ヨーク 9・・・・・可動ヨーク 10・・・・・アクチュエータロッド 11・・・・・駆動ロッド 12・・・・・振動板 13,14・・板バネ 15・・・・・外筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(3)内に、一端が固定端
    (4a)に形成されると共に他端が自由端(4b)に形成さ
    れた超磁歪ロッド(4)と、当該ロッド(4)の軸方向
    に磁界を形成する磁界発生コイル(5)とを備え、当該
    磁界発生コイル(5)で形成される磁界により前記超磁
    歪ロッド(4)を伸縮させてその変位をハウジング
    (3)外に伝達する超磁歪アクチュエータにおいて、 前記超磁歪ロッド(4)の自由端(4b)には、その変位
    をハウジング(3)外に伝達するアクチュエータロッド
    (10) が連結されて、前記超磁歪ロッド(4)及びアク
    チュエータロッド(10)で駆動ロッド(11)が形成さ
    れ、 当該駆動ロッド(11)は、前記アクチュエータロッド
    (10)がその軸方向に沿って所定間隔で配設された複数
    の板バネ(13,14)に貫設されて、超磁歪ロッド(4)
    が伸縮したときにハウジング(3)の空間内を無摺動状
    態で変位するように前記各板バネ(13,14)で懸架され
    たことを特徴とする超磁歪アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記超磁歪ロッド(4)を中心にして、
    その周囲に前記磁界発生コイル(5)が配設されると共
    に、さらにその周囲にバイアス磁界発生磁石(6)が配
    設され、 当該超磁歪ロッド(4)の固定端(4a)側に、前記磁界
    発生コイル(5)及びバイアス磁界発生磁石(6)の一
    方の端部を支持する円板状ヨーク(7)が配設されると
    共に、当該超磁歪ロッド(4)の自由端側には、前記磁
    界発生コイル(5)及びバイアス磁界発生磁石(6)の
    他方の端部を支持する円環状ヨーク(8)と、当該円環
    状ヨーク(8)に対して所定のクリアランスでその中心
    部に配設されて前記超磁歪ロッド(4)とアクチュエー
    タロッド(10)の間に介装される可動ヨーク(9)が配
    設されてなり、 前記超磁歪ロッド(4),バイアス磁界発生磁石
    (6),円板状ヨーク(7),円環状ヨーク(8)及び
    可動ヨーク(9)とで閉磁気回路構造に形成されて成る
    前記請求項1記載の超磁歪アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記板バネ(13,14)は、非磁性材料で
    形成されると共に、前記板バネ(13,14)は、少なくと
    もその一方の板バネ(13)が超磁歪ロッド(4)を圧縮
    する方向にプリストレスを付与するように付勢されると
    共に、当該一方の板バネ(9)を撓ませてプリストレス
    の強度を調整するプリストレス調整ネジ(16)を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の超磁歪アクチュ
    エータ。
  4. 【請求項4】 ハウジング(3)内に、一端が固定端
    (4a)に形成されると共に他端が自由端(4b)に形成さ
    れた超磁歪ロッド(4)と、当該ロッド(4)の軸方向
    に磁界を形成する磁界発生コイル(5)とを備え、当該
    磁界発生コイル(5)で形成される磁界により前記超磁
    歪ロッド(4)を伸縮させてその変位をハウジング
    (3)外に伝達する超磁歪アクチュエータ(1)を電気
    −機械変換部とし、音声電流を前記磁界発生コイル
    (5)に入力させて、当該音声電流に応じた振動を前記
    超磁歪ロッド(4)に生じさせ、これを音声放射部とな
    る振動板(12)に伝達して音声を出力するように成され
    た超磁歪スピーカにおいて、 前記超磁歪ロッド(4)の自由端(4b)には、その変位
    を前記振動板(12)に伝達するアクチュエータロッド
    (10)が連結されて、前記超磁歪ロッド(4)及びアク
    チュエータロッド(10)で駆動ロッド(11)が形成さ
    れ、 当該駆動ロッド(11)は、前記アクチュエータロッド
    (10)がその軸方向に沿って所定間隔で配設された複数
    の板バネ(13,14)に貫設されて、超磁歪ロッド(4)
    が伸縮したときにハウジング(3)の空間内を無摺動状
    態で変位するように前記各板バネ(13,14)で懸架され
    たことを特徴とする超磁歪スピーカ。
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