JP2006311052A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

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奈作 神谷
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Abstract

【課題】本発明の目的は、綴じられたままの原稿が給送されることによる該原稿の損傷や、装置の損傷を未然に防止するとともに、操作者に煩わしい操作をさせないようにすることである。
【解決手段】リーダ部101の上方に配置し、原稿トレイ17に載置された原稿を前記リーダ部101の画像読取位置に1枚ずつ送るADF102であって、原稿に止着された金属物を検知するための金属センサ50を、装置外部から目視可能な装置外装60に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像読取位置に原稿を1枚ずつ送るための自動原稿送り装置に関するものであり、特に原稿に付されたステイプル針やクリップなどの金属物を検知する機能を備えた自動原稿送り装置に関するものである。
従来、読み取った原稿の画像を用紙に記録する複写機能を有する画像形成装置には、画像読取位置に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置を備えたものがある。この自動原稿送り装置は、原稿トレイ上に載置された原稿束から1枚ずつ原稿を分離して前記画像形成装置における画像読取装置に給送するものである。
ところが、原稿がステイプル針やクリップなどによって綴じられた原稿束である場合、操作者が前記ステイプル針やクリップを取り除かずに原稿束を原稿トレイ上に載置して、読み取りを行おうとしてしまう可能性がある。そして、誤って綴じられたままの原稿束を前記自動原稿送り装置で給送してしまった場合、原稿束から原稿が引き裂かれてしまったり、或いは、綴じられた原稿束全体が送り出され、搬送経路上で紙詰まりを起こす可能性がある。
このような事態を避けるために、原稿を綴じているステイプル針やクリップ等の金属物を検知する金属検知手段を備えたものが種々提案されている。
特開平8−113387号公報(以下、特許文献1という)には、原稿を綴じているステイプル針を検知するための金属検知センサを、原稿トレイ上から原稿を取り出すピックアップローラと前記取り出された原稿を分離搬送する分離ローラとの間の原稿搬送路中に設けた構成が開示されている。
また特開平9−77282号公報(以下、特許文献2という)には、原稿を拘束するステイプル針を非接触で検出する金属検知器を、原稿送り出し時に通過しうる部位であって、原稿を1枚ずつに分離する送り出しローラよりも原稿送り方向上流部に設けた構成が開示されている。前記金属検知器を設ける部位の具体例としては、送り出しローラの取付カバーや原稿の幅方向を揃えるカーソルが挙げられている。
特開平8−113387号公報 特開平9−77282号公報
しかしながら、上記特許文献1では、金属検知センサが原稿搬送路中に設けられている。このため、原稿の給送が開始された後でないと、該給送原稿がステイプル針で綴じられているか否かが検出できない。従って、原稿がステイプル針で綴じられたままである場合、前記給送動作によって原稿を傷めてしまう可能性がある。
一方、上記特許文献2では、原稿を原稿トレイ上にセットすれば、該原稿がステイプル針で綴じられているか否かが前記金属検知器で検知できる。このため、原稿を給送する前にステイプル針を検出でき、原稿を傷めるという事態は防止できる。
しかしながら、上記特許文献2では、原稿を原稿トレイ上にセットしてからでないと、該原稿がステイプル針で綴じられているか否かが検知できない。このため、原稿トレイにセットした原稿束がステイプル針で綴じられていた場合、前記原稿束を原稿トレイから一旦取り出し、ステイプル針を取り除いた後に再び原稿トレイにセットし直さなければならないといった煩わしさがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、綴じられたままの原稿が給送されることによる該原稿の損傷や、装置の損傷を未然に防止するとともに、操作者に煩わしい操作をさせないようにすることを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、画像読取装置の上方に配置し、原稿載置部に載置された原稿を前記画像読取装置の画像読取位置に1枚ずつ送る自動原稿送り装置であって、原稿に止着された金属物を検知するための金属検知手段を、装置外部から目視可能な装置外装に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、原稿に止着されたステイプル針やクリップ等の金属物を、原稿を原稿載置部に載せる前に検知できるので、綴じられたままの原稿が給送されることによる原稿の損傷や装置の損傷を未然に防止することができる。また原稿を原稿載置部に載せる前に金属物を検知できるので、原稿載置部に載せた原稿を一旦取り出し、金属物を取り除いた後、再びセットし直すといった煩わしい操作も必要なくなる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施形態では、原稿を自動的に送る自動原稿送り装置を備え、読み取った原稿の画像を用紙に記録する複写機能を有する画像形成装置を例示して説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る自動原稿送り装置を備えた画像形成装置について図1を用いて説明する。図1は第1実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。
図1に示す画像形成装置は、用紙に画像を形成するための画像形成部としてのプリンタ部100と、原稿の画像を読み取るための画像読取部としてのリーダ部101と、前記リーダ部101のプラテンガラス上に原稿を順次交換して送るための自動原稿送り装置としての自動原稿搬送部(以下、ADFという)102を有している。更に画像形成装置は、前記プリンタ部100、リーダ部101、ADF102を操作するための操作部103を有している。図1において、104はリーダ部101を支持するためのラックである。
前記プリンタ部100では、下方に配置された用紙カセット105〜108のいずれかから用紙を上方に搬送し、該用紙に画像を形成し、プリンタ部の上部に設けられた排出トレイ部109に向けて用紙を排出し、積載する。
次にリーダ部101及びADF102について図2〜図4を用いて説明する。図2はリーダ部101及びADF102の正面断面図、図3はリーダ部101及びADF102の側面断面図、図4はリーダ部101及びADF102の外観斜視図である。
まずリーダ部101の構成について説明する。
図2に示すリーダ部101において、1はリーダーフレームである。リーダーフレーム1の上面には、ADF102から搬送された原稿を読み取るための流し読み用ガラス2、および原稿を静止した状態で読み取る際に使用されるブック読み用ガラス3が載置されている。
また、リーダーフレーム1の上面には、ADF102により搬送された原稿を流し読み用ガラス2からすくいとるためのジャンプ台4が配置されている。このジャンプ台4は流し読み用ガラス2とブック読み用ガラス3の間に配置されている。
18は読取手段としての密着型イメージセンサである。密着型イメージセンサ18は、図2中矢印方向に移動することにより、流し読み用ガラス2上に搬送された原稿、あるいはブック読み用ガラス3上に載置された原稿の画像を画像データとして取り込む。
密着型イメージセンサ18は、図3に示すように、長手方向(原稿搬送方向と直交する方向)両端部に配置されたコイルスプリング19,20を介して、キャリッジ21に保持されている。
すなわちキャリッジ21の端部に設けられた2本の案内ピン22,23にそれぞれコイルスプリング19,20が通されている。案内ピン22,23の先端部は密着型イメージセンサ18の両端部に設けられたフランジ部24,25の孔に通されている。このフランジ部24,25の孔は案内ピン22,23に嵌合されている。
したがって密着型イメージセンサ18は、コイルスプリング19,20の付勢力によりガラス2,3方向に付勢される。ガラス2,3方向に付勢される密着型イメージセンサ18は、長手方向両端にスペーサ26,27を有しており、このスペーサ26,27は前記コイルスプリング19,20の付勢力によりガラス2,3の下面に当接する。
ここで、スペーサ26,27はPOMやナイロンといった摺動性のある樹脂であり、図2中矢印方向に移動する際の摺動抵抗を極力軽減している。
キャリッジ21は長手方向中央付近に設けられたガイドシャフト28に摺動可能に支持されている。またキャリッジ21の底面には突出部30が形成されており、該突出部30は装置本体(リーダ部101本体)に設けられたレール29に摺動可能に当接している。
こうしてキャリッジ21は図示しない駆動源により、ガイドシャフト28、およびレール29に沿って、ガラス2,3の下側を支障なく自由に移動可能な構成となる。
次にADF102の構成について説明する。
図2に示すように、ADF102は、原稿トレイ17に積載された原稿を1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ5、送り出された原稿の重送を防止する分離搬送ローラ6及び分離パッド7、原稿を読取位置まで搬送するための搬送ローラ対8,9、原稿を案内する搬送ガイド対10、読取位置において原稿を流し読み用原稿台ガラス2に押さえつけるための白色ローラ11、原稿を排出トレイ12まで送り出すための排出ローラ対13,14、原稿を案内する排出ガイド対15から構成される。
排出トレイ12はADF102のフレーム部60の一部で構成され、ブック読み時の原稿をブック読み用ガラス3に押さえつけるための圧板(押圧部)の機能を兼ね備えている。
次にADF102及びリーダ部101の動作について説明する。
ADF102の原稿トレイ17に原稿が置かれた状態でスタートキーが押された場合、まず密着型イメージセンサ18はガイドシャフト28の軸方向に沿って流し読み用ガラス2の下方へ向けて移動し、白色ローラ11のほぼ直下で停止する。この動作と並行して、原稿トレイ17に置かれた原稿がピックアップローラ5により送り出される。
送り出された原稿は、分離搬送ローラ6と分離パッド7で1枚ずつ確実に分離され、搬送ローラ対8の搬送力により搬送ガイド対10を通過し、搬送ローラ対9に送られ、流し読み時の第1の読取位置である白色ローラ11と流し読み用ガラス2の間に送られる。
このとき密着型イメージセンサ18はすでに流し読み時の第1の読取位置に到達しているので、流し読み用ガラス2を通過する原稿の画像情報を順次読み取ることができる。
読み取りが進むに従って、原稿は白色ローラ11を越え、ジャンプ台4にて先端をすくわれ、流し読み用ガラス2から離間を開始する。
その後、原稿は排出ローラ対13により搬送され、排出ガイド対15を通過し、排出ローラ対14により排出トレイ12上に排出され、1枚目の読み取り動作を終了する。
もし原稿トレイ17上に複数の原稿が載置された場合は、この動作を継続して繰り返し、最終原稿の読み取りが終了した時点で読み取り動作を終了することになる。
次いで、原稿トレイ17に原稿が載置されない状態でスタートキーが押された場合、装置本体101は第2の読取位置であるブック読み用ガラス3に原稿が置かれたと判断し、密着型イメージセンサ18はブック読み用ガラス3の下面に摺動しながらガイドシャフト28の軸方向に沿って移動し、ブック読み用ガラス3上に載置された原稿の画像読み取りを行う。
更に第1実施形態に係るADF102は、図2及び図4に示すように、原稿に止着されたステイプル針、クリップ等の金属物を検知するための金属検知手段としての金属センサ50を有している。この金属センサ50は、原稿に存在するステイプル針、クリップ等の金属物が、所定の範囲内に近づいた場合に、これを検知するものである。
本実施形態では、前記金属センサ50を、装置外部から目視可能なADF102の外装に設けている。更に具体的には、図2及び図4に示すように、金属センサ50は、装置外装としてのフレーム部60上の排出トレイ12の脇に埋め込まれている。このフレーム部60は、ADF102を構成するピックアップローラ5、分離搬送ローラ6及び分離パッド7、搬送ローラ対8,9、白色ローラ11、排出ローラ対13,14などを支持している。
次に、本実施形態の金属物の検出動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
操作者は、まず原稿束を手にした状態で、該原稿束を金属センサ50に触れさせる。これにより金属センサ50は原稿束の中にあるステイプル針、クリップなどの金属物の有無を検出する(ステップS51)。
ここで、金属センサ50が金属物を検知しなかった場合は、装置は原稿の画像読み取りが可能な状態を維持する。すなわち、操作部103のディスプレイなどを用いて「コピーできます」表示をしたまま(ステップS52)、原稿トレイ17への原稿の載置及びその原稿の読み取り動作を受け付ける。
そして、スタートキーが押されると(ステップS53)、前述したADF102及びリーダ部101の動作の通り、原稿トレイ17に原稿が置かれたか否かを判別する(ステップS54)。ここで、原稿トレイ17に原稿が置かれた場合は、流し読みによる画像読み取りを開始する(ステップS55)。一方、原稿トレイ17に原稿が置かれなかった場合は、固定読みによる画像読み取りを開始する(ステップS56)。
次に、金属センサ50が金属物を検知した場合について説明する。
ステップS51において金属物が検知されると、原稿束がステイプル針(もしくはクリップ)で綴じられているものと判断し、操作部103のディスプレイなどを用いて「ステイプルあり」表示をし、操作者に対して警告する(ステップS57)。この警告により、操作者は原稿束がステイプル針(あるいはクリップ)で綴じられていることに気付くので、原稿トレイ17に載せる前に、その金属物を取り除くことができる。
なお、前述の警告は、リセットキーを押すことにより解除される(ステップS58)。
警告解除後、装置は再び原稿の画像読み取りが可能な状態に戻るので、操作者はステイプル針を取り外した後に原稿トレイ17に原稿束を置き、画像の読み取りを開始することができる(ステップS52〜S55)。
なお、原稿束の金属物を検知し、警告を発生した状態においても、ブック読み取りであればなんの支障もない。原稿束のステイプル針(もしくはクリップ)を取り外さずに固定読みを行いたいユーザーもいる。そこで、金属物を検知した原稿束であっても、原稿トレイ17に原稿がない状態でスタートキーが押された場合は(ステップS59,S60)、通常通り、固定読みは受け付ける(ステップS56)。
なお、金属物が検知された原稿束を、原稿トレイ17にセットし、スタートキーが押された場合は、操作部103のディスプレイなどを用いて「読み込み禁止」表示をし、画像読取動作を禁止する(ステップS61)。
上述したように、本実施形態によれば、金属センサを装置外部から目視可能な装置外装としてのフレーム部60の一部に設けたので、原稿に止着されたステイプル針やクリップ等の金属物を、原稿を原稿トレイ17に載せる前に検知できる。よって、綴じられたままの原稿が給送されることによる原稿の損傷や装置の損傷を未然に防止することができる。また原稿を原稿トレイ17に載せる前に金属物を検知できるので、原稿トレイに載せた原稿を一旦取り出し、金属物を取り除いた後、再びセットし直すといった煩わしい操作が必要なくなる。
また、前記金属センサ50が設けられた装置外装としてのフレーム部60は樹脂で構成されている。すなわち、金属センサ50のまわりは樹脂で構成されている。このため、金属センサの誤検知の可能性が極めて少なくなる。
なお、本実施形態では、金属物の検出動作を原稿トレイ17に載せる前に行う場合を例示して説明したが、この金属物検出のための操作は操作者の任意で行えるものである。従って、ステイプル針やクリップ等の金属物が明らかについていない原稿束であれば、これらの原稿束は金属センサ50に触れさせる必要はなく、そのまま通常通り、原稿トレイ17に原稿束をのせ、スタートキーを押せばよい。すなわち、明らかにステイプル針、クリップのない原稿は、通常とまったく変わらぬ操作で読み取りが行われる。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る自動原稿送り装置について図5を用いて説明する。図5は第2実施形態に係るリーダ部101及びADF102の外観斜視図である。なお、ADF102に金属センサを設ける位置を除き、画像形成装置全体の概略構成は前述した実施形態と同様である。
本実施形態では、図5に示すように、金属検知手段としての金属センサ51を、装置外部から目視可能な装置外装としての原稿トレイ17の先端(原稿の搬送方向上流側の領域)に設けている。
本実施形態の構成によっても、前述した実施形態と同様に、原稿に止着されたステイプル針やクリップ等の金属物を、原稿を原稿トレイ17に載せる前に検知できる。よって、綴じられたままの原稿が給送されることによる原稿の損傷や装置の損傷を未然に防止することができる。また原稿を原稿トレイ17に載せる前に金属物を検知できるので、原稿トレイに載せた原稿を一旦取り出し、金属物を取り除いた後、再びセットし直すといった煩わしい操作が必要なくなる。更に本実施形態によれば、前述した第1実施形態に比べて、更に金属センサ51の視認性がよく、また操作者にとっては触れやすい位置であるといえる。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態に係る自動原稿送り装置について図6を用いて説明する。図6は第3実施形態に係るリーダ部101及びADF102の外観斜視図である。なお、ADF102に金属センサを設ける位置を除き、画像形成装置全体の概略構成は前述した実施形態と同様である。
本実施形態では、図6に示すように、金属検知手段としての金属センサ52を、ADF102の外部に突設している。
本実施形態の構成によっても、前述した実施形態と同様に、原稿に止着されたステイプル針やクリップ等の金属物を、原稿を原稿トレイ17に載せる前に検知できる。よって、綴じられたままの原稿が給送されることによる原稿の損傷や装置の損傷を未然に防止することができる。また原稿を原稿トレイ17に載せる前に金属物を検知できるので、原稿トレイに載せた原稿を一旦取り出し、金属物を取り除いた後、再びセットし直すといった煩わしい操作が必要なくなる。
なお、金属センサは市販されているものの、高価なものであり、すべての装置に標準装備として対応するとコストアップにつながってしまう。そこで、前記金属センサ52をADF102の外部に取り外し可能に取り付ける構成としても良い。これにより、必要に応じて適宜装備することが可能となり、オプション化という観点から装置外部に設けることは望ましいといえる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、原稿束の金属物を検知した場合の警告を操作部103へ表示する構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばブザー等の警報を用いた警告でも構わない。
また前述した実施形態では、金属センサとして、原稿の搬送方向と交差する幅方向(主走査方向)に延びる直線状のセンサを例示したが(図4,6,7参照)、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図4,6,7に示す金属センサよりも更に検知面積の大きいセンサを用いれば、原稿束のより広範囲にわたる金属物検出が短時間で行える。また逆に検知面積の小さいセンサを用いれば、コストを抑えことができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスキャナ等の画像読取装置や、プリンタ,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良く、該画像読取装置又は画像形成装置に用いられる自動原稿送り装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図 第1実施形態に係るリーダ部及びADFの正面断面図 第1実施形態に係るリーダ部及びADFの側面断面図 第1実施形態に係るリーダ部及びADFの外観斜視図 第1実施形態に係るADFの動作を説明するフローチャート 第2実施形態に係るリーダ部及びADFの外観斜視図 第3実施形態に係るリーダ部及びADFの外観斜視図
符号の説明
2 …流し読み用ガラス(第1の読取位置)
3 …ブック読み用ガラス(第2の読取位置)
4 …ジャンプ台
12 …排出トレイ
17 …原稿トレイ(原稿載置部)
18 …密着型イメージセンサ(読取手段)
50,51,52 …金属センサ(金属検知手段)
60 …フレーム部
100 …プリンタ部
101 …リーダ部
102 …ADF(自動原稿送り装置)
103 …操作部
104 …ラック

Claims (6)

  1. 画像読取装置の上方に配置し、原稿載置部に載置された原稿を前記画像読取装置の画像読取位置に1枚ずつ送る自動原稿送り装置であって、
    原稿に止着された金属物を検知するための金属検知手段を、装置外部から目視可能な装置外装に設けたことを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 前記金属検知手段を設けた装置外装は、画像読取位置に原稿を押圧するための押圧部を兼ねたフレーム部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  3. 前記金属検知手段を設けた装置外装は、前記原稿載置部の搬送方向上流側の領域であることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  4. 画像読取装置の上方に配置し、原稿載置部に載置された原稿を前記画像読取装置の画像読取位置に1枚ずつ送る自動原稿送り装置であって、
    原稿に止着された金属物を検知するための金属検知手段を、装置外部に突設したことを特徴とする自動原稿送り装置。
  5. 前記金属検知手段が原稿に止着された金属物を検知した場合には、原稿搬送動作を禁止する信号を出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動原稿送り装置。
  6. 前記金属検知手段を設ける装置外装は樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
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