JP2006310700A - 電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 素体の角部表面の露出と実装不良の発生とを確実に防止することができる電子部品を提供する。
【解決手段】 電子部品1は、寸法が0.6mm×0.3mm×0.3mmである略直方体状の素体3と、素体3の両端部に設けられた端子電極4A,4Bとを備えている。端子電極4Aは、素体3の端面3aを覆うと共に端面3aから角部5を介して側面3c〜3fに回り込むように形成された焼付電極層8Aを有し、端子電極4Bは、素体3の端面3bを覆うと共に端面3bから角部5を介して側面3c〜3fに回り込むように形成された焼付電極層8Bを有している。素体3の各角部5の曲率半径rは10〜30μmであり、素体3の長手方向に沿った焼付電極層8A,8Bの最大厚み寸法をT、素体3の角部5にかかる焼付電極層8A,8Bの最小厚み寸法をRとしたときに、T−R≦12μmである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば積層型コンデンサや積層型インダクタ等の電子部品に関するものである。
近年、電子機器の小型化を図るべく、実装基板上に実装される電子部品の小型化の要求が高くなってきている。このような電子部品としては、例えば特許文献1に記載されているチップ型電子部品が知られている。この文献に記載のチップ型電子部品は、長手方向の長さが0.6mm以下、高さ方向の長さが0.3mm以下、幅方向の長さが0.3mm以下である直方体状のセラミック素体と、このセラミック素体の両端面からセラミック素体の側面に回り込むように形成された1対の外部電極とを備えている。
特開2001−210545号公報
しかしながら、上記従来技術では、電子部品の搬送時や製造過程において、電子部品同士が接触したり、電子部品と治具とが接触することで、素体の角部上の電極層が剥がれて、素体の角部表面が露出することがあった。また、上記従来技術では、電子部品を半田で実装基板に実装する際に、電子部品が実装基板に対して立った状態となることを確実に防止するのは困難であり、結果的に電子部品の実装不良が生じることがあった。
本発明の目的は、素体の角部表面の露出と実装不良の発生とを確実に防止することができる電子部品を提供することである。
本発明者らは、小型の電子部品を構成する素体及び端子電極の構造について鋭意検討を重ねた結果、素体の角部の曲率半径、素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法が適切でないと、素体の角部表面が露出しやすくなり、素体の角部の曲率半径、素体の長手方向に沿った電極層の最大厚み寸法、素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法が適切でないと、電子部品を半田で実装基板に実装する際に、電子部品が実装基板に対して立った状態になりやすくなるという新たな事実を見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、長手方向の長さが0.6mm以下であり、高さ方向の長さが0.3mm以下であり、幅方向の長さが0.3mm以下である略直方体状の素体と、素体の長手方向の両端部に設けられた1対の端子電極とを備えた電子部品であって、端子電極は、素体の端面を覆うと共に端面から素体の角部を介して素体の側面に回り込むように形成された電極層を有し、素体の角部の曲率半径が10〜30μmであり、素体の長手方向に沿った電極層の最大厚み寸法をT、素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法をRとしたときに、T−R≦12μmであることを特徴とするものである。
このような電子部品において、素体の両端部に端子電極を形成する場合には、例えば素体の端面を覆うと共に当該端面から素体の側面に回り込むように導電ペーストを塗布し、その状態で導電ペーストの焼き付けを行う。このとき、素体の角部の曲率半径が10μm以上となっているので、素体の角部に導電ペーストが付着しやすくなり、最終的に素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法Rが大きくなる。このことは、本発明者らの実験等によって明らかにされている。従って、電子部品の搬送時や製造過程において、電子部品同士が接触したり、電子部品と治具とが接触しても、素体の角部上の電極層が容易に剥がれることは無い。これにより、素体の角部表面の露出を確実に防止することができる。
また、素体の角部の曲率半径は30μm以下であり、素体の角部の丸みが大きすぎることは無い。これに加え、素体の長手方向に沿った電極層の最大厚み寸法Tから素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法Rを減じた値が12μm以下であることにより、電極層における素体の角部を覆う部分の丸みが十分抑えられることになる。このため、電子部品を半田で実装基板に実装する際に、電子部品が実装基板に対して立ちにくくなる。このことは、本発明者らの実験等によって明らかにされている。これにより、電子部品は半田実装基板上に安定して載置されるため、電子部品の実装不良の発生を確実に防止することができる。
好ましくは、素体の長手方向に沿った電極層の厚み寸法Tが6〜15μmである。この場合には、素体の角部表面の露出防止と電子部品の実装不良の発生防止との両立がより確実に図れることが、本発明者らの実験等によって明らかにされている。
また、好ましくは、角部にかかる電極層の最小厚み寸法Rが1〜3μmである。この場合にも、素体の角部表面の露出防止と電子部品の実装不良の発生防止との両立がより確実に図れることが、本発明者らの実験等によって明らかにされている。
さらに、好ましくは、端子電極は、電極層の表面に形成された金属めっき層を更に有する。この場合には、電極層が金属めっき層によって保護されることになるため、例えば電子部品を半田で実装基板に実装する際に、電極層の半田喰われを防止することができる。
本発明によれば、電子部品における素体の角部表面の露出を確実に防止できるので、電子部品の小型化に十分対処することが可能となる。また、実装基板に対する電子部品の実装不良の発生を確実に防止できるので、当該電子部品を含む電子機器の小型化を図りつつ、高品質の電子機器を得ることが可能となる。
以下、本発明に係わる電子部品の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる電子部品の一実施形態を示す斜視図である。同図において、本実施形態の電子部品1は積層型チップコンデンサであり、実装基板2に実装される。電子部品1は、略直方体状の素体3と、この素体3の長手方向の両端部に設けられた1対の端子電極4A,4Bとを備えている。
素体3の長手方向の長さLは0.6mm程度であり、素体3の高さ方向の長さHは0.3mm程度であり、素体3の幅方向の長さWは0.3mm程度である。本実施形態の電子部品1は、いわゆる0603タイプの積層型チップコンデンサである。素体3は、端面(長手方向の両端の面)3a,3bと側面3c〜3fとを有している。ここでは、素体3の側面3dを実装基板2に対する実装面としている。素体3の各角部5は、所定の曲率半径(後述)をもった丸みを有している。
素体3は、図2に示すように、複数の誘電体層6と複数の内部電極7Aと複数の内部電極7Bとが積層されてなる構造を有している。内部電極7Aと内部電極7Bとは、誘電体層6を介して交互に積層されている。内部電極7Aは素体3の端面3aに露出し、内部電極7Bは素体3の端面3bに露出している。誘電体層6は、例えばBaTiO系セラミックやCaZrO系セラミック等で形成されている。内部電極7A,7Bは、例えばPd、Ag/Pd合金、Ni、Ni合金等で形成されている。
端子電極4Aは、各内部電極7Aと電気的に接続され、端子電極4Bは、各内部電極7Bと電気的に接続されている。端子電極4Aは、素体3の端面3aを覆うと共に当該端面3aから4つの角部5を介して側面3c〜3fに回り込むように形成された焼付電極層8Aを有している。焼付電極層8Aの表面にはNiめっき層9Aが形成され、このNiめっき層9A上にはSnめっき層10Aが形成されている。端子電極4Bは、素体3の端面3bを覆うと共に当該端面3bから4つの角部5を介して側面3c〜3fに回り込むように形成された焼付電極層8Bを有している。焼付電極層8Bの表面にはNiめっき層9Bが形成され、このNiめっき層9B上にはSnめっき層10Bが形成されている。
焼付電極層8A,8Bは、例えば銅ペーストや銀ペースト等の導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより形成される。Niめっき層9A,9Bは、半田により電子部品1を実装基板2に実装する際に、焼付電極層8A,8Bの半田喰われを防ぐための層である。Snめっき層10A,10Bは、半田により電子部品1を実装基板2に実装する際に、実装基板2上の電極パッド2aに端子電極4A,4Bが付きやすくするための層である。
このような電子部品1において、図3に示すように、素体3の各角部5の曲率半径rは10〜30μmとなっている。また、素体3の長手方向に沿った焼付電極層8A,8Bの最大厚み寸法をT、素体3の角部5にかかる焼付電極層8A,8Bの最小厚み寸法をRとしたときに、
T−R≦12μm …(A)
となっている。このとき、素体3の長手方向に沿った焼付電極層8A,8Bの最大厚み寸法T(以下、単に焼付電極層8A,8BのT寸法という)は、6〜15μmであるのが好ましい。また、素体3の角部5にかかる焼付電極層8A,8Bの最小厚み寸法R(以下、単に焼付電極層8A,8BのR寸法という)は、1〜3μmであるのが好ましい。
なお、角部5は丸みをもった領域全体をいい、焼付電極層8A,8BのR寸法は、丸みをもった領域から焼付電極層8A,8Bの表面までの距離の最小値のことである。また、焼付電極層8A,8BのR寸法は、角部5の曲率半径rに依存するものであり、制御困難である。焼付電極層8A,8BのT寸法は、例えば導電ペーストの過剰分を除去することで制御可能である。
また、Niめっき層9A,9Bの厚みは、例えば3μm程度であり、Snめっき層10A,10Bの厚みは、例えば4μm程度である。
次に、電子部品1を製造する手順について説明する。まず、例えばシート積層工法によって、内部電極7A,7Bを有するグリーン状態の素体を作製する。このグリーン状態の素体は、後述する焼成後の寸法が0.6mm×0.3mm×0.3mmとなるように構成されている。
続いて、グリーン状態の素体を純水と共にバレル機へ導入し、当該素体のバレル研磨を所定時間行うことにより、グリーン状態の素体の各角部を丸めてR状にする。素体の各角部の曲率半径rは、バレル研磨を行う時間(バレル時間)によって調整され、バレル時間が長くなるほど曲率半径rが大きくなる。このとき、後述する焼成後の各角部の曲率半径rが10〜30μmとなるようにバレル研磨を行う。そして、バレル研磨後の素体を所定温度で所定時間だけ焼成する。これにより、上記の寸法をもった素体3が得られる。
続いて、素体3の両端部に端子電極4A,4Bを形成する。具体的には、例えばペースト浸漬法によって、素体3の端面3a,3b及び側面3c〜3fの両端部分に導電ペーストを塗布する。そして、例えばブロット法により過剰の導電ペーストを除去する。そして、導電ペーストを所定時間乾燥させた後、導電ペーストを焼き付けることにより、焼付電極層8A,8Bを形成する。続いて、例えば電気めっきによって、焼付電極層8A,8B上にNiめっき層9A,9B及びSnめっき層10A,10Bを順次形成する。以上により、上記の電子部品1が完成する。
ここで、素体3の各角部5の曲率半径rは10μm以上と比較的大きくなっているので、焼付電極層8A,8Bの形成工程においては、素体3の各角部5に導電ペーストが付着しやすくなる。このため、その後の導電ペーストの焼き付け時に、導電ペーストの膜が島状に変化して各角部5の表面が露出してしまうことが無く、所望の曲率をもった焼付電極層8A,8Bを各角部5に形成することが可能となる。
従って、焼付工程やめっき工程を実施した後、複数の電子部品(チップ)をまとめて搬送する際に、チップ同士が接触することで焼付電極層8A,8Bが擦れて剥がれることが防止されるため、素体3の各角部5の表面が露出することは殆ど無い。また、めっき工程や検査工程等において何らかの治具を使用する場合に、チップと治具とが接触することで素体3の各角部5の表面が露出することも殆ど無い。
このようにして得られた電子部品1を実装基板2に実装する場合には、素体3の側面(実装面)3dを下にした状態で、半田付けにより電子部品1の端子電極4A,4Bを実装基板2上の電極パッド2aに接合する。
ところで、0603タイプの電子部品は、質量が小さいため溶融した半田上で動きやすく、半田が溶融している間に実装基板上で移動・回転してしまうことがある。例えば、電子部品の一端側が実装基板から離れて起立する現象、いわゆるチップ立ちを起こす場合がある。このように電子部品の位置や姿勢がずれた状態で半田が硬化すると、電子部品の実装不良となる。この場合には、電子部品と実装基板との電気的接続が図れなくなるので、結果的にチップコンデンサとしての機能を失ってしまう。
電子部品のチップ立ちが発生する原因の1つとしては、素体の各角部の曲率半径r、素体の長手方向に沿った電極層の最大厚み寸法T、素体の角部にかかる電極層の最小厚み寸法Rにあることが考えられ、本発明者らによる実験やシミュレーション等でも明らかにされている。そこで、電子部品のチップ立ちを防止するためには、それらの数値を適切に設定する必要がある。
具体的には、素体3の各角部5の曲率半径rを30μm以下とし、更に焼付電極層8A,8BのT寸法及びR寸法を、T−R≦12μmを満足させるように構成する。このような規定とすることにより、端子電極4A,4Bにおける素体3の各角部5を覆う部分には、ある程度の角みをもつようになる。このため、電子部品1を実装基板2に実装するときに、電子部品1が溶融半田上を容易に動いたり回転することは無い。これにより、電子部品1のチップ立ちの発生が防止され、電子部品1は実装基板2上に安定して配置される様になるため、電子部品1の実装不良を避けることができる。
以上のように本実施形態の電子部品1によれば、素体3の各角部5の曲率半径rを10〜30μmとすると共に、焼付電極層8A,8BのT寸法から焼付電極層8A,8BのR寸法を減じた値を12μm以下としたので、素体3の各角部5の表面露出と電子部品1のチップ立ちによる実装不良の発生とを確実に防止することができる。これにより、電子部品の小型化を図り、ひいては電子部品を含む電子機器の小型化を図りつつ、電子機器の品質を確保することが可能となる。
0603タイプの電子部品(積層型チップコンデンサ)について、素体の各角部の曲率半径r、素体の長手方向に沿った焼付電極層の最大厚み寸法T、素体の角部にかかる焼付電極層の最小厚み寸法Rを適宜変えた複数種類のサンプルを作製し、評価を行った。具体的な評価内容は、サンプルにおける素体の角部表面が露出したか否かの確認と、サンプルを半田で実装基板に実装するときにチップ立ちが起きたか否かの確認であり、これらの確認は外観観察によって行った。
このとき、サンプルとしては、図4に示すように、素体の各角部の曲率半径rが5μm、10μm、20μm、30μm、40μmのものを準備した。また、素体の材料は、BaTiO系セラミック及びCaZrO系セラミックのいずれかとし、端子電極の焼付電極層の材料はCuとした。
素体の材料をBaTiO系セラミックとしたときの実験結果を図4(a)に示し、素体の材料をCaZrO系セラミックとしたときの実験結果を図4(b)に示す。これらの図から分かるように、素体の各角部の曲率半径rを10μm以上とした場合には、いずれのサンプルについても素体角部の表面が露出しなかった。また、素体の各角部の曲率半径rを30μm以下とし、T−Rの値を12μm以下とした場合には、いずれのサンプルについてもチップ立ちが生じなかった。
以上の結果から、素体の各角部の曲率半径rを10〜30μmとし、T−Rの値を12μm以下とすることにより、素体の角部表面の露出防止とチップ立ちの発生防止との両立が図れることが実証された。
なお、本発明に係わる電子部品は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態の電子部品は、いわゆる0603タイプであるが、本発明は、素体の長手方向の長さLが0.6mm以下、素体の高さ方向の長さHが0.3mm以下、素体の幅方向の長さWが0.3mm以下の電子部品であれば適用可能である。このような電子部品としては、素体の寸法が0.4mm×0.2mm×0.2mmである、いわゆる0402タイプも含まれる。
また、上記実施形態の電子部品は積層型チップコンデンサであるが、本発明は、素体の両端部に電極層が形成されてなるものであれば、特にコンデンサに限られず、インダクタ、サーミスタ、バリスタ、フィルタ等にも適用可能である。
本発明に係わる電子部品の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す電子部品のII−II線断面図である。 図1に示す電子部品における素体角部の曲率半径r及び焼付電極層のR寸法及びT寸法を示す概念図である。 素体の各角部の曲率半径r及び焼付電極層のT寸法及びR寸法を適宜変えた複数種類のサンプルを作製し、評価を行ったときの実験結果を示した表である。
符号の説明
1…電子部品、3…素体、3a,3b…端面、3c〜3f…側面、4A,4B…端子電極、5…角部、8A,8B…焼付電極層、9A,9B…Niめっき層(金属めっき層)、10A,10B…Snめっき層(金属めっき層)。

Claims (4)

  1. 長手方向の長さが0.6mm以下であり、高さ方向の長さが0.3mm以下であり、幅方向の長さが0.3mm以下である略直方体状の素体と、前記素体の長手方向の両端部に設けられた1対の端子電極とを備えた電子部品であって、
    前記端子電極は、前記素体の端面を覆うと共に前記端面から前記素体の角部を介して前記素体の側面に回り込むように形成された電極層を有し、
    前記素体の前記角部の曲率半径が10〜30μmであり、
    前記素体の長手方向に沿った前記電極層の最大厚み寸法をT、前記素体の前記角部にかかる前記電極層の最小厚み寸法をRとしたときに、T−R≦12μmであることを特徴とする電子部品。
  2. 前記素体の長手方向に沿った前記電極層の最大厚み寸法Tが6〜15μmであることを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  3. 前記角部にかかる前記電極層の最小厚み寸法Rが1〜3μmであることを特徴とする請求項1または2記載の電子部品。
  4. 前記端子電極は、前記電極層の表面に形成された金属めっき層を更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電子部品。
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