JP2006309274A - 医薬品情報提示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 医薬品に関する情報を容易に得られるようにする。
【解決手段】 POS端末10は、医薬品を特定するHOT番号を記録したレシートを出力する。携帯電話機40が、このレシートに記録されたHOT番号を読取り、サービスサーバ装置50へ送信すると、サービスサーバ装置50は、このHOT番号を受信して記憶する。サービスサーバ装置50は、医薬品の情報を要共するメッセージを受信すると、HOT番号に対応付けて記憶されている医薬品の注意事項を読出し、この注意事項を表す画面データを生成して携帯電話機40へ送信する。携帯電話機40は、この画面データを受信すると、画面データに基づいて医薬品の注意事項を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医薬品の情報を提示する技術に関する。
医薬品は、他の医薬品と併用すると、その組み合わせによっては効能が増進されたり、減退したりして、所望の効能を得られない場合が生じる。また、併用する医薬品の組み合わせによっては副作用が生じて身体へ重大な影響を与える場合がある。このような副作用を防ぐためには、服用する医薬品について、用法、効能および副作用についてよく認識している必要があるが、医師や薬剤師でない人間が、医薬品の用法や効能、副作用について十分な知識を得て、効能の増進・減退の発生、副作用の発生を予測するのは非常に困難である。
そこで、医薬品の併用による弊害を知らせる技術として、例えば、特許文献1に開示されている技術が考案されている。特許文献1に開示されているシステムでは、ドラッグストアにて顧客が医薬品を購入すると、購入した医薬品の情報がサーバ装置に記憶される。次に、この顧客が処方箋に基づいて医薬品を提供する調剤薬局において処方箋を提出すると、ドラッグストアで購入した医薬品の情報が、サーバ装置から調剤薬局に設置されている端末へ送信される。調剤薬局にある端末は、この送信された医薬品の情報と、処方箋に記載された医薬品の情報とに基づいて、ドラッグストアで購入した医薬品と、処方箋に記載された医薬品を併用した際に生じる作用をプリンタやディスプレイに出力する。このシステムによれば、ドラッグストア等で医薬品を購入する者は、医薬品についての専門的な知識がなくとも医薬品を併用した時の作用を知ることができる。
特開2004−157978号公報
ところで、特許文献1に開示されたシステムにおいては、調剤薬局にて医薬品を購入した時にのみ、調剤薬局で購入した医薬品とドラッグストアで購入した医薬品とを併用した際の作用が出力されるようになっており、ドラッグストアにて医薬品を購入した際には、医薬品を併用した際の作用をドラッグストアにて出力するようには構成されていない。
このため、ドラッグストアにて医薬品を購入した際、医薬品を併用した時の作用について知りたい時には、顧客は医薬品を購入する用事がないにも係らず調剤薬局に赴かねばならず、非常に不便であった。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、医薬品に関する情報を容易に得られるようにする技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため本発明は、医薬品を特定する識別子と対応付けて該医薬品の医薬品情報を記憶した医薬品情報記憶部と、前記識別子が記録されたレシートから、前記識別子を読み取る読取部と、前記読取部にて読み取られた識別子を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された識別子に対応付けて記憶されている医薬品情報を前記医薬品情報記憶部から取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された医薬品情報を表示する表示部とを有する医薬品情報提示システムを提供する。
好ましい態様においては、前記識別子が入力される識別子入力部と、前記識別子入力部に入力された識別子で特定される医薬品の識別子をレシートに記録する出力部とを有し、前記読取部は、前記出力部から出力されたレシートを読取ることようにしてもよい。
また、好ましい態様においては、前記出力部は、前記識別子を二次元シンボルに変換して前記レシートに記録するようにしてもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。金銭登録器と同様の機能を持つPOS端末10は、ドラッグストア等の店舗に設置され、店舗内に設けられている通信ネットワーク30に接続されている。また、同じく店舗内の通信ネットワーク30には、店舗内で販売される商品に関する各種データを記憶したサーバ装置20が接続されている。サーバ装置20とPOS端末10は通信機能を有しており、通信ネットワーク30を介してデータの授受を行う。そして、POS端末10は、通信ネットワーク30を介してサーバ装置20と通信を行い、サーバ装置20から各種データを取得してレシートの印刷を行う。なお、店舗内には、複数のPOS端末が設置されるが、図面が煩雑になるのを防ぐため、図1においては一つのPOS端末のみを示している。
携帯電話機40は、データ通信を行う機能を備えた携帯電話機である。携帯電話機40は、データ通信サービスを提供する移動体通信網60A、およびインターネット60Bを介してデータ通信を行い、インターネット60Bに接続されたコンピュータ装置と通信を行うことが可能となっている。サービスサーバ装置50は、クライアントとなる端末装置へ各種データを提供するサーバ装置である。サービスサーバ装置50は、インターネット60Bに接続されており、携帯電話機40から送信されるデータを受信して記憶する機能や、受信したデータに応じて各種情報を携帯電話機40へ提供する機能を備えている。
[POS端末10の構成]
次にPOS端末10の詳細について説明する。図2はPOS端末10の外観図である。図2に示したように、POS端末10は、紙幣や硬貨を収納するドロアユニット10A、テンキー等の各種キーを備えた操作部10B、各種情報を表示する第1液晶ディスプレイ10C、顧客に対して各種情報を表示する第2液晶ディスプレイ10D、レシートを印刷するプリンタ10E、商品パッケージに印刷されているJANコードのバーコードを読み取るバーコードスキャナ10Fを備えている。
図3は、POS端末10のハードウェア構成を示したブロック図である。図3に示したように、POS端末10の各部は、バス101に接続されており、このバス101を介して各部間でデータの授受を行う。通信部106は、通信線(図示略)で通信ネットワーク30に接続されており、POS端末10が通信ネットワーク30を介して通信を行う際、通信ネットワーク30との間で通信の仲介をする通信インターフェースとして機能する。
ROM103は、制御プログラムを記憶している。CPU102は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM103から制御プログラムを読み出して実行する。そして、CPU102が制御プログラムを実行すると、POS端末10の各部がCPU102により制御され、日時を計時する機能や、サーバ装置20と通信を行う機能、金銭登録器の機能等が実現する。
[サーバ装置20の構成]
次にサーバ装置20の構成について説明する。図4は、サーバ装置20のハードウェア構成を示したブロック図である。図4に示したように、サーバ装置20の各部は、バス201に接続されており、このバス201を介して各部間でデータの授受を行う。通信部206は、通信線(図示略)で通信ネットワーク30に接続されており、サーバ装置20が通信ネットワーク30を介して通信を行う際、通信ネットワーク30との間で通信の仲介をする通信インターフェースとして機能する。
記憶部205は、例えばハードディスク装置など、データを永続的に記憶する装置(図示略)を有しており、サーバ装置20の各部を制御するためのOS(Operating System)ソフトウェアや、各種テーブルなどを記憶している。
図5は、記憶部205が記憶している商品マスタテーブルTB1のフォーマットを例示した図である。商品マスタテーブルTB1には、商品を一意に識別できるJAN(Japan Article Number)コードに対応付けて、JANコードで特定される商品の商品名、商品の効能/効果/用途、商品の単価、医薬品を特定する標準薬剤コード(所謂HOT番号)等が格納されている。なお、医薬品ではない商品については、HOT番号は格納されない。また、商品マスタテーブルTB1には、商品が医療費控除対象の商品であるか否かを示す区分データがJANコードに対応付けて格納されている。区分データは、医療費控除対象であるか否かを数値によって示しており、例えば本実施形態においては、値が「0」である場合には商品が医療費控除対象外であることを示し、値が「1」である場合には商品が医療費控除対象であることを示し、値が「2」である場合には処方箋または医師の証明書があれば医療費控除対象となる商品であることを示している。
ROM203は、IPL(Initial Program Loader)と呼ばれるプログラムを記憶しており、CPU202は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM203からIPLを読み出して実行する。CPU202は、IPLを実行すると、記憶部205からOSソフトウェアを読み出して起動する。CPU202が、OSソフトウェアを起動すると、クライアントとなるPOS端末10と通信を行い、POS端末10へ各種データを提供する機能が実現する。
[携帯電話機40の構成]
次に携帯電話機40の構成について説明する。図6は、携帯電話機40のハードウェア構成を示したブロック図である。図6に示したように、携帯電話機40の各部は、バス401に接続されており、このバス401を介して各部間でデータの授受を行う。無線通信部406は、携帯電話機40が音声通信やデータ通信を行う際、移動体通信網60Aの無線基地局(図示略)との間で通信の仲介を行う通信インターフェースとして機能する。操作部407は、携帯電話機40を操作するための複数のキー(図示略)を有しており、キーが押下されると、押下されたキーを示す信号をCPU402へ供給する。表示部408は、液晶ディスプレイ装置を備えており、CPU402の制御の下、文字やグラフィック画面、携帯電話機40を操作するためのメニュー画面などを表示する。カメラ部409は、例えば、光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)などの半導体素子を具備しており、この電気信号をデジタルデータに変換し、このデジタルデータからCCDが捉えた像を示す画像ファイルを生成する。
記憶部405は、データを永続的に記憶する不揮発性メモリを有しており、携帯電話機40の各部を制御するOSソフトウェアを記憶している。また、記憶部405は、携帯電話機40に各種機能を実現させるアプリケーションソフトウェアを記憶しており、カメラ部409が生成した画像ファイルから各種データを抽出する機能、抽出したデータをサービスサーバ装置50へ送信する機能、およびサービスサーバ装置50から送信されたデータを表示する機能を実現するアプリケーションソフトウェア(以下、アプリソフトと称する)を記憶している。また、記憶部405は、携帯電話機40を一意に識別する端末識別子として、例えば、当該携帯電話機40のユーザに付与された電話番号を記憶している。
ROM403は、IPLを記憶している。CPU402は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM403からIPLを読み出して実行する。CPU402は、IPLを実行すると、記憶部405からOSソフトウェアを読み出して起動し、RAM404を作業エリアとして携帯電話機40の各部の制御を行う。そしてOSソフトウェアを起動したCPU402は、CPU402に入力される信号に応じた処理を行う。例えば、携帯電話機40の使用者が、操作部407が有するキーを操作してアプリソフトの実行を指示する操作を行うと、CPU402は、操作部407から供給される信号と表示部408に表示されている画面とに基づいて使用者の指示を特定し、記憶部405からアプリソフトを読み出して起動する。CPU402が、アプリソフトを起動すると、カメラ部409で読み取った画像から各種データを抽出する機能や、抽出したデータをサービスサーバ装置50へ送信する機能、およびサービスサーバ装置50から送信されるデータを受信して表示する機能が実現する。
[サービスサーバ装置50の構成]
次にサービスサーバ装置50の構成について説明する。図7は、サービスサーバ装置50のハードウェア構成を示したブロック図である。図7に示したように、サービスサーバ装置50の各部は、バス501に接続されており、このバス501を介して各部間でデータの授受を行う。通信部506は、通信線(図示略)でインターネット60Bに接続されており、サービスサーバ装置50がインターネット60Bを介して通信を行う際、インターネット60Bとの間で通信の仲介をする通信インターフェースとして機能する。
記憶部505は、例えばハードディスク装置など、データを永続的に記憶する装置(図示略)を有しており、サービスサーバ装置50の各部を制御するためのOSソフトウェアや、各種テーブルなどを記憶している。
図8(a)は、記憶部505が記憶している医療費控除判定テーブルTB2のフォーマットを例示した図である。医療費控除判定テーブルTB2には、ドラッグストア等で販売されている商品に対応したJANコードに対応付けて、商品の効能/効果/用途を示すデータが格納される。また、医療費控除判定テーブルTB2には、JANコードで特定される商品が医療費控除対象であるか否かを表す区分データが格納される。
また、図8(b)は、記憶部505が記憶している医薬品情報テーブルTB3のフォーマットを例示した図である。医薬品情報テーブルTB3には、HOT番号に対応付けて、HOT番号で特定される医薬品の注意事項が格納されている。なお、特に注意事項がない場合には、注意事項のセルにはデータが格納されない。
ROM503は、IPLを記憶しており、CPU502は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM503からIPLを読み出して実行する。CPU502は、IPLを実行すると、記憶部505からOSソフトウェアを読み出して起動する。CPU502が、OSソフトウェアを起動すると、クライアントとなる携帯電話機40と通信を行い、携帯電話機40へ各種データを提供する機能が実現する。
[実施形態の動作]
次に本実施形態の動作について説明する。なお、以下の説明においては、携帯電話機40のユーザが、POS端末10が設置されたドラッグストアで商品を購入する場合を想定して動作の説明を行う。
まず、携帯電話機40のユーザが、POS端末10が設置されている場所へ複数の商品を持参すると、ドラッグストアの店員により、バーコードスキャナ10Fが操作され、各商品のパッケージに印刷されたJANコードのバーコードが読み取られる。バーコードスキャナ10Fによりバーコードが読み取られると(図9:ステップSA10;YES)、CPU102は読み取ったバーコードを解析し、バーコードが表すJANコードを抽出する(ステップSA11)。例えば、まず商品名が「○○風邪薬」である商品のバーコードが読み取られると、この風邪薬を特定する「49○○○○○×××××△」というJANコードが抽出される。CPU102は、JANコードを抽出すると、抽出したJANコードをサーバ装置20へ送信する(ステップSA12)。
この送信されたJANコードがサーバ装置20の通信部206にて受信されると(図10:ステップSB1;YES)、CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを、商品マスタテーブルTB1に格納されているJANコードの中から検索する(ステップSB2)。CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを見つけると、このJANコードに対応付けて格納されている商品名「○○風邪薬」、効能/効果/用途「風邪薬」、単価「650円」、区分データ「1」、およびHOT番号「□□□□□□□□□□□□1」を商品マスタテーブルTB1から読出す(ステップSB3)。そして、通信部206を制御し、読み出した商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、HOT番号をPOS端末10へ送信する(ステップSB4)。
POS端末10は、サーバ装置20から送信された商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、およびHOT番号を受信すると(ステップSA13;YES)、送信したJANコードと、受信した商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、およびHOT番号を対応付けてRAM104に記憶させる(ステップSA14)。そして、受信した商品名および単価を第1液晶ディスプレイ10Cと第2液晶ディスプレイ10Dに表示する(ステップSA15)。
次に、例えば、商品名が「××胃腸薬」である商品のバーコードが読み取られると(ステップSA10;YES)、CPU102は、この胃腸薬を特定する「49○○○○○□□□□□△」というJANコードを抽出し(ステップSA11)、抽出したJANコードをサーバ装置20へ送信する(ステップSA12)。
この送信されたJANコードがサーバ装置20の通信部206にて受信されると(ステップSB1;YES)、CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを、商品マスタテーブルTB1に格納されているJANコードの中から検索する(ステップSB2)。CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを見つけると、このJANコードに対応付けて格納されている商品名「××胃腸薬」、効能/効果/用途「胃腸薬」、単価「890円」、区分データ「1」、およびHOT番号「△△△△△△△△△△△△2」を読出す(ステップSB3)。そして、通信部206を制御し、読み出した商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、およびHOT番号をPOS端末10へ送信する(ステップSB4)。
POS端末10は、サーバ装置20から送信された商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、およびHOT番号を受信すると(ステップSA13;YES)、送信したJANコードと、受信した商品名、効能/効果/用途、単価、区分データ、HOT番号を対応付けてRAM104に記憶させる(ステップSA14)。そして、受信した商品名および単価を第1液晶ディスプレイ10Cと第2液晶ディスプレイ10Dに表示する(ステップSA15)。
次に、例えば商品名が「□□オムツ」である商品のバーコードが読み取られると(ステップSA10;YES)、CPU102は、「49×××××○○○○○□」というJANコードを抽出し(ステップSA11)、抽出したJANコードをサーバ装置20へ送信する(ステップSA12)。
この送信されたJANコードがサーバ装置20の通信部206にて受信されると(ステップSB1;YES)、CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを、商品マスタテーブルTB1に格納されているJANコードの中から検索する(ステップSB2)。CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを見つけると、このJANコードに対応付けて格納されている商品名「□□オムツ」、効能/効果/用途「成人用オムツ」、単価「1650円」、および区分データ「2」を読出す(ステップSB3)。ここで、「□□おむつ」は医薬品ではないため、HOT番号は読み出されない。CPU202は、商品マスタテーブルTB1から各種データを読み出すと、通信部206を制御し、読み出した商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データをPOS端末10へ送信する(ステップSB4)。
POS端末10は、サーバ装置20から送信された商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データを受信すると(ステップSA13;YES)、送信したJANコードと、受信した商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データを対応付けてRAM104に記憶させる(ステップSA14)。そして、受信した商品名および単価を第1液晶ディスプレイ10Cと第2液晶ディスプレイ10Dに表示する(ステップSA15)。
次に、例えば、商品名が「△△歯ブラシ」である商品のバーコードが読み取られると(ステップSA10;YES)、CPU102は、この歯ブラシを特定する「49□□□□□△△△△△×」というJANコードを抽出し(ステップSA11)、抽出したJANコードをサーバ装置20へ送信する(ステップSA12)。
この送信されたJANコードがサーバ装置20の通信部206にて受信されると(ステップSB1;YES)、CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを、商品マスタテーブルTB1に格納されているJANコードの中から検索する(ステップSB2)。CPU202は、受信したJANコードと同じJANコードを見つけると、このJANコードに対応付けて格納されている商品名「△△歯ブラシ」、効能/効果/用途「オーラルケア」、単価「120円」、および区分データ「0」を読出す(ステップSB3)。そして、通信部206を制御し、読み出した商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データをPOS端末10へ送信する(ステップSB4)。
POS端末10は、サーバ装置20から送信された商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データを受信すると(ステップSA13;YES)、送信したJANコードと、受信した商品名、効能/効果/用途、単価、および区分データを対応付けてRAM104に記憶させる(ステップSA14)。そして、受信した商品名および単価を第1液晶ディスプレイ10Cと第2液晶ディスプレイ10Dに表示する(ステップSA15)。
次に店員が操作部10Bにある小計キーを押下すると(ステップSA2;YES)、CPU102は、RAM104に記憶されている商品金額を加算し(ステップSA3)、加算結果を第1液晶ディスプレイ10Cと第2液晶ディスプレイ10Dに表示する(ステップSA4)。この後、携帯電話機40のユーザが金銭を支払うと、店員により操作部10Bが操作され、携帯電話機40のユーザが支払った代金が入力される(ステップSA5;YES)。CPU102は、入力された金額からステップSA3で求めた金額を減算してユーザに支払う釣銭の金額を求め(ステップSA6)、求めた金額を液晶ディスプレイに表示させると共に(ステップSA7)、ドロアユニット10Aを開ける(ステップSA8)。
次にCPU102は、プリンタ10Eを制御し、レシートの印刷を行う(ステップSA9)。具体的には、まずCPU102は、数値が「1」となっている区分データをRAM104に記憶されているデータの中から検索する。例えば、上述したように商品名が「○○風邪薬」である商品と、商品名が「××胃腸薬」である商品が購入された場合、数値が「1」となっている区分データを見つけると、見つけた区分データに対応付けて記憶されているJANコード「49○○○○○×××××△」、商品名「○○風邪薬」、効能/効果/用途「風邪薬」、金額「650円」、およびHOT番号「□□□□□□□□□□□□1」と、JANコード「49○○○○○□□□□□△」、「××胃腸薬」、効能/効果/用途「胃腸薬」、単価「890円」、区分データ「1」、およびHOT番号「△△△△△△△△△△△△2」とがRAM104から読み出される。そして、CPU102は、この時点での日時(例えば、2005/03/31-PM1:00)と、読み出したJANコード、商品名、効能/効果/用途、金額、HOT番号のデータを含む二次元シンボルを生成し、図13(a)に例示したように、生成した二次元シンボルと、日時、効能/効果/用途、商品名、金額、HOT番号、および読み出した金額の合計とを記録用紙に印刷して出力する。
次にCPU102は、数値が「2」となっている区分データをRAM104に記憶されているデータの中から検索する。例えば、上述したように商品名が「□□オムツ」である商品が購入された場合、数値が「2」となっている区分データを見つけると、見つけた区分データに対応付けて記憶されているJANコード「49×××××○○○○○□」、商品名「□□オムツ」と、効能/効果/用途「成人用オムツ」と、金額「1650円」とがRAM104から読み出される。そして、CPU102は、この時点の日時と、読み出したJANコード、商品名、効能/効果/用途および金額のデータを含む二次元シンボルを生成し、図13(b)に例示したように、生成した二次元シンボルと、日時、商品名、効能/効果/用途、金額、および読み出した金額の合計とを記録用紙に印刷して出力する。
次にCPU102は、数値が「0」となっている区分データをRAM104に記憶されているデータの中から検索する。例えば、上述したように商品名が「△△歯ブラシ」である商品が購入された場合、数値が「0」となっている区分データを見つけると、見つけた区分データに対応付けて記憶されているJANコード「49□□□□□△△△△△×」、商品名「△△歯ブラシ」と、効能/効果/用途「オーラルケア」と、金額「120円」とがRAM104から読み出される。そして、CPU102は、この時点の日時と、読み出したJANコード、商品名、効能/効果/用途および金額のデータを含む二次元シンボルを生成し、図13(c)に例示したように、生成した二次元シンボルと、日時、商品名、効能/効果/用途、金額、および読み出した金額の合計とを記録用紙に印刷して出力し、レシートの印刷処理を終了する。
携帯電話機40のユーザは、商品の代金支払いが終了し、図13(a)〜図13(c)に例示した3種類のレシートを受取ると、携帯電話機40を操作し、アプリソフトを起動させる操作を行う。アプリソフトの起動を指示する操作が行われると、CPU402は、記憶部405からアプリソフトを読み出して起動する。アプリソフトが起動されると、図14に例示したメニュー画面が表示部408に表示される(図11:ステップSC1)。
メニュー画面が表示された後、携帯電話機40のユーザがカメラ部409を図13(a)に示したレシートの二次元シンボルへ向け、操作部407が有する「1」キーを押下すると(図11;ステップSC4;YES)、二次元シンボルを表す画像ファイルがカメラ部409にて生成される(ステップSC5)。CPU402は、画像ファイルが生成されると、生成された画像ファイルが表す二次元シンボルを解析する。そして、二次元シンボルに含まれている、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、商品の金額、およびHOT番号とを抽出する(ステップSC6)。例えば、図13(a)に例示した二次元シンボルを解析した場合、風邪薬に関するJANコード「49○○○○○×××××△」、日時「2005/03/31-PM1:00」商品名「○○風邪薬」、効能/効果/用途「風邪薬」、商品の金額「650円」、HOT番号「□□□□□□□□□□□□1」と、胃腸薬に関するJANコード「49○○○○○□□□□□△」、「××胃腸薬」、効能/効果/用途「胃腸薬」、単価「890円」、およびHOT番号「△△△△△△△△△△△△2」とが抽出される。CPU402は、ステップSC6の処理が終了すると、無線通信部406を制御し、記憶部405に記憶されている端末識別子(携帯電話機40を一意に識別する識別子)と、抽出したJANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、金額、HOT番号とをサービスサーバ装置50へ送信する(ステップSC7)。そして、ステップSC1へ戻り、図14のメニュー画面を表示する。
この携帯電話機40から送信された端末識別子、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、金額、およびHOT番号とが、サービスサーバ装置50の通信部506にて受信されると(図12:ステップSD1;YES)、CPU502は、受信した端末識別子、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、金額、およびHOT番号とを対応付けて記憶部505に記憶させる(ステップSD2)。
また、図14に例示したメニュー画面が表示された後、携帯電話機40のユーザがカメラ部409を図13(b)に示したレシートの二次元シンボルへ向け、操作部407が有する「1」キーを押下すると(図11;ステップSC4;YES)、二次元シンボルを表す画像ファイルがカメラ部409にて生成される(ステップSC5)。CPU402は、画像ファイルが生成されると、生成された画像ファイルが表す二次元シンボルを解析する。そして、二次元シンボルに含まれている、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、および商品の金額とを抽出する(ステップSC6)。例えば、図13(b)に例示した二次元シンボルを解析した場合、JANコード「49×××××○○○○○□」、日時「2005/03/31-PM1:00」、商品名「□□オムツ」、効能/効果/用途「成人用オムツ」および商品の金額「1650円」とが抽出される。CPU402は、ステップSC6の処理が終了すると、無線通信部406を制御し、記憶部405に記憶されている端末識別子と、抽出したJANコード、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とをサービスサーバ装置50へ送信する(ステップSC7)。そして、ステップSC1へ戻り、図14のメニュー画面を表示する。
この携帯電話機40から送信された端末識別子、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とが、サービスサーバ装置50の通信部506にて受信されると(図12:ステップSD1;YES)、CPU502は、受信した端末識別子、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とを対応付けて記憶部505に記憶させる(ステップSD2)。
次に、携帯電話機40のユーザが、操作部が有する「2」キーを押下すると(ステップSC8;YES)、携帯電話機40は、医療費控除対象商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の一覧表を要求する一覧表要求メッセージと、記憶部405に記憶されている端末識別子とをサービスサーバ装置50へ送信する(ステップSC9)。
この一覧表要求メッセージと端末識別子とがサービスサーバ装置50の通信部506にて受信されると(ステップSD3;YES)、CPU502は、受信した端末識別子と同じ端末識別子を記憶部505に記憶された端末識別子の中から検索する(ステップSD4)。そして、同じ端末識別子を見つけると、端末識別子に対応付けて記憶されているJANコード、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とを読出し、読み出したデータをRAM504に記憶させる(ステップSD5)。例えば、携帯電話機40が一覧表要求メッセージを送信すると、上述したように、携帯電話機40が送信した風邪薬に関するJANコード「49○○○○○×××××△」、日時「2005/03/31-PM1:00」、商品名「○○風邪薬」、効能/効果/用途「風邪薬」、金額「650円」と、胃腸薬に関するJANコード「49○○○○○□□□□□△」、「××胃腸薬」、効能/効果/用途「胃腸薬」、および金額「890円」と、成人用オムツに関するJANコード「49×××××○○○○○□」、日時「2005/03/31-PM1:00」、商品名「□□おむつ」、効能/効果/用途「成人用オムツ」、金額「1650円」が記憶部505に記憶されているので、これらのデータがRAM504に記憶される。
次にCPU502は、商品名で特定される商品を、医療費控除対象の商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品とに分類する。具体的には、まず、RAM504に記憶されたJANコードと同じJANコードを医療費控除判定テーブルTB2から検索し(ステップSD6)、同じJANコードに対応付けて格納されている区分データを読み出す(ステップSD7)。そして、読み出した区分データの内容に応じて、JANコードおよびJANコードに対応付けられているデータを分類する(ステップSD8)。
例えば、JANコード「49○○○○○×××××△」とJANコード「49○○○○○□□□□□△」の場合、医療費控除判定テーブルTB2において、このJANコードに対応付けられている区分データは「1」であるため、CPU502は、これらのJANコードと、これらのJANコードに対応付けてRAM504に記憶されている日時、金額、効能/効果/用途および商品名のデータを医療費控除対象に分類する。また、JANコード「49×××××○○○○○□」の場合、このJANコードに対応付けられている区分データは「2」であるため、CPU502は、このJANコードと、このJANコードに対応付けられている日時、金額、効能/効果/用途および商品名のデータとを処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象に分類する。
次にCPU502は、分類された各商品の金額を合計し、分類毎に合計金額を求める(ステップSD9)。次にCPU502は、分類毎に領域を分けて、ステップSD9で算出した合計金額、商品、各商品の金額、購入日時を表示する画面の画面データを生成する(ステップSD10)。
例えば、上述したように、医療費控除対象に「○○風邪薬」と「××胃腸薬」が分類され、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象に「□□オムツ」が分類された場合、図15(a)に例示したように、医療費控除対象商品の合計金額「1540円」と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の合計金額「1650円」とを表示するとともに、医療費控除対象商品として、商品名「○○風邪薬」、商品の金額「650円」、購入日時「2005/03/31-PM1:00」と、商品名「××胃腸薬」、商品の金額「890円」、購入日時「2005/03/31-PM1:00」を表示し、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の欄に商品名「□□オムツ」と、この商品の金額「1650円」と、購入日時「2005/03/31-PM1:00」を表示する画面データが生成される。
CPU502は、画面データの生成が終了すると、生成した画面データを携帯電話機40へ送信する(ステップSD11)。携帯電話機40は、この画面データを受信すると(ステップSC10;YES)、この受信した画面データに基づいて表示部408を制御し、図15(a)に例示した画面を表示部408に表示させる(ステップSC11)。
一方、携帯電話機40のユーザが、操作部が有する「3」キーを押下すると(ステップSC12;YES)、携帯電話機40は、投薬時の注意事項を要求する注意事項要求メッセージと、記憶部405に記憶されている端末識別子とをサービスサーバ装置50へ送信する(ステップSC13)。
この注意事項要求メッセージと端末識別子とがサービスサーバ装置50の通信部506にて受信されると(ステップSD12;YES)、CPU502は、受信した端末識別子と同じ端末識別子を記憶部505に記憶された端末識別子の中から検索する(ステップSD13)。そして、同じ端末識別子を見つけると、端末識別子に対応付けて記憶されているHOT番号と商品名とを読み出してRAM504に記憶させる(ステップSD14)。
次にCPU502は、RAM504に記憶されたHOT番号と同じHOT番号を医薬品情報テーブルTB3から検索し(ステップSD15)、同じHOT番号を見つけると、HOT番号に対応付けて記憶されている注意事項を読出し、読み出した注意事項と、ステップSD14で読み出した商品名とをRAM504に記憶させる(ステップSD16)。
例えば、携帯電話機40が注意事項要求メッセージを送信すると、上述したように、携帯電話機40が送信した風邪薬に関する商品名「○○風邪薬」およびHOT番号「□□□□□□□□□□□□1」と、胃腸薬に関する商品名「××胃腸薬」およびHOT番号「△△△△△△△△△△△△2」とが記憶部505に記憶されている。この場合、HOT番号「□□□□□□□□□□□□1」については、対応付けて格納されている「@@錠と併用すると肝機能障害があらわれることがあります。」という注意事項が読み出され、商品名「○○風邪薬」と対応付けてRAM504に記憶される。また、HOT番号「△△△△△△△△△△△△2」については、対応付けて格納されている「△△錠と併用すると意識障害があらわれることがあります。」という注意事項が読み出され、商品名「××胃腸薬」と対応付けてRAM504に記憶される。
次にCPU502は、ステップSD16でRAM504に記憶させた商品名と注意事項とを表示する画面の画面データを生成する(ステップSD17)。例えば、上述したように、RAM504に商品名と注意事項とが記憶された場合、図15(b)に例示したように商品名の近傍に商品の注意事項を表示する画面データが生成される。CPU502は、画面データの生成が終了すると、生成した画面データを携帯電話機40へ送信する(ステップSD18)。携帯電話機40は、この画面データを受信すると(ステップSC14;YES)、この受信した画面データに基づいて表示部408を制御し、図15(b)に例示した画面を表示部408に表示させる(ステップSC15)。
以上説明したように本実施形態によれば、購入した医薬品に関する情報を容易に得ることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
携帯電話機40において各医薬品の投薬スケジュールを入力し、各医薬品について投薬時期を報知するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、医薬品の注意事項を表示する際には、効能・効果、用途、容量、成分等を表示するようにしてもよい。
また、医薬品情報テーブルTB3を、例えば、医薬品の製造企業が運営するサーバ装置等、サービスサーバ装置50とは異なるサーバ装置に記憶させ、医薬品に関する情報については、このサーバ装置から取得するようにしてもよい。
上述した実施形態では、レシートを三枚に分けて出力しているが、三枚のレシートを一枚につなげて出力するようにしてもよい。また、このようにレシートを一枚に纏める場合、一つの二次元シンボルの中に医療費控除対象商品に関するデータと、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品のデータとを含ませるようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、携帯電話機40は、医療費控除対象商品に関するデータと、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品のデータとを二次元シンボルから抽出しているが、レシートに記述された文字列を読み取り、読み取った文字列から医療費控除対象商品に関するデータと、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品のデータとを抽出するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、例えば、インターネット60Bに接続可能なPDA(Personal Digital Assistance)やパーソナルコンピュータが二次元シンボルの読み取りや
サービスサーバ装置50とのデータの授受、医療費控除対象商品の購入合計金額と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の購入合計金額の表示を行うようにしてもよい。
上述した実施形態において実行される各プログラムは、通信ネットワークを介して各装置へ提供するようにしてもよい。また、これらのプログラムをCD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録して、サーバ装置20やサービスサーバ装置50へ提供するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、携帯電話機40にて実行されるプログラムはフラッシュメモリなどの電気的に書き換えが可能なメモリに記憶させるようにしてもよい。このような態様の場合には、携帯電話機40は、移動体通信網60Aおよびインターネット60Bを介してプログラムをダウンロードして記憶するようにしてもよい。また、携帯電話機40やPOS端末10にて実行されるプログラムをCD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録し、パーソナルコンピュータなどを用いてこれらの記録媒体からプログラムを読み出し、パーソナルコンピュータと接続して各装置にプログラムを記憶させるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、医療費控除対象商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の分類、これら商品の一覧表の画面データ生成をサービスサーバ装置50で行うようにしているが、これらの処理を携帯電話機40で行うようにしてもよい。具体的には、医療費控除判定テーブルTB2を携帯電話機40の記憶部405に記憶させ、携帯電話機40のCPU402が行う処理の流れを図16に示したように変更する。
携帯電話機40のユーザがカメラ部409をレシートの二次元シンボルへ向け、操作部407が有する「1」キーを押下すると(図16;ステップSC4;YES)、二次元シンボルを表す画像ファイルがカメラ部409にて生成される(ステップSC5)。CPU402は、画像ファイルが生成されると、生成された画像ファイルが表す二次元シンボルを解析する。そして、二次元シンボルに含まれている、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、商品の金額およびHOT番号とを抽出した後(ステップSC6)、抽出したデータを記憶部405に記憶させる(ステップSC20)。
また、携帯電話機40のユーザが、操作部が有する「2」キーを押下すると(ステップSC8;YES)、医療費控除対象商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の一覧表を表示する処理を行う。まずCPU402は、記憶部405に記憶されたJANコード、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とを読出し、読み出したデータをRAM404に記憶させる(ステップSC21)。
次にCPU402は、商品名で特定される商品を、医療費控除対象の商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品とに分類する。具体的には、まず、RAM404に記憶されたJANコードと同じJANコードを医療費控除判定テーブルTB2から検索し(ステップSC22)、同じJANコードに対応付けて格納されている区分データを読み出す(ステップSC23)。そして、読み出した区分データの内容に応じて、JANコードおよびJANコードに対応付けられているデータを分類する(ステップSC24)。
例えば、JANコード「49○○○○○×××××△」の場合、医療費控除判定テーブルTB2において、このJANコードに対応付けられている区分データは「1」であるため、CPU402は、JANコード「49○○○○○×××××△」と、このJANコードに対応付けてRAM404に記憶されている日時、金額、効能/効果/用途および商品名のデータを医療費控除対象に分類する。また、JANコード「49×××××○○○○○□」の場合、このJANコードに対応付けられている区分データは「2」であるため、CPU402は、このJANコードと、このJANコードに対応付けられている日時、金額、効能/効果/用途および商品名のデータとを処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象に分類する。
次にCPU402は、分類された各商品の金額を合計し、分類毎に合計金額を求める(ステップSC25)。次にCPU402は、図12のステップSD10と同様に、分類毎に領域を分けて、ステップSC25で算出した合計金額、商品、各商品の金額、購入日時を表示する画面の画面データを生成する(ステップSC26)。CPU402は、画面データの生成が終了すると、この生成した画面データに基づいて表示部408を制御し、例えば、図15(a)に例示したような画面を表示部408に表示させる(ステップSC27)。このような態様によれば、サービスサーバ装置50に記憶されたデータを第三者に持ち出される虞や盗み見される虞がなくなり、医薬品の購入履歴という個人情報が第三者に流出する虞が少なくなる。
また、上述した実施形態においては、POS端末10は、商品の区分データを含む二次元シンボルを生成し、生成した二次元シンボルを記録用紙(レシート)に印刷するようにしてもよい。この場合、携帯電話機40のCPU402が行う処理の流れを図17のように変更するのが好ましい。
具体的には、携帯電話機40のユーザがカメラ部409をレシートの二次元シンボルへ向け、操作部407が有する「1」キーを押下すると(図17;ステップSC4;YES)、二次元シンボルを表す画像ファイルがカメラ部409にて生成される(ステップSC5)。CPU402は、画像ファイルが生成されると、生成された画像ファイルが表す二次元シンボルを解析する。そして、二次元シンボルに含まれている、JANコード、日時、商品名、効能/効果/用途、商品の金額、区分データ、HOT番号等を抽出した後(ステップSC6)、区分データと、抽出したデータとを対応付けて記憶部405に記憶させる(ステップSC20)。
また、携帯電話機40のユーザが、操作部が有する「2」キーを押下すると(ステップSC8;YES)、医療費控除対象商品と、処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象商品の一覧表を表示する処理を行う。まずCPU402は、記憶部405に記憶された区分データ、JANコード、HOT番号、日時、商品名、効能/効果/用途および金額とを読出し、読み出したデータをRAM404に記憶させる(ステップSC31)。次にCPU402は、読み出した区分データの内容に応じて、区分データに対応付けられているデータを分類する(ステップSC32)。例えば、商品名「○○風邪薬」の場合、この商品の区分データは「1」であるため、CPU402は、商品名「○○風邪薬」と、商品名に対応付けてRAM404に記憶されている日時、金額、効能/効果/用途のデータを医療費控除対象に分類する。また、商品名「□□オムツ」の場合、この商品の区分データは「2」であるため、CPU402は、商品名「□□オムツ」と、この商品名に対応付けられている日時、金額、効能/効果/用途のデータとを処方箋または医師の証明書が必要な医療費控除対象に分類する。
次にCPU402は、分類された各商品の金額を合計し、分類毎に合計金額を求める(ステップSC33)。次にCPU402は、図12のステップSD10と同様に、分類毎に領域を分けて、ステップSC33で算出した合計金額、商品、各商品の金額、購入日時を表示する画面の画面データを生成する(ステップSC34)。CPU402は、画面データの生成が終了すると、この生成した画面データに基づいて表示部408を制御し、例えば、図15(a)に例示したような画面を表示部408に表示させる(ステップSC35)。このような態様によれば、医薬品の購入履歴という個人情報が第三者に流出する虞が少なくなる。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 POS端末10の外観図である。 POS端末10のハードウェア構成を示したブロック図である。 サーバ装置20のハードウェア構成を示した図である。 商品マスタテーブルTB1のフォーマットを例示したである。 携帯電話機40のハードウェア構成を例示したブロック図である。 サービスサーバ装置50のハードウェア構成を示したブロック図である。 医療費控除判定テーブルTB2と、医薬品情報テーブルTB3のフォーマットを例示した図である。 POS端末10が行う処理の流れを例示したフローチャートである。 サーバ装置20が行う処理の流れを例示したフローチャートである。 携帯電話機40が行う処理の流れを例示したフローチャートである。 サービスサーバ装置50が行う処理の流れを例示したフローチャートである。 POS端末10が出力するレシートを例示した図である。 携帯電話機40が表示するメニュー画面を例示した図である。 携帯電話機40が表示する画面を例示した図である。 本発明の変形例に係る携帯電話機40の処理の流れを例示したフローチャートである。 本発明の変形例に係る携帯電話機40の処理の流れを例示したフローチャートである。
符号の説明
10・・・POS端末、10A・・・ドロアユニット、10B・・・操作部、10C・・・第1液晶ディスプレイ、10D・・・第2液晶ディスプレイ、10E・・・プリンタ、10F・・・バーコードスキャナ、20・・・サーバ装置、30・・・通信ネットワーク、40・・・携帯電話機、50・・・サービスサーバ装置、60A・・・移動体通信網、60B・・・インターネット、102,202,402,502・・・CPU、103,203,403,503・・・ROM、105,205,405,505・・・記憶部、106,206,506・・・通信部、406・・・無線通信部。

Claims (3)

  1. 医薬品を特定する識別子と対応付けて該医薬品の医薬品情報を記憶した医薬品情報記憶部と、
    前記識別子が記録されたレシートから、前記識別子を読み取る読取部と、
    前記読取部にて読み取られた識別子を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された識別子に対応付けて記憶されている医薬品情報を前記医薬品情報記憶部から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された医薬品情報を表示する表示部と
    を有する医薬品情報提示システム。
  2. 前記識別子が入力される識別子入力部と、
    前記識別子入力部に入力された識別子で特定される医薬品の識別子をレシートに記録する出力部と
    を有し、
    前記読取部は、前記出力部から出力されたレシートを読取ること
    を特徴とする請求項1に記載の医薬品情報提示システム。
  3. 前記出力部は、前記識別子を二次元シンボルに変換して前記レシートに記録することを特徴とする請求項2に記載の医薬品情報提示システム。
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