JP2006303729A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 複数ライン受光素子列を含む光電変換手段を用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置において、低コストでSSCG等の使用によるノイズを低減する。
【構成】 複数ライン受光素子列を含む4ラインCCD(光電変換手段)311は、R,G,Bの3ラインCCD(複数ライン受光素子列)の他に、読取有効領域の全画素を光シールドした1ラインCCD(ライン受光素子列)を備えている。差動アンプ236〜238は、1ラインCCDに対応するアナログ処理回路243の出力に基づいて、3ラインCCD(複数ライン受光素子列)に対応するアナログ処理回路216〜218の出力を補正した後、A/Dコンバータ219〜221へ出力する。
【選択図】 図12

Description

この発明は、イメージスキャナ,デジタル複写機のスキャナ部等の複数ライン受光素子列を含む光電変換手段を用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、特にSSCG(スペクトラム拡散クロック発生器)等の使用時に対しての画像ノイズ対策技術に関する。
画像読取装置として、原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を複数ライン受光素子列を含む光電変換手段(光電変換素子)へ導く光学系と、光電変換手段からのアナログ信号をサンプリングしてホールドするサンプルホールド手段を含むアナログ処理手段と、そのアナログ処理手段によって処理されたアナログ信号をデジタル信号へ変換するA/D変換手段と、少なくとも光電変換手段,アナログ処理手段,A/D変換手段をそれぞれ動作させるための各動作クロックを発生するタイミング信号発生手段と、そのタイミング信号発生手段へ入力する基準クロックを発生する基準クロック発生手段とを備えたものが製品化されている。
一般に、この種の画像読取装置で用いられる光電変換素子(ここでは「CCD固体撮像素子」とする)を駆動するのに転送クロック×2、リセットクロック、クランプクロック、最終段クロック等の多数のクロックを使用しているので、この駆動クロックの基本周波数成分の高調波が発生する。また、CCD固体撮像素子を搭載した基板は、光学系の構成上、結像レンズ面に対して平行に取り付けられるため、駆動クロック発生用のタイミング信号発生回路とは別基板になっていることが多い。この場合、ハーネス接続となり、この部分からの電磁波放射も避けられない状態である。このような放射電磁波があると、近くにある他の機器が誤動作してしまう可能性もあるので、EMI(Electro Magnetic Interference:電磁波干渉)対策が必要となる。
そこで、例えば特許文献1に見られるように、CPUや同期クロックを使用するデジタル回路に対する一般的なEMI対策法としてSSCGを基準クロック発生手段の後段に設ける画像読取装置が提案されている。つまり、基準クロック発生手段によるクロック信号を周波数変調するスペクトラム拡散技術を使用することで、高調波のピークの周波数分布を広げてピークを下げることで、クロックによる高調波成分を下げてEMI低減を図るようにしたものである。
特開平9−98152号公報
しかしながら、このような画像読取装置は、一般的なEMI対策に留まるものであり、画像読取装置固有のEMI対策は特に考慮されておらず、世界各国のEMI規制をクリアし得るものではない。
例えば、光電変換手段(CCD)からのアナログ信号に対してアナログ処理手段においてアナログ信号のサンプルホールドを実行して、出力平坦部を広く取ることにより高速動作化を図った場合にそのまま適用すると、拡散クロックの変調によるノイズが混入してしまう。また、光電変換手段(CCD)やアナログ処理手段の駆動クロックにスペクトラム拡散クロックによる変調をかけるとサンプリングする信号の波形形状によっては周期的なノイズが発生してしまうことが考えられる。
このようなことから、現状では、EMIフィルタを用いるとか、6層基板等の多層基板を用いるとか、板金や板ばねのグランディングやシールド強化を図るといったメカ的な対策が必要で、コストが嵩むものとなっている。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数ライン受光素子列を含む光電変換手段を用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置において、低コストでSSCG等の使用によるノイズを低減することを目的とする。
この発明は、光像を受光して受光量に応じたアナログ信号を出力する複数ライン受光素子列を含む光電変換手段と、原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を上記光電変換手段へ導く光学系と、上記光電変換手段から出力されるアナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段を含むアナログ処理手段と、該アナログ処理手段によって処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、少なくとも上記光電変換手段,上記アナログ処理手段,および上記A/D変換手段をそれぞれ動作させるための各動作クロックを発生するタイミング信号発生手段と、該タイミング信号発生手段へ入力する基準クロックを発生させる基準クロック発生手段と有する画像読取装置において、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明による画像読取装置は、上記光電変換手段が、読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列を含み、そのライン受光素子列の出力に基づいて他の複数ライン受光素子列の各出力を補正する補正手段を設けたものである。
請求項2の発明による画像読取装置は、請求項1の画像読取装置において、上記補正手段を、上記他の複数ライン受光素子列に対応する上記アナログ処理手段の各出力から上記読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列に対応する上記アナログ処理手段の出力を上記A/D変換手段による変換前に減算する手段としたものである。
請求項3の発明による画像読取装置は、請求項2の画像読取装置において、上記補正手段を差動アンプによって構成したものである。
請求項4の発明による画像読取装置は、請求項2又は3の画像読取装置において、上記他の複数ライン受光素子列に対応する上記アナログ処理手段の各ゲイン設定と個別に減算する上記読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列に対応する上記アナログ処理手段の各ゲイン設定とを補正(減算)組み別に同じゲイン設定としたものである。
請求項5の発明による画像読取装置は、請求項1〜4のいずれかの画像読取装置において、上記補正手段による補正前又は後の上記他の複数ライン受光素子列の各出力を選択する選択手段を設けたものである。
請求項6の発明による画像読取装置は、請求項1〜5のいずれかの画像読取装置において、上記タイミング信号発生手段と上記基準クロック発生手段との間にスペクトラム拡散クロック発生手段を介挿したものである。
請求項7の発明による画像読取装置は、請求項1〜5のいずれかの画像読取装置において、上記基準クロック発生手段からの基準クロックをスペクトラム拡散クロックとしたものである。
請求項8の発明による画像読取装置は、請求項1〜7のいずれかの画像読取装置において、上記光電変換手段を、4ライン受光素子列を備え、そのうちの1ライン受光素子列の読取有効領域の全画素を光シールドしたものである。
請求項9の発明による画像読取装置は、請求項1〜8のいずれかの画像読取装置において、上記光電変換手段を4ラインCCDを含む複数ラインCCDとしたものである。
この発明の画像読取装置によれば、光電変換手段は、読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列を含み、そのライン受光素子列の出力より他の複数ライン受光素子列の出力を補正するので、低コストで光電変換により発生する黒レベルを基準とするノイズを低減することができる。また、補正するために全画素を光シールドしたライン受光素子列の光電変換出力を行うため、リアルタイムで補正することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明による画像形成装置の一実施例である画像読取装置(画像読取ユニット)を搭載したデジタル複写機の機構部について、図1,図2を参照して説明する。
図1は、そのデジタル複写機の制御系の構成例を示すブロック図である。
図2は、そのデジタル複写機の機構部の一例を示す全体構成図である。
このデジタル複写機では、画像読取ユニット(スキャナ)2により、原稿の画像面を光源により照射しながらその画像面を走査して、その画像面からの反射光像を3ライン受光素子列を含む3ラインCCD(光電変換手段)により画像データとして読み取り、その画像データを画像処理ユニット3へ送る。
画像処理ユニット3は、画像読取ユニット2から送られてくる画像データに対してスキャナγ補正,色変換,主走査変倍,画像分離,加工,エリア処理,諧調補正処理等の画像処理を施し、その各画像処理後の画像データを画像書込ユニット4へ送る。
画像書込ユニット4は、画像処理ユニット3から送られてくる画像データに応じてLD(レーザダイオード)を変調駆動して対応するレーザビームを射出させ、図示しない帯電部により予め一様に帯電されたドラムユニット8の副走査方向に回転する感光体ドラムの表面をその副走査方向と直交する主走査方向(ライン方向)に走査して、その表面に静電潜像(静電画像)を書き込むレーザ書き込みを行う。
現像部10は、ブラック(K),シアン(C),マゼンダ(M),イエロー(Y)の各色毎に個別の現像ユニットを備え、ドラムユニット8の感光体ドラムの表面に書き込まれる静電潜像を対応するトナーにより現像して顕像化させ、トナー画像を形成する。
例えば、画像データがフルカラーコピーを行うための各色毎の画像データであった場合には、画像書込ユニット4および現像部10は、以下の動作を行う。
まず、画像書込ユニット4がK画像データに応じてドラムユニット8の感光体ベルト上にK静電潜像の書き込みを行い、そのK静電潜像をその先端部が現像部10のK現像ユニットの現像位置に到達したときにKトナーで現像し始め、その後端部が現像位置を通過した時点で現像を終了し、これによってKトナー画像を感光体ベルト上に形成する。
そして、そのKトナー画像を感光体ベルトに隣接して周動する中間転写部9の中間転写ユニットの中間転写ベルト上に中間転写する。その後、感光体ベルト上に残留するKトナーを図示しないクリーニングユニットによって除去し、図示しない除電ランプで除電してから再び帯電部による帯電に始まり、レーザ書き込み,現像,中間転写,クリーニングと続く上述したサイクルを繰り返す。それによって、感光体ベルト上に順次形成されたK,C,M,Yの各トナー画像を中間転写ベルト上に順次位置合わせしながら転写することにより4色重ねのカラー画像が形成され、それを給紙部11から給紙された転写紙上に一括転写する。
そのため、中間転写ベルト上にKトナー画像を形成するK工程が終了すると、次に中間転写ベルト上にCトナー画像を形成するY工程に進むが、そのCトナー画像の先端部と中間転写ベルト上のKトナー画像の先端部とが一致するように、画像書込ユニット4によるC潜像用レーザ書き込み開始のタイミング(C画像データの出力タイミング)が調整される。同様に、M工程およびY工程が行われて中間転写ベルト上に4色重ねのカラー画像が形成される。但し、画像形成順序は上述のようなK,C,M,Yに限定されるものではなく、トナーの特性と最終的に転写紙上に形成されるカラー画像の仕上り効果とに応じて決定されている。
4色重ねのカラー画像が転写された転写紙は、定着部12に送られ、定着ローラと加圧ローラとによってカラー画像が熱定着され、排紙される。
一方、コピーモード等の各種モードや各種情報の設定は、ユーザによる操作ユニット5上の操作によって行われる。設定されたコピーモード等のモードはシステム制御ユニット1に通知され、そのシステム制御ユニット1が設定されたモードを実行するための制御処理を行う。このとき、システム制御ユニット1から画像読取ユニット2,画像処理ユニット3,画像書込ユニット4,複写機機構部6,画像表示ユニット7に対して制御指示がなされる。
画像読取ユニット2によって読み取った原稿の画像データを画像表示ユニット7に表示するには、システム制御ユニット1からの制御指示により、画像読取ユニット2が原稿画像の読み取りをスタートし、画像読取ユニット2によって読み取った画像データに対して画像処理ユニット3において画像表示ユニット7で表示するのに適した画像処理を施した後、その画像処理を施した画像データを画像表示ユニット7に出力して表示させる。
図3は、画像表示ユニット7の制御系の構成例を示すブロック図である。
この画像表示ユニット7は、FIFO回路(ラインバッファ)21,DRAM(画像データメモリ)22,CPU(中央処理装置)23,VRAM(ビデオメモリ)24,LCDCコントローラ25,LCDパネル(液晶パネル)26,ROM(リード・オンリ・メモリ)27,SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)28,シリアル通信ドライバ29,画像データバッファ(ドライバ/レシーバ)30,およびキーボード31を備えている。
画像処理ユニット3から出力された画像データは、画像データバッファ30およびFIFO回路21を介してCPU23内のDMA(Direct Memory Access)コントローラにより、画像データ格納用のDRAM22に格納される。
画像表示ユニット7には、画像データと共に画像データ制御信号もシステム制御ユニット1から送られているので、この画像データ制御信号のコマンドラインCLによって有効画像領域だけを取り込むように制御することもできる。
DRAM22に格納された有効画像データは、CPU23によってVRAM24にDMA転送される。このとき、CPU23によってDRAM22内の画像データの任意の部分を転送したり、拡大,縮小,又は間引き等の処理を行うこともできる。
VRAM24に転送された画像データは、LCDコントローラ25の制御によりLCDパネル26に表示される。
図4は、画像表示ユニット7の外観構成例を示すレイアウト図である。
この画像表示ユニット7は、画像をLCDパネル26の画面に表示させ、その画面内で編集・加工のエリア指定/モード設定を行うためのディスプレイエディタを兼用しても良い。各設定キーは図3のキーボード31に相当し、この発明に係わる重要な部分として、後述する読み取りキーと明るさ調整つまみがある。
具体的には、画像表示ユニット7の筐体正面のほぼ中央部にLCDパネル26が配設され、そのLCDパネル26の周縁部にはスケール表示部41が設けられている。
また、筐体正面のLCDパネル26の下方にはキーボード31が対応して配設されており、ここには、読取キー42,全体表示キー43,150%拡大キー44,200%拡大キー45,300%拡大キー46,画面移動キー47,カーソルキー48,点指定キー49,エリア指定キー50,クリアキー51,オールクリアキー52が設けられ、筐体正面近傍の下面には、明るさ調整つまみ53とコントラスト調整つまみ54が設けられている。
読取キー42は、原稿の画像読み取りを開始させるためのキーである。
全体表示キー43は、画像データ全体を表示させるためのキーである。
150%拡大キー44は、画像データを約150%に拡大して表示させるためのキーである。
200%拡大キー45は、画像データを約200%に拡大して表示させるためのキーである。
300%拡大キー46は、画像データを約300%に拡大して表示させるためのキーである。
画面移動キー47は、表示画面を移動させるためのキーである。
カーソルキー48は、カーソルを移動させるためのキーである。
点指定キー49は、カーソルが示している点を指定するためのキーである。
エリア指定キー50は、エリア(直角外角形,多角形)指定時に始点と終点を結ぶためのキーである。
クリアキー51は、最後に指定した点を取り消すためのキーである。
オールクリアキー52は、指定した全ての点を取り消すためのキーである。
明るさ調整つまみ53は、LCDパネル26の明るさを調整するためのキーである。
コントラスト調整つまみ54は、LCDパネル26のコントラストを調整するためのキーである。
図5は、操作ユニット5の外観構成例を示すレイアウト図である。
この操作ユニット5は、テンキー61、モードクリア/予熱キー62、画質調整キー63,割り込みキー64,プログラムキー65,プリントスタートキー66,クリア/ストップキー67,エリア加工キー68、輝度調整つまみ69,LCDパネル70,および初期設定キー71を備えており、LCDパネル70にはタッチパネルが重ねて設けられている。
テンキー61は、コピー枚数などの数値入力を行う場合に使用する。
モードクリア/予熱キー62は、設定したモードを取り消して初期設定に戻す場合や、一定時間以上の連続押下で予熱状態とする設定を行う場合に使用する。
画質調整キー63は、画質の調整を行うときに使用する。
割り込みキー64は、コピー中に割り込み、別の原稿のコピーを行う場合に使用する。
プログラムキー65は、よく使用するモードの登録や呼出を行う場合に使用する。
プリントスタートキー66は、コピー開始を指示するためのキーである。
クリア/ストップキー67は、入力した数値をクリアする場合や、コピー途中でコピーを中断する場合に使用する。
エリア加工キー68は、画像表示ユニット(ディスプレイエディタ)7上で、エリア加工・編集等のモードを使用する場合に使用する。
輝度調整つまみ69は、LCDパネル70の画面の明るさを調整する場合に使用する。
LCDパネル70のタッチパネルには、LCDパネル70上に表示された各種のキーの範囲と同じ範囲にキーエリアが設定されており、その範囲(キーエリア)内の押下(タッチ)を検出すると、その範囲のキーに対応する処理を行う。
初期設定キー71は、ユーザが各初期設定を選択できる時に押下する。
図6は、LCDパネル70の表示画面の一例を示す図である。
このLCDパネル70の表示画面(タッチパネル)上には、カラーモード,自動濃度,マニュアル濃度モード,画質モード,自動用紙選択モード,用紙トレイ選択モード,用紙自動変倍モード,等倍モード,ソートモード,スタックモード等の各モードを選択するためのキーが表示されており、更にクリエイトモード,カラー加工モード,移動/ブック加工モード,変倍モードに関するサブ画面を選択するためのキーも表示されている。これらの各キーは、タッチパネル上に設定されている。
図7は、図6の変倍キーの押下によるLCDパネル70の表示画面の一例を示す図である。
図6の変倍キーが押下されると、表示画面の下方から変倍設定画面がスクロールアップされる。
この変倍設定画面には、定型変倍(予め変倍率が設定されている変倍モード)用のキーが設定されている。例えば、71%変倍キーを押下すると、変倍率71%が選択される。また、この変倍設定画面には、定型変倍以外の変倍モードを選択するためのズームキー,寸法変倍キー,独立変倍/拡大連写キーが画面左側に設定されている。
図8は図5のLCDパネル70に設けたタッチパネルの押下位置検出回路(タッチパネル検出回路)の構成例を示す回路図であり、図9は図8の各信号の設定状態を示す説明図である。なお、図8における「検出/測定」端子の「測定」と「X/Y端子」の「Y」には、負論理を示すオーバラインを付しているが、以下の説明ではそのオーバラインの記載を省略する。
図8において、81はLCDパネル70に設けたタッチパネル(タッパネルキー)、82はそのタッチパネル81の押下位置を検出するタッチパネル検出回路全体を制御するコントローラ、83はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータである。
コントローラ82は、「検出/測定」端子と「X/Y」端子を2値信号の“0”又は“1”にしてタッチパネル81の各端子X1,X2,Y1,Y2を図9に示すように設定してタッチパネル81の押下位置を検出する。端子Y2は抵抗Rでプルアップされている。「検出/測定」端子および「X/Y」端子が“0”のときは、OR回路84の出力が低電位(ローレベル“L”)になってインバータ93の出力が高電位(ハイレベル“H”)になり、アナログスイッチ85がオン,アナログスイッチ86がオフとなってゲート87,88が高インピーダンス状態(“Z”)になり、端子X2が“Z”になるとともに端子X1がA/Dコンバータ83の入力側Vinに接続される。更に、インバータ89,90の出力が“H”になってゲート91,92がオンになり、端子Y2が“L”になって端子Y1が“H”になる。
また、「検出/測定」端子が“0”で「X/Y」端子が“1”のときには、OR回路84の出力およびインバータ90の出力が“H”になってアナログスイッチ86がオン,アナログスイッチ85がオフとなり、ゲート87,88がオンになって端子X2が“L”になる。そして、インバータ89の出力が“L”になってゲート91,92が“Z”となり、端子Y2も“Z”になる。更に、端子X1が“H”になって端子Y1がA/Dコンバータ83の入力側Vinに接続される。
「検出/測定」端子が“1”になったときには、OR回路84の出力が“H”になってアナログスイッチ86がオン,アナログスイッチ85がオフとなり、ゲート87,88がオンになって端子X2が“L”になる。そして、インバータ89の出力が“L”になってゲート91,92が“Z”となり、端子Y2も“Z”になる。更に、インバータ90の出力が“L”になって端子X1が“L”になり、端子Y1がA/Dコンバータ83の入力側Vinに接続される。このとき、端子Y2は抵抗Rでプルアップされているから、タッチパネル81がオフであれば、A/Dコンバータ83の入力側Vinが“H”となり、タッチパネル81がオンになれば、A/Dコンバータ83の入力側Vinが0Vになる。
したがって、コントローラ82は、A/Dコンバータ83の出力からタッチパネル81のオン/オフ状態を確認できる。コントローラ82は、タッチパネル81のオン状態を検知すると、「検出/測定」端子を“0”として測定モードを切り替え、「X/Y」端子を“1”としてX方向位置を入力する。このとき、端子X1が+5Vで端子X2が0Vになり、タッチパネル81の押下位置の電位が端子Y1を通してA/Dコンバータ83によりデジタル値に変換されてコントローラ82に入力される。
また、コントローラ82は、「X/Y」端子を“0”としてY方向位置を入力する。このとき、端子Y1が+5Vで端子Y2が0Vになり、タッチパネル81の押下位置の電位が端子X1を通してA/Dコンバータ83によりデジタル値に変換されてコントローラ82に入力される。
よって、このタッチパネル検出回路を用いることにより、タッチパネル81の押下位置を検出することができる。
図10は操作ユニット5の制御系の構成例を示すブロック図である。
この操作ユニット5全体の動作を制御するCPU100にはアドレスラッチ回路101が接続され、CPU100からのアドレス信号はアドレスラッチ回路101に取り込まれ、ここでCPU100からの信号により制御される。アドレスラッチ回路101からのアドレス信号は、その一部がアドレスデコーダ102でデコードされて各IC(集積回路)へのチップセレクト信号となり、メモリマップの作成に使用される。また、アドレスラッチ回路101からのアドレス信号は、ROM103に入力されると共に、LCDC(LCDコントローラ)106に入力されてROM104,RAM105等のメモリでのアドレス指定に使用される。
一方、CPU100は、データバスを介してメモリやLCDC106に接続され、これらとデータの双方向通信を行う。
LCDC106には、CPU100からのアドレスバスおよびデーターバスの他に、LEDドライバ107,キーボード108,タッチパネル(アナログタッチパネル)81,LCDモジュール110(LCDパネル70を構成する)、更にデータ表示用のROM104およびRAM105等が接続されている。このLCDC106は、キーボード108からの信号やタッチパネル81からの信号によりROM104およびRAM105内のデータから表示データを作成してLCDパネル70上の表示を制御する。
また、CPU100は、光トランシーバ111を介して光ファイバー用コネクタが接続されており、光トランシーバ111を介して外部と通信を行う。このCPU100は、外部から光トランシーバ111を介してコマンドを受け取ると、LCDパネル70上の表示内容を決定して予めROM104に記憶されている画面データであるCGROM用コードをRAM105上に展開し、LCDC106がそのCGROM用コードをROM104により多数のビットパターンに変換してLCDパネル70上に表示させる。また、CPU100はシステムリセット回路112を介してアドレスデコーダ102とデータの授受を行う。
次に、画像読取ユニット2および画像処理ユニット3について、図11〜図18を参照して具体的に説明する。
図11は、画像読取ユニット2および画像処理ユニット3の制御系の第1構成例を示すブロック図である。なお、ここでは、図11に示す各部(システム制御ユニット1,操作ユニット5,画像表示ユニット7を除く)のうち、例えば3ラインCCD211からシェーディング補正回路222までの各部が画像読取ユニット2を、ライン間補正メモリ223,224から第2の画像処理回路231までの各部が画像処理ユニット3をそれぞれ構成しているものとするが、これに限るものではない。
画像読取ユニット2は、スキャナIPU(イメージ・プロセッシング・ユニット)制御部を備えている。
そのスキャナIPU制御部上のCPU(中央演算処理装置)201は、ROM202に格納されているプログラムを実行し、RAM203に対してデータ等を読み書きすることにより、スキャナIPU制御部全体の制御を行っている。
このCPU201はまた、システム制御ユニット1とシリアル通信で接続されており、コマンドおよびデータの送受信により指令された動作を行う。
システム制御ユニット1は、操作ユニット5とシリアル通信で接続されており、ユーザによる操作ユニット5上のキー入力指示により動作モード等の指示を設定することができる。
CPU201は、I/O206である原稿検知センサ,HPセンサ,圧板開閉センサ,冷却ファン等に接続されており、検知およびON/OFFの制御も行う。
スキャナモータドライバ207は、タイミング回路212からのPWM(パルス幅変調)出力によりドライブされ、励磁パルスシーケンスを発生し、原稿走査駆動用のパルスモータ208を駆動する。
原稿の画像面はランプインバータ209に駆動されたキセノンランプ210の点灯(光量出力)により照明され、その画像面からの反射光像が複数ミラーおよびレンズを通り、3ラインCCD(電荷結合素子)211に結像される。
3ラインCCD211は、スキャナIPU制御上のタイミング回路(タイミング信号発生手段)212によって、各駆動クロックを与えられて各R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)のodd(奇数画素),even(偶数画素)のアナログの画像信号(アナログ信号)を対応するエミッタホロワ213〜215へ出力する。
エミッタホロワ213〜215からアナログ処理回路(サンプルホールド手段を含むアナログ処理手段)216〜218へ入力されたアナログ信号は、そのアナログ処理回路216〜218内で普通にサンプルホールドするか、減算法CDS(相関二重サンプリング)法によるサンプリング処理を実行してからサンプルホールドするか、CPU201からの設定によって選択可能となっている。
その他アナログ処理回路216〜218の処理として、3ラインCCD211のオプティカルブラック部でラインクランプを実施し、oddとevenの出力差を補正し、それぞれのアンプゲイン調整を行う。そのアンプゲイン調整後は、マルチプレクサで合成して、最終的にDCレベルのオフセット調整後に、A/Dコンバータ(A/D変換手段)219〜221へ入力される。
A/Dコンバータ219〜221へ入力されたアナログ信号は、そのA/Dコンバータ219〜221内でデジタル化され、画像データとしてシェーディング補正回路222へ入力される。
シェーディング補正回路222は、A/Dコンバータ219〜221からのR,G,Bの画像データ(RGBデータ)に対して、シェーディング補正、つまり照明系の光量不均一や3ラインCCD211の画素出力のバラツキを補正する機能を持っている。
シェーディング補正回路222によってシェーディング補正されたR,G,Bの画像データのうち、R,Gの画像データがライン間補正メモリ223,224へ入力され、3ラインCCD211上におけるBとG,BとRのライン数の画像データが遅延されて、BGRの読取画像の1ライン以上の位置合わせが行われ、ドット補正回路225へ出力される。
ドット補正回路225は、ライン間補正メモリ223,224から出力されたR,Gの画像データおよびシェーディング補正回路222から出力されたBの画像データに関して、1ライン以内のドットズレを補正する。次いで、スキャナγ補正回路226で反射率リニアデータをルックアップテーブル方式で補正する。
この補正後の画像データは、自動原稿色判定回路228と自動画像分離回路229とディレーメモリ227を介して第1の画像処理回路230に入力される。
自動原稿色判定回路228は、ACS(有彩/無彩判定)処理を行う。このACS処理では、黒/灰色の判定を行える。
自動画像分離回路229は、自動画像(像域)分離処理を行う。この自動画像分離処理では、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピーク画素の繰り返しパターンにより判定)、写真判定(文字・網点外で画像データがある場合)を行い、文字および印刷(網点)部、写真部の領域を判定してCPU201に伝え、後段のRGBフィルタ,色変換,プリンタγ補正,YMCKフィルタ,階調処理でパラメータや係数の切り換えに使用される。
第1の画像処理回路230は、RGBフィルタ,色変換処理回路,変倍処理回路,クリエイト回路を備えている。
RGBフィルタは、RGBデータ(R,G,Bの画像データ)に対するMTF補正,平滑化,エッジ強調,スルー等のフィルタ係数を先の領域判定結果に応じて切り換え設定する。
色変換処理回路は、RGBデータに対してYMCK変換,UCR(下部網点除去),UCA(下部網点付加)の各処理を実行する。
変倍処理回路は、画像データの主走査方向(ライン方向)に対して拡大/縮小処理を実行する。
第1の画像処理回路230には画像表示ユニット7が接続されており、拡大/縮小処理後のRGBデータの表示が可能となっている。
クリエイト回路は、クリエイト編集およびカラー加工を行う。クリエイト編集では、斜体,ミラー,影付け,中抜き処理等を実行し、カラー加工では、カラー変換,指定色消去,アンダーカラー等を実行する。
第2の画像処理回路231は、プリンタγ補正回路,YMCKフィルタ,階調処理回路,ビデオ制御回路,および書込処理回路を備えている。
プリンタγ補正回路は、先の領域判定結果に基づいてプリンタγ補正を、YMCKフィルタは、先の領域判定結果に基づいてフィルタ係数の設定をそれぞれ行う。
階調処理回路はディザ処理を実行し、ビデオ制御回路は書き込みタイミング設定や画像領域,白抜き領域の設定やグレースケールやカラーパッチ等のテストパターンの生成を行うことができ、最終画像データを書込処理回路が画像書込ユニット4内のLD(レーザダイオード)へ出力できるように処理してそのLDへ出力する。
上述した各回路は、CPU201に接続されており、ROM202に格納されているプログラムにより各処理の設定と動作をシステム制御ユニット1の指示により実行する。
図12は、画像読取ユニット2の制御系の第2構成例を示すブロック図であり、図11と対応する部分には同一符号を付している。
この例では、3ラインCCD211に代えて、4ライン受光素子列を含む4ラインCCD311(光電変換手段)を実装した場合について説明する。
この4ラインCCD311は、この例では、通常カラーでのR,G,B光の3ラインCCD(3ライン受光素子列を含む)と全画素を光シールドした1ラインCCD(1ライン受光素子列を含む)を加えた4ライン構成となっている。内部構成としては、フォトダイオード(受光素子),シフトゲート,アナログシフトレジスタからなっている。高速化のため、odd,even別のシフトゲートとアナログシフトレジスタを各色2チャンネル構成としている。
各画素構成は、空送り画素,光シールド画素,読取有効領域画素,空送り画素からなっている。通常は、光シールド画素は数十画素から多くても百画素程度からなり1ラインを読み取る前の黒レベルの基準に使用できるようになっている。各色最終段のアンプのゲインは各色毎に決めているが、説明を簡略化するために、内部ゲインは各色1倍とする。全画素を光シールドした1ラインCCDにおいても、上記の各色と同じ構成を取っている。但し、画素構成が少なくとも読取有効領域の全画素を光シールドしていることが、この発明に関する特徴部分である。
なお、この発明は、RGB各色のフォトダイオードを2列(2ライン)分ずつ持ったCCDに全画素を光シールドした1ラインCCDを含む7ラインCCDや、RGB各色毎の補正用の全画素を光シールドした3ラインCCDを含む6ラインCCD等の各種の複数ラインCCDに応用できることは言うまでもない。また、同様に複数ライン受光素子列を持ったCMOSセンサにも応用できる。
図12に示す画像読取ユニット2において、4ラインCCD311への駆動クロックは、基準クロック発生器(基準クロック発生手段)235からの精度の高い基準クロックに基づいて、タイミング回路(タイミング信号発生手段)212内のPLL回路351から逓倍されたクロックによってCCDクロック発生回路352よりCCD駆動ドライバ部233を介して生成出力される。同様に、各アナログ処理回路216〜218,243,各A/Dコンバータ219〜221,シェーディング補正回路222への駆動クロックも、基準クロック発生器235からの基準クロックに基づいて生成される。
駆動クロックが入力された4ラインCCD311の出力(アナログ信号)は、対応するエミッタホロワ213〜215,315を介してアナログ処理回路216〜218,243に入力される。そして、アナログ処理回路216〜218,243内でラインクランプを実施し、oddとevenの出力差を補正し、アンプゲイン調整を行う。そのアンプゲイン調整後は、マルチプレクサで合成して、最終的にDCレベルのオフセット調整を行う。
RGB各色のアナログ処理回路216〜218の出力は、読取有効領域の全画素を光シールドしたCCD(以下「光シールドCCD」ともいう)に対応するアナログ処理回路243の出力に基づいてノイズ補正を行うために、補正手段である差動アンプ236〜238に入力する。そして、差動アンプ236〜238にてアナログ処理回路216〜218の出力からアナログ処理回路243の出力を減算する。その減算後の出力は、A/Dコンバータ(A/D変換手段)219〜221によってデジタル化され(デジタル信号に変換され)、画像データとしてシェーディング補正回路222に入力され、そこでシェーディング補正が行われ、後段の各回路(図11参照)へ送られる。
RGB各色のアナログ処理回路216〜218は、ランプ点灯による白基準板の出力値がシェーデイング補正回路222内の最大値検出回路で目標値になるように、バス接続されたCPU201でフィードバック制御が行われている時に、各色のアンプゲインを調整する。つまり、AGC(オート・ゲイン・コントロール)を実行する。このアンプゲイン調整値は、アナログ処理回路243へもCPU201から設定されて、各色のアンプゲインに対応した補正値がリアルタイムに出力される。この時のノイズ補正を説明するためのノイズ発生時の各回路の出力例を図13に示す。
ここでは、上記のアンプゲイン調整(AGC実行)について、Rが3倍ゲイン、Gが1倍ゲイン、Bが2倍ゲインとなった場合について説明する。
電源供給の安定化が弱いシステムにおいて、電源系のスイッチングノイズがスパイクノイズとしてCCDおよびアナログ処理で画像信号に発生した場合に、図13の(1)〜(4)に示すように、各色のアナログ処理回路216〜218の各出力はゲインに応じたノイズがライン同期信号の1ライン上に発生する。
アナログ処理回路243の各色ゲイン設定前出力は、全画素の黒レベル出力として図13の(5)に示すような出力となる。
この出力に対して、CPU201からバスを介してアナログ処理回路243へ各色対応ゲイン設定がなされると、図13の(6)〜(8)に示すように、それぞれゲインに応じた黒レベル出力となる。
差動アンプ236〜238は、補正手段であり、図13の(2)〜(4)に示すアナログ処理回路216〜218の各出力から図13の(6)〜(8)に示すアナログ処理回路243の出力を減算する補正処理を行う。
それによって、差動アンプ236〜238による減算後の出力は、図13の(9)〜(11)に示すように、スパイクノイズを含む同相ノイズが全て除去された良好な出力となる。
図14は、画像読取ユニット2の制御系の第3構成例を示すブロック図であり、図12と対応する部分には同一符号を付している。
この例では、基準クロック発生器235とタイミング回路212の間に、スペクトラム拡散クロック発生器(スペクトラム拡散クロック発生手段)234を挿入している。
そこで、スペクトラム拡散クロック発生器234について、一例を上げて簡単に説明する。
スペクトラム拡散クロック発生器234は、基準クロック発生器235から入力された基準クロックを±1%の範囲で周波数変調(拡散)する。
その変調周波数fmは、以下の式で求められる。
fm=31×(基準クロック周波数/16)
Tm=1/fm
この変調周波数fmで拡散された前後のクロック出力の周波数帯域は、ピーク値が下がる。同調したクロック信号の帯域を拡散させることでピーク値を減衰させる。ピーク値の減衰率は、高調波の次数や変調の度合い依存して以下の式で求められる。
dB=6.5+9.1log10(P)+9.1log10(F)
P=拡散の割合(%)、F=減衰測定時の周波数(MHz)
このように、拡散の割合が大きく周波数が高いほど減衰効果が大きくなる。
これにより、スペクトラム拡散クロック発生器234は、EMI(電磁波干渉)の低減効果を図るため、基準クロック発生器235とタイミング回路212の間に挿入している。但し、副作用として変調周波数に依存する画像ノイズが発生する場合がある。また、拡散の割合を上げるとEMI効果は高くなるが、画像ノイズも大きく目立つようになる。
図14の例では、スペクトラム拡散クロック発生器(以下「SSCG」ともいう)234を読取系に使用した場合に発生する画像ノイズを補正することができる。
SSCG234のクロックにより、タイミング回路212からCCD系各クロック,アナログ処理系各クロック,A/Dクロック,IPUクロック等がそれぞれ各ブロックへ供給される。基準クロックに対してSSCG234にて変調したクロックをタイミング回路212へ入力しているので、全ての同期が取れており、クロック信号に対するセットアップタイムとホールドタイムも損ねることなく、同期回路を伴ったデジタル回路では動作上問題はない。これに対して、CCDを含むアナログ回路では、拡散クロックの変調周波数に依存する周期的なノイズが発生する。
ここで、ライン毎のノイズの発生について、図15を参照して説明する。
図15は、変調周波数によるノイズがライン毎に移動していく様子を示すタイミングチャートである。
図15において、山の部分は画像データが高い明るい部分、谷の部分は画像データが低い暗い部分である。各ライン上の横破線はCLPクロック(ラインクランプ信号)によるライン毎のDCレベルを決めている信号である。つまり、横破線との差で画像データレベルが決定する。図15では、山の部分の矢印が長いものほど画像データが高くなり、画像ノイズとなる。位相がライン毎にズレていくことにより、周期的な画像ノイズとなる。これは、スジ状の画像ノイズとして現れる場合がある。
この時のSSCGノイズ補正の状態を図16に示す。
ここでは、電源系のスパイクノイズ補正の状態を示した図13の例と同様のアンプゲイン調整(AGC実行)、Rが3倍ゲイン,Gが1倍ゲイン,Bが2倍ゲインとなった場合について説明する。
図15で説明したように、SSCGノイズは変調周波数に依存する周期的な変動が発生し、図16の(1)〜(4)に示すように、各色のアナログ処理回路216〜218の出力は、ゲインに応じた周期的なノイズがライン同期信号でも分かるように1ライン上に発生する。
アナログ処理回路243の各色ゲイン設定前出力は、全画素の黒レベル出力として図16の(5)に示すような出力となる。
この出力に対して、CPU201からバスを介してアナログ処理回路243へ各色対応ゲイン設定がなされると、図16の(6)〜(8)に示すように、それぞれゲインに応じた黒レベル出力となる。
差動アンプ236〜238は、図16の(2)〜(4)に示すアナログ処理回路216〜218の各出力から図16の(6)〜(8)に示すアナログ処理回路243の出力を減算する。
それによって、差動アンプ236〜238による減算後の出力は、図16の(9)〜(11)に示すように、SSCGノイズを含む同相ノイズは全て除去された良好な出力となる。
図16の例は、説明の都合上、SSCGノイズのみ表したが、電源系ノイズやランプインバータノイズ等のCCDを含めたアナログ処理上でのGND基準ノイズを含む場合に関しても補正できる。
ここまで、基準クロック発生器235とタイミング回路212との間に、スペクトラム拡散クロック発生器234を挿入した場合について説明したが、基準クロック発生器235とスペクトラム拡散クロック発生器234とが一体となったクロック発生器242(図17参照)を使用することもできる。
図17は、画像読取ユニット2の制御系の第4構成例を示すブロック図であり、図12,図14と対応する部分には同一符号を付している。
図18は、画像読取ユニット2の制御系の第5構成例を示すブロック図であり、図14と対応する部分には同一符号を付している。
図18の例は、選択手段を構成する前段のアナログスイッチ239A〜241Aと後段のアナログスイッチ239B〜241Bを差動アンプ236〜238の前後に設けることにより、差動アンプ236〜238による減算後又は減算前の出力(信号)をCPU201からポート制御のコントロールにより選択できる構成としたものである。
この例では、CPU201により、アナログ処理回路216〜218の各出力が差動アンプ236〜238に入力されるようにアナログスイッチ239A〜241Aを動作させ(上側にONにし)、差動アンプ236〜238の各出力がA/Dコンバータ219〜221に入力されるようにアナログスイッチ239B〜241Bを動作させることにより、差動アンプ236〜238による減算後の出力(同相ノイズ補正した信号)がA/Dコンバータ219〜221へ入力される。
また、全てのアナログスイッチ239A〜241A,239B〜241Bを下側にONにする(アナログ処理回路216〜218の各出力が差動アンプ236〜238に入力されないようにアナログスイッチ239A〜241Aを動作させ、差動アンプ236〜238の各出力がA/Dコンバータ219〜221に入力されないようにアナログスイッチ239B〜241Bを動作させる)ことにより、アナログ処理回路216〜218の各出力が差動アンプ236〜238をパスしてそのままA/Dコンバータ219〜221される。つまり、差動アンプ236〜238による減算前の出力(同相ノイズ補正していない信号)がA/Dコンバータ219〜221へ入力される。
以上、光電変換手段としてCCDの例を示したが、CMOSセンサのような画素毎に増幅素子を持つような場合、CMOSセンサ内でCDSを行って増幅素子のバラツキを補正した後であれば、上述したCCDと同様に補正が可能である。CMOSセンサ内でのCDSがない場合あるいは不十分な場合は、アナログ処理回路でCDSを実行してからサンプルホールドすることで同様に補正が可能である。
この実施例のデジタル複写機によれば、以下の(1)〜(9)に示す効果を得ることができる。
(1)複数ライン受光素子列を含む光電変換手段(CCD)を読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列を含む構成として、光を受ける他の複数ライン受光素子列を含む光電変換出力を読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列の光電変換出力で補正することにより、光電変換により発生する黒レベルを基準とするノイズを低減する効果があり、補正するために全画素を光シールドしたライン受光素子列の光電変換出力を行うため、リアルタイムで補正できる効果もある。
また、黒レベルを変動させるノイズとして、SSCGノイズ以外に商用電源ノイズ,各デバイスへ供給するスイッチング電源ノイズ,照明系のランプインバータの点灯ノイズ等のGNDを変動させる全てのノイズに対して補正する効果がある。
このことは、光電変換手段(CCD)、アナログ処理回路の供給電源を安定化する3端子レギュレータ等の部品を省くことができるので、コストダウン効果がある。
(2)上記他の複数ライン受光素子列に対応するアナログ処理回路の各出力から読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列に対応するアナログ処理回路の出力をA/Dコンバータによる変換前に減算(補正)することにより、アナログ処理回路内での補正(減算法CDS,ラインクランプ,oddとevenの出力差補正,アンプゲイン調整,マルチプレクサ合成,オフセット調整)後の最終的なアナログ出力に対して減算する効果がある。また、この位置での減算は通過してくる光電変換手段,エミッタホロワ,およびアナログ処理回路で発生するノイズに対して補正する効果がある。
(3)上記減算をシンプルな差動アンプが行うことにより、同相ノイズに対して確実に補正できるという効果がある。
(4)AGC実行時のアナログ処理回路での自動ゲイン設定は、例えばカラーの場合を考えるとR,G,B用の各アナログ処理回路毎に異なるため、減算する側の全画素を光シールドしたライン受光素子列のアナログ処理回路を各減算(補正)組み毎に自動ゲイン設定と同じ設定として減算を行うようにすることにより、適正な補正を行えるという効果がある。また、光電変換手段内部において、光を受ける複数ライン毎に個別内部ゲインがかかっている場合は、アナログ処理回路のゲイン設定と加味した値として全画素を光シールドしたライン受光素子列(内部ゲイン1倍設定)の減算するアナログ処理手段は個別に設定する効果がある。
(5)減算前又は後のR,G,B用の各アナログ処理回路の各出力(画像データ)を選択することにより、減算前後の各出力を比較することが可能になり、それによって補正状態を確認できるという効果がある。
(6)タイミング回路と基準クロック発生器との間にスペクトラム拡散クロック発生器(SSCG)を挿入することにより、画像ノイズを補正(低減)することができる。また、最小システムとして少なくとも光電変換部分,アナログ処理回路,A/D変換部分をスペクトラム拡散クロックで駆動させることにより、EMIを低減することができる。更に、放射電磁波のレベルが小さくなるので、近くにある他の機器が誤動作してしまうことがない。更にまた、世界各国のEMI規制をクリアすることができる。また、スペクトラム拡散クロック発生器の画像ノイズを拡散の割合を上げても補正できるため、拡散の割合を上げることができる。このことより、板バネ,遮蔽板金,シールドケーブル,コア等のメカEMI対策部品や、基板内のフィルタ,ビーズ,抵抗,コンデンサ等のエレキEMI対策部品の削除によるコストダウン効果を得ることができる。
(7)基準クロック発生器の出力自体をスペクトラム拡散クロックとすることにより、デバイスの削減と基板の面積の低減によりコストダウンを図ることができる。
(8)4ラインCMOSセンサに対応する構成として、R,G,Bの各色3ラインと全画素を光シールドした1ラインを持つことにより、SSCGノイズを補正することもできる。その補正により、CCDに比べてS/Nが劣るCMOSセンサでも、画像ノイズが問題ないレベルとすることができる。
(9)4ラインCCDに対応する構成として、R,G,Bの各色3ラインと全画素を光シールドした1ラインを持つことにより、SSCGノイズを補正する効果がある。その補正により、S/Nで有利なCCDで高画質読み取りを実現することができる。
以上、この発明を、画像読取装置(スキャナ等)を搭載したデジタル複写機に適用した実施例について説明したが、この発明はこれに限らず、画像読取装置を搭載したデジタル複合機やファクシミリ装置の他の画像形成装置は勿論、画像読取装置単体にも適用可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、複数ライン受光素子列を含む光電変換手段を用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置において、低コストでSSCG等の使用によるノイズを低減することができる。したがって、この発明を利用すれば、低コストで高品質画像を出力可能な画像読取装置を提供することができる。
この発明によるデジタル複写機の制御系の構成例を示すブロック図である。 そのデジタル複写機の機構部の一例を示す全体構成図である。 図1の画像表示ユニット7の制御系の構成例を示すブロック図である。 図1の画像表示ユニット7の外観構成例を示すレイアウト図である。 図1の操作ユニット5の外観構成例を示すレイアウト図である。
図5のLCDパネル70の表示画面の一例を示す図である。 図6の変倍キーの押下によるLCDパネルの表示画面の一例を示す図である。 図5のLCDパネル70に設けたタッチパネルの押下位置検出回路の構成例を示す回路図である。 図8の各信号の設定状態を示す説明図である。 図1の操作ユニット5の制御系の構成例を示すブロック図である。
図1の画像読取ユニット2および画像処理ユニット3の制御系の第1構成例を示すブロック図である。 図1の画像読取ユニット2の制御系の第2構成例を示すブロック図である。 図12に示した画像読取ユニット2におけるノイズ発生時の各回路の出力例を示すタイミング図である。 図1の画像読取ユニット2の制御系の第3構成例を示すブロック図である。 図14に示した画像読取ユニット2における変調周波数によるノイズがライン毎に移動していく様子を示すタイミング図である。
図14に示した画像読取ユニット2におけるSSCGノイズ発生時の各回路の出力例を示すタイミング図である。 図1の画像読取ユニット2の制御系の第4構成例を示すブロック図である。 図1の画像読取ユニット2の制御系の第5構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1:システム制御ユニット 2:画像読取ユニット 3:画像処理ユニット
4:画像書込ユニット 5:操作ユニット 6:複写機機構部
7:画像表示ユニット 201:CPU 202:ROM 203:RAM
212:タイミング回路 213〜215:エミッタホロワ
216〜218:アナログ処理回路 219〜221:A/Dコンバータ
222:シェーディング補正回路 223,224:ライン間補正メモリ
225:ドット補正回路 226:スキャナγ補正回路 227:ディレーメモリ
228:自動原稿色判定回路 229:自動画像分離回路
230:第1の画像処理回路 231:第2の画像処理回路
233:CCD駆動ドライバ部 234:スペクトラム拡散クロック発生器
235:基準クロック発生器 236〜238:差動アンプ
239A〜241A,239B〜241B:アナログスイッチ
242:クロック発生器 351:PLL回路 352:CCDクロック発生回路

Claims (9)

  1. 光像を受光して受光量に応じたアナログ信号を出力する複数ライン受光素子列を含む光電変換手段と、原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を前記光電変換手段へ導く光学系と、前記光電変換手段から出力されるアナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段を含むアナログ処理手段と、該アナログ処理手段によって処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、少なくとも前記光電変換手段,前記アナログ処理手段,および前記A/D変換手段をそれぞれ動作させるための各動作クロックを発生するタイミング信号発生手段と、該タイミング信号発生手段へ入力する基準クロックを発生させる基準クロック発生手段とを有する画像読取装置において、
    前記光電変換手段は、読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列を含み、そのライン受光素子列の出力に基づいて他の複数ライン受光素子列の各出力を補正する補正手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記補正手段は、前記他の複数ライン受光素子列に対応する前記アナログ処理手段の各出力から前記読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列に対応する前記アナログ処理手段の出力を前記A/D変換手段による変換前に減算する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2記載の画像読取装置において、
    前記補正手段は、差動アンプからなることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項2又は3記載の画像読取装置において、
    前記他の複数ライン受光素子列に対応する前記アナログ処理手段の各ゲイン設定と個別に減算する前記読取有効領域の全画素を光シールドしたライン受光素子列に対応する前記アナログ処理手段の各ゲイン設定とを補正組み別に同じゲイン設定とすることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記補正手段による補正前又は後の前記他の複数ライン受光素子列の各出力を選択する選択手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記タイミング信号発生手段と前記基準クロック発生手段との間にスペクトラム拡散クロック発生手段を介挿したことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記基準クロック発生手段からの基準クロックは、スペクトラム拡散クロックであることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記光電変換手段は、4ライン受光素子列を有し、そのうちの1ライン受光素子列の読取有効領域の全画素を光シールドしていることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記光電変換手段は、4ラインCCDを含む複数ラインCCDであることを特徴とする画像読取装置。
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