JP2001268325A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001268325A
JP2001268325A JP2000078453A JP2000078453A JP2001268325A JP 2001268325 A JP2001268325 A JP 2001268325A JP 2000078453 A JP2000078453 A JP 2000078453A JP 2000078453 A JP2000078453 A JP 2000078453A JP 2001268325 A JP2001268325 A JP 2001268325A
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JP
Japan
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processing system
clock
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analog
signal processing
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JP2000078453A
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English (en)
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Kazue Taguchi
和重 田口
Yusuke Ishizaki
雄祐 石▲ざき▼
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ信号処理系とデジタル信号処理系と
の違いに着目して画像ノイズの低減とEMI低減とを図
り得る画像読取装置を提供する。 【解決手段】 タイミング信号発生手段をアナログ信号
処理系タイミング信号発生手段99Aとデジタル信号処
理系タイミング信号発生手段99Dとに分けて、スペク
トラム拡散クロック発生手段117A,117Dによる
スペクトラム拡散クロックの変調幅を異ならせること
で、各々の系に最適な変調幅、即ち、拡散幅を選択する
ことができ、画像ノイズの発生を抑制し得るとともに、
EMI低減効果を確保することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、デジタル複写機、デジタルカラー複写機、ファクシ
ミリ、カラーファクシミリのスキャナ部等のライン状の
CCD固体撮像素子等の光電変換手段を用いて原稿画像
を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像読取装置で用いら
れるCCD固体撮像素子等の光電変換素子を駆動するの
に転送クロック×2、リセットクロック、クランプクロ
ック、最終段クロック等の多数のクロックを使用してい
るので、この駆動クロックの基本周波数成分の高調波が
発生する。また、CCD固体撮像素子を搭載した基板
は、光学系の構成上、結像レンズ面に対して平行に取り
付けられるため、駆動クロック発生用のタイミング信号
発生回路とは別基板になっていることが多い。この場
合、ハーネス接続となり、この部分からの電磁波放射も
避けられない状態である。このような放射電磁波がある
と、近くにある他の機器が誤動作してしまう可能性もあ
るので、EMI(Electromagnetic interference:電
磁波干渉)対策が必要となる。
【0003】この点、例えば、特開平9−98152号
公報によれば、マイコンや同期クロックを使用するデジ
タル回路に対する一般的なEMI対策法として拡散スペ
クトラムクロック生成装置を基準クロック発生装置の後
段に設けることが提案されている。即ち、基準クロック
発生装置によるクロック信号を周波数変調するスペクト
ラム拡散技術を使用することで、高調波のピークの周波
数分布を広げてピークを下げることで、クロックによる
高調波成分を下げてEMI低減を図るようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
98152号公報例による場合、一般的なEMI対策に
留まるものであり、画像読取装置固有のEMI対策は特
に考慮されておらず、世界各国のEMI規制をクリアし
得るものではない。
【0005】より具体的には、例えば、画像読取装置の
アナログ信号処理系(光電変換手段としてのCCDやA
/Dコンバータ或いはアナログ処理系)に対してスペク
トラム拡散クロックを使用すると、画像上に周期的なノ
イズが発生する場合がある。これに対して、A/Dコン
バータ以降のデジタル信号処理系(シェーディング補正
回路、各種画像処理回路等)に対しては或る範囲内では
問題なく使用できる。特に、近年にあっては、画像処理
上、カラー化、高画質化などが要求されることが多く、
画像処理の回路規模も大きくなってきており、それに伴
いこの部分での放射電磁波のレベルも大きくなってきて
いる。
【0006】そこで、本発明は、アナログ信号処理系と
デジタル信号処理系との違いに着目して画像ノイズの低
減とEMI低減とを図り得る画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】この際、読取走査速度(副走査速度)が変
倍率により決まっており、基準クロックによりこの走査
速度が決められている点に着目し、読取走査速度のずれ
から発生する倍率誤差を防止し得る画像読取装置を提供
することを目的とする。
【0008】さらには、アナログ信号処理系とデジタル
信号処理系とで分けた場合に画像データの転送漏れを防
止し得る画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光像を受光して受光量に応じたアナログ信号を出力する
ライン状の光電変換手段と、稿画像を露光してその原稿
画像に応じた光像を前記光電変換手段へ導く光学系と、
前記光電変換手段から出力されるアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換手段と、少なくとも前記光
電変換手段及び前記A/D変換手段の各動作クロックを
発生させるアナログ信号処理系タイミング信号発生手段
と、前記A/D変換手段以降の画像処理手段の動作クロ
ックを発生させるデジタル信号処理系タイミング信号発
生手段と、これらのアナログ信号処理系タイミング信号
発生手段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手段
とに対する基準クロックを発生させる基準クロック発生
手段と、これらのタイミング信号発生手段と基準クロッ
ク発生手段との間に介在されて前記基準クロックを周波
数変調するスペクトラム拡散クロック発生手段と、を備
え、前記スペクトラム拡散クロック発生手段は、前記ア
ナログ信号処理系タイミング信号発生手段と前記デジタ
ル信号処理系タイミング信号発生手段とに対するスペク
トラム拡散クロックの変調幅が異なる。
【0010】従って、タイミング信号発生手段をアナロ
グ信号処理系タイミング信号発生手段とデジタル信号処
理系タイミング信号発生手段とに分けて、スペクトラム
拡散クロック発生手段によるスペクトラム拡散クロック
の変調幅を異ならせることで、各々の系に最適な変調
幅、即ち、拡散幅を選択することができ、画像ノイズの
発生を抑制し得るとともに、EMI低減効果を確保する
ことができる。
【0011】請求項2記載の発明は、光像を受光して受
光量に応じたアナログ信号を出力するライン状の光電変
換手段と、原稿画像を露光してその原稿画像に応じた光
像を前記光電変換手段へ導く光学系と、前記光電変換手
段から出力されるアナログ信号に対するサンプルホール
ド手段を含み前記アナログ信号をアナログ処理するアナ
ログ処理手段と、このアナログ処理手段により処理され
たアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手
段と、少なくとも前記光電変換手段、前記アナログ処理
手段及び前記A/D変換手段の各動作クロックを発生さ
せるアナログ信号処理系タイミング信号発生手段と、前
記A/D変換手段以降の画像処理手段の動作クロックを
発生させるデジタル信号処理系タイミング信号発生手段
と、これらのアナログ信号処理系タイミング信号発生手
段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手段とに対
する基準クロックを発生させる基準クロック発生手段
と、これらのタイミング信号発生手段と基準クロック発
生手段との間に介在されて前記基準クロックを周波数変
調するスペクトラム拡散クロック発生手段と、を備え、
前記スペクトラム拡散クロック発生手段は、前記アナロ
グ信号処理系タイミング信号発生手段と前記デジタル信
号処理系タイミング信号発生手段とに対するスペクトラ
ム拡散クロックの変調幅が異なる。
【0012】従って、タイミング信号発生手段をアナロ
グ信号処理系タイミング信号発生手段とデジタル信号処
理系タイミング信号発生手段とに分けて、スペクトラム
拡散クロック発生手段によるスペクトラム拡散クロック
の変調幅を異ならせることで、各々の系に最適な変調
幅、即ち、拡散幅を選択することができ、画像ノイズの
発生を抑制し得るとともに、EMI低減効果を確保する
ことができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2画
像読取装置において、前記スペクトラム拡散クロック発
生手段におけるスペクトラム拡散クロックの変調幅は、
中心周波数に対して+方向と−方向とで等しい割合に設
定されている。
【0014】従って、画像読取装置においては読取走査
速度(副走査速度)が変倍率により決まっており、基準
クロックによりこの走査速度が決められているが、スペ
クトラム拡散クロックを使用する場合にその中心周波数
が基準クロックと等しくなるように+方向と−方向とで
等しい割合で変位させるスペクトラム拡散クロックを使
用することにより、読取走査速度のずれから発生する倍
率誤差を防止できる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の画像読取装置において、前記スペクトラム拡散
クロック発生手段は、前記アナログ信号処理系タイミン
グ信号発生手段と前記デジタル信号処理系タイミング信
号発生手段とに対するスペクトラム拡散クロックの変調
周波数が等しい。
【0016】従って、アナログ信号処理系タイミング信
号発生手段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手
段とに対するスペクトラム拡散クロックの変調幅を異な
らせる上で、両方の変調幅を大きくとった場合、1ライ
ン以上のバッファメモリがあれば問題ないが、バッファ
メモリがない場合にはこれらの変調周波数を等しくする
ことで、画像データの転送漏れを防止できる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一に記載の画像読取装置において、前記スペク
トラム拡散クロック発生手段の前記アナログ信号処理系
タイミング信号発生手段と前記デジタル信号処理系タイ
ミング信号発生手段とに対するスペクトラム拡散クロッ
クの変調周期の位相を揃える変調位相整列手段を備え
る。
【0018】従って、アナログ信号処理系タイミング信
号発生手段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手
段とに対するスペクトラム拡散クロックの変調幅を異な
らせる上で、両方の変調幅を大きくとった場合、1ライ
ン以上のバッファメモリがあれば問題ないが、バッファ
メモリがない場合にはこれらの変調位相を揃えること
で、画像データの転送漏れを防止できる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像読取装置において、前記変調位相整列手段は、スペク
トラム拡散クロックの変調周期の位相を揃えるために前
記スペクトラム拡散クロック発生手段に対するリセット
信号を用いる。
【0020】従って、アナログ信号処理系タイミング信
号発生手段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手
段とに対する各々のスペクトラム拡散クロックの同期を
取るためにスペクトラム拡散クロック発生手段に対する
リセット信号、即ち、変調プロフィールの再スタート信
号を用いることにより、確実に同期を取ることができ
る。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
の何れか一に記載の画像読取装置において、前記スペク
トラム拡散クロック発生手段は、前記アナログ信号処理
系タイミング信号発生手段に対するスペクトラム拡散ク
ロックの変調幅が前記デジタル信号処理系タイミング信
号発生手段に対するスペクトラム拡散クロックの変調幅
よりも小さい。
【0022】従って、アナログ信号処理系タイミング信
号発生手段に対するスペクトラム拡散クロックの変調幅
を小さめとすることで画像ノイズの発生を防止でき、デ
ジタル信号処理系タイミング信号発生手段に対するスペ
クトラム拡散クロックの変調幅を大きめとすることでE
MIの低減効果を上げることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0024】[前提的構成例]まず、図1に基づいて本
実施の形態が適用されるデジタル複写機1の概略構成に
ついて説明する。このデジタル複写機は、原稿から画像
を読み取る画像読取装置であるスキャナ部2と、印刷用
紙に画像を形成するプリンタ部3とを有する。
【0025】このプリンタ部3は、内部上方に配置され
たドラム状の感光体4の周囲に、トナークリーナ5、帯
電チャージャ6、レーザスキャナ7、4個の現像器8、
転写ベルト9等が配置されており、この転写ベルト9や
定着器10が用紙搬送路11に配置されることにより電
子写真機構12が形成されている。
【0026】また、この電子写真機構12に用紙搬送路
11で連通する位置には、サイズや方向が相違する印刷
用紙を供給する複数の給紙カセット13や手差トレイ1
4が設けられており、これらの手差トレイ14や給紙カ
セット13にセットされた印刷用紙を駆動制御機構(図
示せず)が電子写真機構12に供給する。なお、本実施
の形態のプリンタ部3は、電子写真機構12により印刷
用紙にフルカラーで画像を形成するので、4個の現像器
8の各々には、YMCBk(Yellow,Magenta,Cyan
ide,Black)のカラートナー(図示せず)が個々に収
納されている。
【0027】また、スキャナ部2は、本体ハウジング1
5の上面にコンタクトガラス16が設けられており、こ
のコンタクトガラス16の上面に読取原稿(図示せず)
が載置される。そして、このコンタクトガラス16に対
向する位置に第1の走査ユニット17が移動自在に支持
されており、この第1の走査ユニット17と対向する位
置に第2の走査ユニット18が移動自在に支持されてい
る。ここで、第1の走査ユニット17は、ハロゲンラン
プ19と反射面が45度に傾斜した反射ミラー20とで
形成されており、第2の走査ユニット18は、各々45
度に傾斜して内角90度で対向する一対の反射ミラー2
1,22で形成されている。
【0028】そして、この第2の走査ユニット18の反
射ミラー22と対向する位置には、結像光学系23を介
して光電変換手段としての3ラインCCD24が固定的
に配置されており、この3ラインCCD24には、CC
DアレイからなりB光とG光とR光とを各々読み取るB
ラインとGラインとRライン(何れも図示せず)とが、
数ラインの間隔で連設されている。
【0029】ここで、第1・第2の走査ユニット17,
18の走査速度は2:1に設定されているので、コンタ
クトガラス16から第1・第2の走査ユニット17,1
8を介して3ラインCCD24まで連通する結像光路の
光路長は、第1・第2の走査ユニット17,18が移動
しても一定である。そして、このような一定長の結像光
路により、コンタクトガラス16に載置されてハロゲン
ランプ19により照明された読取原稿の反射光を、3ラ
インCCD24が画像データに光電変換する。
【0030】また、本体ハウジング15の上面でコンタ
クトガラス16より手前には操作パネル25が設けられ
ている。この操作パネル25には、外観的には図2に示
すように、1個のタッチパネル26と各種キー27〜3
6とが設けられている。
【0031】より詳細には、この操作パネル25には、
複写動作に関連した基本的な各種キーとして、数値を入
力操作するテンキー27、モード初期化や予熱開始を入
力操作するクリア/予熱キー28、割込動作の開始を入
力操作する割込キー29、画質調整を入力操作する画質
調整キー30、モード登録やモード呼出の開始を入力操
作するプログラムキー31、複写開始を入力操作するス
タートキー32、データ初期化や動作中止を入力操作す
るクリア/ストップキー33、画像データのエリア加工
の開始を入力操作するエリア加工キー34、手差両面モ
ードのモード設定を入力操作する手差両面キー35、タ
ッチパネル26の輝度を調節する調光キー36等が設け
られている。
【0032】そして、上述のような各種キー27〜36
によりキーボード37が1個のユニットとして形成され
ており、このキーボード37にタッチパネル26を組み
込むことにより操作パネル25が形成されている。
【0033】さらに、タッチパネル26の周囲には、図
3に示すように、その画像表示に関連した各種キーとし
て、画像読取の開始を入力操作する読取キー38、画像
データの全体表示を入力操作する全体キー39、画像表
示の倍率が約150,200,300(%)として入力
操作される3個の拡大キー40、表示画面の移動を入力
操作する画面移動キー41、カーソルの移動を入力操作
するカーソルキー42、カーソルを指定点にプロットす
ることを入力操作する点指定キー43、指定点による加
工エリアの設定を入力操作する閉じるキー44、最後の
指定点の消去を入力操作するクリアキー45、全部の指
定点の消去を入力操作するオールクリアキー46等が設
けられている。
【0034】ここで、本実施の形態のデジタル複写機1
の電気的なブロック構造を図4に基づいて説明する。ス
キャナ部2とプリンタ部3との各々が、各種制御を実行
するシステム制御ユニット47と、画像データを加工処
理する画像処理ユニット48とに各々接続されている。
そして、システム制御ユニット47には、各種コマンド
を通信するシリアル通信ドライバ49を介してCPU5
0が接続されており、画像処理ユニット48には、画像
データを通信するデータバッファ51、画像データの転
送をスケジューリングするFIFO(First In Firs
t Out)のラインバッファ52、画像データを蓄積する
DRAM(Dynamic RAM)53が順次接続されている。
【0035】ここで、CPU50には、DMAC(Dir
ect Memory Access Controller)が内蔵されてお
り、このDMACがDRAM53に接続されている。さ
らに、CPU50には、タッチパネル26の表示を制御
するLCDコントローラ54とキーボード37等とが接
続されており、制御プログラムなどを記憶したROM5
5及びSRAM(Static RAM)56も接続されてい
る。そして、LCDコントローラ54には、画像データ
が展開されるVRAM(Video RAM)57が接続さ
れており、このVRAM57にLCDコントローラ54
を介してDRAM53が接続されている。
【0036】なお、タッチパネル26は、EL(Elect
ro Luminescence)等のバックライト(図示せず)とド
ットマトリクスのLCDモジュール58とアナログのス
イッチプレート59とを順次積層した構造となってい
る。LCDモジュール58により操作キーとして表示さ
れたメニューをスイッチプレート59により入力操作で
き、ディスプレイエディタとしても機能する。
【0037】さらに、操作パネル25の電気的なブロッ
ク構造を図5に基づいて説明する。まず、ROM60a
とRAM61とが直結されたLCDコントローラ54
に、タッチパネル26のLCDモジュール58とスイッ
チプレート59とキーボード37とが接続されている。
なお、このキーボード37のキー27〜36の一部に
は、LEDが内蔵されているので、キーボード37には
LEDドライバ62が接続されている。
【0038】そして、LCDコントローラ54には、ア
ドレスラッチ63が接続されており、このアドレスラッ
チ63とLCDコントローラ54とは、CPU64に接
続されている。このCPU64には光トランシーバ65
が接続されており、この光トランシーバ65は、外部装
置(図示せず)と各種データを光線でシリアル通信す
る。さらに、アドレスラッチ63にはアドレスデコーダ
66が接続されており、このアドレスデコーダ66は、
LCDコントローラ54とLEDドライバ62とROM
60bに直結されると共に、CPU64にシステムリセ
ット67を介して接続されている。
【0039】さらに、タッチパネル26のスイッチプレ
ート59は、図6に示すように、X方向の両端部に透明
電極が形成された透明基板68と、Y方向の両端部に透
明電極が形成された透明基板69とを積層した構造とな
っている。そしてこのスイッチプレート59に接続され
た座標検出回路70は、アナログスイッチ71やプルア
ップ抵抗72や各種ゲート73〜80やA/D変換手段
81及びコントローラ82により形成されている。
【0040】なお、このような座標検出回路70による
タッチパネル26の操作位置の座標検出は、透明基板6
8,69の電位X1,Y1,X2,Y2とに従って下記
の表1のような条件の演算処理で実行される。
【0041】
【表1】
【0042】このような基本構成において、本実施の形
態のデジタル複写機1により読取原稿の画像を複写する
場合は、読取原稿がスキャナ部2により読取走査されて
RGBの画像データが出力され、このRGBの画像デー
タから生成されたYMCBkの画像データがプリンタ部
3により印刷用紙に印刷される。このような画像複写を
実行する場合は、タッチパネル26の手動操作によりス
キャナ部2やプリンタ部3等に各種情報が設定され、こ
の設定情報に対応してスキャナ部2やプリンタ部3が動
作する。
【0043】ここで、タッチパネル26の表示画面の具
体例を図7及び図8に示す。複写動作の基本画面には、
図7に示すように、カラーモード、自動濃度、マニュア
ル濃度、画質モード、自動用紙選択、用紙トレイ、用紙
自動変倍、等倍、ソート、スタック等のモード選択のメ
ニューが表示され、さらに、クリエイト、カラー加工、
移動/ブック加工、変倍等のサブ画面選択のメニューも
表示される。図8は、手差両面モードに設定された場合
の画面例を示す。
【0044】次に、3ラインCCD24により光電変換
されて得られる画像データを処理するスキャナIPU
(Image Processing Unit)91関連のハードウェア
構成をその作用とともに図9を参照して説明する。この
スキャナIPU91の制御部上の制御手段であるCPU
92は、ROM93に格納されたプログラムを実行し、
RAM94にデータ等を書き込むことで、スキャナIP
U91の全体を制御する。このCPU92はデジタル複
写機1の全体に対するシステム制御ユニット47側とシ
リアル通信により接続されており、コマンド及びデータ
の送受信により指令された動作を実行する。さらに、シ
ステム制御ユニット47は操作パネル25とシリアル通
信により接続されており、ユーザからのキー入力指示に
より動作モード等を設定する。
【0045】また、CPU92にはI/O(原稿検知セ
ンサ、ホームポジションセンサ、原稿圧板開閉センサ、
冷却ファン等)95が接続されており、I/O95の検
知及びオン/オフの制御がなされる。モータドライバ9
6は、CPU92からのPWM出力によりドライブされ
ることで励磁パルスシーケンスを発生し、第1,2の走
査ユニット17,18をスキャニング駆動させるパルス
モータ97を駆動する。ハロゲンランプ19を点灯させ
るランプレギュレータ98もCPU92に接続されてい
る。
【0046】また、スキャナIPU91上には3ライン
CCD24から出力される画像データを順次処理する各
種の処理回路等が設けられている。まず、3ラインCC
D24はスキャナIPU91の制御部上のタイミング回
路(タイミング信号発生手段)99によってタイミング
信号として各駆動クロックが与えられており、所定タイ
ミングで各RGBのodd (偶数画素)、even(奇数画
素)のアナログ信号をエミッタフォロワ回路100R
100G ,100B に出力する。これらのエミッタフォ
ロワ回路100R ,100G ,100B からアナログ処
理手段を構成するアナログ処理回路101R ,101
G ,101B へ入力されたアナログ信号は、アナログ処
理として減算法CDS(相関二重サンプリング)法によ
るサンプリング処理を受け、3ラインCCD24のオプ
ティカルブラック部でラインクランプを実施し、odd、e
ven 間の出力差を補正することで、各々の系統毎のアン
プゲインの調整を行う。ゲイン調整後は、odd、even の
2系統がマルチプレクサにより時系列的に合成されて1
系統のアナログ信号となり、最終的に、DCレベルのオ
フセット調整を受けた後、A/Dコンバータ(A/D変
換手段)102R ,102G ,102B に入力される。
3ラインCCD24からA/Dコンバータ(A/D変換
手段)102R ,102G ,102B までの要素によ
り、アナログ信号処理系が構成されている。
【0047】A/Dコンバータ102R ,102G ,1
02B に入力されたアナログ信号は、デジタル信号に変
換された後、シェーディング補正回路(シェーディング
補正手段)103に入力されてシェーディング補正処理
を受ける。即ち、照明系の光量不均一や3ラインCCD
24の画素出力(感度)のばらつきがシェーディング補
正処理により補正される。このシェーディング補正回路
103は、図10に示すように、シェーディング補正処
理を行うためのシェーディング演算回路121、白メモ
リ122、黒メモリ123の他に、レジスタ設定部コン
トロール回路124が設けられ、バスI/F125を介
してCPU92側に接続されている。シェーディング補
正回路103によりシェーディング補正された画像デー
タ(デジタルデータ)のうち、G,R用の画像データは
ライン間補正メモリ104G ,104R へ入力されて、
3ラインCCD24上におけるRGB用のライン間のラ
イン数分だけ遅延させることでライン上の位置合わせを
行わせる処理を行い、ドット補正回路105へ入力され
る。ドット補正回路105では、ライン間補正メモリ1
04G ,104R から出力されたG,R用の画像データ
とシェーディング補正回路103から出力されたB用の
画像データに関して、1ライン以内のドットずれの補正
処理が行われる。次いで、スキャナγ補正回路106で
は反射率リニアデータをルックアップテーブル方式によ
り補正する。
【0048】スキャナγ補正回路106により補正され
たデジタルデータは、第1のルートでは、自動原稿色判
定回路107と自動画像分離回路108とディレーメモ
リ109とを介してRGBフィルタ・色変換処理・変倍
処理・クリエイト回路110、プリンタγ補正、書込処
理回路111に入力される。スキャナγ補正回路106
により補正されたデジタルデータは、第2のルートで
は、画像データメモリ112R ,112G ,112B
入力される。画像データメモリ112R ,112 G ,1
12B はスキャナ最大読取領域の画像データをRGB別
に蓄積できるDRAMで構成されており、1スキャンで
RGBの画像データを取り込み、フルカラー重ね画像出
力時やリピート複写時にはこの画像データメモリ112
R ,112 G ,112B からRGB画像データを出力し
第1ルートに戻ることで対応できるようになっている。
【0049】自動原稿色判定回路107では、ACS
(有彩/無彩判定)処理を行う。このACS処理では、
黒/灰色の判定が行われる。自動画像分離回路108で
は、像域分離処理として、エッジ判定(白画素と黒画素
の連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピー
ク画素の繰返しパターンにより判定)、写真判定(文字
・網点外で画像データのある場合)を行うことで、文字
及び印刷部(網点部)、写真部の領域を判定してCPU
92に伝え、後段のRGBフィルタ・色変換、プリンタ
γ補正、YMCBkフィルタ、階調処理でパラメータや
係数の切換えに使用される。
【0050】RGBフィルタでは、RGBのMTF補
正、平滑化、エッジ強調、スルー等のフィルタ係数を、
先の領域判定結果に応じて切換え設定する。色変換処理
では、RGBのデジタルデータから、YMCBk変換、
UCR、UCA処理を行う。変倍処理回路では、画像デ
ータの主走査方向に対して拡大/縮小処理を行う。RG
Bフィルタ・色変換処理・変倍処理・クリエイト回路1
10に対しては画像表示部112が接続されており、拡
大/縮小処理後のデジタルデータの表示が可能とされて
いる。クリエイト回路では、クリエイト編集、カラー加
工を行う。クリエイト編集では、斜体、ミラー、影付
け、中抜き処理等を行い、カラー加工ではカラー変換、
指定色消去、アンダーカラー処理等を行う。プリンタγ
補正、書込処理回路111では、先の領域判定結果に基
づいてプリンタγ変換とフィルタ係数の設定を行う。階
調処理では、ディザ処理を行い、ビデオコントロールで
は書込タイミング設定や画像領域、白抜き領域の設定や
グレースケールやカラーパッチ等のテストパターン発生
を行うことができ、最終画像データを書き込み処理でレ
ーザスキャナ7中のレーザダイオードへ出力できるよう
に処理する。
【0051】シェーディング補正回路103以降のこれ
らの各画像処理回路、メモリ等によりデジタル信号処理
系が構成されている。
【0052】このような各機能処理は、CPU92に接
続されておりROM93に格納されたプログラムにより
各処理の設定と動作とをシステム制御ユニット47の指
示により実行される。
【0053】ここで、アナログ処理回路101R ,10
G ,101B 、シェーディング補正回路103等の駆
動等に関して図10を参照して説明する。アナログ処理
回路101R ,101G ,101B に対してタイミング
回路99からは、図10に示すように、3ラインCCD
24用のクロックとして、φ1,φ2,φ1L,φCL
B,φRB,φTG(CCD移送ゲートクロック)、ア
ナログ処理系クロックとして、SHP(P相サンプルホ
ールドパルス),SHD(D相サンプルホールドパル
ス),SHDE2(D相サンプルホールドパルス2段
目),MPX(MPXパルス),CLP(ラインクラン
プ)、A/Dコンバータ102に対してADCクロッ
ク、シェーディング補正回路103に対してICLK
(IPUクロック)、次段回路IPU部に対するLSY
NC(主走査ライン同期信号)なる各種の駆動クロック
(タイミング信号)が出力されるように設定されてい
る。
【0054】このタイミング回路99は、CPU92等
に対してアドレスバス/データバス等のバスライン11
3を介して接続されたバスI/F(インタフェース)1
14を有しており、CPU92にこのバスI/F114
を介して接続されたレジスタ・設定部・コントロール回
路115が設けられている。また、タイミング回路99
は基準クロック発振器(基準クロック発生手段)116
から入力される基準クロックを基本とするものである
が、この基準クロック発振器116とタイミング回路9
9との間にはスペクトラム拡散クロック発生器117が
介在されている。ここに、スペクトラム拡散クロック発
生器117を介在させることで、タイミング回路99か
ら出力される全てのクロックに対して同期を取って拡散
クロックとして各回路へ入力される。
【0055】ここで、スペクトラム拡散クロック発生器
117について説明する。このスペクトラム拡散クロッ
ク発生器117は、例えば、IC−WORKS In
c.のSSFTG(W42C31−03)マニュアルを
参照すれば、図11に示すように、水晶発振子を用いた
基準クロック発振器116の出力を分周する分周比Nの
分周器151と、PLL回路152と、出力側分周器1
53とにより構成されている。PLL回路152は、位
相比較器154とチャージポンプ155と電圧制御発振
器(VCO)156と分周比Mのフィードバック分周器
157とチャージポンプ155・電圧制御発振器157
間に介在されて変調周波数との加算処理を行う加算器1
57とにより構成されている。
【0056】このようなスペクトラム拡散クロック発生
器117は、基準クロック発振器116から入力された
基準クロックを±2.5%の範囲で周波数変調する。即
ち、図12に示す周波数変調プロファイルのように周期
変調させる。
【0057】変調周波数fmは、基準クロック周波数1
7.5MHzとすると、 fm=31×(基準クロック周波数/18.432)=
29.433kHz Tm=1/fm=33.976μS で求められる。
【0058】この変調周波数で拡散された前後のクロッ
ク出力の周波数帯域は、上述のマニュアル中で示されて
いるように、図13に示すようになる。スペクトラム拡
散クロック発生器117の内部のPLL回路152の出
力を変調して、同調したクロック信号の帯域を拡散させ
ることでピーク値を減衰させる。ピーク値の減衰率は高
調波の次数や変調の度合いに依存し、 dB=6.5+9.1log10(P)+9.1log10
(F) P=拡散の割合(%)、F=減衰を測定した周波数(M
Hz) で求められる。このように拡散の割合が大きく周波数が
高いほど減衰効果が大きくなる。
【0059】このようなスペクトラム拡散クロック発生
器117を前述した読取系に適用した場合について説明
する。前述したように、タイミング回路99からCCD
系各クロック、アナログ処理系各クロック、ADCクロ
ック、IPUクロック、デジタル系クロック等が各々各
ブロック24,101,102,103等へ供給され
る。基準クロックに対してスペクトラム拡散クロック発
生器117にて変調したクロックをタイミング回路99
へ入力しているので、全ての同期が取れておりクロック
信号に対するセットアップタイムとホールドタイムも損
ねることない範囲内であれば、同期回路を伴ったデジタ
ル回路では動作上問題はない。これに対して、アナログ
回路では、アナログ出力部においては信号出力部分が十
分な平坦性を保てれば問題ないが、保てなくなってくる
と問題となる。これは、一般的に動作周波数が高くなれ
ばなるほど困難となってくる。
【0060】アナログ信号とサンプリングクロックは同
期は取れているもののサンプリングポイントに傾斜があ
る場合にはサンプル値が微妙に変化する。特に、CCD
24出力やアナログ処理回路101の内部信号はクロッ
クノイズ等の影響もあり、拡散クロックの変調周波数に
依存する周期的なノイズが発生する。例えば、CCD2
4からアナログ信号がエミッタフォロワ100を介して
アナログ処理回路101に入力され、SHDクロック信
号によってサンプルした時の周期的なノイズがのった場
合について図14を参照して説明する。
【0061】図14は、CCD24の黒出力部のサンプ
リングポイント部を拡大して示したものである。ここで
は、説明を簡略化するためにこの部分が単調増加してい
る場合について説明する。基準周波数のサンプリングポ
イントに対して±2.5%の周波数変調により+2.5
%変動した場合は画像データはMIN値を取り、−2.
5%変動した場合はMAX値を取る、このように画像デ
ータが周期的な変動を持つこととなる。
【0062】図15により主走査ライン毎のノイズの発
生について説明する。図15は変調周波数によるノイズ
が主走査ライン毎に移動していく様子を示した図であ
る。山の部分は画像データが高い明るい部分、谷の部分
は画像データが低い暗い部分である。各主走査ライン上
の横破線はCLPクロック(ラインクランプ信号)によ
る主走査ライン毎のDCレベルを決めている信号であ
る。即ち、横破線との差で画像データレベルが決定す
る。図示例では、山の部分の矢印が長い物ほど画像デー
タが高くなり画像ノイズとなる。図15に示す例では、
CLP、LSYNC(主走査ライン同期信号)、図示し
ないφTG(CCD移送ゲートクロック)ともに変調周
波数の位相と同期が取れていない場合である。位相が主
走査ライン毎にずれていくことにより周期的な画像ノイ
ズとなる。これは、スジ状の画像ノイズとして現れる場
合がある。
【0063】図14では、拡散クロックの変調幅が±
2.5%の場合を示したが、変調幅が±0.3%の場合
にはMIN値とMAX値との差が小さくなり、画像ノイ
ズも小さくなり目立たなくなるのは明らかである(特に
図示せず)。
【0064】このように、アナログ信号処理系では拡散
クロックの変調幅を小さめに抑える必要がある。しかる
に、図10に示す構成の場合には、CCD系を含むアナ
ログ信号処理系とA/Dコンバータ102R ,102
G ,102B 以降のデジタル信号処理系とに対して同じ
スペクトラム拡散クロックが用いられているため、その
変調幅が必ずしも最適値ではなく、画像ノイズを抑えて
大きなEMI低減効果を得ることは困難である。
【0065】[特徴的構成例1]この点、本実施の形態
では、図16に示すように、タイミング回路99がアナ
ログ信号処理系タイミング信号発生手段としてのアナロ
グ系クロック発生回路99Aと、デジタル信号処理系タ
イミング信号発生手段としてのデジタル系クロック発生
回路99Dとに分けて設けられている。アナログ系クロ
ック発生回路99AはCCD系クロックとして、φ1,
φ2,φ1L,φCLB,φRB,φTG、アナログ処
理系クロックとして、SHP,SHD,SHDE2,M
PX,CLP、A/Dコンバータ102に対してADC
クロックなる各種の駆動クロックを出力する。デジタル
系クロック発生回路99DはICLK、LSYNC、S
FGATE、OFGATEや、ライン間補正メモリ10
G ,104R用のRSTW、RSTR G、RSTR
R、FMGATEなる各種の駆動クロックを出力する
ように設定されている。さらに、これらのアナログ系ク
ロック発生回路99Aとデジタル系クロック発生回路9
9Dとに対応させて、スペクトラム拡散クロック発生器
117も、アナログ系スペクトラム拡散クロック発生器
117Aとデジタル系スペクトラム拡散クロック発生器
117Dとに分けて設けられ、個別にスペクトラム拡散
クロックの変調幅を設定し得るように構成されている。
例えば、アナログ系スペクトラム拡散クロック発生器1
17Aのスペクトラム拡散クロックの変調幅は±0.3
%、とデジタル系スペクトラム拡散クロック発生器11
7Dのスペクトラム拡散クロックの変調幅は±2.5%
の如く異ならせて設定されている。
【0066】これにより、アナログ系クロック発生回路
99Aの基準クロックはアナログ系スペクトラム拡散ク
ロック発生器117Aの変調幅±0.3%のスペクトラ
ム拡散クロックにより拡散変調され、デジタル系クロッ
ク発生回路99Dの基準クロックはデジタル系スペクト
ラム拡散クロック発生器117Dの変調幅±2.5%の
スペクトラム拡散クロックにより拡散変調されることと
なる。即ち、3ラインCCD24、アナログ処理回路1
01、A/Dコンバータ102なるアナログ信号処理系
はアナログ系に適した変調幅±0.3%のスペクトラム
拡散クロックにより拡散変調され、A/Dコンバータ1
02以降のシェーディング補正回路103等の大規模な
デジタル信号処理系はデジタル系に適した変調幅±2.
5%のスペクトラム拡散クロックにより拡散変調される
こととなる。
【0067】従って、このような特徴的構成例1によれ
ば、タイミング回路99をアナログ系クロック信号回路
99Aとデジタル系クロック信号回路99Dとに分け
て、スペクトラム拡散クロック発生器117によるスペ
クトラム拡散クロックの変調幅を異ならせることで、各
々の系に最適な変調幅、即ち、拡散幅を選択することが
でき、画像ノイズの発生を抑制し得るとともに、EMI
低減効果を確保することができる。
【0068】なお、図16に示した構成例では、アナロ
グ処理回路101を搭載した例としたが、3ラインCC
D24の出力をエミッタフォロワ100で受けて直接A
/Dコンバータ102でデジタル化し、後のデジタル処
理でアナログ処理回路と同等の機能を実現する場合に
は、アナログ処理回路101を省略してもよい。
【0069】また、このような変調幅に関して、0〜−
1.25%のような−方向に片寄ったスペクトラム拡散
クロックを使用すると、中心周波数が低くなるため、副
走査方向の倍率誤差を発生する。このような変調幅のス
ペクトラム拡散クロックを使用する場合でも中心周波数
が下がるのを見込んで、下がる分だけ基準クロックを上
げて設定する方法がある(例えば、+0.625%分だ
け基準クロックの周波数を上げて設定する)が、計算値
の周波数と実際の中心周波数とのずれが置きいため、倍
率誤差を今まで以上に調整する機能が必要となる。そこ
で、本実施の形態では、このような不具合が発生しない
ように、基準クロックに対して+方向と−方向とで等し
い割合で変調幅を持つスペクトラム拡散クロックを使用
するように設定されている。
【0070】[特徴的構成例2]上述のように、アナログ
系クロック発生回路99Aにアナログ系スペクトラム拡
散クロック発生器117Aによるアナログ系用のスペク
トラム拡散クロックを用い、デジタル系クロック発生回
路99Dにデジタル系スペクトラム拡散クロック発生器
117Diよるデジタル系用のスペクトラム拡散クロッ
クを用いる場合、そのスペクトラム拡散クロックの拡散
の割合(周波数変調幅)が極端に小さい場合にはA/D
コンバータ102以降のアナログ系とデジタル系との繋
ぎの部分でクロック系のセットアップとホールドタイム
とが仕様を満たす範囲では問題ないが、拡散の割合が大
きくなると、図16に示した構成の場合、A/Dコンバ
ータ102以降のアナログ系とデジタル系との繋ぎの部
分において同期が取れなくなってしまう可能性がある。
【0071】この点、図17に示す特徴的構成例2で
は、A/Dコンバータ102R ,102G ,102B
シェーディング補正回路103との間に、非同期でリー
ド/ライトが可能な非同期メモリ161R ,161G
161B がラインバッファとして設けられている。この
ような非同期メモリ161R ,161G ,161B を繋
ぎ部分に介在させることにより、アナログ系用のスペク
トラム拡散クロックで動作するA/Dコンバータ102
R ,102G ,102B のデジタルデータをデジタル系
用のスペクトラム拡散クロックで動作するシェーディン
グ補正回路103へ問題なく受け渡すことができる。な
お、これらの非同期メモリ161R ,161G ,161
B をに対する動作クロックは、そのアナログ系分US
RSTWについてはアナログ系クロック発生回路99A
により、デジタル系分US RSTR R,G,Bにつ
いてはデジタル系クロック発生回路99Dにより各々与
えられる。
【0072】結果として、特徴的構成例2によれば、シ
ェーディング補正回路103に変調幅の大きなスペクト
ラム拡散クロックを使用できる領域が増すので、EMI
低減効果を上げることができる。なお、コストダウンを
考慮した場合には、非同期メモリ161R ,161G
161B をシェーディング補正回路103中に取り込ん
でASIC化してもよい。
【0073】[特徴的構成例3]本実施の形態のよう
に、3ラインCCD24を用いる画像読取装置では、R
GBの各ラインで読取位置が異なるため、ライン間補正
メモリ104G ,104Rを備えている。そこで、この
ライン間補正メモリ104G ,104R に前述の非同期
メモリの機能を共有させることにより、図18に示すよ
うに非同期メモリ自体は省略するようにしてもよい。も
っとも、基準となるライン、具体的には、B光用にはラ
イン間補正メモリがないので、非同期メモリ162B
必要とする。
【0074】ちなみに、3ラインCCD24のライン間
隔(こでは、4ライン間隔)であるので、B光に対して
G光は4ライン、R光は8ライン遅延させて読取位置を
合わせるだけである。従って、B光に対して非同期メモ
リ162B が入るため、1ライン分遅延させることとな
り、G光用は1+4=5ライン、R光用は1+8=9ラ
インとなる(等倍時)。副走査速度を変えて副走査変倍
を実現している画像読取装置では、変倍率に応じて遅延
ライン数を計算することでライン間補正のライン数設定
を変更するようにしており、変倍時の設定はその計算値
に対して等倍時と同様に非同期メモリ162B 用の1ラ
イン分を加えるのはいうまでもない。
【0075】[特徴的構成例4]上述のように、アナロ
グ系クロック発生回路99Aにアナログ系スペクトラム
拡散クロック発生器117Aによるアナログ系用のスペ
クトラム拡散クロックを用い、デジタル系クロック発生
回路99Dにデジタル系スペクトラム拡散クロック発生
器117Dよるデジタル系用のスペクトラム拡散クロッ
クを用いる場合、両方の拡散クロックの同期が取れてい
ないと、各々の変調ピークの値を加算した変動分を考慮
してセットアップとホールドタイムとの仕様を満たす必
要があり、そのためには、変調幅を各々小さくしなけれ
ばならない。
【0076】この点、アナログ系用のスペクトラム拡散
クロックとデジタル系用のスペクトラム拡散クロックと
の変調周波数を等しくし、かつ、その同期を取ることに
より、変調幅を小さくすることなく、十分なEMI低減
効果を得ることができる。
【0077】図19にこの同期を取るための一例を示
す。即ち、アナログ系スペクトラム拡散クロック発生器
117A、デジタル系スペクトラム拡散クロック発生器
117Dの各々のリセット端子にCPU92の出力ポー
トを接続することにより、変調位相整列手段163が構
成されている。CPU92の出力ポートの立上りでアナ
ログ系スペクトラム拡散クロック発生器117A、デジ
タル系スペクトラム拡散クロック発生器117Dの変調
プロフィールの再スタートをかけることにより、各々の
拡散クロックの位相を揃えることが可能となる。
【0078】このCPU92の出力ポートをLレベルに
するタイミングは、電源オン後、電源が安定した時に一
度行えばよい。その後、同期が取れ続ければ問題ない
が、安定精度が悪い場合には位相がずれ込むことも考え
られるので、アナログ系スペクトラム拡散クロック発生
器117A、デジタル系スペクトラム拡散クロック発生
器117Dをリセットするタイミングをリピートコピー
毎(1ジョブ毎)、コピー毎或いはスキャン毎等に行わ
せることで、確実な同期を取り、安定させればよい。
【0079】なお、これらの構成例では、何れもスペク
トラム拡散クロック発生器がアナログ系スペクトラム拡
散クロック発生器117A、デジタル系スペクトラム拡
散クロック発生器117Dのように2つ別個に設けられ
ている態様で説明したが、1つのスペクトラム拡散クロ
ック発生器117において変調幅(拡散幅)の異なる2
出力以上の出力が可能なものを用いるようにしてもよ
い。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タイミン
グ信号発生手段をアナログ信号処理系タイミング信号発
生手段とデジタル信号処理系タイミング信号発生手段と
に分けて、スペクトラム拡散クロック発生手段によるス
ペクトラム拡散クロックの変調幅を異ならせるようにし
たので、各々の系に最適な変調幅、即ち、拡散幅を選択
することができ、画像ノイズの発生を抑制し得るととも
に、EMI低減効果を確保することができる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、タイミング
信号発生手段をアナログ処理手段を含むアナログ信号処
理系タイミング信号発生手段とデジタル信号処理系タイ
ミング信号発生手段とに分けて、スペクトラム拡散クロ
ック発生手段によるスペクトラム拡散クロックの変調幅
を異ならせるようにしたので、各々の系に最適な変調
幅、即ち、拡散幅を選択することができ、画像ノイズの
発生を抑制し得るとともに、EMI低減効果を確保する
ことができる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、画像読取装
置においては読取走査速度(副走査速度)が変倍率によ
り決まっており、基準クロックによりこの走査速度が決
められているが、スペクトラム拡散クロックを使用する
場合にその中心周波数が基準クロックと等しくなるよう
に+方向と−方向とで等しい割合で変位させるスペクト
ラム拡散クロックを使用するようにしたので、読取走査
速度のずれから発生する倍率誤差を防止できる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の画像読取装置において、アナログ信号処
理系タイミング信号発生手段とデジタル信号処理系タイ
ミング信号発生手段とに対するスペクトラム拡散クロッ
クの変調幅を異ならせる上で、両方の変調幅を大きくと
った場合、バッファメモリがなくてもこれらの変調周波
数を等しくすることで、画像データの転送漏れを防止す
ることができる。
【0084】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4の何れか一に記載の画像読取装置において、アナ
ログ信号処理系タイミング信号発生手段とデジタル信号
処理系タイミング信号発生手段とに対するスペクトラム
拡散クロックの変調幅を異ならせる上で、両方の変調幅
を大きくとった場合、バッファメモリがなくてもこれら
の変調位相を揃えることで、画像データの転送漏れを防
止することができる。
【0085】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の画像読取装置において、アナログ信号処理系タイミ
ング信号発生手段とデジタル信号処理系タイミング信号
発生手段とに対する各々のスペクトラム拡散クロックの
同期を取るためにスペクトラム拡散クロック発生手段に
対するリセット信号、即ち、変調プロフィールの再スタ
ート信号を用いるようにしたので、確実に同期を取るこ
とができる。
【0086】請求項7記載の発明によれば、請求項1な
いし6の何れか一に記載の画像読取装置において、アナ
ログ信号処理系タイミング信号発生手段に対するスペク
トラム拡散クロックの変調幅を小さめとすることで画像
ノイズの発生を防止でき、デジタル信号処理系タイミン
グ信号発生手段に対するスペクトラム拡散クロックの変
調幅を大きめとすることでEMIの低減効果を上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る前提的構成例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す縦断側面図であ
る。
【図2】タッチパネルを一部とする操作パネルの外観を
示す平面図である。
【図3】タッチパネルの外観を示す平面図である。
【図4】デジタル複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
【図5】操作パネルの回路構造を示すブロック図であ
る。
【図6】タッチパネルに接続された座標検出回路の回路
構造を示すブロック図である。
【図7】タッチパネルに基本動作の設定画面が表示出力
された状態を示す平面図である。
【図8】タッチパネルに手差両面モードの設定画面が表
示出力された状態を示す平面図である。
【図9】スキャナIPU関連のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図10】タイミング回路等の詳細を含めて示すシェー
ディング補正回路までのハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】スペクトラム拡散クロック発生器の構成例を
示すブロック図である。
【図12】周波数変調プロファイルを示す特性図であ
る。
【図13】変調周波数で拡散された前後のクロック出力
の周波数帯域を示す特性図である。
【図14】CCDの黒出力部のサンプリングポイント部
を拡大して示す説明図である。
【図15】主走査ライン毎のノイズの発生について説明
するタイムチャートである。
【図16】本実施の形態の特徴的構成例1を示すブロッ
ク図である。
【図17】本実施の形態の特徴的構成例2を示すブロッ
ク図である。
【図18】本実施の形態の特徴的構成例3を示すブロッ
ク図である。
【図19】本実施の形態の特徴的構成例4を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
24 光電変換手段 99A アナログ信号処理系タイミング信号発生手
段 99D デジタル信号処理系タイミング信号発生手
段 101 アナログ処理手段 102 A/D変換手段 103 シェーディング補正手段 116 基準クロック発生手段 117A,117D スペクトラム拡散クロック発
生手段 163 変調位相整列手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 BB03 BC05 BC09 BC11 BC23 CB17 5C051 AA01 BA03 DA06 DB01 DB07 DB22 DB24 DB28 DE00 EA00 FA01 5C072 AA01 BA18 BA20 CA03 DA02 DA04 EA05 FA08 UA20 XA01 5C077 LL02 MM03 MP08 NP07 PQ01 SS01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光像を受光して受光量に応じたアナログ
    信号を出力するライン状の光電変換手段と、 原稿画像を露光してその原稿画像に応じた光像を前記光
    電変換手段へ導く光学系と、 前記光電変換手段から出力されるアナログ信号をデジタ
    ル信号に変換するA/D変換手段と、 少なくとも前記光電変換手段及び前記A/D変換手段の
    各動作クロックを発生させるアナログ信号処理系タイミ
    ング信号発生手段と、 前記A/D変換手段以降の画像処理手段の動作クロック
    を発生させるデジタル信号処理系タイミング信号発生手
    段と、 これらのアナログ信号処理系タイミング信号発生手段と
    デジタル信号処理系タイミング信号発生手段とに対する
    基準クロックを発生させる基準クロック発生手段と、 これらのタイミング信号発生手段と基準クロック発生手
    段との間に介在されて前記基準クロックを周波数変調す
    るスペクトラム拡散クロック発生手段と、を備え、 前記スペクトラム拡散クロック発生手段は、前記アナロ
    グ信号処理系タイミング信号発生手段と前記デジタル信
    号処理系タイミング信号発生手段とに対するスペクトラ
    ム拡散クロックの変調幅が異なることを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】 光像を受光して受光量に応じたアナログ
    信号を出力するライン状の光電変換手段と、 原稿画像を露光してその原稿画像に応じた光像を前記光
    電変換手段へ導く光学系と、 前記光電変換手段から出力されるアナログ信号に対する
    サンプルホールド手段を含み前記アナログ信号をアナロ
    グ処理するアナログ処理手段と、 このアナログ処理手段により処理されたアナログ信号を
    デジタル信号に変換するA/D変換手段と、 少なくとも前記光電変換手段、前記アナログ処理手段及
    び前記A/D変換手段の各動作クロックを発生させるア
    ナログ信号処理系タイミング信号発生手段と、 前記A/D変換手段以降の画像処理手段の動作クロック
    を発生させるデジタル信号処理系タイミング信号発生手
    段と、 これらのアナログ信号処理系タイミング信号発生手段と
    デジタル信号処理系タイミング信号発生手段とに対する
    基準クロックを発生させる基準クロック発生手段と、 これらのタイミング信号発生手段と基準クロック発生手
    段との間に介在されて前記基準クロックを周波数変調す
    るスペクトラム拡散クロック発生手段と、を備え、 前記スペクトラム拡散クロック発生手段は、前記アナロ
    グ信号処理系タイミング信号発生手段と前記デジタル信
    号処理系タイミング信号発生手段とに対するスペクトラ
    ム拡散クロックの変調幅が異なることを特徴とする画像
    読取装置。
  3. 【請求項3】 前記スペクトラム拡散クロック発生手段
    におけるスペクトラム拡散クロックの変調幅は、中心周
    波数に対して+方向と−方向とで等しい割合に設定され
    ていることを特徴とする請求項1又は2画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記スペクトラム拡散クロック発生手段
    は、前記アナログ信号処理系タイミング信号発生手段と
    前記デジタル信号処理系タイミング信号発生手段とに対
    するスペクトラム拡散クロックの変調周波数が等しいこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記スペクトラム拡散クロック発生手段
    の前記アナログ信号処理系タイミング信号発生手段と前
    記デジタル信号処理系タイミング信号発生手段とに対す
    るスペクトラム拡散クロックの変調周期の位相を揃える
    変調位相整列手段を備えることを特徴とする請求項1な
    いし4の何れか一に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記変調位相整列手段は、スペクトラム
    拡散クロックの変調周期の位相を揃えるために前記スペ
    クトラム拡散クロック発生手段に対するリセット信号を
    用いることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記スペクトラム拡散クロック発生手段
    は、前記アナログ信号処理系タイミング信号発生手段に
    対するスペクトラム拡散クロックの変調幅が前記デジタ
    ル信号処理系タイミング信号発生手段に対するスペクト
    ラム拡散クロックの変調幅よりも小さいことを特徴とす
    る請求項1ないし6の何れか一に記載の画像読取装置。
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