JP2006303240A - 放熱シート、放熱体、放熱シート製造方法及び伝熱方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子機器などの発熱体とヒートシンクなどの放熱体との間に配置される介在材料の熱抵抗を下げる。
【解決手段】 グラファイト結晶のa−b面がグラファイトシート20のシート面に対して並行であるグラファイトシート20を複数枚積層された放熱シート25であって、a−b面を放熱シート25のシート面に対して垂直とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 グラファイト結晶のa−b面がグラファイトシート20のシート面に対して並行であるグラファイトシート20を複数枚積層された放熱シート25であって、a−b面を放熱シート25のシート面に対して垂直とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子部品から発生する熱を放散する技術に関し、特に電子部品などの発熱体と、ヒートシンクやヒートパイプなどの放熱体との接触熱抵抗を低減するために、発熱体と放熱体との間に挟んで用いる放熱シート、かかる放熱シートを備える放熱体、かかる放熱シートの製造方法、及び発熱体から放熱体へ熱を伝える伝熱方法に関する。
近年、電子機器の動作速度の向上が目覚ましく、これに伴いICチップやビデオチップ、通信チップといった、データ処理を大量に行う電子部品から発せられる熱量が増大している。これを放置して部品自体の温度が上昇すると、動作が不安定になり想定した速度で処理をさせることが困難となる。この熱を速やかに放散するために、従来より様々な手法が採られている。
例えば、発熱量がそれほど多くない場合は、発熱体の周囲の大気へ自然と放散させることが行われている。しかし、発熱量が多い場合は、発熱体の周囲の大気を別の動力を用いて攪拌し、常に冷気を供給しながら放熱する、或いは、熱伝達体が発熱体から熱を強制的に吸収し、発熱部から遠い部位へ速やかに拡散させる方法が採られている。後者は、具体的には電子機器の筐体内部の空気をファンモーターで筐体外部へ排出したり、発熱体にヒートシンク、ヒートパイプ、放熱シート等を接触させて発熱体から離れた部位へ伝熱し放散したりする、などの方法が該当する。
特に、ヒートシンクは熱伝導率の高い金属・セラミック材料をフィン状に加工し、放熱表面積を広くした部品、ヒートパイプは熱伝導率の高い金属パイプに水を封入し、発熱体から吸収した熱で水が気化し、低温部に速やかに熱を運ぶ部品であり、放熱効果が高く、発熱量の多い電子機器において放熱体として多用されている。
一般的に、発熱電子部品と放熱体との間の接触熱抵抗を低減するため、サーマルグリースや放熱ゴム、グラファイトシートなどを間に介在させる。例えば、図4に例示するように、電気機器10においては、発熱体となるICチップ13と、放熱体として使用するヒートシンク11の間には、介在材料12が挟まれて配置され、ICチップ13で発生した熱を速やかに上方のヒートシンク11へと伝達して拡散する働きをし、電子機器10の温度が上昇することを防ぐ構造になっている。
しかし、サーマルグリース、放熱ゴムは、いずれも放熱性の高い窒化アルミニウムなどのフィラーを含有させているが熱伝導率は低く、高い放熱効果は望めなかった。
また、グラファイトシートは、図5に示すような結晶構造を有しており、一般に市販され入手可能な介在材料としては、面方向(炭素6員環が連なるa−b面方向)の熱伝導率が銅やアルミニウムといった金属よりも高く良好な性質を有している。これを介在材料として用いる方法が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平8−23183号公報
特開平11−240706号公報
しかしながら、グラファイトシートは面方向の熱伝導率に比べて厚み方向(a−b面に垂直なc軸方向)の熱伝導率が極めて低く、放熱材料との接合に用いても、厚み方向に拡散する熱に対して、高い熱伝導性を発揮し得なかった。
例えば、市販品として容易に入手可能なグラファイトシートは、面方向は800W/mKという銅の約2倍の熱伝導率を示すが、厚み方向は5W/mK程度の熱伝導率を示す。このため電子機器の熱を面方向に拡散させる上では好適であった。しかし、グラファイトシートを発熱体と放熱体との間に挟んだ場合、発熱体から放熱体へ、つまりグラファイトシートの厚み方向に熱が移動することになる。かかる場合、800W/mKという良好な熱伝導率は望めなかった。
現状ではヒートシンクやヒートパイプの熱伝導率に比べて、これらの介在材料の熱伝導率は極めて劣り、熱移動速度を律速している。電子部品の動作速度が今後益々向上することが予想されており、これら介在材料の熱抵抗を下げることは喫緊の課題である。
本発明の第1の特徴は、グラファイトシートが複数枚積層された放熱シートであって、グラファイト結晶のa−b面が放熱シートのシート面に対して垂直であることにある。
放熱シートのシート面とは、薄い放熱シートの表面及び裏面を意味する。グラファイトシートのシート面は、薄いグラファイトシートの表面及び裏面を意味し、グラファイト結晶のa−b面に平行である。一方、本発明の放熱シートのシート面は、グラファイト結晶のa−b面に垂直である。そして、本発明の放熱シートの一方のシート面は、発熱体に接して発熱体から熱を受け取る受熱面として機能し、他方のシート面は、放熱体に接して放熱体へ熱を渡す放熱面として機能する。
グラファイトシート間に他の材料を介在させても良い。グラファイトシート間に介在させることに適当な材料としては、銅、アルミニウムなどの金属、ダイヤモンド、カーボンナノチューブなどの炭素材料、シリコンゴム、クロロプレンゴムなどのゴム、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリビニルアルコール(PVA)などの樹脂、低融点ガラスなどのガラス、炭化珪素(SiC)、窒化アルミニウムなどのセラミックス、二酸化珪素(SiO2)、二酸化チタン(TiO2)などの無機薄膜、ヒ化ガリウム(GaAs)、窒化ガリウム(GaN)などの半導体薄膜などが挙げられる。
中でも好ましくは接着性を有する材料であり、具体的には、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、ゴム系接着剤、オレフィン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリサルファイド系接着剤、ポリイソブチレン系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、ラテックス系接着剤、PVA系接着剤、EVA(エチレンビニルアセテート)系接着剤、塩化ビニル系接着剤、フェノール系接着剤、ポリウレタン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、メラミン系接着剤、銀ペーストなどの導電性接着剤、鉛ガラスなどの低融点ガラス、半田などの低融点合金などが挙げられる。これらは単独或いは2種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明の第2の特徴は、放熱シートのシート面以外の面が樹脂によって被覆されていることにある。放熱シートのシート面以外の面とは、表面及び裏面以外の側面を意味する。
本発明の第3の特徴は、放熱シートの厚みが100μmから1000μmであることにある。厚みが100μm未満であると、放熱部材の強度が弱くなりすぎ、破断や亀裂が生じ易くなるため実用に耐えられない。一方、厚みが1000μmを超えると、熱伝導距離が長くなりすぎ、伝熱効果が低下するため実用上用いられない。
本発明の第4の特徴は、放熱シートのシート面の少なくとも片面に電気絶縁性膜が成膜されていることにある。
絶縁性膜の材料として、具体的にはPETなどの樹脂、炭化珪素などのセラミックス、SiO2などのガラスなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の第5の特徴は、放熱シートのシート面の少なくとも片面が柔軟性材料によって被覆されていることにある。
柔軟性材料としては、具体的にはゴム、シリコーン、ワックスなどが挙げられるが、これらに限定されない。発熱体の動作温度において柔軟性を持つポリオレフィンなどが好ましい。
本発明の第6の特徴は、放熱シートのシート面の少なくとも片面に粘着性材料が付着されていることにある。粘着性材料として、具体的にはアクリル系接着剤などが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の第7の特徴は、第1乃至第6のいずれかの特徴を有する放熱シートを、発熱体に対向する面に備える放熱体であって、グラファイト結晶のa−b面が発熱体に対向する面に対して垂直であることにある。
本発明の第8の特徴は、放熱シート製造方法であって、グラファイト結晶のa−b面に対して平行であるグラファイトシートのシート面に接着剤を塗布する工程と、接着剤が塗布されたグラファイトシートを複数枚積層する工程と、積層されたグラファイトシートの間隔が狭くなる方向に加圧してグラファイトシート積層体を得る工程と、グラファイトシート積層体をグラファイトシートのシート面に対して垂直な方向に切断して放熱シートを得る工程とからなることにある。
本発明の第9の特徴は、第1乃至第6のいずれかの特徴を有する放熱シートを用いて発熱体から放熱体へ熱を伝える伝熱方法であって、発熱体から放熱体へ向かう伝熱方向に対してグラファイト結晶のa−b面が平行であることにある。
本発明の特徴によれば、高い熱伝導率を示すグラファイト結晶のa−b面が、発熱体から放熱体へ向かう伝熱方向と一致するため、発熱体から放熱体へ効率良く熱を伝えることができる。
以下に図面に基づいて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下の説明は、単なる例示に過ぎず、本発明の技術的範囲は以下の説明によって限定されるものではない。
(実施例1)
図1(a)に示すように、縦横約50mm、厚さ約100μmのグラファイトシート20を用意し、図1(b)に示すように、スキージ21を用いて、グラファイトシート20の片面に約10μm厚になるようにエポキシ系接着剤22を塗布し、図1(c)に示すように、接着剤塗布済グラファイトシート23を重ね合わせた。そして、接着剤塗布済グラファイトシート23を500枚積層し、上下方向から加圧して強固に接着させて、図1(d)に示す厚さ約55mmのグラファイトシート積層体24を得た。
図1(a)に示すように、縦横約50mm、厚さ約100μmのグラファイトシート20を用意し、図1(b)に示すように、スキージ21を用いて、グラファイトシート20の片面に約10μm厚になるようにエポキシ系接着剤22を塗布し、図1(c)に示すように、接着剤塗布済グラファイトシート23を重ね合わせた。そして、接着剤塗布済グラファイトシート23を500枚積層し、上下方向から加圧して強固に接着させて、図1(d)に示す厚さ約55mmのグラファイトシート積層体24を得た。
そして、グラファイトシート20に対して垂直に100μm厚に切断して、図1(e)に示す縦55mm、横50mm、厚さ100μmの積層体断面シート25を得た。
グラファイトシート積層体24を切断して、積層体断面シート25を得るためには、半導体産業で一般的な切断方法を用いることができ、ワイヤーソーを用いる方法が好ましい。
図2に示すように、積層体断面シート25は、厚み方向(図面に垂直な方向)にグラファイトシート20の断面が露出している。つまり、図2に示すX軸方向とグラファイトシート20のc軸方向が一致し、図2に示すY軸と図面に垂直なZ軸(図示せず)を含むY−Z面とグラファイトシート20のa−b面が一致する。
よって、積層体断面シート25は、厚み方向(Z軸方向)に熱伝導率が高い放熱シートとして利用することができる。
(実施例2)
図1(a)から(d)に示した方法によって得たグラファイトシート積層体24を、ゲル状の熱硬化型アクリル樹脂に浸漬し、グラファイトシート積層体24の周囲にアクリル樹脂を付着させ、この付着したアクリル樹脂を加熱することによって、グラファイトシート積層体24の周囲にアクリル樹脂被膜を形成する。
図1(a)から(d)に示した方法によって得たグラファイトシート積層体24を、ゲル状の熱硬化型アクリル樹脂に浸漬し、グラファイトシート積層体24の周囲にアクリル樹脂を付着させ、この付着したアクリル樹脂を加熱することによって、グラファイトシート積層体24の周囲にアクリル樹脂被膜を形成する。
その後、実施例1と同様に100μm厚に切断して、図3に示す積層体断面シート41を得る。
積層体断面シート41は、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ周囲をアクリル樹脂被膜42に覆われているため、グラファイトシート20が剥離しにくいため、取扱性の良い放熱シートとして利用することができる。
(実施例3)
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の両面にスパッタリング装置を用いて1μm厚のSiC薄膜を成膜する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有するため、電気的ショートの恐れがある電子部品の放熱に利用することができる。
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の両面にスパッタリング装置を用いて1μm厚のSiC薄膜を成膜する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有するため、電気的ショートの恐れがある電子部品の放熱に利用することができる。
(実施例4)
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の両面に1μm厚のシリコーン膜を形成する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有し、さらに発熱体、放熱体に接触させた際の凹凸追随性が良好である。
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の両面に1μm厚のシリコーン膜を形成する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有し、さらに発熱体、放熱体に接触させた際の凹凸追随性が良好である。
(実施例5)
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の片面にアクリル系粘着剤を塗布する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有し、さらに発熱体に簡便に良く密着させることができる。
実施例1と同様にして得られる100μm厚の積層体断面シート25の片面にアクリル系粘着剤を塗布する。得られる積層体断面シートは、積層体断面シート25と同様に熱伝導率が高く、かつ電気絶縁性を有し、さらに発熱体に簡便に良く密着させることができる。
前記の如く、本実施の形態によれば、高い熱伝導率を示すグラファイト結晶のa−b面が、発熱体から放熱体へ向かう伝熱方向と一致するため、発熱体から放熱体へ効率良く熱を伝えることができる。
10 電子機器
11 ヒートシンク
12 介在材料
13 ICチップ
14 第1の回路基板
15 第2の回路基板
20 グラファイトシート
21 スキージ
22 接着剤
23 接着剤塗布済シート
24 グラファイトシート積層体
25,41 積層体断面シート
42 アクリル樹脂被膜
11 ヒートシンク
12 介在材料
13 ICチップ
14 第1の回路基板
15 第2の回路基板
20 グラファイトシート
21 スキージ
22 接着剤
23 接着剤塗布済シート
24 グラファイトシート積層体
25,41 積層体断面シート
42 アクリル樹脂被膜
Claims (9)
- グラファイトシートが複数枚積層された放熱シートであって、グラファイト結晶のa−b面が放熱シートのシート面に対して垂直であることを特徴とする放熱シート。
- 前記放熱シートの前記シート面以外の面が樹脂によって被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱シート。
- 前記放熱シートの厚みが100μmから1000μmである請求項1又は2に記載の放熱シート。
- 前記放熱シートの前記シート面の少なくとも片面に電気絶縁性膜が成膜されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の放熱シート。
- 前記放熱シートの前記シート面の少なくとも片面が柔軟性材料によって被覆されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の放熱シート。
- 前記放熱シートの前記シート面の少なくとも片面に粘着性材料が付着されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の放熱シート。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の放熱シートを、発熱体に対向する面に備える放熱体であって、前記a−b面が前記発熱体に対向する面に対して垂直であることを特徴とする放熱体。
- グラファイト結晶のa−b面に対して平行であるグラファイトシートのシート面に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記グラファイトシートを複数枚積層する工程と、
積層された前記グラファイトシートの間隔が狭くなる方向に加圧してグラファイトシート積層体を得る工程と、
前記グラファイトシート積層体を前記グラファイトシートのシート面に対して垂直な方向に切断して放熱シートを得る工程とからなる放熱シート製造方法。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の放熱シートを用いて発熱体から放熱体へ熱を伝える伝熱方法であって、前記発熱体から前記放熱体へ向かう伝熱方向に対して前記a−b面が平行であることを特徴とする伝熱方法。
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