JP5281931B2 - 基地局装置の放熱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局装置の回路構成における放熱構造に関する。
通信の高速大容量化にともない、基地局装置内部に内蔵された集積回路(IC:Integrated Circuit)が演算処理の過程で極めて高温化する傾向にある。このため、集積回路からの熱を効果的に放熱する構造が望まれている。従来の集積回路の放熱構造としては、例えば、モバイル用パーソナルコンピュータにおいて、ICチップが搭載された基板全体(ICパッケージ)を、ゴム弾性を有する熱伝導性シートで覆い、その上面にヒートシンクを接触させるものが知られていて、ICパッケージからの熱が熱伝導性シートを介してヒートシンクに伝わり、ヒートシンクから放熱されるようになっている(特許文献1の図6参照)。
特開2001−244394号公報
無線通信システムの基地局装置は、モバイル用パーソナルコンピュータよりも大型であり、演算量も膨大であるため、回路規模が大きい。このため、前述した放熱構造を基地局装置に採用しようとしても熱伝導性シートが厚手化する、といったように放熱構造自体が大規模になるだけであり、その分、集積回路からの高温の熱を効率良く熱伝導性シートに伝え、ヒートシンクから放熱させることができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、基地局装置における回路からの熱を効率良く外方に放散させることができる基地局装置の放熱構造を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の基地局装置の放熱構造は、少なくとも基板に配された回路の上面を覆うように形成された絶縁性を有する熱伝導層と、前記熱伝導層の上端に接触されたヒートシンクとを備え、前記熱伝導層が、前記回路の表面を覆う第1の層と、前記ヒートシンクの下端に接触する第2の層と、前記第1の層および第2の層の間に介在された第3の層と、を含むように構成され、少なくとも前記第3の層が金属布材で構成され、かつ、前記第1の層および第2の層が熱伝導性を有する絶縁材で構成され、前記回路と前記第1の層との間および前記第3の層と前記ヒートシンクとの間には、熱伝導性グリスが塗布されている、ことを特徴とする。
前記第1の層、第2の層および第3の層は圧縮された状態で重なっていることが好ましい。
本発明の基地局装置の放熱構造は、熱を発生する回路とヒートシンクとの間に熱伝導率の高い金属布材を介在させて、その回路と熱伝導層との間および熱伝導層とヒートシンクとの間に熱伝導性グリスを塗布するので、基地局装置の回路構成において発生する熱を効率良く放散させることができる。

基地局装置の回路構成における本発明の放熱構造の一部断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、基地局装置の回路構成における本発明の放熱構造の一部断面図である。図1に示す放熱構造は、配線基板1と、配線基板1に搭載された基地局装置の各種機能を実行する集積回路2(回路)と、集積回路2の上面を覆うように形成された熱伝導層3と、熱伝導層3の上端に接触されたヒートシンク4とにより構成されている。熱伝導層3は、集積回路2を覆う熱伝導性シート11(第1の層)と、ヒートシンク4の下端に接触する熱伝導性シート13(第2の層)と、熱伝導性シート11と熱伝導性シート13の間に介在する熱伝導性シート12(第3の層)とにより構成される。熱伝導性シート11と熱伝導性シート12と熱伝導性シート13は、圧縮された状態で重なっている。
配線基板1に搭載される集積回路(ICチップ)2の寸法は、例えば、高さ約0.8mm、幅約11mm、奥行き約9mmである。熱伝導性シート11および熱伝導性シート13の厚さTは、1〜2mmであり、熱伝導性シート12の厚さTは、3〜5mmである。熱伝導性シート11と熱伝導性シート12と熱伝導性シート13とが重なっている状態のときの熱伝導層3の厚さは、4〜8mmである。
熱伝導性シート11および熱伝導性シート13には、熱伝導性、柔軟性、絶縁性を有するものが用いられる。熱伝導性シート11は、圧力により弾性変形することによって、集積回路2との密着性、熱伝導性を良好にし、熱伝導性シート13は、圧力により弾性変形することによって、ヒートシンク4との密着性、熱伝導性を良好にしている。
熱伝導性シート11および熱伝導性シート13としては、例えば、シリコンゴム、シリコンゲルなどを主な材料とした熱伝導性、弾性に富むシートが挙げられる。熱伝導率は約6W/mKである。
熱伝導性シート12は、銅(熱伝導率約400W/mK)またはアルミニウム(熱伝導率約200W/mK)等を用いて平織り、綾織り等で織られた金属布材である。熱伝導性シート12は、平織り、綾織り等で織られた金属布材であるために圧力により塑性変形して密着する機能を有する。また、熱伝導率は、熱伝導性シート11および熱伝導性シート13の熱伝導率の10倍以上である。熱伝導性シート12としては、例えば、銅平織り、線径0.1〜0.2mm、60〜100メッシュのシートが挙げられる。
ヒートシンク4には、銅またはアルミニウムが用いられる。ヒートシンク4は、集積回路2が発生する熱を熱伝導層3を介して受け取り、ヒートシンク4に備えるフィンやファン等の冷却手段(図示せず)によって、受け取った熱を空気中に放出している。
また、集積回路2と熱伝導性シート11との間、および熱伝導性シート13とヒートシンク4との間には、接触を確実にして熱伝導性を良好にするために熱伝導性グリス(図示せず)が塗布されている。熱伝導性グリスの厚さは、100μm以下が好ましい。熱伝導性グリスとしては、例えば、酸化アルミニウム等を配合したシリコングリスが挙げられる。
また、熱伝導性シート11と熱伝導性シート12、および熱伝導性シート12と熱伝導性シート13は、接着剤(図示せず)によって接着されている。接着剤としては、シート同士を接着できるものであれば、どのようなものでも良いが、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等に金属等を混合して熱伝導率を高めたたものが好ましい。
なお、図1では、熱伝導層3およびヒートシンク4を、1つの集積回路を覆うように構成して、1つの集積回路の熱を放散させる場合について示したが、本発明の基地局装置の放熱構造は、熱伝導層3およびヒートシンク4を、配線基板1に搭載された複数個の集積回路の全てまたは一部を覆うように構成して、全てのまたは一部の集積回路の熱を放散させるものである。
上述のように、本発明の基地局装置の放熱構造は、熱伝導率の高い金属布材で構成された厚みのある熱伝導性シート13を、熱伝導性シート11、12で挟む構造としているため、集積回路の高さのばらつきのために熱伝導性シートに厚みを必要とする場合においても、集積回路に発生する熱を効率良く放散させることができる。
1 配線基板
2 集積回路
3 熱伝導層
4 ヒートシンク
11,12,13 熱伝導性シート

Claims (2)

  1. 少なくとも基板に配された回路の上面を覆うように形成された絶縁性を有する熱伝導層と、前記熱伝導層の上端に接触されたヒートシンクと、を備え、
    前記熱伝導層は、前記回路の表面を覆う第1の層と、前記ヒートシンクの下端に接触する第2の層と、前記第1の層および第2の層の間に介在された第3の層と、を含むように構成され、
    少なくとも前記第3の層が金属布材で構成され、かつ、前記第1の層および第2の層が熱伝導性を有する絶縁材で構成され
    前記回路と前記第1の層との間および前記第3の層と前記ヒートシンクとの間には、熱伝導性グリスが塗布されている、ことを特徴とする基地局装置の放熱構造。
  2. 前記第1の層、第2の層および第3の層が圧縮された状態で重なっている、ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置の放熱構造。
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