JP2006303160A - 多層プリント配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発熱部品の温度を熱保護部品の温度と同程度まで冷却することなく、熱保護部品を熱的に保護できるプリント配線基板を提供する。
【解決手段】 多層プリント配線基板(PCB)において、第1の単層基板(S1a)には第1の保証温度(TS1)で動作する発熱部品(101)と第1の保証温度(TS2)より低い第2の保証温度(TS2)で動作する熱保証部品(102)とが実装され、第2の単層基板(S2a、S4a)には第1の単層基板(S1a)に重ね合わされた時に、発熱部品(101)の下部に位置する第1のベタ層(LG1a、LP1a)と熱保証部品(102)の下部に位置する第2のベタ層(LG2a、LP2a)とが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノート型パソコンやデスクトップ型パソコン等に用いられる、発熱の大きい電子部品と低保証温度あるいは低許容温度上昇部品が実装された多層プリント配線基板に関する。
ノート型パソコンやデスクトップ型パソコン等に用いられる多層プリント配線基板には、CPU等の発熱量の大きい電子部品(以降、「発熱部品」と称す)と、保証温度の低い部品(以降、「低保証温度部品」と称す)や温度上昇を小さく抑える必要がある部品(以降、以降「低温度上昇部品」と称す)が、同一ベタ層上に実装されているものがある。なお、低保証温度部品と低温度上昇部品とを、熱保護部品と総称する。このような、多層プリント配線基板においては、発熱部品で発生した熱が、銅に代表される熱伝導体で形成されるベタ層を直接伝導して、熱保護部品を容易に保証温度以上に昇温させたり、許容量以上に温度上昇させたりする。結果、熱保護部品の劣化あるいは損傷を招く。
図8に上述の多層プリント配線基板の具体例を示す。多層プリント配線基板表面PCBcは、ガラスエポキシ樹脂で作成された4枚の単層基板S1、S2、S3、およびS4を有する。つまり、多層配線基板PCBcは第1の単層基板S1、第2の単層基板S2、第3の単層基板S3、および第4の単層基板S4が積み上げられて構成されている。単層基板S1〜S4のそれぞれの表面には、様々な回路要素が設けられている。
具体的には、第1の単層基板S1の表面には、6つのスルーホール103が設けられている。第2の単層基板S2の表面には、グランド層LGccが設けられている。第3の単層基板S3の表面には、2つのスルーホール103および配線107が設けられている。なお、配線107は、第3の単層基板S3の上に第2の単層基板S2重ねた場合に、第2の単層基板S2のグランド層LGccに設けられているスルーホール103の二つを繋ぐ位置に設けられている。第4の単層基板S4の表面には、電源層LPcが設けられている。なお、グランド層LGccや電源層LPcは、いわゆるベタ層と呼ばれる面積の大きい銅配線部分である。
多層プリント配線基板表面PCBcの第1の単層基板S1には、発熱部品であるCPU101と熱保護部品であるPCカードスロット102が実装されている。CPU101で発生した熱は、両熱伝導体である銅で形成されたスルーホール103や、単層基板S1〜S4を構成するガラスエポキシ樹脂を介して、グランド層LGや電源層LP(ベタ層)に伝導する。熱は、さらに、グランド層LGや電源層LPを伝ってプリント配線基板全面に拡がり、最終的にPCカードスロット102に到達して、PCカードスロット102の内部雰囲気温度を保護温度以上に上昇させてしまう。結果、PCカードスロット102が正しく動作できなかったり、損傷或いは劣化したりするという問題を有している。
このような事態を防止するために、従来、発熱部品(CPU101)に放熱板や放熱フィンを固定して、当該発熱部品(CPU101)を自然空冷あるいは、ファンによる強制空冷することにより、発熱部品と熱保護部品との間の温度差を低下させている。つまり、温度差の低下により、発熱部品から熱保護部品に伝導する熱量の低下、さらに熱保護部品の昇温抑制を図っている。
特開2001−221486号公報
しかしながら、ベタ層や配線を形成する銅の熱伝導率は非常に高く、銅配線、特に、電源層やグランド層などの面積の大きい銅配線部分であるいわゆるベタ層を伝導して大量の熱が熱保護部品に伝わる。そのために、熱保護部品に伝わる熱量あるいは熱保護部品の昇温を抑えるために、発熱部品と熱保護部品との間の温度差を出来るだけ小さくする必要がある。つまり、自然冷却あるいは強制冷却によって、発熱部品の温度を熱保護部品の温度と同程度にまで下げなければならない。そのような要求は、省スペースや高密度実装が要求されるプリント配線基板においては、技術的かつコスト的にも全く非現実的な解法である。
よって、本発明は上述の問題を鑑みて、発熱部品の温度を熱保護部品の温度と同程度まで冷却することなく、熱保護部品を熱的に保護できるプリント配線基板を提供することを目的とする。
このような問題を解決するために、本発明のプリント配線基板は、第1の保証温度で動作する発熱部品と、前記第1の保証温度より低い第2の保証温度で動作する熱保証部品とが実装される第1の単層基板と、
前記第1の単層基板に重ね合わされ、かつ接合される第2の単層基板とを備え、
前記第2の単層基板の表面には、前記第1の単層基板に重ね合わされた時に、前記発熱部品の下部に位置する第1のベタ層と、前記熱保証部品の下部に位置する第2のベタ層とが設けられていることを特徴とする。
本発明の多層プリント配線基板により、同一プリント配線基板上にCPU等の発熱の大きい電子部品と別の保証温度の低い部品もしくは温度上昇を小さく抑える必要がある部品が実装されているプリント配線基板において、発熱の大きい電子部品の温度が高くても、従来より、保証温度の低い部品もしくは温度上昇を小さく抑える必要がある部品の温度を低く保つことができることができる。結果、発熱の大きい電子部品の放熱構造を簡略化したり省略したりできる。
(実施の形態1)
図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る多層プリント配線基板について説明する。本例においては、多層プリント配線基板PCB1は、ガラスエポキシ樹脂で作成された4枚の単層基板S1a、S2a、S3a、およびS4aを有する。つまり、多層配線基板PCB1は第1の単層基板S1a、第2の単層基板S2a、第3の単層基板S3a、および第4の単層基板S4aが積み上げられて構成されている。単層基板S1a〜S4aのそれぞれの表面には、様々な回路要素が設けられている。
具体的には、第1の単層基板S1aの表面には、6つのスルーホール103が設けられている。第2の単層基板S2aの表面には、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aが設けられている。第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aは、ギャップGgによって互いに離間されている。第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aは、上述の従来の多層プリント配線基板表面PCBcにおけるグランド層LGが、ギャップGgによって物理的に分離されたものと言える。なお、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aをグランド層LGaと総称する。
第3の単層基板S3aの表面には、2つのスルーホール103および配線107が設けられている。なお、配線107は、第3の単層基板S3aの上に第2の単層基板S2aを重ねた場合に、第2の単層基板S2aの第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aに設けられているスルーホール103の二つを繋ぐ位置に設けられている。
そして、第4の単層基板S4aの表面には第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2aが設けられている。第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2aは、ギャップGpによって互いに離間されている。なお、第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2aは、従来のプリント配線基板表面PCBcにおける電源層LPがギャップGpによって物理的に分離されたものと言える。第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2aを電源層LPaと総称し、さらにギャップGgおよびギャップGpをギャップGと総称する。なお、グランド層LGaおよび電源層LPaはベタ層LFPと総称する。
図2、図3、および図4を参照して、ギャップGとベタ層LFP(グランド層LGおよび電源層LP)との関係について説明する。図2は、代表例として、図1において矢印Aの方向に見えた第2の単層基板S2aでギャップGgを中心とする端部を拡大して示している。図3は、図2に示した第2の単層基板S2aの上に、第1の単層基板S1aが重ね合わされて多層配線基板PCB1が完成された時の状態を拡大して示している。図4は、図3と同様に多層配線基板PCB1が完成された時の異なる状態を拡大して示している。なお、以下に述べるギャップGgとグランド層LGaとに関する説明は、第4の単層基板S4aにおけるギャップGpと電源層LPaに関しても同様に有効である。
図2に示すように、第2の単層基板S2aのベースプレートB2aの上に、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aがギャップGgを介して、近接して載置されている。ギャップGgは所定の幅Wgを有している。言い換えれば、従来のプリント配線基板PCBcにおける1つのグランド層LGが、幅Wgの溝(G)で分離されていると言える。グランド層LGaは、極めて電気伝導性および熱伝導性のよい銅で形成されている。そして、ベースプレートB2aは、絶縁体で且つ銅に比べて、熱伝導性が極めて悪いガラスエポキシ樹脂材で構成されている。そして、ギャップGgには、ガラスエポキシ樹脂材に比べても熱伝導性の劣る空気が満たされている。
つまり、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aとの間での直接熱伝導は、ギャップGgによって遮断されている。それゆえに、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aとの間で熱が伝導するには、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aの両方に接触しているベースプレートB2a(ガラスエポキシ樹脂材)を介する直接伝導ルートと、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aとのギャップGg側の端部間での熱放射ルートと、同端部で暖められる空気を介する暖気ルートを介して実現される。しかしながら、上述のように、ガラスエポキシ樹脂材および空気の熱伝導係数は、ベタ層LFPを構成する銅に比べて著しく小さいので、ギャップGgによって、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aとの間で伝導される熱量は、両者間の温度差(熱勾配)の大きさに拘わらず、大幅に制限される。
図3に示すように、図3に示した第2の単層基板S2aの上に、第1の単層基板S1aが接合されて、多層配線基板PCB1が構成される。このとき、ギャップGgは、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aの銅製端面と、第2の単層基板S2aの上面および第1の単層基板S1aの底面のガラスエポキシ樹脂面で規定される。つまり、多層配線基板PCB1の単層基板の積み上げ方向に垂直な方向に開口した、ギャップGgに沿ったギャップ空間SGgが生成される。ギャップ空間SGgには、図3に示すように、空気が充填されているので、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aの間の直接伝導は防止される。
図4に、図3と同様に、第2の単層基板S2aの上に第1の単層基板S1aが接合された時の別の例を示す。本例においては、多層配線基板PCB1の各単層基板S1a〜S4aが接合されるばあいに、ギャップGgの上下のガラスエポキシ樹脂材が変形して、ギャップ空間SGg内に充填される場合がある。図4に例示されているように、ギャップ空間SGgが、ガラスエポキシ樹脂で完全に充填されている場合には、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aの銅製端部の熱は、ガラスエポキシ樹脂を介して伝導される。しかしながら、上述のように、ガラスエポキシ樹脂の熱伝導係数は、銅に比べて著しく小さいので、ガラスエポキシ樹脂を介する第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2a間で伝導される熱量は、図2に示した状態に比べれば若干多いものの、従来のプリント配線基板PCBcの場合に比べると著しく小さい。
なお、実際の多層配線基板PCB1においては、第2の単層基板S2aのギャップ空間SGgがガラスエポキシ樹脂で完全に充填されずに、図2および図3で示した状態の中間の状態になることがある。つまり、ギャップ空間SGgの一部分は空気で充填され、他の部分はガラスエポキシ樹脂が充填される。この場合、ギャップ空間SGgを介して、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aの間で伝導される熱量は、図2に示した場合より多く、図3に示した場合より少なくなる。
図2、図3、および図4に示す何れの場合においても、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aの間の温度差が大きくても、両者間で伝導される熱量を大幅に制限できる。結果として、第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aの一方の発熱温度が高くても、他方を保証温度以下に保つことが容易である。
以下に、多層配線基板PCB1において、PCカードスロット102がCPU101の高温から保護されるメカニズムについて説明する。第1の単層基板S1a、第2の単層基板S2a、第3の単層基板S3a、および第4の単層基板S4aは、スルーホール103のそれぞれが、同一線上に位置するように、或いはそれらの外形が揃うように積み上がられ、且つ互いに接合されている。そして、多層配線基板PCB1の上面、つまり、第1の単層基板S1aの表面には、CPU101とPCカードスロット102が実装される。なお、CPU101は、第2の単層基板S2aの第1のグランド層LG1a(第4の単層基板S4aの第1の電源層LP1a)の領域上に位置し、PCカードスロット102は、第2の単層基板S2aの第2のグランド層LG2aの領域上に位置する。
稼働時には、CPU101は、数W以上の熱を発生し、その保証温度TS1は100℃程度である。一方、PCカードスロット102の発熱量は無視できるほど小さいが、その保証温度TS2は55℃と低い。つまり、CPU101とPCカードスロット102の許容最大温度差は45℃程度である。本発明においては、許容最大温度差(45℃)を確保するために、従来用いられているCPU101に自然あるいは強制冷却手段を設けることなく、上述の構成によって実現される以下の機構によって、その温度差に拘わらず、CPU101からPCカードスロット102に伝わる熱量を抑制して、PCカードスロット102が保証温度TS2(55℃)以上に昇温するのを防止する。
上述のように、多層配線基板PCB1においては、熱源であるCPU101と、熱保護部品であるPCカードスロット102は第1の単層基板S1aの表面に実装されている。よって、CPU101で発生される熱は、第1の単層基板S1aを介してPCカードスロット102に伝わる熱量を低減することが必要である。そのために、本発明においては、第1の単層基板S1aの下に積み重ねられた、第2の単層基板S2a、第3の単層基板S3a、および第4の単層基板S4aで、CPU101の熱を吸収し、拡散し、さらに放熱する手段として用いる。つまり、3つの単層基板S2a、S3a、およびS4aは、CPU101(第1の単層基板S1a)から遠ざかるほど、その温度が低く保たれるので、CPU101で発生した熱は、基本的に第4の単層基板S4aに向かって伝導する。
具体的には、多層配線基板PCB1において、CPU101で発生した熱は、第1の単層基板S1aに設けられた銅製のスルーホール103や、第1の単層基板S1aを構成するガラスエポキシ樹脂材を介して、第2の単層基板S2aに設けられた第1のグランド層LG1aの主に、CPU101およびスルーホール103の直下の部分に到達する。そして、熱は、第1のグランド層LG1aの内部を伝導して、第1のグランド層LG1aに接する第1の単層基板S1aの下面(ガラスエポキシ材)、および第2の単層基板S2aに接するガラスエポキシ樹脂材の全体に拡散される。つまり、第1のグランド層LG1aに伝えられた熱は、第1のグランド層LG1aから第2のグランド層LG2aに直接伝導されるのではなく、一旦、第2の単層基板S2aのベースプレートB2a内に拡散された後に第2のグランド層LG2aに伝導される。
つまり、第2のグランド層LG2aに拡散した熱は、第2の単層基板S2aのガラスエポキシ材および第1の単層基板S1aの下面を介して第2のグランド層LG2aに伝えられる。結果、第2のグランド層LG2aの温度は、CPU101の熱が第1のグランド層LG1aから直接伝導される場合に比べて、著しく低くなる。
上述のように、第2の単層基板S2aのガラスエポキシ樹脂材の全面に拡散された熱は、第3の単層基板S3aの表面の全体に伝わる。そして、第3の単層基板S3aの下面から第4の単層基板S4aに設けられた電源層LP(第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2a)に熱が伝えられる。電源層LPに伝えられた熱は、第4の単層基板S4aのガラスエポキシ樹脂材の全体に拡散される。なお、第1の電源層LP1aと第2の電源層LP2aにおける熱伝導は、上述の第2の単層基板S2aにおける第1のグランド層LG1aと第2のグランド層LG2aとの間と同様である。
CPU101で発生した熱は、上述のようにグランド層LGや電源層LPによって、多層配線基板PCB1の全体に拡散される。この際に、CPU101で発生した熱は、主に2つの熱伝導ルートによってPCカードスロット102に伝導する。第1の熱伝導ルートHCR1とは、第1の単層基板S1aの表面と通る水平ルートである。第2の伝導ルートHCR2とは、4つの単層基板S1a、S2a、S3a、およびS4aのガラスエポキシ樹脂材、グランド層LG、および電源層LPwp通る垂直ルートである。
第1の熱伝導ルートHCR1は、第2の伝導ルートHCR2に比べて伝導距離が小さい反面、熱伝導抵抗(熱伝導可能量)は第2の伝導ルートHCR2に比べて大きい。つまり、CPU101で発生した熱は、第1の熱伝導ルートHCR1を介してPCカードスロット102に伝達されると同時に第2の伝導ルートHCR2を介して、4つの単層基板S1a、S2a、S3a、およびS4aに拡散伝導されて吸収される。
この場合、基本的に、PCカードスロット102との温度差は単層基板S4a、S3a、S2a、およびS1aの順番に小さいと考えられる。それ故に、4つの単層基板S1a、S2a、S3a、およびS4aからPCカードスロット102に伝導される熱量も小さい。なお、第2の単層基板S2aおよび第4の単層基板S4aにおいて、グランド層LGおよびグランド層LGはギャップGgおよびギャップGpによって、それぞれ、分断されているために、水平方向の熱伝導が大きく制限されている。そのために、第2の伝導ルートHCR2においては、CPU101で発生して熱がPCカードスロット102に逆流する経路は4つの単層基板S1a、S2a、S3a、およびS4aでの全域に展開される。
つまり、CPU101で発生した熱は、多層配線基板PCB1の内部で、大面積の銅箔で形成されたベタ層LFPであるグランド層LGや電源層LPに伝わる。しかし、PCカードスロット102の下部に位置する第2のグランド層LG2aおよび第2の電源層LP2と、CPU101の下部に位置する第1のグランド層LG1aおよび第2の電源層LP2aは、それぞれギャップGgおよびギャップGpによって分断されている。そのために、CPU101の熱は、PCカードスロット102の下部領域には伝わらず、PCカードスロット102の温度を低く抑えることができる。
また、CPU101の熱の大部分は熱抵抗の小さい大面積銅箔の第1のグランド層LG1aや第1の電源層LP1aに伝わるため、熱抵抗の大きい線幅の小さい銅箔の信号配線層でCPU101とPCカードスロット102が電気的に繋がっていても、PCカードスロット102に伝わるCPU101の熱は非常に小さく、したがって、PCカードスロット102の温度上昇はほとんどない。
上述のように、本実施の形態においては、最も熱が伝わる銅配線部分からの熱伝導を抑えることができるため、発熱の大きい電子部品の温度が高くても、従来より、保証温度の低い部品もしくは温度上昇を小さく抑える必要がある部品の温度を低く保つことができる。
なお、本実施の形態においては、グランド層および電源層の両層を分断しているが、目標とする温度低下が得られる場合はどちらか一方の層のみを分断すればよい。さらに、発熱部品としてCPUが、熱保護部品としてPCカードスロットがプリント配線基板の同一面側に実装されているが、発熱部品から熱保護部品への伝熱を抑えることを目的とするものであればこれらの部品は何でもよく、多層配線基板PCB1の何れの面に実装されてもよいことは言うまでも無い。
(実施の形態2)
図5を参照して、本発明の実施の形態2に係る多層配線基板について説明する。同図に示すように、本例に係る多層配線基板PCB2は、図1に示した多層配線基板PCB1において、第2の単層基板S2aおよび第3の単層基板S3aがそれぞれ、第2の単層基板S2bおよび第3の単層基板S3bに交換されている。そして、第2の単層基板S2bは、第2の単層基板S2aにおいて、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aがそれぞれ、第1のグランド層LG1bおよび第2のグランド層LG2bに交換されている。第1のグランド層LG1bおよび第2のグランド層LG2bは、それぞれ、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aにスルーホール108が近接して追加されている。なお、第1のグランド層LG1bおよび第2のグランド層LG2bをグランド層LGbと総称する。
また、第3の単層基板S3bは、第3の単層基板S3aにおいて、配線109が設けられている。なお、配線109は、第3の単層基板S3bの上に第2の単層基板S2bを重ねて場合に、第1のグランド層LG1bおよびギャップGl2bのスルーホール108を繋ぐ位置に設けられている。
以下に、多層配線基板PCB2において、PCカードスロット102がCPU101の高温から保護されるメカニズムについて説明する。上述の多層配線基板PCB1に於けるのと同様に、CPU101の熱は銅でできたスルーホール103やガラスエポキシ樹脂材を介して、大面積の銅箔でできたグランド層LGbや電源層LPaに伝わり、これらの熱がグランド層LGbや電源層LPa銅箔面内を伝わって多層配線基板PCB2全体に拡がる。ところが、PCカードスロット102の下部の第2のグランド層LG2および第2の電源層LP2aは、CPU101の下部に位置する第1のグランド層LG1bおよび第1の電源層LP1aのそれぞれと同一層内では物理的に分断されている。それ故に、CPU101の熱は、PCカードスロット102の下部領域には伝わらず、PCカードスロット102の温度を低く抑えることができる。
ただし、本実施の形態に係る多層配線基板PCB2においては、スルーホール108と配線109を介して、第1のグランド層LG1bと第2のグランド層LG2bは電気的に接続されている。しかし、スルーホール108や配線109の熱抵抗は非常に大きいので、第1のグランド層LG1bから第2のグランド層LG2bへは、熱は殆ど伝わらない。
また、CPU101の熱の大部分は熱抵抗の小さい大面積銅箔製のベタ層LFPであるグランド層LGbや電源層LPa電源層202を伝わるため、熱抵抗の大きい線幅の小さい銅箔の信号配線層でCPU101とPCカードスロット102が電気的に繋がっていても、PCカードスロット102に伝わるCPU101の熱は非常に小さい。したがって、PCカードスロット102の温度上昇はほとんどない。
(実施の形態3)
図6を参照して、本発明の実施の形態3に係る多層配線基板について説明する。同図に示すように、本例に係る多層配線基板PCB3は、図1に示した多層配線基板PCB1において、第2の単層基板S2aおよび第4の単層基板S4aがそれぞれ、第2の単層基板S2cおよび第4の単層基板S4cに交換されている。そして、第2の単層基板S2cは、第2の単層基板S2aにおいて、第1のグランド層LG1aおよび第2のグランド層LG2aが1つのグランド層LGcに置き換えられている。さらに、第4の単層基板S4cは、第4の単層基板S4aにおいて第1の電源層LP1aおよび第2の電源層LP2aが1つの電源層LPcに置き換えられている。
なお、グランド層LGcにおいては、4つのスルーホール103を2つずつ分離するように、CPU101およびPCカードスロット102との間に位置するように、スリット207が設けられている。スリット207は、上述のギャップGgに対応している。なお、ギャップGgがグランド層LGを完全に分離しているのに対して、スリット207はCPU101とPCカードスロット102との間だけを部分的に分離している。同様に、電源層LPcに、スリット207に対応する位置に、上述のギャップGpに対応するスリット208が設けられている。
以下に、多層配線基板PCB3において、PCカードスロット102がCPU101の高温から保護されるメカニズムについて説明する。上述の多層配線基板PCB1およびPCB2に於けるのと同様に、CPU101の熱は銅でできたスルーホール103やガラスエポキシ樹脂材を介して、大面積の銅箔でできたグランド層LGbや電源層LPaに伝わり、これらの熱がグランド層LGbや電源層LPa銅箔面内を伝わって多層配線基板PCB2全体に拡がる。
なお、多層配線基板PCB3においては、CPU101とPCカードスロット102を結ぶ直線上の途中のグランド層LGcにCPU101より長いスリット207が設けられることにより、CPU101の熱がPCカードスロット102の下部領域に伝えられ難い。電源層LPcにも同様に、CPU101とPCカードスロット102を結ぶ直線上の途中の電源層LPcにCPU101より長いスリット208が設けられていることにより、CPU101の熱をPCカードスロット102の下部領域に伝え難くしている。これによりPCカードスロット102の温度を低く抑えることができる。
また、CPU101の熱の大部分は熱抵抗の小さい大面積銅箔のグランド層205や電源層206を伝わるため、熱抵抗の大きい線幅の小さい銅箔の信号配線層S4aでCPU101とPCカードスロット102が電気的に繋がっていても、PCカードスロット102に伝わるCPU101の熱は非常に小さく、したがって、PCカードスロット102の温度上昇はほとんどない。本実施の形態においては、グランド層LGcおよび電源層LPcの両層にスリットを設けているが、目標とする温度低下が得られる場合はどちらか一方の層にのみ設けてもよい。
(実施の形態4)
図7を参照して、本発明の実施の形態4に係る多層配線基板について説明する。同図に示すように、本例に係る多層配線基板PCB4は、図6に示した多層配線基板PCB3において、第1の単層基板S1a、および第3の単層基板S3cがそれぞれ、第1の単層基板S1dおよび第3の単層基板S3dに交換されている。そして、第1の単層基板S1dにおいては、4つのスルーホール103を2つずつ分離するように、つまりCPU101およびPCカードスロット102との間に位置するように、貫通穴209が設けられている。貫通穴209は、上述のスリット207および208に対応している。
また、第3の単層基板S3dにおいては、上述の第3の単層基板S3aにおいて、配線107が配線110に交換されると共に、2つのスルーホール103を1つずつ分離するように、つまりCPU101およびPCカードスロット102との間に位置するように、貫通穴210が設けられている。貫通穴210は、上述の貫通穴209に対応している。
以下に、多層配線基板PCB4において、PCカードスロット102がCPU101の高温から保護されるメカニズムについて説明する。上述の多層配線基板PCB1〜PCB3に於けるのと同様に、CPU101の熱は銅でできたスルーホール103やガラスエポキシ樹脂材を介して、大面積の銅箔でできたグランド層LGcや電源層LPcに伝わり、これらの熱がグランド層LGcや電源層LPc銅箔面内を伝わって多層配線基板PCB4全体に拡がる。
ところが、CPU101とPCカードスロット102を結ぶ直線上の途中のグランド層LGcおよび電源層LPcにCPU101より長いスリット207および208が設けられ、かつ、第1の単層基板S1dおよび第3の単層基板S3dの対応する部分に貫通穴209および貫通穴210のプリント配線基板をカットし貫通穴209を設けることにより、CPU101の熱をPCカードスロット102の下部領域に伝え難くしている。これによりPCカードスロット102の温度を低く抑えることができる。なお、上述の多層配線基板PCB1、PCB2、PCB3、およびPCB4をプリント配線基板PCBと総称する。
本発明は、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン等の発熱の大きい電子部品を実装したプリント配線基板に利用できる。
本発明の実施の形態1に係る多層プリント配線基板の構成を示す図 図1に示す多層プリント配線基板の単層基板におけるギャップと電源層ベタ層との関係の説明図 図1に示す多層プリント配線基板の単層基板におけるギャップと電源層ベタ層との関係の説明図 図3と同様に、図1に示す多層プリント配線基板の単層基板におけるギャップと電源層ベタ層との関係の説明図 本発明の実施の形態2に係る多層プリント配線基板の構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る多層プリント配線基板の構成を示す図 本発明の実施の形態4に係る多層プリント配線基板の構成を示す図 従来のプリント配線基板の構成を示す図
符号の説明
PCBc、PCB1、PCB2、PCB3、PCB4 多層プリント配線基板表面
S1a、S1d 第1の単層基板
S2a、S2b、S2c 第2の単層基板
S3a、S3b、S3d 第3の単層基板
S4a、S4c 第4の単層基板
101 CPU
102 PCカードスロット
103 スルーホール
107、110 配線
108 スルーホール
109 配線109
207、208 スリット
209、210 貫通穴
LGc グランド層
LG1a、LG1b 第1のグランド層
LG2a、LG2b 第2のグランド層
LPc 電源層
LP1a 第1の電源層
LP2a 第2の電源層
Gg、Gp ギャップ

Claims (9)

  1. 第1の保証温度で動作する発熱部品と、前記第1の保証温度より低い第2の保証温度で動作する熱保証部品とが実装される第1の単層基板と、
    前記第1の単層基板に重ね合わされ、かつ接合される第2の単層基板とを備え、
    前記第2の単層基板の表面には、前記第1の単層基板に重ね合わされた時に、前記発熱部品の下部に位置する第1のベタ層と、前記熱保証部品の下部に位置する第2のベタ層とが設けられていることを特徴とする多層プリント配線基板。
  2. 前記第1のベタ層と、前記第2のベタ層はギャップによって、完全に分断されていることを特徴とする、請求項1に記載の多層プリント配線基板。
  3. 前記第1のベタ層と、前記第2のベタ層はスリットによって、部分的に分断されていることを特徴とする、請求項1に記載の多層プリント配線基板。
  4. 前記第1の単層基板および前記第2の単層基板の少なくとも一つに重ね合わされ、かつ接合される第3の単層基板をさらに備え、当該第3の単層基板の表面には、信号配線が設けられ、当該信号線はスルーホールおよびビアホールの少なくとも何れかを介して第1のベタ層と、前記第2のベタ層を電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の多層プリント配線基板。
  5. 前記スリットは、前記発熱部品と前記熱保護部品とを結ぶ直線の途中で、当該直線に対して垂直な方向に、当該発熱部品と熱保護部品の何れか一方よりも長く延在することを特徴とする、請求項3に記載の多層プリント配線基板。
  6. 前記第1の単層基板および前記第3の単層基板の少なくとも何れかには、前記第2の単層基板に重ね合わされた時に前記スリットに対応する部分に貫通穴が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の多層プリント配線基板。
  7. 前記第1のベタ層および前記第2のベタ層はグランド層であることを特徴とする、請求項1に記載の多層プリント回路基板。
  8. 前記第1のベタ層および前記第2のベタ層は電源層であることを特徴とする、請求項1に記載の多層プリント回路基板。
  9. 請求項1項に記載の多層プリント基板を内蔵する電子機器。

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