JP2020047690A - 電子回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱部品21の放熱性を高めつつ、配線パターンが迂回することによる回路基板3の大型化を回避する。【解決手段】電子回路装置1の回路基板3に表面実装された発熱部品21の位置に対応して、回路基板3の第2の面3Bに凹部38が設けられている。ヒートシンク部7の頂部7aが凹部38内に収容されており、両者間に放熱用グリス41が設けられている。発熱部品21が重なる受熱用パターン36Bは、伝熱用のビア42を介して放熱用グリス41に熱的に接続されている。発熱部品21と凹部38との間の第1内部銅箔層34によって、発熱部品21を投影した領域を横切って延びる配線パターンが形成されている。【選択図】図4

Description

この発明は、電子部品として発熱部品が回路基板上に実装された電子回路装置に関する。
特許文献1は、FET等の発熱部品の熱をヒートシンクに逃がすために、回路基板の表層部分を残してメタルコアを埋設した構成が開示されている。すなわち、特許文献1の電子回路装置における回路基板は、発熱部品が表面実装される表層側の第1絶縁層と、相対的に厚肉な第2絶縁層と、が積層されたものであり、第2絶縁層の一部に開口部が形成されていて、この開口部にメタルコアが埋設されている。発熱部品は、このメタルコアの上方となる位置において第1絶縁層の上に実装されており、メタルコアの下面はヒートシンクに密接している。換言すれば、発熱部品が実装される領域において、プリプレグを主体とする回路基板が部分的に薄肉化されており、発熱部品とメタルコアとの間の伝熱距離を短いものとすることで、放熱性の向上を図っている。
特開2017−5131号公報
しかしながら、特許文献1のように回路基板の裏面側にメタルコアを埋設するための開口部ないし凹部を形成した構成では、裏面の表層における配線パターンが開口部ないし凹部を迂回したレイアウトとならざるを得ず、発熱部品を投影した領域の外側を配線パターンが通る形となるので、回路基板が大型化する、という問題があった。
本発明によれば、その1つの態様において、絶縁材層の間の内部金属箔層の少なくとも1つが、放熱体の少なくとも一部を収容する凹部の底面と発熱部品が実装される第1の面との間において、発熱部品を投影した領域を横切って延びる配線パターンを有している。
上記のように内部金属箔層からなる配線パターンが発熱部品を投影した領域を横切って設けられるので、凹部の外側に迂回して配線パターンを設ける場合に比較して、回路基板が小型化する。ひいては、電子回路装置の小型化が図れる。
この発明に係る電子回路装置の平面図。 同電子回路装置の正面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 図3の一部を拡大して示す断面図。 回路基板の平面図。 回路基板の分解斜視図。 第1表部銅箔層のパターンを示す平面図。 第1内部銅箔層のパターンを示す平面図。
以下、この発明の一実施例の電子回路装置1について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、この電子回路装置1の平面図および正面図であり、図3は、図1のA−A線に沿った断面図である。この電子回路装置1は、例えば車両用自動変速機のコントローラとして車両の適宜位置に取り付けられるものであって、図1〜図3に示すように、ハウジング2と、このハウジング2の内部に収容された回路基板3と、を備えている。
ハウジング2は、矩形状の底壁6の上面の複数箇所に部分的に厚肉としたヒートシンク部7を有する金属製のボディ4と、底壁6の上面を覆うように膨らんだ形状をなす比較的薄肉の金属製のカバー5と、から構成されている。ボディ4は、熱伝達に優れた金属例えばアルミニウム合金から形成されており、電子回路装置1全体を車体に取り付けるための一対の取付フランジ8を備えている。
回路基板3は、周囲に複数の取付孔9(図5参照)を備えた矩形状をなし、取付孔9を貫通するネジ(図示せず)によってボディ4に固定されている(図3参照)。回路基板3の一端部には、電源ラインや信号ラインをまとめて接続するための合成樹脂製コネクタ11が取り付けられている。ボディ4とカバー5との間は、ボディ4の外周縁に沿うように枠状に連続した形に成形されたガスケット12によってシールされている。
回路基板3は、後に詳細に説明するように、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂基材を用いた多層基板であり、カバー5側に面する第1の面3Aと、ボディ4の底壁6側に面する第2の面3Bと、を有し、これら2つの面3A,3Bに図示を省略する多数の電子部品が表面実装されている。これらの電子部品の一部として、第1の面3Aに、FET等の発熱部品21,22が実装されている。
図4は、発熱部品21を含む図3の一部の拡大断面図である。
回路基板3は、複数の絶縁材層と複数の金属箔層例えば銅箔層とを含む多層基板であって、図4に示すように、厚さ方向(積層方向)中央のマルチコア層31と、第1の面3A側の第1プリプレグ層32と、第2の面3B側の第2プリプレグ層33と、から大略構成されている。マルチコア層31は、複数のプリプレグ材を重ねて一体化したものであり、その両面に、内部金属箔層として第1内部銅箔層34と第2内部銅箔層35がそれぞれ貼着されている。これらの内部銅箔層34,35は、適宜なエッチング法等により所望の配線パターンに形成されている。第1プリプレグ層32は、プリプレグ材からなり、第1の面3Aとなる外側面に表部金属箔層として第1表部銅箔層36が貼着されている。第2プリプレグ層33は、同様にプリプレグ材からなり、第2の面3Bとなる外側面に表部金属箔層として第2表部銅箔層37が貼着されている。つまり、回路基板3は、4層の銅箔層34,35,36,37を備えている。
プリプレグ材は、いずれも、例えばガラス繊維布にエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシからなり、請求項における「絶縁材層」に相当する。回路基板3は、マルチコア層31の両面の内部銅箔層34,35を所望の配線パターンに形成した上で、マルチコア層31とプリプレグ層32,33との三者を積層し、かつ加圧・加熱することで、一体化されている。第1表部銅箔層36および第2表部銅箔層37は、マルチコア層31とプリプレグ層32,33とを一体化した後に、適宜なエッチング法等により所望の配線パターン(ランド等の他のパターンを含む)に形成されている。なお、第1表部銅箔層36および第2表部銅箔層37の上にはさらに図示を省略したソルダレジスト層が重ねられている。
図4に示すように、発熱部品21は、合成樹脂製パッケージ24の一辺に沿って複数の端子25が並んで設けられており、第1表部銅箔層36に形成された後述するランド36Aに各端子25がハンダ付けされている。またパッケージ24の底面側に放熱用銅板26が設けられており、この放熱用銅板26が、第1表部銅箔層36に形成された後述する受熱用パターン36Bに密接している。つまり、発熱部品21のパッケージ24が受熱用パターン36Bに重なっている。なお、放熱用銅板26を受熱用パターン36Bにハンダ付けするようにしてもよい。
発熱部品21の実装位置は、ボディ4の底壁6におけるヒートシンク部7の形成位置に対応している。換言すれば、発熱部品21の実装位置に対応して、底壁6を部分的に厚肉としたヒートシンク部7が形成されている。ヒートシンク部7は、平面視ではパッケージ24を投影した領域をカバーし得る大きさの矩形状をなし、底壁6の内側面から回路基板3へ向かって台状に突出している。このヒートシンク部7が「放熱体」に相当する。
上記のヒートシンク部7に対応して、回路基板3の第2の面3B側には、平面視で矩形をなす凹部38が設けられている。この凹部38は、第2の面3Bに矩形に開口しており、かつ厚さ方向(積層方向)には、マルチコア層31の中間部に達する深さに形成されている。この凹部38は、一実施例においては、回路基板3を積層かつ一体化した後に、機械加工あるいはレーザ加工等によって二次的に加工されている。あるいは、凹部38に対応した矩形の開口部を有するプリプレグ材を積層することで、凹部38を具備した回路基板3を構成することも可能である。
図4に示すように、ヒートシンク部7の一部すなわち平坦面をなす頂部7aは、凹部38内に収容されている。換言すれば、仮に凹部38を具備しないとしたら回路基板3の第2の面3Bと干渉する突出高さにヒートシンク部7が形成されており、このような干渉が凹部38の形成によって回避されている。従って、伝熱距離となる発熱部品21とヒートシンク部7の頂部7aとの間の距離(回路基板3の積層方向に沿った距離)は、凹部38を形成することによって短くなっている。これにより、発熱部品21からヒートシンク部7への放熱性が向上する。
さらに、ヒートシンク部7の頂部7aと凹部38の底面38aとの間には、「第2放熱体」として、熱伝達特性に優れた放熱用グリス41が介在している。このように放熱用グリス41を介在させることで、回路基板3(凹部38の底面38a)とヒートシンク部7との間での熱的抵抗が低減する。放熱用グリス41は柔軟性を有することから、凹部38の底面38aおよびヒートシンク部7の頂部7aの各々の面に対する密着性が向上し、かつ、ヒートシンク部7から回路基板3へ作用する応力が緩和される。
ここで、一実施例においては、放熱用グリス41の積層方向に沿った層の厚さは、凹部38の底面38aから第1内部銅箔層34までの積層方向に沿った絶縁材層(プリプレグ材)の厚さよりも大きなものとなっている。このように放熱用グリス41が十分に厚い層として存在することで、仮にヒートシンク部7の頂部7aにバリが存在していても、放熱用グリス41からバリが突出することを抑制でき、第1内部銅箔層34の損傷を抑制できる。
また、図示の実施例では、発熱部品21のパッケージ24が接している受熱用パターン36Bと凹部38の底面38aとの間を熱的に接続するように、複数の伝熱用のビア42が設けられている。このビア42は、回路基板3にスルーホールを加工し、かつ中空状ないし中実状に金属メッキ(例えば銅メッキ)を施したものである。ビア42に代えて、スルーホールに円柱状の金属部材(例えば銅部材)を埋設した金属インレイとしてもよい。
図5は、回路基板3を第1の面3A側から示した平面図である。図6は、回路基板3を、第1プリプレグ層32、マルチコア層31、第2プリプレグ層33、の三者に分解して示した分解斜視図である。図5および図6に示すように、回路基板3の第1の面3Aにおいては、第1表部銅箔層36の一部として、発熱部品21に対応する受熱用パターン36Bと発熱部品22に対応する受熱用パターン36Dとがそれぞれ略矩形に形成されている。受熱用パターン36B,36Dの領域には、前述したビア42が複数設けられている(図7参照)。また、発熱部品21の端子25がハンダ付けされる複数のランド36Aと発熱部品22の端子25がハンダ付けされる複数のランド36Cがそれぞれ受熱用パターン36B,36Dに隣接して設けられている。受熱用パターン36B,36Dは、他の配線パターンつまり回路配線から独立している。なお、図5,図6においては、発熱部品21,22以外の表面実装される電子部品に関連するランドや配線パターンを図示省略してある。
図6において、凹部38は、第2プリプレグ層33に矩形の開口部として現れているが、2つの受熱用パターン36B,36Dと2つの凹部38とは互いに対応した位置にある。つまり積層方向に投影して見たときに、凹部38は受熱用パターン36B,36Dを包含する範囲にあり、また発熱部品21,22のパッケージ24も凹部38内に包含される。
図7は、回路基板3の第1の面3Aに第1表部銅箔層36によって形成されたパターンの要部を拡大して示した平面図であり、ランド36A,36Cと受熱用パターン36Bとを含む部分を拡大して示している。図示するように、ランド36A,36Cは、それぞれ個々に隣接して設けられた層間導通用のスルーホールビア43,44(より厳密にはスルーホールビア43,44の金属メッキ層と導通するように設けられた円環状のパターン)に接続されている。換言すれば、第1表部銅箔層36の面内では、ランド36A,36Cは他の配線パターンに接続されていない。発熱部品21に対応する複数のスルーホールビア43は一列に並んで配置されており、発熱部品22に対応する複数のスルーホールビア44は同様に一列に並んで配置されている。スルーホールビア43の列とスルーホールビア44の列とは、受熱用パターン36Bを挟んで互いに反対側に位置している。
図8は、マルチコア層31と第1プリプレグ層32との間に位置する第1内部銅箔層34によるパターンの要部を拡大して示す平面図であり、図7に示した範囲に対応する範囲を示している。換言すれば、図8は、第1プリプレグ層32を積層する前のマルチコア層31の一方の面の要部を示している。図8に示すように、スルーホールビア43およびスルーホールビア44は、いずれも凹部38とは重ならない位置にあり、矩形状をなす凹部38の1辺に沿ってスルーホールビア43の列が位置し、この1辺に対向する凹部38の他の1辺に沿ってスルーホールビア44の列が位置している。そして、第1内部銅箔層34においては、各々が1つのスルーホールビア43とこれに対向する1つのスルーホールビア44とを互いに接続する複数の線状の配線パターン34Aが形成されている。個々の配線パターン34Aは、基本的に直線状に延びており、かつ複数の配線パターン34Aが実質的に平行に設けられている。なお、詳しくは線状の配線パターン34Aの各端部にスルーホールを囲む円環状のパターンが形成されており、スルーホールビア43,44の金属メッキ層がこの円環状のパターンに導通している。
図8から理解できるように、配線パターン34Aは、受熱用パターン36Bを投影した領域を横切って直線的に延びている。つまり、発熱部品21を実装した状態では、発熱部品21を投影した領域を横切って直線的に延びている。なお、前述した伝熱用のビア42は、配線パターン34Aと干渉しないように、その位置が設定されている。
従って、第1表部銅箔層36におけるランド36Aとランド36Cとが、第1内部銅箔層34における配線パターン34Aを介して互いに接続されている。
上記の配線パターン34Aは、図4に示したように組み立てられた状態では、積層方向の位置として、回路基板3の第1の面3Aと凹部38の底面38aとの間に位置する。そして、各々の配線パターン34Aは、発熱部品21を投影した領域を横切って発熱部品21の一方の側から反対側へと延びている。そのため、回路基板3の平面視において、配線パターン34Aが無駄に回路基板面積を占有することがない。つまり、仮に第2表部銅箔層37に同様の配線パターンを形成しようとすると、凹部38の外側へ迂回して配線パターンを形成せざるを得ず、それだけ必要な回路基板3の面積が大きくなる。第1表部銅箔層36に配線パターンを設ける場合でも、配線パターンが発熱部品21や受熱用パターン36Bを迂回するレイアウトとなり、やはり回路基板3の面積が大きくなる。これらに対して、回路基板3の第1の面3Aと凹部38の底面38aとの間に残存する回路基板3の厚さの中に配線パターン34Aを設けることにより、回路基板3の小型化が図れる。
そして、上記実施例の構成では、発熱部品21で生じた熱は、パッケージ24の放熱用銅板26から受熱用パターン36Bへと伝わり、複数の配線パターン34Aの間に配置された複数のビア42を介して受熱用パターン36Bから放熱用グリス41さらにはヒートシンク部7へと伝わる。凹部38の形成によって受熱用パターン36Bからヒートシンク部7までの距離は短くなり、従って、ビア42および放熱用グリス41を介して効果的な放熱がなされる。なお、図8に示すように、隣接する2本の配線パターン34Aの間に複数のビア42を配置することが可能であり、配線パターン34Aの形成に阻害されることなく受熱用パターン36Bからヒートシンク部7への伝熱が図れる。
以上、この発明の一実施例を詳細に説明したが、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施例では発熱部品21自身の端子25に導通する配線パターン34Aが発熱部品21を投影した領域を横切っているが、発熱部品21と直接には関連しない配線パターンを同様に発熱部品21と凹部38との間に設けるようにすることもできる。また、第2放熱体として、放熱用グリス41に代えて柔軟性を有する放熱シートを用いてもよい。
以上のように、本発明の電子回路装置は、複数の絶縁材層が積層して構成され、電子部品が実装される表部金属箔層を第1の面に備えるとともに、これら絶縁材層の間に少なくとも1つの内部金属箔層を有する回路基板と、上記電子部品として上記第1の面に実装された発熱部品と、上記回路基板の第2の面における上記発熱部品に対応した位置に、当該第2の面に開口するように設けられた凹部と、上記凹部に少なくとも一部が収容された放熱体と、を備え、上記内部金属箔層の少なくとも1つは、上記凹部の底面と上記第1の面との間において、上記発熱部品を投影した領域を横切って延びる配線パターンを有する。
好ましい一つの態様では、上記凹部の底面と上記放熱体との間に、柔軟性を有する第2放熱体が介在している。
上記配線パターンから上記凹部の底面に至るまでの上記回路基板の積層方向に沿った絶縁材層の厚さに比較して、上記第2放熱体の上記積層方向に沿った厚さが大である、ことが好ましい。
また、好ましい一つの態様では、上記表部金属箔層には、上記発熱部品のパッケージが重なる受熱用パターンが回路配線から独立して形成されており、上記受熱用パターンと上記凹部の底面との間を熱的に接続するように、ビアもしくは金属インレイが設けられている。
さらに、好ましい一つの態様では、上記表部金属箔層には、上記発熱部品を挟んで一方の側に、当該発熱部品の端子が接続される複数のランドが形成されているとともに、他方の側に、他の電子部品の端子が接続される複数のランドが形成されており、上記内部金属箔層の上記配線パターンは、上記発熱部品を投影した領域を横切って、上記一方の側のランドと上記他方の側のランドとを電気的に接続している。
1…電子回路装置、2…ハウジング、3…回路基板、3A…第1の面、3B…第2の面、4…ボディ、7…ヒートシンク部、21,22…発熱部品、25…端子、26…放熱用銅板、31…マルチコア層、32…第1プリプレグ層、33…第2プリプレグ層、34…第1内部銅箔層、34A…配線パターン、35…第2内部銅箔層、36…第1表部銅箔層、36A,36C…ランド、36B,36D…受熱用パターン、37…第2表部銅箔層、38…凹部、41…放熱用グリス、42…ビア、43,44…スルーホールビア。

Claims (5)

  1. 複数の絶縁材層が積層して構成され、電子部品が実装される表部金属箔層を第1の面に備えるとともに、これら絶縁材層の間に少なくとも1つの内部金属箔層を有する回路基板と、
    上記電子部品として上記第1の面に実装された発熱部品と、
    上記回路基板の第2の面における上記発熱部品に対応した位置に、当該第2の面に開口するように設けられた凹部と、
    上記凹部に少なくとも一部が収容された放熱体と、
    を備え、
    上記内部金属箔層の少なくとも1つは、上記凹部の底面と上記第1の面との間において、上記発熱部品を投影した領域を横切って延びる配線パターンを有する、ことを特徴とする電子回路装置。
  2. 上記凹部の底面と上記放熱体との間に、柔軟性を有する第2放熱体が介在している、ことを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
  3. 上記表部金属箔層には、上記発熱部品のパッケージが重なる受熱用パターンが回路配線から独立して形成されており、
    上記受熱用パターンと上記凹部の底面との間を熱的に接続するように、ビアもしくは金属インレイが設けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子回路装置。
  4. 上記配線パターンから上記凹部の底面に至るまでの上記回路基板の積層方向に沿った絶縁材層の厚さに比較して、上記第2放熱体の上記積層方向に沿った厚さが大である、ことを特徴とする請求項2に記載の電子回路装置。
  5. 上記表部金属箔層には、上記発熱部品を挟んで一方の側に、当該発熱部品の端子が接続される複数のランドが形成されているとともに、他方の側に、他の電子部品の端子が接続される複数のランドが形成されており、
    上記内部金属箔層の上記配線パターンは、上記発熱部品を投影した領域を横切って、上記一方の側のランドと上記他方の側のランドとを電気的に接続している、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子回路装置。
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