JP2006301542A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両面ユニットを装着した場合でも、ユーザビリティを低下させることなくジャム処理を行うことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置本体に回動自在に設けられ、定着装置で定着されたシートを搬送するシート搬送路を開閉可能な外装カバー60に、両面ユニット300を画像形成装置本体に装着するための装着用逃げ部60bを設け、かつこの装着用逃げ部60bを外装カバー60を開く際、画像形成装置本体に装着された両面ユニット300の突出部300aと当接しない形状にする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に両面ユニットを着脱自在に装着した場合におけるジャム処理に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置においては、電子写真記録方式によってトナー画像を形成した後、このトナー像をシートに転写し、この後、このシートに熱及び圧力を印加することによりトナー像を定着させるようにしたものがある。
図12は、このような従来の画像形成装置の一例であるレーザープリンタの構成を示す図であり、このレーザープリンタ201は、既知のシート給送手段、画像形成手段、定着装置250等で構成されている。そして、このレーザープリンタ201には、シートの両面に印字(画像形成)を行うための両面ユニット300が着脱自在に装着されるようになっている。
ここで、このようなレーザープリンタ201においては、両面ユニット300は後方(図中左)から内部に挿入して装着されるようになっているが、このように両面ユニット300を装着した場合、両面ユニット300の一部がレーザープリンタ201の外装面より外側(後側)に突出するようになる。なお、この突出部300aには、両面ユニットを制御するコントロール基板301や、レーザープリンタ201を冷却するファン302や、両面印字をする場合に必要な駆動部を配置するようにしている。
ところで、このようなレーザープリンタ201において、定着装置250、又は定着装置250の下流部でシートS1のジャムが発生すると、両面ユニット300を装着しない場合には、レーザープリンタ201の後カバー210を開くようにしている。なお、このように後カバー210を開くと、ジャムしたシートS1の処理が容易になるよう、この後カバー210の開き動作に連動して図示しない挟持圧解除手段により、定着装置250の加熱ローラ251と加圧ローラ252とによるシートS1の挟持を解除するように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、このように後カバー210を開くと共に、加熱ローラ251と加圧ローラ252とによるシートS1の挟持を解除することにより、ジャムしたシートS1にアクセス可能な空間が確保されると共に、シートS1を容易に引き抜くことができる。
一方、図12に示すように両面ユニット300が装着されている場合は、突出部300aが邪魔になって後カバー210を開くことができないことから、ジャム処理を行う際には、まず両面ユニット300を図12の(a)に示す矢印方向に引き出してジャム処理位置まで移動させるか、そのまま両面ユニット300を引き出す。そして、この後、図12の(b)に示すように後カバー210を矢印方向に開くようにしている。
特開平06−186880号公報
しかし、このような従来の画像形成装置においては、両面ユニット300を装着しない場合には、ジャム処理に必要なステップ数(工程数)は後カバー210の開放という1つであるが、両面ユニット300を装着している場合には、両面ユニット300を引き出すという他のステップが必要となる。
なお、これは両面印字中に両面パスにシートS1が滞留したときだけでなく、片面印字の際、後カバー210の内側にシートS1が滞留した場合でも、初めに両面ユニット301をスライドさせてジャム処理位置まで移動させるか、引き出した後、後カバー210を開くようにする必要がある。つまり、両面ユニット300を装着した場合、ジャム処理に手間がかかり、ユーザビリティ(操作性)が低下するという問題があった。
そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、両面ユニットを装着した場合でも、ユーザビリティを低下させることなくジャム処理を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成部で形成されたトナー画像をシートに転写し、転写された前記トナー像をシートに定着させた後、排出する画像形成装置において、画像形成装置本体内に設けられ、シートを所定の圧力で挟持した状態でトナー像の定着を行う定着手段を有する定着装置と、画像形成装置本体に回動自在に設けられ、前記定着装置で定着されたシートを搬送するシート搬送路を開閉する外装カバーと、画像形成装置本体に着脱可能に装着され、装着された際、前記外装カバーの外装面より外側に突出する突出部を有する両面ユニットと、を備え、前記外装カバーに、前記両面ユニットを前記画像形成装置本体に装着するための装着用逃げ部を設け、かつ前記装着用逃げ部を前記外装カバーを開く際、前記両面ユニットの突出部と当接しない形状としたことを特徴とするものである。
本発明によれば、外装カバーに両面ユニットを画像形成装置本体に装着するための装着用逃げ部を設け、この装着用逃げ部の形状を、外装カバーを開く際、画像形成装置本体に装着された両面ユニットの突出部と当接しない形状とすることにより、両面ユニットを装着した場合でも、両面ユニットを移動させることなく、外装カバーを開くことができる。これにより、両面ユニットを装着した場合でも、ユーザビリティを低下させることなくジャム処理を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はレーザープリンタ、1Aはレーザープリンタ本体(以下、装置本体という)であり、このレーザープリンタ1は、装置本体1Aの上部に設けられた画像読取部52Aと、画像読取部52Aの下方に配置された画像形成部1Bと、画像形成部1Bにシートを給送する給紙装置1Cと、装置本体1Aに着脱自在に装着され、シートの両面に印字(画像形成)を行なうための両面ユニット300を備えている。
ここで、画像読取部52Aは、画像読取手段であるスキャナ部51とADF(自動原稿送り装置:Auto Document Feeder)52とを有している。なお、ADF52は、スキャナ部51により原稿記載情報を光学的に読み取る際、原稿積載トレイ53上に積載される複数枚の原稿を給送ローラ54と図示しない分離パッドとにより一枚ずつ分離搬送し、原稿読取位置56を通過させるものである。また、このADF52は装置後方の不図示のヒンジを中心に後方に開閉可能であり、原稿台ガラス57上に原稿を載置する場合に開閉される。
スキャナ部51は原稿台ガラス57上に載置された原稿を光学キャリッジ58が図示しないガイド軸に沿って横方向に走査しながら原稿記載情報を読み取り、CCDで光電変換する一般的なものであり、ADF52による原稿読取の際は、光学キャリッジ58は所定位置に停止して搬送中の原稿を読み取る。
また、画像形成部1Bは、感光体ドラム10、感光体ドラム上に静電潜像を形成するためのレーザスキャナ14、感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーにより現像して感光体ドラム上にトナー像を形成する不図示の現像器、感光体ドラム上に形成されたトナー像をシートSに転写させる転写装置10a等を備えている。なお、11は、感光体ドラム10及び不図示の現像器等を備えたプロセスカートリッジである。
給紙装置1Cは、給紙カセット2,3に収納されているシートを送り出す給紙ローラ4,5と、この給紙ローラ4,5により送り出されたシートを一枚ずつ分離する分離パッド6,7を備えている。
次に、このような構成のレーザープリンタ1における画像形成動作について説明する。
シートに画像を形成する場合は、まずADF52の原稿積載トレイ53に原稿をセットし、この後、コピーボタンを押すとADF52の給紙ローラ54により原稿が原稿読取位置56に搬送される。そして、この原稿に対して不図示の光源から光を照射し、その反射光を光学キャリッジ58で読み取り、このようにして読み取った画像信号を画像形成部1Bのレーザスキャナ14に転送する。
次に、レーザスキャナ14は、このように画像信号が入力されると、画像信号に応じたレーザ光を感光体ドラム10上に照射し、これにより感光体ドラム10上に静電潜像が形成される。この後、この静電潜像は不図示の現像器により現像されてトナー像として可視化される。
また、このようなトナー像形成動作と並行して給紙ローラ4,5が回転して給紙カセット2,3からシートを送り出し、この後、シートは分離パッド6,7により1枚ずつ分離された後、搬送経路8に設けられたレジストローラ対9によりレジスト補正が行われる。この後、このようにレジストローラ対9によりレジスト補正が行われたシートは、感光体ドラム10と転写装置10aとにより構成される転写部へと搬送され、この転写部において転写装置10aにトナー像と逆極性の電圧を印可することにより、トナー像が転写される。
次に、トナー像が転写されたシートをシート上に転写された未定着状態のトナー像をシート面に定着させるための定着装置100に搬送し、この定着装置100によってシートを加熱、加圧することにより、トナー像をシート上に永久定着する。そして、このようにしてトナー像を定着した後、第1面にのみ画像を形成する片面コピーの場合には、シートを排出手段を構成する定着排出ローラ112及び定着排出コロ113、さらには排出ローラ対20によって排出部となる排出トレイ30へ画像形成面が下となるフェースダウン(FD)の状態で排出する。
一方、第2面にも画像を形成する両面コピーの場合は、片面に画像を転写されたシートを、定着排出ローラ112及び定着排出コロ113から所定位置搬送した位置で反転させて両面ユニット300により構成される両面搬送路Rに搬送し、この後、再度、画像形成部1Bに搬送して反対面に画像を形成する。そして、このように両面に画像が形成された後、シートを排出ローラ対20によって排出トレイ30に排出する。
ところで、定着装置100は図2に示すように、トナー像の定着を行う定着手段101と、定着手段101を通過したシートの排紙を行う排紙手段102とを備えている。ここで、定着手段101は、定着フレーム105の所定位置に回転可能に取り付けられ、反時計回りに回転する加圧ローラ103と、ヒータステー106に一体化されているフィルムガイド107に取り付けられて加圧ローラ103に対して所定の力で接触し、シートを所定の挟持圧で挟持する板状のヒータ104とからなる。なお、108は円筒状のフィルムであり、この円筒状のフィルム108は、フィルムガイド107の外周面にヒータ104を覆うように回転可能な状態にはめ込まれている。
また、ヒータステー106は定着フレーム105に上下方向に移動可能に取り付けられており、このヒータステー106の両端部は、上側フレーム109に取り付けられた前後2箇所の付勢ばね(コイルスプリング)110により、前後2箇所に設けられた回動可能な加圧板130a,130bを介して、加圧ローラ103側に付勢される。これにより、ヒータ104がフィルム108を介して加圧ローラ103に所定の圧力で接触する。
一方、排紙手段102は、定着フレーム105の所定位置に回転可能に取り付けられて反時計回り方向に回転する排紙ローラ112と、排紙上ガイド部材114を介して下側フレーム105に回転可能に取り付けられ、排紙ローラ112に対して所定の圧力で接触して従動回転する排紙コロ113とからなる。
ここで、排紙上ガイド部材114は定着フレーム105に固定されており、この排紙上ガイド部材114に対して排紙コロ113は上下方向に移動可能に取り付けられると共に、不図示の付勢ばねによって排紙ローラ112側に付勢されている。これにより、排紙コロ113は排紙ローラ112に所定の圧力で接触する。
なお、図2において、116は定着手段101のニップヘシートの先端を導くための入口ガイド部材、117は排紙上ガイド部材114と1対で排紙手段102のニップヘシートの先端を導くための排紙下ガイド部材であり、これら入口ガイド部材116と排紙下ガイド部材117は下側フレーム105に固定されている。
そして、このような構成の定着装置100は、定着動作を行う際には、加圧ローラ103には不図示の駆動源からの駆動が伝えられ、これにより加圧ローラ103は反時計回り方向に回転し、この加圧ローラ103の回転に従動してフィルム108がフィルムガイド107の回りを回転する。また、ヒータ104には通電がなされると共にヒータ104は所定温度に調温され、このヒータ104の熱がフィルム108を介してシートに伝えられる。
また、排紙ローラ112には不図示の駆動源からの駆動が伝えられており、排紙ローラ112は反時計回り方向に回転し、この排紙ローラ112の回転に従動して排紙コロ113が回転している。
そして、このような状態の定着装置100に、トナー像の転写を終えたシートSの先端が入口ガイド部材116に導かれて定着手段101のニップに入り込むと、シートSは、定着手段101に所定の圧力で挟持された状態で搬送され、この際、加熱及び加圧されてシート上の未定着状態のトナー像がシート面に定着される。
なお、定着手段101を通過したシートSの先端は排紙上ガイド部材114と排紙下ガイド部材117とに導かれて排紙手段102のニップに入り込み、この後、シートSは排紙手段102に所定の圧力で挟持された状態で機外へ排紙される。
一方、両面印字するための両面ユニット300は、図1の左から挿入可能な構成をとり、装着した状態で両面印字可能な両面搬送路Rを形成する。なお、この両面ユニット300は、装置本体1Aに装着された際、両面ユニット300の一部が、後述する外装カバーから突出するようになる。
そして、この外装カバー60の外装面から突出する破線で囲む突出部300aには、両面印字するために必要なコントローラ301や、装置本体内部を冷却するためのファン302、ローラを駆動するための図示しない駆動手段などが収納されている。また、この両面ユニット300は、装置本体1Aにスライドして着脱可能となっており、この両面ユニット300の突出部300aには、両面ユニット300をスライド操作するためのハンドル330が設けられている。
ところで、図3に示すように定着装置100の下流側には、ジャム処理のため、定着装置100で定着されたシートを排出トレイ30へ向かわせる両面搬送路およびFD搬送路(以下、単にFD搬送路という)R1を開閉する開閉可能な外装カバー60が設けられており、両面ユニット300は、この外装カバー60から装置本体内に挿入されるようになっている。なお、図3において、60fは外装カバー60の内側面に設けられた搬送ガイドであり、外装カバー60が閉じられると、この搬送ガイド60fがFD搬送路R1の一側面を形成するようになっている。
ここで、この外装カバー60は、図4の(a)に示すように両面ユニット300を装置本体1Aに装着するため、及び後述するように外装カバー60を開いた際、両面ユニット300(の突出部300a)と干渉しないような形状を有する逃げ部を構成する装着用逃げ部(開口部)60bを有している。なお、本実施の形態において、この装着用逃げ部60bは外装カバー60の下部を切り欠いて形成されている。
また、外装カバー60にはシート搬送方向と直交する方向において、両面ユニット300を装着するための装着用逃げ部60bの手前と奥、言い換えればシート搬送方向において、装置本体1Aの外装カバー60の外装面より外側にそれぞれ一箇所ずつ、計2箇所、外装カバー60を装置本体1Aに回動可能に軸支するための回動中心である軸60c,60dを有している。
そして、このように外装カバー60の軸60c,60dをシート搬送方向において外装カバー60の外装面より外側に設けることにより、両面ユニット300の突出部300aを逃げるための空間、即ち装着用逃げ部60bを小さくすることができる。
また、本実施の形態のように、外装カバー60に、外装カバー60が回動した場合、両面ユニット300と干渉しないような形状の装着用逃げ部60bを設けることにより、両面ユニット300を装着した状態でも、外装カバー60を、図4の(b)に示すように閉じた状態から、図4の(c)に示すように両面ユニット300の突出部300aに当接することなく、矢印方向(反時計回り)に回動させ、外装カバー60を開くことが可能である。なお、外装カバー60の上部には、装置本体1Aとの位置決めを行う不図示のラッチが設けられている。
一方、本実施の形態においては、このように外装カバー60を開放した際、定着手段101の挟持圧を解除する挟持圧解除手段が設けられている。
図5は、このような挟持圧解除手段150Aの構成を示すものであり、この挟持圧解除手段150Aは、定着手段101のシート搬送方向と直交する方向の両端部に設けられ、カム部150c,150dを備えた挟持圧解除カム150a,150b、挟持圧解除カム150a,150bにより押圧されて移動し、加圧板130a,130bを回動させる挟持圧解除レバー160a,160bとからなる。なお、挟持圧解除カム150a,150bは、回転可能な軸180にそれぞれ固定され、回転可能な軸180と一体で回転する。
ここで、一方の挟持圧解除カム150aは、一端が外装カバー60に接続されているリンク170と接続されており、図6に示すように、外装カバー60を開くと、外装カバー60に設けられたリンク170の支点60eが、図3に示す位置から反時計方向に移動し、これに伴いリンク170が図6に示すように外側に移動し、このリンク170の移動により一方の挟持圧解除カム150a及び他の挟持圧解除カム150bも反時計回りに回転する。
そして、このように挟持圧解除カム150a,150bが反時計回りに回転すると、挟持圧解除カム150a,150bに設けられたカム部150c、150dが挟持圧解除レバー160a,160bを図中の矢印方向(斜め上)に移動させる。さらに、このような挟持圧解除レバー160a,160bの移動により、加圧板130a,130bが時計回りに回動し、付勢ばね110をヒータステー106の付勢方向と逆方向に圧縮させ、ヒータステー106を加圧ローラ103側に付勢している力を解除する。これにより、定着手段101の圧接、即ちヒータ104と加圧ローラ103の間の圧接が解除され、シートに対する挟持圧が解除される。
なお、外装カバー60を所定角度まで回動させると図示しないストッパーにより外装カバー60の回動が規制される。そして、このように外装カバー60を所定角度まで回動させると、FD搬送路R1が開放され、FD搬送路R1に滞留しているジャムシートにアクセスする空間を十分に確保することができる。
このように、外装カバー60と連動する挟持圧解除手段150Aを設け、外装カバー60を開くことによって定着手段101の挟持圧を解除するようにすることにより、両面ユニット300を装着した状態においても、外装カバー60を開けば、両面ユニット300を移動させることなく、定着手段101に滞留しているシートのジャム処理を容易に行なうことができる。
ところで、本実施の形態においては、外装カバー60を開いた際、両面ユニット300をスライドさせるためのハンドル330は回動した外装カバー60により隠されるようになっている。そして、このように開いた外装カバー60によってハンドル330を隠すことにより、ジャム処理位置において両面ユニット300をスライド移動させることができない状態となり、これにより両面ユニット300が間違って引き出されて、両面ユニット300内に滞留したシートがダメージを受けるのを防ぐことができる。
一方、ジャム処理を行った後、外装カバー60を閉じるようにすると、まず外装カバー60に設けられたリンク170の支点60eが時計周りに移動してリンク170が内側に移動し、これに伴い挟持圧解除カム150も時計回りに回転する。そして、この挟持圧解除カム150の回転により、カム部150c,150dは挟持圧解除レバー160を図中斜め下に移動させる。さらに、このような挟持圧解除レバー160a,160bの移動により、加圧板130a,130bが反時計回りに回動すると共に、圧縮された付勢ばね110によりヒータステー106が加圧ローラ103側に付勢され、ヒータ104が加圧ローラ103に圧接し、シートに対する挟持圧が発生する。
このように、外装カバー60に両面ユニット300を装置本体1Aに装着するための装着用逃げ部60bを設け、この装着用逃げ部60の形状を、外装カバー60を開く際、装置本体1Aに装着された両面ユニット300の突出部300aと当接しない形状とすることにより、両面ユニット300を装着した場合でも、両面ユニット300を移動させることなく、外装カバー60を開くことができる。これにより、両面ユニット300を装着した場合でも、ユーザビリティを低下させることなくジャム処理を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの要部を示す図である。なお、図7において、図1と同一符号は、同一または相当部分を示している。
図7において、70は外装カバー、75は外装カバー70と定着装置100の間に回動自在に設けられた搬送ガイドである内ガイドであり、本実施の形態においては、これら外装カバー70と内ガイド75との間にFD搬送路R1を形成するようにしている。
なお、この内ガイド75は、外装カバー70の回動中心である軸70aと異なる回動中心である軸75pにより装置本体内に回動自在に設けられると共に、不図示の付勢手段により反時計回りに回動する方向に付勢されている。そして、通常、外装カバー70が閉じられているとき、外装カバー70の突き当て部70c,70dが、不図示の付勢手段に抗しながら内ガイド75に当接するようになっており、これにより搬送路の位置が決まるようになっている。
また、外装カバー70を開くと、既述した第1の実施の形態と同様に挟持圧解除手段150Aにより外装カバー70に設けられた支点60eが、図7に示す位置から反時計方向に移動し、これに伴いリンク170は図8に示すように外側に移動し、このリンク170の移動により挟持圧解除カム150a,150bも反時計回りに回転する。
そして、このように挟持圧解除カム150a,150bが反時計回りに回転すると、挟持圧解除レバー160a,160bを図中の矢印方向(斜め上)に移動させる。さらに、このような挟持圧解除レバー160a,160bの移動により、加圧板130a,130bが時計回りに回動し、付勢ばね110を圧縮させながら、ヒータステー106を加圧ローラ103側に付勢している力を解除する。これにより、定着手段101の圧接、即ちヒータ104と加圧ローラ103の間の圧接が解除され、シートに対する挟持圧が解除される。
ところで、外装カバー70を開くと、外装カバー70の突き当て部70c,70dによる圧接が解除されるため、不図示の付勢手段により付勢されている内ガイド75は軸75pを中心に反時計回りに回動して倒れ、図8に示す所定位置で停止する。
ここで、本実施の形態のように、外装カバー70と定着装置100の間に、回動自在な内ガイド75を設けることにより、外装カバー70の軸70aを既述した第1の実施の形態の、例えば図3に示す外装カバー60の軸60c、60dよりも装置本体外側に位置させることができ、これにより外装カバー70を開くと、ジャム処理空間の幅L2が、既述した第1の実施の形態におけるジャム処理空間のL1(図6参照)と比較して大きく確保できる。
一方、ジャム処理を行った後、外装カバー70を閉じるようにすると、まず外装カバー70に設けられたリンク170の支点60eが時計周りに移動してリンク170が内側に移動し、これに伴い挟持圧解除カム150aも図9に示すように時計回りに回転する。
ここで、図10に示すように、前後にある挟持圧解除カム150a,150bを固定している軸180には内ガイド復帰用カム190が固定されており、挟持圧解除カム150が回転することで、軸180と一体で内ガイド復帰用カム190が時計回りに回転して内ガイド75と当接し、この後、内ガイド75を所定角度まで時計回りに回動させる。そして、この後、さらに外装カバー70を回動させると、外装カバー70の突き当て部70c、70dが内ガイド75と接触し、内ガイド75を更に時計回りに回動させ、ホームポジションまで復帰させる。
また、この動作に連動して、この挟持圧解除カム150の回転により挟持圧解除レバー160が図中斜め下に移動し、さらに、このような挟持圧解除レバー160a,160bの移動により、加圧板130a,130bが反時計回りに回動すると共に、付勢ばね110によりヒータステー106が加圧ローラ103側に付勢され、ヒータ104が加圧ローラ103に圧接し、シートに対する挟持圧が発生する。
このように、本実施の形態によれば、両面ユニット300を移動させることなく、外装カバー70を開くだけで、定着装置100の定着手段101の挟持圧を解除することができ、1ステップでジャム処理可能なユーザビリティのよいプリンタを提供することが可能となる。さらに、回転中心の異なる外装カバー70と内ガイド75によりFD搬送路R1を形成することにより、広いジャム処理空間を確保することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの要部を示す図である。なお、図11において、図1と同一符号は、同一または相当部分を示している。
図11において、220は外装カバーであり、この外装カバー220にはFU(フェイスアップ)排紙部となるシート積載手段であるFUトレイ200が設けられている。また、R2は定着装置100で定着されたシートをFUトレイ200に向かわせるFU(フェイスアップ)積載経路であり、230は、このFU積載経路R2とFD搬送路R1の切換を行うフラッパである。
そして、このように外装カバー220にFUトレイ200を設けることにより、定着装置100で定着されたシートをフェイスアップで排出することができるようになる。
なお、このようにFUトレイ200が外装カバー220に装着されていても、外装カバー220を図11の(b)に示すように軸220aを回動中心として回動させても、外装カバー220は両面ユニット300に当接することはなく、また定着手段101の挟持力を解除してジャム処理空間L3を十分に確保することができる。
このように、外装カバー220にFUトレイ200を設けた場合でも、両面ユニット300を移動させることなく、外装カバー220を開くだけで、定着装置100の定着手段101の挟持圧を解除することができ、1ステップでジャム処理可能なユーザビリティのよいプリンタを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの概略構成を示す図。 上記レーザープリンタの定着装置の構成を説明する図。 上記レーザープリンタの概略構成を示す他の図。 上記レーザープリンタに設けられた外装カバーを説明する図。 上記レーザープリンタに設けられた挟持圧解除手段の構成を説明する図。 上記外装カバーが開かれたときの挟持圧解除手段の動作を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの要部を示す図。 上記レーザープリンタに設けられた外装カバーが開かれたときの挟持圧解除手段の動作を説明する図。 上記外装カバーが閉じられるときの挟持圧解除手段の動作を説明する図。 上記挟持圧解除手段を構成する挟持圧解除カム、内ガイド復帰用カムを説明する斜視図。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタの要部を示す図。 従来の画像形成装置の一例であるレーザープリンタの概略構成を示す図。
符号の説明
1 レーザープリンタ
1A 装置本体
1B 画像形成部
60 外装カバー
60b 装着用逃げ部
60c,60d 軸
70 外装カバー
70a 軸
75 内ガイド
75p 軸
100 定着装置
101 定着手段
102 排紙手段
103 加圧ローラ
104 ヒータ
150A 挟持圧解除手段
190 内ガイド復帰用カム
200 FUトレイ
220 外装カバー
300 両面ユニット
300a 突出部
330 ハンドル
R 両面搬送路
R1 FD搬送路
R2 FU積載経路

Claims (7)

  1. 画像形成部で形成されたトナー画像をシートに転写し、転写された前記トナー像をシートに定着させた後、排出する画像形成装置において、
    画像形成装置本体内に設けられ、シートを挟持してトナー像の定着を行う定着手段を有する定着装置と、
    画像形成装置本体に回動自在に設けられ、前記定着装置で定着されたシートを搬送するシート搬送路を開閉する外装カバーと、
    画像形成装置本体に着脱可能に装着され、装着された際、前記外装カバーの外装面より外側に突出する突出部を有する両面ユニットと、
    を備え、
    前記外装カバーに、前記両面ユニットを前記画像形成装置本体に装着するための装着用逃げ部を設け、かつ前記装着用逃げ部を前記外装カバーを開く際、前記両面ユニットの突出部と当接しない形状としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記外装カバーの回動中心を、前記両面ユニットの両側面の外側に、かつ前記外装カバーの外装面より外方に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記外装カバーの開閉動作に連動して前記定着手段の挟持圧を解除する挟持圧解除手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記外装カバーと前記定着装置の間に、該外装カバーと異なる回動中心を有した回動自在な搬送ガイドを設け、前記外装カバーが閉じられた状態で該外装カバーと前記搬送ガイドとでシート搬送路を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記両面ユニットは、画像形成装置本体に対してスライドして着脱され、かつ前記外装カバーを開いたときには、前記両面ユニットをスライドできないようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記外装カバーを開いたとき、前記外装カバーにより前記両面ユニットをスライド操作するためのハンドルを覆うようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記外装カバーに、トナー像が定着されて排出されるシートを積載するためのシート積載手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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