JP2006178089A - 画像形成装置 - Google Patents

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芳之 永井
Yasunori Mizuguchi
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Abstract

【課題】 画像形成装置の搬送部で記録用紙のジャミングが発生した場合に、駆動ローラやローラ部材等を傷付けることなく、記録用紙を取り除く作業を容易にして作業性の向上を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 加熱ローラ31と加圧ローラ32とを有し、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間に記録用紙を挟みつけた状態で記録用紙を搬送する定着装置30を設けた画像形成装置1において、定着装置30は、加圧ローラ32と加熱ローラ31との圧着および解除を行うローラ部材着脱機構320と、加熱ローラ31と駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱機構310とを備え、駆動ローラ着脱機構310は、ローラ部材着脱機構320により加圧ローラ32と加熱ローラ31との圧着が解除される時、加熱ローラ31と駆動源との連結を解除するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、記録媒体を搬送ローラで挟み込んで搬送するようにした画像形成装置に関する。
従来、複写機あるいはプリンタ等の画像形成装置は、感光体ドラム上に書込み形成された原稿画像の静電潜像を、現像器から供給される現像剤により現像し、そのトナー像を給紙カセット内から供給される記録用紙などの記録媒体上に転写した後、この記録用紙上に転写されたトナー像を定着手段、例えば、加熱ローラによって定着、印字して排紙することにより、画像形成プロセスを形成している。
このような画像形成プロセスにおいて、記録用紙の用紙送りは、一般に、画像形成装置内の各部の配置される搬送ローラによって次工程に搬送するようになっている。
搬送ローラは、一般に駆動ローラと従動ローラとにより構成され、この搬送ローラによる記録用紙の搬送は、通常、駆動ローラに従動ローラを圧接させて記録用紙を搬送するように構成されている。
このように構成された画像形成装置で搬送される用紙は、搬送タイミングのズレや駆動負荷等々の諸問題点がもとになって、搬送不良や紙詰まりにより装置内で記録用紙が折れたり潰れたりして滞ってしまう、いわゆるジャミングを招来する場合がある。
記録用紙搬送中に記録用紙にジャミングが発生した場合、記録用紙を噛み込んでいる搬送ローラの圧力を解除してジャミングを起した記録用紙を取り出す必要がある。
そこで、従来では、記録用紙のジャミングを起した搬送ローラの従動ローラの圧接状態を開放して、記録用紙を取り出し易くする方式が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2002−287559号公報
画像形成装置における搬送ローラの駆動は、通常、1つの駆動モータを基に複数のギア連結等で複数の駆動ローラを連結することで、構成を簡略化するとともに、駆動制御し易くして、記録用紙を搬送するように構成したものが多い。
従って、該当駆動ローラ対の従動ローラのみを圧力解除しても、その近傍に配置される搬送ローラ対の圧力によって、除去する用紙が破れたり、引き抜く時の負荷によって搬送ローラ対を傷付けることがあるという問題があった。
また、このような現象が顕著に表われるのは、搬送ローラに大きな圧力を加える定着ローラ(加熱ローラや加圧ローラ)を有する定着部や、給紙ローラ(サバキローラやサバキプレート)を有する給紙部である場合が多く、これらのローラ部材等の近傍は高温であったり(定着部)、記録用紙搬送路が入り組んで狭い状態(給紙部)となっている場合が多い。そのため、詰まった記録用紙を取り除く作業が、さらに煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の各部に配置される搬送部で記録用紙のジャミングが発生した場合に、該搬送部を構成する駆動ローラやローラ部材等を傷付けることなく、記録用紙を取り除く作業を容易にして作業性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置の各構成は、次の通りである。
請求項1に記載の発明は、駆動源から駆動力が与えられる駆動ローラとそれに圧着されるローラ部材とを有し、前記駆動ローラとローラ部材との間にシート状の記録媒体を挟みつけた状態で該駆動ローラを回転させて記録媒体を搬送する記録媒体搬送部を備え、該記録媒体搬送部を記録媒体の搬送経路中に配置した画像形成装置において、前記記録媒体搬送部の構成に、前記ローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うローラ部材着脱手段と、前記駆動ローラと駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱手段とを備え、前記駆動ローラ着脱手段を、前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材と駆動ローラとの圧着が解除される時、前記駆動ローラと駆動源との連結を解除するようにしたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載した構成に加えて、前記駆動ローラ着脱手段を、前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材が駆動ローラへ圧着される時、前記駆動ローラと駆動源とを連結するようにしたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記駆動ローラ着脱手段の構成に、前記駆動源からの駆動を駆動ローラへ伝達する伝達歯車を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載した構成に加えて、前記伝達歯車を、前記ローラ部材着脱手段の動作に連動して、前記駆動源と駆動ローラとの連結および解除するようにしたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の構成に加えて、前記ローラ部材着脱手段の構成を、画像形成装置内部を露出させるカバー体の開閉操作に連動してローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の請求項1〜5に記載の画像形成装置によれば、駆動源から駆動力が与えられる駆動ローラとそれに圧着されるローラ部材とを有し、前記駆動ローラとローラ部材との間にシート状の記録媒体を挟みつけた状態で該駆動ローラを回転させて記録媒体を搬送する記録媒体搬送部を備え、該記録媒体搬送部を記録媒体の搬送経路中に配置した画像形成装置において、前記記録媒体搬送部の構成に、前記ローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うローラ部材着脱手段と、前記駆動ローラと駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱手段とを備え、前記駆動ローラ着脱手段を、前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材と駆動ローラとの圧着が解除される時、前記駆動ローラと駆動源との連結を解除するようにしたことで、記録媒体のジャミングが発生した時に、駆動ローラとローラ部材との間から、駆動ローラおよびローラ部材を傷付けることなく、容易に記録媒体を取り除くことができ、作業性の向上を図ることができる。
また、請求項1〜7に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、前記駆動ローラ着脱手段を、前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材が駆動ローラへ圧着される時、前記駆動ローラと駆動源とを連結するようにしたことで、記録媒体のジャミング時に記録媒体を取り除いた後、簡単に記録媒体搬送部を通常の記録媒体を搬送可能な状態に復帰させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、前記駆動ローラ着脱手段の構成に、前記駆動源からの駆動を駆動ローラへ伝達する伝達歯車を備えたことで、伝達歯車を着脱させて駆動を確実に伝達できるとともに、確実に駆動の伝達を断ち切ることができる。
例えば、伝達歯車を、駆動源側もしくは駆動ローラ側の何れか一方側に沿わせて、他方側のみを着脱するよう配設することが可能であり、このような構成によれば、伝達歯車の着脱を簡単に行うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、前記伝達歯車の構成を、前記ローラ部材着脱手段の動作に連動して、前記駆動源と駆動ローラとの連結および解除するようにしたことで、ローラ部材を自由に回転可能な状態にする時には、駆動ローラも自由に回転可能にできるので、ジャミングした記録媒体を容易に取り除くことができ、そして、記録媒体のジャミング時に記録媒体を取り除いた後、ローラ部材を復帰させ際には、同時に駆動ローラを復帰させることができるので、簡単に記録媒体搬送部を通常の記録媒体を搬送可能な状態に復帰させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、前記ローラ部材着脱手段の構成を、画像形成装置内部を露出させるカバー体の開閉操作に連動してローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うようにしたことで、記録媒体のジャミングが発生した時に、簡単な操作により短時間で記録媒体を取り除くことができ、簡単に通常の記録媒体を搬送可能な状態に復帰させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図3に示す図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す斜視図、図2は前記該画像形成装置の内部の構成を示す側面断面図、図3は前記画像形成装置の電気制御部の構成をブロック図である。
本実施形態は、図1〜図3に示すように、電子写真方式による画像形成装置において、駆動ローラたる加熱ローラ31と加圧ローラ32とを備え、この加熱ローラ31と加圧ローラ32とにより記録用紙を挟持した状態で該記録用紙を搬送する機能を有する定着装置30の構成に、加熱ローラ31と加圧ローラ32との圧着および解除を行うローラ部材着脱機構(ローラ部材着脱手段)320と、前記加熱ローラ31と駆動源(図示省略)との連結および解除を行う駆動ローラ着脱機構(駆動ローラ着脱手段)310とを備え、前記駆動ローラ着脱機構310は、前記ローラ部材着脱機構320により加圧ローラ32と加熱ローラ31との圧着が解除される時、加熱ローラ31と駆動源との連結を解除するようにしたものである。
まず、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成について図面を参照して説明する。
画像形成装置1は、図1〜図3に示すように、主に、原稿載置台2、画像形成部10、定着装置30、自動原稿処理装置40、用紙搬送部59、排紙処理部60等により構成されている。
画像形成装置1の装置本体1aの上面部には、原稿Gが載置される透明ガラスからなる原稿載置台2が設けられ、この原稿載置台2の上方には、自動原稿処理装置40が設けられ、一方、この原稿載置台2の下方には、原稿Gの画像情報を読み取る原稿読み取り部であるスキャナ部3が配置され、そのスキャナ部3の下方には画像形成部10、定着装置30及び排紙トレイ22が構成され、さらに、その下方には、記録媒体たる記録用紙が収納された給紙カセット23が配設されている。
〔スキャナ部3〕
スキャナ部3は、図2に示すように、原稿載置台2の下方に配置されて平行に往復移動する第1走査ユニット4及び第2の走査ユニット5と、光学レンズ体6と、光電変換素子(CCD)7を備えた原稿画像読み取りユニットにて構成されている。図2において、スキャナ部3の光路は一点鎖線で示している。
第1の走査ユニット4は、露光ランプ4Aと、この露光ランプ4Aからの光を原稿画像表面に露光させるリフレクタ4Bと、このリフレクタ4Bを介して露光され反射される原稿からの反射光像を所定の方向に向かって導くための第1のミラー4Cとを有し、原稿載置台2の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行に往復移動制御されるようになっている。
第2の走査ユニット5は、第1の走査ユニット4の第1のミラー4Cにより導かれた原稿からの反射光像を、更に所定の方向に向かって導くための第2のミラー5A及び第3のミラー5Bを有し、第1の走査ユニット4と一定の速度関係を保って平行に往復移動制御されるようになっている。
光学レンズ体6は、第2の走査ユニット5の第3のミラー5Bにより導かれた原稿画像の反射光の光路上に配置され、その光像を光電変換素子7に結像させるようになっているものである。
光電変換素子(例えばCCD(電荷結合素子))7は、光学レンズ体6により結像された原稿画像の光像を読み取って電気信号に光電変換することによって原稿画像情報(原稿画像データ)を作成するものであり、その原稿画像情報を画像処理部57に向けて出力する。
〔画像処理部57〕
画像処理部57は、光電変換素子7が出力した原稿画像情報を、解像度や濃度等が印字に適した印字用画像情報(印字用画像データ)に画像処理するものである。画像処理後の印字用画像情報は、レーザスキャニングユニット(LSU)8の画像データ入力部へと転送されるようになっている。
レーザスキャニングユニット8は、画像処理部57から出力された印字用画像情報に応じたレーザ光を、画像形成部(画像形成プロセス)10を構成する感光体ドラム11の表面に照射する。これにより、感光体ドラム11に印字用画像情報の静電潜像が書込み形成されるようになっている。
〔画像形成部10〕
画像形成部10は、図2に示すように、主に、矢印方向に回転駆動する感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の表面を所定の電位に帯電させる主帯電器12と、感光体ドラム11表面に静電潜像の形成用のレーザ光を照射するレーザスキャニングユニット8と、そのレーザスキャニングユニット8からのレーザ光の照射によった静電潜像をトナーにより現像して顕像化する現像装置13と、この現像装置13にて顕像化された原稿画像のトナー像を後述する給紙カセット23から給紙搬送路25を介して給紙される記録用紙(「記録媒体」に相当:「転写紙」とも称する)P上に転写する転写ローラ14及びこの転写ローラ14による転写後の感光体ドラム11上に残留する残留トナーをクリーニングするクリーニング装置15とが、該感光体ドラム11の回転方向に沿って順に配置されて構成されている。
画像形成部10の主帯電器12は、クリーニング装置15によるクリーニング後の感光体ドラム11表面の電荷を除電する図示しない除電装置の機能を有している。
〔定着装置30〕
定着装置30は、加熱ローラ31と加圧ローラ32とを備え、この加熱ローラ31と加圧ローラ32とにより記録用紙Pを挟持した状態で加熱ローラ31を回転させて、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過させることにより、記録用紙P上に転写されたトナー像を溶融して記録用紙Pに定着するものである。
感光体ドラム11と転写ローラ14との間に挟持されてトナー像が転写された後の記録用紙Pは、感光体ドラム11上から剥離されて該感光体ドラム11と定着装置30とを連絡する主搬送路16を経由して、該定着装置30の加熱ローラ31と加圧ローラ32との間に突入する。加熱ローラ31と加圧ローラ32との当接部には所定の押圧力によってニップ部が形成されている。
定着装置30において、この加熱ローラ31と加圧ローラ32との間つまりニップ部に挟持された記録用紙Pは、加熱ローラ31による加熱と加圧ローラ32による加圧によって当該記録用紙Pに前記感光体ドラム11から転写された未定着トナー像の定着が行われるようになっているものである。この定着装置30による定着後の記録用紙Pは、排紙搬送路17に搬送されて排紙駆動ローラ18にて排紙口20側の排紙ローラ19に向け搬送されるようになっている。
ここで、定着装置30に設けられたローラ部材着脱機構320及び駆動ローラ着脱機構310について、図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置の定着装置の構成を示す説明図である。
定着装置30は、図4に示すように、装置本体1a内の一方側に加熱ローラ31と加圧ローラ32との圧着および解除を行うローラ部材着脱機構320と、加熱ローラ31と駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱機構310とが設けられている。
〔駆動ローラ着脱機構310〕
駆動ローラ着脱機構310は、主に、加熱ローラ31に駆動を伝達するためのギア部311と、該ギア部311に連結して駆動を伝達するための連結ギア312と、該連結ギア312を支持するギアホルダ313と、連結ギア312の連結を解除するための引張りばね314により構成されている。
ギア部311は、加熱ローラ31の一端側に該加熱ローラ31の回転軸31aと同軸上に設けられている。
連結ギア312は、ギア部311と駆動源(図示省略)に連結される伝達ギア315との間で、両ギアに対して着脱可能にギアホルダ313により回転自在に軸支されている。
ギアホルダ313の一端部には、連結ギア312をギア部311と伝達ギア315とに連結する方向と逆方向に付勢する引張りばね314の一端部が取り付けられ、その付近には後述するローラ部材着脱機構320のレバー押し部322が当接する着脱レバー316が一体的に設けられている。
引張りばね314の他端部は、装置本体1a側に設けられたばね用フック317に係止されている。
駆動ローラ着脱機構310は、画像形成装置1の通常運転状態では、ローラ部材着脱機構320のレバー押し部322によって着脱レバー316が装置内側(図中左側)へ押し込まれて、連結ギア312がギア部311と伝達ギア315とに噛み合い、駆動源からの駆動を伝達するようになっている。
〔ローラ部材着脱機構320〕
ローラ部材着脱機構320は、主に、本体カバー321と、に取り付けられレバー押し部322と、加圧ローラ32を加熱ローラ31に押圧する圧縮ばね323とにより構成されている。
本体カバー321は、装置本体1aの定着装置30と対向する部位に別体で設けられ、本体カバー321を開放した時に、装置本体1a内の定着装置30(特に、加熱ローラ31、加圧ローラ32および搬送経路)が視認でき、作業者が手を入れて記録用紙Pを取り出す作業が可能な程度に開口するようにされている。
また、本体カバー321は、下端部が支軸321aを支点に装置本体1aに軸支され、該本体カバー321の上端部側が装置本体1aに対して外側に揺動して開閉するようになっている。通常、開放操作が必要でない場合には、図示しないロック機構により開放しないように装置本体1a側に固定されている。
また、本体カバー321内側の上端部付近には、前述した駆動ローラ着脱機構310の着脱レバー316と当接する位置にレバー押し部322が装置内部に向かい突設され、該レバー押し部322の下方には、圧縮ばね323の一端部が取り付けられるばね係止部324が設けられている。
圧縮ばね323の他端部は、加圧ローラ32の回転軸32aに係止されている。
ローラ部材着脱機構320は、画像形成装置1の通常運転状態では、レバー押し部322によって駆動ローラ着脱機構310の着脱レバー316を引張りばね314のばね力に抗して装置内側(図中左側)へ押し込むとともに、圧縮ばね323により加圧ローラ32を加熱ローラ31に対して押圧するようになっている。
〔排紙処理部60〕
排紙搬送路17に搬送される記録用紙Pは、定着装置30の下流側に設けた、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を記録用紙Pが通過する状態を定着検知スイッチ21Aにて検知される。
通常の片面印字の場合には、そのまま排紙駆動ローラ18及び排紙ローラ19の回転駆動により、排紙口20からスキャナ部3の下部空間に設置した排紙トレイ22上に排紙されるもので、この排紙ローラ19の記録用紙Pの通過状態は、排紙ローラ19の上流側に設けた排紙検知スイッチ21Bにて検知されるようになっている。
記録用紙Pは、前記画像形成部10の横に排紙され、かつ、その排紙された記録用紙Pは、給紙カセット23の上方かつスキャナ部3の下方に排出される。
〔用紙搬送部59〕
装置本体1aの内底部側には、記録用紙Pが所定の用紙サイズ毎に積載収容された交換可能な給紙カセット23が配置される。この給紙カセット23の排紙側上部には、半月状の用紙ピックアップローラ24が配置されている。
この用紙ピックアップローラ24は、給紙カセット23内に積載収容された記録用紙Pを最上層から1枚づつピックアップし、下流側に向かって(便宜上の記録用紙Pの流れ出し側(カセット側)を上流、排紙側を下流とする)給紙搬送路25のレジストローラ(「アイドルローラ」とも称する)26まで搬送させるようになっているものである。
レジストローラ26の上流側には、レジスト前検知スイッチ21Cが設けられており、このレジスト前検知スイッチ21Cは給紙カセット23から給紙搬送される記録用紙Pを検知する。その信号を基に給紙タイミングを図りながら、上述した画像形成部10に給紙するようになっている。
一方、両面印字を行う場合には、画像形成部10による記録用紙Pの片面印字後、排紙搬送路17に搬送された定着装置30からの通過後の記録用紙Pを、一旦、排紙ローラ19側に搬送し、この状態で、用紙切換えゲート27を切換え制御して、排紙ローラ19の逆転駆動により記録用紙Pをスイッチバックさせて用紙反転させる副搬送路28に導入させ、この副搬送路28に設けた副駆動ローラ29の回転駆動にて、再び、レジストローラ26の上流側に記録用紙Pを搬送することにより、記録用紙Pの他面印字を行うようになっている。
〔自動原稿処理装置40〕
装置本体1aの原稿載置台2上には、例えば、原稿移動方式による両面原稿自動読み取り装置(R−SPF)からなる原稿押えカバーを兼用する自動原稿処理装置40が開閉自在に搭載されている。
この自動原稿処理装置40は、図2に示すように、原稿Gが載置される原稿トレイ41を有し、この原稿トレイ41上に載置された原稿Gを原稿ピックアップローラ42にてピックアップして、原稿Gを、原稿駆動ローラ43を介して原稿搬送路44に導入してレジストローラ(PSローラ)45の上流側に案内搬送されるようになっている。
このPSローラ45の上流側には、原稿Gの原稿サイズが検出可能にするため原稿入紙センサ46が設けられ、この原稿入紙センサ46にて原稿Gの先端及び後端を検知し、その信号を基に搬送タイミングを図りながら、原稿Gを原稿載置台2の片側に隣接させて配置したスリットガラスからなる原稿読み取り台9上に向け搬送制御するようになっている。
この場合、スキャナ部3の第1の走査ユニット4は、原稿読み取り台9の下方に待機し位置するように移動制御されている。
この原稿読み取り台9上に搬送される原稿Gは、その移動と共に片面側の第1画像読み取り面G1がスキャナ部3の第1の走査ユニット4にて走査される。その他の光電変換素子7での読み取り、画像情報の画像処理、印字などの画像形成処理は、上述と同様である。
そして、原稿読み取り台9上での画像読み取り後の原稿Gは、搬送ローラ47を介して原稿排紙路48の原稿排紙ローラ49側に搬送され、片面読み取りのみ場合は、原稿切換えゲート50の切換え制御により原稿排紙トレイ51上に排紙されるようになっている。
一方、両面原稿読み取りを行う場合は、原稿Gを原稿切換えゲート50の切換え制御により、一旦、原稿トレイ41と原稿排紙トレイ51との間に配置された中間トレイ52上に向け排紙した後、原稿排紙ローラ49を逆転駆動させてスイッチバックさせることにより、原稿反転路53に導入し、再び、原稿搬送路44に原稿Gを搬送することにより、原稿Gの裏側の画像読み取り面の原稿画像の読み取りが行われるとともに、上述した片面印字工程と同様に、記録用紙Pの第1印字面P1に、原稿Gの裏面側の原稿画像が印字されるようになっている。
この記録用紙Pの第1印字面P1への印字工程が終了すると、記録用紙Pは、上述した用紙反転機構にて反転され、再び、画像形成部10に搬送されて、その第1印字面P2に、予めメモリに記憶された原稿Gの表面側の原稿画像が印字される。
図1に示すように、画像形成装置の上部側の前面部には、使用者が記録用紙Pの用紙種類(用紙寸法のほか、用紙の厚み等)、印刷枚数、倍率、濃度等の画像形成条件を設定する操作スイッチ類76が配設されている。
次に、実施形態に係る画像形成装置の制御系について、図3に基づき説明する。
図3に示すように、実施形態に係る画像形成装置1は、画像の読み取り処理、画像処理、画像形成処理、および記録用紙Pの搬送処理等をROM(Read Only Memory)55に予め記憶されたプログラムにしたがって中央処理ユニット(CPU)54がRAM(Random access Memory)56等の一時的記憶手段を用いて処理を実行する。尚、ROMやRAMに代えてHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶手段を用いることができる。
画像形成装置1において、スキャナ部(原稿読み取り部)3によって読み取った原稿の画像情報(原稿画像データ)、または、図示しない通信ネットワークに繋がれた各端末装置から送信された原稿画像情報は、通信処理部58を介して画像処理部57に入力されるようになっている。
画像処理部57は、RAM56等の記憶部に記憶された原稿画像情報を印字(記録用紙への画像形成)に適した印字用画像に上記のプログラムによって処理するものである。
印字用画像情報は画像形成部10に入力される。
画像形成部10、用紙搬送部(給紙搬送路25、主搬送路16、副搬送路28(これらはペーパーガイドとも称する。)において記録用紙Pの各種検出・制御を行う。)59、定着装置30、排紙処理部(排紙搬送路17において記録用紙Pの各種の検出・制御を行う。)60は、各々の駆動制御部62と連動している。
用紙搬送部59によって搬送する記録用紙P上に印字工程(画像形成部10においての画像情報の印字処理)と、その後に、その印字処理された記録用紙Pに対する定着工程(定着装置30)を経て用紙排出部(排紙トレイ22)に排出されるようになっている。
尚、用紙搬送部59には、上記のレジスト前検知スイッチ21C、定着検知スイッチ21A、および排紙検知スイッチ21Bの検出信号が入力されるようになっている。
画像形成装置1は、運転条件設定部77が設けられる。この運転条件設定部77は、操作スイッチ類76によって使用者が設定して画像形成要求または記録媒体の種類等の画像形成条件にしたがって、画像形成装置1の画像形成、または搬送条件等の運転条件を設定するものである。
また、画像形成装置1は、設定された前記運転条件にしたがって、前記読み取り部(スキャナ部3)、用紙搬送部59、画像形成部10、定着装置30および排紙処理部60などの駆動用アクチュエータである、原稿読み取り駆動部64、記録用紙搬送駆動部66、印字処理駆動部68、定着駆動部70および排紙駆動部72を、ROM55に記憶されたプログラムに基づく、CPU54の指令にしたがった同期した動作を駆動制御部62の制御によって行うようになっているものである。
原稿読み取り駆動部64は、スキャナ部3の第1走査ユニット4、第2走査ユニット5の駆動用アクチュエータである。
記録用紙搬送駆動部66は、用紙搬送部59、具体的には、上述の給紙搬送路25上の用紙ピックアップローラ24、レジストローラ26の駆動用モータである。
印字処理駆動部68は、感光体ドラム11の駆動用モータである。
定着駆動部70は、定着装置30の加熱ローラ31および加圧ローラ32の駆動用モータである。
排紙駆動部72は、排紙駆動ローラ18、排紙ローラ19などの駆動用モータである。
これらの各駆動部の駆動用モータは、それぞれ同じまたは異なるモータを駆動源として適宜に動力伝達機構を介して構成できる。
また、画像形成装置1には、オプション構成74として、後処理装置(ステープル、パンチ、複数段排紙トレイ、シフター等々)、自動原稿読み取り装置(自動原稿処理装置40等)、大容量給紙カセット等が配置可能であり、それらオプション構成74は上記画像形成装置の制御部とは別に各々のオプション構成74内に制御部74aを持ちながら、装置とのタイミング調整を、前記通信処理部58を介して同期するように構成されている。
記録媒体検出手段78は、定着部または搬出部に記録媒体の先端が到達することを検出するものである。
記録媒体検出手段78は、実施形態では、定着装置30および排紙駆動ローラ18のそれぞれに記録用紙Pが到達する(突入する)タイミングを、後述する搬送タイミング検出手段84によって検出した記録媒体の搬送タイミングに基づいて、検出するようにしている。
具体的には、記録媒体検出手段78は、給紙搬送路25入り口において記録用紙Pを導入するレジストローラ26から記録用紙Pが送り出された後の記録用紙Pの搬送時間を計測する搬送時間計測手段82と、このレジストローラ26から制御対象の定着装置30および排紙駆動ローラ18のそれぞれまでの距離と記録用紙Pの搬送速度に基づき、主搬送路16および排紙搬送路17における記録用紙Pの搬送タイミングを検出する搬送タイミング検出手段84とを有している。
本発明では、記録媒体検出手段は、その他、定着部または搬出部の入側に記録媒体の有無を検出するセンサ等からなる検出手段によって構成することが好適である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1において、定着装置30でジャミングを起した記録用紙を取り除く場合について図面を参照して説明する。
図5は本実施形態に係る画像形成装置の定着装置における加熱ローラの駆動の伝達を解除するとともに加圧ローラによる加圧を解除した状態を示す説明図である。
画像形成装置1の定着装置30において、記録用紙Pがジャミングを起した場合、図5に示すように、装置本体1aの一方側に設けられた本体カバー321を、解鍵操作後(図示省略)に外側に開放する。
本体カバー321を外側に開放すると、着脱レバー316を押圧していたレバー押し部322が該着脱レバー316から離間するとともに、加圧ローラ32を加熱ローラ31に押圧していた圧縮ばね323の加圧力が解除される。
着脱レバー316がレバー押し部322より開放されると、ローラ部材着脱機構320は、引張りばね314のばね力により連結ギア312を加熱ローラ31のギア部311と連結ギア312とから離間する方向に移動する。
連結ギア312が加熱ローラ31のギア部311および駆動系の伝達ギア315から離間することにより、加熱ローラ31は、駆動系からの連結が解除されるため、自由に回転することが可能となる。
また、加熱ローラ31は、圧縮ばね323による加圧ローラ32の加圧力が解除されるので、加圧ローラ32による影響が低減される。
以上のように、加熱ローラ31は容易に回転自在となり、加圧ローラ32はもとから回転自在に設けられているので、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間でジャミングを起した記録用紙をローラ面に傷を付けることなく容易に取り除くことができる。
記録用紙を取り除き、定着装置30を通常の状態に復帰する場合は、図4に示すように、本体カバー321を装置本体1aに再び装着すれば良い。
本体カバー321が装置本体1aの所定の位置に設置されると、レバー押し部322が着脱レバー316を引張りばね314のばね力に抗して装置内側(図中左側)に押し込み、連結ギア312を加熱ローラ31のギア部311および伝達ギア315と噛み合う位置に移動する。
この時、連結ギア312は回転自在にギアホルダ313に軸支され、加熱ローラ31は回転自在となっているので、容易に加熱ローラ31のギア部311、連結ギア312および伝達ギア315と噛み合わせることができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、定着装置30において、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間で記録用紙がジャミングして紙詰まりが発生しても、加熱ローラ31及び加圧ローラ32を自由に回転できるようにしたので、容易にジャミングを起した記録用紙を取り除くことができる。
また、本実施形態によれば、加圧ローラ32の加熱ローラ31への加圧を解除するとともに、加熱ローラ31の駆動系との連結を解除するようにしたので、紙詰まりを起した記録用紙を取り除く作業の効率化を図ることができる。
尚、本実施形態では、駆動ローラ着脱機構310及びローラ部材着脱機構320の構成を、本体カバー321の開放動作に連動させて加熱ローラ31の駆動の解除と加圧ローラ32による加熱ローラ31への加圧の解除を同時に行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、変形例として、図6,7に示すように、本実施形態の本体カバー321の変わりに、操作レバー421を設けたものであっても良い。
尚、変形例は、操作レバー421を除き、電気制御系も含めて多くの部品構成を前述した実施形態に係る画像形成装置1と同様の画像形成装置として、同一の構成については同一の符号を付することで説明を省略する。
変形例は、図6に示すように、電子写真方式による画像形成装置において、駆動ローラたる加熱ローラ31と加圧ローラ32とを備え、この加熱ローラ31と加圧ローラ32とにより記録用紙を挟持した状態で該記録用紙を搬送する機能を有する定着装置130の構成に、加熱ローラ31と加圧ローラ32との圧着および解除を行うローラ部材着脱機構420と、前記加熱ローラ31と駆動源(図示省略)との連結および解除を行う駆動ローラ着脱機構310とを備え、前記駆動ローラ着脱機構310は、前記ローラ部材着脱機構420により加圧ローラ32と加熱ローラ31との圧着が解除される時、加熱ローラ31と駆動源との連結を解除するようにしたものである。
定着装置130は、図6に示すように、装置本体1a内に加熱ローラ31と加圧ローラ32との圧着および解除を行うローラ部材着脱機構420と、加熱ローラ31と駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱機構310とが設けられている。
ローラ部材着脱機構420は、主に、操作レバー421と、に取り付けられレバー押し部422と、加圧ローラ32を加熱ローラ31に押圧する圧縮ばね423とにより構成されている。
操作レバー421は、装置本体1a内部に加圧ローラ32に隣接して配置され、下端部が支軸421aを支点に装置本体1aに揺動自在に軸支されている。
また、操作レバー421の上端部付近には、前述した駆動ローラ着脱機構310の着脱レバー316と当接する位置にレバー押し部422が突設され、該レバー押し部422の下方には、圧縮ばね423の一端部が取り付けられるばね係止部424が設けられている。
圧縮ばね423の他端部は、加圧ローラ32の回転軸32aに係止されている。
ローラ部材着脱機構420は、画像形成装置1の通常運転状態では、レバー押し部422によって駆動ローラ着脱機構310の着脱レバー316を引張りばね314のばね力に抗して装置内側(図中左側)へ押し込むとともに、圧縮ばね423により加圧ローラ32を加熱ローラ31に対して押圧するようになっている。
図中の符号1aは装置本体、1bはメンテナンス用の本体カバーである。
変形例において、記録用紙Pがジャミングを起した場合は、図7に示すように、操作レバー421を外側(図中右側)に開放する。
操作レバー421を外側に開放すると、着脱レバー316を押圧していたレバー押し部422が該着脱レバー316から離間するとともに、加圧ローラ32を加熱ローラ31に押圧していた圧縮ばね423の加圧力が解除される。
着脱レバー316がレバー押し部422より開放されると、ローラ部材着脱機構310は、引張りばね314のばね力により連結ギア312を加熱ローラ31のギア部311と連結ギア312とから離間する方向に移動する。
連結ギア312が加熱ローラ31のギア部311および駆動系の伝達ギア315から離間することにより、加熱ローラ31は、駆動系からの連結が解除されるため、自由に回転することが可能となる。
また、加熱ローラ31は、圧縮ばね423による加圧ローラ32の加圧力が解除されるので、加圧ローラ32による影響が低減される。
以上のように、前述した実施形態と同様に、加熱ローラ31は容易に回転自在となり、加圧ローラ32はもとから回転自在に設けられているので、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間でジャミングを起した記録用紙をローラ面に傷を付けることなく容易に取り除くことができる。
記録用紙を取り除き、定着装置30を通常の状態に復帰する場合は、図5に示すように、操作レバー421を再び装着すれば良い。
このように構成することで、変形例によれば、装置本体1aに改良を加えることなく簡単な装置構成でジャミングを起した記録用紙を取り除くことができる。
尚、上述した実施形態や変形例において、駆動ローラ着脱機構310の構成として、加熱ローラ31の駆動解除時に連結ギア312を、ギア部311及び伝達ギア315の双方のギア部より離間するようにしているが、本発明は、駆動ローラ着脱手段の構成を限定するものではない。
例えば、連結ギア312を、駆動系の伝達ギア315に沿ってギア部を噛み合わせた状態で移動させ、該連結ギア312を加熱ローラ31のギア部311から離間するようにしたものであっても良い。
このように構成することで、ギア部の着脱箇所がギア部311のみの1箇所で済むので、加熱ローラ31と駆動系との連結及び解除を容易に且つ確実に行うことができる。
また、上述した実施形態や変形例においては、記録媒体搬送部として定着装置30,130、駆動ローラとして加熱ローラ31、従動するローラ部材として加圧ローラ32をそれぞれ例に挙げて説明しているが、本発明は、記録媒体搬送部、駆動ローラ及び従動するローラ部材を限定するものではない。すなわち、記録用紙を搬送する部位であれば定着装置に限るものではなく、また、記録用紙を搬送するローラであれば加熱ローラや加圧ローラに限定するものではなく、その他の記録媒体搬送部や搬送ローラに展開することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す斜視図である。 前記該画像形成装置の内部の構成を示す側面断面図である。 前記画像形成装置の電気制御部の構成をブロック図である。 前記画像形成装置の定着装置の構成を示す説明図である。 前記定着装置における加熱ローラの駆動の伝達を解除するとともに加圧ローラによる加圧を解除した状態を示す説明図である。 本実施形態に係る定着装置の変形例の構成を示す説明図である。 前記定着装置の変形例における加熱ローラの駆動の伝達を解除するとともに加圧ローラによる加圧を解除した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 装置本体
10 画像形成部
16 主搬送路
30 定着装置
31 加熱ローラ
31a,32a 回転軸
32 加圧ローラ
130 定着装置
310 駆動ローラ着脱機構
311 ギア部
312 連結ギア
313 ギアホルダ
314 引張りばね
315 伝達ギア
316 着脱レバー
317 ばね用フック
320,420 ローラ部材着脱機構
321 本体カバー
321a,421a 支軸
322,422 レバー押し部
323,423 圧縮ばね
324,424 ばね係止部
421 操作レバー
P 記録用紙

Claims (5)

  1. 駆動源から駆動力が与えられる駆動ローラとそれに圧着されるローラ部材とを有し、前記駆動ローラとローラ部材との間にシート状の記録媒体を挟みつけた状態で該駆動ローラを回転させて記録媒体を搬送する記録媒体搬送部を、該記録媒体搬送部を記録媒体の搬送経路中に配置した画像形成装置において、
    前記記録媒体搬送部は、
    前記ローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うローラ部材着脱手段と、
    前記駆動ローラと駆動源との連結および解除を行う駆動ローラ着脱手段とを備え、
    前記駆動ローラ着脱手段は、
    前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材と駆動ローラとの圧着が解除される時、前記駆動ローラと駆動源との連結を解除するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動ローラ着脱手段は、
    前記ローラ部材着脱手段によりローラ部材が駆動ローラへ圧着される時、前記駆動ローラと駆動源とを連結するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記駆動ローラ着脱手段は、前記駆動源からの駆動を駆動ローラへ伝達する伝達歯車を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記伝達歯車は、前記ローラ部材着脱手段の動作に連動して、前記駆動源と駆動ローラとを連結および解除することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ローラ部材着脱手段は、画像形成装置内部を露出させるカバー体の開閉操作に連動してローラ部材と駆動ローラとの圧着および解除を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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