JP4785512B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機やプリンタに代表される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、互いが圧接して定着ニップ部を形成する定着部材と加圧部材のうち、少なくとも一方の部材に加熱手段を内蔵させ、この加熱手段によって加熱された部材間の定着ニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を挿通することにより、未定着トナーを加熱、加圧して用紙表面に定着する熱定着方式が広く採用されている。このような熱定着方式が採用された定着装置は、定着部材である定着ローラと加圧部材である加圧ローラとを備え、定着ローラの内部には加熱手段を配置し、加圧ローラの内部には加熱手段を配置しない構成となっているものが多い。また、定着ローラはそれを回転させる駆動手段を有するが、加圧ローラは駆動手段を有さず、定着ローラに圧接することにより定着ローラの回転に従って回転するものが多い。
ところで、上記のような定着装置において用紙ジャムが発生した場合、ジャムの原因となった用紙をいち早く取り除くことが必要である。しかしながら、定着装置においては、用紙に未定着トナーを十分に定着させるために、加圧しながら加熱する必要があるので、加圧ローラが定着ローラに対して比較的大きな力で圧接している。これにより、定着ニップ部に用紙が挟まった状態でジャムが発生した場合、不用意にジャムを起こした用紙を引き出そうとすると、用紙が破損する恐れがある。したがって、定着装置におけるジャム処理のために、定着ローラと加圧ローラとの圧接状態を解除する装置が提案され、その定着装置の一例を特許文献1に見ることができる。
特開平6−236122号公報(第3−5頁、図1)
特許文献1に記載の加熱装置(定着装置)では、定着ローラまたは加圧ローラを、これらのローラの軸線と平行な支軸を中心として回動可能な枠体に取り付け、この枠体に別途設けた把手部を操作して前記枠体を回動させることにより、定着ローラと加圧ローラとの圧接を解除するものである。しかしながら、この構成では、画像形成装置の定着装置周辺に設けられ、ジャム処理を行うに邪魔な他の構成要素を取り外したり、定着部を保護するカバー等を開放したりした上で、さらに定着装置の枠体を回動させる操作をしながらジャム処理を行う必要があるので、ジャム処理に非常に手間や時間が掛かり、不便である。そして、画像形成装置には、ジャム処理のために手を挿入するスペースに加えて、定着装置の枠体を回動させる操作をするために手を挿入するスペースも必要となり、装置の大型化、コストアップが懸念される。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、装置の大型化を抑制しながら、定着装置周辺の構成要素を取り外したり、開放したりするだけで自動的に定着部材と加圧部材との圧接状態を解除でき、手間がなく簡単に定着装置におけるジャム処理を遂行することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、定着部材と、この定着部材に圧接して用紙を挿通させる定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段とが設けられ、用紙に担持された未定着トナー像を前記定着ニップ部で定着する定着装置を本体内に備えた画像形成装置において、前記加圧部材を、前記定着部材に押し付けて圧接させる付勢機構と、着脱、または開閉が可能な可動ユニットとを備えるとともに、この可動ユニットの着脱、または開閉の過程において、可動ユニットと前記付勢機構との係合/係合解除がなされ、定着部材に対して加圧部材を圧接/圧接解除させることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記付勢機構は、用紙搬送方向と平行な垂直面内で回動可能であって、前記加圧部材を支持する第1レバーと、この第1レバーに一端が連結され、第1レバーを介して加圧部材を前記定着部材に対して圧接するための第1付勢部材と、この第1付勢部材の他端が連結され、第1付勢部材による圧接/圧接解除方向に回動可能な第2レバーとを備えるとともに、前記第1、または第2レバーが前記可動ユニットに対して係合/係合解除となることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記第2レバーの前記加圧部材圧接方向への、所定角度を超える変位を阻止するストッパを備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記可動ユニットは、前記定着装置の用紙搬送方向上流側に向かって、前記本体より水平方向に着脱可能な給紙ユニットであるとともに、この給紙ユニットを本体に装着することにより前記定着部材に前記加圧部材が圧接し、給紙ユニットを本体より引き出すことにより圧接解除状態になることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記給紙ユニットは、前記本体への装着状態にある時、前記第2レバーに係合するとともに、この第2レバーとの係合箇所に、第2レバーを前記加圧部材圧接方向に付勢する第2付勢部材を備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記第2付勢部材は、前記付勢機構の前記第1付勢部材より弾発力が大きいこととした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記可動ユニットは、前記定着装置の用紙搬送方向下流部に設けられ、前記定着ニップ部に対して開閉可能な定着部カバーであるとともに、この定着部カバーを閉鎖することにより前記定着部材に前記加圧部材が圧接し、定着部カバーを開放することにより圧接解除状態になることとした。
本発明の構成によれば、用紙に担持された未定着トナー像を定着ニップ部で定着する定着装置を本体内に備えた画像形成装置において、加圧部材を、定着部材に押し付けて圧接させる付勢機構と、着脱、または開閉が可能な可動ユニットとを備えるとともに、この可動ユニットの着脱、または開閉の過程において、可動ユニットと前記付勢機構との係合/係合解除がなされ、定着部材に対して加圧部材を圧接/圧接解除させることとしたので、画像形成装置に設けられた可動ユニットを取り外したり、開放したりするだけで、自動的に定着部材に対して加圧部材を圧接解除させることができる。これにより、定着装置に手が届くような状態にするだけで、定着ニップ部に挟まった用紙の拘束を解くことが可能である。したがって、手間がなく簡単に定着装置におけるジャム処理を遂行することが可能な画像形成装置を得ることができる。そして、本発明は、圧接解除のために移動させる部材として、一般的に加熱手段や駆動手段を有していない加圧部材を移動させるので、構造が簡便であり一層好都合である。
また、付勢機構は、用紙搬送方向と平行な垂直面内で回動可能であって、加圧部材を支持する第1レバーと、この第1レバーに一端が連結され、第1レバーを介して加圧部材を定着部材に対して圧接するための第1付勢部材と、この第1付勢部材の他端が連結され、第1付勢部材による圧接/圧接解除方向に回動可能な第2レバーとを備えるとともに、第1、または第2レバーが可動ユニットに対して係合/係合解除となることとしたので、可動ユニットとの係合/係合解除により定着部材に対して加圧部材を圧接/圧接解除させる機構を、簡便な構造で得ることが可能となる。したがって、装置の大型化を抑制しながら、手間がなく簡単に定着装置におけるジャム処理を遂行することができる。
また、第2レバーの加圧部材圧接方向への、所定角度を超える変位を阻止するストッパを備えることとしたので、第1付勢部材に生じる弾発力を一定に保持することができる。したがって、手間がなく簡単にジャム処理を遂行できるのとともに、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持することも可能である。
また、可動ユニットは、定着装置の用紙搬送方向上流側に向かって、本体より水平方向に着脱可能な給紙ユニットであるとともに、この給紙ユニットを本体に装着することにより定着部材に加圧部材が圧接し、給紙ユニットを本体より引き出すことにより圧接解除状態になることとしたので、定着装置におけるジャム処理時、用紙搬送方向上流側からのアクセスを確保するために給紙ユニットを引き出すのと同時に、自動的に定着部材と加圧部材との圧接状態を解除することができる。これにより、定着装置の上流側からのジャム処理を、手間がなく簡単に遂行することが可能である。
また、給紙ユニットは、本体への装着状態にある時、第2レバーに係合するとともに、この第2レバーとの係合箇所に、第2レバーを加圧部材圧接方向に付勢する第2付勢部材を備えることとしたので、第2付勢部材により、第2レバーに予圧を掛けることができる。これにより、給紙ユニットを本体に装着した際、その位置にずれが生じたとしても、第2レバーを一定の姿勢に保持することができ、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持することが可能である。
また、第2付勢部材は、付勢機構の第1付勢部材より弾発力が大きいこととしたので、第1付勢部材の作用によって第2レバーの姿勢が不安定になることを防止することが可能である。これにより、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持する作用が一層高められる。
また、可動ユニットは、定着装置の用紙搬送方向下流部に設けられ、定着ニップ部に対して開閉可能な定着部カバーであるとともに、この定着部カバーを閉鎖することにより定着部材に加圧部材が圧接し、定着部カバーを開放することにより圧接解除状態になることとしたので、定着装置におけるジャム処理時、用紙搬送方向下流側からのアクセスを確保するために定着部カバーを開放するのと同時に、自動的に定着部材と加圧部材との圧接状態を解除することができる。これにより、定着装置の下流側からのジャム処理を、手間がなく簡単に遂行することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図12に基づき説明する。
最初に、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、画像形成装置の一例であるプリンタの概略構造を示す模型的垂直断面左側面図である。図1において右方がプリンタの前面側、左方が背面側である。
図1に示すように、プリンタ1の本体2の内部下方には、用紙収容部である用紙カセット3が配置されている。用紙カセット3の内部には、用紙Pが積まれて収容されている。用紙カセット3の用紙搬送方向下流部上方には、給紙装置4が配置されている。この給紙装置4により、用紙Pは図1において用紙カセット3の右上方に向けて送り出される。
給紙カセット3の用紙搬送方向下流には、用紙搬送路5、レジストローラ6、画像形成部20、及び転写部30が配置されている。用紙カセット3から送り出された用紙Pは、用紙搬送路5を通ってレジストローラ6に到達する。レジストローラ6は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部20で形成されるトナー画像とのタイミングを計り、用紙Pを転写部30へと送り出す。
外部コンピュータ(図示せず)からの文字や図形、模様等の画像データ信号がプリンタ1に送信され、この画像データに基づき、画像形成部20上方に備えられた光学部7にて制御されるレーザ光L(図中一点鎖線)が照射される。これにより、画像形成部20においては、像担持体である感光体ドラム21上に原稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像からトナー像が現像される。トナー像は、前記レジストローラ6によって同期をとって送られてきた用紙Pに、感光体ドラム21と転写部30の転写ローラ31とが圧接して形成される転写ニップ部にて転写される。
画像形成部20、及び転写部30の用紙搬送方向下流には、定着装置40、用紙搬送路8、及び用紙排出部9が配置されている。転写部30にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着装置40へと送られ、熱ローラによりトナー像が定着される。定着装置40から排出された用紙Pは、用紙搬送路8を通って上方へ送られ、用紙排出口10から、本体2の最上部に備えられた用紙載置部である用紙排出部9に排出される。
なお、このように構成されたプリンタ1において、用紙カセット3の上方であって、給紙装置4から、レジストローラ6、画像形成部20、転写部30、及び定着装置40にかけての箇所まで続く用紙搬送路5の下側搬送ガイドが設けられた部分は、給紙ユニット50なる一つのユニットとして構成されている(図1の二点鎖線の部分、及び図7参照)。
続いて、上記画像形成装置であるプリンタ1に備えられた定着装置40、給紙ユニット50、及びそれら周辺の詳細な構成について、図1に加えて、図2〜図9を用いて説明する。
図2はプリンタのフレームを背面側から見た斜視図、図3は同じくフレームを正面側から見た斜視図、図4は定着装置と給紙ユニットとが組み合わされた状態の斜視図である。図5は定着装置及びその周辺の拡大左側面図、図6は定着装置を背面側から見た拡大斜視図である。図7は給紙ユニットを背面側から見た斜視図、図8は図7の給紙ユニットの定着部近傍の部分拡大斜視図である。図9は図5と同様の定着装置及びその周辺の拡大左側面図にして、給紙ユニット装着前の状態を示すものである。
プリンタ1は、図1に示す本体2の内部に、図2、及び図3に示すようなフレーム11を備えている。定着装置40は、図2に示すように、このフレーム11に固定されている。また、給紙ユニット50は、図3に示すように、定着装置40の用紙搬送方向上流側に向かって、本体2より正面側に水平方向に着脱可能な可動ユニットである。給紙ユニット50が本体2に装着されて定着装置40と組み合わされると、図4のような構成となる。なお、図3においては定着装置40の描画を、図4においてはフレーム11の描画を省略している。
定着装置40は、図5、及び図6に示すように、定着部材である定着ローラ41、加圧部材である加圧ローラ42、及び付勢機構60を備えている。
定着ローラ41は、用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向、すなわち図5の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。定着ローラ41は、鉄またはアルミニウム等の金属からなる芯金の外側に、シリコンゴムまたはスポンジからなる弾性部材層が設けられている。弾性部材層の外側であって、定着ローラ41の表面には、離型層を設けてトナーの離型性を高めている。離型層は、PFA(テトラフルオロエチレン−パー−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素系樹脂が用いられ、吹き付けによるコーティングやチューブを被せることによって設けられる。定着ローラ41は、図示しない駆動装置によって、その周速度が用紙Pの搬送速度と同じになるように回転せしめられている。
また、定着ローラ41の内部には、その加熱手段であるハロゲンランプ(図示せず)が備えられている。ハロゲンランプは、定着ローラ41の軸線方向、すなわち用紙幅方向に延び、内側から定着ローラ41を加熱する。
加圧ローラ42は、定着ローラ41と同様に、用紙幅方向、すなわち図5の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。加圧ローラ42は、ステンレス鋼等の金属からなる芯金の外側に、シリコンゴムまたはスポンジからなる弾性部材層が設けられている。この加圧ローラ42が、定着ローラ41に圧接することにより、用紙Pを挿通させる定着ニップ部を形成する。加圧ローラ42は、駆動装置を持たず、定着ローラ41に圧接することにより、定着ローラ41の回転に従って回転せしめられる。なお、用紙Pは、定着ニップ部、すなわち定着ローラ41、及び加圧ローラ42の用紙幅方向中央部に通紙される。
付勢機構60は、加圧ローラ42の軸部の両端に1箇所ずつ設けられ、第1レバー61、第2レバー62、及び第1付勢部材である引張ばね63を備えている。付勢機構60は、前述のように、加圧ローラ42を、定着ローラ41に向かって押し付けて圧接させる機構である。
第1レバー61は、用紙搬送方向と平行な垂直面内で、用紙搬送方向に延びるプレートで構成されている。第1レバー61は、その用紙搬送方向上流側の一端に軸部61aを備え、この軸部61aを中心として垂直面内で回動可能である。第1レバー61は、軸部61aの箇所で、定着装置40のハウジング43に回動可能に取り付けられている。第1レバー61の他端には、引張ばね63が連結されている。第1レバー61は、その両端の中間箇所で、加圧ローラ42を回転自在に支持している。
第2レバー62は、用紙搬送方向と平行な垂直面内で、上下方向に延びるプレートで構成されている。第2レバー62は、本体2側面方向から見た形状がベルクランク状をなし、このベルクランクの角の部分に軸部62aを備えている。第2レバー62は、軸部62aの箇所で、定着装置40のハウジング43に回動可能に取り付けられ、この軸部62aを中心として垂直面内で回動可能である。第2レバー62の上側の端部には、引張ばね63が連結されている。第2レバー62は、この上側の端部近傍に、ハウジング43との係合部62bを備えている。第2レバー62が図5において時計方向に回転する時、その係合部62bがハウジング43に設けられたストッパである係止部43aに引っ掛かって変位が阻止され、第2レバー62は図5に示す角度を超えて時計方向に回転することはない。また、第2レバー62の下側の端部は、ハウジング43の底面よりさらに下方にまで延び、その先端に給紙ユニット当接部62cを備えている。
引張ばね63は、前述のように、第1レバー61の下流側端部と、第2レバー62の上側端部との間に連結されている。引張ばね63は、コイルばねで構成され、第1レバー61を、軸部61aを中心として加圧ローラ42を定着ローラ41に近づける方向に、すなわち図5において時計方向に回転しようとするものである。したがって、引張ばね63は、加圧ローラ42を、定着ローラ41に押し付けて圧接させる付勢手段として機能する。
給紙ユニット50は、前述のように、図1において用紙カセット3の上方であって、給紙装置4から、レジストローラ6、画像形成部20、転写部30、及び定着装置40にかけての箇所まで続く用紙搬送路5の下側搬送ガイドが設けられた部分であり、図7に示すような形状をなしている。給紙ユニット50は、図7に示すように、その両側面に、水平突条の形をなすスライドガイド51を備えている。給紙ユニット50は、このスライドガイド51を、フレーム11に設けられたガイドレール(図示せず)に係合させることにより、定着装置40の用紙搬送方向上流側に向かって、本体2より正面側に水平方向に着脱可能である。給紙ユニット50が本体2に装着されると、図5に示すように、その下流端の箇所が、定着装置40の直下に位置するような配置関係となる。
給紙ユニット50の下流端の箇所には、図7、及び図8に示すように、用紙幅方向の両端に、定着装置係合片52を備えている。定着装置係合片52は、直方体の形状をなし、用紙搬送方向に水平に延びる移動溝53に挿入されている。定着装置係合片52は、この移動溝53に沿ってスライド移動が可能である。移動溝53に挿入された定着装置係合片52は、その上面及び下流側の面が、給紙ユニット50の表面の一部として外側に露出している。
移動溝53の内側であって、定着装置係合片52と給紙ユニット50本体との間には、第2付勢部材である圧縮ばね54が備えられている。圧縮ばね54は、コイルばねで構成され、定着装置係合片52を、移動溝53に沿って下流側に付勢している。なお、定着装置係合片52は、図示しないストッパの作用により、図8に示す位置を超えて下流側に飛び出してしまうことはない。
上記のような構成の定着装置40、及び給紙ユニット50に対して、給紙ユニット50を本体2に装着する時、その過程において、給紙ユニット50の定着装置係合片52は、図5、及び図6に示すように、定着装置40の付勢機構60に備えられた第2レバー62の給紙ユニット当接部62cに当接して係合する。この時、第2付勢部材である圧縮ばね54は、第1付勢部材である引張ばね63より弾発力が大きいので、第2レバー62は、引張ばね63に弾発力に抗して図5において時計方向に回転するように押し上げられる。そして、この引張ばね63に生じる弾発力により、第1レバー61が図5において時計方向に回転せしめられ、定着ローラ41に加圧ローラ42が圧接する。なお、このような過程で、第2レバー62は、その係合部62bがハウジング43の係止部43aに引っ掛かって所定角度で変位が阻止される。
一方、給紙ユニット50を本体2より引き出す時、その過程において、図9に示すように、給紙ユニット50と、定着装置40の付勢機構60との係合が解除される。これにより、加圧ローラ42、第1レバー61、及び第2レバー62は、引張ばね63の弾発力、およびこれらの要素に働く重力の作用によって、定着ローラ41に対する加圧ローラ42の圧接が解除される。
このようにして、用紙Pに担持された未定着トナー像を定着ニップ部で定着する定着装置40を本体2内に備えた画像形成装置であるプリンタ1において、加圧部材である加圧ローラ42を、定着部材である定着ローラ41に押し付けて圧接させる付勢機構60と、着脱が可能な可動ユニットである給紙ユニット50とを備えるとともに、この給紙ユニット50の着脱の過程において、給紙ユニット50と付勢機構60との係合/係合解除がなされ、定着ローラ41に対して加圧ローラ42を圧接/圧接解除させるので、プリンタ1に設けられた給紙ユニット50を取り外すだけで、自動的に定着ローラ41に対して加圧ローラ42を圧接解除することができる。これにより、定着装置40に手が届くような状態にするだけで、定着ニップ部に挟まった用紙Pの拘束を解くことが可能である。したがって、手間がなく簡単に定着装置40におけるジャム処理を遂行することが可能なプリンタ1を得ることができる。そして、本発明は、圧接解除のために移動させる部材として、一般的に加熱手段や駆動手段を有していない加圧ローラ42を移動させるので、構造が簡便であり一層好都合である。
また、付勢機構60は、用紙搬送方向と平行な垂直面内で回動可能であって、加圧ローラ42を支持する第1レバー61と、この第1レバー61に一端が連結され、第1レバー61を介して加圧ローラ42を定着ローラ41に対して圧接するための第1付勢部材である引張ばね63と、この引張ばね63の他端が連結され、引張ばね63による圧接/圧接解除方向に回動可能な第2レバー62とを備えるとともに、第2レバー62が給紙ユニット50に対して係合/係合解除となるので、給紙ユニット50との係合/係合解除により定着ローラ41に対して加圧ローラ42を圧接/圧接解除させる機構を、簡便な構造で得ることが可能となる。したがって、装置の大型化を抑制しながら、手間がなく簡単に定着装置40におけるジャム処理を遂行することができる。
また、第2レバー62の加圧ローラ42圧接方向への、所定角度を超える変位を阻止するストッパである係止部43aを定着装置40のハウジング43に備えるので、引張ばね63に生じる弾発力を一定に保持することができる。したがって、手間がなく簡単にジャム処理を遂行できるのとともに、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持することも可能である。
そして、可動ユニットは、定着装置40の用紙搬送方向上流側に向かって、本体2より水平方向に着脱可能な給紙ユニット50であるとともに、この給紙ユニット50を本体2に装着することにより定着ローラ41に加圧ローラ42が圧接し、給紙ユニット50を本体2より引き出すことにより圧接解除状態になるので、定着装置40におけるジャム処理時、用紙搬送方向上流側からのアクセスを確保するために給紙ユニット50を引き出すのと同時に、自動的に定着ローラ41と加圧ローラ42との圧接状態を解除することができる。これにより、定着装置40の上流側からのジャム処理を、手間がなく簡単に遂行することが可能である。
さらに、給紙ユニット50は、本体2への装着状態にある時、第2レバー62に係合するとともに、この第2レバー62との係合箇所に、第2レバー62を加圧ローラ42圧接方向に付勢する第2付勢部材である圧縮ばね54を備えるので、圧縮ばね54により、第2レバー62に予圧を掛けることができる。これにより、給紙ユニット50を本体2に装着した際、その位置にずれが生じたとしても、第2レバー62を一定の姿勢に保持することができ、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持することが可能である。
また、圧縮ばね54は、付勢機構60の引張ばね63より弾発力が大きいので、引張ばね63の作用によって第2レバー62の姿勢が不安定になることを防止することが可能である。これにより、定着ニップ部におけるニップ長さを一定に保持する作用が一層高められる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るプリンタに備えられた定着装置40の詳細な構成について、図10〜図12を用いて説明する。図10は定着装置を背面側から見た斜視図、図11は定着装置の左側面図、図12は図11と同様の定着装置の左側面図にして、定着部カバーを開放した状態を示すものである。なお、図11、及び図12において、定着装置のハウジングの描画を省略している。また、この実施形態の基本的な構成は、図1〜図9を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
図10に示す第2の実施形態に係るプリンタにおいて、定着装置40は、その背面側、すなわち用紙搬送方向下流部に、開閉が可能な可動ユニットとして定着部カバー44を備えている。定着部カバー44は、用紙幅方向、すなわち図10の紙面奥行き方向にハウジング43とほぼ同じ長さで延び、その下部に設けられた軸部(図示せず)を介して回動自在に設けられている。定着部カバー44は、軸部を中心として、上部を前後に振るようにして垂直面内で回動可能である。
定着部カバー44の用紙幅方向の両側面には、図11に示すように、係合ピン44aが設けられている。係合ピン44aは、定着部カバー44の用紙幅方向の両側面から外側に向かって突出している。また、係合ピン44aは、定着部カバー44の開閉の過程において、付勢機構60の第1レバー61の下流側端部と係合/係合解除がなされる箇所に設けられている。
上記のような構成の定着装置40、及び定着部カバー44に対して、定着部カバー44を閉鎖する時、その過程において、図11に示すように、定着部カバー44の係合ピン44aは、付勢機構60の第1レバー61の下流側端部と係合解除状態になる。これにより、引張ばね63(図11では図示せず)に生じる弾発力により、第1レバー61が図11において時計方向に回転せしめられ、定着ローラ41に加圧ローラ42が圧接する。
一方、定着部カバー44を開放する時、その過程において、図12に示すように、係合ピン44aは、第1レバー61の下流側端部と係合する。これにより、第1レバー61は、引張ばね63(図12では図示せず)の弾発力に抗して、反時計方向に回転するように押し下げられ、定着ローラ41に対する加圧ローラ42の圧接が解除される。
このようにして、可動ユニットは、定着装置40の用紙搬送方向下流部に設けられ、定着ニップ部に対して開閉可能な定着部カバー44であるとともに、この定着部カバー44を閉鎖することにより定着ローラ41に加圧ローラ42が圧接し、定着部カバー44を開放することにより圧接解除状態になるので、定着装置40におけるジャム処理時、用紙搬送方向下流側からのアクセスを確保するために定着部カバー44を開放するのと同時に、自動的に定着ローラ41と加圧ローラ42との圧接状態を解除することができる。これにより、定着装置40の下流側からのジャム処理を、手間がなく簡単に遂行することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、本発明の実施形態において、可動ユニットは、定着装置40の用紙搬送方向上流側に向かって、本体2より水平方向に着脱可能な給紙ユニット50、または定着装置40の用紙搬送方向下流部に設けられ、定着ニップ部に対して開閉可能な定着部カバー44であることとしたが、これらに限定されるものではなく、付勢機構60との係合/係合解除がなされ、定着ローラ41に対して加圧ローラ42を圧接/圧接解除させるものであれば他のユニットであっても構わない。
また、付勢機構60は、第1レバー61、及び第2レバー62を用いて、定着ローラ41に対して加圧ローラ42を圧接/圧接解除させているが、このような構成に限定されるわけではなく、1本のレバーの構成、或いは他の構成であっても構わない。そして、第1付勢部材である引張ばね63、及び第2付勢部材である圧縮ばね54は、各々コイルばねに限定されるわけではなく、板ばねやゴム、スポンジ等の他の弾性部材に代えても構わない。
本発明は、定着装置を備えた画像形成装置全般において利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの模型的垂直断面左側面図である。 図1のプリンタのフレームを背面側から見た斜視図である。 図1のプリンタのフレームを正面側から見た斜視図である。 定着装置と給紙ユニットとが組み合わされた状態の斜視図である。 図4の定着装置及びその周辺の拡大左側面図である。 図5の定着装置を背面側から見た拡大斜視図である。 図4の給紙ユニットを背面側から見た斜視図である。 図7の給紙ユニットの定着部近傍の部分拡大斜視図である。 図5と同様の定着装置及びその周辺の拡大左側面図にして、給紙ユニット装着前の状態を示すものである。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの定着装置を背面側から見た斜視図である。 図10の定着装置の左側面図である。 図11と同様の定着装置の左側面図にして、定着部カバーを開放した状態を示すものである。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 本体
40 定着装置
41 定着ローラ(定着部材)
42 加圧ローラ(加圧部材)
43 ハウジング
43a 係止部(ストッパ)
44 定着部カバー(可動ユニット)
44a 係合ピン
50 給紙ユニット(可動ユニット)
52 定着装置係合片
53 移動溝
54 圧縮ばね(第2付勢部材)
60 付勢機構
61 第1レバー
62 第2レバー
63 引張ばね(第1付勢部材)

Claims (4)

  1. 定着部材と、この定着部材に圧接して用紙を挿通させる定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段とが設けられ、用紙に担持された未定着トナー像を前記定着ニップ部で定着する定着装置を本体内に備えた画像形成装置において、
    前記加圧部材を、前記定着部材に押し付けて圧接させる付勢機構と、
    前記定着装置の用紙搬送方向上流側の用紙搬送路の下側搬送ガイドが設けられ、前記定着装置の用紙搬送方向上流側に向かって前記本体より着脱可能な給紙ユニットと、
    を備えるとともに、
    前記付勢機構が、用紙搬送方向と平行な垂直面内で回動可能であって、前記加圧部材を支持する第1レバーと、この第1レバーに一端が連結され、第1レバーを介して加圧部材を前記定着部材に対して圧接するための第1付勢部材と、この第1付勢部材の他端が連結され、第1付勢部材による圧接/圧接解除方向に回動可能な第2レバーとを備えるとともに、前記第1、または第2レバーが前記給紙ユニットに対して係合/係合解除となるものであって、
    前記給紙ユニットを前記本体に装着することにより前記給紙ユニットと前記付勢機構とが係合して前記定着部材に前記加圧部材が圧接し、前記給紙ユニットを前記本体より引き出すことにより前記給紙ユニットと前記付勢機構との係合が解除されて前記定着部材に対する前記加圧部材の圧接が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2レバーの前記加圧部材圧接方向への、所定角度を超える変位を阻止するストッパを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙ユニットは、前記本体への装着状態にある時、前記第2レバーに係合するとともに、この第2レバーとの係合箇所に、第2レバーを前記加圧部材圧接方向に付勢する第2付勢部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2付勢部材は、前記付勢機構の前記第1付勢部材より弾発力が大きいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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