JP2002145504A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002145504A
JP2002145504A JP2000345485A JP2000345485A JP2002145504A JP 2002145504 A JP2002145504 A JP 2002145504A JP 2000345485 A JP2000345485 A JP 2000345485A JP 2000345485 A JP2000345485 A JP 2000345485A JP 2002145504 A JP2002145504 A JP 2002145504A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の搬送方向における画像形成手段の
下流側の搬送経路において、記録媒体のジャムが生じて
も、簡易かつ確実に、そのジャムとなった記録媒体を取
り除くことができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 本体ケーシング2の後部に、リヤカバー
33をその下端部を回動支点として、開閉自在に設ける
とともに、そのリヤカバー33の下端部に、用紙3の搬
送方向をフェイスダウン搬送経路36と反転機構搬送経
路58との間で選択的に切り換え可能なフラッパ34
を、リヤカバー33の閉状態においては、用紙3の搬送
経路に臨み、リヤカバー33の開動作時には、リヤカバ
ー33の開動作に伴なって、その搬送経路から退避する
ように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、詳
しくは、用紙の両面に画像を形成するための再搬送装置
などのオプション装置を装着可能な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタなどの画像形成装置で
は、用紙の両面に画像を形成するための両面印刷装置を
備えるものが知られている。
【0003】このような両面印刷装置としては、たとえ
ば、画像形成部において用紙の一方の面に画像を形成し
た後、その用紙の表裏を反転させて、裏返しの状態で、
再び画像形成部に搬送して、他方の面に画像を形成する
ように構成されるものが知られている。
【0004】通常、このような両面印刷装置では、用紙
の表裏を反転させるための反転装置が、本体ケーシング
のリヤカバーに着脱自在に装着できるように構成されて
おり、本体ケーシング内におけるリヤカバーの近傍であ
って、用紙の搬送方向における画像形成部の下流側に
は、一方の面に画像が形成された用紙を、本体ケーシン
グの上部に設けられるフェイスダウントレイに搬送する
ためのフェイスダウン搬送経路と、反転装置に搬送する
ための反転装置搬送経路とに選択的に切り換えるための
フラッパが、用紙の搬送経路に臨むように設けられてい
る。
【0005】そして、通常は、用紙の搬送方向が、フラ
ッパによってフェイスダウン搬送経路に向かう方向に切
り換えられており、画像形成部において一方の面に画像
が形成された用紙は、そのまま、その画像が形成された
一方の面が下向きとなる状態でフェイスダウントレイに
排紙される。一方、用紙の両面に画像を形成する場合に
は、用紙の搬送方向が、フラッパによって反転装置搬送
経路に向かう方向に切り換えられ、画像形成部において
一方の面に画像が形成された用紙は、反転装置に搬送さ
れた後、その反転装置において表裏が反転され、再度画
像形成部に送られて、他方の面に画像が形成された後、
再び、用紙の搬送方向が、フラッパによってフェイスダ
ウン搬送経路に向かう方向に切り換えられて、フェイス
ダウントレイに排紙される。
【0006】また、このような画像形成装置において
は、通常、画像形成部からフェイスダウントレイまでの
フェイスダウン搬送経路において、用紙のジャムが発生
した場合に、そのジャムとなった用紙を取り除くため
に、リヤカバーが、本体ケーシングに対して開閉自在に
設けられており、さらに、このようなリヤカバー側に、
画像形成部において一方の面に画像が形成された用紙
を、その画像が形成された一方の面が上向きとなる状態
で、そのまま排紙するためのフェイスアップトレイを備
えているものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような両
面印刷装置を備える画像形成装置では、本体ケーシング
内におけるリヤカバーの近傍にフラッパが設けられてい
るので、画像形成部の下流側の用紙の搬送経路におい
て、用紙のジャムが発生した場合に、リヤカバーを開放
しても、そのフラッパが邪魔をして、ジャムとなった用
紙を良好に取り除くことができない場合がある。
【0008】また、フェイスアップトレイを備える画像
形成装置においては、たとえば、特開平6−34816
0号公報に記載されるように、リヤカバーにフラッパを
取り付けて、リヤカバーの開閉により、フラッパを用紙
の搬送経路に対して進退できるものが知られているが、
この特開平6−348160号公報に記載される画像形
成装置では、リヤカバーの外側に、さらにフェイスアッ
プトレイが設けられているので、フェイスアップトレイ
を開放して排紙している時であっても、用紙のジャムが
発生した場合には、必ずリアカバーを開けて、ジャムと
なった用紙を取り除かなければならず、そのジャム処理
が煩雑となる。
【0009】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、記録媒体の
搬送方向における画像形成手段の下流側の搬送経路にお
いて、記録媒体のジャムが生じても、簡易かつ確実に、
そのジャムとなった記録媒体を取り除くことができる画
像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、本体ケーシングの側部に
おいて、前記本体ケーシングに対して開閉自在に設けら
れるカバー部材と、記録媒体の搬送方向における画像形
成手段の下流側において、記録媒体の搬送経路に配置さ
れ、記録媒体の搬送方向を切り換えるための搬送方向切
換手段と、記録媒体の搬送方向における前記搬送方向切
換手段の下流側であって、前記本体ケーシングの上部に
おいて、前記画像形成手段により一方の面に画像が形成
された記録媒体が、その一方の面が下向きとなる状態で
排出されるフェイスダウン排出部と、記録媒体の搬送方
向における前記搬送方向切換手段の下流側において、前
記画像形成手段により画像が形成された記録媒体が、反
転されずに本体外部に排出される外部排出部と、を備え
る画像形成装置において、前記カバー部材は、閉状態に
おいて、前記搬送方向切換手段の下流側において記録媒
体を前記フェイスダウン排出部へ搬送するためのフェイ
スダウン搬送経路を形成するとともに、開状態におい
て、前記画像形成手段により一方の面に画像が形成され
た記録媒体が、その一方の面が上向きとなる状態で排出
されるフェイスアップトレイを兼ね、前記搬送方向切換
手段は、前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材の
閉状態においては、記録媒体の前記搬送経路に臨み、記
録媒体の搬送方向を、前記フェイスダウン搬送経路と、
前記外部排出部へ搬送するための外部排出搬送経路との
間で、選択的に切り換え可能に構成されるとともに、前
記カバー部材の開動作時には、前記カバー部材の開動作
に伴なって、記録媒体の前記搬送経路から退避されるよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0011】このような構成によると、カバー部材に搬
送方向切換手段が設けられているので、記録媒体の搬送
方向における画像形成手段の下流側において、記録媒体
のジャムが発生した場合には、カバー部材を開ければ、
その開動作に伴なって、搬送方向切換手段が搬送経路か
ら退避するので、その搬送方向切換手段が邪魔になるこ
となく、ジャムとなった記録媒体を良好に取り除くこと
ができる。
【0012】また、このカバー部材は、閉状態において
は、フェイスダウン搬送経路を形成しているので、この
カバー部材を開状態とすれば、フェイスダウン搬送経路
において、ジャムとなった記録媒体を取り除くことがで
きるとともに、開状態においては、フェイスアップトレ
イを兼ねているので、このカバー部材を開状態として、
フェイスアップトレイとして使用している時に、記録媒
体のジャムが発生した場合には、そのまま、そのジャム
となった記録媒体を取り除くことができる。そのため、
記録媒体の搬送方向における画像形成手段の下流側の搬
送経路において、記録媒体のジャムが生じても、簡易か
つ確実に、そのジャムとなった記録媒体を取り除くこと
ができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記カバー部材は、その一端部
において、前記本体ケーシングに回動可能に支持される
とともに、前記搬送方向切換手段が、前記カバー部材の
一端部側に支持されていることを特徴としている。
【0014】このような構成によると、カバー部材の開
動作時には、カバー部材が、その一端部を回動中心とし
て回動され、そのカバー部材の一端部側に支持される搬
送方向切換手段が、その開動作に伴なって、搬送経路か
ら退避するように移動される。そのため、簡易な構成に
よって、カバー部材の開動作に伴なって、搬送方向切換
手段を搬送経路から退避させることができる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記搬送方向切換手段は、その
一端部側において回動可能に支持されており、その回動
中心が、前記カバー部材の閉状態において、前記フェイ
スダウン搬送経路と前記外部排出搬送経路との間で記録
媒体の搬送方向を切り換える作動位置と、前記カバー部
材の開状態において、前記フェイスアップトレイに沿う
姿勢を形成する退避位置とに選択的に配置されるよう
に、前記カバー部材の開閉に伴なって、移動可能に構成
されていることを特徴としている。
【0016】このような構成によると、搬送方向切換手
段の回動中心が、カバー部材の開閉に伴なって移動さ
れ、カバー部材の閉状態においては、搬送方向切換手段
が作動位置に、カバー部材の開状態においては、搬送方
向切換手段が退避位置に位置するように配置される。そ
のため、カバー部材の閉状態においては、記録媒体の搬
送方向を切り換えるための最適の位置で搬送方向切換手
段を回動させて、記録媒体の搬送方向を良好に切り換え
ることができるとともに、カバー部材の開状態において
は、フェイスアップトレイとして記録媒体を排出するた
めの最適の位置に、搬送方向切換手段を配置させて、記
録媒体を良好に排出することができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記本体ケ
ーシングには、前記搬送方向切換手段を、前記カバー部
材の閉状態において、前記フェイスダウン搬送経路と前
記外部排出搬送経路との間で記録媒体の搬送方向を切り
換えるための作動姿勢と、前記カバー部材の開状態にお
いて、前記フェイスアップトレイに沿う姿勢を形成する
ための退避姿勢とに選択的に配置するために、前記カバ
ー部材の開閉に伴なって、前記搬送方向切換手段の姿勢
を変更させるためのガイド部材が設けられていることを
特徴としている。
【0018】このような構成によると、カバー部材の開
閉時には、搬送方向切換手段がガイド部材によって案内
されて、カバー部材の閉状態においては、搬送方向切換
手段が作動姿勢をとるように、カバー部材の開状態にお
いては、搬送方向切換手段が退避姿勢をとるように、そ
の姿勢が変更される。そのため、カバー部材を開閉動作
させるのみで、搬送方向切換手段を、カバー部材の閉状
態においては、記録媒体の搬送方向を切り換えるための
最適の姿勢とすることができ、記録媒体の搬送方向を良
好に切り換えることができるとともに、カバー部材の開
状態においては、フェイスアップトレイとして記録媒体
を排出するための最適の姿勢とすることができ、記録媒
体を良好に排出することができる。
【0019】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明において、記録媒体の
搬送方向における前記外部排出部の下流側には、前記画
像形成手段により一方の面に画像が形成され前記外部排
出部から排出された記録媒体を導入し、その表裏を反転
させて、再度前記画像形成手段において他方の面に画像
を形成させるための反転装置が設けられており、前記搬
送方向切換手段は、前記カバー部材が閉状態において、
記録媒体の搬送方向を、前記フェイスダウン搬送経路
と、前記反転装置へ搬送するための外部排出搬送経路と
の間で、選択的に切り換え可能に構成されていることを
特徴としている。
【0020】このような構成によると、搬送方向切換手
段によって、記録媒体の搬送方向を、外部排出搬送経路
に切り換えれば、画像形成手段により一方の面に画像が
形成された記録媒体が、反転装置において、その表裏が
反転され、再度画像形成手段に搬送されることにより、
他方の面に画像が形成される。これによって、記録媒体
の両面に所定の画像を形成することができる。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記反転装置は、その一端部に
おいて、前記カバー部材の開閉方向と同方向に回動可能
に支持されており、前記反転装置を開方向に回動させる
ことによって、前記カバー部材の開状態を保持可能に構
成されていることを特徴としている。
【0022】このような構成によると、反転装置を開方
向に回転させれば、カバー部材の開状態を保持できるの
で、反転装置をわざわざ取り外さなくとも、カバー部材
を開状態として、フェイスアップトレイして使用するこ
とができる。そのため、反転装置による記録媒体の両面
に画像を形成する動作と、フェイスアップトレイによる
排出動作とを、簡易な操作によって、選択的に使い分け
ることができ、簡易な構成および操作によって、より使
用目的に応じた装置構成を実現することができる。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記反転装置は、前記一端部側
に、記録媒体の表裏を反転させるために、駆動源からの
動力が伝達される駆動部を有し、前記駆動部は、前記反
転装置が前記カバー部材の開方向に回動されたときに、
前記駆動源からの動力が遮断されるように構成されてい
ることを特徴としている。
【0024】このような構成によると、反転装置をカバ
ー部材の開方向に回動すれば、駆動部において、駆動源
からの動力が遮断される。そのため、簡易な構成によっ
て、反転装置を使用しない場合における駆動源から駆動
部への動力の伝達を遮断することができ、これによっ
て、反転装置の誤動作を防止することができる。また、
反転装置を再びカバー部材の閉方向に回動すれば、駆動
源から駆動部への動力を伝達することができるので、反
転装置を開閉方向に回動させるのみの簡易な操作によっ
て、駆動源から駆動部への動力の伝達を入切することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケー
シング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するため
のフィーダ部4、給紙された用紙3に所定の画像を形成
するための画像形成手段としての画像形成部5、所定の
画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部30な
どを備えている。
【0026】フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底
部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレ
イ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一
端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パ
ット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流
側(以下、用紙3の搬送方向上流側または下流側を、単
に、上流側または下流側という場合がある。)に設けら
れる搬送ローラ10および11と、搬送ローラ10およ
び11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレ
ジストローラ12とを備えている。
【0027】用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタッ
ク可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部にお
いて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部
を上下方向に移動可能とし、また、その裏側から図示し
ないばねによって上方向に付勢されている。そのため、
用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給
紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、ばねの
付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ローラ8およ
び給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給紙パッ
ト9の裏側に配設されるばね13によって、給紙パット
9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧
板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側か
ら図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧
され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と
給紙パット9とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給
紙された用紙3は、搬送ローラ10および11によって
レジストローラ12に送られる。レジストローラ12
は、1対のローラから構成されており、用紙3を所定の
レジスト後に、画像形成部5に送るようにしている。
【0028】なお、このフィーダ部4は、さらに、マル
チパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上
に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側
給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット15
aとを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ15お
よびマルチパーパス側給紙パット15aは、互いに対向
状に配設され、マルチパーパス側給紙パット15aの裏
側に配設される図示しないばねによって、マルチパーパ
ス側給紙パット15aがマルチパーパス側給紙ローラ1
5に向かって押圧されている。マルチパーパストレイ1
4上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ロー
ラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15
とマルチパーパス側給紙パット15aとで挟まれた後、
1枚毎に給紙される。
【0029】画像形成部5は、スキャナユニット16、
プロセスユニット17、転写ローラ24および定着部1
8などを備えている。
【0030】スキャナユニット16は、本体ケーシング
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および
21、反射鏡22などを備えており、レーザ発光部から
の発光される所定の画像データに基づくレーザビーム
を、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、レンズ2
0、反射鏡22、レンズ21の順に通過あるいは反射さ
せて、後述するプロセスユニット17の感光ドラム23
の表面上に高速走査にて照射させている。
【0031】プロセスユニット17は、スキャナユニッ
ト16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着
脱自在に装着されるように構成されている。このプロセ
スユニット17は、感光ドラム23を備えるとともに、
図示しない、スコロトロン型帯電器、現像ローラ、トナ
ー収容部などを備えている。
【0032】トナー収容部には、現像剤として、正帯電
性の非磁性1成分の重合トナーが充填されており、その
トナーが、現像ローラに一定厚さの薄層として担持され
る。一方、感光ドラム23は、現像ローラと対向状に回
転可能に配設されており、ドラム本体が接地されるとと
もに、その表面がポリカーボネートなどから構成される
正帯電性の感光層により形成されている。
【0033】そして、感光ドラム23の表面は、感光ド
ラム23の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器によ
り一様に正帯電された後、スキャナユニット16からの
レーザービームの高速走査により露光され、所定の画像
データに基づく静電潜像が形成され、その後、現像ロー
ラと対向した時に、現像ローラ上に担持されかつ正帯電
されているトナーが、その感光ドラム23の表面に形成
される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感
光ドラム23の表面のうち、レーザービームによって露
光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担
持されることによって可視像化され、これによって反転
現像が達成される。
【0034】転写ローラ24は、感光ドラム23の下方
において、本体ケーシング2側において回転可能に支持
された状態で、プロセスユニット17の感光ドラム23
と対向するように配置されている。この転写ローラ24
は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるロ
ーラが被覆されており、感光ドラム23に対して所定の
転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラム
23上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラム23
と転写ローラ24との間を通る間に用紙3に転写され
る。可視像が転写された用紙3は、搬送ベルト25を介
して、定着部18に搬送される。
【0035】定着部18は、プロセスユニット17の側
方下流側に配設され、加熱ローラ26、加熱ローラ26
を押圧する押圧ローラ27を備えている。加熱ローラ2
6は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えてお
り、プロセスユニット17において用紙3上に転写され
たトナーを、用紙3が加熱ローラ26と押圧ローラ27
との間を通過する間に熱定着させるようにしている。
【0036】排紙部30は、第1搬送ローラ31、第2
搬送ローラ32、カバー部材としてのリヤカバー33、
排紙ローラ37、フェイスダウン排出部としてのフェイ
スダウントレイ35、搬送方向切換手段としてのフラッ
パ34を備えている。
【0037】第1搬送ローラ31は、互いに対向する1
対のローラからなり、用紙3の搬送方向における定着部
18の下流側であって、定着部18のやや斜め上方にお
いて、本体ケーシング2側に回転可能に設けられてい
る。
【0038】また、第2搬送ローラ32は、互いに対向
する1対のローラからなり、第1搬送ローラ31から次
に述べる排紙ローラ37に至る用紙3の搬送経路36
(以下、フェイスダウン搬送経路36とする。)の途中
であって、第1搬送ローラ31の上方に配置されてい
る。この第2搬送ローラ32は、図2に示すように、そ
の一方のローラが、駆動ローラ32aとして構成され、
本体ケーシング2側に設けられるとともに、他方のロー
ラが、従動ローラ32bとして構成され、次に述べるリ
ヤカバー33に回転可能に設けられている。
【0039】リヤカバー33は、略板状をなし、本体ケ
ーシング2の後部において、本体ケーシング2に対して
開閉自在に設けられている。このリヤカバー33は、そ
の下端部において、支持軸38を介して回動自在に支持
されており、その前面部39において、閉状態にあると
きには、用紙3を第1搬送ローラ31から次に述べる排
紙ローラ37に案内するためのフェイスダウン搬送経路
36を形成し、また、開状態にあるときには、図2に示
すように、画像形成部5により一方の面に画像が形成さ
れた用紙3を、その一方の面が上向きとなる状態で排出
するためのフェイスアップトレイとなるように構成され
ている。なお、このリヤカバー33における支持軸38
に支持される下端部は、略L字状に屈曲形成されてお
り、リヤカバー33を開状態としたときには、第1搬送
ローラ31に臨む用紙3の搬送経路が露出するように構
成されている。また、このリヤカバー33における後壁
部75の下端部には、後述する再搬送ユニット41の反
転機構部42に用紙3を排紙するための外部排出部とし
ての切欠部73が開口形成されている。
【0040】また、図2に示すように、このリヤカバー
33には、開状態においてフェイスアップトレイとして
使用する場合に、用紙3を受けるための延長トレイ40
が、リヤカバー33の上端部から、このリヤカバー33
の長手方向に沿ってスライド自在に延びるように設けら
れている。
【0041】排紙ローラ37は、図1に示すように、互
いに対向する1対のローラからなり、次に述べるフェイ
スダウントレイ35の上方に配置され、本体ケーシング
2側に回転可能に設けられている。
【0042】フェイスダウントレイ35は、スキャナユ
ニット16の上方であって、本体ケーシング2の上部に
形成されており、排紙される用紙3を受けるために略平
板状に形成されている。
【0043】また、フラッパ34は、後で詳述するが、
リヤカバー33の下端部において回動可能に設けられ、
そのリヤカバー33が閉状態にあるときに、第1搬送ロ
ーラ31の下流側近傍において用紙3の搬送経路に臨む
位置に配置されており、用紙3の搬送方向を、フェイス
ダウン搬送経路36と、後述する反転機構搬送経路58
(図3参照)との間で、選択的に切り換えることができ
るように構成されている。なお、このフラッパ34は、
常には、用紙3の搬送方向がフェイスダウン搬送経路3
6に向かうように配置されている。
【0044】そして、この排紙部30においては、通
常、画像形成部5で所定の画像が形成された用紙3は、
フェイスダウントレイ35に排紙される。すなわち、通
常は、リヤカバー33が閉状態とされており、定着部1
8において定着された用紙3は、まず、第1搬送ローラ
31によって上方向に搬送され、リヤカバー33の前面
部39で形成されるフェイスダウン搬送経路36に進入
され、第2搬送ローラ32によって、排紙ローラ37に
送られ、反転された状態で、排紙ローラ37によってフ
ェイスダウントレイ35に排紙される。これによって、
用紙3は、画像が形成された面が下向きとなる状態で、
フェイスダウントレイ35上に排紙される。
【0045】また、画像形成部5で所定の画像が形成さ
れた用紙3を、リヤカバー33が兼用するフェイスアッ
プトレイに排紙する場合には、図2に示すように、リヤ
カバー33を開状態として、延長トレイ40を引き延ば
せばよい。すなわち、リヤカバー33を開状態として延
長トレイ40を延出させると、定着部18において定着
された用紙3は、第1搬送ローラ31を通過後、そのま
ま、フェイスアップトレイとしてのリヤカバー33の前
面部39上に受けられて、画像が形成された面が上向き
の状態のままで排紙される。このように、リヤカバー3
3をフェイスアップトレイとして使用すれば、用紙3を
反転させることなく排紙することができるので、たとえ
ば、腰の強い封筒などを排紙する場合に、好適に用いる
ことができる。
【0046】また、このレーザプリンタ1は、図3およ
び図4に示すように、用紙3の両面に画像を形成するた
めの再搬送ユニット41を着脱自在に備えている。この
再搬送ユニット41は、反転装置としての反転機構部4
2と、再搬送トレイ43とが、一体的に構成され、本体
ケーシング2におけるリヤカバー33側から、反転機構
部42がリヤカバー33に外付けされるとともに、再搬
送トレイ43がフィーダ部4の上方に挿入されるような
状態で、装着されている。
【0047】また、この再搬送ユニット41には、図5
に示すように、再搬送トレイ43の後述する用紙供給部
59内に、フラッパ34を回動させるためのソレノイド
44が設けられている。
【0048】すなわち、フラッパ34は、リヤカバー3
3の幅方向両側に形成されている回動孔51(図8ない
し図10参照)おいて回動可能支持される回動軸45
と、この回動軸45の軸方向において複数設けられるフ
ラッパ本体46と、回動軸45の軸端部に設けられる当
接部材47とが一体に形成されている。フラッパ本体4
6は、用紙3を案内するために、略断面弓状に形成され
ており、その上端部が回動軸45に支持されている。ま
た、当接部材47は、板状をなし、下方に向かって延び
る回動レバー部48と、上方に向かって鉤状に延びる移
動当接部49と、上端部が湾曲状に形成されるとともに
後方に向かって突出する回動当接部50とが一体に形成
されている。
【0049】また、ソレノイド44は、当接部材47と
対向配置され、そのプランジャ軸44aが略上下方向に
進退するように配置されている。また、ソレノイド44
の側方には、回動レバー部48を押動するための略クラ
ンク状の押動レバー52が、支持軸53を支点として回
動可能に設けられている。この押動レバー52の下端部
は、プランジャ軸44aと互いに回動可能に連結される
とともに、その上端部が、当接部材47の回動レバー部
48と当接可能に配置されている。
【0050】そして、図5における実線で示すように、
ソレノイド44が非励磁で、プランジャ軸44aが進出
状態にあるときには、押動レバー52の上端部は、当接
部材47の回動レバー部48と離間しており、フラッパ
34は、用紙3をフェイスダウン搬送経路36に搬送す
るように配置されている。一方、図5における点線で示
すように、ソレノイド44が励磁されると、プランジャ
軸44aが退避され、これによって、押動レバー52が
支持軸53を支点として反時計方向に回動して、その上
端部が、回動レバー部48を押動するので、フラッパ3
4は、回動軸45を支点として、時計方向に回動され、
これによって、フラッパ34は、用紙3を反転機構部4
2に搬送するために、第1搬送ローラ31から切欠部7
5を介して次に述べる反転ローラ56に至る用紙3の搬
送経路58(外部排出経路、以下、反転機構搬送経路5
8とする。)に、搬送するように配置される。
【0051】そのため、フラッパ34は、このようなソ
レノイド44の励磁または非励磁によって、上記したよ
うに、用紙3の搬送方向を、フェイスダウン搬送経路3
6と、反転機構搬送経路58との間で、選択的に切り換
えることができるように構成される。
【0052】反転機構部42は、図3に示すように、略
断面矩形状のケーシング54に、反転ローラ55および
再搬送ローラ56を備えるとともに、上端部から、ガイ
ドプレート57を上方に向かって突出させている。
【0053】反転ローラ55は、フラッパ34から反転
機構搬送経路58の下流側であって、ケーシング54の
上部に配置され、1対のローラからなり、正方向および
逆方向に回転の切り換えができるように構成されてい
る。この反転ローラ55は、まず正方向に回転して、用
紙3をガイドプレート37に向けて搬送し、その後、逆
方向に回転して、用紙3を反転方向に搬送できるように
構成されている。
【0054】再搬送ローラ56は、反転ローラ55の下
流側であって、ケーシング54における反転ローラ55
のほぼ真下に配置され、1対のローラからなり、反転ロ
ーラ55によって反転された用紙3を、再搬送トレイ4
3に搬送できるように構成されている。
【0055】なお、ガイドプレート57は、ケーシング
54の上端部から、さらに上方に向かって延びる板状部
材からなり、反転ローラ55により送られる用紙3をガ
イドするように構成されている。
【0056】また、反転機構部42には、フラッパ34
の切り換えによって受け入れられた用紙3を、反転ロー
ラ55に向けて搬送する方向と、その後、ガイドプレー
ト57に搬送された用紙3を、反転ローラ55の逆方向
の回転によって再搬送ローラ56に向けて搬送する方向
とに切り換えるためのフラッパ(図示せず)が、ケーシ
ング54における反転ローラ55の下方に揺動可能に設
けられている。この図示しないフラッパは、常には、ば
ねによってガイドプレート57に搬送された用紙3を再
搬送ローラ56に向けて搬送する方向に付勢されてお
り、反転機構部42に受け入れられた用紙3は、ばねの
付勢力に抗してフラッパを揺動させて反転ローラ55に
送られ、その後反転ローラ55の逆回転によって、その
ままフラッパに案内されて再搬送ローラ56に送られ
る。
【0057】そして、用紙3の両面に画像を形成する場
合には、まず、フラッパ34が、ソレノイド44の励磁
により、用紙3を反転機構搬送経路58に搬送するよう
に切り換えられ、この反転機構部42に、一方の面に画
像が形成された用紙3が、切欠部75を介して導入され
る。その後、その導入された用紙3が反転ローラ55に
送られてくると、反転ローラ55は、用紙3を挟んだ状
態で正回転して、この用紙3を一旦ガイドプレート57
に沿って、外側上方に向けて搬送し、用紙3の大部分が
外側上方に送られ、用紙3の後端が反転ローラ55に挟
まれた時に、正回転を停止する。次いで、反転ローラ5
5は、逆回転して、用紙3を、前後逆向きの状態で、ほ
ぼ真下に向かうようにして、再搬送ローラ56に搬送す
る。なお、反転ローラ55を正回転から逆回転させるタ
イミングは、定着部18の下流側に設けられる用紙通過
センサ28が、用紙3の後端を検知した時から所定時間
を経過した時となるように制御されている。また、フラ
ッパ34は、用紙3の反転ローラ55への搬送が終了す
ると、ソレノイド44が非励磁となり、元の状態、すな
わち、フェイスダウン搬送経路36に用紙3を搬送する
ように切り換えられる。
【0058】次いで、再搬送ローラ56に逆向きに搬送
された用紙3は、その再搬送ローラ56によって、再搬
送トレイ43に搬送される。
【0059】再搬送トレイ43は、用紙3が供給される
用紙供給部59、トレイ本体60および斜行ローラ61
を備えている。
【0060】用紙供給部59は、本体ケーシング2にお
いてリヤカバー33の下方に外付けされ、湾曲形状の用
紙案内部材62を備えている。この用紙供給部59で
は、反転機構部42の再搬送ローラ56からほぼ鉛直方
向で送られてくる用紙3を、用紙案内部材62によっ
て、略水平方向に向けて案内し、トレイ本体60に向け
て略水平方向で送り出すようにしている。
【0061】トレイ本体60は、略矩形板状をなし、給
紙トレイ6の上方において、略水平方向に設けられてお
り、その上流側端部が、用紙供給部59に連結されると
ともに、その下流側端部が、トレイ本体60から搬送ロ
ーラ11に用紙3を案内するための再搬送パス63に連
結されている。また、トレイ本体60の用紙3の搬送方
向途中には、用紙3を、図示しない基準板に当接させな
がら搬送する斜行ローラ61が設けられている。
【0062】そして、用紙供給部59からトレイ本体6
0に送り出された用紙3は、斜行ローラ61によって、
その用紙3の幅方向一端縁が基準板に当接されながら、
再搬送パス63を介して、再び、画像形成部5に向けて
搬送される。これによって、再度画像形成部5に搬送さ
れる用紙3は、その幅方向の誤差がないように、画像形
成部5に搬送される。そして、斜行ローラ61によっ
て、このトレイ本体60から送り出された用紙3は、既
に画像が形成されている一方の面(表面)と反対側の他
方の面(裏面)が、感光ドラム23と対向接触され、可
視像が転写された後、定着部18において定着され、第
1搬送ローラ31から、フェイスダウン搬送経路36に
送られて、第2搬送ローラ32を介して、排紙ローラ3
7によって、フェイスダウントレイ35上に排紙され
る。
【0063】また、この再搬送ユニット41において
は、反転機構部42は、ケーシング54の下端部から下
方に向かって延びる支持アーム64を介して、用紙供給
部59に設けられる回動軸65に、リヤカバー33の開
閉方向と同方向に回動可能に支持されている。そのた
め、この再搬送ユニット41を装着した状態において
も、図4に示すように、反転機構部42を開方向に回動
させれば、リヤカバー33を開動作させることができ、
かつ、そのリヤカバー33をフェイスアップトレイとし
て使用するための開状態として保持することができる。
したがって、このレーザプリンタ1では、再搬送ユニッ
ト41をわざわざ取り外さなくとも装着した状態におい
て、リヤカバー33をフェイスアップトレイして使用す
ることができる。そのため、この再搬送ユニット41に
よる用紙3の両面に画像を形成する動作と、フェイスア
ップトレイによる排紙動作とを、簡易な操作によって、
選択的に使い分けることができ、簡易な構成および操作
によって、より使用目的に応じた装置構成が実現されて
いる。
【0064】また、この再搬送ユニット41では、用紙
供給部59内に、反転ローラ55および再搬送ローラ5
6を駆動するための駆動源としての図示しないモータが
設けられている。図6および図7に示すように、用紙供
給部59内には、モータからの動力を反転機構部42に
伝達するための第1ギヤ66、第2ギヤ67、第3ギヤ
68、第4ギヤ69および第5ギヤ70が、上下方向に
沿って順次噛み合うように設けられている。一方、反転
機構部42内には、再搬送ローラ56を駆動するための
再搬送ローラ駆動ギヤ71と、反転機構部42の下端部
に配置され、再搬送ローラ駆動ギヤ71に噛み合う駆動
部としての第6ギヤ72が設けられている。
【0065】そして、図6に示すように、反転機構部4
2が、閉状態のリヤカバー33に沿って外付けされてい
る状態では、第5ギヤ70が第6ギヤ72と噛み合う状
態となっており、図示しないモータからの動力が、第1
ギヤ66ないし第6ギヤ72を介して、再搬送ローラ駆
動ギヤ71に伝達され、これによって、再搬送ローラ5
6を回転駆動することができ、一方、図7に示すよう
に、反転機構部42を開方向に回動させると、第5ギヤ
70と第6ギヤ72との噛み合いが解除されるので、こ
れによって、モータから再搬送ローラ56への動力の伝
達が遮断される。
【0066】そのため、簡易な構成によって、反転機構
部42を使用しない場合におけるモータから第6ギヤ7
2への動力の伝達を遮断することができ、これによっ
て、反転機構部42の誤動作を防止することができる。
また、反転機構部42を再びリヤカバー33の閉方向に
回動すれば、モータから再搬送ローラ56への動力を伝
達することができる。また、図示しないが、図6および
図7に現われる側面と、反対側の側面には、図示しない
モータから、反転ローラ55に動力を伝達するためのギ
ヤ列が、上記と同様の構成として設けられている。その
ため、反転機構部42を開閉方向に回動させるのみの簡
易な操作によって、モータからの再搬送ローラ56およ
び反転ローラ55への動力の伝達を入切することができ
る。
【0067】よって、反転機構部42を開くと、再搬送
ローラ56および反転ローラ55への動力が遮断される
ため、反転機構部42でのジャム処理が容易となる。
【0068】そして、このレーザプリンタ1では、リヤ
カバー33の下端部において回動可能に支持されるフラ
ッパ34が、リヤカバー33の閉状態においては、第1
搬送ローラ31の下流側近傍において用紙3の搬送経路
に臨み、リヤカバー33の開動作時には、リヤカバー3
3の開動作に伴なって、その搬送経路から退避されるよ
うに構成されている。
【0069】すなわち、図8ないし図10に示すよう
に、リヤカバー33の幅方向両側には、上記したよう
に、フラッパ34の回動軸45を回動自在に支持するた
めの長孔状の回動孔51が、このリヤカバー33の長手
方向に対して略直交する方向に湾曲状に開口形成される
とともに、リヤカバー33における後壁部75の下端部
には、上記したように、切欠部73が開口形成されてい
る。また、本体ケーシング2における幅方向端部であっ
て、フラッパ34の当接部材47と対向する位置には、
その当接部材47の移動当接部49と当接されるガイド
部材74が設けられている。このガイド部材74は、図
8に示すように、本体ケーシング2における後端部に設
けられており、リヤカバー33の閉状態において移動当
接部49と当接する上端部から、図10に示すように、
リヤカバー33の開状態において移動当接部49と当接
する下端部に向かって、滑らかに外方に膨出するような
形状として形成されている。
【0070】そして、図8に示すように、リヤカバー3
3が閉状態にあるときには、上記したように、フラッパ
34は、ソレノイド44の励磁または非励磁によって、
用紙3の搬送方向を、フェイスダウン搬送経路36と、
反転機構搬送経路58との間で、選択的に切り換えるよ
うに回動動作されるが、この時、フラッパ34の回動当
接部50の上面を、切欠部73の下端縁が、回動当接部
50の回動軌跡を規制するように対向されるので、フラ
ッパ34の回動軸45は、回動孔51内での移動が規制
され、回動孔51の前端部分において常に支持されるよ
うになる。そのため、フラッパ34は、この回動孔51
の前端部分に支持される回動軸45が回動中心となっ
て、用紙3の搬送方向を切り換えるための最適の作動位
置でフラッパ34を回動させて、用紙3の搬送方向を良
好に切り換えることができる。
【0071】また、このリヤカバー33の閉状態におい
て、ソレノイド44が非励磁のときには、フラッパ34
の移動当接部49がガイド部材74の上端部と当接する
ことにより、フラッパ本体46が、用紙3をフェイスダ
ウン搬送経路36に向けて搬送する最適の作動姿勢をと
る。そのため、通常は、このフラッパ34によって、用
紙3をフェイスダウン搬送経路36に向けて良好に搬送
することができる。また、ソレノイド44を励磁させれ
ば、フラッパ34を、回動孔51の前端部分に支持され
る回動軸45を回動中心として回動させることができる
ので、それによって、フラッパ本体46を、用紙3を反
転機構搬送経路58に向けて搬送する最適の作動姿勢と
することができる。そのため、ソレノイド44を励磁さ
せれば、このフラッパ34によって、用紙3を反転機構
搬送経路58に向けて良好に搬送することができる。
【0072】そして、リヤカバー33を開動作させる
と、図9に示すように、フラッパ34の移動当接部49
が、ガイド部材74と当接しながら、その上端部から徐
々に膨出する下端部に向かって移動されるとともに、フ
ラッパ34の回動当接部50の上面と切欠部73の下端
縁との対向状態が解除されるので、フラッパ34の回動
軸45が回動孔51内において、その後端側に向かって
移動されるようになる。
【0073】そのため、フラッパ34は、このリヤカバ
ー33の開動作に伴なって、その回動中心が回動孔51
内の前端側から後端側に移動するとともに、フラッパ本
体46の姿勢が、リヤカバー33の長手方向に沿うよう
な姿勢となるように、次第に変化していくようになる。
【0074】そして、リヤカバー33が開状態(フルオ
ープン状態)になると、図10に示すように、フラッパ
34は、上記したように、用紙3の搬送経路から退避さ
れ、フラッパ34の移動当接部49がガイド部材74の
下端部と当接する一方で、フラッパ34の回動当接部5
0における後方に突出する部分がリヤカバー33におけ
る切欠部73の上側の後壁部75に乗り上げるようにな
る。これによって、フラッパ34の回動軸45が、回動
孔51内の後端部分において固定されるとともに、フラ
ッパ本体46がリヤカバー33の長手方向に沿う姿勢で
固定される。そのため、リヤカバー33の開状態におい
ては、フラッパ34は、用紙3の搬送経路から退避され
る退避位置に配置されるとともに、さらには、フラッパ
本体46がフェイスアップトレイとして用紙3を排紙す
るための、フェイスアップトレイに沿う最適の退避姿勢
をとるようになる。
【0075】したがって、このレーザプリンタ1では、
フェイスダウン搬送経路36において、用紙3のジャム
が発生しても、そのフェイスダウン搬送経路36を形成
するリヤカバー33を開状態とすれば、フェイスダウン
搬送経路36において、ジャムとなった用紙3を取り除
くことができるとともに、リヤカバー33の下端部にフ
ラッパ34が設けられているので、画像形成部5の下流
側近傍の用紙3の搬送経路において、用紙3のジャムが
発生した場合には、リヤカバー33を開ければ、その開
動作に伴なって、フラッパ34がその搬送経路から退避
するので、フラッパ34が邪魔になることなく、簡易な
構成によって、ジャムとなった用紙3を良好に取り除く
ことができる。しかも、このリヤカバー33は、フェイ
スアップトレイを兼ねているので、このリヤカバー33
を開状態として、フェイスアップトレイとして使用して
いる時に、用紙3のジャムが発生した場合には、そのま
ま、そのジャムとなった用紙3を取り除くことができ
る。そのため、画像形成部5の下流側の搬送経路におい
て、用紙3のジャムが生じても、簡易かつ確実に、その
ジャムとなった用紙3を取り除くことができる。
【0076】なお、以上の説明においては、レーザプリ
ンタ1に再搬送ユニット41を着脱自在に装着している
が、本発明の画像形成装置としては、このような再搬送
ユニット41に限らず、たとえば、メールボックス装置
などのオプション装置を着脱自在に装着して、フラッパ
により、用紙の搬送方向を、フェイスダウン搬送経路
と、オプション装置搬送経路との間で、選択的に切り換
えるようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、記録媒体の搬送方向における画像形成手段
の下流側の搬送経路において、記録媒体のジャムが生じ
ても、簡易かつ確実に、そのジャムとなった記録媒体を
取り除くことができる。
【0078】請求項2に記載の発明によれば、簡易な構
成によって、カバー部材の開動作に伴なって、搬送方向
切換手段を搬送経路から退避させることができる。
【0079】請求項3に記載の発明によれば、カバー部
材の閉状態においては、記録媒体の搬送方向を切り換え
るための最適の位置で搬送方向切換手段を回動させて、
記録媒体の搬送方向を良好に切り換えることができると
ともに、カバー部材の開状態においては、フェイスアッ
プトレイとして記録媒体を排出するための最適の位置
に、搬送方向切換手段を配置させて、記録媒体を良好に
排出することができる。
【0080】請求項4に記載の発明によれば、カバー部
材を開閉動作させるのみで、搬送方向切換手段を、カバ
ー部材の閉状態においては、記録媒体の搬送方向を切り
換えるための最適の姿勢とすることができ、記録媒体の
搬送方向を良好に切り換えることができるとともに、カ
バー部材の開状態においては、フェイスアップトレイと
して記録媒体を排出するための最適の姿勢とすることが
でき、記録媒体を良好に排出することができる。
【0081】請求項5に記載の発明によれば、搬送方向
切換手段による記録媒体の搬送方向の切り換えにより、
記録媒体の両面に所定の画像を形成することができる。
【0082】請求項6に記載の発明によれば、反転装置
による記録媒体の両面に画像を形成する動作と、フェイ
スアップトレイによる排出とを、簡易な操作によって、
選択的に使い分けることができ、簡易な構成および操作
によって、より使用目的に応じた装置構成を実現するこ
とができる。
【0083】請求項7に記載の発明によれば、簡易な構
成によって、反転装置を使用しない場合における駆動源
から駆動部への動力の伝達を遮断することができ、これ
によって、反転装置の誤動作を防止することができる。
また、反転装置を開閉方向に回動させるのみの簡易な操
作によって、駆動源から駆動部への動力の伝達を入切す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図であって、リヤカバ
ーの閉状態を示す。
【図2】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図であって、リヤカバ
ーの開状態を示す。
【図3】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図であって、再搬送ユ
ニットが装着された状態での、リヤカバーの閉状態を示
す。
【図4】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図であって、再搬送ユ
ニットが装着された状態での、リヤカバーの開状態を示
す。
【図5】図2に示す要部側断面図において、フラッパを
回動させるための要部構成を示す要部拡大断面図であ
る。
【図6】図2に示す要部側断面図において、反転機構の
駆動系を説明するための要部拡大断面図であって、駆動
が伝達されている状態を示す。
【図7】図2に示す要部側断面図において、反転機構の
駆動系を説明するための要部拡大断面図であって、駆動
が遮断されている状態を示す。
【図8】図2に示す要部側断面図において、リヤカバー
が閉状態にあるときのフラッパの状態を示す要部拡大断
面図である。
【図9】図2に示す要部側断面図において、リヤカバー
が開動作にあるときのフラッパの状態を示す要部拡大断
面図である。
【図10】図2に示す要部側断面図において、リヤカバ
ーが開状態にあるときのフラッパの状態を示す要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 2 本体ケーシング 3 用紙 5 画像形成部 33 リヤカバー 34 フラッパ 35 フェイスダウントレイ 36 フェイスダウン搬送経路 42 反転機構部 45 回動軸 51 回動孔 58 反転機構搬送経路 72 第6ギヤ 74 ガイド部材 75 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR03 CD07 CD12 CD13 CD14 3F053 EA03 EA05 EC02 LA03 LA07 LB01 3F054 AA01 AC05 BA04 BB24 BF03 BF07 BF08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシングの側部において、前記本
    体ケーシングに対して開閉自在に設けられるカバー部材
    と、 記録媒体の搬送方向における画像形成手段の下流側にお
    いて、記録媒体の搬送経路に配置され、記録媒体の搬送
    方向を切り換えるための搬送方向切換手段と、 記録媒体の搬送方向における前記搬送方向切換手段の下
    流側であって、前記本体ケーシングの上部において、前
    記画像形成手段により一方の面に画像が形成された記録
    媒体が、その一方の面が下向きとなる状態で排出される
    フェイスダウン排出部と、 記録媒体の搬送方向における前記搬送方向切換手段の下
    流側において、前記画像形成手段により画像が形成され
    た記録媒体が、反転されずに本体外部に排出される外部
    排出部と、を備える画像形成装置において、 前記カバー部材は、閉状態において、前記搬送方向切換
    手段の下流側において記録媒体を前記フェイスダウン排
    出部へ搬送するためのフェイスダウン搬送経路を形成す
    るとともに、開状態において、前記画像形成手段により
    一方の面に画像が形成された記録媒体が、その一方の面
    が上向きとなる状態で排出されるフェイスアップトレイ
    を兼ね、 前記搬送方向切換手段は、前記カバー部材に設けられ、
    前記カバー部材の閉状態においては、記録媒体の前記搬
    送経路に臨み、記録媒体の搬送方向を、前記フェイスダ
    ウン搬送経路と、前記外部排出部へ搬送するための外部
    排出搬送経路との間で、選択的に切り換え可能に構成さ
    れるとともに、前記カバー部材の開動作時には、前記カ
    バー部材の開動作に伴なって、記録媒体の前記搬送経路
    から退避されるように構成されていることを特徴とす
    る、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、その一端部におい
    て、前記本体ケーシングに回動可能に支持されるととも
    に、 前記搬送方向切換手段が、前記カバー部材の一端部側に
    支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送方向切換手段は、その一端部側
    において回動可能に支持されており、 その回動中心が、前記カバー部材の閉状態において、前
    記フェイスダウン搬送経路と前記外部排出搬送経路との
    間で記録媒体の搬送方向を切り換える作動位置と、前記
    カバー部材の開状態において、前記フェイスアップトレ
    イに沿う姿勢を形成する退避位置とに選択的に配置され
    るように、前記カバー部材の開閉に伴なって、移動可能
    に構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記本体ケーシングには、 前記搬送方向切換手段を、前記カバー部材の閉状態にお
    いて、前記フェイスダウン搬送経路と前記外部排出搬送
    経路との間で記録媒体の搬送方向を切り換えるための作
    動姿勢と、前記カバー部材の開状態において、前記フェ
    イスアップトレイに沿う姿勢を形成するための退避姿勢
    とに選択的に配置するために、前記カバー部材の開閉に
    伴なって、前記搬送方向切換手段の姿勢を変更させるた
    めのガイド部材が設けられていることを特徴とする、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体の搬送方向における前記外部排
    出部の下流側には、前記画像形成手段により一方の面に
    画像が形成され前記外部排出部から排出された記録媒体
    を導入し、その表裏を反転させて、再度前記画像形成手
    段において他方の面に画像を形成させるための反転装置
    が設けられており、 前記搬送方向切換手段は、前記カバー部材が閉状態にお
    いて、記録媒体の搬送方向を、前記フェイスダウン搬送
    経路と、前記反転装置へ搬送するための外部排出搬送経
    路との間で、選択的に切り換え可能に構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記反転装置は、その一端部において、
    前記カバー部材の開閉方向と同方向に回動可能に支持さ
    れており、 前記反転装置を開方向に回動させることによって、前記
    カバー部材の開状態を保持可能に構成されていることを
    特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記反転装置は、前記一端部側に、記録
    媒体の表裏を反転させるために、駆動源からの動力が伝
    達される駆動部を有し、 前記駆動部は、前記反転装置が前記カバー部材の開方向
    に回動されたときに、前記駆動源からの動力が遮断され
    るように構成されていることを特徴とする、請求項6に
    記載の画像形成装置。
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