JP2006299266A - トリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンの製造法 - Google Patents

トリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンの製造法 Download PDF

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Abstract

【課題】生成物中に残留しない触媒を用いて、生成物の後加工または使用の場合に望ましくない効果をまねくことのない、櫛状にトリオルガノシロキシ基で官能化された線状オルガノポリシロキサンの選択的な合成を可能にする方法を提供する。
【解決手段】一般式(I)のトリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンを製造する方法の場合に(a)第1の工程で一般式(II)のSiH基を有するオルガノポリシロキサン(A)を周期律表の第VIII副族の金属およびその化合物の群から選択された触媒(B)の存在下および場合によっては助触媒(K)の存在下で水と反応させ、一般式(III)のSi−OHを有する中間生成物に変え、(b)第2の工程でこうして得られたSiOH基を有する中間生成物をSiOH基に対して反応性の基を有するシラン(D)と反応させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、トリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサン、殊に櫛状にトリオルガノシロキシ基、殊にビニルジメチルシロキシ基で官能化された線状オルガノポリシロキサンに関する。
一般に公知であるように、オルガノシロキサンコポリマーは、最も簡単な場合には、2個のシラノール基含有反応成分の間での縮合反応によって製造することができる。しかし、反応経過は、特殊ではない。それというのも、望ましいヘテロ縮合工程と同時に反応体それ自体の単独重合も起こるからである。従って、結果として、望ましいコポリマーと単独重合生成物とからなるランダムな混合物を得ることができる。従って、古典的な縮合工程は、櫛状にオルガノシロキシ基で官能化された選択的に線状のオルガノポリシロキサンを形成するのには不適当である。
平衡化工程によるT単位の導入についても同様のことが言える。それというのも、この場合もT単位の分布は、純粋にランダムに行なわれるからである。従って、反応生成物は、定義された単一構造を有するポリマーよりも多少とも強く分岐され部分架橋されたポリマーからなる混合物である。
従って、当業者に公知の刊行物において、Si−O−Si−結合の選択的な結合が可能である数多くの所謂”非加水分解”反応が提案された。しかし、目的化合物の製造には、工業的規模で種々の理由、例えば原料使用可能性、反応の選択性、収量、反応時間または特殊な装置要件から、提示された官能化方法の中でごく僅かなものだけが適しているにすぎない。
1つの例は、SiH含有オルガノポリシロキサンとSiOH含有有機珪素化合物との酸性触媒作用またはアルカリ性触媒作用による脱水縮合である。しかし、この反応は、相当な程度の平衡化であり、エダクトのポリマー主鎖の部分的な断片化に随伴し、したがって得られた生成物は、構造に関連して単一ではない。更に、上記の目的化合物の合成に必要とされるシラノールの制限された安定性および技術的使用可能性は、付加的な欠点を表わし、したがって貴金属触媒をベースとする遷移金属触媒作用による脱水縮合は、ここでは技術的に満足させる打開策を提供することができない。その上、この脱水縮合の方法の場合には、使用される貴金属触媒は、回収不可能であるかまたは多大な費用を掛けてのみ回収可能であるので、生成物中に残留し、このことは、生成物の後加工または使用の場合に望ましくない効果をまねきうる。
DeforthおよびMignaniによって米国特許第2003/0139287号明細書中に教示された手掛かりは、1つの可能な打開策を提供する。この場合、SiH含有オルガノポリシロキサンをシラノール末端基を有するポリジメチルシロキサンで脱水下に硼素触媒作用により架橋することは、シリコーンエラストマーを生じる。原理的に、この方法は、実際に冒頭に記載された目的化合物の合成に転用できるはずである。しかし、この米国特許明細書の筆者によって有利に使用される硼素触媒、殊にトリス(ペンタフルオロフェニル)硼素は、工業的にこれまで殆んど広められておらず、それに応じて高価である。更に、使用された触媒は、反応生成物中に留まるが、しかし、このことは、既に上記した理由から望ましいものではない。
RubinsztajnおよびCellaは、米国特許第2004/0127668号明細書およびPolymer Preprints 2004, 45(1), 635中に類似の方法を記載している。この場合には、ルイス酸触媒作用下でSiH含有シランまたはシロキサンは、アルコキシシランと易揮発性の炭化水素基を分解しながら、同時にSi−O−Si−結合を結合しながら互いに反応される。しかし、この方法は、使用される触媒、例えばFeCl、AlCl、ZnCl、ZnBrまたはBFがシロキサン中で不溶性であり、ひいては僅かな活性を有するかまたは有利に使用されるトリス(ペンタフルオロフェニル)硼素が極めて高価であり、反応の終結時には、同様に反応生成物中に残存するという欠点を有する。
米国特許第2003/0139287号明細書 米国特許第2004/0127668号明細書 Polymer Preprints 2004, 45(1), 635
従って、上記欠点を有さず、櫛状にトリオルガノシロキシ基、殊にビニルジメチルシロキシ基で官能化された線状オルガノポリシロキサンの選択的な合成を可能にする方法を提供するという課題が課された。
この課題は、本発明によって解決される。
本発明の対象は、一般式
Figure 2006299266
〔式中、Rは、1〜18個の炭素原子を有する、SiC結合した置換されていてよい1価の炭化水素基を表わし、
は、RまたはRを表わし、
は、RまたはR、特にRを表わし、この場合
は、末端に脂肪族炭素炭素二重結合を有する、1個の基当たり2〜8個の炭素原子を有するSiC結合した1価の炭化水素基を表わし、
aは、0〜1000、特に80〜500、有利に100〜200の整数であり、
bは、0〜100、特に0〜50、有利に0〜10、特に有利に0であり、
cは、1〜100、特に1〜10、有利に1〜6、特に有利に2〜4であり、
dは、0〜100、特に0〜10、有利に0である〕で示されるトリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンを、
(a)第1の工程で、
一般式
Figure 2006299266
〔式中、
eは、b+cからの総和を表わし、1〜200、特に1〜60、有利に1〜16、特に有利に1〜4の整数であり、
は、Rまたは水素原子を表わし、
R、a、b、cおよびdは、上記に記載された意味を有する〕で示されるSiH基を有するオルガノポリシロキサン(A)を周期律表の第VIII副族の金属およびその化合物の群から選択された触媒(B)の存在下および場合によっては助触媒(K)の存在下で水と反応させ、一般式
Figure 2006299266
〔式中、
は、RまたはHO基を表わし、
R、a、b、cおよびdは、上記に記載された意味を有する〕で示される中間生成物に変え、
(b)もう1つの工程で、
こうして得られたSiOH基を有する中間生成物を、SiOH基に対して反応性の基を有するシラン(D)と反応させることにより製造する方法である。
本発明の範囲内で、一般式(I)、(II)および(III)は、式(I)および(III)中で指数a、b、cおよびdを有するそれぞれ記載された単位または式(II)中で指数a、eおよびdを有するそれぞれ記載された単位が任意の方法で、例えばブロックとしてかまたはランダムにオルガノポリシロキサン分子中に分布されていてよいものと理解される。
基Rの例は、アルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、第三ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−オクチル基およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基、およびオクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチル基、アントリル基およびフェナントリル基;アルカリール基、例えばo−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基;およびアラルキル基、例えばベンジル基、α−フェニルエチル基およびβ−フェニルエチル基である。
置換された基Rの例は、ハロゲン化アルキル基、例えば3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′−ヘキサフルオロイソプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基およびハロゲン化アリール基、例えばo−クロロフェニル基、m−クロロフェニル基およびp−クロロフェニル基である。
好ましくは、基Rは、1〜6個の炭素原子を有する1価の炭化水素基であり、この場合には、メチル基およびフェニル基が特に好ましい。
基Rの例は、アルケニル基、例えばビニル基、5−ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、1−プロペニル基、アリル基、3−ブテニル基およびペンテニル基である。好ましくは、基Rは、ビニル基である。
好ましくは、処理工程(a)において、SiH基を有するオルガノポリシロキサン(A)として、一般式(IV)または(V)
Figure 2006299266
〔式中、
gは、40〜1000、特に80〜500、有利に100〜200であり、
g′は、38〜1000、特に78〜500、有利に98〜200であり、
hは、1〜6、特に2〜4であり、
Rは、上記に記載された意味を有する〕で示されるようなオルガノポリシロキサン(A)が使用される。
オルガノポリシロキサン(A)は、25℃で特に10〜100000mm/秒、有利に25〜10000mm/秒、特に有利に50〜1000mm/秒の平均粘度を有する。
使用されるオルガノポリシロキサン(A)は、市販製品であるかまたはシリコーン化学で常用の方法で製造されてもよい。
反応工程(a)で成分(B)として使用される、周期律表の第VIII副族の金属またはその化合物は、特に白金族の金属またはその化合物、有利にRu、Rh、Ir、PdおよびPtまたはその化合物である。
本発明による方法によれば、反応工程(a)で使用される触媒(B)は、固体として使用されてもよいし、水中の溶液として使用されてもよいし、任意の有機溶剤中に溶解した溶液として使用されてもよいし、担持材料に結合して使用されてもよい。好ましいのは、担持材料に結合された触媒(B)である。
担持材料としては、原理的に全てのこれまでに公知技術水準により前記目的のために使用された無機ポリマーまたは有機ポリマー、例えばSiO、Al、粘土、活性炭または有機樹脂が適している。特に、触媒担持材料は、活性炭またはAlであり、この場合成分(B)としては、パラジウム/活性炭、パラジウム/Alおよびルテニウム/活性炭、殊にパラジウム/活性炭が好ましい。
使用される触媒(B)の量は、オルガノポリシロキサン(A)中に含有されたSiH基の数により左右される。特に、触媒(B)は、使用されたオルガノポリシロキサン(A)の全質量に対して金属元素として計算した、10〜10000ppm、有利に20〜1000ppm、特に有利に50〜500ppmの量で使用される。
使用される触媒(B)は、市販製品であるかまたは金属有機化学において常用の方法により製造されてよい。
特に、担持材料に結合された触媒は、反応の終結後または本発明による方法の終結時に濾過によって再び除去され、場合によっては再び使用されるかまたは再循環される。
本発明による方法において場合によっては使用される助触媒(K)は、プロトン性化合物、水素化物化合物または酸化還元不安定性の化合物である。適当な助触媒(K)の例は、有機酸、例えば蟻酸、酢酸、蓚酸、クエン酸およびアスコルビン酸、ならびに低分子量の珪素有機水素化物、例えばトリメチルシラン、トリエチルシランおよびテトラメチルジシロキサンである。
好ましい助触媒(K)は、蟻酸、酢酸、蓚酸、クエン酸、アスコルビン酸、トリエチルシランおよびテトラメチルジシロキサンであり、この場合には、蟻酸、蓚酸、アスコルビン酸、トリエチルシランおよびテトラメチルジシロキサンが有利であり、蟻酸、トリエチルシランおよびテトラメチルジシロキサンが特に有利である。
使用される助触媒(K)の量は、使用される触媒(B)の量により左右される。特に、助触媒(K)は、使用される触媒(B)中の金属元素100モル%に対して25〜1000モル%、有利に50〜500モル%、特に有利に100〜250モル%の量で使用される。
本発明による方法の場合には、助触媒(K)が共用されてよい。特に、オルガノポリシロキサン(A)として一般式IVおよびVのオルガノポリシロキサン(A)が使用される場合には、助触媒(K)が共用され、好ましくは、オルガノポリシロキサン(A)として一般式IVのオルガノポリシロキサン(A)が使用される場合には、助触媒(K)が共用される。それというのも、それによって、殊に一般式IVの低級SiH官能性化合物が使用される場合には、反応時間は、著しく短縮されうるからである。
本発明による方法において、成分(C)としては、任意の水が使用されてよく、この場合には、完全脱塩水、蒸留水および精製水(Aqua purificata)が好ましく、完全脱塩水は、特に好ましい。
使用される成分(C)の量は、オルガノポリシロキサン(A)中に含有されたSiH基の数により左右される。特に、成分(C)は、オルガノポリシロキサン(A)中に含有されたSiH基に対して等モル量または過剰量で使用される。
特に、使用される水量は、オルガノポリシロキサン(A)中に含有されたSiH基100モル%当たり、100〜200モル%、特に有利に100〜150モル%、殊に100〜120モル%である。
本発明による方法によれば、反応工程(a)は、特に−10℃〜+150℃、有利に+10℃〜+100℃、特に有利に+25℃〜+80℃の温度範囲内で実施される。
本発明による方法の反応工程(a)は、例えば均質化のため、または反応混合物の粘度の減少のために、溶剤(E)を用いてかまたは用いずに実施されてよく、この場合溶剤の存在は、好ましい。
溶剤(E)が存在する場合には、オルガノポリシロキサン相に対して水の認容性を上昇させる極性の有機溶剤それ自体が重要であるが、しかし、オルガノポリシロキサン(A)中に含有されたSiH基ならびにシラン(D)中に含有された、SiOH基に対して反応性の基と反応しない。適当な溶剤の例は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンであり、この場合テトラヒドロフランまたはジオキサンが好ましい。
溶剤(E)を使用する場合には、特に使用されたオルガノポリシロキサン(A)100質量部当たり1〜500質量部、有利に5〜200質量部、特に有利に10〜100質量部が重要である。
本発明による方法の反応工程(a)の終結後に、得られた反応生成物は、任意のこれまで公知の処理工程により生成されてもよいしおよび/または単離されてもよい。望ましい場合には、反応後に例えば揮発成分および場合によっては使用された溶剤は、蒸留によって、場合により減圧下で除去されてよく、ならびに担持材料に結合された触媒は、濾過によって除去されてよい。
反応工程(a)で本発明により使用される成分(A)、(B)および場合によっては(K)および場合によっては(E)は、それぞれ1種類の成分ならびに少なくとも2種類のそれぞれの成分からの混合物であることができる。
第2の処理工程(b)で特にSiOH基に対して反応性の基を有するシラン(D)としては、一般式
3−kSiX (VI)または
3−kSi−NR−SiR3−k (VII)
〔式中、
Xは、水素原子、塩素原子または式−OH、−ORまたは−NR であり、有利には、塩素原子または式−ORの基であり、
この場合Rは、Rまたは水素原子を表わし、
RおよびRは、上記の意味を有し、
kは、1、2または3である〕で示されるシラン(D)が使用される。
好ましくは、成分(D)は、kが1であり、Rがメチル基であり、かつRがビニル基であるような一般式(VI)または(VII)のシランである。特に好ましいのは、ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルエトキシシランおよびビニルジメチルジシラザンである。
使用されるシラン(D)は、市販製品であるかまたはシリコン化学で常用の方法により製造されてもよい。
本発明により使用される成分(D)は、それぞれ1種類の成分ならびに少なくとも2種類のそれぞれの成分からの混合物であることができる。
使用される成分(D)の量は、一般式(III)の中間生成物中に含有されたSiOH基の数により左右される。特に、成分(D)は、一般式(III)の中間生成物中に含有されたSiOH基に対して等モル量または過剰量で使用される。特に、使用される成分(D)の量は、一般式(III)の中間生成物中に含有されたSiOH基100モル%当たり、100〜150モル%、特に有利に100〜120モル%、殊に100〜110モル%である。
特に、トリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンとして、一般式(I′)または(I′′)
Figure 2006299266
〔式中、R、R、gおよびg′は、上記の意味を有し、
c′は、1〜6、特に2〜4である〕で示されるオルガノポリシロキサンを得ることができる。
更に、本発明による方法の反応工程(b)において、反応を補助する他の助剤(F)が存在していてもよい。適当な助剤の例は、補助塩基、例えば無機酸または有機酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩(例えば、NaPO、NaHPO、NaHPO、NaCO、NaHCOまたはNaOAc)および有機アミン(例えば、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、ピリジン、イミダゾール、DABCOまたはDBN)、ならびに縮合触媒、例えば有機酸(例えば、蟻酸または酢酸)、燐酸部分エステルおよびホスホン酸部分エステルまたはその混合物(例えば、ジブチルホスフェート)、第I副族〜第VII副族の遷移金属またはその化合物、およびAl化合物、Sn化合物またはBi化合物である。
助剤(F)の使用、助剤(F)の種類および量は、当業者に公知の方法で反応工程(b)で使用されるシラン(D)の性質およびこの性質から生じる反応機構により左右される。例えば、一般式(VI)のクロロシランを使用する場合には、記載された補助塩基を使用されたシラン(D)100モル%当たり100〜120モル%の量で使用することが必要である。これとは異なり、例えば一般式(VII)のジシラザンの使用は、一般に成分(D)の量に対して、10〜10000質量ppmの相応するクロロシランまたは無機酸または有機酸、例えばHClまたはp−トルエンスルホン酸の使用を必要とする。更に、一般式(VI)のアルコキシシランを使用する場合には、反応工程(b)は、成分(D)の量に対して10〜10000質量ppmの有機アミンの使用によって促進させることができる。
本発明による方法によれば、第2の反応工程(b)は、特に−20〜+200℃、有利に0〜150℃、特に有利に30〜120℃の温度範囲内で実施される。
本発明による方法の第2の反応工程(b)は、溶剤(G)を用いてかまたは用いずに実施されてよい。この場合には、型(E)の溶剤または(E)とは異なる溶剤が重要であることができる。
例えば、粘度低下のため、よりいっそう良好な攪拌可能性のため、または反応混合物の均質化のために、溶剤(G)が存在する場合には、特に不活性の溶剤、即ち一般式(III)の中間生成物中に含有されたSiOH基ならびにシラン(D)中に含有された、SiOHに対して反応性の基と反応することができない不活性の溶剤が重要である。適当な溶剤の例は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、アセトンおよびジメトキシエタンであり、この場合テトラヒドロフランが好ましい。
更に、本発明による方法の場合には、処理工程(a)および(b)における反応に直接には参加せずかつ反応経過に不利な影響を及ぼさない他の物質(H)が使用されてよい。
このような他の物質(H)の例は、乳化剤、相間移動触媒、防腐剤、抗菌作用を有する物質、例えば殺菌剤、殺真菌剤または除藻剤、芳香剤、臭気抑制剤(geruchshemmende Stoffe)または臭気減少剤(geruchsvermindernde Stoffe)、消泡剤、レオロジー調節剤、染料、顔料、酸化還元安定剤、難燃剤、光安定剤および熱安定剤である。好ましくは、本発明による方法の場合、他の物質(H)は使用されない。
反応工程(b)において本発明による使用される成分は、それぞれ1種類の成分ならびに少なくとも2種類のそれぞれの成分からの混合物であることができる。
本発明による方法の反応工程(b)の終結後、得られた反応生成物は、任意のこれまで公知の処理工程により単離されてよいし、精製されてよい。望ましい場合には、反応後に例えば揮発性成分および場合によっては使用される溶剤は、蒸留によって、場合によっては減圧下で除去されてよく、ならびに担体材料に結合された触媒は、濾過によって除去されてよい。
本発明による方法は、触媒(B)の中間分離および/または反応生成物の単離を有する2工程反応として実施されてもよいし、2工程の一槽法による反応として実施されてもよい。
更に、本発明による方法は、均一な1相反応として実施されてもよいし、多相反応として実施されてもよいし、分散液中、例えばミクロエマルジョンまたはマクロエマルジョン中で実施されてもよい。好ましいのは、均一な1相反応としての実施である。
前記方法を2相反応として実施する場合には、但し、このことは好ましいことではないが、例えば500μm未満の平均粒径を生じさせることによって、互いに混和しない相のできるだけ良好な均質化および大きな不活性反応面積の達成を保証することができる。反応相の強力な混合は、原理的に公知技術水準により公知の全ての混合システム、例えば全種類の攪拌機、高速攪拌機、例えばUltra-Turrax(登録商標)の商標で入手することができる攪拌機または類似のディスソルバーシステム、超音波プローブまたは超音波浴、または例えば連続的な反応の実施の場合に静的混合部材または動的混合部材を用いて行なうことができる。
前記方法を分散液中で実施する場合には、但し、このことは、同様に好ましいことではないが、相応して乳化剤または界面活性剤、例えば非イオン乳化剤、アニオン乳化剤、カチオン乳化剤または両性乳化剤が存在していてもよく、この場合には、分散液を任意の当業者に公知の方法で製造することができる。
本発明による方法の場合には、使用される成分は、自体公知の方法で互いに混合させ、反応させることができる。
この場合、反応工程(a)において本発明による使用される成分は、任意の順序で互いに混合され、反応に供給され、および/または反応にもたらされることができる。しかし、極めて発熱性の反応経過の場合には、成分(C)を、場合によっては成分(E)との混合物で成分(A)、(B)、場合によっては(K)および場合によっては(E)ならびに場合によっては(H)からなる混合物に供給することは好ましい。
反応工程(b)において、成分(D)を、場合によっては成分(G)との混合物で一般式(III)の中間生成物、および場合によっては成分(E)、(G)および/または(H)との混合物で存在していてよい成分(F)に供給することは好ましい。
本発明による方法は、特に周囲大気の圧力下、即ち例えば900〜1100hPaで実施されるが、しかし、よりいっそう高い圧力下およびよりいっそう低い圧力下で実施されてもよい。
本発明による方法は、バッチ法でか、または半連続的または完全連続的にそのために適した反応器システム中、例えばバッチ反応器、バッチ反応器カスケード、ループ反応器、流動管、管状反応器、マイクロ反応器、ローターリーポンプおよびこれらの任意の組み合わせ中で実施されてよい。
更に、本発明による方法には、任意の他の処理工程を続けることができ、これにより、本発明による方法により得ることができるオルガノポリシロキサンの望ましい性質を意図的に調節することができる。この場合、処理工程の実施は、原則的に公知技術水準により方針が決められ、当業者に公知の方法で行なわれる。
本発明による方法は、簡単で安価に実施されるという利点を有する。
本発明による方法の特別な利点は、定量的に極めて選択的に殆んど副反応なしに進行することである。従って、櫛状にトリオルガノシロキシ基、殊にビニルジメチルシロキシ基で官能化された、望ましい線状のオルガノポリシロキサンは、良好な収量および高い純度で得ることができる。
更に、本発明による方法の利点は、反応工程(a)で使用される触媒(B)を簡単な方法で濾過によって殆んど完全に除去することができ、それによって望ましくない触媒量を反応生成物中に残留しないことにある。更に、回収された触媒は、後処理することができ、再使用することができおよび/または価値のある物質の循環路に再び供給することができる。それに応じて、本発明による方法は、持続的に環境保護性であり、資金を節約することができる。
更に、本発明による方法は、多くの分野に亘って使用可能であり、連続的な処理の実施ならびに非連続的な処理の実施に同じ程度に適している。
次に記載された実施例において、百分率での部の全ての記載は、別記しない限り質量に関連する。更に、粘度の記載は、20℃の温度に関連する。別記しない限り、次の実施例は、周囲大気の圧力下、即ち約1000hPaおよび室温、即ち約20℃で、または反応体を一緒に供給する際に室温で付加的な加熱または冷却なしに生じる温度で実施される。
例1
水2gおよび0.085%の活性水素含量および95mm/秒の粘度を有するトリメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン100gを、テトラヒドロフラン70g中に溶解し、パラジウム/活性炭0.25g(Pd/C、パラジウム10質量%)を添加する。70℃に加熱し、この温度で5時間攪拌し、この場合水素が発生する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。130mm/秒の粘度および84.9mmol/100gのシラノール基含量を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。NMR分光試験は、側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基の定量的形成を証明する(29 Si-NMR:δ=約−56〜−58ppm)。
こうして得られたシロキサン100gおよびトリエチルアミン11.14g(93.5mmol)をテトラヒドロフラン50g中に溶解する。引続き、この反応混合物を15℃に冷却し、良好に攪拌しながらトリメチルクロロシラン9.68g(89.25mmol)を添加する。添加の終結後、この反応混合物を還流温度(約70℃)に昇温させ、この温度で60分間攪拌する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、ならびにアンモニウム塩を濾過によって除去する。145mm/秒の粘度を有する無色の澄明な油を得ることができる。NMR分光試験は、側方でシロキサン主鎖に結合したトリメチルシロキシ基を有する生成物の形成を証明し(29 Si-NMR:δ=約−65.5〜−66.5ppm)、T単位により架橋された重合体鎖を含有しない生成物の形成を証明する(29 Si-NMR:δ=約−67〜−69ppm)。
例2
水4.6gおよび0.051%の活性水素含量および250mm/秒の粘度を有するトリメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン400gを、テトラヒドロフラン280g中に溶解し、パラジウム/活性炭1.04g(Pd/C、パラジウム10質量%)およびトリエチルシラン0.104gを添加する。室温で攪拌し、この場合この反応混合物は、水素の発生下に徐々に約30℃に昇温する。弱い発熱反応が沈静化した後、30℃で1時間さらに攪拌し、引続き還流温度(約70℃)に加熱し、この温度でさらに4時間反応させる。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。290mm/秒の粘度および50.9mmol/100gのシラノール基含量を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。NMR分光試験は、側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基の定量的形成を証明する。
こうして得られたシロキサン100gおよびトリエチルアミン16.24g(160.5mmol)をテトラヒドロフラン100g中に溶解する。引続き、この反応混合物を10℃に冷却し、良好に攪拌しながらビニルジメチルクロロシラン14.76g(122.3mmol)を添加する。添加の終結後、この反応混合物を還流温度(約75℃)に昇温させ、この温度で60分間攪拌する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、ならびにアンモニウム塩を濾過によって除去する。315mm/秒の粘度および51mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。
例3
水13.4gおよび0.084%の活性水素含量および230mm/秒の粘度を有する水素ジメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン625gを、テトラヒドロフラン560g中に溶解し、パラジウム/活性炭2.09g(Pd/C、パラジウム10質量%)を添加する。室温で攪拌し、この場合この反応混合物は、水素の発生下に徐々に約30℃に昇温する。弱い発熱反応が沈静化した後、30℃で1時間さらに攪拌し、引続き還流温度(約70℃)に加熱し、この温度でさらに2時間反応させる。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。285mm/秒の粘度および84.1mmol/100gのシラノール基含量を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。NMR分光試験は、末位および側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基の定量的形成を証明する。
こうして得られたシロキサン600gおよびトリエチルアミン64g(632.5mmol)をテトラヒドロフラン300g中に溶解する。引続き、この反応混合物を10℃に冷却し、良好に攪拌しながらビニルジメチルクロロシラン58.18g(483mmol)を添加する。添加の終結後、この反応混合物を還流温度(約80℃)に昇温させ、この温度で60分間攪拌する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって100℃で完全真空中で除去し、ならびにアンモニウム塩を濾過によって除去する。325mm/秒の粘度および83.9mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。
例4
水5.3gおよび0.084%の活性水素含量および230mm/秒の粘度を有する水素ジメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン250gを、テトラヒドロフラン225g中に溶解し、パラジウム/活性炭0.85g(Pd/C、パラジウム10質量%)ならびに蟻酸37mgを添加する。室温で攪拌し、この場合この反応混合物は、水素の発生下に徐々に約30℃に昇温する。弱い発熱反応が沈静化した後、30℃で1時間さらに攪拌し、引続き還流温度(約70℃)に加熱し、この温度でさらに2時間反応させる。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。294mm/秒の粘度および84.0mmol/100gのシラノール基含量を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。NMR分光試験は、末位および側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基の定量的形成を証明する。
こうして得られたシロキサン200gにビス−ビニルジメチルシラザン31,1g(168.1mmol)およびビニルジメチルクロロシラザン0.03gを添加し、120℃に昇温する。この温度で4時間攪拌する。引続き、水3.5gを添加し、全ての揮発性成分を蒸留によって120℃で完全真空中で除去する。315mm/秒の粘度および83.5mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。
比較例
0.028%の活性水素含量および430mm/秒の粘度を有するトリメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン110gを0℃に冷却し、この温度で10%のKOH水溶液0.121gおよびビニルジメチルシラノール4,712g(46.2mmol)を添加する。この温度で3時間攪拌し、この混合物を100℃に加熱し、さらに2時間反応させる。引続き、酢酸0.014g(100%)を添加し、全ての揮発性成分を蒸留によって130℃で完全真空中で除去する。濾過後、150mm2/秒の粘度を有する澄明で無色の生成物を得ることができる。反応生成物のNMR分光試験は、トリメチルシロキシ単位、ビニルジメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および(シクロ−トリシロキサニル)−ジメチルシロキシ単位からなるポリマーからの混合物の形成を証明する。これに対して、望ましい(ビニルジメチルシロキシ)−メチルシロキシ単位の形成は、それほど重要でない程度でのみ観察される。
例5
水1.1gおよび0.051%の活性水素含量および245mm/秒の粘度を有するトリメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン100gを、テトラヒドロフラン70g中に溶解し、パラジウム/活性炭0.26g(Pd/C、パラジウム10質量%)を添加する。更に、この反応混合物に第1表に記載の等モル量(Pd/C中の金属パラジウム量に対して)の助触媒を添加する。
室温で攪拌し、この場合この反応混合物は、水素の発生下に徐々に約25〜30℃に昇温する。引続き、還流温度(約70℃)に加熱し、この温度でさらに2時間反応させ、この場合反応の変換は、SiHに関連してNMR分光法で追跡される(第1表参照)。その後に、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。
Figure 2006299266
5b、5d、5eまたは5fにより得ることができるシロキサン100g宛およびトリエチルアミン16.24g(160.5mmol)をテトラヒドロフラン100g中に溶解する。引続き、反応混合物を10℃に冷却し、良好に攪拌しながらビニルジメチルクロロシラン14.76g(122.3mmol)を添加する。添加の終結後、この反応混合物を還流温度(約75℃)に加熱し、この温度で60分間攪拌する。引続き、
こうして得られたシロキサン100gおよびトリエチルアミン16.24g(160.5mmol)をテトラヒドロフラン100g中に溶解する。引続き、この反応混合物を10℃に冷却し、良好に攪拌しながらビニルジメチルクロロシラン14.76g(122.3mmol)を添加する。添加の終結後、この反応混合物を還流温度(約75℃)に昇温させ、この温度で60分間攪拌する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、ならびにアンモニウム塩を濾過によって除去する。315mm/秒の粘度および51mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、ならびにアンモニウム塩を濾過によって除去する。平均で310mm/秒の粘度および平均で50.9mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。
例6
水1.7gおよび0.085%の活性水素含量および95mm/秒の粘度を有するトリメチルシロキシ単位、ジメチルシロキシ単位および水素メチルシロキシ単位からなる線状シロキサン100gを、テトラヒドロフラン65g中に溶解し、パラジウム/活性炭0.125g(Pd/C、パラジウム10質量%)ならびに蟻酸28mgを添加する。70℃に加熱し、この温度で3時間攪拌し、この場合水素が発生する。引続き、全ての揮発性成分を蒸留によって80℃で完全真空中で除去し、触媒を濾過によって分離する。126mm/秒の粘度および84.7mmol/100gのシラノール基含量を有する無色の澄明な生成物を得ることができる。NMR分光試験は、側方でシロキサン主鎖に結合したシラノール基の定量的形成を証明する。
こうして得られたシロキサン100gをビニルジメチルメトキシシラン14.19g(122.3mmol)およびプロピレンジアミン0.9g(12.2mmol)と混合する。引続き、この反応混合物を120℃に昇温し、この温度で3時間攪拌する。その後に、全ての揮発性成分を蒸留によって120℃で完全真空中で除去する。130mm/秒の粘度および84.1mmol/100gのビニル基含量を有する無色の澄明な油を得ることができる。

Claims (16)

  1. 一般式(I)
    Figure 2006299266
    〔式中、Rは、1〜18個の炭素原子を有する、脂肪族炭素−炭素二重結合を含有しない、SiC結合した置換されていてよい1価の炭化水素基を表わし、
    は、RまたはRを表わし、
    は、RまたはRを表わし、この場合
    は、末端に脂肪族炭素−炭素二重結合を有する、1個の基当たり2〜8個の炭素原子を有するSiC結合した1価の炭化水素基を表わし、
    aは、0〜1000の整数であり、
    bは、0〜100の整数であり、
    cは、1〜100の整数であり、
    dは、0〜100の整数である〕で示されるトリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンを製造する方法において、
    (a)第1の工程で、
    一般式(II)
    Figure 2006299266
    〔式中、
    eは、b+cからの総和を表わし、1〜200、特に1〜60、有利に1〜16、特に有利に1〜4の整数であり、
    は、Rまたは水素原子を表わし、
    R、a、b、cおよびdは、上記にそれぞれ記載された意味を有する〕で示されるSiH基を有するオルガノポリシロキサン(A)を、周期律表の第VIII副族の金属およびその化合物の群から選択された触媒(B)の存在下および場合によっては助触媒(K)の存在下で水と反応させ、一般式(III)
    Figure 2006299266
    〔式中、
    は、RまたはHO基を表わし、
    R、a、b、cおよびdは、上記にそれぞれ記載された意味を有する〕で示されるSi−OHを有する中間生成物に変え、
    (b)第2の工程で、
    こうして得られたSiOH基を有する中間生成物を、SiOH基に対して反応性の基を有するシラン(D)と反応させることを特徴とする、一般式Iのトリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンの製造法。
  2. がアルケニル基Rであり、bおよびdがそれぞれ0である、請求項1記載の方法。
  3. 担体材料に結合した触媒(B)を使用する、請求項1または2記載の方法。
  4. 触媒(B)として、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウムおよびイリジウム、およびこれらの化合物からなる群から選択された触媒を使用する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 担体材料として、SiO、Al、粘土、活性炭および有機樹脂の群から選択された担体材料を使用する、請求項3または4記載の方法。
  6. 触媒(B)として活性炭に結合したパラジウムを使用する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. Si−H基を有するオルガノポリシロキサン(A)として、一般式(IV)または(V)
    Figure 2006299266
    〔式中、
    gは、40〜1000、特に80〜500、有利に100〜200であり、
    g′は、38〜1000、特に78〜500、有利に98〜200であり、
    hは、1〜6、特に2〜4であり、
    Rは、請求項1記載の意味を有する〕で示されるオルガノポリシロキサンを使用する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 助触媒(K)として有機酸および低分子量の珪素有機水素化物の群から選択された助触媒を使用する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 助触媒(K)として蟻酸、酢酸、蓚酸、クエン酸、アスコルビン酸、トリエチルシランおよびテトラメチルジシロキサンの群から選択された助触媒を使用する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. シラン(D)としてクロロシランおよびジシラザンの群から選択されたシランを使用する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. シラン(D)としてビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルエトキシシランおよびビニルジメチルジシラザンの群から選択されたシランを使用する、請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. トリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサンとして、一般式(I′)または(I′′)
    Figure 2006299266
    〔式中、R、Rは請求項1記載の意味を有し、
    gおよびg′は、請求項6記載の意味を有し、
    c′は、1〜6、特に2〜4である〕で示されるオルガノポリシロキサンを得ることができる、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
  13. 基Rがビニル基である、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 第1の処理工程および第2の処理工程を溶剤(E)または(G)の存在下で実施する、請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 第2の処理工程において反応を補助する助剤(F)を使用する、請求項1から14までのいずれか1項に記載の方法。
  16. 第2の処理工程においてシラン(D)としてクロロシランを使用する場合には、反応を補助する助剤(F)として有機アミンを使用する、請求項1から15までのいずれか1項に記載の方法。
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